JP6738660B2 - コネクタの防水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタの防水構造及びハウジングの製造方法に関する。
従来、自動車等には、電線間を接続する防水コネクタが搭載されている。例えば、雌端子を収容可能なキャビティが形成された筒状のインナーハウジングとインナーハウジングを包囲する筒状のアウタハウジングとを有する雌コネクタと、雄端子を収容可能なキャビティが形成された筒状の雄ハウジングを有する雄コネクタとを備え、両コネクタを嵌合させて構成されるコネクタが知られている。
この種のコネクタには、雌コネクタのインナーハウジングの外周面に環状のゴムパッキンが装着される。両コネクタを嵌合すると、雌コネクタのインナーハウジングとアウタハウジングとの隙間に雄ハウジングが挿入され、インナーハウジングの外周面と雄ハウジングの内周面にそれぞれパッキンが密着することで、両ハウジングのキャビティの開口に水が侵入するのを防いでいる。
ところが、この種の防水構造では、雌コネクタの内部にパッキンを装着するための環状の空間が必要になるので、コネクタの外径寸法が大きくなるという問題がある。
一方、パッキンを使用しない防水構造として、特許文献1には、雌ハウジングの奥側の内面に弾力性を有する環状のシール板を設け、雌ハウジングと雄ハウジングとの嵌合時に、雄ハウジングの筒先端を雌ハウジングの環状のシール板に突き当ててシールすることが記載されている。これにより、雄ハウジングの内側に水が侵入するのを防ぐことができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−229168号公報
しかしながら、特許文献1に記載の防水構造では、例えば、両ハウジングの少なくとも一方に寸法誤差が生じた場合、シール板にかかる押圧力が低下して防水性能が低下する虞がある。また、所望のシール性を確保するためには、雄ハウジングの筒先端によってシール板を十分に押圧しなければならず、雄ハウジングを雌ハウジングの設定位置まで押し込むときに大きな挿入力(押込力)が必要になるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、両ハウジングの一方を他方に挿入する際の挿入力を小さくすることができ、しかも、コネクタの高い防水性能を確保することが可能なコネクタの防水構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、互いに係合する一対のハウジングにそれぞれ端子を収容するキャビティが形成され、このキャビティの開口からキャビティ内に水が浸入するのを防止するコネクタの防水構造において、一対のハウジングは、それぞれ開口を包囲して互いに嵌合する樹脂製の筒状体が突出して設られ、内側の筒状体の嵌合面には、外側の筒状体の嵌合面に接する突起が全周にわたって設けられることを特徴とする。
これによれば、ハウジング同士の係合時において、内側の筒状体と外側の筒状体とが嵌合し、一定の防水がなされる。特に、内側の筒状体の嵌合面(外周面)に設けられた突起と外側の筒状体の嵌合面(内周面)とが接触して、筒状体同士を弾性限度内で密着させることができるので、高い防水性能を確保することができる。また、筒状体同士を弾性限度内で密着させることにより、筒状体に寸法誤差が生じた場合でも、筒状体の弾性変形の範囲内であれば、寸法誤差を吸収することができるため、防水性能を高く維持することができる。
また、内側の筒状体と外側の筒状体は、突起を介して接触することで、筒状体の嵌合面同士を面接触させるよりも、嵌合時の摩擦を少なくすることができるから、両ハウジングの一方を他方に挿入する際の挿入力を小さくすることができる。
また、両ハウジングにそれぞれ筒状体を一体形成することにより、ゴムパッキン等が不要になるので、ゴムパッキン等を収容する空間が不要になり、コネクタの小型化が可能になる。
