JP6742668B2 - 車両用クッションパッド及びその製造方法 - Google Patents
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Description
ところで、クッションパッドは、図13(イ),(ロ)のように表層パッドn側の意匠面形状が同じでも、芯パッドmの形状が異なるケースが存在する。ハイブリッド適用の有無や仕様違い等によってボディ側が変わってくるため、裏面側に配される芯パッドmの形状が変化するためである。芯パッドmの裏面mYには、芯パッド形状を示す識別マークmKがマーキングされており、クッションパッドは、該識別マークmKを確認しながら車両に組付けられていく。
しかし、例えば、組み立てラインではクッションパッドの意匠面側が現れる状態で置かれており、見分けがつかない。表層パッドn側の外観からは、芯パッドmの形状判別がつかない。芯パッドmの形状,識別マークmKがどのようになっているか判らず、作業者はクッションパッドをひっくり返して、その裏側を確認する作業を強いられている。特に、図13のような後部座席の大きなクッションパッドでは重労働となる。同様の問題は、製品出荷や在庫管理等でも発生する。
こうした労力の負担改善に関係して、芯パッド用識別マークを表層パッドの意匠面に形成適用できる発明がいくつか提案されている(例えば特許文献1、2)。
特許文献2は、表層パッドの表面にディンプルによる芯パッドの識別マークを形成して、クッションパッドの意匠面側から芯パッド仕様を確認できる発明である。しかし、クッションパッドには、表層パッド用認識記号が付されており、さらに芯パッドのスペックを明らかにする識別マークをディンプルで表現しようとするとスペースが足らなくなる虞がある。スペースに見合うようにディンプルを小さくすればよいが、今度は識別マークが小さくなって判り難くなる。さらに、芯パッド用識別マークが表層パッドの発泡成形型に刻まれてしまうので、意匠面形状が同じの表層パッドであっても、芯パッドの形状,識別マークが違うケースごとに、専用の発泡成形型を用意しなければならない問題もある。
請求項4に記載の発明の要旨は、ブロック状に成形されたビーズ発泡成形体の芯パッドを発泡成形型にセットした後、型閉じし、その後、該芯パッドをインサート品にして、その表面側を覆う軟質ポリウレタン発泡体の表層パッドを発泡成形する車両用クッションパッドの製造方法において、バックパッドとの合わせ部側の上方面で、識別マークがこれをしるす識別マーク域面に対し隆起又は沈降して形成された芯パッドを、前記発泡成形型の一の分割型にセットし、次いで、発泡原料の注入と共に型閉じし、該型閉じに伴い、前記識別マーク域面を囲う前記上方面の主部面と、他の分割型のキャビティ面の一部にして該主部面と対向する当たり部と、で当接シールし、その後、該当接シールにより前記識別マークが意匠面側に露出するように欠落部を形成して、該芯パッドの表面側を覆う軟質ポリウレタン発泡体の表層パッドを発泡成形することを特徴とする車両用クッションパッドの製造方法にある。請求項5の発明たるクッションパッドは、請求項4で、他の分割型のキャビティ面に前記当たり部用の柱状隆起部が形成されると共に、前記識別マーク域面がこれを囲む前記主部面よりも低い段差面に形成されて、前記型閉じに伴い、該段差面を封じるように、前記隆起部の頂面と前記主部面とが当接シールし、その後の表層パッドの発泡成形で、通孔からなる前記欠落部を形成することを特徴とする。請求項6の発明たるクッションパッドは、請求項4又は5で、他の分割型のキャビティ面に前記当たり部用の柱状隆起部が形成されると共に、前記識別マーク域面を取り囲むように前記主部面に突状枠部が形成されて、前記型閉じに伴い、前記隆起部と前記突状枠部とで当接シールし、その後の表層パッドの発泡成形で、通孔からなる前記欠落部を形成することを特徴とする。請求項7の発明たるクッションパッドは、請求項4〜6で、他の分割型のキャビティ面に頂部を筒状にしてその頂面が環状面になる前記当たり部用隆起部が形成され、前記型閉じに伴い、平面視で前記頂部の筒状内に前記識別マーク域面が収められるようにして、該頂部の筒状頂面と前記主部面とで当接シールし、その後の表層パッドの発泡成形で、通孔からなる前記欠落部を形成することを特徴とする。請求項8の発明たるクッションパッドは、請求項4〜7で、発泡成形型の一の分割型のキャビティ面を、裏面形状が数種類在る各芯パッドのいずれも一の分割型にセットできる最大公約数のキャビティ面形状とし、数種類のうちの一つの芯パッドを前記発泡成形型の一の分割型にセットし、次いで、発泡原料の注入と共に型閉じすることを特徴とする。
