JP6737664B2 - 剥離性シートの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、2枚のシートがその全面にて感圧接着剤層によって剥離可能に貼着されてなる剥離性シートの製造方法に関し、特に、2枚のシートを貼着するための加圧に起因したカールを抑制する技術に関する。
情報伝達媒体の1つであるはがきとして、伝達する情報の量を増やしたり、情報を隠蔽して送付したりするために、2つ紙片を剥離可能に貼着した圧着はがきが利用されている。圧着はがきは、折り畳み可能に連接したはがきサイズの2枚の紙片の一方の面に、通常では貼着力が発現せず、加圧することで貼着力が発現する感圧接着剤を塗布しておき、感圧接着剤が塗布された面が内側となるように折り畳んで加圧することで、1枚のはがきの形態として送付することができる。
このような圧着はがきは、送付途中においては、2枚の紙片が貼着されていることにより、折り畳み状態にて内側となる面に表示された情報を隠蔽することができる。また、圧着はがきの送付先において、2枚の紙片が剥離されて見開かれることで情報が伝達されることにより、1枚のはがきよりも多くの情報を伝達することができる。
図5は、一般的な圧着はがきの一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は見開いた状態における表面シート110と裏面シート120との重ね合わせ面を示す図、(d)は(c)に示したB−B’断面図である。
本例における圧着はがきは図5に示すように、折り部140を介して折り畳み可能に連接した表面シート110と裏面シート120とからなり、これら表面シート110と裏面シート120とが折り部140を介して折り畳まれ、表面シート110と裏面シート120との一方の面にそれぞれ積層された感圧接着剤層130によってその全面にて剥離可能に貼着されて構成されている。表面シート110の表出面及び裏面シート120との重ね合わせ面にはそれぞれ、宛先情報111aや通知情報112aが印刷されることによって印刷層111,112が積層されている。また、裏面シート120の表面シート110との重ね合わせ面にも、通知情報122aが印刷されることによって印刷層122が積層されており、裏面シート120の表出面にも印刷層121が積層されている。
上記のように構成された圧着はがき101は、表面シート110と裏面シート120とが図5(a),(b)に示すように感圧接着剤層130によって剥離可能に貼着された状態で送付され、圧着はがき101の送付先において、表面シート110の角部に形成された切り欠き113を剥離開始端として表面シート110が裏面シート120から剥離され、図5(c)に示すように、通知情報112a,122aが伝達されることになる。
ここで、折り畳み接着された連続フォームを単位フォームに裁断した後、単位フォームを表裏から加圧することにより、しわや気泡のない単位フォームを製造する技術が、特許文献1に開示されている。そこで、図5に示した圧着はがき101においても、特許文献1に開示された技術のように、表面シート110と裏面シート120とを連続フォームとして重ね合わせて単片状に断裁した後、表裏から加圧することで製造することが考えられる。
図6は、図5に示した圧着はがき101を製造するための製造装置の一部を示す図である。
図5に示した圧着はがき101を製造する場合は、例えば、図6に示すように、まず、表面シート110が連続状となった連続状の基材であるウェブシート102aと、裏面シート120が連続状となった連続状の基材であるウェブシート102bとが折り部140を介して連接したウェブ体102の一方の面に対して、接着剤塗布部150において感圧接着剤を塗布することにより、感圧接着剤層130を積層する。
次に、折り畳みローラ160を用いて、ウェブ体102を感圧接着剤層130が積層された面が内側となるように折り部140を介して折り畳み、ウェブシート102aとウェブシート102bとを重ね合わせる。
その後、一対の断裁ローラ170a,170bによってウェブ体102を単片状の圧着はがき101に断裁し、この圧着はがき101を断裁ローラ170a,170bから押し出し、一対の加圧ローラ180a,180b間に挟み込んで表裏から加圧し、表面シート110と裏面シート120とを感圧接着剤層130によって剥離可能に接着する。
表面シート110と裏面シート120とが感圧接着剤層130によって剥離可能に接着された圧着はがき101は、スタッカ190に積み重ねられて保管されることになる。
特開平3−243565号公報
図5に示した圧着はがき101を上述したようにして製造する場合、一対の断裁ローラ170a,170bまでの工程においては、表面シート110が連続状となった連続状の基材であるウェブシート102aと、裏面シート120が連続状となった連続状の基材であるウェブシート102bとが折り部140を介して連接したウェブ体102の形態で取り扱われるため、ウェブ体102の一端を引っ張る等して容易に搬送することができる。
