JP6746949B2 - ハンドルロック機構、ハンドルロック装置および移動体 - Google Patents

ハンドルロック機構、ハンドルロック装置および移動体 Download PDF

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Description

本発明は、ハンドルにて走行方向を切り換える移動体に搭載可能なハンドルロック機構、ハンドルロック装置、および移動体に関する。
自転車などのハンドルは駐車中に自然に回転する場合があり、特に前輪上に取り付けられた荷籠に荷物が入っているとその重みで簡単に回転し、自転車などが転倒してしまうという問題がある。そのため、従来からハンドルの回転を制限するハンドルロック装置が知られている。
例えば、特許文献1には、自転車のフロントフォークの上部に二股状のストッパ片を上下に搖動可能に取り付け、該ストッパ片でメインフレームを挟むことでハンドルをロックするハンドルロック装置が記載されている。
また、特許文献2には、スライド可能に設けられたハンドル固定部材を、第1バネ部材の付勢に反して自転車のステアリングコラムパイプに取り付けられた受部材に押し込んで嵌め込むことでハンドルをロックするハンドロック装置が記載されている。
一方、従来から、自動二輪などにおいては、盗難防止のために、ハンドルを回転させた状態でしかキーが抜けない構成となっている。
特開2009−214807号公報(2009年9月24日公開) 特開2000−233783号公報(2000年8月29日公開)
自転車に限定されるものではないが、ハンドルにて走行方向を切り換える移動体においては、自動二輪などに採用されているように、ハンドルを回転させた状態でロックして駐輪しておくことで、盗難され難い構成となる。そのため、ハンドルロック装置は、転倒の抑制だけでなく、盗難防止のための錠としても機能させることができる。
しかしながら、前記特許文献1,2に記載されているハンドルロック装置の構成では、ハンドルロック装置自体が自転車などの移動体に露出して設けられており、ストッパ片やハンドル固定部材を操作することで、ユーザーに限らず誰でも解除することができる。そのため、従来の転倒抑制のためのハンドルロック装置をそのまま盗難防止のための錠として利用することはできない。
なお、ハンドルロック装置に、ロック状態を維持するための錠を別途設け、この錠の鍵を所持するユーザー以外は、ロックを解除できない構成とすることも考えられる。しかしながら、ハンドルロック装置が露出しているため、破壊などの強硬な手法が用いられた場合には、比較的容易にロックが解除されてしまう。
本願発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハンドルにて走行方向を切り換える移動体において利用でき、破壊などの強硬な手法によるロック解除が行い難いハンドルロック機構、ハンドルロック装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のハンドルロック機構は、ハンドルにて走行方向を切り換える移動体に搭載されるハンドルロック機構であって、前記ハンドルと一体に回転する軸に形成された孔あるいは凹部からなる係合部と、先端部が前記係合部に係合して前記ハンドルをロックするロックピンと、ロック時、前記先端部が前記係合部に係合するよう前記ロックピンを移動させ、ロック解除時、前記先端部が前記係合部から抜脱するよう前記ロックピンを移動させるロックピン駆動機構と、を備え、前記係合部、前記ロックピン、および前記ロックピン駆動機構は、前記移動体の外装部品の内部に収容され、前記移動体の外部から視認できないように取り付けられることを特徴としている。
上記構成によれば、ロック時、ロックピン駆動機構がロックピンを移動させその先端部を、ハンドルと一体に回転する軸に形成された孔あるいは凹部からなる係合部に係合させる。これにより、ハンドルの回転が規制されてハンドルがロックされる。ロック解除時は、ロックピン駆動機構がロックピンを移動させその先端部を係合部から抜脱させる。これにより、ハンドルの規制が解除され、回転可能となる。
しかも、上記構成によれば、係合部、ロックピン、およびロックピン駆動機構は、移動体の外装部品の内部に収容され、移動体の外部から視認できないように取り付けられるので、ハンドルロック機構を破壊するなどの強硬な手法を用いてのロック解除が行い難い。また、ロック時のハンドルを、移動体を真っ直ぐに進めることが困難な程度に切っておくことで、盗難防止のための錠としても利用することができる。
本発明のハンドルロック機構は、さらに、前記ロックピン駆動機構は、前記ロックピンを電動で移動させる構成とすることもできる。
機械的な構成のみを採用して、ロックピンおよびロックピン駆動機構を係合部と共に移動体の外装部品の内部に収容して移動体の外部から視認できないように取り付けるには、複雑な設計が必要となる。しかしながら、上記構成にように、電動でロックピンを移動させる構成とすることで、本発明の移動体の外部から視認できないハンドルロック機構を容易に実現することが可能となる。
本発明のハンドルロック機構は、さらに、前記ロックピン駆動機構は、前記ロックピンが挿通され、前記ロックピンの先端部側の外周を軸方向に移動可能に支持し、前端部から前記ロックピンの先端部が出没し、かつ、後端部に前記軸方向に沿って形成された凹部を有する前側支持体と、前記ロックピンが挿通され、前記ロックピンの先端部よりも後方の外周を軸方向に移動可能に支持し、前端部側から前記前側支持体に形成された前記凹部に係入され、前記凹部の内側を摺動する後側支持体と、ロック時、前記後側支持体に当接して当該後側支持体を前記ロックピンの先端部が突出する方向である前方へ押し出し、ロック解除時、前記後側支持体を押し出す前の定位置に戻る押し出し部と、前記前側支持体と前記後側支持体との間に配され、前記押し出し部にて前記後側支持体が前方に押し出されると圧縮する第1バネと、前記第1バネが圧縮しきる位置に前記後側支持体が移動するまでの間、前記ロックピンを前記後側支持体に掛止して前記後側支持体と一体に移動させる掛止部と、前記ロックピンと前記後側支持体との間に配され、前記掛止部による掛止が解除された状態で、前記ロックピンが前記後側支持体の後方へと移動すると圧縮する第2バネと、を有する構成とすることもできる。
上記構成によれば、ロックピンが、前側支持体と後側支持体とに挿通され、軸方向に移動可能に支持されている。ロックピンの先端部は、先端部側を支持する前側支持体の前端部から出没する。前側支持体よりも後ろでロックピンを支持する後側支持体は、その前端部から前側支持体に形成された凹部に係入され、凹部の内側を摺動するよう構成されている。ロック時、後側支持体は押し出し部にてロックピンの先端部が突出する方向である前方へ押し出される。
前側支持体と後側支持体との間には第1バネが配されており、後側支持体が前方に押し出されることでこの第1バネが圧縮される。ロック解除時、押し出し部が後側支持体を押し出す前の定位置に戻ると、後側支持体も第1バネの復元力で元の位置へと戻る。
ロックピンは、第1バネが圧縮しきる位置に後側支持体が移動するまでの間は、掛止部によって後側支持体に掛止される。これにより、ロックピンは後側支持体と一体に移動し、先端部が前側支持体より突出する。また、後側支持体が元の位置へ戻ったときには、後側支持体と共にロックピンも元の位置に戻る。
