JP6743520B2 - コイル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばアンテナとして用いられるコイル装置に関する。
たとえばアンテナなどに用いられるコイル装置を振動などの衝撃から保護するために、コイル部が形成してあるボビンを外装ケースの内部に入れ、コイル装置の周囲を、ポッティング樹脂などで樹脂封止することが検討されている。外装ケースの内部では、ボビンの全周囲を樹脂封止することが好ましい。そのため、たとえば特許文献1などの技術を利用して、樹脂封止されるボビンの外周に凸部を設け、凸部が外装ケースの内壁に当接し、ボビンと外装ケースとの間に隙間を設け、その隙間に封止樹脂が回り込むように構成している。
ところが、ボビンは、硬質なエポキシ樹脂などで構成され、コア部材の四側面の全周を覆っており、コイル装置に衝撃が作用した場合などに、コア部材がボビンの内部で移動してボビンの内壁に衝突しやすく、耐衝撃特性が低下するおそれがある。特に、自動車などの分野に用いられるコイル装置では、高度な耐衝撃特性が求められ、従来のコイル装置の構造では、十分な耐衝撃特性を得ることが困難であった。
特開2014−175363号公報
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、耐衝撃特性に優れたコイル装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明に係るコイル装置は、
長手方向に細長いコア部材と、
外部に開放してある側面開放部に連通して前記コア部材が内部に収容される長手状凹部を持つボビンと、
前記ボビンの回りにワイヤが巻回されて形成してあるコイル部と、
内部に前記コア部材が収容されて前記コイル部が形成してあるボビンが収容される収容凹部を持つ外装ケースと、
前記収容凹部の内部に充填されて前記コイル部が形成してあるボビンの周囲を覆うポッティング樹脂と、を有し、
前記収容凹部の開放口と前記側面開放部とが同じ方向に開放している。
本発明のコイル装置では、長手方向に細長いコア部材の四側面をボビンが覆うのではなく、その四側面の内の一側面、好ましくは最も大きな面積を持つ側面がボビンの外部に開放されるように、ボビンは側面開放部を有する。そのため、外装ケースの収容凹部の開放口からポッティング樹脂を外装ケースの内部に収容すると、ポッティング樹脂は、側面開放部からボビンの内部に入り込み、コア部材の周囲を覆うことになる。特に、側面開放部に面しているコア部材の外側面は、ボビンの側壁に邪魔されずに、十分な体積を持つポッティング樹脂に覆われることになる。したがって、コイル装置に衝撃が加わったとしても、コア部材がボビンの内部で移動してボビンの内壁に衝突することはなく、耐衝撃特性が向上する。
また、収容凹部の開放口と側面開放部とが同じ方向に開放していることから、収容凹部の開放口から充填するポッティング樹脂は、側面開放部からボビンの内部に入り込み易い。しかも、側面開放部に面しているコア部材の外側面は、収容凹部に貯留してあるポッティング樹脂の自由界面に向き合うため、コア部材のその他の外側面よりも大きな体積を持つポッティング樹脂に覆われることになり、耐衝撃特性が向上する。なお、ポッティング樹脂の自由界面とは、ポッティング樹脂の外面で、外装ケースにより覆われていない大気との接触面である。側面開放部に面しているコア部材の外側面と自由界面との間の距離は、収容凹部に充填するポッティング樹脂の量により制御することができる。
前記ボビンの外壁と前記収容凹部の底壁との間には、前記外装ケースに衝撃を受けた場合に前記ボビンおよび前記外装ケースよりも先に変形することが可能な変形容易部材が配置してあってもよい。この場合には、ボビンは、ボビン自体よりも変形が容易な変形容易部材を介して外装ケースの底壁に接触する。