ところが、断裁ローラ170a,170b以降の工程においては、単片状の圧着はがき101の形態となっているため、単片状の圧着はがき101のそれぞれに搬送力を付与しなければならない。そこで、図6に示したように、断裁ローラ170a,170bによって断裁された単片状の圧着はがき101を断裁ローラ170a,170bの回転力によって断裁ローラ170a,170bから押し出し、その押し出した勢いで単片状の圧着はがき101を一対の加圧ローラ180a,180b間に挟み込むことが行われている。
図7は、図5に示した圧着はがき101が図6に示した製造方法によって製造される場合の問題点を説明するための図である。
図6に示した製造方法においては、図7(a)に示すように、断裁ローラ170a,170bによって断裁された単片状の圧着はがき101は、断裁ローラ170a,170bの回転力によって断裁ローラ170a,170bから押し出される。
そして、図7(b)に示すように、断裁ローラ170a,170bから押し出された圧着はがき101は、押し出された勢いで一対の加圧ローラ180a,180b間に挟み込まれることになる。
ここで、加圧ローラ180a,180bは、表面シート110と裏面シート120とを感圧接着剤層130によって貼着するために必要となる圧力で圧着はがき101を表裏から加圧する必要があるため、その間隔が、重ね合わされた表面シート110と裏面シート120との厚みに対してかなり狭いものとなっている。そのため、断裁ローラ170a,170bから押し出された圧着はがき101は、加圧ローラ170a,170bに向かう側の端辺が加圧ローラ180a,180bに当接し、それにより、表面シート110と裏面シート120との間でずれが生じ、さらに、加圧ローラ180a,180b間に挟み込まれていく際に、図7(c)に示すように、表面シート110と裏面シート120とのずれが増大してしまう虞れがある。特に、折り部140がミシン目ではなく筋押しで形成されている場合に、表面シート110と裏面シート120との間でずれが生じやすい。
表面シート110と裏面シート120との間でずれが生じた場合、その後、感圧接着剤層130に含まれる水分が蒸発していく際、図7(d)に示すように、角部が大きくカールしてしまうことになる。角部が大きくカールしてしまった場合、その後、圧着はがき101を積み重ねて保管しにくくなったり、後の作業がしにくくなったりしてしまう。
特に、感圧接着剤層上に印刷が施されて印刷層が積層された、いわゆる先糊タイプのものよりも、図5に示した圧着はがき101のように、表面シート110や裏面シート120上に積層された印刷層112,122上に感圧接着剤層130が積層されてなる、いわゆる後糊タイプのものの方が、圧着はがき101が表裏から加圧される際に、表面シート110と裏面シート120との重ね合わせ面が感圧接着剤層130によってべたついているため、表面シート110と裏面シート120とがずれた状態のまま貼着されてしまうこととなり、カールが生じやすい。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、2枚のシートがその全面にて感圧接着剤層によって剥離可能に貼着されてなる剥離性シートにおいて、2枚のシートを貼着するための加圧に起因したカールを抑制することができる剥離性シートの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
2枚のシートが感圧接着剤層を介して重ね合わされて加圧されることにより、前記2枚のシートがその全面にて前記感圧接着剤層によって剥離可能に貼着されてなる剥離性シートの製造方法であって、
2枚の連続状の基材を、前記感圧接着剤層を介して重ね合わせる重ね合わせ工程と、
前記重ね合わされた2枚の連続状の基材をそれぞれ相反する方向に回転する一対の断裁ローラによって単片状のシートとして断裁して前記2枚のシートとして前記一対の断裁ローラの回転力によって押し出して排出する断裁工程と、
前記断裁工程にて排出された2枚のシートを、相反する方向に回転する一対の挟持手段によって一辺側から挟み込んでいくことで加圧する加圧工程とを有し、
前記加圧工程は
記2枚のシートを前記感圧接着剤層を介して重ね合わせた厚みの95〜100%の間隔で配置された第1の一対の挟持手段によって、前記断裁工程にて排出された前記2枚のシートを挟み込んで加圧し、前記第1の一対の挟持手段の回転力によって押し出す第1工程と
記2枚のシートを前記感圧接着剤層を介して重ね合わせた厚みの30〜80%の間隔で配置された第2の一対の挟持手段によって、前記第1工程にて前記第1の一対の挟持手段から押し出された前記2枚のシートを挟み込んで加圧する第2工程とからなる。
