JP6739271B2 - 津波バリア - Google Patents

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Description

本発明は、津波や高潮の発生時に漂流物等を捕捉する津波バリアに関する。
岸壁、護岸等に設けられ、津波や高潮の発生時に押し波による船舶や漂流物の陸への流入、引き波による地上の荷物の海への流出を防止する津波バリアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
津波バリアは、例えば、地面に立設された複数の支柱と、これらの支柱に支持される捕捉用スクリーンとを備えており、支柱及びスクリーンで漂流物等の流入、荷物の流出を阻止するとともに、衝撃を吸収することができる。
津波バリアは、陸に載置された荷物の周囲への流出を避けるため、荷物の載置スペースの周囲を囲むように設けられることが多い。
津波バリアで荷物を囲む場合、途中の中間支柱でスクリーンを架設する方向を変える必要がある。特に、載置スペースの形状に合わせて矩形状に津波バリアを設置する場合には、その角部において、スクリーンをほぼ直角に曲げる必要があるため、スクリーンが支柱に接触し、負荷が繰り返しかかることで徐々に損傷し、やがて破断してしまう。
そこで、津波バリアの角部のように、スクリーンの架設方向を大きく変える箇所がある場合には、図12、図13に示すように、角部となる位置でスクリーン101の架設を一旦終わらせ、別のスクリーン101で架設を始めるという構成をとっていた。これにより、津波バリア100に角部があっても、複数の直線状の柵を組み合わせることで、スクリーン101の破断を回避していた。
特開2013−119698号公報
しかし、津波バリア100の角部でスクリーン101の架設を終了させると、1つの角部につき、2つの端部ができるため、スクリーン101の端部を支持する端部支柱102間に隙間ができてしまう。また、端部支柱102は、スクリーン101にかかる張力のすべてを受け止める必要があるため、構造上、他の中間部分の中間支柱103よりも強固にする必要があり、材料及び施工コストが嵩むという問題があった。したがって、津波バリア100の端部支柱102をできるだけ減らしたいという要望があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、端部支柱間のスクリーンの隙間をなくし、スクリーンを架設する方向を変える角部の数に限らず、端部支柱の数を最小限にすることができる津波バリアを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、地面に立設された複数の支柱と、前記支柱間に架け渡され、波の力によって流されてきた物体を捕捉するスクリーンとを備える津波バリアであって、少なくとも一部の支柱には、前記スクリーンを架け渡す方向を変えるガイド部が設けられていることを特徴とする。
また、前記複数の支柱は、前記スクリーンの端部を支持する少なくとも2つの端部支柱と、前記端部支柱間に配置され、前記スクリーンを支持する中間支柱と、を備え、前記ガイド部は、前記中間支柱に設けられていることが好ましい。
また、前記スクリーンは、前記支柱に形成された貫通孔を通して前記支柱に架け渡されており、前記ガイド部は、前記スクリーンの引き込み側の貫通孔と引き出し側の貫通孔の少なくとも一方に設けられていることが好ましい。
また、前記ガイド部は、前記貫通孔の開口縁に形成され、前記スクリーンを摺動自在に支持する面取部であることが好ましい。
また、前記ガイド部は、前記貫通孔の開口縁に形成され、前記スクリーンを摺動自在に支持する曲面部であることが好ましい。
また、前記支柱に設けられ、前記スクリーンの一部が挿通される挿通部材を備え、前記ガイド部は、前記挿通部材の両端部に形成され、当該挿通部材の内面側から外面側に向けて湾曲する湾曲部であることが好ましい。
また、前記支柱に設けられ、前記スクリーンの一部が挿通される挿通部材を備え、前記ガイド部は、前記挿通部材の両端部に設けられており、内面側から外面側に向けて湾曲するように形成された曲面を有することが好ましい。
また、前記挿通部材と前記ガイド部とが接合されていることが好ましい。
また、前記挿通部材は管状に形成されていることが好ましい。
また、前記挿通部材の内径と前記ガイド部の内径とが等しいことが好ましい。
本発明によれば、端部支柱間のスクリーンの隙間をなくすことができ、スクリーンを架設する方向を変える角部の数に限らず、端部支柱の数を最小限にすることができる。
