JP2015121023A - 樹脂舗装用骨材散布機 - Google Patents

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Abstract


【課題】骨材が詰まることを抑制し骨材を均一に散布しやすくする樹脂舗装用骨材散布機を提供する。
【解決手段】骨材散布機10を、車台部20と、骨材を供給するホッパ40と、骨材を散布するホース60と、ホッパ40とホース60との間に配設されエア源と接続されるエジェクタ部材50と、を備える構成とする。ホース60の拡径部66dより散布口66c側の下流側の端部66bを、骨材が通過する断面が長孔をなす筒状に形成し、下流側の端部66bを、短手方向の幅が散布口66cに向かって次第に狭小となるように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、路面の滑り止め対策として行われるニート工法に用いられる樹脂舗装用骨材散布機に関する。
従来のニート工法に用いられる自走式ニート施工装置として特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、自走式ニート施工装置の車体には、骨材ホッパが搭載され、骨材ホッパの斜め下方には、骨材散布装置が配置され、骨材ホッパと骨材散布装置とを骨材供給ホースで連結していた。
この骨材散布装置は、骨材を収納可能な箱型の筐体を備え、筐体の上側には骨材入口が設けられ、筐体の下側は、下方に行くにしたがって狭小に形成され、筐体の下端部には骨材出口が設けられていた。骨材出口の下側には、骨材出口の幅と略同一の幅に形成された歯付ローラが配設され、歯付ローラと当接する弾性板状のゲートシューが配設されていた。そして、歯付ローラを回転させて、筐体内の骨材を掻き落としながらゲートシューを押し広げて、路面上に骨材を散布することとされていた。
特開2008−88627号公報
しかし、上記の自走式ニート施工装置では、骨材が、骨材ホッパから骨材散布装置まで骨材供給ホース内を自重で移動するうえ、骨材散布装置の筐体は、自重落下式で、下方に行くにしたがって狭小に形成されているので、骨材供給ホースや骨材散布装置の筐体の骨材出口付近で、表面が粗く形成された骨材どうしが互いの摩擦力で詰まってしまい、骨材が均一に散布できないおそれがあった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、骨材が詰まることを抑制し骨材を均一に散布しやすくする樹脂舗装用骨材散布機を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、舗装面上に塗布されたバインダに、粒状体の骨材を散布する樹脂舗装用骨材散布機であって、骨材を供給するホッパと、骨材を散布するホースと、ホッパとホースとの間に配設されエア源と接続されるエジェクタ部材と、を備え、エジェクタ部材は、エア源から供給される圧縮空気とホッパから供給される骨材とが合流可能に形成され、エア源から圧縮空気が供給されたときに、骨材と圧縮空気とが混合した状態でホースから散布される。
これによれば、ホッパとホースとの間にエジェクタ部材を配設して、エア源から供給される圧縮空気とホッパから供給される骨材とを合流可能に形成して、骨材と圧縮空気とを混合し、空気の流れで送ることで骨材が詰まることを抑制し、骨材を均一に散布しやすくすることができる。
また、ホースの、少なくとも骨材が散布される散布口の近傍に、ホースの他の部分より内側断面積が大きく形成された拡径部を設ける構成とすれば、圧縮空気の圧力を低下させ、骨材の散布作業をしやすくすることができる。
また、ホースの拡径部より下流側の散布口側の端部を、骨材が通過する断面が長孔又は楕円をなす筒状に形成し、端部を、短手方向の幅が散布口に向かって次第に狭小となるように形成すれば、骨材が散布口に集められ骨材が拡散するのを防止できるので、骨材を均一に散布することに寄与する。
また、ホッパの出口側に、骨材が出口で詰まらないように案内するガイド部材を配設すれば、エジェクタ部材の手前で骨材が詰まることを抑制し、骨材を均一に散布することに寄与する。
