JP6747608B2 - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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Description

この発明は、ヒートポンプ給湯機に関するものである。
ヒートポンプ給湯機は、貯湯タンクの水と室外機を流れる冷媒との間で熱交換させて給湯するものである。室外機では、圧縮機に液冷媒が流入した場合に故障するため、圧縮機に流入する冷媒を気相状態に保つ必要がある。従来のヒートポンプ給湯機では、室外機の内部に、圧縮機から減圧装置へ流入する高圧冷媒と減圧装置から圧縮機へ流入する低圧冷媒との間で熱交換する内部熱交換器を備えていた(例えば、特許文献1)。内部熱交換器では高温の高圧冷媒から低温の低圧冷媒へ熱が移動して低圧冷媒が温められることで低圧冷媒が気液2相状態になることが抑制され、圧縮機に液冷媒が流入することを抑制できる。
特開2008−261557号公報
しかしながら、従来のヒートポンプ給湯機では高圧冷媒から低圧冷媒へ熱を与えるものの、高圧冷媒から低圧冷媒へ与えられる熱量が少なく、低圧冷媒が気液2相状態になることを抑制できないという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、低圧冷媒が気液2相状態になること抑制することを目的とする。
本発明のヒートポンプ給湯機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を減圧する減圧装置と、前記冷媒がそれぞれ流れる第1高圧熱交換流路および低圧熱交換流路、並びに水が流れる第1水流路が形成された第1熱交換部とを備え、前記圧縮機、前記第1高圧熱交換流路、前記減圧装置、前記低圧熱交換流路の順に前記冷媒が循環する冷媒回路が形成され、前記第1熱交換部は、前記第1高圧熱交換流路を流れる冷媒と前記低圧熱交換流路を流れる冷媒がそれぞれ前記第1水流路を流れる水と熱交換し、冷媒が流れる第2高圧熱交換流路および水が流れる第2水流路が形成され、第2高圧熱交換流路を流れる冷媒が第2水流路を流れる水と熱交換する第2熱交換部を備え、第1水流路、第2水流路の順に水が流れる水回路が形成されたものである。
本発明に係る空気調和機によれば、高圧冷媒、低圧冷媒および水との間で熱交換させるため、高圧冷媒および水から低圧冷媒へ熱が与えられて低圧冷媒が気液2相状態になることを抑制できる。
実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機の概略構成を示す概略構成図 実施の形態1における室外機の外観を示す斜視図 実施の形態1における室外機の内部構造を示す概略構成図 実施の形態1における水冷媒熱交換器の一部を拡大した構成図 実施の形態1における水冷媒熱交換器の一部を拡大した構成図
実施の形態1.
以下、本発明のヒートポンプ給湯室外機について説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機100の概略構成を示す概略構成図である。ヒートポンプ給湯機100は、貯湯装置10および室外機30を備える。貯湯装置10および室外機30には水回路20が設けられ、貯湯装置10と室外機30とは水回路20の一部を形成するバイパス流路23a、23bを介して接続される。
まず、貯湯装置10の構成を説明する。
貯湯装置10は、貯湯タンク11、水ポンプ12、混合弁13、水回路20を形成する水流路21、22a、22b、22c、25および温度センサ14を備える。貯湯タンク11の上方には給湯口11a、11dが設けられ、下方には流入口11b及び流出口11cが設けられる。貯湯タンク11の上方とは、貯湯タンク11のうち加熱された水が流入する側である。また、貯湯タンク11の下方とは、貯湯タンク11のうち低温の市水が流入する側である。
水ポンプ12は流出口11cと接続する。また混合弁13は給湯口11aと接続する。
水流路としては、給水流路21、給湯機水流路22a、22b、22cおよび給湯流路25を備える。水流路は銅等の金属配管で構成され、内部に水が封入される。
給水流路21は、一方が外部に連結し、他方が2つの流路に分岐する。分岐した給水流路21のうち1つは流入口11bと接続し、他の1つは混合弁13と接続する。給湯機水流路22aは、流出口11cとバイパス流路23aを接続する。給湯機水流路22aには水ポンプ12が設けられる。給湯機水流路22bは、一方がバイパス流路23bと接続し、他方が給湯口11aと接続する。給湯機水流路22cは、一方が給湯口11dと接続し、他方が混合弁13と接続する。給湯流路25は、一方が混合弁13と接続し、他方が外部に連結する。