荷物を囲む津波バリアが設けられた岸壁の斜視図である。 津波バリアの平面図である。 津波バリアの角部の斜視図である。 端部支柱の一部を拡大視した斜視図である。 スクリーンの端部の構成を示す斜視図である。 ガイド部が設けられた中間支柱の正面図である。 ガイド部が設けられた中間支柱の側面図である。 図6におけるA−A方向から見たガイド部の平面図である。 スクリーンが架設された津波バリアの角部の平面図である。 他の形態におけるスクリーンが架設された津波バリアの角部の平面図である。 他の形態におけるガイド部の断面図である。 従来の津波バリアの平面図である。 従来の津波バリアの角部の構成を示す平面図である。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の実施の形態をとり得る。
<津波バリアの構成>
図1、図2に示すように、津波バリア1は、港湾の岸壁近くに設けられている。津波バリア1は、船舶に積み込む荷物C又は船舶から荷下ろしされた荷物Cを仮置きする荷置きスペースSを矩形状に囲むように設けられている。
津波バリア1は、荷置きスペースSを完全に囲むものではなく、仮置きされた荷物Cを搬出したり、荷置きスペースSに荷物を搬入するために車両が通行するゲート11が設けられている。
津波バリア1は、複数の支柱2と、スクリーン3と、挿通部材4と、ガイド部5とを備えている。
(支柱)
支柱2は、基礎となる地面に複数立設されている。支柱2は、直線上に並ぶように地面に立設されており、その途中で並び方向が変えられている。すなわち、並び方向が変わる箇所が津波バリア1の角部となる。津波バリア1は矩形状に形成されているため、4つの角部を有するように支柱2の並び方向が4箇所で変えられている。
これらの複数の支柱2には、スクリーン3の端部を支持する端部支柱21と、端部支柱21間に配置され、スクリーン3を支持する中間支柱22とがある。
端部支柱21は、ゲート11を構成する支柱として用いられており、これらの端部支柱21以外の支柱は全て中間支柱22であり、端部支柱21間に所定の間隔をあけて配置されている。
端部支柱21は、スクリーン3に作用する張力等に耐えられるよう、スクリーン3の途中を支持する中間支柱22よりも強固に構成されている。具体的には、端部支柱21は、中間支柱22よりも大径かつ肉厚であり、アンカー等をとって地面に深く埋設されている。
ここで、端部支柱21は、当該端部支柱21に衝突した漂流物等の衝突エネルギーを変形で吸収するように設計されている。中間支柱22は、当該中間支柱22に衝突した漂流物等の衝突エネルギーを変形で吸収するように設計されているが、スクリーン3の伸びによる衝突エネルギーの吸収によって軽減される。中間支柱22の許容変形量は、軸線の傾斜角が15°である。
支柱2には、互いに対向する一対の貫通孔2a(図8参照)が、スクリーン3を構成するワイヤロープ31の数に応じて形成されている。例えば、図3に示すように、支柱2間に架け渡されるワイヤロープ31が5本ある場合、一対の貫通孔2aは、5セット、すなわち、合計10個形成されている。
(スクリーン)
スクリーン3は、津波や高潮の発生時に、海から陸に押し寄せる押し波による船舶や漂流物の陸への流入、引き波による荷置きスペースSの荷物の海への流出を防止するため、波によって流される物の捕捉体となるものである。
スクリーン3は、例えば、並べられた各支柱2に通される複数のワイヤロープ31を備えている。各ワイヤロープ31は、各支柱2の軸方向に直交する水平方向に沿うように各支柱2内に設けられた挿通部材4に挿通されている。各ワイヤロープ31は、その延在方向が互いに平行となるように架設されており、津波バリア1の角部となる中間支柱22においてその架設方向が変えられる。図1、図2に示すように、津波バリア1が矩形状に設けられる場合には、ワイヤロープ31が角部においてほぼ90°屈曲されることになる。
図4に示すように、ワイヤロープ31の両端部は、端部支柱21に取り付けられている。図5に示すように、ワイヤロープ31の端部には、ねじ山が形成されたボルト32がワイヤロープ31と同軸上に設けられており、端部支柱21の内部を通したワイヤロープ31のボルト32をワッシャ33とナット34で締結することにより、ワイヤロープ31を端部支柱21に取り付けることができる。
ここで、スクリーン3は、支柱2間に架設された複数のワイヤロープ31によって構成することもできるが、隣接する支柱2間の距離が長い場合には、ワイヤロープ31の弛みを防止するために、ワイヤロープ31同士を所定の間隔を保ちながら連結してもよい。
(挿通部材)
