JPH08318991A - 粉粒体貯蔵バンカ - Google Patents

粉粒体貯蔵バンカ

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JPH08318991A
JPH08318991A JP7123652A JP12365295A JPH08318991A JP H08318991 A JPH08318991 A JP H08318991A JP 7123652 A JP7123652 A JP 7123652A JP 12365295 A JP12365295 A JP 12365295A JP H08318991 A JPH08318991 A JP H08318991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granular material
discharge port
bunker
funnel
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP7123652A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukatsu Tomiyama
信勝 冨山
Mitsuo Tsukagoshi
三夫 塚越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP7123652A priority Critical patent/JPH08318991A/ja
Publication of JPH08318991A publication Critical patent/JPH08318991A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排出口の直上の粉粒体が固まるのを防止し、
排出口が閉塞されないようにする。 【構成】 上部を一定直径の筒状部1として形成し且つ
下部を下方に向かって直径が減少し下端に排出口3を有
する漏斗状部2として形成した粉粒体貯蔵バンカにおい
て、上向きに尖った断面形状を有する棒状体5を前記筒
状部1下部の直径方向に架設し、棒状体5の上方にある
粉粒体の荷重を棒状体5に負荷して排出口3の直上にあ
る粉粒体への荷重を減少させ、排出口3の直上で粉粒体
が固まらないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭、粉体、粒体等を
貯蔵する粉粒体貯蔵バンカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭、粉体、粒体等を貯蔵するために従
来から使用されている粉粒体貯蔵バンカの一例を図7の
縦断面図によって説明すると、上部には一定直径の筒状
部1が形成されており、該筒状部1の下部には、下方に
向かって直径が減少する漏斗状部2が連設されていて、
該漏斗状部2の下端には排出口3が設けられている。そ
して、この排出口3には図示しないダンパが取り付けて
あって、排出口3を開閉することができるようになって
いる。
【0003】筒状部1上部の開口4から石炭その他の粉
粒体が筒状部1及び漏斗状部2の中に供給されて貯蔵さ
れ、必要に応じて排出口3に取り付けてあるダンパを開
き、貯蔵されていた粉粒体を排出口3から所要量だけ排
出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の粉粒体貯蔵バンカにおいては、筒状部1及び
漏斗状部2の中に貯蔵されている粉粒体の重量は下方に
貯蔵されている粉粒体に負荷されることになり、排出口
3の直上の粉粒体が大きな荷重を受けて図中に二点鎖線
で示す如くアーチ状に固まり、排出口3が閉塞されて粉
粒体の排出ができなくなることがあるため、その改善が
望まれていた。
【0005】本発明はこのような要望にこたえ、排出口
の直上の粉粒体に大きな荷重が負荷されないようにして
粉粒体がアーチ状に固まるのを防止し、排出口が閉塞さ
れないようにした粉粒体貯蔵バンカを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、上部を一定直径の筒状部として形成し且つ下
部を下方に向かって直径が減少し下端に排出口を有する
漏斗状部として形成した粉粒体貯蔵バンカにおいて、上
向きに尖った断面形状を有する棒状体を前記筒状部下部
の直径方向に架設したことを特徴とする粉粒体貯蔵バン
カ、に係るものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
上部を一定直径の筒状部として形成し且つ下部を下方に
向かって直径が減少し下端に排出口を有する漏斗状部と
して形成した粉粒体貯蔵バンカにおいて、上向きに尖っ
た断面形状を有する錐状体を前記筒状部下部の中心位置
に配設したことを特徴とする粉粒体貯蔵バンカ、に係る
ものである。
【0008】更に、本発明の請求項3に記載の発明は、
漏斗状部下端の排出口直上に、上部を半径方向外側に張
り出し且つ下部を排出口に向かって直径が減少する漏斗
形状としたサブバンカを形成したことを特徴とする請求
項1又は2に記載の粉粒体貯蔵バンカ、に係るものであ
