JP2018012243A - 消費材カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板を本体から外し易い消費材カートリッジを提供する。【解決手段】消費材カートリッジ30は、消費材を保持する本体33と、基板64と、基板64と本体33とに接着する接着剤120とを備える。本体33は、支持台130と、第1当接部1310とを備える。基板64は、上方を向く表面64Bと、支持台130によって支持される裏面64Aと、表面64Bに形成された電極65と、表面64B及び裏面64Aを繋ぎ且つ互いに対向する第1側面64E及び第2側面64Fとを備える。第1側面64Eは、消費材カートリッジ30の外部に露出している。第2側面64Fは、第1当接部1310と当接している。接着剤120は、裏面64Aの一部であって第1側面64Eと裏面64Aとの境界の第1辺181を含む第1領域171に位置しておらず、裏面64Aの一部であって、第1領域171とは異なる第2領域172に位置している。【選択図】図5

Description

本発明は、消費材を保持する本体を有し、装置に装着される消費材カートリッジに関する。
液体を貯留する本体と、本体の上面に配置された基板(例えばリジット基板やフレキシブル基板)とを備えた液体カートリッジが知られている(特許文献1)。基板は表面に電極を有する。基板には、切欠き及び孔が形成されている。本体の上面には、一対の突出部が形成されている。基板は、切欠き及び孔に、一対の突出部が貫通している状態で、本体の上面に位置している。一対の突出部の先端部を熱溶融することにより、基板が本体に固定される。
特開2013−129173号公報
例えば基板が小型化されると、基板の表面積に対する電極の面積の割合が大きくなる。このような基板においては、当該基板を本体に固定するための、切欠き及び孔を形成するための領域を確保することができない。また、このような基板では、その裏面の全部に接着剤を塗布して、基板を本体の上面に接着する方法も考えられる。
しかしながら、この方法では、リサイクルなどのために、基板を本体から外すことに適していない。つまり、基板の裏面の全部に接着剤が塗布されていると、基板を本体から外し辛くなってしまう。
本発明の目的は、基板を本体から外し易い消費材カートリッジを提供することにある。
(1) 本発明に係る消費材カートリッジは、装置に装着されるものである。消費材カートリッジは、消費材を保持する本体と、基板と、上記基板と上記本体とに接着する接着剤と、を備える。上記本体は、支持台と、第1当接部と、を備える。上記基板は、第1方向を向く表面と、上記表面と平行であり、上記支持台によって支持される裏面と、上記表面に形成された電極と、上記表面及び上記裏面を繋ぎ、且つ互いに対向する第1側面及び第2側面と、を備える。上記第1側面の少なくとも一部は、上記消費材カートリッジの外部に露出している。上記第2側面は、上記第1当接部と当接している。上記接着剤は、上記裏面の一部であって上記第1側面と上記裏面との境界の第1辺を含む第1領域に位置しておらず、上記裏面の一部であって上記第1領域とは異なる第2領域に位置している。
上記構成によれば、基板の裏面の第2領域は、接着剤と当接している。また、上記構成によれば、基板において、第1側面と対向する第2側面が、本体の第1当接部に当接している。これにより、基板を第1当接部に当接させた状態、つまり、基板を本体上の適切な位置に維持させたまま、本体に接着することができる。加えて、上記構成によれば、基板の第1側面と裏面との境界の第1辺を含む第1領域には、接着剤が位置していない。これにより、第1領域付近に力を加える際に、第2側面と本体の第1当接部とが当接する箇所が、上記力の支点の役割となるため、基板を本体から容易に外すことが可能となる。
(2) 上記第1側面の全部が、上記消費材カートリッジの外部に露出している。
上記構成によれば、第1側面の全部が消費材カートリッジの外部に露出しているため、第1領域付近に力を加える際に、基板を把持し易い。
(3) 例えば、上記裏面は矩形である。上記第1辺は上記矩形の長辺である。
(4) 上記消費材カートリッジの外部から上記第1領域へアクセス可能である。