図7から図9に示すように、挿通部材4は、ワイヤロープ31を支柱2に円滑に通すために、支柱2内でワイヤロープ31が挿通される部材である。挿通部材4は、管状に形成された金属管から形成されている。挿通部材4は、端部支柱21及び中間支柱22の双方に当該支柱2内を貫通するように設けられる。挿通部材4は、例えば、その軸線が一直線に延びる円筒状に形成されている。挿通部材4を支柱2に設けた際、挿通部材4の軸線方向に沿ってワイヤロープ31が引き込まれ、引き出されるようになっている。挿通部材4の両端部には、それぞれガイド部5が設けられている。なお、挿通部材4は、金属管に限らず、プラスチック等の他の材料で形成されていてもよい。
(ガイド部)
図3、図6から図9に示すように、ガイド部5は、津波バリア1の角部において、ワイヤロープ31を架け渡す方向を変えるものである。また、ガイド部5は、ワイヤロープ31が中間支柱22や挿通部材4に接触して損傷しないようにワイヤロープ31を保護するものである。
ガイド部5は、例えば、金属から形成されており、津波バリア1の角部の中間支柱22に設けられている。ガイド部5は、各ワイヤロープ31が架設されている高さに合わせて中間支柱22に設けられている。
ガイド部5は、その中心部が一端から他端にわたって貫通する挿通孔51が形成されている。ガイド部5の一端は、挿通孔51の内面から外面に向けて滑らかに湾曲するように形成された曲面52が形成されている。この曲面52は、曲面52の半径をR、挿通されるワイヤロープ31の外径をDとした場合に、
R≧D ・・・ (1)
の関係を満たすように形成することが好ましい。
ガイド部5は、挿通部材4の両端部にそれぞれ溶接によって接合されており、ガイド部5と挿通部材4とで支柱2内の空間と外部空間とを隔離している。ガイド部5の他端における内径と、挿通部材4の内径はほぼ等しくなるように形成されており、ガイド部5を挿通部材4に接合した際に、内面に段差ができないようになっている。
なお、ガイド部5と挿通部材4は、別個の部材が溶接で接合される場合に限らず、一体に形成されていてもよい。
<津波バリアの施工方法>
次に、津波バリア1の施工方法について説明する。
図1、図2に示すように、矩形状に仕切られた荷置きスペースSを津波バリア1で囲む際には、津波バリア1を矩形状に形成することが好ましい。
荷置きスペースSの境界に沿って支柱2を所定の間隔で設置していく。このとき、ワイヤロープ31の端部となるゲート11の支柱として端部支柱21を設置し、それ以外の支柱として中間支柱22を設置する。
端部支柱21及び中間支柱22には、挿通部材4を挿通しておき、挿通部材4の両端部にガイド部5を取り付けておく。また、津波バリア1の角部となる位置に配置された中間支柱22にはガイド部5を取り付けておく。
次に、ワイヤロープ31の一方の端部を一方の端部支柱21に取り付け、他方の端部を中間支柱22に順に通していく。ここで、津波バリア1の角部にワイヤロープ31を通す際には、ワイヤロープ31を挿通部材4に通す。全ての中間支柱22にワイヤロープ31を通した後、ワイヤロープ31の他方の端部を他方の端部支柱21に取り付ける。
上記の作業を全てのワイヤロープ31について行うことで、漂流物や荷物を捕捉するスクリーン3が完成する。
以上のような構成を有する津波バリア1によれば、角部となる中間支柱22にガイド部5を設けることにより、ワイヤロープ31が中間支柱22に直接接触することがなくなるため、張力が作用した際にワイヤロープ31の損傷を防止することができる。また、津波バリア1の角部において、屈曲されたワイヤロープ31をガイド部5の曲面52で延在方向を変えつつ支持することができるので、従来のように、ワイヤロープ31の架設方向を変えるたびに、角部に端部支柱21を設けてワイヤロープ31を端部支柱21に固定する必要がなくなる。これにより、図2と図12の比較からも明確なように、津波バリア1の角部の支柱2の数を減らすことができるとともに、中間支柱22よりも施工の手間やコストがかかる端部支柱21の数を減らすことができるので、施工工程の短縮、コストの低減を図ることができる。また、角部における端部支柱21間において、ワイヤロープ31が架設されていない箇所をなくすことができるので、津波バリア1に対する荷物の流入、流出を防止することができる。
また、挿通部材4の両端部にガイド部5を設けることで、挿通部材4とワイヤロープ31との点接触により生じる損傷を防止することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、図10に示すように、複数の中間支柱22にそれぞれ設けられたガイド部5を用いてワイヤロープ31の架け渡す方向を徐々に変えるようにしてもよい。このような構造を採れば、津波バリア1の角部を滑らかに湾曲させることができる。