る。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明では、筒状部内
において棒状体の上方にある粉粒体の荷重が棒状体に負
荷されるようになり、排出口の直上にある粉粒体への荷
重が減少するため、排出口の直上で粉粒体が固まること
が少なくなる。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明では、筒状
部内において錐状体上方にある粉粒体の荷重が錐状体に
負荷されるようになり、排出口の直上にある粉粒体への
荷重が減少するため、排出口の直上で粉粒体が固まるこ
とが少なくなる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明では、漏斗
状部の下部からサブバンカに至った所で水平断面積が大
きくなって粉粒体の圧密度が減少すると共に、筒状部内
において棒状体または錐状体上方にある粉粒体の荷重
が、棒状体または錐状体に負荷されるようになり、排出
口の直上にある粉粒体への荷重が減少するため、排出口
の直上で粉粒体が固まることが少なくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0013】図1は本発明の請求項1に記載の発明の一
実施例を示す縦断面図、図2は図1の平面図であって、
請求項1の発明を施した粉粒体貯蔵バンカは従来と同様
に、上部には一定直径の筒状部1が形成されており、該
筒状部1の下部には、下方に向かって直径が減少する漏
斗状部2が連設されていて、該漏斗状部2の下端には排
出口3が設けられている。そしてこの排出口3には図示
しないダンパが取り付けてあって、排出口3を開閉する
ことができるようになっている。
【0014】この筒状部1の下部には、上向きに尖った
断面形状を有する棒状体5が、前記筒状部1の任意の直
径方向に架設されている。
【0015】前記棒状体5としては、図1に示すように
上部が尖った三角形状断面を有するもののほか、上部が
尖った多角形状断面のものを使用するようにしても良
い。
【0016】而して、筒状部1上部の開口4から石炭等
の粉粒体を筒状部1及び漏斗状部2の中に供給して貯蔵
すると、筒状部1に入れられている粉粒体のうち、棒状
体5の直上にある粉粒体の荷重は棒状体5が負担するよ
うになって、棒状体5より下方の粉粒体の圧密度が減少
し、排出口3の直上で粉粒体が固まることが少なくな
る。
【0017】尚、この棒状体5を下方に向かって直径が
減少して狭くなる漏斗状部2に架設すると、棒状体5自
体によって流路が狭められて粉粒体の排出に支障を与え
るようになるので、一定直径の筒状部1の下部に架設す
るようにし、更に棒状体5の断面形状を上向きに尖った
断面形状として粉粒体の排出に支障を与えないように配
慮してある。
【0018】次に、図3は本発明の請求項2に記載の発
明の一実施例を示す縦断面図、図4は図3の平面図であ
って、先に述べた図1及び図2の実施例と同様に請求項
2の発明を施した粉粒体貯蔵バンカも、上部には一定直
径の筒状部1が形成されており、該筒状部1の下部に
は、下方に向かって直径が減少する漏斗状部2が形成さ
れていて、漏斗状部2の下端には排出口3が設けられて
いる。そして、この排出口3には図示しないダンパが取
り付けてあって、排出口3を開閉することができるよう
になっている。
【0019】筒状部1下部の中心位置には、円錐、三角
錐、四角錐等の上部が尖った断面形状の錐状体6が、筒
状部1の下部内面に対して放射状に取り付けた支持杆7
によって支持されている。
【0020】前記支持杆7は、錐状体6を支持できる範
囲でなるべく細いものを使用し、しかも、その断面形状
は、三角形状等の上向きに尖った多角形状にするのが望
ましい。
【0021】而して、前記筒状部1上部の開口4から石
炭その他の粉粒体を筒状部1及び漏斗状部2の中に供給
して貯蔵すると、筒状部1に入れられている粉粒体のう
ち、錐状体6の直上にある粉粒体の荷重は錐状体6が負
担するようになって、錐状体6より下方の粉粒体の圧密
度が減少し、排出口3の直上で粉粒体が固まることが少
なくなる。
【0022】尚、この錐状体6が一定直径の筒状部1下
部の中心位置に支持されている理由は、先に述べた棒状
体5の場合と同様であり、錐状体6自体によって流路が
狭められないように配慮したからであり、更に錐状体6
の断面形状を上向きに尖った断面形状とした理由も粉粒
体の排出に支障を与えないように配慮したからである。
【0023】次に、図5は本発明の請求項3に記載の発
明の一実施例を示す縦断面図であって、図1及び図2に
示した実施例における粉粒体貯蔵バンカの漏斗状部2下
端の排出口3直上に、上部を半径方向外側に張り出し且
つ下部を排出口3に向かって直径が減少する漏斗形状と
したサブバンカ10を形成したものである。
【0024】この実施例では、筒状部1上部の開口4か
ら石炭等の粉粒体を供給すると、その粉粒体は、筒状部
1、漏斗状部2、サブバンカ10の中に貯蔵される。
【0025】サブバンカ10の上部の直径8は、漏斗状
部2の下部の直径9よりも大きくなっているので、漏斗