ところで、筒状体同士の嵌合面間をシールする場合、内側の筒状体の嵌合面から突出する突起の位置を筒状体の根本側に位置させると、外側の筒状体の先端側に突起が接することになるから、止水位置と開口との距離が長くなり(早めの止水が可能となり)、その分、防水性が向上する。しかし、内側の筒状体の突起を根本側に位置させた場合、筒状体の樹脂成形時に筒状体を金型内から抜き出すときに、以下のような問題に対応する必要がある。
内側の筒状体(ハウジング)を樹脂成形する金型は、筒状体の内壁を形成する金型部品(入れ子)と、筒状体を包囲して外壁を形成する金型部品(入れ子)とを有しており、外壁を形成する入れ子には、突起を形成するための環状の凹部が形成される。この場合、突起が凹部に収容された状態で、成形体を金型から外側に押し出すと、突起が凹部に引っ掛かり、突起形状が変形する虞がある。そこで、最初に、筒状体の内壁を形成する金型の入れ子を筒状体から引き抜いて筒状体の内側に空洞を形成しておき、この状態で、筒状体を押し出すことで、筒状体を内側に撓ませ、突起を金型の凹部から抜き出す方法が考えられる。しかし、筒状体は、根本側に近いほど、内側への撓み量が小さくなるので、突起を筒状体の根本近くに位置させると、突起を金型の凹部から完全に抜き出すことができなくなる虞がある。
そこで、本発明では、突起を、ハウジング又は内側の筒状体の内壁(内周面)に支持されて開口を形成する部材よりも筒状体の先端側に設けることを特徴とする。これによれば、筒状体の内側には、突起の内側から筒状体の先端に至るまで、金型内で筒状体が内側に撓むのを妨げる形状が存在しないため、筒状体の内側への撓み量を所定の大きさに設定することができる。したがって、突起を筒状体の根本近くに位置させても、突起を金型の凹部から抜き出すことができ、成形体を金型から抜き出すときに突起形状が潰れるのを防ぐことができる。これにより、一対の筒状体同士を嵌合させたときの防水性能をより向上させることができる。
この場合において、突起は、開口を形成する部材よりも設定寸法だけ先端側に離れて設けられることが好ましい。ここで、設定寸法とは、ハウジングを金型内に保持したまま、筒状体の内壁を形成する金型の入れ子を筒状体から引き抜いた状態で、筒状体の外壁を形成する金型の入れ子を金型内から抜き出すときに、筒状体が内側に撓んで突起が金型の突起を形成する凹部から外れる距離であり、具体的には、突起の高さ、突起の収縮量、筒状体の肉厚、及び筒状体の径寸法等から選択した少なくとも1つに基づいて定めることができる。
また、突起は、内側の筒状体の軸方向の断面が半円弧状又は台形状に形成されることが好ましい。これによれば、突起が金型の突起を形成する凹部から外れ易くなるため、突起形状の潰れをより確実に防ぐことができる。
また、このようなコネクタの防水構造に使用され、筒状体の嵌合面に突起が設けられるハウジングは、金型内に樹脂を充填してハウジングの成形体を硬化させた後、成形体の筒状体の内壁を形成する第1の金型部品を金型内に保持された成形体から抜き出し、さらに、成形体を金型内に保持したまま、成形体の筒状体の突起を含む外壁を形成する第2の金型部品を成形体から抜き出した後、成形体を金型内から離型させることにより、突起形状に変形を生じさせることなく、製造することができる。
本発明によれば、一方のハウジングを他方のハウジングに挿入する際の挿入力を小さくすることができ、しかも、コネクタの高い防水性能を確保することができる。また、本発明によれば、内側の筒状体の成形時において突起の変形を防止することができる。
本発明に係るコネクタの防水構造が適用されるコネクタの分解斜視図である。 図1のコネクタを雌コネクタの後方からみた背面図である。 雄コネクタの外観斜視図である。 雄コネクタの雄ハウジングを前方からみた正面図である。 雌コネクタの外観斜視図である。 図2のA−A矢視方向の断面図であり、雄コネクタと雌コネクタの嵌合状態を示す。 図6の枠内の拡大図である。 図6の雄コネクタと雌コネクタの嵌合前の状態を示す図である。 成形体を金型内から抜き出す動作を示す図であり、(a)は本実施形態が適用される例を示し、(b)は比較例を示す。
以下、本発明に係るコネクタの防水構造の実施形態について、図1乃至図8を参照して説明する。本実施形態では、自動車等に搭載される防水仕様のコネクタを例に説明するが、本発明のコネクタの防水構造は、様々な用途のコネクタに適用することができる。