温度センサ14は、貯湯タンク11の外側面に設けられる。なお、温度センサ14は貯湯タンク11に1つ設けても良いし、貯湯タンク11の上方と下方に複数設けても良い。複数の温度センサ14を設けることにより、貯湯タンク11の温度分布を検出することができる。
次に、室外機30の構成を説明する。
室外機30は、圧縮機31、水熱交換器32、膨張弁33、空気熱交換器34、送風機35、制御装置36、冷媒回路40を形成する冷媒流路および水回路20の一部を構成する室外機水流路24を備える。このうち、圧縮機31、水熱交換器32、膨張弁33及び空気熱交換器34が順番に冷媒流路で連結されることにより冷媒回路40が構成される。膨張弁33としては、例えば開度を調節可能な電磁膨張弁などが用いられる。送風機35は、プロペラファンで構成され、空気熱交換器34に対向して配置される。
制御装置36は、例えば基板等のハードウェア又は集積回路で構成されて室外機30の内部に設けられる。制御装置36は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はマイクロコンピュータといった離散システムを備える。
冷媒流路としては、高圧冷媒流路41および44、並びに低圧冷媒流路45、46および48を備える。冷媒流路は銅等の金属配管で構成され、内部に冷媒が封入される。
高圧冷媒流路41は圧縮機31の流出側と水熱交換器32を接続する。高圧冷媒流路44は水熱交換器32と膨張弁33の流入側を接続する。低圧冷媒流路45は膨張弁33の流出側と空気熱交換器34の流入側を接続する。低圧冷媒流路46は空気熱交換器34の流出側と水熱交換器32を接続する。低圧冷媒流路48は水熱交換器32と圧縮機31の流入側を接続する。
室外機30は、水回路20の一部として室外機水流路24を備える。室外機水流路24の流入側はバイパス流路23aと接続し、室外機水流路24の流出側はバイパス流路23bと接続する。以上のように、貯湯装置10の水流路と室外機水流路24をバイパス流路23aおよび23bで接続することで、水回路20が構成される。
次に、図2に基づいて室外機30の外観を説明する。図2は室外機30の前面の外観を示す斜視図である。室外機30の筐体は、板金で形成されたトップパネル50、フロントパネル51、バックパネル52、側面パネル53、ベース部54およびサービスパネル55により箱形に形成される。トップパネル50は筐体の上面部、フロントパネル51は前面部、バックパネル52は後面部、側面パネル53はフロントパネル51及びバックパネル52を接続する側面部、ベース部54は底面部を構成する。サービスパネル55は側面パネル53に着脱可能に取り付けられる。以上のような筐体の内部には、冷媒回路40および送風機35が収納される。
次に、図3に基づいて室外機30の内部構成を説明する。図3は室外機30の内部構造を示す概略構成図である。
室外機30の内部にはベース部54から垂直に仕切り板60が設けられる。仕切り板60により内部には機械室61と送風機室62が形成される。機械室61には圧縮機31、図示しない膨張弁33および制御装置36が設けられる。圧縮機31および膨張弁33は機械室61のベース部54側に設けられる。一方、制御装置36は機械室61のトップパネル50側に設けられる。冷媒回路40を構成する機械部品と制御装置36を異なる位置に設けることにより、振動による制御装置36の故障や、制御装置36の水濡れを抑制することができる。制御装置36は外部電源等と接続する外部配線が接続されており、これらの外部配線はサービスパネル55により覆われる。
送風機室62には、送風機35、空気熱交換器34および水熱交換器32が設けられる。空気熱交換器34はバックパネル52と対向する面および側面パネル53と対向する面を有するL字状であり、ベース部54に対して垂直に設けられる。また、送風機35は空気熱交換器34とフロントパネル51との間に設けられる。送風機室62のベース部54側には断熱材に囲まれた直方体の水熱交換器収納部63が設けられる。この水熱交換器収納部63の内部には水熱交換器32が収納される。
次に、図1に基づいて貯湯運転における貯湯装置10の動作を説明する。貯湯運転とは、貯湯タンク11内の水を冷媒と熱交換させて水の温度を上昇させる運転である。
