JP6739750B2 - インナーゲージ測定装置および測定方法 - Google Patents
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Description
スチールコードを有する空気入りタイヤのインナーゲージを測定するインナーゲージ測定装置であって、
前記空気入りタイヤの内周面に沿って回転走行させるためのローラーと、
前記ローラーに内蔵されている渦電流センサーとを備えており、
前記渦電流センサーは先端が一定方向に向くように前記ローラーの回転走行とは独立して固定されており、
前記インナーゲージの測定時には、前記渦電流センサーの先端を前記空気入りタイヤの内周面に対向させた状態で、前記ローラーを前記タイヤの内周面に沿って走行させることにより、前記渦電流センサーにより前記インナーゲージの測定を行い、
前記ローラーが一対の円盤状回転部から構成されており、前記一対の円盤状回転部の間に前記渦電流センサーが前記円盤状回転部の回転走行とは独立して固定されており、
前記一対の円盤状回転部の間に配置された前記渦電流センサーを保護する保護テープが、前記一対の円盤状回転部の外周部に巻付けられていることを特徴とするインナーゲージ測定装置である。
前記ローラーを支持する回転軸を備えており、
前記渦電流センサーが前記ローラーの回転軸に取り付けられて、前記渦電流センサーが前記ローラーの回転走行とは独立して固定されていることを特徴とする請求項1に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記ローラーと前記回転軸との間に、セラミック製のボールベアリングが配置されており、前記渦電流センサーが前記ローラーの回転から独立して固定されていることを特徴とする請求項2に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記ローラーに、前記渦電流センサーの取り付け方向を調整して固定するセンサー方向調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記センサー方向調整手段が、前記ローラーの下半分180°の範囲で前記渦電流センサーの取り付け方向を調整して固定するセンサー方向調整手段であることを特徴とする請求項4に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記ローラーが、非金属製であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記ローラーが、ポリアセタール樹脂製、ポリカーボネート樹脂製、ポリエチレン樹脂製のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記ローラーが2個以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置である。
前記空気入りタイヤがTBタイヤであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置である。
請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置を用いて、空気入りタイヤのインナーゲージを測定するインナーゲージ測定方法であって、
前記渦電流センサーの前記先端を前記空気入りタイヤの内周面に対向させた状態で、前記ローラーを前記タイヤの内周面に沿って走行させることにより、前記渦電流センサーにより前記インナーゲージの測定を行うことを特徴とするインナーゲージ測定方法である。
(1)概要
図1は本実施の形態に係るインナーゲージ測定装置の外観を示す斜視図である。そして、図2は本実施の形態に係るインナーゲージ測定装置の構成を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。また、図3は本実施の形態に係るインナーゲージ測定装置の側面拡大斜視図である。
以下、本実施の形態に係るインナーゲージ測定装置を構成する部材について具体的に説明する。
本実施の形態において、ローラー10は、例えば、図2に示すように、一対の円盤状回転部11から構成されて、一対の円盤状回転部11の間に渦電流センサー20が配置されて内蔵されている。そして、渦電流センサー20は、先端が一定方向に向くようにローラー10の回転走行とは独立して固定されている。このような構成とすることにより、渦電流センサー20の先端を空気入りタイヤの内周面に対向させた状態でローラー10をタイヤの内周面に沿って全周を走行させることができるため、インナーゲージを正確に測定することができる。
上記した一対の円盤状回転部11の間に渦電流センサー20が配置されて内蔵されているローラー10においては、渦電流センサー20を保護する保護テープ12が、一対の円盤状回転部10の外周部に巻付けられていることが好ましい。
前記したように、本実施の形態においては、渦電流センサー20はローラー10の回転から独立して、先端がタイヤの内周面に対向するように固定されている必要がある。
本実施の形態においては、ローラー10をタイヤの内周面に沿って回転走行させることにより全周に亘ってインナーゲージの測定を行うが、タイヤのサイズなどによっては、ローラー10をタイヤの内周面にセットする際、渦電流センサー20をタイヤの内周面に対して垂直にセットし難い場合がある。
次に、上記の構成のインナーゲージ測定装置を用いて行うインナーゲージ測定方法について、図4に基づいて説明する。
以上のように、本実施の形態においては、作業者が手で押さえながら測定、検査を行うのではなく、ローラーをタイヤの内周面に沿って回転走行させながら、測定、検査を行うため、タイヤの内周面の全周に亘るインナーゲージ測定を短時間で行うことができ、作業ロスが発生しない。
11 円盤状回転部
12 保護テープ
13 回転軸
14 配線
15 測定部
16 ボルト
20 渦電流センサー
30 ワイヤ
51 フレーム
A 測定点
CP カーカスプライ
IL インナーライナー
SC スチールコード
T タイヤ
Claims (10)
- スチールコードを有する空気入りタイヤのインナーゲージを測定するインナーゲージ測定装置であって、
前記空気入りタイヤの内周面に沿って回転走行させるためのローラーと、
前記ローラーに内蔵されている渦電流センサーとを備えており、
前記渦電流センサーは先端が一定方向に向くように前記ローラーの回転走行とは独立して固定されており、
前記インナーゲージの測定時には、前記渦電流センサーの先端を前記空気入りタイヤの内周面に対向させた状態で、前記ローラーを前記タイヤの内周面に沿って走行させることにより、前記渦電流センサーにより前記インナーゲージの測定を行い、
前記ローラーが一対の円盤状回転部から構成されており、前記一対の円盤状回転部の間に前記渦電流センサーが前記円盤状回転部の回転走行とは独立して固定されており、
前記一対の円盤状回転部の間に配置された前記渦電流センサーを保護する保護テープが、前記一対の円盤状回転部の外周部に巻付けられていることを特徴とするインナーゲージ測定装置。 - 前記ローラーを支持する回転軸を備えており、
前記渦電流センサーが前記ローラーの回転軸に取り付けられて、前記渦電流センサーが前記ローラーの回転走行とは独立して固定されていることを特徴とする請求項1に記載のインナーゲージ測定装置。 - 前記ローラーと前記回転軸との間に、セラミック製のボールベアリングが配置されており、前記渦電流センサーが前記ローラーの回転から独立して固定されていることを特徴とする請求項2に記載のインナーゲージ測定装置。
- 前記ローラーに、前記渦電流センサーの取り付け方向を調整して固定するセンサー方向調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置。
- 前記センサー方向調整手段が、前記ローラーの下半分180°の範囲で前記渦電流センサーの取り付け方向を調整して固定するセンサー方向調整手段であることを特徴とする請求項4に記載のインナーゲージ測定装置。
- 前記ローラーが、非金属製であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置。
- 前記ローラーが、ポリアセタール樹脂製、ポリカーボネート樹脂製、ポリエチレン樹脂製のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載のインナーゲージ測定装置。
- 前記ローラーが2個以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置。
- 前記空気入りタイヤがTBタイヤであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置。
- 請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のインナーゲージ測定装置を用いて、空気入りタイヤのインナーゲージを測定するインナーゲージ測定方法であって、
前記渦電流センサーの前記先端を前記空気入りタイヤの内周面に対向させた状態で、前記ローラーを前記タイヤの内周面に沿って走行させることにより、前記渦電流センサーにより前記インナーゲージの測定を行うことを特徴とするインナーゲージ測定方法。
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