JP6737028B2 - 消費材カートリッジ - Google Patents
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Description
図1に示されるように、インクジェットプリンタである装置10は、用紙に対してインクである消費材を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。装置10は、記録ヘッド21と、カートリッジ装着部としてのカートリッジ装着ケース101(以下、ケース101とも称する。)と、チューブ20とを備えている。チューブ20は、記録ヘッド21及びケース101内に位置するニードル102を接続する。
図1に示されるように、装置10は、カートリッジ装着ケース101を備えている。ケース101には、消費材カートリッジ30が装着可能である。なお、図1は、ケース101への消費材カートリッジ30の装着が完了した状態である。
図1に示されるように、ニードル102は、管状の樹脂からなる。ニードル102は、ケース101の前面117の下方の開口193(図2参照)から後方向52に向けて突出している。ニードル102は、ケース101に装着した消費材カートリッジ30の供給管34に対応する位置にある。
図1に示されるように、ロックピン145が、ケース101の天面115付近且つ開口112付近に位置している。ロックピン145は、左右方向55、56に沿って延出している。ロックピン145は、棒状である。
図1に示されるように、電極ユニット160が、ケース101の天面115に固定されている。電極ユニット160は、装着姿勢である消費材カートリッジ30の基板64の上方に、基板64と対向する位置にある。
消費材カートリッジ30は消費材を貯留する容器である。図3に示されるように、消費材カートリッジ30は、全体として、上下方向53、54に沿った寸法並びに前後方向51、52に沿った寸法が、左右方向55、56に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。
図1に示されるように、内部フレーム35は、左右方向55、56の両側の端面が開放した環状である。2つのフィルム(不図示)が、開放した両側の端面を封止している。つまり、内部フレーム35と、2つのフィルムとが、貯留室36を形成する。
図3に示されるように、後部カバー31は、右側面37、左側面38、上面39、及び下面42が後面41から前方向51に延びている。また、後部カバー31は開口を有する箱型であり、当該開口の断面は前後方向51、52に直交している。右側面37及び左側面38は、左右方向55、56において互いに隔てて位置する。上面39及び下面42は、上下方向53、54において互いに隔てて位置する。内部フレーム35の後部は、後部カバー31の内部に位置する。すなわち、後部カバー31は、内部フレーム35の後部を覆っている。
図3及び図4に示されるように、前部カバー32は、右側面143、左側面144、上面141、及び下面142が前面140から後方向52に延びている。また前部カバー32は開口を有する箱形であり、当該開口の断面は前後方向51、52に直交している。右側面143及び左側面144は、左右方向55、56において互いに隔てて位置している。上面141及び下面142は、上下方向53、54において互いに隔てて位置している。内部フレーム35の前部は、前部カバー32の内部に位置する。すなわち、前部カバー32は、内部フレーム35のうちの後部カバー31によって覆われていない前部を覆っている。
図3に示されるように、支持台130は、基板64を、接着した状態で支持している。支持台130について、及び基板64の接着についての詳細は後述する。
支持台130は、上面134と、第1壁131と、第2壁132と、を備える。図3及び図4に示されるように、支持台130が、サブ上面146上に位置している。支持台130は、サブ上面146から上方に突出している。支持台130は、左右方向55、56において、一対の側壁147、148のそれぞれに形成された凹部149の間に位置している。図3に示されるように、支持台130は、基板64の裏面64Aと当接することによって、基板64を下方から支持している。
基板64は、前部カバー32に、接着剤120によって接着している。より詳細には、基板64の裏面64Aの一部は、支持台130に、接着剤120によって接着している。具体的には、図5(C)に示されるように、接着剤120は、支持台130の第2支持面104と、基板64の裏面64Aとの間に介在している。また、接着剤120は、溝135へ進入している。つまり、接着剤120は、溝135と当接している。これにより、基板64は、支持台130の第2支持面104に接着している。なお、本実施形態では、第2支持面104の全面が接着剤120と接着しているが、第2支持面104の少なくとも一部が接着剤120と接着していればよい。接着剤120は、例えば、アクリル系の光硬化性樹脂である。光硬化性樹脂は、例えば、紫外線を照射することによって硬化する樹脂である。
以下、基板64の支持台130への取付方法を説明する。基板64は、支持台130に、光硬化性樹脂である接着剤120により接着される。
上記実施形態によれば、基板64の裏面64Aの第2領域172は、接着剤120と当接している。また、上記実施形態によれば、基板64において、第1側面64Eと対向する第2側面64Fが、本体33の第1壁131の第1当接部1310に当接している。これにより、基板64を第1当接部1310に当接させた状態、つまり、基板64を前後方向51、52における本体33上の適切な位置に維持させたまま、本体33に接着することができる。加えて、上記実施形態によれば、基板64の第1側面64Eと裏面64Aとの境界の第1辺181を含む第1領域171には、接着剤120が位置していない。これにより、第1領域171付近に力を加える際に、第2側面64Fと本体33の第1当接部1310とが当接する箇所が、上記力の支点の役割となるため、基板64を本体33から容易に外すことが可能となる。
