JP6745970B2 - 線路上で案内される車両用の車輪アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、請求項により定義される操舵可能な車輪アセンブリ、およびそのような操舵可能な車輪アセンブリを備える、線路上で案内される車両に関する。
列車またはトラムのような鉄道車両において、軌道に対し最適に整列されていない車輪が、軌道と車輪のリムとの間でより大きな摩擦を生むことがよくみられる。特に、半径の小さなカーブでは、この接触により、外形の摩耗および騒音公害が増加する。低床式車両の場合、この効果はより顕著である。低床式車両は、乗客の快適性を向上させ、車両の内部空間を増加させるために、車両ごとの車輪が小型で少ないことを特徴とする。しかし、これはさらに、車輪ごとの負荷の増大、およびより顕著な車輪の材料の疲労につながり、より小さな裂け目、またはより大きな材料の割れ目を生じさせる。
軌道および車輪の摩耗を低減させるいくつかの解決策が知られている。1990年代では、カーブで車輪を操舵することが可能であるシステムが開発されていた。しかし、これらの解決策は、直線軌道の部分において、軌道上で、車輪が片側に偏ってリムと付着し、直線軌道の部分において摩耗および騒音の増大を引き起こすという、望ましくない副作用を被ることがよくあることがわかった。したがって、数年後、これらの発想の大半は破棄され、従来の発想が、車輪騒音吸収装置および進歩した工業用潤滑油と組み合わされて再び追求された。
1994年3月24日にシーメンスにより公開された特許文献1が、主題の一例であり、少なくとも1つの誘導型センサ配置および演算装置を備えるレールコース測定装置に関する。個別の車輪のためのセンサ配置は、レールの位置の変化に対応するインダクタンスにおける変化を検出する。センサ配置は、車輪の前方かつ1つ後の少なくとも1つのセンサを含み、回転可能に垂下した伸縮式振り子に固定される磁性キャリアを組み込む。したがって、磁気センサは、水平面上を移動し、レールの方向に従うことができる。
2016年1月16日にJosef Staltmeirにより公開された特許文献2は、案内装置がセンサ、すなわち、駆動モジュールおよび鉄道線路上の先頭台車の運転挙動に関する被測定信号を提供するための距離センサを有する高速列車のための概念に関する。センサは、車輪のフランジ内に配置され、車輪のフランジとレールヘッドとの間の横方向の距離を検出する。距離の値は、軌道の中心に対する台車の中心の偏差の値と比較され、制御装置へと転送される。トラクションモータは挙動を最適利用し、台車を中立点へと後方に案内するように制御される。センサは、慣性センサ、信号発信機または脱線検知装置として設計される。
2010年10月23日にパーダーボルン大学により公開された特許文献3は、垂直操舵軸の周りで横方向に旋回可能であるように、アクスルキャリアにそれぞれ取り付けられる個別の車輪が設けられるシャーシを備えるレール車両に関する。レール車両は、垂直操舵軸の周りの、既定の操舵角度を調節するために、各車輪に関連する操舵アクチュエータをさらに備える。さらに、アクスルの車輪は、規定のキャンバ角を調節するために、キャンバ軸の周りで垂直方向に旋回し得るように、およびキャンバアクチュエータにより作用され得るように取り付けられる。
独国特許発明第4231346号明細書 独国特許発明第102013001973号明細書 米国特許出願公開第2010/294163号明細書
前述の問題の少なくとも1つを解決するために、線路上で案内される車両は、シャーシ、およびシャーシに相互接続される、本発明による、少なくとも1つの車輪アセンブリを備える。シャーシは、第1および第2端部を有する横断部材を備える。第1ハブは、垂直に配置される第1操舵軸の周りで旋回する第1操舵継手により横断部材の第1端部に相互接続される。横断部材の第2端部にて、第2ハブは、継手軸および継手ブッシュを備える第2操舵継手により相互接続される。操舵継手により、垂直に配置される第2操舵軸の周りの旋回運動が可能になる。
操舵継手は、通常、継手軸および継手ブッシュを備える。操舵軸は、継手軸内で同心状に配向され、車輪は継手軸の周りで操舵可能である。継手軸は、横断部材の断面を略垂直に通過して延び、ハブの指定された窪み内に貫通し、ハブと横断部材とを相互接続させる。低床トラムの場合は横断部材が低いと有利であるため、好ましくは、横断部材は、車輪の回転軸の下方に配置され、継手軸は、回転軸の下側のハブに相互接続される。
第1車輪は、第1ハブに第1回転軸の周りで回転可能に取り付けられる。第2車輪は、第2ハブに第2回転軸の周りで回転可能に取り付けられる。第1および第2車輪は、それぞれ、動作中に支持領域により線路のレールと相互作用する転動面を備える。支持領域の正確な形状は、とりわけ、車輪の走行面の表面の形状、レールおよび車輪の摩耗、ならびに個別の表面圧に依存する。好ましいバリエーションでは、各操舵軸と、関連する支持領域の中心との中心距離は、最大距離である0.1m以内である。