上記のように構成された本発明においては、重ね合わせ工程において、2枚の連続状の基材を、感圧接着剤層を介して重ね合わせ、次に、断裁工程において、重ね合わされた2枚の連続状の基材をそれぞれ単片状のシートとして断裁することで2枚の単片状のシートとして排出し、その後、加圧工程において、断裁工程にて排出された2枚のシートを一対の挟持手段によって一辺側から挟み込んでいくことで加圧することにより、2枚のシートが感圧接着剤層によってその全面にて剥離可能に貼着された剥離性シートが製造されることになる。ここで、加圧工程においては、まず、第1工程において、一対の挟持手段の間隔を、2枚のシートが重ね合わされた厚みの95〜100%として2枚のシートを挟み込んで加圧する。このように、重ね合わされた2枚のシートを挟み込む一対の挟持手段の間隔が、2枚のシートが重ね合わされた厚みの95〜100%であることにより、断裁工程にて排出されたシートが、一対の挟持手段の間に入り込みやすくなる。また、2枚のシートを挟み込む一対の挟持手段の間隔が、2枚のシートが重ね合わされた厚みの95〜100%であることにより、2枚のシートを剥離可能に貼着するために必要となる圧力よりも弱い圧力で2枚のシートがその表裏から加圧されて仮貼着されることとなり、それにより、2枚のシート間にずれが生じたとしても、そのずれが増大することがなく、また、2枚のシートが完全に貼着された状態ではないため、ずれが解消される可能性もある。このようにして第1工程にて2枚のシートが仮貼着された後、第2工程において、一対の挟持手段の間隔を、2枚が重ね合わされたシートの厚みの30〜80%として2枚のシートを挟み込んで加圧する。このように、重ね合わされた2枚のシートを挟み込む一対の挟持手段の間隔が、2枚のシートが重ね合わされた厚みの30〜80%であることにより、第1の工程にて仮貼着された2枚のシートが、2枚のシートを感圧接着剤層によって剥離可能に貼着するために必要となる圧力でその表裏から加圧されることとなり、それにより、2枚のシートがその全面にて剥離可能に貼着されることになる。
このようにして、感圧接着剤層によって剥離可能に貼着される2枚のシート間にずれが生じにくくなり、それにより、2枚のシートがその全面にて感圧接着剤層によって剥離可能に貼着されてなる剥離性シートにおいて、2枚のシートを貼着するための加圧に起因したカールが抑制されることになる。
本発明によれば、断裁工程にて排出された2枚のシートを一対の挟持手段によって挟み込んでいくことで加圧する加圧工程を、一対の挟持手段の間隔を、2枚が重ね合わされたシートの厚みの95〜100%として2枚のシートを挟み込んで加圧する第1工程と、第1工程の後、一対の挟持手段の間隔を、2枚のシート重ね合わされた厚みの30〜80%として2枚のシートを挟み込んで加圧する第2工程とからなる構成としたため、感圧接着剤層によって剥離可能に貼着される2枚のシート間にずれが生じにくくなり、それにより、2枚のシートがその全面にて感圧接着剤層によって剥離可能に貼着されてなる剥離性シートにおいて、2枚のシートを貼着するための加圧に起因したカールを抑制することができる。
本発明の剥離性シートの製造方法によって製造された剥離性シートの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は見開いた状態における表面シートと裏面シートとの重ね合わせ面を示す図、(d)は(c)に示したB−B’断面図である。 図1に示した圧着はがきを製造するための製造装置の一部を示す図である。 図1に示した圧着はがきの製造方法を説明するためのフローチャートである。 図1に示した圧着はがきを図2に示した構成にて製造した場合の効果を実証するための測定結果を示す図である。 一般的な圧着はがきの一例を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は見開いた状態における表面シートと裏面シートとの重ね合わせ面を示す図、(d)は(c)に示したB−B’断面図である。 図5に示した圧着はがきを製造するための製造装置の一部を示す図である。 図5に示した圧着はがきが図6に示した製造方法によって製造される場合の問題点を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の剥離性シートの製造方法によって製造された剥離性シートの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は見開いた状態における表面シート10と裏面シート20との重ね合わせ面を示す図、(d)は(c)に示したB−B’断面図である。
本形態における剥離性シートは図1に示すように、2枚のシートである表面シート10と裏面シート20とが折り部40を介して折り畳み可能に連接し、これら表面シート10と裏面シート20とがその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着されて構成された圧着はがき1である。