さらに、ロックピンと後側支持体との間には第2バネが配されており、掛止部による掛止が解除された状態で、ロックピンの先端部が前側支持体より十分に突出できない場合には、第2バネが圧縮して、ロックピンを後側支持体の後方へと逃がす。これにより、押し出し部が後側支持体を押し出したときに、ロックピンの先端部と係合部との位置が合わなかったとしても、その後、ロックピンの先端部と係合部との位置が有ったときに、第2バネの復元力で先端部を突出させて係合部に係合させることができる。
このように、上記構成によれば、押し出し部による押し出し動作と定位置へと戻る動作にてロックピンを直接移動させるのではなく、間に第1バネおよび第2バネを介在させている。これにより、ハンドルの向きやハンドルの掛かる力によって、ロックやロック解除が不完全な状態となっても、押し出し部の動作自体は完結しているので、たとえ押し出し部の動作がモータによるものであったとしても、モータに不要な負荷が掛かることを回避できる。
本発明のハンドルロック装置は、本発明のハンドルロック機構におけるロックピンおよびロックピン駆動機構を備えた、移動体のハンドルロック装置であって、前記ロックピンによる前記ハンドルのロック状態を、前記ロックピンの位置に基づいて検出するロック状態検出部と、前記ロック状態検出部にて検出されたハンドルのロック状態を外部に通知する処理を行う通知処理部と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、ロック状態検出部が、前記ロックピンによるハンドルのロック状態を検出し、通知処理部が、検出されたハンドルのロック状態を外部に通知する。上述したように、本発明のハンドルロック機構では、ハンドルがロックされているか否かを移動体の外部から視認することはできないため、ロック状態を確認するには、ハンドルを実際に動かしてみるなどの操作が必要となる。そこで、このように、ロック状態が外部に通知されることで、ハンドルを実際に動かしてみるような操作を行うことなく、スマートにロック状態を確認することができる。
なお、通知処理部としては、外部に情報を通信し、外部の機器を介してロック状態を通知するものであっても、装置内部に音発生器などを備え、装置内部から音を発生して外部に通知するものであってもよい。
本発明のハンドルロック装置は、さらに、本発明のハンドルロック機構におけるロックピンおよびロックピン駆動機構を備えた、移動体のハンドルロック装置であって、前記ロックピンによる前記ハンドルのロック状態を、前記ロックピンの位置に基づいて検出するロック状態検出部と、前記ロック状態検出部にて検出されたハンドルのロック状態を外部に通知する処理を行う通知処理部と、を備え、前記ロック状態検出部は、前記押し出し部の位置を検出する押し出し部位置検出部と、前記ロックピンの位置を検出するロックピン位置検出部と、備え、前記押し出し部位置検出部および前記ロックピン位置検出部の各検出結果に基づいて、前記押し出し部が前記後側支持体を押し出し切った位置であり、かつ、前記ロックピンが、前記係合部に先端部が係合する位置に未到達の位置である場合に、ロックが不完全な状態であることを検出し、前記押し出し部が前記後側支持体を押し出す前の定位置であり、かつ、前記ロックピンが、前記係合部に先端部が係合する位置にある場合に、ロックの解除が不完全な状態であることを検出する、構成とすることもできる。
上記構成によれば、ロックピン駆動機構が、前側支持体や後側支持体を有する前述の構成において、ロックが不完全な状態であること、ロックの解除が不完全な状態であること、を簡単に検出することができる。
本発明は、本発明のハンドルロック機構、あるいは本発明のハンドルロック装置を備えた移動体も、発明の範疇としている。
本発明は、ハンドルにて走行方向を切り換える移動体において利用でき、破壊などの強硬な手法によるロック解除が行い難いハンドルロック機構、ハンドルロック装置の提供を可能にするといった効果を奏する。
本実施の形態に係る、ハンドルロック装置が搭載された移動体である自転車の概観を示す図であり、(a)は横から見た図、(b)は真上から見た図、(c)は(a)において円で示すフロント部分の拡大図である。 上記ハンドルロック装置の外観図である。 上記ハンドルロック装置の分解斜視図である。 図2の破線で示す面で切断した上記ハンドルロック装置の矢視断面図である。 前カバーおよび後カバーを外した状態の、上記ハンドルロック装置の下面図である。 上記ハンドルロック装置におけるロックピンユニットの分解斜視図である。 上記ハンドルロック装置における駆動ユニットの分解斜視図である。 上記ハンドルロック装置における制御ユニットの分解斜視図である。 上記ハンドルロック装置の出没部が上記自転車のステアリングコラムに形成された係合孔に係合して、上記自転車のハンドルのロック状態を示す一部切欠側面図である。 上記ステアリングコラムに形成された係合孔と、上記ハンドルとの位置関係を示す図である。 上記ハンドルロック装置によるハンドルのロック解除状態を示す説明図である。 上記ハンドルロック装置によるハンドルのロック状態を示す説明図である。 上記ハンドルロック装置によるハンドルのロック不完全状態を示す説明図である。 上記ハンドルロック装置によるハンドルのロック解除不完全状態を示す説明図である。 上記ハンドルロック装置の機能ブロック図である。 上記ハンドルロック装置における、ロック指示を受けてロック解除状態(図11の状態)からロック状態(図12の状態)へと移行する時の、モータの駆動信号、前および後の各スライダ位置センサの出力信号、前および後の各ロックピン位置センサの出力信号、およびユーザーインターフェイスの表示内容を示すタイミングチャートである。 上記ハンドルロック装置における、ロック指示を受けてロック解除状態(図11の状態)からロック不完全状態(図13の状態)を経てロック状態(図12の状態)へと移行する時の、モータの駆動信号、前および後の各スライダ位置センサの出力信号、前および後の各ロックピン位置センサの出力信号、およびユーザーインターフェイスの表示内容を示すタイミングチャートである。 上記ハンドルロック装置における、ロック解除指示を受けてロック状態(図12の状態)からロック解除状態(図11の状態)へと移行する時の、モータの駆動信号、前および後の各スライダ位置センサの出力信号、前および後の各ロックピン位置センサの出力信号、およびユーザーインターフェイスの表示内容を示すタイミングチャートである。 上記ハンドルロック装置における、ロック解除指示を受けてロック状態(図12の状態)からロック解除不完全状態(図14の状態)を経てロック解除状態(図11の状態)へと移行する時の、モータの駆動信号、前および後の各スライダ位置センサの出力信号、前および後の各ロックピン位置センサの出力信号、およびユーザーインターフェイスの表示内容を示すタイミングチャートである。 上記自転車に搭載されたユーザーインターフェイスによるハンドルロック装置の動作状態をユーザーに通知する表示例の図である。 上記ユーザーインターフェイスによるハンドルロック装置のエラーをユーザーに通知する表示例の図である。
本発明のハンドルロック機構およびハンドルロック装置の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(自転車1の構成)
図1は、本実施の形態に係る、ハンドルロック装置20が搭載された移動体である自転車1の概観を示す図であり、(a)は横から見た図、(b)は真上から見た図、(c)は(a)において円で示すフロント部分の拡大図である。
図1の(a)(b)に示すように、自転車1は、フレーム2に、前輪3や、後輪4、ハンドル5、サドル6、ペダル7、ハンドルステム10、フロントフォーク11などが組み付けられた構成である。