車両用クッションパッドの製造方法は、ブロック状に成形されたビーズ発泡成形体の芯パッド2を発泡成形型7にセットした後、型閉じし、その後、該芯パッド2をインサート品にして、その表面2a側を覆う軟質ポリウレタン発泡体の表層パッド5を発泡成形する製法である。少なくとも乗員が当接する側の当たり面部分511を軟質ポリウレタン発泡成形体で形成し、表層パッド5の発泡成形で、インサート品の芯パッド2を一体発泡成形する。クッションパッド1は、車両用座席シートの座部に使用される。ここでは、図1に示す後部座席の座部用クッションパッド1に適用する。図2の車両設置状態にあるクッションパッド1は紙面の右方が車両前方、左方が車両後方、紙面上方が上方、紙面下方が下方である。本発明でいう上方、下方もこれにならう。
表層パッド5の発泡成形に先立ち、芯パッド2と発泡成形型7が用意される。
ここで、本発明でいう「ビーズ発泡成形体」とは、いわゆるビーズ発泡法(特許第4855138号,特開2015-101620号,特開2013-22911号,特開2011-105879号等)によって得られた発泡成形体で、ペレットに発泡剤を含浸したビーズを予備発泡成形し、その後の型内発泡成形によって成形されている発泡成形体をいう。ビーズ発泡法は単にビーズ法もいう。芯パッド2のビーズ発泡成形体は、見掛け密度が表層パッド5を形成する軟質ポリウレタン発泡成形体の見掛け密度よりも小さければ充足するが、発泡ポリプロピレン、発泡スチロール、発泡ポリエチレン、又はこれらのうち一つを少なくとも含む成形体であるのがより好ましい。例えばビーズ法発泡スチロールの発泡スチロールの成形体は、気泡が内部に密閉されたビーズ発泡成形体となっており、且つ体積の大部分が気体で軽量にして、その見掛け密度を軟質ポリウレタン発泡成形体の見掛け密度よりも小さくできる。
尚、図5〜図12の発泡成形型7は、車両設置状態にある図2のクッションパッド1と上下が逆の姿態で、芯パッド2と一体の表層パッド5を発泡成形するクッションパッド製造型になっている。これに伴い、発泡成形型7にセットする芯パッド2も、車両設置状態にある図2のクッションパッド1に組み込まれた芯パッド2と上下が逆になる。
まず、発泡成形型7を型開状態とする。この型開状態下、芯パッド2を上型9にセットする(図5)。バックパッドとの合わせ部3側の上方面3aの識別マーク域面32に、識別マーク4が凹み形成された芯パッド2を、上型9にセットする。芯パッド裏面2bの方を上型キャビティ面91に当接させて、識別マーク4,識別マーク域面32側が下型キャビティ面81へ向くようにする。
本発明の段差面32aを形成する芯パッド2は、弾性変形可能なビーズ発泡成形体からなる。型閉じで、主部面31の環状面部分31aに荷重が集中して、該環状面部分31aと隆起部812の頂面812bとがより効果的な圧接状態になる当接でシールするので、段差面32aをつくる識別マーク域面32への発泡原料gの浸入阻止が一層有効になる。ちなみに、型閉じ下、環状面部分31aの外方を取り巻く主部面31と下型キャビティ面81との間には、軟質ポリウレタン発泡成形部52の形成用キャビティC空間が設けられる。
図10(イ)は、下型キャビティ面81に当たり部811用の柱状隆起部812が形成されると共に、識別マーク域面32を取り囲むように主部面31に突状枠部31bが形成される。型閉じに伴い、隆起部812と突状枠部31bとで当接シールする。型閉じで、芯パッド2が本体を含めて突状枠部31bも弾性変形可能なビーズ発泡成形体からなるので、突状枠部31bがガスケットのような役割を果たして、隆起部812に対し効果的な圧接状態の当接でシールする。続く発泡成形で、識別マーク域面32への発泡原料gの流入を阻止できる。
また、図10(ロ)は、下型キャビティ面81に頂部812aを筒状にしてその頂面812bが環状面になる当たり部用隆起部812が形成されている。型閉じに伴い、平面視で頂部812aの筒状内812cに識別マーク域面32が収められるようにして、頂部812aの頂面812bとこれに対向する主部面31とで当接シールする。隆起部812の頂部812aを筒状にすることによって、環状頂面812cが、識別マーク域面32を取り囲む主部面31で、その接する環状対向面31cに限定させて、効果的な圧接状態の当接シールを導いている。図10(ロ)で、表層パッド5が発泡成形されたクッションパッド1を図4に示す。