また、ホッパの下部が、出口側に向かって次第に狭小となる略角錐筒形状に形成され、下部の隣接する側壁どうしの連設部分には、骨材が滞留しないように形成された滞留抑制部が設けられ、滞留抑制部は、断面が、隣接する側壁どうしの角度より大きい角度をなすように屈曲され又は湾曲された溝状に形成されていることが望ましい。
これによれば、滞留抑制部により骨材が滞留しないようにできるため、下部の隣接する側壁どうしの連設部分において、骨材が詰まることを抑制することができる。
本発明における一実施形態の樹脂舗装用骨材散布機の左側面図である。 同実施形態の平面図である。 同実施形態の正面図である。 図3の(a)はIVa−IVa線矢視断面図であり、(b)はIVb−IVb線矢視断面図であり、(c)は滞留抑制部を湾曲された溝状に形成したときのIVb−IVb線矢視断面図である。 ガイド部材の分解斜視図である。 ガイド部材を下からみた斜視図である。 ホースの散布口側の部分拡大図である。 ホースの(a)は先端部の背面図、(b)は先端部の底面図である。 エジェクタ部材の(a)は部分断面左側面図、(b)は平面図である。
本発明における樹脂舗装用骨材散布機の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、各図面に記載される矢印の、Fを前、Bを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、とする。
樹脂舗装用骨材散布機(以下、「骨材散布機」という。)10は、図1〜3に示すように、車台部20と、骨材を供給するホッパ40と、骨材を散布するホース60(図2、3では省略している)と、ホッパ40とホース60との間に配設されエア源と接続されるエジェクタ部材50と、を備えている。
車台部20は、上下方向に沿って延びる四本の縦枠21と、矩形枠状に形成され各縦枠21の上端部と連結される上枠22と、後方が開口したコの字状に形成され各縦枠21の下端部と連結された下枠23と、キャスタ28と、を備えている。
下枠23には、下枠23の中央前寄りに左右方向に沿って配置され下枠23の左右の端部どうしを連結する前補助枠24と、下枠23の後端部寄りに左右方向に沿って配置され下枠23の左右の端部どうしを連結する後補助枠25と、L字状に形成され下枠23の右前端部と前補助枠24の右端部近傍の部分とを連結する右車輪枠26と、L字状に形成され下枠23の左前端部と前補助枠24の左端部近傍の部分とを連結する左車輪枠27と、が配設されている。
後側のキャスタ28、28は、下枠23と後補助枠25の左右の端部付近において、下枠23と後補助枠25間に架け渡されるようにそれぞれ取り付けられている。
前側のキャスタ28、28は、下枠23の右前部と右車輪枠26との間、下枠23の左前部と左車輪枠27との間、に架け渡されるようにそれぞれ取り付けられている。
ハンドル29は、略U字状に形成され、自由端側において、上枠22の右後部分と、上枠22の左後部分と、に左右方向を軸として回動可能に取り付けられている。右後ろと、左後ろに位置する縦枠21に取り付けられたブラケット30、30を介して、ハンドル29とブラケット30、30とに挿通する図示しない挿通孔を設けてボールロックピン31、31で固定可能とされている。
吊り下げ柱32は、スライドパイプ33と、柱本体34と、取付板35と、受け板36と、を有している。
スライドパイプ33は、円筒状に形成され、上枠22の下側に設けられた右前と左前に位置する縦枠21を連結する横枠37と、前側に位置する上枠22を連結するように配置されている。柱本体34は、円筒状かつL字状に屈曲して形成され、スライドパイプ33に挿通されている。取付板35は、平板状で断面コの字状に形成され、柱本体34の前端側に取り付けられている。受け板36は、エルボを軸線方向に沿って半分割した形状に形成され、取付板35にホース60を受け止め可能に取り付けられている。
スライドパイプ33と柱本体34には、それぞれ複数の挿通孔が配設され、挿通孔どうしを合わせ、ロックピン等で位置決め可能とされている。
ホッパ40は、上側に位置する角筒部41と、角筒部41に連接されて角筒部41の下側に位置する角錐筒部42と、を有している。
角筒部41は、上方から骨材を投入可能な角筒状に形成され平面視における四隅の角部分において、縦枠21に支持されている。