ハンドルロック装置20は、フレーム2の内部に収容されており、外からは視認できない構成となっている。また、ハンドル5の中央部分には、自転車1とユーザーとを繋ぐユーザーインターフェイス8が設けられている。ここでは、ユーザーインターフェイス8は例えばタッチパネル式で、指示入力が可能であり、また、自転車1からユーザーへ通知する各種の情報も表示できる。
フレーム2は、ヘッドチューブや、トップチューブ、ダウンチューブ、シートチューブなどの複数の部分から構成されている。このうち、ヘッドチューブ12は、図1の(c)に示すように、前輪3の上方に位置し、その内部に、フロントフォーク11の軸部11aが挿入されている。フロントフォーク11は、前輪3の軸を支持しながら転舵させるものである。フロントフォーク11の軸部11aは、ステアリングコラムと称され、該ステアリングコラム11aから二手に分かれてブレード11bが前輪3へと延びている。
フロントフォーク11の上端(ステアリングコラム11aの上端)には、フロントフォーク11とハンドル5の中央とを繋ぐハンドルステム10が取り付けられている。これにより、ハンドル5とフロントフォーク11とが一体に動き、ハンドル5の回転を前輪3へと伝えることができる。
また、ヘッドチューブ12には、トップチューブ13およびダウンチューブ14が接続されている。本実施の形態においては、下方に位置するダウンチューブ14の径がトップチューブ13よりも太く形成されており、該ダウンチューブ14の内部にハンドルロック装置20が収容されている。そして、特に図示してはいないが、ダウンチューブ14には、ハンドルロック装置20を着脱させるための扉などが形成されている。該扉は、鍵を所持するユーザー以外の者がハンドルロック装置20にアクセスできないように常時施錠される構成である。
ハンドルロック装置20は、ロックピンと該ロックピンを移動させるロックピン駆動機構とを有し、ロックピンの先端部をハンドル5と一体に回転するステアリングコラム(軸)11aに形成された係合孔(係合部)に係合させてハンドル5の回転を規制して、ハンドル5をロックするものである。上述したように、ハンドルロック装置20は、ダウンチューブ14の内部に収容されており、ステアリングコラム11aに形成された係合孔を含めて、自転車1の外部から視認できないように取り付けられる。
(ハンドルロック装置20の概略構成)
図2は、ハンドルロック装置20の外観図である。図2に示すように、ハンドルロック装置20は、直方体状の外観を有し、その長手方向にある一側面における中心より下方にロックピンユニット30が設けられている。ロックピンユニット30には、ハンドルロック装置20の長手方向を軸方向とするロックピン31が収容されており、該ロックピン31の先端部31aが突出することでハンドル5をロックし、該先端部31aが没入することでロックが解除される。以下、ロックピン31の先端部31aを、ピン先端部31aと称する。図2は、ピン先端部31aが突出していない状態である。なお、説明の便宜上、以下においては、ハンドルロック装置20におけるピン先端部31aが突出する側をハンドルロック装置20の正面側(前面側)として説明する。
図3は、ハンドルロック装置20の分解斜視図である。図3に示すように、ハンドルロック装置20は、ロックピンユニット30、駆動ユニット40、制御ユニット60、前カバー70、後カバー71などにて構成されている。
ロックピンユニット30は、ロックピン31を軸方向に移動可能に支持しており、駆動ユニット40における後述するスライダ42の移動に伴ってロックピン31を移動させ、ピン先端部31aをアダプタ32の32bから突出させたり、没入させたりするものである。
駆動ユニット40は、上述したように、スライダ42を移動させるものであり、板状ケース48に、スライダ42の他、モータ51や、ネジ軸46などが搭載されている。ロックピンユニット30におけるロックピン31以外の部材と駆動ユニット40とで、ロックピン駆動機構が構成されている。
制御ユニット60は、ハンドルロック装置20の外部と通信し、ロックあるいはロック解除を命じる信号を受信すると、駆動ユニット40におけるスライダ42の移動を制御するものである。また、制御ユニット60は、スライダ42およびロックピン31それぞれの位置を検出し、検出した位置の情報に基づいて、当該ハンドルロック装置20における動作状態を判断し、判断結果をハンドルロック装置20の外部に送信するものである。制御ユニット60にて、ロック状態検出部および通知処理部が構成されている。
前カバー70および後カバー71は、1面が開放された箱型の部材であり、前カバー70がハンドルロック装置20の前半分を覆い、後カバー71がハンドルロック装置20の後半分を覆う。
駆動ユニット40と制御ユニット60とはネジなどで一体化されるようになっており、該一体化されたものに、前カバー70と後カバー71とが板状ケース48を挟み込むように組み付けられ、両側からネジなどで固定される。
また、前カバー70には、前面にロックピンユニット30を外部から挿入するための開口70aが形成されている。ロックピンユニット30は、該開口70aから挿入され、アダプタ32の部分を露出させた状態で、ネジなどで固定される。
(ハンドルロック装置20の詳細構成)
以下、図4〜図8を用いて、ハンドルロック装置20の構成をより詳細に説明する。図4は、図2の仮想線で示す面で切断したハンドルロック装置20の矢視断面図である。図5は、前カバーおよび後カバーを外した状態のハンドルロック装置20の下面図である。なお、図5においてもピン先端部31aは突出していない。図6は、ロックピンユニット30の分解斜視図、図7は、駆動ユニット40の分解斜視図、図8は、制御ユニット60の分解斜視図である。
まず、図4〜図6を用いて、ロックピンユニット30の構成を説明する。図4〜図6に示すように、ロックピンユニット30は、ロックピン31、アダプタ32、第1バネ33、第2バネ35、ホルダ36、止め輪37などにて構成されている。
ロックピン31は、ピン先端部31aが含まれる太軸部31bと、中央の細軸部31cと、後端側の薄板部31dとからなる。径の違いにより、太軸部31bと細軸部31cとの間に第1段差部31eが形成されている。細軸部31cには、ロックピン31をホルダ36に固定するための止め輪37を嵌め込むための溝31gが形成されている。薄板部31dは、駆動ユニット40の板状ケース48に形成された矩形孔48bを通って板状ケース48の後側(裏側)に突出して配され、制御ユニット60に設けられた後述する前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の検出片として機能する。以下、薄板部31dを、ロックピン用検出片31dと称する。
アダプタ(前側支持体)32は、その外周部にフランジ状の取り付け部32aを有する。アダプタ32は、ロックピンユニット30を構成する他の部材が内部に組み込まれた後、取り付け部32aを介してネジなどで前カバー70の外側に取り付けられる。また、アダプタ32には、ロックピン31を挿入させる軸孔32bが形成されると共に、アダプタ32の後側(裏側)には、軸孔32bと連通し、ホルダ36のフランジ部36a側が係入される係入凹部32cが形成されている。
軸孔32bは、太軸部31bに対応した内径を有し、係入凹部32cは、軸孔32bよりも大きいホルダ36のフランジ部36aの外径に対応した内径を有する。そして、軸孔32bと係入凹部32cとの間は、係入凹部32cに向かってすり鉢状に広がっており、すり鉢の底部に、第1バネ33の先端を突き当てるための第1突き当て部32dが形成されている。
一方、ホルダ(後側支持体)36は、上述したように、前側の外周部にフランジ部36aを有し、該フランジ部36a側が、アダプタ32の係入凹部32cに係入され、係入凹部32cの内部を摺動する。ホルダ36は、フランジ部36aの後面(裏面)が、前カバー70に形成された開口70aの外周部に突き当たることで後方への移動が規制され、ロックピン31の軸方向に沿って、係入凹部32c内で移動する。