表面シート10は、折り部40を介して折り畳まれた場合に表出する面に、この圧着はがき1の送付先の住所や氏名あるいは名称等の宛先情報11aが表示されることによって印刷層11が積層されており、また、折り部40を介して折り畳まれた場合に内側となる面に、この圧着はがき1の送付先に通知すべき通知情報12aが表示されることによって印刷層12が積層されている。そして、印刷層12上に感圧接着剤が塗布されることによって感圧接着剤層30が積層されている。この感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤は、通常では貼着力が発現せず、加圧することで貼着力が発現するものである。また、表面シート10には、裏面シート20との連接辺となる折り部40とは反対側の辺の角部に、三角形の形状を有する切り欠き13が形成されている。
裏面シート20は、折り部40を介して折り畳まれた場合に表出する面に、この圧着はがき1に通知すべき情報(不図示)が表示されることによって印刷層21が積層されており、また、折り部40を介して折り畳まれた場合に内側となる面に、この圧着はがき1の送付先に通知すべき通知情報22aが表示されることによって印刷層22が積層されている。そして、表面シート10と同様に、印刷層22上に感圧接着剤が塗布されることによって感圧接着剤層30が積層されている。
上記のように構成された表面シート10と裏面シート20とが、感圧接着剤層30が積層された面が内側となるように折り部40を介して畳まれることによって感圧接着剤層30が積層された面を重ね合わせ面として重ね合わされ、その全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着されている。
上記のように構成された圧着はがき1は、表面シート10と裏面シート20とが図1(a),(b)に示すようにその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着された状態で送付される。そのため、圧着はがき1の送付途中においては、表面シート10と裏面シート20の重ね合わせ面に表示された通知情報12a,22aは外部から視認することができず、隠蔽した状態で圧着はがき1を送付することができる。
圧着はがき1が送付先に届けられると、圧着はがき1の送付先において、表面シート10の角部に形成された切り欠き13を剥離開始端として表面シート10が裏面シート20から剥離され、図1(c)に示すように、表面シート10及び裏面シート20の重ね合わせ面にそれぞれ表示された通知情報12a,22aが視認可能となって伝達されることになる。
以下に、上述した圧着はがき1の製造方法について説明する。
図2は、図1に示した圧着はがき1を製造するための製造装置の一部を示す図である。また、図3は、図1に示した圧着はがき1の製造方法を説明するためのフローチャートである。
図1に示した圧着はがき1を製造する場合は、図2に示すように、まず、表面シート10が連続状となった連続状の基材であるウェブシート2aと、裏面シート20が連続状となった連続状の基材であるウェブシート2bとが折り部40を介して連接したウェブ体2の一方の面に対して、接着剤塗布部50において感圧接着剤を塗布することにより、感圧接着剤層30を積層する(ステップ1)。
次に、折り畳みローラ60を用いて、ウェブ体2を感圧接着剤層30が積層された面が内側となるように折り部40を介して折り畳み、ウェブシート2aとウェブシート2bとを、感圧接着剤層30が積層された面を重ね合わせ面として重ね合わせる(ステップ2)。なお、接着剤塗布部50によってウェブ体2に感圧接着剤層30が積層されてからウェブ体2を所定時間放置し、感圧接着剤層30に含まれる水分をある程度蒸発させた後、ウェブシート2aとウェブシート2bとを重ね合わせてもよい。また、乾燥機を用いて感圧接着剤層30を乾燥させ、その後、ウェブシート2aとウェブシート2bとを重ね合わせてもよく、ウェブ体2を折り畳む前の感圧接着剤層30における水分の割合は、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤の種類により適宜選択可能となる。なお、乾燥機を用いた感圧接着剤層30の乾燥工程を有する場合は、図3に示す一連の工程のうちステップ1とステップ2との間に乾燥工程が存在することになる。
次に、一対の断裁ローラ70a,70bによってウェブ体2を単片状の圧着はがき1に断裁することにより、2枚のウェブシート2a,2bを単片状の表面シート10及び裏面シート20に断裁する(ステップ3)。
断裁ローラ70a,70bは、相反する方向に回転しており、その回転力によって、折り畳みローラ60を用いて折り畳まれたウェブ体2を引き入れ、断裁し、断裁した圧着はがき1を、表面シート10及び裏面シート20の引き入れ側の一辺方向に押し出すことで排出する。