さらに、第1センサは、第1センサ(それ自体)のレールに対する横方向位置を判定する。第1センサは、第1センサ取付部によって第1ハブに取り付けられる。第1センサは、好ましくは、進行方向(x方向)に関して第1車輪の支持領域の前方に、それぞれの支持領域の中心に対し水平方向に距離A1離れて配置される。センサ調節手段が存在してもよく、それによって、センサは、その位置をレール上方の高さ(z方向)およびレールに対する横方向の変位(y方向)に関して、調節され得る。これにより、センサは、レール上方、約0.04m〜0.5mの範囲内の高さに設置される。
進行方向(x方向)における変位は、距離Aに固定される。A1の範囲は、車輪の直径の半分を下限とすることにより決定され、一方で、上限は、シャーシの下方かつ車輪の前方の、最大限利用されるスペースにより設定される。本発明の好ましいバリエーションでは、この範囲は、低床トラムの小型の車輪の場合は0.1〜1.2mである。
さらに、アクチュエータは、少なくとも1つの相互接続された車輪をそれぞれの操舵軸の周りで操舵角度だけ旋回させるために、第1および第2車輪のうちの少なくとも1つに相互接続される。第1センサは、制御ユニットによってアクチュエータに相互接続され、制御ユニットは、第1センサの判定された位置に応じて、少なくとも1つの相互接続された車輪のための修正操舵角度を算出する。
本発明の1つのバリエーションにおいて、第2センサは、第2センサ取付部により第2ハブに付取り付けられる。少なくとも1つのセンサ取付部は、好ましくは、センサ取付部の傍のハブに対するセンサの大きな振動またはぐらつきを防止する、機械的に剛性かつ堅固な構造として設計される。第2センサは、進行方向(x方向)に関して第2車輪の支持領域の前方に、関連する支持領域の中心に対し水平方向に距離A2離れて配置される。距離A2の範囲は、距離A1の範囲と同じ方法で決定され得る。
本発明の1つのバリエーションにおいて、車輪アセンブリは、第1ハブに相互接続される第3センサを備え、第3センサは、第1車輪上の第1センサ取付部に相互接続される、または直接取り付けられる。しかし、第1および第3センサの、分離したセンサ取付部も、センサ取付部を用いて可能であり、センサ取付部も、ハブに対するセンサの振動またはぐらつきを弱めるために剛性構造で形成される。第3センサは、進行方向に関して第1車輪の支持領域の後方に、関連する支持領域の中心に対し水平方向に距離A3離れて配置される。
本発明の1つのバリエーションでは、車輪アセンブリは、第2ハブに相互接続される第4センサを備え、第4センサは、進行方向に関して第2車輪の支持領域の後方に、それぞれの支持領域の中心に対し水平方向に距離A4離れて配置される。
距離A1〜A4は、システム全体の感度に影響を与える。距離A1、A2が大きくなると、車輪の位置の僅かな変化がそれぞれのセンサのより強い偏向を生じるため、システム全体の挙動がより高感度となる。同時に、特に半径の小さいカーブの場合、センサが、レールの上方に留まらないという危険性がより大きくなる。距離A1〜A4が0.1〜1.2mの範囲内である場合に、良い結果が達成され得る。距離A1および距離A3を、それぞれ、A2およびA4と、利用可能な公差内で等しく選択することにより、方向に応じた挙動が達成され得る。
第1および第2ハブは、操舵ロッドにより、直接、相互接続されてもよい。これは、両方の車輪を同時に操舵するために、1つのアクチュエータのみが使用され得るという利点を有する。操舵ロッドは、動作中に調節される、可変の長さを有し得る。アクチュエータが横断部材に取り付けられ、横方向(y方向)に、車輪アセンブリの2つの車輪の間に配置されると、単純だが強固な構造が達成され得る。
好ましい実施形態では、車輪を軌道上に保つために、少なくとも1つのセンサは、その位置を、レールの内側案内縁部および/または側面に対して測定する。レールの内側縁部および/または側面を主要な案内手段として使用することは、厳しい状況、たとえば雪などの状況であってもそれらは判別可能であるため、利点となる。しかし、溝を車輪フランジのための案内手段として備えるレールの場合、そのような溝またはその細部は、少なくとも1つのセンサのための案内手段として使用され得る。これにより、少なくとも1つのセンサは、それ自体の位置を定めるために、その位置を、溝の少なくとも1つの上縁部および/または少なくとも1つの側面に対して判定する。
状況により必要とされる場合、制御案内手段を動作中に切り替える、および/または制御案内手段を判定するために別々のセンサの信号を組み合わせることが可能である。たとえば、直線軌道上またはカーブを走っている場合、別様のセンサの組み合わせおよびそれに関連する信号を使用することが可能である。さらに、たとえば、部分的に直線軌道上にあり、かつ部分的にカーブした領域にある比較的長い車両で、異なるモードを同時に使用することが可能である。直線軌道上では、車両の走行方向に対して、前部センサのみが有効であれば十分であり、カーブでは、前部および後部センサの両方が制御下にあれば十分である。制御ユニットによる複数のセンサの相互作用により、カーブ中の車輪アセンブリごとに、カーブ内側センサまたはカーブ外側センサのみが有効となることも可能となる。車輪アセンブリの車輪の補間が、具体的には、軌道状況が難しい場合に、たとえば、連結プレートを横断することにより、車両の長さに亘り可能となる。