そして、ホルダ36にもロックピン31を挿入させる軸孔36bが形成されている。ここで、軸孔36bは、太軸部31bに対応した内径を有し、軸孔36bの後端部は細軸部31cに対応した内径に絞られることで底部36cを形成し、該底部36cの前面に、第2バネ35の後端を突き当てる第2突き当て部36dが形成され、該底部36cの後面(裏面)に、細軸部31cに取り付けられた止め輪37が突き当たる第3突き当て部36eが形成されている。
ロックピン31は、ピン先端部31aが没入した状態で、太軸部31bがホルダ36のフランジ部36aに到達し、かつ、ロックピン用検出片31dが後ロックピン位置センサS4に到達してこれを遮光する長さを有している。
そして、第1バネ33は、太軸部31bの外周に配設されている。第1バネ33は、先端をアダプタ32の第1突き当て部32dに突き当てると共に、後端を係入凹部32cに係入されたホルダ36のフランジ部36aに突き当てた状態で、アダプタ32の内部に配設されている。
一方、第2バネ35は細軸部31cの外周に配設されている。第2バネ35は、先端を太軸部31bと細軸部31cとの間の第1段差部31eに突き当てると共に、後端をホルダ36の第2突き当て部36dに突き当てた状態で、ホルダ36の内部に配設されている。
ロックピンユニット30は、アダプタ32に対し、第1バネ33、ロックピン31、第2バネ35、ホルダ36を順に挿入した後、止め輪37を溝31gに固定することで一体化される。この状態で、ロックピン31は、止め輪37と第2バネ35とでホルダ36に固定されている。止め輪37と第2バネ35にて、第1バネ33が圧縮しきる位置にホルダ36が移動するまでの間、ロックピン31をホルダ36に掛止してホルダ36と一体に移動させる掛止部が構成されている。
次に、図4、図5、図7を用いて、駆動ユニット40の構成を説明する。図4、図5、図7に示すように、駆動ユニット40は、第1軸受41、スライダ42、第2軸受43、ナット44、スライダ用検出片45、ねじ軸46、シャフト47、板状ケース48、カップリング49、モータブラケット50、モータ51、第3軸受52などにて構成されている。
板状ケース48には、中央上部に円形孔48aが形成されており、該円形孔48aに嵌合された第2軸受43を介して、ネジ軸46の後端部が挿入されている。ネジ軸46は、ロックピン31と平行に配設されており、前端部は前カバー70内側に取り付けられた第1軸受41に支持されている。また、板状ケース48の後側には、モータブラケット50を介してモータ51が取り付けられている。モータ51は可逆回転モータである。ネジ軸46の後端部は、カップリング49にてモータ51の駆動軸と連結されている。これにより、ネジ軸46は、モータ51の駆動に伴って可逆回転する。
また、ネジ軸46には、ナット44が螺合されており、該ナット44はスライダ42に固定されている。スライダ42には、円形孔42aと42bとが上下に並んで形成されており、上部の円形孔42aにネジ軸46が挿入され、下部の円形孔42bにロックピン31が挿入されている。
また、スライダ42の上部には第3軸受52が取り付けられると共に、該第3軸受52にシャフト47が挿入されている。シャフト47は、板状ケース48と前カバー70の内側とに固定され、ロックピン31と平行に配設されている。
スライダ42の上部が、第3軸受52を介してシャフト47に固定されることで、ナット44は、ネジ軸46が回転するとネジ軸46の軸方向に平行移動し、ナット44と共にスライダ42も平行移動する。移動方向は、ネジ軸46の回転方向に応じ、ネジ軸46が正回転すると、ホーム位置(定位置)から押し出し方向に移動し、ネジ軸46が逆回転すると、押し出し方向とは逆のホーム位置に戻る方向に移動する。
また、スライダ42における円形孔42bの周囲の面42cは、当接面として機能し、スライダ42の押し出し方向への移動に伴い、ロックピンユニット30におけるホルダ36の後端部に当接して、ホルダ36を押し出し方向に移動させる。円形孔42bは、ロックピン31に取り付けられた止め輪37の外径よりも大きく形成されており、ロックピン31における止め輪37の部分が通過できるようになっている。これにより、スライダ42に押されることでホルダ36は押し出し方向に移動しても、ロックピン31自体がホルダ36と一緒に押し出し方向に移動できない場合でも、ロックピン31を後方に逃がすことができる。前記スライダ42、ネジ軸46、モータ51、およびシャフト47などで、押し出し部が構成されている。
さらにスライダ42の下部には、制御ユニット60に設けられた後述する前および後の各スライダ位置センサS1,S2の検出片であるスライダ用検出片45が取り付けられている。
板状ケース48には、矩形孔48b,48cが形成されており、これら矩形孔48b,48cを通って、スライダ用検出片45および前述したロックピン31の後端部のロックピン用検出片31dが、板状ケース48の後側(裏側)に突出している。
また、上記ロックピンユニット30と駆動ユニット40とは、ロックピン31の駆動機構を構成するものであり、以下のように表現することもできる。つまり、ロックピン31の駆動機構は、ロックピン31が挿通され、ロックピン31のピン先端部31a側の外周を軸方向に移動可能に支持し、前端部からピン先端部31aが出没し、かつ、後端部に軸方向に沿って形成された係入凹部32cを有するアダプタ(前側支持体)32と、ロックピン31が挿通され、ピン先端部31aよりも後方の外周を軸方向に移動可能に支持し、前端部側からアダプタ32に形成された係入凹部32cに係入され、係入凹部32cの内側を摺動するホルダ(後側支持体)36と、ロック時、ホルダ36に当接してホルダ36をピン先端部31aが突出する方向である前方へ押し出し、ロック解除時、ホルダ36を押し出す前のホーム位置に戻る押し出し部を構成するスライダ42などと、アダプタ32とホルダ36との間に配され、スライダ42などにてホルダ36が前方に押し出されると圧縮する第1バネ33と、第1バネ33が圧縮しきる位置にホルダ36が移動するまでの間、ロックピン31をホルダ36に掛止してホルダ36と一体に移動させる掛止部(第2バネ35、止め輪37)と、ロックピン31とホルダ36との間に配され、掛止部による掛止が解除された状態で、ロックピン31がホルダ36の後方へと移動すると圧縮する第2バネ35と、を有する構成である。
上記構成によれば、ロックピン31が、アダプタ32とホルダ36とに挿通され、軸方向に移動可能に支持されている。ピン先端部31aは、先端部側を支持するアダプタ32の前端部から出没する。アダプタ32よりも後ろでロックピン31を支持するホルダ36は、その前端部からアダプタ32に形成された係入凹部32cに係入され、該凹部32cの内側を摺動するよう構成されている。ロック時、ホルダ36はスライダ42などにてピン先端部31aが突出する方向である前方へ押し出される。
アダプタ32とホルダ36との間には第1バネ33が配されており、ホルダ36が前方に押し出されることでこの第1バネ33が圧縮される。ロック解除時、スライダ42などがホルダ36を押し出す前のホーム位置に戻ると、ホルダ36も第1バネ33の復元力で元の位置へと戻る。
ロックピン31は、第1バネ33が圧縮しきる位置にホルダ36が移動するまでの間は、掛止部によってホルダ36に掛止される。これにより、ロックピン31はホルダ36と一体に移動し、ピン先端部31aがアダプタ32より突出する。また、ホルダ36が元の位置へ戻ったときには、ホルダ36と共にロックピン31も元の位置に戻る。