断裁ローラ70a,70bから排出された圧着はがき1は、押し出された勢いで、断裁ローラ70a,70bから排出された一辺側から一対の挟持手段となる加圧ローラ81a,81bに挟み込まれていく。
加圧ローラ81a,81bは、相反する方向に回転しており、その回転力によって、断裁ローラ70a,70bから排出された圧着はがき1を、断裁ローラ70a,70bから排出された一辺側から引き入れて挟み込んでいき、第1工程として、表面シート10と裏面シート20とが重ね合わされた状態にてその表裏から加圧していく(ステップ4)。
加圧ローラ81a,81bは、重ね合わされた表面シート10と裏面シート20をその表裏から加圧した後、その回転力によって、圧着はがき1を表面シート10及び裏面シート20の引き入れ側の一辺方向に押し出す。
加圧ローラ81a,81bから押し出された圧着はがき1は、加圧ローラ81a,81bから押し出された一辺側から一対の挟持手段となる加圧ローラ82a,82bに挟み込まれていく。
加圧ローラ82a,82bは、加圧ローラ81a,81bと同様に、相反する方向に回転しており、その回転力によって、加圧ローラ81a,81bから押し出された圧着はがき1を、加圧ローラ81a,81bから押し出された一辺側から引き入れて挟み込んでいき、第2工程として、表面シート10と裏面シート20とが重ね合わされた状態にてその表裏から加圧していく(ステップ5)。
この加圧ローラ81a,81bによる加圧と、加圧ローラ82a,82bによる加圧により、表面シート10と裏面シート20とをその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着する。
表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着された圧着はがき1は、スタッカ90に積み重ねられて保管されることになる。
以下に、表面シート10と裏面シート20とが重ね合わされた状態で圧着はがき1を表裏から加圧する工程を2回に分けて行うことによる効果について説明する。
断裁ローラ70a,70bによって断裁された単片状の圧着はがき1が、断裁ローラ70a,70bから押し出されることで排出され、押し出された勢いで一対の加圧ローラ81a,81b間に挟み込まれる際、加圧ローラ81a,81bの間隔が狭いと、上述したように、断裁ローラ70a,70bから排出された圧着はがき1の端辺が加圧ローラ81a,81bに当接し、それにより、表面シート10と裏面シート20との間でずれが生じ、さらに、加圧ローラ81a,81b間に挟み込まれていく際に、表面シート10と裏面シート20とのずれが増大してしまう虞れがある。そして、表面シート10と裏面シート20との間でずれが生じた場合、その後、感圧接着剤層30に含まれる水分が蒸発していく際、圧着はがき1の角部が大きくカールしてしまうことになる。
そこで、表面シート10と裏面シート20とが重ね合わされた状態で圧着はがき1を表裏から加圧する工程を2回に分け、1回目の加圧工程においては、一対の加圧ローラ81a,81bの間隔を、断裁ローラ70a,70bから排出された圧着はがき1が入り込みやすい程度のものとして表面シート10と裏面シート20とを仮貼着し、その後、2回目の加圧工程において、一対の加圧ローラ82a,82bによって、表面シート10と裏面シート20とを感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着するために必要となる圧力で圧着はがき1を表裏から加圧することで、表面シート10と裏面シート20とを感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着する構成となっている。
図4は、図1に示した圧着はがき1を図2に示した構成にて製造した場合の効果を実証するための測定結果を示す図である。
図4に示すように、上述した構成による効果を実証するために、表面シート10及び裏面シート20として、マットコート紙及びインクジェット用紙を用い、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤として水性エマルジョンタイプのものを用いて、圧着はがき1を表裏から加圧する圧力を変えて、表面シート10と裏面シート20とが剥離可能に貼着された圧着はがき1の6箇所の端部におけるカールの程度の差を測定した。なお、カールの程度の差は、圧着はがき1を水平な台の上に載置し、圧着はがき1の6箇所の端部のうち、台上からの浮きが最も小さな部分と浮きが最も大きな部分との差を算出し、差が4mm以上の場合を“×”とし、4mm未満の場合を“○”とした。なお、本発明に用いる水性エマルジョンタイプの感圧接着剤は、接着剤基剤、水、その他の成分を含み、接着剤基剤はゴムを主成分とするものが好ましい。具体的には、天然ゴム、天然ゴムを変性した変性ゴム、合成ゴム等が例示できる。水系である水性エマルジョン型の感圧接着剤は、揮発性が低く、塗布量の調節が容易で、基材への塗布適性がより優れたものとなる。