外装ケースに衝撃を受けると、変形容易部材は、容易に弾性変形あるいは塑性変形(破断されてもよい)し、外装ケースに伝わる衝撃力を弱めてボビンに伝達することになる。また、ボビンと外装ケースとの間の隙間には、ポッティング樹脂が充填してある。ポッティング樹脂は、縦弾性率が十分に低いため、変形容易部材と協同して、外装ケースに加わる衝撃を有効に吸収することができる。
したがって、ボビンに形成してある凸部(ボビンと同程度の変形強さを持つ)が外装ケースの底壁に接触する従来のコイル装置に比較して、耐衝撃性が向上する。このため、ボビンの内部に配置してあるコア部材に加わる衝撃力(落下試験などによる)を、さらに低減することができる。
変形容易部材は、ボビンまたは外装ケースと一体に成形してあっても良く、たとえばボビンまたは外装ケースの一部に一体成形してある斜め脚部としても良い。変形容易部材をボビンまたは外装ケースと一体に成形することで、変形容易部材を別に用意する必要がなく、部品点数の削減に寄与する。
ボビンに形成してある側面開放部と反対側に位置するボビンの外壁には、ボビンの内外を貫通する窓部が形成してあってもよい。窓部が形成してあることで、この窓部からもボビンの内部にポッティング樹脂が入り込むことになる。窓部は、長手方向に沿って断続的に、複数形成してあってもよい。
斜め脚部などの変形容易部材は、窓部に形成してもよい。窓部の窓縁部から板状部材あるいは線状部分を一体成形してボビンの底面に対して所定角度で斜めに突出させれば、板状部材あるいは線状部材を変形させやすく、変形容易部材として良好に機能させることができる。
前記外壁の内面の一方から前記長手状凹部に向けて突出する第1押圧部が前記ボビンに形成してあってもよい。前記第1押圧部が、前記コア部材を、前記外壁の内面から浮かせるようにして、それらの間に、ポッティング樹脂が入り込むようにしてもよい。
前記側面開放部には、前記コア部材が前記長手状凹部の所定位置から位置ズレすることを抑制する第2押圧部が形成してあっても良い。このように構成することで、コイル部が形成してあるボビンに対して、コア部材が位置決めされ、コイル部に対するコア部材の位置ズレが防止され、コイルとしての特性ズレなどを避けることができる。
前記側面開放部には、前記コア部材が前記側面開放部を通して前記コイル部に当接することを防止する凸部が形成してあってもよい。このように構成することで、仮にコア部材が側面開放部の方向に移動したとしても、凸部が邪魔をしてコア部材がコイル部に衝突することを防止することができる。
好ましくは、前記ボビンの長手方向の一端には、前記長手状凹部に連通するコア挿入口が形成してある。ボビンの外壁の外周にコイル部を形成した後に、コア挿入口からコア部材をボビンの内部に挿入することができる。
前記コア挿入口には、前記長手状凹部に収容してあるコア部材が出て来ることを抑制する爪部またはカシメ部が形成してあってもよい。このように構成することで、ポッティング樹脂を外装ケースの収容凹部の内部に充填する前の状態で、コア部材がボビンに対して長手方向に沿って移動することを有効に抑制することができる。
図1Aは本発明の一実施形態に係るコイル装置の一部透過斜視図である。 図1Bは図1Aに示すコイル装置の分解斜視図である。 図2は図1Aに示すコイル装置のII−II線に沿う断面図である。 図3Aは図1Bに示すコイル装置におけるボビンの部分斜視図である。 図3Bは図3Aの変形例に係るボビンの部分斜視図である。 図4Aは図1Aに示すコイル装置の変形例に係るボビンの斜視図である。 図4Bは図4Aに示すボビンと外装ケースとコア部材との関係を示す要部断面図である。 図4Cは図4Bに示すボビンの変形例を示す要部断面図である。 図5Aは図1Aに示すコイル装置の変形例に係る一部透視斜視図である。 図5Bは図5Aに示すコイル装置の変形例に係る一部透視斜視図である。 図6は図1Aに示すコイル装置の変形例に係る一部透視斜視図である。 図7Aは図1Aに示すコイル装置の変形例に係る一部透視斜視図である。 図7Bは図7Aに示すボビンとコア部材との関係を示す要部分解斜視図である。 図8Aは図1Aに示すコイル装置の変形例に係る一部透視斜視図である。 図8Bは図8Aに示すボビンとコア部材との関係を示す要部分解斜視図である。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