ヒートポンプ給湯機100を駆動させると、給水流路21を通って低温の市水が外部から流入口11bを通り貯湯タンク11へ流入する。貯湯タンク11は、外部から流入する水または水熱交換器32で加熱された水を貯湯する。また、ヒートポンプ給湯機100を駆動させると、制御装置36は水ポンプ12を駆動する。貯湯タンク11内の水は流出口11cから給湯機水流路22aを通って水ポンプ12に流入する。水ポンプ12は、水回路20を流れる水を循環させる。水ポンプ12から流出した水はバイパス流路23aを介して室外機水流路24へ流れる。そして水は、水熱交換器32の後述する低温水流路24bおよび高温水流路24aから構成される室外機水流路24を通り冷媒回路40を流れる冷媒と熱交換することにより温められる。温められた水はその後、バイパス流路23bおよび給湯機水流路22bを通り、貯湯タンク11に流入して貯湯される。
以上のように水回路20では、貯湯タンク11、給湯機水流路22a、バイパス流路23a、室外機水流路24、バイパス流路23b、給湯機水流路22bの順に水が流れる。貯湯運転では、温度センサ14が検出した水の温度が制御装置36に予め設定された温度となるまで、水回路20内の水および冷媒回路40内の冷媒を循環させる。貯湯運転をすることで貯湯タンク11に貯湯される水の温度が上昇する。
次に、図1に基づいて貯湯運転における室外機30の動作を説明する。ヒートポンプ給湯機100を駆動させると制御装置36は、圧縮機31、膨張弁33、送風機35を駆動する。制御装置36は、使用者からの操作、外部からの操作指令または貯湯装置10の温度センサ14の検出結果等に基づいて圧縮機31の回転数、膨張弁33の開度、水ポンプ12の回転数および送風機35の回転数等を制御する。なお、圧縮機31の回転数、膨張弁33の開度、水ポンプ12の回転数および送風機35の回転数は設定された水の温度、外気温度、運転時間等の使用条件に応じて変更される。
圧縮機31は気体状態の低圧冷媒を圧縮して高温の高圧冷媒とし、高圧冷媒を流出することで冷媒回路40内の冷媒を循環する。制御装置36は水の温度や沸き上げ時間に応じて圧縮機31の回転数を決定し、ヒートポンプ給湯機100の沸き上げ能力を変更する。圧縮機31から流出した高圧冷媒は高圧冷媒流路41を経て水熱交換器32へ流入する。高圧冷媒は水熱交換器32内部の高温部32aおよび低温部32bで水と熱交換した後、高圧冷媒流路44を経て膨張弁33へ流入する。膨張弁33は、高圧冷媒を減圧して低圧冷媒とする。減圧された冷媒は、低圧冷媒流路45を通り、空気熱交換器34で空気と熱交換する。このとき制御装置36は送風機35を所定の回転数で回転させるため、低圧冷媒と空気との熱交換効率を高めることができる。その後、低圧冷媒は低圧冷媒流路46を経て再び水熱交換器32へ流入し、低温部32bで水および高圧冷媒と熱交換する。そして低圧冷媒流路48を経て圧縮機31へ流入する。
次に、図1に基づいて給湯運転における貯湯装置10の動作を説明する。給湯運転とは、貯湯タンク11内の水を外部へ供給する運転である。給湯運転の指示を受けると、貯湯タンク11に貯湯された水は給湯口11dから給湯機水流路22cを介して混合弁13へ流入する。また、制御装置36は、給水流路21から混合弁13へ市水を流入させる。混合弁13は、給湯機水流路22cを流れる高温水と給水流路21を流れる低温水を任意の比率で混合し、給湯流路25へ流れる水の流量を調整する。このため制御装置36は、設定された給湯温度および貯湯タンク11から流出する水の温度に基づいて混合弁13の開度を制御する。混合弁13の開度を制御することによって、貯湯タンク11からの水量および市水の水量が決定され、給湯する水の温度が調節される。貯湯タンク11からの水量が多く市水の水量が少ない程、つまり、給湯機水流路22c側の開度が大きく給水流路21側の開度が小さい程、供給される水の温度が高くなる。混合弁13から流出した水は給湯流路25を経て外部へ供給される。
なお、給湯運転では室外機30は停止する。
次に、水熱交換器32の詳細な構成を説明する。水熱交換器32は、圧縮機31に接続される高温部32a(第2熱交換部)と、膨張弁33に接続される低温部32b(第1熱交換部)を備える。