上記説明では、基板64の裏面64Aは、前端部及び後端部のみにおいて、支持台130(より詳細には、第1支持面103及び第2支持面104)と当接していた。しかし、裏面64Aは、前端部及び後端部以外において支持台130と当接していてもよい。例えば、裏面64Aは、第3領域173以外の全領域において、支持台130と当接していてもよい。また、例えば、集積回路が表面64Bに実装されている場合などにおいて、裏面64Aは、その全領域において、支持台130と当接していてもよい。
30・・・消費材カートリッジ
31・・・後部カバー
32・・・前部カバー
35・・・内部フレーム
64・・・基板
64A・・・裏面
64B・・・表面
64C・・・第4側面
64D・・・第3側面
64E・・・第1側面
64F・・・第2側面
65・・・電極
120・・・接着剤
131・・・第1壁
1310・・・第1当接部
171・・・第1領域
172・・・第2領域
181・・・第1辺
Claims (17)
- 装置に装着される消費材カートリッジであって、
消費材を保持する本体と、
基板と、
上記基板と上記本体とに接着する接着剤と、を備え、
上記本体は、
支持台と、
第1当接部と、を備え、
上記基板は、
第1方向を向く表面と、
上記表面と平行であり、上記支持台によって支持される裏面と、
上記表面に形成された電極と、
上記表面及び上記裏面を繋ぎ、且つ互いに対向する第1側面及び第2側面と、を備え、
上記第1側面の少なくとも一部は、上記消費材カートリッジの外部に露出しており、
上記第2側面は、上記第1当接部と当接しており、
上記接着剤は、
上記裏面の一部であって上記第1側面と上記裏面との境界の第1辺を含む第1領域に位置しておらず、
上記裏面の一部であって上記第1領域とは異なる第2領域に位置している消費材カートリッジ。 - 上記第1側面の全部が、上記消費材カートリッジの外部に露出している請求項1に記載の消費材カートリッジ。
- 上記裏面は矩形であり、
上記第1辺は上記矩形の長辺である請求項1または2に記載の消費材カートリッジ。 - 上記消費材カートリッジの外部から上記第1領域へアクセス可能である請求項1から3のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
- 上記第1領域の一部は上記消費材カートリッジの外部に露出しており、上記第2領域における上記裏面と上記支持台との間には接着剤が位置している請求項1から4のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
- 上記基板は、集積回路と、上記裏面において上記第1方向とは反対の方向へと突出し、当該集積回路を収容するポッティング部と、を備え、
上記接着剤は、上記裏面の一部であって上記ポッティング部を含む第3領域を除く上記第2領域に接している請求項1から5のいずれかに記載の消費材カートリッジ。 - 上記本体は、上記支持台から上記第1方向とは反対に向けて凹み、上記ポッティング部の一部が進入する凹部を備えている請求項6に記載の消費材カートリッジ。
- 上記第2領域は、上記第2側面及び上記裏面の境界の第2辺と上記第3領域との間の領域である請求項6または7に記載の消費材カートリッジ。
- 上記第2領域は、上記第2辺を含む領域である請求項8に記載の消費材カートリッジ。
- 上記基板は、上記表面と上記裏面とをつなぎ、上記第1側面及び上記第2側面と交差する第3側面を備え、
上記本体は、上記第3側面と当接する第2当接部を備える請求項1から9のいずれかに記載の消費材カートリッジ。 - 上記第2領域は、上記第3側面と上記裏面との境界の第3辺における上記第2当接部と当接する部分の両端点のうち上記第2側面と上記裏面との境界の第2辺から離れた方の端点を通り且つ上記第2辺と平行である仮想線よりも、上記第2辺寄りの領域である請求項10に記載の消費材カートリッジ。
- 上記第2領域は、上記仮想線よりも上記第2辺寄りの領域内における少なくとも2箇所の領域であり、
上記第2領域の各々は、上記第2辺を含む請求項11に記載の消費材カートリッジ。 - 上記第2領域のうち少なくとも1箇所の領域は、上記第3辺を含む請求項12に記載の消費材カートリッジ。
- 上記本体は、上記接着剤と接する部分に、上記裏面及び上記第2側面に平行な方向に形成された溝を備える請求項1から13のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
- 上記接着剤は、光硬化性樹脂であり、
上記裏面及び上記第2側面に平行な方向に沿った視点において、上記溝の上記裏面及び上記第2側面に平行な方向の両端の少なくとも一つは、上記消費材カートリッジの外部に露出している請求項14に記載の消費材カートリッジ。 - 上記本体は、上記装置へと供給される消費材が通過する供給口を備え、
上記電極は、上記消費材カートリッジが上記装置へ装着される方向であって上記第1方向と直交する方向である第2方向に沿って延びており、上記第1方向及び上記第2方向と直交する第3方向に、離間して配列されている請求項1から15のいずれかに記載の消費材カートリッジ。 - 上記本体は、上記本体の内部と外部とを連通する供給口であって上記装置へと供給される消費材が通過する供給口をさらに備え、
上記供給口は、上記消費材カートリッジが上記装置へ装着される方向であって上記第1方向と直交する方向である第2方向に対して直交しており、且つ当該第2方向における中心位置よりも当該第2方向に離れて位置しており、
上記基板は、上記中心位置よりも上記第2方向に離れて位置しており、且つ上記供給口よりも上記第1方向に離れて位置している請求項1から16のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
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