第1実施形態
図1A〜図3Bに示す本発明の第1実施形態に係るコイル装置2は、たとえばドアノブなどの内部に取り付けられる自動車用アンテナ装置、マンションや住宅のドアノブなどに内蔵されるアンテナ用コイルとして用いられる。このコイル装置2は、X軸方向に細長くZ軸方向に薄くY軸方向に幅広の偏平平板状のコア部材4を有する。なお、図面において、X軸、Y軸およびZ軸は、相互に垂直である。
コア部材4の寸法は、特に限定されないが、たとえばX軸方向の長さは、30〜120mmであり、Y軸方向の幅は、5〜20mmであり、Z軸方向の厚みは、1〜10mmである。本実施形態では、コア部材4は、X軸方向に細長い単一のコア部材4で構成してあるが、ボビン20の内部でX軸方向に分割された複数のコア部材を単に配置してあるものを用いてもよく、それらを接着剤で接合したものであっても良い。
コア部材4は、たとえばフェライト、金属磁性体、パーマロイ 、圧粉などの磁性体、あるいは、アルミナ、セラミックなどの非磁性体で構成しても良い。コア部材4は、好ましくは、比透磁率μが1000以上、さらに好ましくは3000以上、特に好ましくは5000以上の磁性体材料で構成されることが好ましい。一般に、コア部材4の縦弾性率は、100000〜160000MPaである。
コア部材4は、ボビン20に形成してあるX軸方向の長手状凹部22に設置されるようになっている。ボビン20の長手状凹部22は、コア部材4の3つの側面を覆うような形状を持つ。コア部材4の四側面の内の一側面で、最も大きな面積を持つ側面がボビン20の外部に開放されるように、X軸方向に細長い側面開放部23をボビン20が有する。
図1Bに示すように、ボビン20のX軸方向長さL1は、コア部材4の軸方向長さをL0とした場合に、L1/L0が0.6〜1.3となるように決定される。すなわち、コア部材4は、ボビン20のX軸方向端部から飛び出していても良いし、ボビン20の内部に完全に収まっていても良い。好ましくは、コア部材4の大部分がボビン20の長手状凹部22の内部に入り込むようになっており、少なくともワイヤ10が巻回されてコイル部12が外周部に形成してあるボビン20の内部に、コア部材4が位置するようになっている。
ボビン20の外壁24の周囲には、X軸方向に単一(または複数)のワイヤ10がらせん状に巻回してありコイル部12が形成してある。ワイヤ10としては、特に限定されないが、樹脂被覆ワイヤ、撚り線ワイヤなどを用いることができる。また、ワイヤ10の線径は、特に限定されないが、50〜500μmが好ましい。
コイル部12を形成するワイヤ10の両端は、図1Aに示す電子部品収容部70に収容してある部品ケースに配置してある各種電子部品に接続してある。各種電子部品としては、たとえばアンテナ装置として必要な抵抗素子、コンデンサなどが例示される。電子部品収容部70は、外装ケース40の収容凹部42内で、ボビン20の一方のX軸方向端部位置に形成され、収容部70のX軸方向長さは、特に限定されないが、ボビン20のX軸方向長さL1(図1B参照)の1/10〜1/2程度の長さである。
図1Bに示すように、ボビン20の外壁24の内、Z軸方向の下面には、ボビンの内外を連通する単一または複数の窓部26が、X軸方向に沿って形成してある。本実施形態では、ボビン20の外壁24の上面は、側面開口部23となっており、外壁24で3つの側面が囲まれる長手状凹部22は、側面開放部23において、ボビン20の外部と連通している。側面開放部23と窓部26とは、ボビン20において、Z軸方向の反対側の側面に形成してある。
ボビン20は、たとえば射出成形により形成され、PBT、PET、ナイロン、LCP、PPS、フェノールなどの合成樹脂で構成される。ボビン20の縦弾性率は、1000〜20000MPaである。