上記構成によれば、ユーザは消費材カートリッジの外部から第1領域に触れることができる。そのため、ユーザは、裏面の第1領域と表面とを把持することによって基板を挟むことができる。つまり、基板を容易に把持することができる。
(5) 例えば、上記第1領域の一部は上記消費材カートリッジの外部に露出しており、上記第2領域における上記裏面と上記支持台との間には接着剤が位置している。
(6) 上記基板は、集積回路と、上記裏面において上記第1方向とは反対の方向へと突出し、当該集積回路を収容するポッティング部と、を備える。上記接着剤は、上記裏面の一部であって上記ポッティング部を含む第3領域を除く上記第2領域に接している。
上記構成によれば、ポッティング部が接着剤と当接していない。そのため、基板を本体から外すときに、ポッティング部まで接着剤が当接している場合と比べて基板が破損する可能性を低くすることができる。また、接着剤の収縮や膨張によって、基板が変形することを防止できる。加えて、基板を外す時に、特に集積回路を含むポッティング部を破損する可能性を低くすることができる。
(7) 上記本体は、上記支持台から上記第1方向とは反対に向けて凹み、上記ポッティング部の一部が進入する凹部を備えている。
上記構成によれば、ポッティング部が凹部へ進入した状態で基板を配置できるため、基板の位置ずれを防止できる。
(8) 例えば、上記第2領域は、上記第2側面及び上記裏面の境界の第2辺と上記第3領域との間の領域である。
(9) 例えば、上記第2領域は、上記第2辺を含む領域である。
(10) 上記基板は、上記表面と上記裏面とをつなぎ、上記第1側面及び上記第2側面と交差する第3側面を備える。上記本体は、上記第3側面と当接する第2当接部を備える。
上記構成によれば、第1当接部及び第2当接部によって、互いに交差する2方向において基板を位置決めすることができる。この互いに交差する2方向は、表面とそれぞれ平行であるため、電極の向きや位置が、当該2方向において、適切に維持される。
(11) 例えば、上記第2領域は、上記第3側面と上記裏面との境界の第3辺における上記第2当接部と当接する部分の両端点のうち上記第2側面と上記裏面との境界の第2辺から離れた方の端点を通り且つ上記第2辺と平行である仮想線よりも、上記第2辺寄りの領域である。
(12) 例えば、上記第2領域は、上記仮想線よりも上記第2辺寄りの領域内における少なくとも2箇所の領域であり、上記第2領域の各々は、上記第2辺を含む。
(13) 例えば、上記第2領域のうち少なくとも1箇所の領域は、上記第3辺を含む。
(14) 上記本体は、上記接着剤と接する部分に、上記裏面及び上記第2側面に平行な方向に形成された溝を備える。
上記構成によれば、溝に接着剤を貯留することができる。これにより、接着剤の付け過ぎによって接着剤が意図せぬ位置からはみ出す可能性を低くすることができる。
(15) 上記接着剤は、光硬化性樹脂である。上記裏面及び上記第2側面に平行な方向に沿った視点において、上記溝の上記裏面及び上記第2側面に平行な方向の両端の少なくとも一つは、上記消費材カートリッジの外部に露出している。
上記構成によれば、露出された溝の端を通じて接着剤に向けて光を照射することができる。これにより、接着剤を硬化させることができる。
(16) 例えば、上記本体は、上記装置へと供給される消費材が通過する供給口を備える。また、上記電極は、上記消費材カートリッジが上記装置へ装着される方向であって上記第1方向と直交する方向である第2方向に沿って延びており、上記第1方向及び上記第2方向と直交する第3方向に、離間して配列されている。
(17) 例えば、上記本体は、上記本体の内部と外部とを連通する供給口であって上記装置へと供給される消費材が通過する供給口をさらに備える。上記供給口は、上記消費材カートリッジが上記装置へ装着される方向であって上記第1方向と直交する方向である第2方向に対して直交しており、且つ当該第2方向における中心位置よりも当該第2方向に離れて位置している。上記基板は、上記中心位置よりも上記第2方向に離れて位置しており、且つ上記供給口よりも上記第1方向に離れて位置している。
本発明によれば、基板を本体から外し易くすることができる。