少なくとも1つのセンサは、誘導型センサおよび/またはレーザセンサおよび/または静電容量センサおよび/または超音波センサおよび/または光学センサであってもよく、少なくとも1つのセンサは、レールに接触せずに配置される。さらに、特定の状況においては、レーザエッジセンサが、対象物の縁部までの距離を正確に検出するための良好な手段であると証明されている。概して、これらのシステムは、センサによって照射され、縁部および/または表面で反射され、受信器によって収集されるレーザ線に基づく。そして、縁部および/または表面までの正確な距離が、これらの信号から、基礎となるアルゴリズムによって算出される。
センサが、レールとセンサとの間にある程度の間隙をもたらすためにレールの約0.04〜0.5m上方に配置されると、良好な結果が得られ得る。少なくとも1つのセンサには、進行方向に対して少なくとも1つのセンサの前方に位置決めされる保護手段が設けられてもよい。保護手段は、環境による影響および/または汚染および/または鉄道線路上の破片による損傷からセンサを保護する。センサと、存在し得る干渉物との衝突を回避するために、保護手段は、好ましくは、存在し得る干渉物をレールから、そしてセンサから遠ざけるように案内する、ショベルのような除去手段を有する。
本発明による車輪アセンブリの1つのバリエーションでは、各車輪は、ブレーキディスクに相互接続され、ブレーキディスクは、車輪の外部に配置される。さらに、駆動モータは、車輪の外部に配置されてもよく、ギヤボックスにより車輪に相互接続されてもよい。これにより、ブレーキディスクの回転軸は、それぞれの車輪の回転軸に対し角度を成して配置される。しかし、ブレーキキャリパに相互接続されるブレーキディスクを車輪の内側に配置し、それぞれのハブに取り付けることも可能である。
制御ユニットは、少なくとも1つのセンサ、アクチュエータおよび操舵ユニットに相互接続される。制御ユニットは、少なくとも1つの相互接続されたセンサからデータを受信する。制御ユニットは、少なくとも1つのセンサから受信したデータを既定のパラメータと比較する。少なくとも1つのセンサの測定値が、既定のパラメータから一定の値だけ外れると即座に、制御ユニットは、アクチュエータを反対方向に操舵するように起動する。その結果、少なくとも1つのセンサによる、次の測定値は、既定のパラメータに対する偏差が低減するように変更されるべきである。複数のセンサの場合、各センサに対し、複数の既定のパラメータが可能である。各規定のパラメータは、さらに、少なくとも1つの他の既定のパラメータに相互接続されてもよい、および/または複数のセンサに依存してもよい。
適切であれば、シャーシおよび制御ユニットに相互接続される、第5センサが存在してもよい。制御ユニットは、第5センサの測定量から、線路の種類および/または線路の曲率および/または進行方向における車輪アセンブリの前方のレールの線路の異常を判定する。
追加的または補足的に、制御ユニットは、レールに沿った車輪アセンブリの位置に関する情報を提供する位置判定システム、たとえばGPSセンサに相互接続されてもよい。第5センサは、位置を制御ユニットへと送り、制御ユニットは、レールの情報を有する記憶されたデータセットに復帰する。このようにして、線路の種類および/または線路の曲率および/または進行方向における車輪アセンブリの前方のレールの線路の異常を得ることができる。次の軌道状態のデータは、カーブの半径または軌道の種類の変化などに対する特定の制御方策をプリセットするために使用されてもよい。線路上で案内される車両のシャーシは、通常、上で説明した少なくとも2つの車輪アセンブリを備える。車輪の転動面は、たとえば、円錐形または円筒形または樽形であってもよい。適用の分野に応じて、制御ユニットによって互いに連結される複数の組の車輪アセンブリも可能である。車輪アセンブリのセンサを互いに連結させることによって、非常に強固かつ自己安定の挙動が達成され得る。