外装ケース40は、内部にコア部材4が収容されて外壁24にコイル部12が形成してあるボビン20が収容される収容凹部42を持つ。収容凹部42は、Z軸方向の上部が開放するように、外装ケース40のZ軸方向の上部には、開放口44が形成してある。収容凹部42は、ボビン20が内部に収まり、ボビン20の周囲がポッティング樹脂60で囲まれる程度の大きさを持つ。すなわち、収容凹部42のZ軸方向の深さD0(図2参照)は、ボビン20のZ軸方向高さの1.3倍〜2倍の深さを持つ。
ポッティング樹脂60の充填深さD1は、収容凹部42のZ軸方向の深さD0の0.5倍〜1倍程度である。ポッティング樹脂60の充填深さD1は、ボビン20のZ軸方向高さの1.1倍〜1.5倍が好ましい。ポッティング樹脂60の充填深さD1は、外装ケース40の収容凹部42の底面からポッティング樹脂60の自由界面60aまでのZ軸方向高さに一致する。なお、自由界面60aとは、ポッティング樹脂60の外面で、外装ケース40により覆われていない大気との接触面である。
外装ケース40は、たとえば射出成形により形成され、PBT、PET、ナイロン、LCP、PPS、フェノールなどの合成樹脂で構成される。外装ケース40の縦弾性率は、8000〜10000MPaであり、ボビン20と同じであっても良く、異なっていても良い。
外装ケース40の収容凹部42の内部に充填されるポッティング樹脂60は、注入後も軟質なシリコーン樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂などで構成され、ポッティング樹脂の縦弾性率は、好ましくは0.1〜100MPaである。ポッティング樹脂は、コイル部12が形成してあるボビン20の周囲のみでなく、ボビン20とコア部材4との隙間、ボビン20と外装ケース40の内壁面との間の隙間にも回り込んで充填される。ポッティング樹脂60の充填は、外装ケース40の収容凹部42における上部開放口44から行われる。
本実施形態では、ボビン20のX軸方向の両端の底外面21に、複数の斜め脚部(変形容易部材)50がボビン20に一体に成形してある。本実施形態では、斜め脚部50は、ボビン20のX軸方向の両端に、それぞれ形成してある。それぞれの斜め脚部50は、ボビン20の底外面21に対して、所定角度θで傾斜してある。所定角度θは、好ましくは60〜30度、さらに好ましくは45〜20度である。
斜め脚部50は、ポッティング樹脂60の注入前または注入時に、外装ケース40の内部で、外装ケース40の底内面41に接触し、ボビン20の下面と外装ケース40の底内面41との間の隙間を確保し、その隙間にポッティング樹脂を回り込ませやすくする。
本実施形態では、斜め脚部50は、ボビン20と一体に成形してあり、ボビン20のX軸方向の外側を向く板状片で構成してあるが、それに限定されない。たとえば図3Aに示すように、斜め脚部50は、X軸およびZ軸に平行な平面の板片であってもよく、その数も限定されない。また、図3Aに示す斜め脚部50は、ボビン20のX軸方向の内側を向く板状片で構成してある。また、斜め脚部50は、必ずしも直線板形状ではなく、曲面板形状であっても良い。
さらに斜め脚部50は、図3Bに示すように、先端部に当接部52が形成してある線状部材であってもよい。当接部52は、外装ケース40の底内面に面接触するようになっている。線状部材の方が、板状部材よりも、さらに容易に変形が容易になる。
斜め脚部50は、窓部26に形成してもよい。窓部26の開口縁部から板状脚部50を一体成形してボビン20の底面に対して所定角度θで斜めに突出させれば、板状脚部50を変形させやすく、変形容易部材として良好に機能させることができる。
斜め脚部50は、図2に示すように、ボビン20の底外面21と外装ケース40の底内面との間に少なくとも介在してあればよいが、ボビン20のY軸方向の側面にも形成してもよい。この場合には、外装ケース40の内部でのボビン20のZ軸方向の位置決めのみでなく、Y軸方向の位置決めも行うことが可能になり、ボビン20やコア部材4に作用するZ軸方向の衝撃力のみでなく、Y軸方向の衝撃力も緩和することが期待できる。