本実施形態のコネクタ11は、図1及び図2に示すように、雄コネクタ13と雌コネクタ15とから構成され、雄コネクタ13の雄ハウジング17と雌コネクタ15の雌ハウジング19とを互いに嵌合(係合)させて、雄ハウジング17に収容された雄端子21と雌ハウジング19に収容された雌端子23とを電気的に接続するものである。雄端子21には、電線25が接続され、雌端子23には、電線27が接続される。雌ハウジング19は、雄ハウジング17の内側に嵌め込まれてロックされるようになっている。図1では、各コネクタ13,15にそれぞれ2本ずつ端子を収容する例を示すが、端子の収容数は2本に限定されるものではない。なお、以下の説明では、図1のX方向を前後方向、Y方向を幅方向、Z方向を高さ方向とし、各コネクタの嵌合方向を前方として定義し、図1の上側を上方として定義する。
雄コネクタ13は、絶縁性の合成樹脂で円筒状に形成された雄ハウジング17と、雄ハウジング17に後方から収容される雄端子21とを有する。雄ハウジング17は、図3及び図6に示すように、雄端子21が収容される雄端子収容室(キャビティ)29が形成された筒状の基部31と、基部31から後方に突出する電線保持部33と、基部31から前方に突出するフード部35とが、一体形成される。フード部35は、基部31の周壁と連なる周壁を有し、軸方向と直交する断面が幅方向を長手とする長円形の円筒状に形成される。
フード部35の内壁には、軸方向に延びる案内溝37が形成される。フード部35の前端面と面一で立ち上がる壁部39には、一対の第1切り欠き部41と、これらの第1切り欠き部41の内側に形成された第2切り欠き部43とが形成される。
雄端子収容室29は、2個の雄端子21を互いに隔壁(不図示)で仕切って収容し、雄端子収容室29の内部に延出させたランス(不図示)を各雄端子21に係合させて、設定位置に保持するようになっている。雄端子収容室29は、図4及び図6に示すように、フード部35に包囲された基部31の前端面45に開口する開口47と、電線保持部33を軸方向に貫通する貫通孔49とを連通させて形成される。フード部35の内側には、基部31の開口47の周縁から開口47を包囲するように前方へ突出する円筒状の雄側筒状体(外側の筒状体)51が一体形成される。
雄ハウジング17は、図3に示すように、軸方向の前方に片持ち状に伸延されたロックアーム53を有する。ロックアーム53は、基部31の幅方向の両側面から起立する一対の壁部55にそれぞれ支持された2つの脚部57と、これらの脚部57を幅方向に連ねる基端部59と、基端部59の幅方向の中央部から前方へ延びるアーム部61とを有する。
ロックアーム53は、基端部59を支点として、アーム部61の前端部が水平方向に対して上方へ変位可能になっている。アーム部61の前端下部には、図6に示すように、下方へ突出するロック部63が設けられる。一対の壁部55は、図3に示すように、ロックアーム53を包囲して、雄ハウジング17の基部31からフード部35の壁部39にわたって設けられる。ロックアーム53の上端面は、壁部39,55の上端面と同じ高さか、それよりも低い高さに設定される。
雄端子21は、図1に示すように、導電性の金属板材等で形成され、電線25の芯線を圧着接続する電線接続部65と、雌端子23と接続される雄タブ67とが一体形成される。雄タブ67は、前後方向に延びる棒状に形成され、雄端子収容室29の設定位置に雄端子21が保持された状態で、基部31の前端面45から突出され、雄側筒状体51の前端よりも前方へ延びている。
雌コネクタ15は、図1に示すように、絶縁性の合成樹脂で円筒状に形成された雌ハウジング19と、雌ハウジング19に後方から収容される雌端子23とを有する。雌ハウジング19は、図5及び図6に示すように、軸方向と直交する断面が雄ハウジング17のフード部35の内周面と略相似形に形成され、雌端子23が挿入される2個の雌端子収容室(キャビティ)69が形成された基部71と、基部71から後方に突出する電線保持部73とが一体形成される。雌端子収容室69は、2個の雌端子23を互いに図示しない隔壁で仕切って形成され、雌端子収容室69の内部に延出させたランス74を各雌端子23に係合させて、各雌端子23を設定位置に保持するようになっている。