代替的、または追加的に、1つのセンサの代わりに、たとえば、正確性を向上させるために、センサアレイが単一のセンサの代わりに使用され得る。アレイは、行列(n×m)として構造化されてもよく、好ましくは、それぞれの車輪に対し、行列の列(m)は直角に、行(n)は平行に配置される。動作中、アレイのいくつかのセンサは、レールの上方にあってもよく、センサ自体の位置を感知し、一方で他のセンサは、レールの隣であってもよい。そのようにして、車輪の前方のレールの正確な位置は、複数のセンサの情報の補間によって判定され得る。より単純なシステムでは、行列全体の代わりに、幅(レールに直角の方向)および振幅(車輪に沿った方向)の情報が依然として利用可能であるように、行列の対角線にのみセンサが実装される。代替的に、行(n)の数または列(m)の数のいずれかは、行列の寸法が減少するように、1の値に等しい。行の数が1に等しい場合、残った1つの行は、車輪の前方、かつレールの縁部の上方(好ましくは内側)に設置される。カーブでは、車輪から最も遠いセンサが、最初にレール上の位置を失い、したがって、レールがどこに位置するかの正確な情報を失う。しかし、半径が小さい場合、車輪から遠いセンサは、車輪の直ぐ前方にあるセンサよりもより正確となる。カーブ中、レールの実質的に上方にあるすべてのセンサの情報は、アクチュエータのための適切な制御信号/修正操舵角度を算出するために、制御ユニットにより使用され、補間され得る。単一のセンサ列のみの場合、正確さは、車輪の前方の距離および列のセンサ間の距離に左右される。
上で説明した、線路上で案内される車両のシャーシ上の少なくとも1つの車輪アセンブリを使用して、以下、a)少なくとも1つのセンサの変位を、少なくとも1つのセンサの中心がレールの内側案内縁部の上方となるニュートラル位置に対して測定するステップと、b)測定された変位を、少なくとも1つのセンサに相互接続される制御ユニットに通信するステップと、c)制御ユニットにより、少なくとも1つのセンサの測定された変位から判定される修正操舵角度を算出するステップと、d)算出された接続操舵角度を、少なくとも1つの車輪および制御ユニットに相互接続される少なくとも1つのアクチュエータに通信するステップと、e)少なくとも1つの相互接続された車輪を、少なくとも1つのセンサが目標位置にあるように、少なくとも1つのアクチュエータによって、それぞれの操舵軸の周りで修正操舵角度だけ旋回させるステップと、を含み、少なくとも1つの相互接続された車輪のフランジは、レールの内側案内縁部への目標変位を有する方法が、線路誘導車両のシャーシを操舵するために適用されてもよい。レールの内側案内縁部に対するフランジの目標変位が選択され得る。範囲は、有利には、約0.001m〜0.06mである。目標変位は、必ずしも一定の値である必要がないことが理解される。カーブ中のレールの距離は、カーブの半径に応じて変化するため、車輪アセンブリがそれぞれのレールまでの車輪フランジの距離が等しく、レール間の中心にあることを意味する最適の目標変位も変化する。
代替的に、第2センサは、操舵ロッドによって互いに相互接続される第1および第2車輪の前方に追加のセンサが存在するように、車輪アセンブリに相互接続されてもよい。この場合、両方のセンサは個別のニュートラル位置を有し、変位がニュートラル位置に対して測定され、制御ユニットへと通信される。制御ユニットは、有利に、第1および第2センサの測定された変位の平均値から目標位置を算出する。しかし、個別のセンサの各目標変位を判定するためにより複雑な方法が適用されてもよい。
しかし、単純なアルゴリズムの場合、レールのそれぞれの内側案内縁部に対する、センサの目標変位が等しいことは有利である。
上で説明したように、1つのバリエーションでは、第3センサは、第1車輪の裏側に取り付けられてもよく、第4センサは、第2車輪の裏側に取り付けられてもよい。これにより、各センサは、個別に、その変位を個別のニュートラル位置に対し判定し、制御ユニットに通信する。そして、制御ユニットはさらに、第1および第2センサの測定された変位をさらに使用して、第1および第2センサの第1目標位置を算出してもよく、第1センサおよび第2センサの変位の絶対値は、有利に等しい。第1および第3センサの測定された変位を使用して、第1および第3センサの第2目標位置を算出してもよく、有利には第1および第3センサの変位は等しい。さらに、第2および第4センサの測定された変位を使用して、第3目標位置を算出してもよく、有利には第2および第4センサの変位は等しく、この情報から、制御ユニットは、修正操舵角度を判定してもよく、アクチュエータは、修正操舵角度だけ第1および第2車輪を既定の位置に操舵し、既定の位置では、第1および第2センサは、第1目標位置のうちの1つであり、第1および第3センサは、第2目標位置のうちの1つにあり、第2および第4センサは、第3目標位置のうちの1つにある。
本明細書で説明する発明は以下に記載される詳細な説明および添付の図面から、より完全に理解され、添付の請求項に記載される発明に限定されると考えられるべきではない。
本発明による操舵可能アクスルの第1のバリエーションを斜視図で概略的に示す。 図1の詳細部を示す。 本発明による操舵可能アクスルの第1のバリエーションを前面図で概略的に示す。 図3の詳細部を示す。 図4より得られる本発明のバリエーションを示す。 図1および3の操舵可能アクスルの横断面を示す。 本発明による2つの操舵可能アクスルを備えるシャーシを有する第2のバリエーションを斜視図で概略的に示す。 図6のシャーシを側面図で概略的に示す。