図1は、装置10の内部構造を模式的に示す断面図である。 図2は、ケース101の外観構成を示す斜視図である。 図3は、消費材カートリッジ30の外観構成を示す斜視図である。 図4は、消費材カートリッジ30の前部カバー32の外観構成を示す斜視図である。 図5(A)は、表面64Bの方から見た基板64を模式的に示す斜視図であり、図5(B)は、裏面64Aの方から見た基板64を模式的に示す斜視図であり、図5(C)は、図3のV−V断面を模式的に示す図である。 図6は、基板64の裏面64Aと第1壁131と第2壁132とを模式的に示す底面図である。 図7は、変形例における基板64の裏面64Aと第1壁131と第2壁132とを模式的に示す底面図である。 図8は、変形例における基板64の裏面64Aと第1壁131と第2壁132とを模式的に示す底面図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
また、以下の説明では、消費材カートリッジ30をケース101に挿入する方向を第2方向である前方向51と定義する。また、前方向51と反対方向であって、消費材カートリッジ30をケース101から脱抜する方向を後方向52と定義する。本実施形態において、前方向51及び後方向52は水平方向であるが、前方向51及び後方向52は水平方向でなくてもよい。
また、前方向51及び後方向52に直交する方向を第1方向である上方向54と定義する。また、上方向54と反対方向を下方向53と定義する。本実施形態において上方向54が鉛直上方であり、下方向53が鉛直下方であるが、上方向54及び下方向53は鉛直方向でなくてもよい。
また、前方向51及び下方向53と直交する方向を、第3方向である右方向55及び左方向56と定義する。より具体的には、消費材カートリッジ30をケース101に装着した装着姿勢(使用姿勢)にある状態において、消費材カートリッジ30を前方向51に視た場合(後方から視た場合)において、右に延びる方向を右方向55と定義し、左に延びる方向を左方向56と定義する。本実施形態において、右方向55及び左方向56は水平方向であるが、右方向55及び左方向56は水平方向でなくてもよい。
[装置10の概要]
図1に示されるように、インクジェットプリンタである装置10は、用紙に対してインクである消費材を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。装置10は、記録ヘッド21と、カートリッジ装着部としてのカートリッジ装着ケース101(以下、ケース101とも称する。)と、チューブ20とを備えている。チューブ20は、記録ヘッド21及びケース101内に位置するニードル102を接続する。
カートリッジ装着部としてのケース101には、インクカートリッジである消費材カートリッジ30が装着可能である。ケース101は、その一面に開口112を備える。消費材カートリッジ30は、開口112を通じてケース101に前方向51へ挿入される。また、消費材カートリッジ30は、開口112を通じてケース101から後方向52へ抜き出される。
消費材カートリッジ30は、消費材としてのインクを貯留する。ケース101への消費材カートリッジ30の装着が完了した状態において、消費材カートリッジ30は、チューブ20を介して記録ヘッド21と接続している。これにより、消費材カートリッジ30からチューブ20を介して記録ヘッド21へ、消費材が供給される。記録ヘッド21は、サブタンク28を備えている。サブタンク28は、チューブ20を通じて供給される消費材を一時的に貯留する。記録ヘッド21は、サブタンク28から供給された消費材をノズル29から吐出する。具体的には、記録ヘッド21に備えられたヘッド制御基板(不図示)が、各ノズル29に対応する位置にあるピエゾ素子29Aに、駆動電圧を印加する。これにより、記録ヘッド21は、ノズル29から消費材を吐出する。
装置10は、給送トレイ15と、給送ローラ23と、搬送ローラ対25と、プラテン26と、排出ローラ対27と、排紙トレイ16と、を備えている。給送ローラ23は、給送トレイ15が支持した用紙を搬送路24へ給送する。搬送ローラ対25は、給送ローラ23が搬送路24へ給送した用紙をプラテン26上へ搬送する。記録ヘッド21は、プラテン26上に用紙がある状態で、消費材を吐出する。これにより、プラテン26上にある用紙に消費材が着弾することで、用紙に画像が記録される。排出ローラ対27は、プラテン26を通過した用紙を、搬送路24の最下流に位置する排紙トレイ16に排出する。