雌端子収容室69は、図5及び図6に示すように、雄タブ67が挿入される開口77と、電線保持部73を軸方向に貫通する貫通孔79とを連通させて形成される。基部71には、開口77を包囲して基部71の前端面75から前方へ突出する円筒状の雌側筒状体(内側の筒状体)81が一体形成される。本実施形態では、開口77は、基部71の前端面75よりも前方の雌側筒状体81の内部に位置しているが、雌側筒状体81に包囲された前端面75に配置されていてもよい。
雌ハウジング19は、基部71の上面から軸方向に延びる一対の突条部83(図5)と、基部71の下面から軸方向に延びる段差部85(図6)が設けられる。一対の突条部83は、幅方向に離れて設けられ、それぞれ、雄ハウジング17の内周面に当接可能になっている。一対の突条部83の内側には、上方へ突出する係止部87が設けられる。係止部87は、前方の基部71に向かって下方へ傾斜する傾斜面89が設けられ、両ハウジングの嵌合時には、雄ハウジング17のロックアーム53を傾斜面89に沿って押し上げるようになっている。
雌端子23は、図1に示すように、導電性の金属板材等で形成され、電線27の芯線を圧着接続する電線接続部91と、雄端子21の雄タブ67が挿入接続される角筒状の電気接触部93とが一体形成される。電気接触部93は、雌端子23が雌端子収容室69の設定位置に保持された状態で、基部71の開口77と面一又は開口77から設定距離だけ後退させた位置に先端部が設けられる。
次に、本実施形態の特徴構成について説明する。本実施形態では、雄ハウジング17と雌ハウジング19との嵌合時において、雌側筒状体81が雄側筒状体51の内部に嵌合するようになっている。図7に示すように、雄側筒状体51は、雄ハウジング17の基部31の開口47の周縁から前方へ円筒状に伸延する樹脂製の部材であり、雌側筒状体81よりも剛性が低く、比較的高い弾力性を有する。雄側筒状体51は、雄ハウジング17の軸方向と直交する断面が、幅方向を長手とする略長円の円筒状に形成され、雄ハウジング17の軸方向に延びる内周面(嵌合面)95と外周面97とを有し、軸方向に肉厚が略均一に設定される。雄側筒状体51の先端内周面には、前方に末広がりとなる傾斜面99が形成される。この傾斜面99は、雌側筒状体81を雄側筒状体51の内部へ案内する機能を有する。
雌側筒状体81は、雌ハウジング19の基部71の開口77の周縁から前方へ円筒状に伸延する樹脂製の部材であり、雄側筒状体51よりも高い剛性を有する。雌側筒状体81は、雌ハウジング19の軸方向に延びる内周面101と外周面(嵌合面)103とを有し、雌ハウジング19の軸と直交する断面が、雄側筒状体51の内周面95と略相似形の円筒状に形成される。雌側筒状体81の前端面75からの突出量は、雄側筒状体51の前端面45からの突出量よりも短く設定される。
雌側筒状体81の外周面103には、雄側筒状体51の内周面95と接する突起105が全周にわたって設けられる。突起105は、雌側筒状体81が雄側筒状体51と嵌合したときに、雄側筒状体51の内周面95と接して、この内周面95を全周にわたって押圧可能な高さに設定される。突起105は、雌側筒状体81の軸方向の断面が台形状に形成され、前方の外周面103に向かって傾斜する傾斜面107が形成される。傾斜面107は、雄側筒状体51の傾斜面99が接触して、雄側筒状体51を突起105の頂部へ案内する機能を有する。
次に、両ハウジングの組立方法及び嵌合時の作用を説明する。まず、図1に示すように、雄端子21に接続された電線25の外周面に環状のゴム栓105を装着する。そして、雄端子21を雄ハウジング17の雄端子収容室29に後方から挿入し、ゴム栓105を電線保持部33の貫通孔49に差し込む。これにより、貫通孔49の開口は、電線25とゴム栓105によって密封される。同様に、雌端子23に接続された電線27の外周面に環状のゴム栓107を装着し、雌端子23を雌ハウジング19の雌端子収容室69に後方から挿入し、ゴム栓107を電線保持部73の貫通孔79に差し込む。これにより、貫通孔79の開口は、電線27とゴム栓107によって密封される。この状態で、図8の矢印で示すように、雄コネクタ13と雌コネクタ15とを相対的に近づけ、雌ハウジング19を雄ハウジング17に挿入する。
