JP6739214B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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Description
図1は、モータ駆動装置を備えた電子機器の全体構成を示すブロック図である。本構成例の電子機器1は、モータ駆動装置10と、2相励磁型のステッピングモータ20(以下では、単にモータ20と略称する)と、を有する。
図2は、駆動部200の一構成例を示す回路図である。本構成例の駆動部200は、4つのハーフブリッジ出力段210〜240と、ロジック回路250と、を含む。
次に、モータ20の駆動制御方式の一例として、ハーフステップ駆動時の制御シーケンスについて、図3及び図4を参照しながら詳細に説明する。図3は、ハーフステップ駆動時の制御シーケンスを説明するためのタイミングチャートであり、上から順番に、入力信号IN1A及びIN1B、入力信号IN2A及びIN2B、出力信号OUT1A及びOUT1B、出力信号OUT2A及びOUT2B、並びに、駆動電流I1及びI2が描写されている。また、図4は、ハーフステップ駆動時の制御シーケンスを説明するためのトルクベクトル図である。なお、図4のトルクベクトル(1)〜(8)は、それぞれ、図3の期間(1)〜(8)に対応している。
図5は、定電流チョッピング駆動時の電流オン/オフ動作を示す電流波形図である。なお、本図の期間(1)〜(8)は、それぞれ、図3の期間(1)〜(8)に対応する。
図6は、第1の電流オフ動作を示す電流経路図である。本図では、第1励磁相の電流オフ動作(特に、期間(1)〜(2)、及び、期間(8)における駆動電流I1の定電流チョッピング駆動)を例示して、第1の電流オフ動作を詳述する。
図8は、駆動部200の素子レイアウト例を示す平面図である。本図で示すように、駆動部200を形成する上側トランジスタ211〜241、及び、下側トランジスタ212〜242は、その占有面積をできるだけ小さく抑えるように、互いに近接して配置することが望ましい。
図11は、第3の電流オフ動作を示す電流経路図である。本図でも、図6や図7と同様に、第1励磁相の電流オフ動作(特に、期間(1)〜(2)、及び、期間(8)における駆動電流I1の定電流チョッピング駆動)を例示して、第3の電流オフ動作を詳述する。
図12は、第4の電流オフ動作を示す電流経路図である。本図でも、図6や図7、または、図11と同様に、第1励磁相の電流オフ動作(特に、期間(1)〜(2)、及び、期間(8)における駆動電流I1の定電流チョッピング駆動)を例示して、第4の電流オフ動作を詳述する。
図13は、駆動部200の一変形例を示す回路図である。本変形例の駆動部200は、モータ30として3相ブラシレスDCモータを駆動するものであり、3相ブリッジ出力段を備えている。より具体的に述べると、本変形例の駆動部200は、上側トランジスタPU、PV、PW(例えばPDMOSFET)と、下側トランジスタNU、NV、NW(例えばNDMOSFET)と、を有する。
図14は、車両Xの一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、不図示のバッテリから電力の供給を受けて動作する種々の電子機器X11〜X18を搭載している。なお、図14における電子機器X11〜X18の搭載位置については、図示の便宜上、実際とは異なる場合がある。
上記実施形態では、ステッピングモータや3相ブラシレスDCモータを駆動するモータ駆動装置に本発明を適用した場合を例示したが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、例えば、ブラシ付きDCモータの停止時または空転時においても、上記の電流オフ動作(特に第4の電流オフ動作)を行うことが望ましいと言える。
10 モータ駆動装置
20 ステッピングモータ
21、22 励磁コイル
23 ロータ
30 3相ブラシレスDCモータ
100 制御部
200 駆動部
210〜240 ハーフブリッジ出力段
250 ロジック回路
211、221、231、241 上側トランジスタ(PDMOSFET)
212、222、232、242 下側トランジスタ(NDMOSFET)
213、223、233、243 上側寄生ダイオード
214、224、234、244 下側寄生ダイオード
PU、PV、PW 上側トランジスタ(PDMOSFET)
NU、NV、NW 下側トランジスタ(NDMOSFET)
PUd、PVd、PWd 上側寄生ダイオード
NUd、NVd、NWd 下側寄生ダイオード
RNF1、RNF2 負帰還抵抗
212a n型ウェル(ドレイン)
212b p型ウェル(バックゲート)
212c n型領域(ソース)
212d 酸化膜
212e メタル層(ゲート)
221a n型ウェル(バックゲート)
221b p型領域(ソース)
221c p型領域(ドレイン)
221d 酸化膜
221e メタル層(ゲート)
300 p型基板
310 素子分離層
320 n型ウェル
330 p型ウェル
Q1、Q2 寄生トランジスタ
X 車両
X11〜X18 電子機器
Claims (10)
- 第1電源端とモータの励磁コイルの第1端との間に接続されたPチャネル型の第1上側トランジスタと、