[カートリッジ装着ケース101]
図1に示されるように、装置10は、カートリッジ装着ケース101を備えている。ケース101には、消費材カートリッジ30が装着可能である。なお、図1は、ケース101への消費材カートリッジ30の装着が完了した状態である。
図1及び図2に示されるように、ケース101は、ニードル102と、ロックピン145と、電極ユニット160とを備えている。ケース101には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つの消費材カートリッジ30が収容可能である。
なお、以下に説明する、ニードル102、ロックピン145、及び電極ユニット160は、4つの消費材カートリッジ30の各々に対応する位置にある。つまり、ケース101内には、それぞれ4つのニードル102、ロックピン145、及び電極ユニット160が、位置している。4つのニードル102、4つのロックピン145、及び4つの電極ユニット160は、それぞれ、左右方向55、56に並んでいる。4つのニードル102、4つのロックピン145、及び4つの電極ユニット160は、それぞれ同一の構成を有する。そのため、以下では、説明の簡略化のために、1つのニードル102、1つのロックピン145、及び1つの電極ユニット160の構成のみを説明する。
図2に示されるケース101は、天面115、底面116、前面117、及び開口112を有する箱形状である。天面115は、ケース101の内部空間の天部を区画している。底面116は、ケース101の内部空間の底部を区画している。前面117は、ケース101の内部空間の前端部を区画している。さらに前面117は、天面115と底面116とをつないでいる。開口112は、ケース101の内部空間の後端部を開放している。つまり、ユーザは、消費材カートリッジ30を、開口112を通じてケース101に対して挿入したり抜き出す。
ケース101は、天面115及び底面116にガイド108及び109を備えている。消費材カートリッジ30の下面42、142がガイド108に接し、上面39がガイド109に接する。これにより、消費材カートリッジ30は、ガイド108、109によって、その前後方向51、52に沿ってケース101内を移動する。ケース101は、3つのプレート191を備えている。3つのプレート191は、ケース101の内部空間を上下方向53、54に長い4つの空間に仕切り分ける。プレート191によって仕切り分けられた各空間のそれぞれは、1つの消費材カートリッジ30を収容する。
[ニードル102]
図1に示されるように、ニードル102は、管状の樹脂からなる。ニードル102は、ケース101の前面117の下方の開口193(図2参照)から後方向52に向けて突出している。ニードル102は、ケース101に装着した消費材カートリッジ30の供給管34に対応する位置にある。
消費材カートリッジ30をケース101に前方向51へ挿入する過程において、つまり消費材カートリッジ30がケース101内の装着位置まで移動する過程において、ニードル102が、供給管34の供給口71に挿入される。これにより、ニードル102と供給管34とは連結する。そして、消費材カートリッジ30の内部に形成された貯留室36に貯留された消費材は、供給管34の内部空間及びニードル102の内部空間を通じて、チューブ20に流出する。
[ロックピン145]
図1に示されるように、ロックピン145が、ケース101の天面115付近且つ開口112付近に位置している。ロックピン145は、左右方向55、56に沿って延出している。ロックピン145は、棒状である。
ロックピン145は、ケース101に装着した消費材カートリッジ30を装着姿勢に保持する。消費材カートリッジ30をケース101に挿入することにより、消費材カートリッジ30はロックピン145と係合する。つまりロックピン145は、ケース101内の消費材カートリッジ30を、装着姿勢を維持した状態で、保持する。