まず、高温部32aの構成を説明する。図4は水熱交換器32の高温部32aを示す構成図である。高温部32aは、高温水流路24a(第2水流路)および高圧冷媒が流れる高温熱交換流路42(第2高圧熱交換流路)を備える。高温水流路24aは、室外機水流路24のうちバイパス流路23bに接続する流路である。高温熱交換流路42は高圧冷媒流路41とジョイント49aで接続される。1本の高圧冷媒流路41はジョイント49aを介して4本の高温熱交換流路42に分岐する。4本の高温熱交換流路42は直線状の高温水流路24aの外周面に熱的に接続されるよう、ろう付けされる。高温熱交換流路42と高温水流路24aとは冷媒と水との間で熱交換されれば良く、ろう付け以外で高温熱交換流路42と高温水流路24aを熱的に接続しても良い。また、高温水流路24aの外周面には螺旋状に図示しない凹部が形成される。高温熱交換流路42は、圧縮機31の流出側から膨張弁33の流入側へ向かう方向に高温水流路24aの凹部に沿って螺旋状に巻きつけられる。このとき、高温熱交換流路42は互いに接触することなく隙間を開けて巻きつけられる。螺旋状に巻きつけられた4本の高温熱交換流路42は、ジョイント49bを介して1本の低温熱交換流路43に結合する。4本の高温熱交換流路42が高温水流路24aに接続する部分が高温部32aである。
次に、低温部32bの構成を説明する。図5は水熱交換器32の低温部32bを示す構成図である。低温部32bは、低温水流路24b(第1水流路)、高圧冷媒が流れる低温熱交換流路43(第1高圧熱交換流路)および低圧冷媒が流れる低圧熱交換流路47を備える。低温水流路24bは、室外機水流路24のうちバイパス流路23aに接続する流路である。ジョイント49bで変換された1本の低温熱交換流路43は、低温水流路24bに螺旋状に巻きつけられる。また、1本の低圧冷媒流路46がジョイント49cを介して3本の低圧熱交換流路47に分岐して、3本の低圧熱交換流路47は低温水流路24bに螺旋状に巻きつけられる。低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47は高温部32aと同様に、圧縮機31の流出側から膨張弁33の流入側へ向かう方向に低温水流路24bの凹部に沿って螺旋状に巻きつけられる。このとき、低温熱交換流路43と複数の低圧熱交換流路47は互いに接触することなく隙間を開けて巻きつけられる。つまり、低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47は並列して、それぞれ低温水流路24bに設けられる。
螺旋状に巻きつけられた3本の低圧熱交換流路47は、ジョイント49dを介して1本の低圧冷媒流路48に結合する。低温熱交換流路43は低温水流路24bから離れて高圧冷媒流路44に接続される。1本の低温熱交換流路43および3本の低圧熱交換流路47が低温水流路24bに接続する部分が低温部32bである。
水熱交換器32の高温部32aに設けられた高温熱交換流路42の本数と、低温部32bに設けられた低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47の本数の和は、それぞれ4本で同一である。また、高温水流路24aおよび低温水流路24bの径方向の断面形状は同一である。
次に、図4および図5に基づいて水熱交換器32における冷媒の流れと水熱交換器32の詳細な動作を説明する。高圧冷媒の流れ方向を黒色の矢印、低圧冷媒の流れ方向を白抜きの矢印、水の流れ方向を細線の矢印で示す。
高圧冷媒は、高圧冷媒流路41を通るとジョイント49aで分岐して、4本の高温熱交換流路42へ流入する。ここで、ジョイント49aで4本の高温熱交換流路42に分岐することにより、高圧冷媒は水熱交換器32の高温部32aへ流入する。高温部32aへ流入した高圧冷媒は、高温熱交換流路42に沿って高温水流路24aの外周を螺旋状に流れる。このとき高圧冷媒は高温水流路24aを流れる水と熱交換する。
その後、高圧冷媒はジョイント49bで合流して1本の低温熱交換流路43へ流入する。ここで、ジョイント49bで1本の低温熱交換流路43に結合することにより、高圧冷媒は高温部32aから低温部32bへ流入する。低温部32bへ流入した高圧冷媒は、低温熱交換流路43に沿って低温水流路24bの外周を螺旋状に流れる。このとき高圧冷媒は高温水流路24aを流れる水および低圧熱交換流路47を流れる低圧冷媒と熱交換する。
以上のように高温部32aおよび低温部32bを通り水熱交換器32から流出した高圧冷媒は、高圧冷媒流路44を通り膨張弁33へ流入する。
膨張弁33は流入した高圧冷媒を減圧して気液2相状態の低温の低圧冷媒とし、低圧冷媒を流出する。膨張弁33から流出した低温冷媒は低圧冷媒流路45を介して空気熱交換器34へ流入する。さらに、低圧冷媒は空気熱交換器34を通ると低圧冷媒流路46へ流入する。