前記励磁コイルの第1端と第2電源端との間に接続されたNチャネル型の第1下側トランジスタと、
前記第1電源端と前記励磁コイルの第2端との間に接続されたPチャネル型の第2上側トランジスタと、
前記励磁コイルの第2端と前記第2電源端との間に接続されたNチャネル型の第2下側トランジスタと、
各トランジスタのオン/オフ制御を行うロジック回路と、
を集積化して成り、
前記ロジック回路は、前記励磁コイルに流していた駆動電流をオン状態からオフ状態に切り替える電流オフ動作時において、それまでオンしていた上側トランジスタおよび下側トランジスタをそれぞれオフするとともに、それまでオフしていた下側トランジスタはオフに維持したままそれまでオフしていた上側トランジスタをオンすることを特徴とするモータ駆動装置。 - 前記第1上側トランジスタには、カソードがソースに接続されてアノードがドレインに接続された第1上側寄生ダイオードが付随しており、
前記第1下側トランジスタには、カソードがドレインに接続されてアノードがソースに接続された第1下側寄生ダイオードが付随しており、
前記第2上側トランジスタには、カソードがソースに接続されてアノードがドレインに接続された第2上側寄生ダイオードが付随しており、
前記第2下側トランジスタには、カソードがドレインに接続されてアノードがソースに接続された第2下側寄生ダイオードが付随している、
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。 - 前記第1上側トランジスタ、及び、前記第2上側トランジスタは、それぞれ、PDMOSFET[P-channel type double-diffused metal oxide semiconductor field effect transistor]であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ駆動装置。
- 前記PDMOSFETは、
p型基板と;
前記p型基板に形成され、前記PDMOSFETのバックゲートとして前記第1電源端に接続されたn型ウェルと;
前記n型ウェルに形成され、前記PDMOSFETのソースとして前記第1電源端に接続された第1p型領域と;
前記n型ウェルに形成され、前記PDMOSFETのドレインとして前記励磁コイルの一端に接続された第2p型領域と;
前記第1p型領域と前記第2p型領域を跨ぐように形成され、前記PDMOSFETのゲートとして前記ロジック回路に接続されたたメタル層と;
を有し、
前記PDMOSFETには、前記第2p型領域をエミッタとし、前記p型基板をコレクタとし、前記n型ウェルをベースとする第1寄生トランジスタが付随することを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。 - 前記第1下側トランジスタ、及び、前記第2下側トランジスタは、それぞれ、NDMOS[N-channel type DMOSFET]であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
- 前記NDMOSFETは、
p型基板と;
前記p型基板に形成され、前記NDMOSFETのドレインとして前記励磁コイルの一端に接続されたn型ウェルと;
前記n型ウェルに形成され、前記NDMOSFETのバックゲートとして前記第2電源端に接続されたp型ウェルと;
前記p型ウェルに形成され、前記NDMOSFETのソースとして前記第2電源端に接続されたn型領域と;
前記n型ウェルと前記n型領域を跨ぐように形成され、前記NDMOSFETのゲートとして前記ロジック回路に接続されたメタル層と;
を有し、
前記NDMOSFETには、前記n型ウェルをエミッタとし、前記p型基板に形成されたいずれかのn型領域をコレクタとし、前記p型基板をベースとする第2寄生トランジスタが付随することを特徴とする請求項5に記載のモータ駆動装置。 - 前記ロジック回路は、前記駆動電流を一定値に維持するための定電流チョッピング駆動を行うときに前記電流オフ動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
- 前記ロジック回路は、前記モータを停止または空転させるときに前記電流オフ動作を行うことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のモータ駆動装置。
- モータと、
前記モータの駆動制御を行う請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と、
を有することを特徴とする電子機器。 - モータと、
前記モータの駆動制御を行う請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のモータ駆動装置と、
を有することを特徴とする車両。
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JP2016077979A JP6739214B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | モータ駆動装置 |
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