角錐筒部42は、下端部に骨材が排出される出口42aを有し、下側(出口42a側)に向かって次第に狭小となる略角錐筒形状に形成されている。角錐筒部42は、四つの略三角形状の側壁42bを有し、隣接する側壁42bどうしの連設部分には、骨材が滞留しないように形成された滞留抑制部43が設けられている。
滞留抑制部43は、本実施形態では、図4(b)に示すように、断面が、隣接する側壁42bどうしの角度θ1より大きい角度θ2をなすように屈曲されて形成されている。滞留抑制部43は、下方に向かって次第に幅が広がるように形成されている。
角錐筒部42の出口42aの上方近傍には、図4、5に示すように、取付ステー44が、配設されている。取付ステー44は、十字形状に形成され、交差部分から上方に延びる取付ボルト44aを有し、四か所ある滞留抑制部43において支持されている。
角錐筒部42の出口42aの上方近傍には、骨材が出口42aで詰まらないように案内するガイド部材45が配設されている。
ガイド部材45は、本実施形態では、下方が開放した略円錐筒形状に形成されている。ガイド部材45の開口端側には、取付ボルト44aと螺合可能なナット45aが配設されている。ナット45aは、四本の支持ステー45bを介してガイド部材45の開口中央に取り付けられている。ガイド部材45は、角錐筒部42の出口42aの上側に配置され、角錐筒部42の出口42a上方にある骨材が、ガイド部材45の外表面に沿ってガイドされ、角錐筒部42の出口42aの外側に迂回してから、角錐筒部42の出口42aに向かうこととされている。
エジェクタ部材50は、図9(a)、(b)に示すように、略円筒状に形成され、サクションパイプ51と、サクションノズル52と、Oリング53と、デリバリーパイプ54と、ボディ55と、セットワッシャ56と、を有している。
サクションパイプ51は、略円筒状に形成され、上端部51aにおいて、角錐筒部42の出口42aと連結されている。
サクションノズル52は、最大外径がサクションパイプ51の外径と略同一の段付き円筒状に形成され、中央付近の段差部分に外周面から内周面に貫通し、圧縮空気が流通可能な通気孔52a(見やすくするため実線で記載してある)が八ヵ所形成されている。サクションノズル52の上下の端部には、Oリング53、53がそれぞれ嵌められ、上端部がサクションノズル52と連接して配置されている。
デリバリーパイプ54は、外径がサクションパイプ51の外径と略同一の略円筒状に形成され、上端部において、サクションノズル52と連接して配置され、下端部54aにおいて、ベント管58と接続されている。
ボディ55は、内径がサクションパイプ51の外形と略同一の略円筒状に形成され、ボディ55の軸線方向に直交する方向に貫通する段付き孔55aを有し、サクションパイプ51の下端部、サクションノズル52、デリバリーパイプ54の上端部を外側から覆うように嵌め込まれている。ボディ55の上下の端部には、円環平板状のセットワッシャ56が配され、ボルト57を介してボディ55に取り付けられている。ボディ55の段付き孔55aには、図示しないエア源から供給される圧縮空気を取り入れられ、後述する圧縮空気流通路Yと連通する空気取入部材59が設けられている。
エジェクタ部材50は、本実施形態では、株式会社オオサワ、屋号オオサワ&カンパニー、ワンダーガン、ジャンボタイプが用いられ、材質を骨材の流通に耐えられる、アルミニウム、ステンレス、鉄等としている。
サクションパイプ51、サクションノズル52、デリバリーパイプ54の内側が、骨材が流通可能な骨材流通路Xとされ、ボディ55に形成された段付き孔55aと、ボディ55とサクションノズル52との間に形成された隙間とで、圧縮空気が流通する圧縮空気流通路Yとされている。
サクションノズル52の通気孔52aを介して、骨材流通路Xと圧縮空気流通路Yとが合流するように形成され、図示しないエア源から供給される圧縮空気とホッパ40から供給される骨材とが合流可能に形成されている。
エジェクタ部材50は、デリバリーパイプ54の下端部54aにおいて、鉄製のエルボ形状のベント管58を介してホース60と連結されている。
エア源から圧縮空気が供給されたときに、骨材と圧縮空気とが混合した状態でホース60から散布可能とされている。