前述の概要、および以下の、本発明の好ましいバリエーションの詳細な説明は、添付の図面と併せて読むとよりよく理解される。本発明を説明するために、現在好ましい実施形態は、図面の複数の視点を通して同様の番号が類似の部分を示しているが、本発明は、開示する特定の方法および手段に限定されないものと理解される。
図1は、本発明による車輪アセンブリ2の第1のバリエーションを示す。車輪アセンブリ2は、それぞれ車輪フランジ17および車輪転動面18を有する第1および第2車輪13、14を備える。各車輪13、14は、回転軸15、16の周りを回転し、操舵軸11、12の周りを旋回し得る。両方の操舵軸は、各車輪13、14と対応するレール3との間の支持点19の領域において、対応するレールの上方で配向される。操舵可能な車輪13、14は、横断部材4および操舵ロッド23にさらに相互接続される。操舵ロッド23により、アクチュエータ21は、車輪13、14の両方を同時に操舵することができる。アクチュエータ21は、横断部材4に取り付けられ、2つの車輪13、14の間に設置される。各車輪13、14の前後にセンサ20a〜dが設置され、センサ20a〜dは、センサ取付部34、35によって車輪13、14のハブ7、8に取り付けられている。したがって、車輪13、14がレール3に対して、ある角度を有する場合、センサ20a〜dは、車輪13、14と共に傾斜する。センサ20a〜dは、その位置を、内側案内縁部24および/またはその下のレール3の側面に対して感知し、それによって、それぞれのレール3に対する車輪の角度の測定を得る。この場合、センサ20a〜dは、誘導型センサであるが、たとえば、レーザおよび/または光学センサなどの他の感知手段も可能である。
図2は、図1のセンサ20aのセンサ配置の詳細図(詳細D)を示す。第1センサ20aは、操舵可能な車輪13に相互接続される第1センサ取付部34に相互接続される。レール3に対する第1センサ20aの高さおよび横方向の変位は、センサ調節手段43によって調節され得る。
図3は、車輪アセンブリ2を正面図で示し、一方で、図4は、第1センサ取付部34および第1センサ20aの位置の、図3の詳細を描く。ここでは、レール3に対する第1センサ20aの正確な設置は、ニュートラル位置に見られる。調節手段43により、センサ20aは、好ましくは0.04m〜0.5mの高さで、レールの内側案内縁部24の上方略中央に配向される。誘導型センサ20aからレール3に達する磁場33を概略的に図示している。
図5は、溝25を備えるレール3を示し、溝25内で車輪13、14のフランジ17が案内される。溝25は、溝26の2つの側面27および2つの縁部により形成される。溝付きの鉄道線路の場合、車輪アセンブリ2は、溝25に対する位置を測定する、少なくとも1つのセンサ20により操舵される。これにより、センサは、基準としての上縁部24および/または溝25の側面27のいずれかを使用してもよい。状況により必要とされる場合、関連の基準の切り替えおよび/または別々のセンサの信号の組み合わせが可能である。
図6は、車輪転動面18、ならびに第1回転軸15の周りを回る車輪フランジ17、および車輪スポーク42を備える第1車輪13の断面図を示す。車輪13は、第1回転軸15の周りを回らない第1ハブ7をさらに備える。したがって、車輪軸受38は、第1ハブ7上に設置される。第1ハブ7は、さらに、継手軸39および継手ブッシュ40を備える第1操舵継手9によって横断部材4に相互接続され、継手ブッシュ40の周りで車輪が操舵可能である。継手軸39内で同心状に設置される第1操舵軸11によってこれはさらに示される。継手軸39は、横断部材4の断面を通過して延び、第1ハブ7の指定された窪み内に貫通する。横断部材4上に、ばねアセンブリ36が配置される。さらに、第1センサ取付部34と第1ハブ7との相互接続がみられるが、一方で、第1操舵軸11の周りで車輪を走行するための、車輪13と操舵ロッド23との相互接続は、この断面図では見ることができない。
図7および図8は、本発明による2つの車輪アセンブリ2を備えるシャーシ1を示す。各車輪アセンブリ2にて、ばねアセンブリ36が横断部材4上に取り付けられ、フレーム41が、各車輪アセンブリ2のばねアセンブリ36にはめ込まれる。車輪アセンブリ2の両外側面に、ギヤボックス31が配置され、車輪13、14に相互接続される。駆動モータ30が、シャーシ1の両側の2つのギヤボックス31の中間に設置されるように、第1端部で、ギヤボックス31に相互接続される。したがって、駆動モータ30の回転軸および車輪13、14の回転軸15、16は、互いに対して略直交し、ギヤボックス31は、直交するギヤボックスである。ブレーキディスク29は、1つのレール3上の2つの車輪13、14の2つのブレーキディスク29が互いに面してすぐ近くにあるように、各駆動モータ30の第2端部に相互接続される。電磁レールブレーキ37が、2つの車輪13、14の間のシャーシ1の(各レール3上の)各側部の2つの駆動モータ30の下方に設置される。