低圧冷媒は、低圧冷媒流路46を通るとジョイント49cで3本の低圧熱交換流路47に分岐する。分岐した低圧冷媒は低圧冷媒流路46から低温部32bへ流入する。低圧冷媒は、低圧熱交換流路47に沿って室外機水流路23の外周を螺旋状に流れるとジョイント49dで合流する。合流した低圧冷媒は低温部32bから1本の低圧冷媒流路48へ流出する。さらに、低圧冷媒流路48を流れる低圧冷媒は圧縮機31へ流入して、再び冷媒回路40を循環する。
以上のように冷媒回路40では、圧縮機31、高温熱交換流路42、低温熱交換流路43、膨張弁33、空気熱交換器34、低圧熱交換流路47の順に冷媒が循環する。
以上のようなヒートポンプ給湯機100の貯湯運転における作用を説明する。
まず、低圧冷媒の温度が水温よりも低い場合に水回路20を流れる水の作用を説明する。貯湯タンク11から流出した低温の水は、水熱交換器32の低温部32bに流入すると、低温熱交換流路43を流れる高圧冷媒および低圧熱交換流路47を流れる低圧冷媒と熱交換する。高圧冷媒よりも温度が低いため、水は高圧冷媒から熱が与えられて温度が上昇する。
低温部32bで温度が上昇した水は、水熱交換器32の高温部32aに流入して高温熱交換流路42を流れる高圧冷媒と熱交換する。高温部32aは低温部32bよりも圧縮機31の流出側に設けられるため、高温部32aを流れる高圧冷媒は低温部32bを流れる高圧冷媒よりも温度が高い。このため、高温部32aでは低温部32bよりも多くの熱が水に与えられて、水温が上昇する。高温部32aでは低温部32bよりも水温の上昇率が大きく、高温部32aで湯水が生成される。
以上のように、水熱交換器32において水は低温部32bから高温部32aへ流れるとともに温度が高くなる。一方、高圧冷媒は、高温部32aから低温部32bへ流れるとともに温度が低くなる。つまり、水熱交換器32で水と高圧冷媒とは循環する方向が逆である。また、水熱交換器32における水の温度分布は高圧冷媒の温度分布に対応しており、圧縮機31に近い水熱交換器32の上流部分を流れる程、水および高圧冷媒の温度が高い。
次に、冷媒回路40を流れる冷媒の作用を説明する。冷媒は圧縮機31で圧縮され高温の高圧冷媒となる。高圧冷媒は水熱交換器32の高温部32aへ流入すると、高温水流路24aを流れる水と熱交換する。高圧冷媒は水よりも温度が高いため、水へ熱を与えて温度が低下する。高圧冷媒は高温部32aから低温部32bへ流れるに従い水へ熱を与えるため、エンタルピーおよび温度が低下する。
高圧冷媒は、水熱交換器32の低温部32bに流入して低温水流路24bを流れる水および低圧熱交換流路47を流れる低圧冷媒と熱交換する。高圧冷媒は水および低圧冷媒よりも温度が高いため、水および低圧冷媒へ熱を与えて温度が低下する。ここで、低温熱交換流路43と低圧熱交換流路47は直接接続されていないため、高圧冷媒からの熱は水または配管を介して低圧冷媒へ与えられる。このように、高圧冷媒は低温部32bから膨張弁33へ流れるに従い水および低圧冷媒へ熱を与えるため、エンタルピーおよび温度が低下する。
膨張弁33へ流入した高圧冷媒は減圧されて温度が低下することで、気液2相状態で乾き度が高い低温の低圧冷媒となる。低圧冷媒は空気熱交換器34へ流入すると、空気と熱交換する。低圧冷媒は空気よりも温度が低いため、空気から熱が与えられて温度が上昇する。また、低圧冷媒は熱が与えられることによりエンタルピーおよび冷媒の乾き度が上昇する。
低圧冷媒は、低温部32bに流入して低温水流路24bを流れる水および低温熱交換流路43を流れる高圧冷媒と熱交換する。低圧冷媒は高圧冷媒および水よりも温度が低いため、高圧冷媒および水から熱が与えられて温度が上昇する。特に、貯湯運転を継続して貯湯タンク11内の水温が高くなる程、水から低圧冷媒へ与えられる熱量が増加する。低圧冷媒は、高圧冷媒および水から熱が与えられると、エンタルピーおよび温度が上昇して気液2相状態から気体状態へ変化する。
次に、低圧冷媒の温度が水温よりも高い場合に水回路20を流れる水の作用を説明する。これは例えば、低温の市水が流入した場合等である。低温部32bを流れる水は高圧冷媒および低圧冷媒よりも温度が低いため、両者から熱が与えられて温度が上昇する。低温部32bで温度が上昇した水は、高温部32aに流入して高温熱交換流路42を流れる高圧冷媒から熱が与えられて温度が上昇する。