型閉じ状態を所定時間維持し(図7)、発泡原料gが、当たり面部分511を形成すると共に、合わせ部3の側方面3bを表層パッド5の軟質ポリウレタン発泡成形補部55で覆って、内面5bが芯パッド表面2aに当接する表層パッド5の軟質ポリウレタン発泡成形主部51を形成する。また、合わせ部3の上方面3aでは、識別マーク域面32内へ発泡原料gが入り込まぬよう隆起部812に環状面部分31aが当接シールして欠落部53を形成し、さらに該環状面部分31aの外方にある上方面3aを覆って、主部面31に接合した表層パッド5の軟質ポリウレタン発泡成形部52を形成する。隆起部812が通孔54からなる欠落部53を形成し、且つ前記当接シールにより識別マーク4が意匠面側に露出するようにして、芯パッド2の表面2a側を覆う表層パッド5を発泡成形する。隆起部812の頂面812bと主部面31とが当接シールする領域に通孔54が形成される。通孔54の孔口541は、平面視で段差面32aに、隆起部頂面812bに当接した段差面32a沿いの環状面部分31aが加わる大きさになっている(図3,図9)。図10(イ),(ロ)の他態様の当接シールする構造の場合も、表層パッド5の発泡成形で、上方面3a上の軟質ポリウレタン発泡成形部52に同じような通孔54が形成される。
図中、符号84は吊溝59の横溝形成用の盛り上がり部、符号89,符号99は型合せ面を示す。
図1〜図8や図11,図12の上記製造方法等で得られるクッションパッド1は、芯パッド2の表面2a側を、軟質ポリウレタン発泡体からなる表層パッド5が覆う車両用クッションパッド1である。乗員が当接する側の当たり面部分511を軟質ポリウレタン発泡体で形成して、芯パッド2と表層パッド5とを具備するクッションパッド1になっている。
図4,図10(ロ)のクッションパッド1は、通孔54の孔口541が、平面視で識別マーク域面32に主部面31のうちで環状対向面部分31cが加わる大きさになっている。クッションパッド1の前記製法で、隆起部812の環状頂面812bが主部面31の環状対向面部分31cに当接した跡が、通孔54の一部を形成する。
ここまで、第一芯パッド2Aを用いたクッションパッド1について説明したが、第二芯パッド2Bを用いたクッションパッド1も同様であり、その説明を省く。符号5Bはサイド部、符号5Cは補助席部、符号5Eはバックレストとの合わせ接触部を示す。他の構成は(1)クッションパッドの製造方法で述べた構成と同様で、その説明を省く。(1)で述べた符号と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成した車両用クッションパッド及びその製造方法は、芯パッド2と表層パッド5とを備えて、芯パッド2が軟質ポリウレタン発泡成形体の見掛け密度よりも見掛け密度が小のビーズ発泡成形体で形成されるので、軽量化が進む。それでいて、軟質ポリウレタン発泡成形体で構成された表層パッド5の意匠面5a側に、着座乗員との当たり面部分511が設けられているので、クッション性等の快適性は確保される。
また、芯パッド2の表面2aで且つバックパッドとの合わせ部3側の上方面3aに、識別マーク4が形成されると、芯パッド2の一部として、識別マーク4がしるされた識別マーク域面32が意匠面5a側に露出しても、合わせ部3にバックレストが接続し車両への組付けで隠れてしまうので、何ら問題ない。
加えて、合わせ部3の上方面3aに表層パッド5の軟質ポリウレタン発泡成形部52が積層形成され、且つ欠落部53が、識別マーク域面32と対向する該軟質ポリウレタン発泡成形部52の部位を貫通形成した通孔54からなると、通孔54の周囲を軟質ポリウレタン発泡成形部52で取り囲むことになるので、表皮を被せてシートクッションにした時に通孔54の存在が判らず、外観品質を維持できる。
そして、型費を大幅削減できる。芯パッド2側にその仕様をしるす識別マーク4を付して、該識別マーク4が表層パッド5の意匠面5a側に露出するようにしているので、一つの発泡成形型7で、複数タイプのクッションパッド1を打ち分けられる。特許文献2のようにクッションパッド用発泡成形型7に芯パッド2の識別マークを刻印すると、そのクッションパッド1の専用型になってしまう。これに対し、本発明のように芯パッド2に識別マーク4が付されると、上型キャビティ面91を、裏面2bの形状が数種類在る各芯パッド2のいずれも一の分割型にセットできる最大公約数のキャビティ面形状にすることによって(図7,図11)、意匠面側が同じで芯パッド2の形状が異なるクッションパッド用の発泡成形型7を一つの型に共通化できる。型費の大幅削減が可能になる。