ホース60は、図1、7、8に示すように、基部61と、中間部62と、スライド部63と、先端部66と、を有している。
基部61は、PVC製のホースが用いられ、ベント管58と連結されている。基部61は、前補助枠24に取り付けられた補助ステー38に取付ベルト等を用いて、動きが規制されるように取り付けられている。
中間部62は、基部61より外径の小さいPVC製のホースが用いられ、基部61の内側に嵌め込まれている。
スライド部63は、塩化ビニル製のパイプが用いられ、内径が異なる内パイプ64と、外パイプ65からなる。内パイプ64は、後端部において中間部62の内側に嵌め込まれている。外パイプ65は、内パイプ64より外径が大きく形成され、内径が内パイプ64の外径と略同一に形成され、内パイプ64の外側に嵌め込まれている。
先端部66は、塩化ビニル製でエルボ形状の部材が用いられ、上流側の端部66aが、外パイプ65の外径より内径が大きく形成され、外パイプ65の外側に嵌め込まれ、下流側の端部66bに骨材が散布される散布口66cを有している。
先端部66の外パイプ65が嵌められる上流側の端部66a側は、内側断面積が、ホース60の他の部分より内側断面積が大きく形成された拡径部66dとされている。
先端部66の拡径部66dより散布口66c側の下流側の端部66bが、骨材が通過する断面が長孔をなす筒状に形成され、下流側の端部66bが、短手方向(図1の状態において左右方向)の幅が散布口66cに向かって次第に狭小となるように形成されている。
上記構成の骨材散布機10の使用態様及び作用機能を説明する。
ホッパ40内に骨材を貯留し、エジェクタ部材50とエア源としてのコンプレッサとを接続し、吊り下げ柱32の受け板36でホース60の中間部62を受け止めておく。なお、散布する骨材の大きさは0.15〜3.3mmで、単位容積重量は1.2g/mである。
ホース60を作業者が手で持ち、コンプレッサからの圧縮空気を1〜1.5m/分の出力でエジェクタ部材50に流入させる。圧縮空気が流入すると骨材流通路Xが負圧状態となり、骨材が骨材流通路Xと圧縮空気流通路Yとの合流部分に向かって吸い込まれる。骨材は圧縮空気と混合した状態でホース60の散布口66cから散布される。
このとき、ホース60の他の部分より内側断面積が大きく形成された拡径部66dにより、圧縮空気の圧力を低下させるとともに、短手方向の幅が散布口66cに向かって次第に狭小となるように形成された下流側の端部66bにより、骨材が散布口66cに集められ骨材が拡散するのを防止し、骨材を均一に散布でき、骨材の余分な散布分の回収量を低減させることになる。
また、ホッパ40の出口42aの上側に、ガイド部材45を配置しているので、角錐筒部42の出口42a上方にある骨材が、ガイド部材45の外表面に沿ってガイドされ、角錐筒部42の出口42aの外側に迂回してから、角錐筒部42の出口42aに向かうので、骨材が自重とその摩擦で骨材が出口42aに集中して詰まることを抑制する。
さらに、隣接する側壁42bどうしの角度θ1より大きい角度θ2をなすように屈曲された滞留抑制部43により、隣接する側壁42bどうしが連接する部分が狭まることを回避できるので、骨材の粒間の隙間が埋まることを抑制する。
上記構成の骨材散布機10は、舗装面上に塗布されたバインダに、粒状体の骨材を散布する樹脂舗装用骨材散布機であって、骨材を供給するホッパ40と、骨材を散布するホース60と、ホッパ40とホース60との間に配設されエア源と接続されるエジェクタ部材50と、を備え、エジェクタ部材50は、エア源から供給される圧縮空気とホッパ40から供給される骨材とが合流可能に形成され、エア源から圧縮空気が供給されたときに、骨材と圧縮空気とが混合した状態でホース60から散布される。
これによれば、ホッパ40とホース60との間にエジェクタ部材50を配設して、エア源から供給される圧縮空気とホッパ40から供給される骨材とが合流可能に形成して、骨材と圧縮空気とを混合し、空気の流れで送ることで骨材が詰まることを抑制し、骨材を均一に散布しやすくすることができる。
また、ホース60の、骨材が散布される散布口66cの近傍に、ホース60の他の部分より内側断面積が大きく形成された拡径部66dを設ける構成としているので、圧縮空気の圧力を低下させ、骨材の散布作業をしやすくすることができる。