また、冷媒回路40を流れる冷媒の作用を説明する。低圧冷媒は低温部32bに流入すると高圧冷媒よりも温度が低いため、高圧冷媒から熱が与えられて温度が上昇する。低温部32bは水熱交換器32内部に設けられるため、高温部32aから低温部32bへ高圧冷媒が流入するまでに外部へ放熱される熱量は少ない。このため、低温部32bでは従来の内部熱交換器よりも多くの熱量が高圧冷媒から低圧冷媒へ与えられる。そして低圧冷媒は、エンタルピーおよび温度が上昇する。一方、低圧冷媒は水よりも温度が高いため、水へ熱を与える。低圧冷媒は、水へ与える熱量よりも高圧冷媒から与えられる熱量が多いため、低圧冷媒の温度が上昇して気液2相状態から気体状態へ変化する。
以上のように、低圧冷媒は、低温部32bの空気熱交換器34側から圧縮機31側へ流れるとともに温度が高くなる。一方、高圧冷媒は、高温部32aから低温部32bへ流れるとともに温度が低くなる。つまり、低圧冷媒と高圧冷媒とは循環する方向が逆方向である。また、水熱交換器32における高圧冷媒の温度分布は低圧冷媒の温度分布に対応しており、圧縮機31に近い水熱交換器32の上流部分を流れる程、高圧冷媒および低圧冷媒の温度が高い。また、水は低温部32bから高温部32aへ流れるとともに温度が高くなる。つまり、低圧冷媒と水とは循環する方向が同じである。また、水熱交換器32における水の温度分布は低圧冷媒の温度分布に対応しており、圧縮機31に近い水熱交換器32の上流部分を流れる程、水および低圧冷媒の温度が高い。
以上のような実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機100によれば、高圧冷媒、低圧冷媒および水との間で熱交換する水熱交換器32の低温部32bを備えるため、低圧冷媒は高圧冷媒または水から熱が与えられて、気液2相状態になることが抑制される。
また、低温部32bでは、高圧冷媒、低圧冷媒および水は圧縮機31に近い低温部32bの上流部分を流れる程、水および低圧冷媒の温度が高い。低圧冷媒は温度が高くなる程、温度が高い高圧冷媒および水から熱が与えられる。このため、低圧冷媒は低温部32bを流れる間に与えられる熱量が減少せず、熱交換効率の低下が抑制される。
また、低圧冷媒は低温部32bで熱量が与えられるため、圧縮機31へ流入する冷媒の温度が上昇する。圧縮機31は、流入する冷媒の温度が高い程、高圧冷媒へ圧縮する圧縮率が低いため回転数を抑制することができる。このため、圧縮機31の駆動に必要な電力の消費や、圧縮機31が故障することを抑制できる。
また、低温部32bで高圧冷媒または低圧冷媒から水へ熱が与えられるため、水は高温部32aだけでなく低温部32bでも温度を上昇させることができる。これにより、低温部32bを備えない場合に比べて、冷媒から水へ多くの熱量を与えることができる。
また、低圧冷媒は気液2相状態になることが抑制されるため、圧縮機31へ液体状態の低圧冷媒が流入することが抑制される。これにより、圧縮機31が故障して異常に冷媒を昇圧することが抑制できる。したがって、圧縮機31の故障による騒音や振動を抑制できる。また、ヒートポンプ給湯機100が故障することを抑制できるため、ヒートポンプ給湯機100の部品を交換するための材料費用および組立費用の発生を抑制できる。
また、低温部32bは、水熱交換器32の内部に設けられるため、低温部32bを備えない構成に対して低圧熱交換流路47を追加すればよく、冷媒回路40の全長長さや構造を大幅に変更しなくても良い。従来のヒートポンプ給湯機では、室外機30の内部に高圧冷媒と低圧冷媒との間で熱交換する内部熱交換器を備える。内部熱交換器は、水熱交換器32から膨張弁33までの冷媒流路および、空気熱交換器34から圧縮機31までの冷媒流路を延長して接合することで水熱交換器32とは別体で設けられる。このため、冷媒回路40の全長を長くするための冷媒流路が必要になり材料費用が高くなる。また、内部熱交換器を水熱交換器32と別体で設けるため室外機30の筐体を大きくする必要がある。また内部熱交換器には、低圧冷媒流路内に高圧冷媒流路を設けるものがあるが、組立が複雑なため組立費用が高くなる。これに対して本発明のヒートポンプ給湯機100は、水熱交換器32の内部に低温部32bを設けるため、従来に比べて低温熱交換流路43の長さを延長すること、および、室外機30の筐体を大きくすることを抑制できる。このため、材料費用または組立費用の増加を抑制できる。