[電極ユニット160]
図1に示されるように、電極ユニット160が、ケース101の天面115に固定されている。電極ユニット160は、装着姿勢である消費材カートリッジ30の基板64の上方に、基板64と対向する位置にある。
電極ユニット160は、4つの電極を有する。これら4つの電極は、少なくとも下方に向けて延びている。4つの電極は、基板64の上面に実装した4つの電極65(図3及び図5参照)に対応する位置にある。4つの電極は、左右方向55、56に並んでいる。なお、電極ユニット160の電極の個数及び電極65の個数は4つに限らず任意である。
電極ユニット160の各電極は、電気回路を介して装置10の制御部1に電気的に接続している。制御部1は、例えばCPU,ROM,RAMなどからなるものである。電極ユニット160の4つの電極と4つの電極65とがそれぞれ電気的に導通することによって、電圧が電極65に印加されたり、電極65がアースされたり、電極65にデータが送信されたりする。これにより、制御部1から基板64に実装した集積回路に格納したデータにアクセス可能となる。
[消費材カートリッジ30]
消費材カートリッジ30は消費材を貯留する容器である。図3に示されるように、消費材カートリッジ30は、全体として、上下方向53、54に沿った寸法並びに前後方向51、52に沿った寸法が、左右方向55、56に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。
消費材カートリッジ30は、本体33を備えている。本体33は、さらに後部カバー31と、前部カバー32と、内部フレーム35(図1参照)と、を備えている。後部カバー31及び前部カバー32は、消費材カートリッジ30の外観を形成している。後部カバー31及び前部カバー32は、内部フレーム35を収容している。内部フレーム35は、消費材を貯留する空間である貯留室36を区画している。つまり、内部フレーム35は、消費材を保持する。後部カバー31、前部カバー32、及び内部フレーム35によって、本体33が構成される。なお、後部カバー31及び前部カバー32を一体的な箱状の本体33としてもよい。そして貯留室36を、当該本体33の内部が形成されても良い。また、後部カバー31及び前部カバー32を一体的な箱状の本体33とした場合、内部フレーム35を排除してもよいし、貯留室36を区画する内部フレーム35が、当該本体33内に位置しても良い。
図1は、装着姿勢の消費材カートリッジ30を示している。消費材カートリッジ30は、後述するように、前面140と、後面41と、上面39、141と、下面42、142と、右側面37、143と、左側面38、144とを備える(図3参照)。装着姿勢の消費材カートリッジ30において、後面41から前面140に向かう方向が前方向51に一致する。また、前面140から後面41に向かう方向が後方向52に一致する。また、上面39から下面42に向かう方向、及び上面141から下面142に向かう方向が下方向53に一致する。また、下面42から上面39に向かう方向、及び下面142から上面141に向かう方向が上方向54に一致する。消費材カートリッジ30をケース101に挿入するときに、前面140は前方向51を向く。また、後面41は後方向52を向く。また、右側面37、143は右方向55を向く。また、左側面38、144は左方向56を向く。また、下面42,142は下方向53を向く。また、上面39,141は、上方向54を向く。
[内部フレーム35]
図1に示されるように、内部フレーム35は、左右方向55、56の両側の端面が開放した環状である。2つのフィルム(不図示)が、開放した両側の端面を封止している。つまり、内部フレーム35と、2つのフィルムとが、貯留室36を形成する。
内部フレーム35の前面40の下方には、供給管34が位置している。供給管34は、その後端に供給口71が位置する。