さらに、ロックピン31とホルダ36との間には第2バネ35が配されており、掛止部による掛止が解除された状態で、ピン先端部31aがアダプタ32より十分に突出できない場合には、第2バネ35が圧縮して、ロックピン31をホルダ36の後方へと逃がす。これにより、スライダ42などがホルダ36を押し出したときに、ピン先端部31aと係合孔11cとの位置が合わなかったとしても、その後、ロックピンの先端部と係合11cの位置が有ったときに、第2バネ35の復元力でピン先端部31aを突出させて係合孔11cに係合させることができる。
次に、図4、図5、図8を用いて、制御ユニット60の構成を説明する。図4、図5、図8に示すように、制御ユニット60は、基板61、基板ブラケット62、電池ホルダ63、電池64などにて構成されている。基板61は、CPU、RAM、ROMなどを搭載した制御基板であり、下面(裏面)に、スライダ42の位置を検出するための前および後の各スライダ位置センサ(押し出し部位置検出部)S1,S2と、ロックピン31の位置を出するための前および後の各ロックピン位置センサ(ロックピン位置検出部)S3,S4が搭載されている。これら位置センサS1〜S4は、発光素子と受光素子とからなるフォトセンサである。
このような基板61は、基板ブラケット62の下面に取り付けられ、基板ブラケット62の上面は、駆動ユニット40におけるモータブラケット50に取り付けられる。また、基板ブラケット62には、電池ホルダ63が取り付けられ、電池64を搭載できるようになっている。
図9は、ハンドルロック装置20におけるロックピン31のピン先端部31aが自転車1のステアリングコラム11aに形成された係合孔11cに係合して、自転車1のハンドル5(図1の(a)(b)参照)のロック状態を示す一部切欠側面図である。図9に示すように、ハンドルロック装置20は、ダウンチューブ14の内部に、前面がヘッドチューブ12のある前方に向くように取り付けられる。ヘッドチューブ12におけるダウンチューブ14の内部空間に面する側面には、ピン先端部31aが入り込む孔12aが形成されている。そして、ヘッドチューブ12内部に挿入され、ハンドル5と一体に回転するステアリングコラム11aには、ピン先端部31aが係合する係合孔11cが形成されている。ハンドルロック装置20から突出させたピン先端部31aが、ヘッドチューブ12の孔12aを通ってハンドル5と一体に回転するステアリングコラム(軸)11aに形成された係合孔11cに係合することで、ハンドル5がロックされる。
図10は、ステアリングコラム11aに形成された係合孔11cと、ハンドル5との位置関係を示す図である。図10に示すように、本実施の形態では、係合孔11cは、ステアリングコラム11aにおける、ハンドル5が正面より左側に所定の角度、例えば45°(±5°)回転した状態でロックピン31の先端部31aと向き合う位置に形成されている。このように、ハンドル5を回転させた状態でロックすることで、自転車1の移動が困難となり、ハンドルロック装置20を盗難防止のための錠として利用できる。なお、ここでは係合孔11cとしているが、孔ではなく凹部より形成してもよい。
また、ここではハンドル5を左側に回転させた状態でロックする構成を例示したが、右側に回転させた状態でロックする構成としてもよい。あるいは、係合孔11cを2個形成して、左右何れの側においてもロックできる構成としてもよい。また、ハンドル5を正面より左(あるいは右)側に、回転可能な最大角度まで回転させた状態でロックする構成としてもよい。また、係合孔11cの横幅は、ピン先端部31aの横幅よりも遊びを持たせて大きく形成することが好ましい。これにより、ピン先端部31aを係合孔11cに挿通させることができるハンドル5の角度に広がりが生まれ、後述するロック不完全状態に成り難い。
(ハンドルロック装置20の動作説明)
次に、図11〜図14を用いて、ハンドルロック装置20の動作を説明する。図11は、ハンドルロック装置20おけるハンドル5のロック解除状態を示す説明図であり、図12は、ロック状態、図13は、ロック不完全状態、図14は、ロック解除不完全状態を示す説明図である。なお、図11〜図14においては、(a)は、各状態におけるハンドルロック装置20およびステアリングコラム11a要部の各断面図を示し、(b)は、各状態における前および後の各スライダ位置センサS1,S2とスライダ用検出片45との位置関係、並びに前および後の各ロックピン位置センサS3,S4とロックピン用検出片31dとの位置関係を示す説明図である。
図11の(a)に示すように、ロック解除状態では、スライダ42は、最も後のホーム位置にあり、ロックピンユニット30のホルダ36もホーム位置にある。また、第1バネ33の後端が突き当たることで、ホルダ36のフランジ部36aは、後面(裏面)が前カバー70における開口70aの外周部に突き当たっている。
また、図11の(b)に示すように、ロック解除状態では、スライダ42に固定されたスライダ用検出片45が、後スライダ位置センサS2および前スライダ位置センサS1を共に遮光している。同様に、ロックピン31の後端側に形成されたロックピン用検出片31dも、後ロックピン位置センサS4および前ロックピン位置センサS3を共に遮光している。
ロック解除状態からロック状態へと移行するには、駆動ユニット40が、モータ51を正転駆動させる。これにより、モータ51の駆動軸とカップリング49で連結されたネジ軸46が正回転する。図11の(a)に示すように、ネジ軸46に螺合されたナット44は、スライダ42に固定され、スライダ42はシャフト47で回転止めされているため、ネジ軸46が正回転すると、スライダ42が矢印Y1にて示す押し出し方向(前方)へと移動する。
このようにスライダ42が移動すると、スライダ用検出片45も移動し、後スライダ位置センサS2、前スライダ位置センサS1の順で、遮光から投光に変化する。
また、上述のようにスライダ42が移動すると、前カバー70にアダプタ32と第1バネ33で押さえ込まれたホルダ36が押し出し方向に押し出され、第1バネ33が圧縮される。また、ホルダ36が押し出されることで、該ホルダ36に第2バネ35と止め輪37とで固定されているロックピン31も一緒に押し出し方向に押し出される。
ここで、係合孔11cがピン先端部31aと向き合う位置にある場合、図12の(a)に示すように、ピン先端部31aが係合孔11cに入り込んで係合する。これにより、ステアリングコラム11aが回転できなくなり、ハンドル5がロックされる(ロック状態)。
このようなロックピン31の移動に伴いロックピン用検出片31dも移動し、後ロックピン位置センサS4、前ロックピン位置センサS3の順で、遮光から投光に変化する。
図12の(b)に示すように、このようなロック状態では、後スライダ位置センサS2および前スライダ位置センサS1が共に投光となる。同様に、後ロックピン位置センサS4および前ロックピン位置センサS3も共に投光となる。
これに対し、係合孔11cがピン先端部31aと向き合う位置にない場合は、図13の(a)に示すように、ピン先端部31aがステアリングコラム11aの側面に突き当たり、係合孔11cには入り込まない。その結果、ハンドル5はロック不完全な状態となる(ロック不完全状態)。ロックピン31の移動が途中で規制されるため、途中からはホルダ36だけがスライダ42に押されてホルダ36のみが移動することとなり、第2バネ35が圧縮される。
このようなロックピン31の移動では、図13の(b)に示すように、ロックピン用検出片31dは、前ロックピン位置センサS3を遮光したままとなる。つまり、ロック不完全状態では、後スライダ位置センサS2、前スライダ位置センサS1、後ロックピン位置センサS4は投光となるが、前ロックピン位置センサS3のみ遮光となる。