本実施形態では、ボビン20は、外装ケース40の内部で、変形容易部材としての斜め脚部50を介して外装ケース40の内底壁に接触する。斜め脚部50は、外装ケース40に衝撃を受けた場合にボビン20および外装ケース40よりも先に変形する。すなわち、外装ケース40に衝撃を受けると、斜め脚部50は、容易に弾性変形あるいは塑性変形(破断されてもよい)し、外装ケース40に伝わる衝撃力を弱めてボビン20に伝達することになる。
また、ボビン20と外装ケース40との間の隙間には、ポッティング樹脂が充填してある。ポッティング樹脂60は、縦弾性率が十分に低いため、斜め脚部と協同して、外装ケース40に加わる衝撃を有効に吸収することができる。また、本実施形態では、斜め脚部50はボビン20と一体に成形してあるため、変形容易部材を別に用意する必要がなく、部品点数の削減に寄与する。
特に本実施形態では、X軸方向に細長いコア部材4の四側面をボビン20が覆うのではなく、その四側面の内の一側面で、最も大きな面積を持つ側面がボビン20の外部に開放されるように、ボビン20は側面開放部23を有する。そのため、外装ケース40の収容凹部42の開放口44からポッティング樹脂を外装ケース40の内部に収容すると、ポッティング樹脂60は、ワイヤ10の隙間を介して側面開放部23からボビン20の内部に入り込み、コア部材4の周囲を覆うことになる。
特に、側面開放部23に面しているコア部材4の外側面は、ボビン20の外壁24に邪魔されずに、十分な体積を持つポッティング樹脂60に覆われることになる。したがって、コイル装置2に衝撃が加わったとしても、コア部材4がボビン20の内部で移動してボビン20の内壁に衝突することはなく、耐衝撃特性が向上する。
また、外装ケース40の収容凹部42の開放口44とボビン20の側面開放部23とが同じ方向に開放していることから、収容凹部42の開放口44から充填するポッティング樹脂60は、側面開放部23からボビンの内部に入り込み易い。しかも、側面開放部23に面しているコア部材4の外側面は、収容凹部42に貯留してあるポッティング樹脂60の自由界面60aに向き合うため、コア部材4のその他の外側面よりも大きな体積を持つポッティング樹脂60に覆われることになり、耐衝撃特性が向上する。なお、側面開放部23に面しているコア部材4の外側面と自由界面60aとの間の距離は、収容凹部42に充填するポッティング樹脂60の量により制御することができる。
また、本実施形態では、ボビン20に形成してある側面開放部23とZ軸方向の反対側に位置するボビン20の外壁には、ボビンの内外を貫通する窓部26が形成してある。窓部26が形成してあることで、この窓部26からもボビン20の内部にポッティング樹脂60が入り込むことになり、耐衝撃特性が向上し、コア部材4の破損などをさらに有効に防止することができる。
本実施形態では、ボビン20のX軸方向の一端には、長手状凹部22に連通するコア挿入口22aが形成してある。ボビン20の外壁24の外周にワイヤ12を巻回してコイル部12を形成した後に、コア挿入口22aからコア部材4をボビン20の内部に挿入することができる。その後に、コア部4が挿入してあるボビン20を、開放口44から外装ケース40の内部に設置する。その後に、開放口44から外装ケース40の内部にポッティング樹脂60を充填する。
第2実施形態
図4Aに示す本実施形態のコイル装置2Aは、第1実施形態のコイル装置2に比較して、以下に示す部分が相違するのみであり、その他の構成および作用効果は、同様なので重複する説明は省略する。
本実施形態では、ボビン20の外壁24の底外面21から長手状凹部22に向けて突出する第1押圧部としての押圧片28aがボビン20の窓部26に形成してある。図4Bに示すように、押圧片28aは、コア部材4の底面をボビン20の底内面から所定高さh1で浮かせるようにして、それらの間に、ポッティング樹脂が入り込むようにしてある。所定高さh1は、特に限定されないが、好ましくは0.1〜1.0mmである。