消費材カートリッジ30内の消費材は、供給口71を通じて、装置10に供給される。つまり、供給口71は、装置10へと供給される消費材が通過する。供給口71は、上下方向53、54及び左右方向55、56に沿う仮想面に沿っている。つまり、供給口71は、前後方向51、52に対して直交している。供給口71は、前後方向51、52に開口している。供給口71は、前後方向51、52における消費材カートリッジ30の前端及び後端の中間位置よりも前方に位置している。換言すると、供給口71は、前後方向51、52における消費材カートリッジ30の中心位置よりも前方に位置している。より詳細には、供給口71は、前後方向51、52において、前面140と、後面41との間に位置しており、且つ後面41よりも前面140に近い位置にある。
供給管34は、その一端が内部フレーム35の内部に位置し、他端が内部フレーム35の外部に位置する。つまり、供給管34の一端は、貯留室36と連通している。供給管34の他端は、供給口71を通じて消費材カートリッジ30の外部と連通している。
上述したように、消費材カートリッジ30をケース101に前方向51に挿入する過程において、ニードル102が供給口71を介して供給管34の内部空間に進入する。これにより、ニードル102と供給管34とは連結する。貯留室36に貯留された消費材は、供給管34の内部空間及びニードル102の内部空間を通じて、チューブ20(消費材カートリッジ30の外部)に流出可能となる。チューブ20に流出した消費材は、装置10の記録ヘッド21へ供給される。
[後部カバー31]
図3に示されるように、後部カバー31は、右側面37、左側面38、上面39、及び下面42が後面41から前方向51に延びている。また、後部カバー31は開口を有する箱型であり、当該開口の断面は前後方向51、52に直交している。右側面37及び左側面38は、左右方向55、56において互いに隔てて位置する。上面39及び下面42は、上下方向53、54において互いに隔てて位置する。内部フレーム35の後部は、後部カバー31の内部に位置する。すなわち、後部カバー31は、内部フレーム35の後部を覆っている。
後部カバー31の上面39に、凸部43が位置している。凸部43は、上面39における左右方向55、56の中央において前後方向51、52に沿って延びている。凸部43において後方向52を向く面がロック面151である。ロック面151は、上下方向53、54に沿って延びている。ロック面151は、ケース101に消費材カートリッジ30を装着した状態において、ロックピン145と後方向52へ向かって接触し得る面である。ロック面151がロックピン145と接触することにより、ケース101に装着された消費材カートリッジ30がケース101内に保持される。
後部カバー31は、その上面39において、操作部90を有する。操作部90は、ロック面151より後方に位置している。消費材カートリッジ30をケース101に装着した状態から消費材カートリッジ30を取り出すために、ユーザが操作部90を操作する。より詳細には、消費材カートリッジ30を取り出すために、ユーザは操作部90を下方に押す。ユーザが操作部90を操作することによって、凸部43が下方へ移動する。これにより、ロック面151がロックピン145よりも下方に位置する。その結果、ケース101に装着された消費材カートリッジ30が取出可能となる。
[前部カバー32]
図3及び図4に示されるように、前部カバー32は、右側面143、左側面144、上面141、及び下面142が前面140から後方向52に延びている。また前部カバー32は開口を有する箱形であり、当該開口の断面は前後方向51、52に直交している。右側面143及び左側面144は、左右方向55、56において互いに隔てて位置している。上面141及び下面142は、上下方向53、54において互いに隔てて位置している。内部フレーム35の前部は、前部カバー32の内部に位置する。すなわち、前部カバー32は、内部フレーム35のうちの後部カバー31によって覆われていない前部を覆っている。
上面141よりも下方向53に位置するサブ上面146が、前部カバー32の上面141よりも前方向51に位置する。後述する支持台130が、サブ上面146に位置している。一対の側壁147、148が、サブ上面146の右端及び左端から上方向54に突出している。一対の側壁147、148は、それらの上面から下方向53に凹んだ凹部149を備えている。