状部2の下部からサブバンカ10に至った所で水平断面
積が大きくなって粉粒体の圧密度が減少することになる
が、さらに筒状部1に入れられている粉粒体のうち、棒
状体5の直上にある粉粒体の荷重は棒状体5が負担する
ようになって、棒状体5直下の粉粒体の圧密度が減少
し、排出口3の直上で粉粒体が固まることが少なくな
る。
【0026】図6は請求項3の発明の他の実施例の縦断
面図であって、図3及び図4に示した実施例における粉
粒体貯蔵バンカの漏斗状部2下端の排出口3直上に、上
部を半径方向外側に張り出し且つ下部を排出口3に向か
って直径が減少する漏斗形状としたサブバンカ10を形
成したものである。
【0027】この実施例では、筒状部1上部の開口4か
ら石炭等の粉粒体を供給すると、その粉粒体は、筒状部
1、漏斗状部2、サブバンカ10の中に貯蔵される。
【0028】漏斗状部2の下部からサブバンカ10に至
った所で水平断面積が大きくなって粉粒体の圧密度が減
少することになるが、さらに筒状部1に入れられている
粉粒体のうち、錐状体6の直上にある粉粒体の荷重は錐
状体6が負担するようになって、錐状体6直下の粉粒体
の圧密度が減少し、排出口3の直上で粉粒体が固まるこ
とが少なくなる。
【0029】
【発明の効果】上記した本発明の粉粒体貯蔵バンカによ
れば、棒状体または錐状体によって、これらの上方にあ
る粉粒体の荷重が排出口の直上の粉粒体に負荷されない
ようにして粉粒体がアーチ状に固まるのを防止すること
ができるので、排出口が閉塞されないよう確実に保持す
ることができ、更に漏斗状部下端の排出口直上にサブバ
ンカを形成した構成を採用すれば、一層確実に排出口が
閉塞されないよう保持することができるという優れた効
果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に記載の発明の一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の請求項2に記載の発明の一実施例を示
す縦断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本発明の請求項3に記載の発明の一実施例を示
す縦断面図である。
【図6】本発明の請求項3に記載の発明の他の実施例を
示す縦断面図である。
【図7】従来の粉粒体貯蔵バンカの一例を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 筒状部 2 漏斗状部 3 排出口 5 棒状体 6 錐状体 8 直径 9 直径 10 サブバンカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部を一定直径の筒状部として形成し且
    つ下部を下方に向かって直径が減少し下端に排出口を有
    する漏斗状部として形成した粉粒体貯蔵バンカにおい
    て、上向きに尖った断面形状を有する棒状体を前記筒状
    部下部の直径方向に架設したことを特徴とする粉粒体貯
    蔵バンカ。
  2. 【請求項2】 上部を一定直径の筒状部として形成し且
    つ下部を下方に向かって直径が減少し下端に排出口を有
    する漏斗状部として形成した粉粒体貯蔵バンカにおい
    て、上向きに尖った断面形状を有する錐状体を前記筒状
    部下部の中心位置に配設したことを特徴とする粉粒体貯
    蔵バンカ。
  3. 【請求項3】 漏斗状部下端の排出口直上に、上部を半
    径方向外側に張り出し且つ下部を排出口に向かって直径
    が減少する漏斗形状としたサブバンカを形成したことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の粉粒体貯蔵バンカ。
JP7123652A 1995-05-23 1995-05-23 粉粒体貯蔵バンカ Pending JPH08318991A (ja)

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JP7123652A JPH08318991A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 粉粒体貯蔵バンカ

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JP (1) JPH08318991A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121023A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 株式会社キクテック 樹脂舗装用骨材散布機
JP2019137464A (ja) * 2018-02-08 2019-08-22 株式会社サタケ 自然流下式の貯留用容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015121023A (ja) * 2013-12-20 2015-07-02 株式会社キクテック 樹脂舗装用骨材散布機
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