また、かかる感圧接着剤は、媒体が水であることで人体に無害であり、さらに引火性もなく、塗布工程や乾燥工程に防爆設備等の特殊設備が不要となる。天然ゴム系水性エマルジョンタイプの接着剤基剤としては、天然ゴム系粘着剤の基剤として公知のものが例示でき、具体的には、天然ゴムを主成分とするラテックス(天然ゴムラテックス);酸性ラテックス、解重合ラテックス、加硫ラテックス、グラフト化した天然ゴムラテックス等の、前記天然ゴムを変性した変性ゴムを主成分とする変性ラテックス;前記天然ゴムラテックスまたは変性ラテックスに対して、スチレンリッチSBRラテックス、ポリスチレンエマルジョン及びスチレン・アクリル共重合体エマルジョンからなる群から選択される一種以上を適当量配合した混合物等が例示できる。天然ゴムのグラフト化に用いるモノマーまたはオリゴマーは、重合性基を有するものであれば、目的に応じて任意に選択でき、モノマーであれば、(メタ)アクリル酸のアルキルエステル、スチレン等の重合性不飽和二重結合を有するものが例示できる。ここで、前記アルキルエステルは、メチルエステル又はエチルエステルであることが好ましい。天然ゴム系水性エマルジョンタイプの接着剤基剤としては、特に耐ブロッキング性、耐熱性、耐摩耗性等の観点から、天然ゴムにメタクリル酸メチル(MMA)をグラフト重合させて得られた変性ゴムを主成分とする変性ラテックス、天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト重合させて得られた変性ゴムを主成分とする変性ラテックスが好ましい。天然ゴムにメタクリル酸メチルをグラフト重合させて得られた変性ゴムで好ましいものとしては、天然ゴム100質量部に対して、メタクリル酸メチルを10〜40質量部グラフト重合させたものが例示できる。天然ゴムにスチレンとメタクリル酸メチルとをグラフト重合させて得られた変性ゴムで好ましいものとしては、天然ゴム100質量部に対して、スチレン及びメタクリル酸メチルを合計で30〜70質量部重合させたものが例示できる。接着剤基剤は一種を単独で用いてもよいし、二種以上を併用してもよい。二種以上を併用する場合には、それらの組み合わせ及び比率は、目的に応じて適宜選択すればよい。ただし、二種以上を併用する場合には、互いに同じ系のものを使用することが好ましい。前記感圧接着剤において、固形の配合成分の総量に対する接着剤基剤の配合量の割合は、50〜100質量%であることが好ましく、70〜100質量%であることがより好ましい。接着剤基剤の配合量の割合がこの範囲であることで、感圧接着剤層30の貼着力がより向上する。
このような条件で測定を行った結果、表面シート10及び裏面シート20としてマットコート紙を用い、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤として水性エマルジョンタイプのものを用いて、加圧ローラ81a,81bによる加圧力を、加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの75%となるものとするとともに、加圧ローラ82a,82bによる加圧力も、加圧ローラ82a,82bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの75%となるものとした場合、圧着はがき1の6箇所の端部のうち、台上からの浮きが最も小さな部分と浮きが最も大きな部分との差が4mm以上となった。特にマットコート紙においては、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤の水分が表面シート10や裏面シート20を介して抜けにくくなるため、大きくカールすることになる。
また、表面シート10及び裏面シート20としてマットコート紙を用い、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤として水性エマルジョンタイプのものを用いて、加圧ローラ81a,81bによる加圧力を、加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの100%となるものとするとともに、加圧ローラ82a,82bによる加圧力を、加圧ローラ82a,82bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの75%となるものとした場合、圧着はがき1の6箇所の端部のうち、台上からの浮きが最も小さな部分と浮きが最も大きな部分との差が4mm未満となった。