1 シャーシ
2 車輪アセンブリ
3 レール
4 横断部材
5 第1端部(横断部材)
6 第2端部(横断部材)
7 第1ハブ
8 第2ハブ
9 第1操舵継手
10 第2操舵継手
11 第1操舵軸
12 第2操舵軸
13 第1車輪
14 第2車輪
15 第1回転軸
16 第2回転軸
17 車輪フランジ
18 転動面
19 支持領域
20 センサ
21 アクチュエータ
22 制御ユニット
23 操舵ロッド
24 内側案内縁部
25 側面
26 溝
27 溝の上縁部
28 保護手段
29 ブレーキディスク
30 駆動モータ
31 ギヤボックス
32 ブレーキキャリパ
33 磁場
34 第1センサ取付部
35 第2センサ取付部
36 ばねアセンブリ
37 電磁レールブレーキ
38 車輪軸受
39 継手軸
40 継手ブッシュ
41 フレーム
42 車輪スポーク
43 センサ調節手段

Claims (27)

  1. シャーシ(1)、および前記シャーシ(1)に相互接続される少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)を備える、線路(3)上を案内される車両であって、
    a.横断部材(4)であって、
    i.垂直に配置される第1操舵軸(11)の周りで旋回する第1操舵継手によって第1ハブ(7)と相互接続される第1端部、および
    ii.垂直に配置される第2操舵軸の周りで旋回する第2操舵継手によって第2ハブと相互接続される第2端
    有する横断部材(4)と、
    b.前記第1ハブ(7)に取り付けられ、第1回転軸(15)の周りで回転可能である第1車輪(13)、および、前記第2ハブに取り付けられ、第2回転軸の周りで回転可能である第2車輪(14)とを備え、
    c.前記第1車輪および前記第2車輪(13、14)のそれぞれは、動作中に支持領域により線路(3)のレールと相互作用する転動面(18)を備え、各操舵軸(11)と、関連する前記支持領域の中心との中心距離は、最大距離である0.1m以内であり、
    前記車両は、
    d.前記レール(3)に対する、第1センサ(20a)の横方向位置を判定する第1センサ(20a)を備え、
    i.前記第1センサ(20a)は、前記第1ハブ(7)に取り付けられ、
    ii.前記第1センサ(20a)は、進行方向に関して前記第1車輪(13)の前記支持領域の前方に、それぞれの前記支持領域の中心に対し水平方向に、0.1〜1.2mの範囲内である距離A1離れて配置され、

    前記車両は、
    e.前記少なくとも1つの相互接続された車輪(13、14)をそれぞれの前記操舵軸(11)の周りで、操舵角度だけ旋回させるために、前記第1および前記第2車輪(13、14)のうちの少なくとも1つに相互接続されるアクチュエータ(21)、
    を備え、
    f.前記第1センサ(20a)は、前記第1センサ(20a)の判定された前記位置に応じて、前記少なくとも1つの相互接続された車輪(13、14)の操舵角度を算出する制御ユニットにより、前記アクチュエータ(21)に相互接続される、
    線路(3)上を案内される車両。
  2. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、前記第2ハブに取り付けられる第2センサ(20b)を備え、前記第2センサ(20b)は、前記進行方向に関して前記第2車輪(14)の前記支持領域の前方に、関連する前記支持領域の中心に対し横方向に距離A2離れて配置される、請求項1記載の線路(3)上を案内される車両。
  3. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、前記第1ハブ(7)に取り付けられる第3センサ(20c)を備え、前記第3センサ(20c)は、前記進行方向に関して前記第1車輪(13)の前記支持領域の後方に、関連する前記支持領域の中心に対し水平方向に距離A3離れて配置される、請求項1または2に記載の線路(3)上を案内される車両。
  4. 前記距離A1と前記距離A3とは等しい、請求項3記載の線路(3)上を案内される車両。