図4Aに示すように、押圧片28aは、窓部26のY軸方向の中央部で窓部26のX軸方向の開口縁部を上凸形状に連結する円弧片で構成してある。押圧片28aのY軸方向の幅は、窓部26のY軸方向の幅よりも狭く、押圧片28の両側は、窓部26を塞がないようになっている。
なお、押圧片28aのY軸方向の幅は、窓部26のY軸方向の幅と同じであっても良い。その場合でも、押圧片28aは、外壁24の内面からZ軸方向の下に突出し、押圧片28のY軸方向の両側には、切り込みが形成される。切り込みは、外壁24の内外を連絡する開口となる。ただし、押圧片28aは、窓部26に対応して形成される必要はなく、窓部26が形成されていない外壁24の一部に形成されていても良い。
本実施形態では、押圧片28aは、Z軸方向の下面に位置する外壁24にのみ形成してあり、コア部材4のZ軸方向の下面に押圧片28aのスプリング力で接触している。このためコア部材4のZ軸方向の下面は、ボビン20の外壁24の底内面から浮き上がり、それらの間に、ポッティング樹脂が入り込む。
なお、押圧片28aは、窓部26のX軸方向の開口縁部を上凸形状に連結する円弧片で構成する必要はなく、図4Cに示すように、窓部26のX軸方向の片方の開口縁部にのみ連結される片持ち梁状の半円弧片28aであってもよい。
第3実施形態
図5Aに示すように、本実施形態のコイル装置2Bは、第1実施形態のコイル装置2または第2実施形態のコイル装置2Aに比較して、以下に示す部分が相違するのみであり、その他の構成および作用効果は、同様なので重複する説明は省略する。
本実施形態では、ボビン20のZ軸方向の上面に形成してある側面開放部23のX軸方向の略中央部に、Y軸方向に延びる押圧片(第2押圧部)28bが、外壁24の側壁24aの上端を連絡するように形成してある。押圧片28bのY軸方向の中央部は、長手状凹部22に向けて下凸形状(円弧状)に湾曲してあり、コア部材4のZ軸方向の上面を下方に押し付けることが可能になっている。
このためコア部材4のZ軸方向の下面は、ボビン20の長手状凹部22を構成する外壁24の底内面に押し付けられている。その結果、コア部材4は、後述するポッティング樹脂60が充填される前、あるいはポッティング樹脂60が外装ケース40の内部に注入されている途中においても、コア部材4がボビン20の内部でX軸方向(Y軸方向およびZ軸方向も同様)に移動することが防止される。
なお、外壁24に、底外面21から長手状凹部22に向けてZ軸方向の上方に突出する第1押圧部としての押圧片28aが設けられている場合には、ボビン20bの長手状凹部22で、コア部材4は、Z軸方向の上下の押圧片28a,28bの間に挟まれて位置決めされる。また、第2押圧部としては、図5Aに示す押圧片28bに限らず、図5Bに示す押圧片28b1であっても良い。
図5Bに示す押圧片28b1は、図5Aに示す押圧片28bとは異なり、一対の側壁24aのZ軸方向の上端を連絡せずに、いずれか一方のみの側壁24aに片持ち梁状に成形してあり、押圧片28b1の先端が、コア部材4の上面を下方に押圧している。これらの押圧片28b1は、X軸方向に沿って、いずれかの側壁24aから互い違いに成形してある。
これらの押圧片28bまたは28b1は、第2押圧部として、コア部材4に接触し、コア部材4をZ軸方向の下方に押し、ボビン20に対してコア部材4の位置決めを行うことができる。このようにしてコイル部12が形成してあるボビン20に対して、コア部材4が位置決めされ、コイル部12に対するコア部材4の位置ズレが防止され、アンテナ用コイルとしての特性ズレなどを避けることができる。
また、これらの押圧片28bまたは28b1は、側面開口部23において、コア部材4がコイル部12を構成するワイヤ10に衝突することを防止することができる。本実施形態では、側面開放部23の一部が、これらの押圧片28bまたは28b1により塞がれるが、側面開放部23のきわめて小さな面積の一部のみを塞ぐことになる。これらの押圧片28bまたは28b1により塞がれる側面開放部23の面積は、側面開放部23の全体面積に対して、20%以下である。