雌ハウジング19を雄ハウジング17に挿入すると、雌ハウジング19の一対の突条部83(図5)が、それぞれ雄ハウジング17の第1切り欠き部41(図3)を通過するとともに、雌ハウジング19の係止部87(図5)が、雄ハウジング17の第2切り欠き部43(図3)を通過する。また、雌ハウジング19の段差部85(図6)が雄ハウジング17の案内溝37(図3)に沿って案内される。
続いて、雌ハウジング19の挿入が進むと、雌ハウジング19の係止部87の傾斜面89に沿って、雄ハウジング17のロックアーム53が係止部87に乗り上げて、アーム部61が上方に撓み変形する。そして、アーム部61のロック部63が係止部87を乗り越えたところで、アーム部61が弾性復帰する。これにより、係止部87がロック部63に係止されて、両ハウジングが正規の嵌合状態でロックされる(図6)。
一方、両ハウジングが正規の位置に嵌合されると、図7に示すように、雌側筒状体81は、雄側筒状体51に挿入された状態で雄側筒状体51に嵌合され、雌側筒状体81の突起105が、雄側筒状体51の内周面を全周にわたって押圧する。この押圧によって、雄側筒状体51は、先端部が拡径方向に弾性変形し、この弾性変形によって発生した復元力が、雌側筒状体81の突起105を押圧する。その結果、雄側筒状体51と雌側筒状体81は、突起105を介して、全周にわたって弾性的に当接され、雄コネクタ13の開口47と雌コネクタ15の開口77との隙間が水密にシールされるから、開口47,77を介して雄端子収容室29,雌端子収容室69にそれぞれ水が浸入するのを防ぐことができる。
本実施形態では、雄コネクタ13と雌コネクタ15との嵌合時において、雌側筒状体81の外周面103の突起105と雄側筒状体51の内周面95とが接触して、筒状体同士を弾性限度内で密着させることができるので、高い防水性能を確保することができる。また、筒状体同士を弾性限度内で密着させることにより、各筒状体51,81に寸法誤差が生じた場合でも、各筒状体51,81の弾性変形の範囲内であれば、寸法誤差を吸収することができるため、高い防水性能を維持することができる。また、雌側筒状体81は、突起105を介して雄側筒状体51の内周面95と密着することで、雄側筒状体51と雌側筒状体81との間には、突起105を除く領域に隙間が形成されるから、この隙間に異物等が付着していても、各筒状体51,81に塑性変形や破損が生じることがない。さらに、コネクタ11に伝播された振動によって、雄コネクタ13と雌コネクタ15との距離が変動したとしても、雄側筒状体51と雌側筒状体81によって振動を吸収することができるため、振動に伴うコネクタ11の経時劣化を抑制することができる。
また、雄側筒状体51と雌側筒状体81は、突起105を介して接触しているため、接触面積が小さく、摩擦を低減することができる。これにより、雄ハウジング17と雌ハウジング19との嵌合時において、雌ハウジング19を雄ハウジング17に挿入する際の挿入負荷を軽減することができる。
また、本実施形態では、雄側筒状体51を雄ハウジング17と一体形成し、雌側筒状体81を雌ハウジング19と一体形成しているので、ゴムパッキン等が不要になる。これにより、ゴムパッキン等の収容空間が不要になるため、コネクタ11の小型化を図ることができ、かつ、部品点数が削減されることで、製造コストを安くすることができる。
なお、本実施形態では、雄ハウジング17に雌ハウジング19を挿入するときに、一対の突条部83がそれぞれ雄ハウジング17の内周面に当接されるとともに、段差部85が雄ハウジング17の案内溝37に沿って案内される。これにより、雄ハウジング17と雌ハウジング19との相対的な位置ずれが抑制されるので、雌側筒状体81を雄側筒状体51の設定位置に接触させることができ、その結果、両筒状体51,81の密着性を高め、確実に所望の防水性能を発揮することができる。