但し、このようなロック不完全状態になったとしても、ハンドル5を左右に回転させて、係合孔11cとピン先端部31aとを向きあわせることで、ロック状態へと移行できる。係合孔11cがピン先端部31aに向き合うと同時に、圧縮されていた第2バネ35が復元し、その力でピン先端部31aが係合孔11cに入り込む。
一方、ロック状態からロック解除状態へと移行するには、駆動ユニット40が、モータ51を逆転駆動させる。これにより、図12の(a)に示すように、ネジ軸46が逆回転し、スライダ42が矢印Y2にて示すホーム位置へ戻る方向(後方)へと移動する。
このようにスライダ42が移動すると、スライダ用検出片45も移動し、前スライダ位置センサS1、後スライダ位置センサS2の順で、投光から遮光に変化する。
ここで、ハンドル5に回転方向の力が加わっておらず、係合孔11cとピン先端部31aとの間に大きな摩擦が無い場合は、スライダ42が移動すると、圧縮されていた第1バネ33が復元し、その力でホルダ36がホーム位置へと押し戻され、ホルダ36に固定されているロックピン31も一緒にホーム位置へと押し戻される。これにより、図11の(a)に示すように、ピン先端部31aが係合孔11cから抜け出る(ロック解除状態)。
そして、このようなロックピン31の移動に伴いロックピン用検出片31dも移動し、前ロックピン位置センサS3、後ロックピン位置センサS4の順で、投光から遮光に変化する。
これに対し、ハンドル5に回転方向の力が加わっており、係合孔11cとピン先端部31aとの間に大きな摩擦がある場合は、図14の(a)に示すように、スライダ42がホーム位置へと移動しても、ピン先端部31aが係合孔11cに引っ掛かってしまい、ロックピン31が移動できない。その結果、ハンドル5はロック解除不完全な状態となる(ロック解除不完全状態)。ロックピン31の移動が規制されることで、ホルダ36も移動せず、第1バネ33が圧縮されたままとなる。
ロックピン31が移動しないため、ロック不完全状態では、図14の(b)に示すように、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4は共に投光のままとなる。つまり、ロック解除不完全状態では、前および後の各スライダ位置センサS1,S2は共に遮光となるが、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4は共に投光となる。
なお、このようなロック解除不完全状態になった場合も、ハンドル5を左右に回転させて、係合孔11cとピン先端部31aとの引っ掛かりを解消させることで、ロック解除状態へと移行できる。係合孔11cとピン先端部31aとの引っ掛かりが解除されると同時に、圧縮されていた第1バネ33が復元し、その力でピン先端部31aが係合孔11cから抜け出す。
(ハンドルロック装置20の制御部100の説明)
次に、図15〜図19を用いて、ハンドルロック装置20の制御部100について説明する。図15は、ハンドルロック装置20の機能ブロック図である。図15に示すように、ハンドルロック装置20は制御部100を備える。制御部100は、制御ユニット60に搭載された基板61からなり、モータ51、通信部101、前および後の各スライダ位置センサS1,S2、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4などが接続されている。
制御部100は、モータ51の正逆駆動およびそのON/OFFを制御し、また、前および後の各スライダ位置センサS1,S2、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4から入力される遮光,投光を示す信号に基づいて、ハンドルロック装置20の動作状態を判定する。動作状態としては、前述したロック状態、ロック解除状態、ロック不完全状態、およびロック解除不完全状態の他、ロック解除状態からロック状態へ移行する途中のロック移行中状態、およびロック状態からロック解除状態へ移行する途中のロック解除移行中状態などがある。
通信部(通知処理部)101は、ハンドルロック装置20と外部との通信を可能にするもので、基板61に搭載されている。本実施の形態では、通信部101は、自転車1に搭載されたユーザーインターフェイス8と無線あるいは有線にて通信し、ユーザーインターフェイス8から入力されたロック指示あるいはロック解除指示を制御部100に送り、また、制御部100が判定したハンドルロック装置20の動作状態を示す情報をユーザーインターフェイス8に送信する。ユーザーインターフェイス8は、制御部100から受信したハンドルロック装置20の動作状態を示す情報に基づいて、ユーザーにハンドルロック装置20の動作状態を表示にて通知する。ユーザーインターフェイス8には、制御部8aが搭載されている。
図16は、ロック指示を受けてロック解除状態(図11の状態)からロック状態(図12の状態)へと移行する時の、モータ51の駆動信号、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の出力信号、ユーザーインターフェイス8による表示内容を示すタイミングチャートである。
図16に示すように、制御部100は、モータ51が停止し、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の出力信号の全てが遮光である場合、ロック解除状態であると判定する。ユーザーインターフェイス8には「ハンドルロック解除」が表示される。
この状態で、ロック指示の入力など、ハンドル5をロックさせるための信号が入力されると、制御部100はモータ51を正転駆動でONする。これにより、上述したように、スライダ42が押し出し方向に移動を開始し、後スライダ位置センサS2、前スライダ位置センサS1の順で、遮光から投光に変化する。制御部100は、前スライダ位置センサS1が遮光から投光に変化したタイミングでモータ51をOFFする。
また、スライダ42の移動に伴って、ロックピン31も押し出され、ハンドル5の向きがロックする位置として正しい場合、ロックピン31はスムーズに押し出されてピン先端部31aが係合孔11cに入り込むことで、後ロックピン位置センサS4、前ロックピン位置センサS3の順で、遮光から投光に変化する。前スライダ位置センサS1が遮光から投光に変化するよりも前に、前ロックピン位置センサS3が遮光から投光に変化していれば、制御部100は、ロック状態であると判定する。ユーザーインターフェイス8には、正常にロックされたことを示す「ロック」が表示される。
また、制御部100は、モータ51を正転駆動でONしてから、ロック状態であることを判定するまでの間は、ロック状態へ移行する途中であると判定する。ユーザーインターフェイス8には、ロック状態へ移行する途中であることを知らせる「ロック移行中」が表示される。
図17は、ロック指示を受けてロック解除状態(図11の状態)からロック不完全状態(図13の状態)を経てロック状態(図12の状態)へと移行する時の、モータ51の駆動信号、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の出力信号、ユーザーインターフェイス8の表示内容を示すタイミングチャートである。