第4実施形態
図6に示すように、本実施形態のコイル装置2Cは、第3実施形態のコイル装置2Bに比較して、以下に示す部分が相違するのみであり、その他の構成および作用効果は、同様なので重複する説明は省略する。
本実施形態では、側面開放部23には、コア部材4が側面開放部23を通してコイル部12のワイヤ10に当接することを防止する凸部28cが形成してある。凸部28cは、コア部材4のZ軸方向の上面に接触する必要ない。このように構成することで、仮にコア部材4が側面開放部23の方向に移動したとしても、凸部28cが邪魔をしてコア部材4がコイル部12のワイヤ10に衝突することを防止することができる。なお、側面開放部23に形成される凸部28cは、押圧片28b,28b1と同様に、側面開放部23のきわめて小さな面積の一部のみを塞ぐことになる。凸部28cにより塞がれる側面開放部23の面積割合は、押圧片28b,28b1と同様である。
第5実施形態
図7Aに示すように、本実施形態のコイル装置2Dは、第1〜第4実施形態のコイル装置2Bに比較して、以下に示す部分が相違するのみであり、その他の構成および作用効果は、同様なので重複する説明は省略する。
本実施形態のコイル装置2Dでは、コア挿入口22aには、長手状凹部22に収容してあるコア部材4が挿入口22aからX軸方向に出て来ることを抑制するカシメ部27aが形成してある。カシメ部27aは、図7Bに示すように、コア部材4がボビン20のコア挿入口22aから挿入する際には、挿入口22aを塞がないように外壁24の挿入口近くに一体成形してある。コア部材4を挿入口22aからX軸に沿って挿入後には、カシメ部27aに圧力(および熱)を加えることで、図7Aに示すように、挿入口22aの一部が塞がれ、コア部材4が挿入口22aからX軸方向に出て来ることを抑制する。なお、図7Bでは、ボビン20の回りに巻回してあるコイル部の図示が省略してある。
本実施形態では、図7Aに示すポッティング樹脂60を外装ケース40の収容凹部42の内部に充填する前の状態で、コア部材4がボビン20に対してX軸方向に沿って移動することを有効に抑制することができる。
また、図8Aに示すように、本実施形態のコイル装置2Dでは、コア挿入口22aには、長手状凹部22に収容してあるコア部材4が挿入口22aからX軸方向に出て来ることを抑制する爪部27bが形成してあってもよい。爪部27bは、図8Bに示すように、コア部材4がボビン20のコア挿入口22aから挿入する際には、弾性変形して挿入口22aを開くように外壁24の挿入口近くに一体成形してある。コア部材4を挿入口22aからX軸に沿って挿入後には、爪部27bは、弾性変形で元に戻り、図8Aに示すように、挿入口22aの一部が塞がれ、コア部材4が挿入口22aからX軸方向に出て来ることを抑制する。なお、図8Bでは、ボビン20の回りに巻回してあるコイル部の図示が省略してある。
本実施形態では、図8Aに示すポッティング樹脂60を外装ケース40の収容凹部42の内部に充填する前の状態で、コア部材4がボビン20に対してX軸方向に沿って移動することを有効に抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
たとえば、電子部品収容部70に収容してある部品ケースはボビンに一体で成形されていてもよい。部品ケースのZ軸方向の底部には、外装ケース40の底内面に接触する脚部(変形容易部材でもよい)が形成してあってもよい。また、電子部品収容部70に収容してある部品ケースの近くには、必ずしも斜め脚部50を配置する必要はない。X軸に沿って電子部品収容部70と反対側に位置するボビン20の端部に単一の斜め脚部50を設けるのみで、ボビン40のZ軸方向下面と外装ケース40の底内面との間に隙間を設けてポッティング樹脂を回り込ませることができる。