また、図11(a)に示すように、支柱2に形成する貫通孔の開口縁をテーパ状に形成し、支柱2の内面側から外面側に向かうにつれて外側に広がるような面取部55とすることにより、この面取部55をガイド部として機能させてもよい。この場合、面取部55がワイヤロープ31を摺動自在に支持して、ワイヤロープ31の架け渡す方向を変える。このような構造を採れば、支柱2自身にガイド部としての機能を持たせることができるので、部品点数を削減できる。
また、図11(b)に示すように、支柱2に形成する貫通孔を、例えば、バーリング加工によって形成し、加工の際に形成された曲面部56(加工部)をガイド部として機能させてもよい。この曲面部56は、曲面部56の半径をR1、挿通されるワイヤロープ31の外径をD1とした場合に、
R1≧D1 ・・・ (2)
の関係を満たすように形成することが好ましい。
この場合、曲面部56がワイヤロープ31を摺動自在に支持して、ワイヤロープ31の架け渡す方向を変える。このような構造を採れば、支柱2自身にガイド部としての機能を持たせることができるので、部品点数を削減できる。
また、図11(c)に示すように、挿通部材4の両端部を支柱2の貫通孔から外側に突出させると共にその両端部が内面側から外面側に向けて湾曲する湾曲部57を有するように挿通部材4を形成し、湾曲部57をガイド部として機能させてもよい。この湾曲部57は、湾曲部57の半径をR2、挿通されるワイヤロープ31の外径をD2とした場合に、
R2≧D2 ・・・ (3)
の関係を満たすように形成することが好ましい。
この場合、湾曲部57がワイヤロープ31を摺動自在に支持して、ワイヤロープ31の架け渡す方向を変える。このような構造を採れば、挿通部材4自身にガイド部としての機能を持たせることができるので、部品点数を削減できる。
また、スクリーン3は、複数のワイヤロープ31に限らず、網材の外縁にワイヤロープを取り付けたものであってもよい。支柱2の形状、挿通部材4、ガイド部5の形状も任意であって、適宜変更が可能である。
1 津波バリア
2 支柱
2a 貫通孔
3 スクリーン
4 挿通部材
5 ガイド部
21 端部支柱
22 中間支柱
31 ワイヤロープ
51 挿通孔
52 曲面
55 面取部
56 曲面部
57 湾曲部

Claims (9)

  1. 地面に立設された複数の支柱と、前記支柱間に架け渡され、波の力によって流されてきた物体を捕捉するスクリーンとを備える津波バリアであって、
    前記複数の支柱は、前記スクリーンの端部を支持する少なくとも2つの端部支柱と、前記端部支柱間に配置され、前記スクリーンを支持する中間支柱と、を備え、
    前記支柱の並び方向が変わる角部には前記中間支柱が配置されており、
    前記角部の前記中間支柱には、前記スクリーンを架け渡す方向を変えるガイド部が設けられており、
    前記ガイド部は、その中心部が一端から他端にわたって貫通する挿通孔を有し、当該ガイド部の一端は、前記挿通孔の内面から外面に向けて滑らかに湾曲するように形成された曲面を有することを特徴とする津波バリア。
  2. 前記曲面は、当該曲面の半径をR、挿通されるスクリーンの外径をDとした場合に、下記の式(1)の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の津波バリア。
    R≧D ・・・(1)
  3. 前記スクリーンは、前記支柱に形成された貫通孔を通して前記支柱に架け渡されており、
    前記ガイド部は、前記スクリーンの引き込み側の貫通孔と引き出し側の貫通孔の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の津波バリア。
  4. 前記ガイド部は、前記貫通孔の開口縁に形成され、前記スクリーンを摺動自在に支持する曲面部であることを特徴とする請求項3に記載の津波バリア。
  5. 前記支柱に設けられ、前記スクリーンの一部が挿通される挿通部材を備え、
    前記ガイド部は、前記挿通部材の両端部に形成され、当該挿通部材の内面側から外面側に向けて湾曲する湾曲部であることを特徴とする請求項3に記載の津波バリア。
  6. 前記支柱に設けられ、前記スクリーンの一部が挿通される挿通部材を備え、
    前記ガイド部は、前記挿通部材の両端部に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の津波バリア。
  7. 前記挿通部材と前記ガイド部とが接合されていることを特徴とする請求項に記載の津波バリア。
  8. 前記挿通部材は管状に形成されていることを特徴とする請求項又はに記載の津波バリア。
  9. 前記挿通部材の内径と前記ガイド部の内径とが等しいことを特徴とする請求項に記載の津波バリア。
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