また、表面シート10及び裏面シート20としてインクジェット用紙を用い、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤として水性エマルジョンタイプのものを用いて、加圧ローラ81a,81bによる加圧力を、加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの36%となるものとするとともに、加圧ローラ82a,82bによる加圧力も、加圧ローラ82a,82bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの36%となるものとした場合、圧着はがき1の6箇所の端部のうち、台上からの浮きが最も小さな部分と浮きが最も大きな部分との差が4mm以上となった。
また、表面シート10及び裏面シート20としてインクジェット用紙を用い、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤として水性エマルジョンタイプのものを用いて、加圧ローラ81a,81bによる加圧力を、加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの100%となるものとするとともに、加圧ローラ82a,82bによる加圧力を、加圧ローラ82a,82bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの36%となるものとした場合、圧着はがき1の6箇所の端部のうち、台上からの浮きが最も小さな部分と浮きが最も大きな部分との差が4mm未満となった。
また、表面シート10及び裏面シート20としてマットコート紙を用い、感圧接着剤層30を構成する感圧接着剤として水性エマルジョンタイプのものを用いて、加圧ローラ81a,81bのみにて加圧を行い、その加圧力を、加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの75%となるものとした場合、圧着はがき1の6箇所の端部のうち、台上からの浮きが最も小さな部分と浮きが最も大きな部分との差が4mm以上となった。
このように、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた状態で圧着はがき1を表裏から加圧する工程を2回に分け、まず、第1工程において、一対の加圧ローラ81a,81bの間隔を、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの95〜100%として表面シート10と裏面シート20を挟み込んで表裏から加圧する。このように、一対の加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの95〜100%であることにより、断裁ローラ70a,70bから排出された圧着はがき1が、一対の加圧ローラ81a,81bの間に入り込みやすくなる。また、一対の加圧ローラ81a,81bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの95〜100%であることにより、表面シート10と裏面シート20とを剥離可能に貼着するために必要となる圧力よりも弱い圧力で表面シート10と裏面シート20とがその表裏から加圧されて仮貼着されることとなり、それにより、表面シート10と裏面シート20との間にずれが生じたとしても、そのずれが増大することがなく、また、表面シート10と裏面シート20とが完全に貼着された状態ではないため、ずれが解消される可能性もある。
このように第1工程にて表面シート10と裏面シート20とが仮貼着された後、第2工程において、一対の加圧ローラ82a,82bの間隔を、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの30〜80%として表面シート10と裏面シート20を挟み込んで表裏から加圧する。このように、加圧ローラ82a,82bの間隔が、表面シート10と裏面シート20とが感圧接着剤層30を介して重ね合わされた厚みの30〜80%であることにより、第1の工程にて仮貼着された表面シート10と裏面シート20が、表面シート10と裏面シート20とを感圧接着剤層30によって貼着するために必要となる圧力でその表裏から加圧されることとなり、それにより、表面シート10と裏面シート20とがその全面にて剥離可能に貼着されることになる。
このようにして、感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着される表面シート10と裏面シート20との間にずれが生じにくくなり、それにより、表面シート10と裏面シート20とがその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着されてなる圧着はがき1において、表面シート10と裏面シート20とを貼着するための加圧に起因したカールを抑制することができる。
特に、感圧接着剤層上に印刷が施されて印刷層が積層された、いわゆる先糊タイプのものよりも、図1に示した圧着はがき1のように、表面シート10や裏面シート20上に積層された印刷層12,22上に感圧接着剤層30が積層されてなる、いわゆる後糊タイプのものの方が、上述したように、一度の加圧工程のみではカールが生じやすいため、加圧工程を2回に分けることが有意義なものとなる。