さらに本発明では、変形容易部材の形状は、上述した実施形態に限定されない。たとえば上述した実施形態の円弧状の押圧片28を、変形容易部材として、ボビン20の底外面21または外装ケース40の底内面41に形成してもよい。また、変形容易部材は、必ずしもボビン20または外装ケース40と一体に成形する必要はなく、別に成形されたものでもよい。
さらに上述した実施形態では、板状片または線状片の形状を工夫する(傾斜させたり、曲折させる)ことで変形容易部材を構成しているが、ボビン20または外装ケース40に対して強度(座屈強度、曲げ強度や圧縮強度など)が小さいものを用いることでも、変形容易部材とすることもできる。
また、コア部材4の断面(X−Z断面)形状は、Y軸方向に細長い偏平な矩形に限らず、正四角形、その他の多角形状、あるいは円形、または楕円形状でも良い。
2,2A〜2D… コイル装置
4… コア部材
10… ワイヤ
12… コイル部
20… ボビン
21… 底外面
22… 長手状凹部
22a… コア挿入口
23… 側面開放部
24… 外壁
25… 脚部
26… 窓部
27a… カシメ部
27b… 爪部
28a… 押圧片(第1押圧部)
28b… 押圧片(第2押圧部)
28c… 凸部
40… 外装ケース
41… 底内面
42… 収容凹部
44… 開放口
50… 斜め脚部(変形容易部材)
52… 当接部
60… ポッティング樹脂
60a… 自由界面
70… 電子部品収容部

Claims (8)

  1. 長手方向に細長いコア部材と、
    外部に開放してある側面開放部に連通して前記コア部材が内部に収容される長手状凹部を持つボビンと、
    前記ボビンの回りにワイヤが巻回されて形成してあるコイル部と、
    内部に前記コア部材が収容されて前記コイル部が形成してあるボビンが収容される収容凹部を持つ外装ケースと、
    前記収容凹部の内部に充填されて前記コイル部が形成してあるボビンの周囲を覆うポッティング樹脂と、を有し、
    前記収容凹部の開放口と前記側面開放部とが同じ方向に開放して前記収容凹部の開放口と前記側面開放部とが同じ方向に開放しており、
    前記ボビンの外壁と前記収容凹部の底壁との間には、前記外装ケースに衝撃を受けた場合に前記ボビンおよび前記外装ケースよりも先に変形することが可能な変形容易部材が配置してあり、
    前記外装ケースに対して前記変形容易部材の座屈強度が小さいことを特徴とするコイル装置。
  2. 前記変形容易部材が、前記ボビンに一体に成形してあり、
    前記変形容易部材が、前記ボビンの底外面に対して傾斜した板状部材または線状部材で構成された斜め脚部であり、
    該斜め脚部の先端部が、前記外装ケースの底内面に接触していることを特徴とする請求項1に記載のコイル装置。
  3. 前記側面解放部の反対側に位置する前記ボビンの外壁に、前記ボビンの内外を連通する単一または複数の窓部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のコイル装置。
  4. 前記ボビンの内面の一部から前記コア部材に向けて突出する第1押圧部が前記ボビンに形成してある請求項1〜3のいずれかに記載のコイル装置。
  5. 前記側面開放部には、前記コア部材が前記長手状凹部の所定位置から位置ズレすることを抑制する第2押圧部が形成してある請求項1〜4のいずれかに記載のコイル装置。
  6. 前記側面開放部には、前記コア部材が前記側面開放部を通して前記コイル部に当接することを防止する凸部が形成してある請求項1〜5のいずれかに記載のコイル装置。
  7. 前記ボビンの長手方向の一端には、前記長手状凹部に連通するコア挿入口が形成してある請求項1〜6のいずれかに記載のコイル装置。
  8. 前記コア挿入口には、前記長手状凹部に収容してあるコア部材が出て来ることを抑制する爪部またはカシメ部が形成してある請求項7に記載のコイル装置。
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