また、低温部32bにおいて低圧熱交換流路47は3本であるのに対して低温熱交換流路43は1本であり、低圧熱交換流路47の本数が多い。配管N本で構成される流路の断面積は、配管1本当たりの断面積SとするとN×Sである。つまり、低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47を構成する配管の断面積Sが同じである場合、低圧熱交換流路47の断面積は低温熱交換流路43の断面積より大きい。低圧冷媒は高圧冷媒に対して密度が小さく同じ断面積を流れる場合に圧力損失が増加するが、低圧熱交換流路47の断面積を大きくすることで圧力損失の増加を抑制して、冷媒の循環効率が低下することを抑制できる。また、圧力損失の増加を抑制することで圧縮機31の回転数が増加することを抑制できる。
また、水熱交換器32で低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47は室外機水流路24に螺旋状に巻きつけられるため、水回路20に設置される冷媒回路40が長くなり水と冷媒との間で熱交換する熱量を増加することができる。これにより、ヒートポンプ給湯機100の沸き上げ効率を向上できる。
また、高温部32aには複数の高温熱交換流路42が高温水流路24aに設けられるため、1本の高温熱交換流路42を設ける場合よりも水回路20に接触する冷媒回路40の表面積が大きくなる。表面積が大きくなることで単位時間当たりの熱交換量が増加するため、高圧冷媒と水は短い時間で同じ熱量を熱交換することができる。または、表面積が大きくなることで流路の単位長さ当たりの熱交換量が増加するため、高圧冷媒と水は短い長さで同じ熱量を熱交換できる。これにより、ヒートポンプ給湯機100の沸き上げ効率を向上できる。
また、低温部32bには複数の低圧熱交換流路47が低温水流路24bに設けられるため、1本の低圧熱交換流路47を接続する場合よりも水回路20に接触する冷媒回路40の表面積が大きくなる。低圧冷媒と水は単位時間または単位長さ当たりの熱交換量が増加するため、短い時間または長さで同じ熱量を熱交換できる。これにより、ヒートポンプ給湯機100の沸き上げ効率を向上できる。
また、高温部32aの高温熱交換流路42の本数と、低温部32bの低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47を合せた本数は同じであるため、室外機水流路24の外周面の形状を変更することなく水熱交換器32を組み立てることができる。これにより、高温部32aと低温部32bとを同じ生産ラインで製造することができるため、組立費用の増加を抑制することができる。
また、高温水流路24aおよび低温水流路24bの径方向の断面形状を同一に形成するため、高温部32aと低温部32bを容易に接続することができる。このため、断面形状が異なる場合に比べて、接続のための材料が不要になり材料費費用および組立費用の増加を抑制することができる。
なお、高温部32aの高温熱交換流路42は互いに接触することなく隙間を開けて巻きつけられるものとしたが、高温熱交換流路42同士を直接熱的に接続しても良い。これにより、高温熱交換流路42の間から放熱されることが抑制されるため、高圧冷媒から水へ与えられる熱量を増加させることができる。
また、低温部32bでは低温熱交換流路43と低圧熱交換流路47を互いに接触することなく隙間を開けて巻きつけられるものとしたが、低温熱交換流路43と低圧熱交換流路47を直接熱的に接続しても良い。これにより、高圧冷媒と低圧冷媒との間で水を介さずに熱交換することができる。高圧冷媒から低圧冷媒へ与えられる熱量が増加するため、低圧冷媒が気液2相状態になることを抑制できる。
また、低温熱交換流路43および低圧熱交換流路47は螺旋状に巻きつけるものとしたが、低温熱交換流路43を流れる冷媒と低圧熱交換流路47を流れる冷媒がそれぞれ室外機水流路24を流れる水と熱交換できれば良く直線や波状でもよい。また、高温水流路24aおよび低温水流路24bは直線状としたがこれに限らず曲線でも良い。
また、高温部32aは4本の低温熱交換流路43を備える構成としたが、これに限らず、少なくとも1本の低温熱交換流路43を備えれば良い。
また、低温部32bは1本の低温熱交換流路43および3本の低圧熱交換流路47を備える構成としたが、低圧熱交換流路47の断面積が低温熱交換流路43の断面積より大きければよく、少なくとも1本の低温熱交換流路43と低圧熱交換流路47を備えれば良い。
本発明に係るヒートポンプ給湯機は、家庭用、業務用等のヒートポンプ給湯機として広く利用することができる。