  5. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、前記第2ハブに取り付けられる第4センサ(20d)を備え、前記第4センサ(20d)は、前記進行方向に関して前記第2車輪(14)の前記支持領域の後方に、それぞれの前記支持領域の中心に対し水平方向に距離A4離れて配置される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  6. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリの前記第1および前記第2ハブ(7)は、操舵ロッド(23)によって互いに相互接続される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  7. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記アクチュエータ(21)は、前記横断部材(4)に相互接続される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  8. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記アクチュエータ(21)は、横方向で、車輪アセンブリ(2)の前記車輪(13、14)の間に配置される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  9. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)は、その位置を、前記レール(3)の内側案内縁部(24)または側面(25)に対して測定する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  10. 前記レール(3)は、前記少なくとも1つのセンサ(20)に対し前記内側案内縁部(24)として機能する溝(26)を備える、請求項9記載の線路(3)上を案内される車両。
  11. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)は、その位置を、前記溝(26)の少なくとも1つの上縁部(27)および/または少なくとも1つの側面(25)に対して判定する、請求項10記載の線路(3)上を案内される車両。
  12. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)は、誘導型センサおよび/またはレーザセンサおよび/または静電容量センサおよび/または超音波センサおよび/または光学センサおよび/またはレーダセンサである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  13. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)は、前記進行方向に関して、前記少なくとも1つのセンサの前方に位置決めされる(20)保護手段を有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  14. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)は、前記レール(3)の上方、約0.04m〜0.5mの高さに配置される、請求項1〜13のいずれか1項に記載の線路(3)上で案内される車両。
  15. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)の各車輪(13、14)は、ブレーキディスク(29)に相互接続され、前記ブレーキディスク(29)は、前記車輪(13、14)の外部に配置される、請求項1〜14のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  16. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、前記車輪(13、14)の外部に配置され、ギヤボックス(31)により前記車輪(13、14)に相互接続される駆動モータ(30)を備える、請求項1〜15のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  17. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、前記車輪(13、14)のそれぞれの前記回転軸(15)に対し角度をなして配置される前記ブレーキディスク(29)の回転軸を備える、請求項15記載の線路(3)上を案内される車両。
  18. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、車輪(13、14)の内部に配置されるブレーキディスク(29)を備え、ブレーキディスク(29)に相互接続されるブレーキキャリパが、前記ハブ(7)のそれぞれに取り付けられる請求項1〜13のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  19. 前記少なくとも1つの車輪アセンブリ(2)は、シャーシ(1)および前記制御ユニットに相互接続される第5センサを備え、前記制御ユニットは、前記第5センサの測定量から、線路の種類および/または線路の曲率および/または前記進行方向における前記車輪アセンブリ(2)の前方の前記レール(3)の線路の異常を判定する、請求項1〜18のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  20. 前記制御ユニットは、前記レール(3)に沿った前記車輪アセンブリ(2)の位置に関する情報を前記制御ユニットに提供する位置判定システムに相互接続される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  21. 前記制御ユニットは、保存されたデータセットに復帰するために、前記車輪アセンブリ(2)の前記位置の情報を使用する請求項20記載の線路(3)上を案内される車両。