図16と比較するとわかるように、ピン先端部31aがステアリングコラム11aの側面に突き当たって係合孔11cに入り込まないため、前ロックピン位置センサS3が遮光のままとなる。前スライダ位置センサS1が遮光から投光に変化しても、前ロックピン位置センサS3が遮光のままのとき、制御部100は、ロック不完全状態であると判定する。ユーザーインターフェイス8には、ロックが不完全であることを知らせる「ロック不完全」が表示される。さらに、このとき、ユーザーインターフェイス8には、「ロック不完全」と共に、例えば「ハンドルを回して下さい」というような警告メッセージが表示される。
この後、ユーザーがハンドル5を回してピン先端部31aは係合孔11cに入り込むと、制御部100は、ロック状態であると判定する。ユーザーインターフェイス8の表示は、「ロック不完全」から、正常にロックされたことを知らせる「ロック」へと切り換わる。
図18は、ロック解除指示を受けてロック状態(図12の状態)からロック解除状態(図11の状態)へと移行する時の、モータ51の駆動信号、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の出力信号、ユーザーインターフェイス8の表示内容を示すタイミングチャートである。
図18に示すように、制御部100は、モータ51が停止し、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の出力信号の全てが投光である場合、ロック状態であると判定し、ユーザーインターフェイス8には「ロック」が表示される。
この状態で、ロック解除指示などの、ハンドル5のロックを解除させるための信号が入力されると、制御部100はモータ51を逆転駆動でONする。これにより、上述したように、スライダ42がホーム位置に戻る方向に移動を開始し、前スライダ位置センサS1、後スライダ位置センサS2の順で、投光から遮光に変化する。制御部100は、後スライダ位置センサS2が投光から遮光に変化したタイミングでモータ51をOFFする。
また、スライダ42のホーム位置への移動に伴って、ホルダ36を押し出す力がなくなるため、圧縮された第1バネ33の復元によってロックピン31もホーム位置に戻ろうとする。ここで、ハンドル5に回転方向の力が加わっていない場合は、ピン先端部31aが、係合孔11cからスムーズに抜け出し、前ロックピン位置センサS3、後ロックピン位置センサS4の順で、投光から遮光に変化する。後スライダ位置センサS2が投光から遮光に変化するよりも前に、後ロックピン位置センサS4が投光から遮光に変化していれば、制御部100は、ロック解除状態であると判定する。ユーザーインターフェイス8には、正常にロックが解除されたことを知らせる「ロック解除」が表示される。
また、制御部100は、モータ51を逆転駆動でONしてから、ロック解除状態であることを判定するまでの間は、ロック解除状態へ移行する途中であると判定する。ユーザーインターフェイス8には、ロック解除状態へ移行する途中であることを知らせる「ロック解除移行中」が表示される。
図19は、ロック解除指示を受けてロック状態(図12の状態)からロック解除不完全状態(図14の状態)を経てロック解除状態(図11の状態)へと移行する時の、モータ51の駆動信号、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4の出力信号、ユーザーインターフェイス8の表示内容を示すタイミングチャートである。
図17と比較するとわかるように、ハンドル5に回転方向に力が加わっていると、ピン先端部31aが係合孔11cに引っ掛かって抜けず、後スライダ位置センサS2が投光から遮光に変化しても、前および後の各ロックピン位置センサS3,S4は何れも投光のままとなる。後スライダ位置センサS2が投光から遮光に変化しても、後ロックピン位置センサが投光のままである場合、制御部100は、ロック解除不完全状態であると判定する。ユーザーインターフェイス8には、ロック解除が不完全であることを知らせる「ロック解除不完全」が表示される。さらに、このとき、ユーザーインターフェイス8には、「ロック解除不完全」と共に、「ハンドルを回して下さい」というような警告メッセージが表示される。
この後、ユーザーがハンドル5を回してピン先端部31aの引っ掛かりが解消されて係合孔11cから抜け出すと、制御部100は、ロック解除状態であると判定する。これにより、ユーザーインターフェイス8の表示は、「ロック解除不完全」から、正常にロック解除されたことを知らせる「ロック解除」へと切り換わる。
さらに、制御部100は、通信部101を介してロック指示あるいはロック解除指示を受け付け、モータ51に駆動信号を出力したものの、前および後の各スライダ位置センサS1,S2の出力信号に変化が無い場合や、モータ51の過電流を検出した場合には、ハンドルロック装置20の動作状態の1つとして「エラー発生状態」を判定する。エラー判定時、ユーザーインターフェイス8には、エラーの発生を知らせる「エラー発生」が表示され、また、「ハンドルロック装置のメンテナンスを実施して下さい」などのメッセージが表示される。
また、エラーの詳細として、ハンドルロック装置20の故障や、電池切れなど、エラーの内容が特定できる場合は、制御部100から特定したエラーの内容がユーザーインターフェイス8に送られ、ユーザーインターフェイス8には、「エラー発生」と共に、エラーの内容を通知する「ハンドルロック装置の故障」や「電池/バッテリー切れ」などのメッセージが表示される。
(ユーザーインターフェイス8による表示例)
図20にユーザーインターフェイス8によるハンドルロック装置20の動作状態の表示例を示す。(a)は、ロック解除状態でロック指示が入力され、正常にロックが完了した場合であり、(b)は、ロック状態でロック解除指示が入力され、正常にロック解除が完了した場合である。(c)は、ロック解除状態でロック指示が入力され、ロック不完全状態を経て、正常にロックが完了した場合、(d)は、ロック状態でロック解除指示が入力され、ロック解除不完全状態を経て、正常にロック解除が完了した場合である。
図20の(a)〜(d)では、凹部を有する鍵穴パターンと、棒状の鍵パターンとの係合でロック状態を示し、非係合でロック解除状態を示している。(c)(d)では、鍵穴パターンと棒状の鍵パターンとの係合と非係合を交互に繰り返し表示して、ロック不完全状態、ロック解除不完全状態を示している。また、(c)(d)では併せて、「ハンドルを左右に回転させて下さい」のメッセージが表示されている。なお、ロック移行中、ロック解除移行中についても、鍵穴パターンと棒状の鍵パターンとの係合と非係合を交互に繰り返し表示すればよい。
図21にユーザーインターフェイス8によるハンドルロック装置20の動作状態の表示例を示す。(a)は、「エラー発生」と共に「ハンドルロック装置のメンテナンスを実施して下さい」のメッセージが表示されている例である。(b)は、「エラー発生」と共に「ハンドルロック装置の故障」を知らせるメッセージが表示されている例で、(c)は、「エラー発生」と共に「電池/バッテリー切れ」を知らせるメッセージが表示されている例である。
(変形例)
なお、上記実施の形態では、ロック/ロック解除の各指示、およびユーザーへのハンドルロック装置20の動作状態の通知を、自転車1に設けられたユーザーインターフェイス8を用いて行うようになっていたが、これに限るものではない。例えば、自転車1のユーザーが所持するスマートフォンなどの携帯端末に、専用のアプリケーションをダウンロードさせて、携帯端末から行う構成としてもよい。また、ハンドルロック装置20の動作状態の通知は、表示に限らず、音や音声などで通知する構成、および音と表示の組み合わせでもよい。なお、音で通知する構成の場合、ハンドルロック装置20に音発生装置を備えさせ、ハンドルロック装置20自身でその動作状態を通知する構成でもよい。