ところで、雄側筒状体51と雌側筒状体81との嵌合面間をシールする場合、雌側筒状体81の外周面103から突出する突起105の位置を雌側筒状体81の根本側に位置させると、雄側筒状体51の先端側に突起105が接することになるから、止水位置と各開口47,77との距離が長くなり、その分、防水性が向上する。しかし、雌側筒状体81の突起105を根本側に位置させた場合、雌側筒状体81の樹脂成形時に、雌側筒状体81を金型内から抜き出すときに、雌側筒状体81が金型から離型し難くなるという懸念がある。
これに対し、本実施形態では、図7に示すように、突起105を、雌側筒状体81の内壁に支持されて雌端子収容室69の開口77を形成する構造部材(部材)109よりも雌側筒状体81の前端(先端)側に設けている。
構造部材109は、図5に示すように、幅方向に離れて配置された2つの開口77をそれぞれ区画する枠体111を有し、雌側筒状体81の内壁に支持されており、具体的には、雌側筒状体81の内壁の上面と連なり、かつ、雌側筒状体81の幅方向の互いに対向する内壁面間をわたして設けられる。枠体111は、四角形状の開口77を区画する内面から上下左右方向の前方へそれぞれ傾斜して延びる案内面113を有し、各案内面113は、それぞれ、構造部材109の最前端115に連なる。なお、案内面113は、雄タブ67を開口77内に案内する機能を有する。
本実施形態では、突起105が、構造部材109の最前端115よりも雌側筒状体81の前端側に設けられるため、雌側筒状体81の内側は、少なくとも、突起105の内側から前端に至るまで中空(空洞)に形状される。
図9(a)は、本実施形態の雌ハウジング19の成形時において、雌ハウジング19(以下、適宜、成形体19aという。)を金型内から抜き出すときの動作を説明する概略図である。図において、符号117は、雌側筒状体81の内壁101を形成する金型の入れ子(第1の金型部品)であり、符号119は、雌側筒状体81の突起105を含む外壁103を形成する金型の入れ子(第2の金型部品)である。入れ子117は、内壁101に対応する外周面を有して円柱状に形成され、入れ子119は、外壁103に対応する内周面を有して筒状に形成される。
成形体19aを金型内から抜き出すときの動作は、金型内に樹脂を充填して成形体19を硬化させた後、入れ子117を金型内に保持された成形体19a(雌側筒状体81)から矢印aの方向へ抜き出し、さらに、金型内に成形体19aを保持した状態で、入れ子119を成形体19a(雌側筒状体81)から入れ子117と同じ方向へ抜き出し、最後に成形体19aを金型内から離型させる。
これらの動作において、入れ子117が抜き出された成形体19aは、突起105の内側から雌側筒状体81の前端に至るまで、つまり、構造部材109の最前端115から前端に至るまで、雌側筒状体81の内側が空洞になり、雌側筒状体81の内側への変形(冷却時の収縮を含む)を妨げる部材、例えば、雌側筒状体81の対向する内壁間にわたって設けられる部材が存在しない。そのため、入れ子119が抜き出されるとき、成形体19aは、雌側筒状体81が入れ子119によって内側へ押し付けられる格好で内側(矢印bの方向)へ撓み、その結果、突起105が、入れ子119の突起105を形成する凹部121から外れる。したがって、成形体19aは、離型時において、金型の抜き出し方向に引っ掛かる部分(形状)が存在しなくなるため、突起105が金型に引っ掛かかることなく離型され、突起形状の潰れを防ぐことができる。なお、内側に撓んだ雌側筒状体81は、離型後に元の形状に戻る。
これに対し、図9(b)の成形体19bのように、突起105が、構造部材109の最前端115よりも雌側筒状体81の前端側に設けられていない場合、入れ子119が抜き出されるときに、構造部材109が雌側筒状体81の内側への撓みを妨げることから、突起105が入れ子119の凹部121から外れ難くなる。したがって、成形体19bは、金型内から抜き出されるときに、突起105が、凹部121に引っ掛かり、突起形状に潰れが生じる虞がある。