なお、本形態においては、ウェブシート2a,2bの一方の面のそれぞれに感圧接着剤を塗布して感圧接着剤層30を積層し、その後、感圧接着剤層30が積層された面が内側となるようにウェブ体2を折り畳み、ウェブシート2a,2bがそれぞれ単片状となった表面シート10と裏面シート20とをその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着しているが、感圧接着剤層30が予め積層されたウェブシート2a,2bを折り畳み、ウェブシート2a,2bがそれぞれ単片状となった表面シート10と裏面シート20とをその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着する構成としてもよい。
また、本形態においては、表面シート10と裏面シート20、また、これらが連続状となったウェブシート2aとウェブシート2bとが折り部40を介して連接したものを例に挙げて説明したが、これら表面シート10と裏面シート20、ウェブシート2aとウェブシート2bとが連接していないものであってもよい。
また、本形態においては、ウェブシート2a,2bの一方の面のそれぞれに感圧接着剤を塗布して感圧接着剤層30を積層しておき、その後、感圧接着剤層30が積層された面が内側となるようにウェブ体2を折り畳み、ウェブシート2a,2bがそれぞれ単片状となった表面シート10と裏面シート20とをその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着しているが、ウェブシート2a,2bのうち、一方のウェブシートの重ね合わせ面のみに感圧接着剤を塗布して感圧接着剤層30を積層しておき、その後、感圧接着剤層30を介してウェブシート2a,2bを重ね合わせ、これらウェブシート2a,2bがそれぞれ単片状となった表面シート10と裏面シート20とをその全面にて感圧接着剤層30によって剥離可能に貼着してもよい。ただし、その場合は、感圧接着剤が乾燥する前に表面シート10と裏面シート20とを貼着する必要がある。
また、本形態においては、表面シート10が連続状となったウェブシート2aと、裏面シート20が連続状となったウェブシート2bとを折り畳んで感圧接着剤層30を介して重ね合わせ、その後、ウェブシート2a,2bを単片状の表面シート10及び裏面シート20に断裁し、これらを加圧ローラ81a,81b,82a,82bによって表裏から加圧しているが、単片状の表面シート10と裏面シート20とを折り畳んで感圧接着剤層30を介して重ね合わせ、その後、これらを加圧ローラ81a,81b,82a,82bによって表裏から加圧するだけのものであってもよい。その場合でも、加圧ローラ81a,81b,82a,82bには、重ね合わされた表面シート10と裏面シート20とがその一辺側から挟み込まれていき、上述した効果を得ることができる。
1 圧着はがき
2 ウェブ体
2a,2b ウェブシート
10 表面シート
11,12,21,22 印刷層
11a 宛先情報
12a,22a 通知情報
13 切り欠き
20 裏面シート
30 感圧接着剤層
40 折り部
50 接着剤塗布部
60 折り畳みローラ
70a,70b 断裁ローラ
81a,81b,82a,82b 加圧ローラ
90 スタッカ

Claims (1)

  1. 2枚のシートが感圧接着剤層を介して重ね合わされて加圧されることにより、前記2枚のシートがその全面にて前記感圧接着剤層によって剥離可能に貼着されてなる剥離性シートの製造方法であって、
    2枚の連続状の基材を、前記感圧接着剤層を介して重ね合わせる重ね合わせ工程と、
    前記重ね合わされた2枚の連続状の基材をそれぞれ相反する方向に回転する一対の断裁ローラによって単片状のシートとして断裁して前記2枚のシートとして前記一対の断裁ローラの回転力によって押し出して排出する断裁工程と、
    前記断裁工程にて排出された2枚のシートを、相反する方向に回転する一対の挟持手段によって一辺側から挟み込んでいくことで加圧する加圧工程とを有し、
    前記加圧工程は
    記2枚のシートを前記感圧接着剤層を介して重ね合わせた厚みの95〜100%の間隔で配置された第1の一対の挟持手段によって、前記断裁工程にて排出された前記2枚のシートを挟み込んで加圧し、前記第1の一対の挟持手段の回転力によって押し出す第1工程と
    記2枚のシートを前記感圧接着剤層を介して重ね合わせた厚みの30〜80%の間隔で配置された第2の一対の挟持手段によって、前記第1工程にて前記第1の一対の挟持手段から押し出された前記2枚のシートを挟み込んで加圧する第2工程とからなる、剥離性シートの製造方法。
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