また、ハンドル5をロックする構成では、走行中に誤操作などでハンドルロック装置20が作動すると危険である。そのため、このような誤動作が発生しないように、走行中であることを、GPS機能や、ペダル7の回転の有無、スタンドの状態などから判断して、走行中である場合は、ロック指示が成されてもこれを無視するような仕組みが組まれるが、そのような場合にも、音や、表示、あるいは携帯端末の振動などで、走行中のユーザーに誤操作があったことを通知できる構成とすることが好ましい。
また、上記実施の形態では、ハンドル5をロックさせるための信号としてロック指示の入力を例示し、また、ハンドル5のロックを解除させるための信号として、ロック解除指示の入力を例示した。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、自転車1から当該自転車1のユーザーが数メートル以上離れた状態が数秒経過した場合に、ハンドル5をロックさせるための信号を入力させたり、自転車1のスタンドが立てられた後、数秒経過した場合に、ハンドル5をロックさせるための信号を入力させたりしてもよい。また、ロックの解除は、自転車1に当該自転車1のユーザーが数メートル以内に近づき、かつ、自転車1のスタンドが外された場合に、ハンドル5のロックを解除させるための信号を入力させたりしてもよい。
また、ここでは二輪の自転車を例示したが、二輪に限らず、三輪や四輪などの移動体であってよい。また、自転車の場合も、電池を動力源として走行力の一部を電動モータから得る、電動アシスト自転車であってもよい。その場合は、電池64に代えて電動モータを駆動する電源からハンドルロック装置20の電源を確保する構成であってもよい。さらに、移動体としては、自転車に限るものではない。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御部100、および制御部8aは、集積回路(ICチップ)などに形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御部100、および制御部8aは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波など)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 自転車(移動体)
2 フレーム(外装部品)
3 前輪
4 後輪
5 ハンドル
8 ユーザーインターフェイス
8a 制御部
11 フロントフォーク
11a ステアリングコラム(軸)
11c 係合孔(係合部)
12 ヘッドチューブ(外装部品)
13 トップチューブ(外装部品)
14 ダウンチューブ(外装部品)
20 ハンドルロック装置
30 ロックピンユニット(ロックピン駆動機構)
31 ロックピン
31a ピン先端部
31d ロックピン用検出片
32 アダプタ(前側支持体,ロックピン駆動機構)
32c 係入凹部(凹部)
33 第1バネ(ロックピン駆動機構)
35 第2バネ(掛止部,ロックピン駆動機構)
36 ホルダ(後側支持体,ロックピン駆動機構)
36a フランジ部
37 止め輪(掛止部,ロックピン駆動機構)
40 駆動ユニット(ロックピン駆動機構)
42 スライダ(押し出し部)
44 ナット
45 スライダ用検出片
46 ネジ軸
47 シャフト
48 板状ケース
51 モータ
60 制御ユニット
64 電池
100 制御部(ロック状態検出部,通知処理部)
101 通信部(通知処理部)
S1 前スライダ位置センサ(押し出し部位置検出部)
S2 後スライダ位置センサ(押し出し部位置検出部)
S3 前ロックピン位置センサ(ロックピン位置検出部)
S4 後ロックピン位置センサ(ロックピン位置検出部)

Claims (5)

  1. ハンドルにて走行方向を切り換える移動体に搭載されるハンドルロック機構であって、
    前記ハンドルと一体に回転する軸に形成された孔あるいは凹部からなる係合部と、
    先端部が前記係合部に係合して前記ハンドルをロックするロックピンと、
    ロック時、前記先端部が前記係合部に係合するよう前記ロックピンを移動させ、ロック解除時、前記先端部が前記係合部から抜脱するよう前記ロックピンを移動させるロックピン駆動機構と、を備え、
    前記係合部、前記ロックピン、および前記ロックピン駆動機構は、前記移動体の外装部品の内部に収容され、前記移動体の外部から視認できないように取り付けられ
    前記ロックピン駆動機構は、
    前記ロックピンが挿通され、前記ロックピンの先端部側の外周を軸方向に移動可能に支持し、前端部から前記ロックピンの先端部が出没し、かつ、後端部に前記軸方向に沿って形成された凹部を有する前側支持体と、
    前記ロックピンが挿通され、前記ロックピンの先端部よりも後方の外周を軸方向に移動可能に支持し、前端部側から前記前側支持体に形成された前記凹部に係入され、前記凹部の内側を摺動する後側支持体と、
    ロック時、前記後側支持体に当接して当該後側支持体を前記ロックピンの先端部が突出する方向である前方へ押し出し、ロック解除時、前記後側支持体を押し出す前の定位置に戻る押し出し部と、
    前記前側支持体と前記後側支持体との間に配され、前記押し出し部にて前記後側支持体が前方に押し出されると圧縮する第1バネと、
    前記第1バネが圧縮しきる位置に前記後側支持体が移動するまでの間、前記ロックピンを前記後側支持体に掛止して前記後側支持体と一体に移動させる掛止部と、
    前記ロックピンと前記後側支持体との間に配され、前記掛止部による掛止が解除された状態で、前記ロックピンが前記後側支持体の後方へと移動すると圧縮する第2バネと、を有することを特徴とするハンドルロック機構。
  2. 前記ロックピン駆動機構は、前記ロックピンを電動で移動させることを特徴とする請求項1に記載のハンドルロック機構。
  3. 請求項1又は2に記載のハンドルロック機構におけるロックピンおよびロックピン駆動機構を備えた、移動体のハンドルロック装置であって、
    前記ロックピンによる前記ハンドルのロック状態を、前記ロックピンの位置に基づいて検出するロック状態検出部と、
    前記ロック状態検出部にて検出されたハンドルのロック状態を外部に通知する処理を行う通知処理部と、を備えることを特徴とするハンドルロック装置。
  4. 請求項1又は2に記載のハンドルロック機構におけるロックピンおよびロックピン駆動機構を備えた、移動体のハンドルロック装置であって、
    前記ロックピンによる前記ハンドルのロック状態を、前記ロックピンの位置に基づいて検出するロック状態検出部と、
    前記ロック状態検出部にて検出されたハンドルのロック状態を外部に通知する処理を行う通知処理部と、を備え、
    前記ロック状態検出部は、
    前記押し出し部の位置を検出する押し出し部位置検出部と、
    前記ロックピンの位置を検出するロックピン位置検出部と、備え、
    前記押し出し部位置検出部および前記ロックピン位置検出部の各検出結果に基づいて、前記押し出し部が前記後側支持体を押し出し切った位置であり、かつ、前記ロックピンが、前記係合部に先端部が係合する位置に未到達の位置である場合に、ロックが不完全な状態であることを検出し、前記押し出し部が前記後側支持体を押し出す前の定位置であり、かつ、前記ロックピンが、前記係合部に先端部が係合する位置にある場合に、ロックの解除が不完全な状態であることを検出する、ことを特徴とするハンドルロック装置。
  5. 請求項1又は2に記載のハンドルロック機構、あるいは請求項3又は4に記載のハンドルロック装置を備えた移動体。
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