10 貯湯装置、11 貯湯タンク、11a、11d 給湯口、11b 流入口、11c 流出口、12 水ポンプ、13 混合弁、14 温度センサ、20 水回路、21 給水流路、22a、22b、22c 給湯機水流路、23a、23b バイパス流路、24 室外機水流路、24a 高温水流路、24b 低温水流路、25 給湯流路、30 室外機、31 圧縮機、32 水熱交換器、32a 高温部、32b 低温部、33 膨張弁、34 空気熱交換器、35 送風機、36 制御装置、40 冷媒回路、41、44 高圧冷媒流路、42 高温熱交換流路、43 低温熱交換流路、45、46、48 低圧冷媒流路、47 低圧熱交換流路、50 トップパネル、51 フロントパネル、52 バックパネル、53 側面パネル、54 ベース部、55 サービスパネル、60 仕切り板、61 機械室、62 送風機室、63 水熱交換器収納部、100 ヒートポンプ給湯機

Claims (12)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    前記冷媒を減圧する減圧装置と、
    前記冷媒がそれぞれ流れる第1高圧熱交換流路および低圧熱交換流路、並びに水が流れる第1水流路が形成された第1熱交換部とを備え、
    前記圧縮機、前記第1高圧熱交換流路、前記減圧装置、前記低圧熱交換流路の順に前記冷媒が循環する冷媒回路が形成され、
    前記第1熱交換部は、前記第1高圧熱交換流路を流れる冷媒と前記低圧熱交換流路を流れる冷媒がそれぞれ前記第1水流路を流れる水と熱交換し、
    冷媒が流れる第2高圧熱交換流路および水が流れる第2水流路が形成され、前記第2高圧熱交換流路を流れる冷媒が前記第2水流路を流れる水と熱交換する第2熱交換部を備え、
    前記第1水流路、前記第2水流路の順に水が流れる水回路が形成されたことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
  2. 前記第1熱交換部は、前記第1高圧熱交換流路を流れる冷媒が前記低圧熱交換流路を流れる冷媒と熱交換することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 前記減圧装置で減圧された冷媒が空気と熱交換する空気熱交換器を備え、
    前記冷媒回路は、前記圧縮機、前記第1高圧熱交換流路、前記減圧装置、前記空気熱交換器、前記低圧熱交換流路の順に冷媒が循環することを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 前記低圧熱交換流路の断面積は、前記第1高圧熱交換流路の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  5. 前記第1熱交換部は、複数の前記低圧熱交換流路を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  6. 前記第1熱交換部は、複数の前記第1高圧熱交換流路を備えることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  7. 前記低圧熱交換流路の本数は、前記第1高圧熱交換流路の本数よりも少ないことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  8. 前記第1高圧熱交換流路および前記低圧熱交換流路は、前記第1水流路の外周面に沿って螺旋状に設けられることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  9. 前記冷媒回路は、前記圧縮機、前記第2高圧熱交換流路、前記第1高圧熱交換流路、前記減圧装置、前記低圧熱交換流路の順に冷媒が循環することを特徴とする請求項1から8の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  10. 前記第2熱交換部は、複数の前記第2高圧熱交換流路を備えることを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  11. 前記低圧熱交換流路および前記第1高圧熱交換流路の本数の和は前記第2高圧熱交換流路の本数と同一であることを特徴とする請求項から10の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  12. 前記第1水流路を流れる水を貯湯する貯タンクを備える請求項1から11の何れか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
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