  22. 前記車輪(13、14)の前記転動面(18)は、円錐形または円筒形または樽形である、請求項1〜21のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  23. 少なくとも2つの車輪アセンブリ(2)を備え、第1車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)は、制御ユニットにより、第2車輪アセンブリ(2)の前記少なくとも1つのセンサ(20)に相互接続される、請求項1〜22のいずれか1項に記載の線路(3)上を案内される車両。
  24. 軌道に案内される車両(2)を操舵する方法であって、
    a.請求項1に記載される軌道に案内される車両(2)を提供するステップと、
    b.少なくとも1つのセンサ(20)の変位を、前記少なくとも1つのセンサ(20)の中心がレール(3)の内側案内縁部(24)の上方となるニュートラル位置に対して測定するステップと、
    c.測定された前記変位を、前記少なくとも1つのセンサ(20)に相互接続される制御ユニットに通信するステップと、
    d.制御ユニットにより、前記少なくとも1つのセンサ(20)の前記測定された変位から判定される修正操舵角度を算出するステップと、
    e.算出された前記修正操舵角度を、少なくとも1つの車輪(13)および前記制御ユニットに相互接続される少なくとも1つのアクチュエータ(21)に通信するステップと、
    f.少なくとも1つの相互接続された車輪(13)を、前記少なくとも1つのセンサ(20)が目標位置にあるように、少なくとも1つのアクチュエータ(21)によって、それぞれの操舵軸(11)の周りで前記修正操舵角度だけ旋回させるステップと、
    含み、
    前記少なくとも1つの相互接続された車輪(13)のフランジは、前記レール(3)の前記内側案内縁部(24)への目標変位を有する、
    方法。
  25. 前記レール(3)の前記内側案内縁部(24)への前記フランジの前記目標変位は、約0.001m〜0.06mの範囲内である、請求項24記載の方法。
  26. 第2センサ(20b)は、第2車輪(14)の前方で相互接続され、前記第1車輪(13)は、操舵ロッド(23)により前記第2車輪(14)に相互接続され、各センサは、個別のニュートラル位置を有し、変位が、ニュートラル位置に対し測定され、前記制御ユニットに通信され、前記制御ユニットは、前記第1および前記第2センサ(20a、20b)の測定された前記変位の平均値から目標位置を算出する、請求項24記載の方法。
  27. a.第3センサ(20c)は、前記第1車輪(13)の後方に取り付けられ、
    b.第4センサ(20d)は、前記第2車輪(14)の後方に取り付けられ、
    c.各センサ(20a〜d)は、その変位を個別のニュートラル位置に対して測定し、その測定を前記制御ユニットに通信し、
    d.前記制御ユニットは
    i.前記第1および前記第2センサ(20a、20b)の測定された前記変位を使用して、前記第1および前記第2センサ(20a、20b)用の第1目標位置を算出し、前記第1センサおよび前記第2センサ(20a、20b)の前記変位の絶対値は等しく、
    ii.前記第1および前記第3センサ(20a、20c)の前記測定された変位を使用して、前記第1および前記第3センサ(20a、20c)の第2目標位置を算出し、前記第1および前記第3センサ(20a、20c)の前記変位は等しく、
    iii.前記第2および前記第4センサ(20b、20d)の前記測定された変位を使用して、前記第2および前記第4センサ(20b、20d)の第3目標位置を算出し、前記第2および前記第4センサ(20b、20d)の前記変位は等しく、
    iv.修正操舵角度を判定し、修正操舵角度だけ、前記アクチュエータ(21)が前記第1および前記第2車輪(13、14)を既定の位置へと操舵し、
    v.前記既定の位置では、
    1.前記第1および前記第2センサ(20a、20b)は、前記第1目標位置のうちの1つにあり、
    2.前記第1および前記第3センサ(20a、20c)は、前記第2目標位置のうちの1つにあり、
    3.前記第2および前記第4センサ(20b、20d)は、前記第3目標位置のうちの1つにある、
    請求項26記載の方法。
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