また、ホース60の拡径部66dより散布口66c側の下流側の端部66bを、骨材が通過する断面が長孔をなす筒状に形成し、下流側の端部66bを、短手方向の幅が散布口66cに向かって次第に狭小となるように形成しているので、骨材が散布口66cに集められ骨材が拡散するのを防止でき、骨材を均一に散布することに寄与する。
また、ホッパ40の出口42a側に、骨材が出口42aで詰まらないように案内するガイド部材45を配設しているので、エジェクタ部材50の手前で骨材が詰まることを抑制し、骨材を均一に散布することに寄与する。
また、ホッパ40の下部が、出口側に向かって次第に狭小となる略角錐筒形状に形成され、下部の隣接する側壁42bどうしの連設部分には、骨材が滞留しないように形成された滞留抑制部43が設けられ、滞留抑制部43は、断面が、隣接する側壁42bどうしの角度θ1より大きい角度θ2をなすように屈曲されて形成されている。
これによれば、滞留抑制部43により骨材が滞留しないようにできるため、下部の隣接する側壁42bどうしの連設部分において、骨材が詰まることを抑制することができる。
本発明の骨材散布機10は当該構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
例えば、滞留抑制部43は、骨材が滞留しないようにできるのであれば、例えば、図4の(c)に示すように、断面が、隣接する側壁42bどうしを直接連接させたときの仮想線からはみ出さないように湾曲された溝状、例えば円弧状に形成したり、面取りした形状にしたりすることも可能である。
また、ガイド部材45は、骨材が出口42aで詰まらないように案内できるのであれば、略角錐形状、円柱状、角柱状 円錐台状、角錐台状等に形成することも可能である。
10 樹脂舗装用骨材散布機
40 ホッパ
42 角錐筒部
42a 出口
42b 側壁
43 滞留抑制部
45 ガイド部材
50 エジェクタ部材
60 ホース
66 先端部
66a 上流側の端部
66b 下流側の端部
66c 散布口
66d 拡径部

Claims (5)

  1. 舗装面上に塗布されたバインダに、粒状体の骨材を散布する樹脂舗装用骨材散布機であって、
    前記骨材を供給するホッパと、前記骨材を散布するホースと、前記ホッパと前記ホースとの間に配設されエア源と接続されるエジェクタ部材と、を備え、
    前記エジェクタ部材は、前記エア源から供給される圧縮空気と前記ホッパから供給される前記骨材とが合流可能に形成され、
    前記エア源から前記圧縮空気が供給されたときに、前記骨材と前記圧縮空気とが混合した状態で前記ホースから散布されることを特徴とする樹脂舗装用骨材散布機。
  2. 前記ホースの、少なくとも前記骨材が散布される散布口の近傍には、前記ホースの他の部分より内側断面積が大きく形成された拡径部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の樹脂舗装用骨材散布機。
  3. 前記ホースの前記拡径部より下流側の前記散布口側の端部が、前記骨材が通過する断面が長孔又は楕円をなす筒状に形成され、前記端部は、短手方向の幅が前記散布口に向かって次第に狭小となるように形成されていることを特徴とする請求項2記載の樹脂舗装用骨材散布機。
  4. 前記ホッパの出口側には、前記骨材が出口で詰まらないように案内するガイド部材が配設されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の樹脂舗装用骨材散布機。
  5. 前記ホッパの下部が、出口側に向かって次第に狭小となる略角錐筒形状に形成され、前記下部の隣接する側壁どうしの連設部分には、前記骨材が滞留しないように形成された滞留抑制部が設けられ、
    前記滞留抑制部は、断面が、隣接する前記側壁どうしの角度より大きい角度をなすように屈曲され又は湾曲された溝状に形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の樹脂舗装用骨材散布機。
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