さらにいえば、通孔54の孔口541が、平面視で該段差面32aに該主部面31のうちで段差面32a沿いの環状面部分31aが加わる大きさになるので、図1のように大きな孔口541を介して、斜め上方からでも識別マーク4を確認できるようになる。意匠面側から芯パッド2の見分けが簡単につくより扱いやすいクッションパッド1になる。
かくのごとく、本車両用クッションパッド及びその製造方法は、上述した種々の優れた効果を発揮し極めて有益である。
2 芯パッド
2a 表面
3 合わせ部
3a 上方面
31 主部面
31a 環状面部分
31b 突状枠部
32 識別マーク域面
32a 段差面
4 識別マーク
5 表層パッド
53 欠落部
54 通孔
8 下型(他の分割型)
81 下型キャビティ面(他の分割型のキャビティ面)
812 隆起部
9 上型(一の分割型)
g 発泡原料
Claims (8)
- ブロック状に成形されたビーズ発泡成形体の芯パッドの表面側を、軟質ポリウレタン発泡体からなる表層パッドが覆う車両用クッションパッドにおいて、
前記芯パッドの表面で、識別マークがこれをしるす識別マーク域面に対し隆起又は沈降して形成され、且つ前記表層パッドには該識別マーク域面と対向する部位に欠落部が形成され、該欠落部を介して前記識別マークが前記表層パッドの意匠面側に露出するようにしたことを特徴とする車両用クッションパッド。 - 前記芯パッドの表面で且つバックパッドとの合わせ部側の上方面に、前記表層パッドの軟質ポリウレタン発泡成形部が積層形成されると共に前記識別マーク域面が形成され、且つ前記欠落部が、該識別マーク域面と対向する該軟質ポリウレタン発泡成形部の部位を貫通形成した通孔からなる請求項1記載の車両用クッションパッド。
- 前記識別マークをしるす前記識別マーク域面が、これを囲う前記上方面の主部面よりも低い段差面に形成され、且つ前記通孔の孔口が、平面視で該段差面に該主部面のうちで段差面沿いの環状面部分が加わる大きさになっている請求項2記載の車両用クッションパッド。
- ブロック状に成形されたビーズ発泡成形体の芯パッドを発泡成形型にセットした後、型閉じし、その後、該芯パッドをインサート品にして、その表面側を覆う軟質ポリウレタン発泡体の表層パッドを発泡成形する車両用クッションパッドの製造方法において、
バックパッドとの合わせ部側の上方面で、識別マークがこれをしるす識別マーク域面に対し隆起又は沈降して形成された芯パッドを、前記発泡成形型の一の分割型にセットし、次いで、発泡原料の注入と共に型閉じし、該型閉じに伴い、前記識別マーク域面を囲う前記上方面の主部面と、他の分割型のキャビティ面の一部にして該主部面と対向する当たり部と、で当接シールし、その後、該当接シールにより前記識別マークが意匠面側に露出するように欠落部を形成して、該芯パッドの表面側を覆う軟質ポリウレタン発泡体の表層パッドを発泡成形することを特徴とする車両用クッションパッドの製造方法。 - 前記他の分割型のキャビティ面に前記当たり部用の柱状隆起部が形成されると共に、前記識別マーク域面がこれを囲む前記主部面よりも低い段差面に形成されて、前記型閉じに伴い、該段差面を封じるように、前記隆起部の頂面と前記主部面とが当接シールし、その後の表層パッドの発泡成形で、通孔からなる前記欠落部を形成する請求項請求項4記載の車両用クッションパッドの製造方法。
- 前記他の分割型のキャビティ面に前記当たり部用の柱状隆起部が形成されると共に、前記識別マーク域面を取り囲むように前記主部面に突状枠部が形成されて、前記型閉じに伴い、前記隆起部と前記突状枠部とで当接シールし、その後の表層パッドの発泡成形で、通孔からなる前記欠落部を形成する請求項4又は5に記載の車両用クッションパッドの製造方法。
- 前記他の分割型のキャビティ面に頂部を筒状にしてその頂面が環状面になる前記当たり部用隆起部が形成され、前記型閉じに伴い、平面視で前記頂部の筒状内に前記識別マーク域面が収められるようにして、該頂部の筒状頂面と前記主部面とで当接シールし、その後の表層パッドの発泡成形で、通孔からなる前記欠落部を形成する請求項4乃至6のいずれか1項に記載の車両用クッションパッドの製造方法。
- 前記発泡成形型の一の分割型のキャビティ面を、裏面形状が数種類在る各芯パッドのいずれも一の分割型にセットできる最大公約数のキャビティ面形状とし、数種類のうちの一つの芯パッドを前記発泡成形型の一の分割型にセットし、次いで、発泡原料の注入と共に型閉じする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の車両用クッションパッドの製造方法。
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