以上述べたように、本実施形態では、突起105が、雌側筒状体81の内壁に支持された構造部材109の最前端115よりも雌側筒状体81の前端側に設けられるため、金型の入れ子117,119を抜き出すタイミングをずらすことにより、突起105を金型の凹部121から外すことができ、突起105の形状を潰すことなく、成形体19aを金型から取り出すことができる。したがって、突起105を雌側筒状体81の根本側に位置させることが可能になり、防水性をより向上させることができる。
ここで、突起105は、例えば、構造部材109の最前端115よりも設定寸法だけ雌側筒状体81の前端側に設けられるように設定する。設定寸法とは、雌ハウジング19が金型内に保持された状態で、入れ子117を雌側筒状体81の内側から抜き出した後、入れ子119を金型内から抜き出すときに、雌側筒状体81が内側に撓んで突起105が金型の凹部121から外れる距離であり、具体的には、突起105の高さ、突起105の収縮量、雌側筒状体81の肉厚、径寸法等から選択した少なくとも1つに基づいて定めることができる。
以上、本発明の実施形態を図面により詳述してきたが、上記の実施形態は本発明の例示にしか過ぎないものであり、請求項に記載された範囲内において変更・変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、構造部材109を雌側筒状体81の内側に設けているが、構造部材109は、雌ハウジング19の基部71の前端面75に支持して設けることもできる。また、本実施形態の構造部材109は、雌側筒状体81の内側への変形を妨げる形状として、雌側筒状体81の内壁の上面と連なり、かつ、雌側筒状体81の幅方向の互いに対向する内壁面間をわたして形成されるが、少なくとも、雌側筒状体81の幅方向の互いに対向する内壁面間をわたして設けられる形状、又は、雌側筒状体81のコーナ部分を含む内壁の周方向にわたって設けられる形状を有していれば、特に形状が限定されるものではない。
また、本実施形態の突起105は、雌側筒状体81の軸方向の断面が台形状に形成される場合に限られず、断面半円弧状に形成されていてもよい。これによれば、雌側筒状体81を金型から離型させるときに、突起105が金型の凹部121から外れ易くなるため、突起形状が潰れるのをより確実に防ぐことができる。
11 コネクタ
13 雄コネクタ
15 雌コネクタ
17 雄ハウジング
19 雌ハウジング
21 雄端子
23 雌端子
29 雄端子収容室(キャビティ)
51 雄側筒状体(外側の筒状体)
69 雌端子収容室(キャビティ)
77 開口
81 雌側筒状体(内側の筒状体)
95 内周面(嵌合面)
103 外周面(嵌合面)
105 突起
109 構造部材
115 最前端
117 入れ子(第1の金型部品)
119 入れ子(第2の金型部品)

Claims (3)

  1. 互いに係合する一対のハウジングにそれぞれ端子を収容するキャビティが形成され、前記キャビティの開口から前記キャビティ内に水が浸入するのを防止するコネクタの防水構造において、
    前記一対のハウジングは、それぞれ前記開口を包囲して互いに嵌合する樹脂製の筒状体が突出して設られ、
    内側の前記筒状体の嵌合面には、外側の前記筒状体の嵌合面に接する突起が全周にわたって設けられ、
    前記突起は、前記ハウジング又は内側の前記筒状体の内壁に支持されて前記開口を形成する部材よりも内側の前記筒状体の先端側に設けられ、
    前記一対のハウジングの一方の前記ハウジングは、他方の前記ハウジングの外側に嵌合されるフード部を有し、該フード部の内側に位置させて外側の前記筒状体が形成され、
    外側の前記筒状体と前記フード部の間には、該外側の前記筒状体の先端部が拡径方向に弾性変形可能な空間が形成されてなることを特徴とするコネクタの防水構造。
  2. 前記突起は、前記開口を形成する部材よりも設定寸法だけ前記先端側に離れて設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタの防水構造。
  3. 前記突起は、内側の前記筒状体の軸方向の断面が半円弧状又は台形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタの防水構造。
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