前部カバー32は、その前面140の下方に、前後方向51、52へ貫通する孔97を備えている。内部フレーム35が前部カバー32内に位置した状態において、供給管34が、孔97の内部に位置する。つまり、供給管34は、前部カバー32の孔97を通じて、消費材カートリッジ30の外部へ露出する。孔97の位置、寸法、及び形状は、内部フレーム35の供給管34に対応している。
[基板64]
図3に示されるように、支持台130は、基板64を、接着した状態で支持している。支持台130について、及び基板64の接着についての詳細は後述する。
基板64は、消費材カートリッジ30の前方に位置している。つまり、基板64は、前後方向51、52における消費材カートリッジ30の前端及び後端の中間位置よりも前方に位置している。換言すると、基板64は、前方向51及び後方向52における消費材カートリッジ30の中心位置よりも前方に位置している。また、基板64は、消費材カートリッジ30の上部に位置している。つまり、基板64は、供給口71よりも上方に位置している。より詳細には、基板64は、前後方向51、52において、前面140と後面41との間に位置している。また、基板64は、前後方向51、52において、後面41よりも前面140の方が近く、前部カバー32に位置している。また、基板64は、前部カバー32の上方に位置しており、つまり孔97(換言すれば供給口71)よりも上方に位置している。
図5に示されるように、基板64は、直方体であり、表面64Bと、裏面64Aと、4つの側面(第1側面64E、第2側面64F、第3側面64D、及び第4側面64C)とを備えている。各面64A、64B、64C、64D、64E、64Fは、それぞれ矩形である。
表面64Bは、上方向54を向いている。裏面64Aは、表面64Bの裏に位置しており、下方向53を向いている。表面64B及び裏面64Aは、前後方向51、52に沿い、且つ左右方向55、56に沿う。つまり、表面64B及び裏面64Aは、互いに平行である。
第1側面64E、第2側面64F、第3側面64D、及び第4側面64Cは、表面64Bと裏面64Aとを繋いでいる。
第1側面64Eは、前方向51を向いている。第2側面64Fは、後方向52を向いている。つまり、第1側面64E及び第2側面64Fは、前後方向51、52において互いに対向している。第1側面64E及び第2側面64Fは、上下方向53、54に沿い、且つ左右方向55、56に沿う。
第3側面64Dは、左方向56を向いている。第4側面64Cは、右方向55を向いている。つまり、第3側面64D及び第4側面64Cは、左右方向55、56において互いに対向している。第3側面64D及び第4側面64Cは、前後方向51、52に沿い、且つ上下方向53、54に沿う。
第1側面64E及び第2側面64Fと、第3側面64D及び第4側面64Cとは、交差している。
基板64は、例えば、COB(チップオンボード)である。なお、基板64は、剛性の高い、いわゆるリジット基板ではなく、柔軟なフレキシブル基板である、COF(チップオンフィルム)でもよい。図5(B)、(C)に示されるように、基板64の裏面64Aには、集積回路(不図示)が実装されている。裏面64Aにおいて、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、またはシリコン系樹脂などのポッティング剤が集積回路を保護している。ポッティング剤及び集積回路を以下、ポッティング部67と称する。これにより、裏面64Aには、そのポッティング部67が裏面64Aから下方へ突出するようにして、裏面64Aに支持されている。集積回路は、消費材カートリッジ30に関する情報、例えば、ロット番号や製造年月日、消費材の色などの情報を示すデータを、記憶するメモリを有する。
図5(A)に示されるように、基板64は、その表面64Bに、4つの電極65を備えている。各電極65は、集積回路と電気的に接続している。各電極65は、前後方向51、52に沿って延びており、且つ左右方向55、56に互いに離れている。各電極65は、表面64Bにおいて電気的に接続可能に消費材カートリッジ30の外部に露出している。4つの電極65は、例えば、それぞれクロック用電極、データ用電極、電源電圧用電極及びグランド用電極等である。4つの電極65は、消費材カートリッジ30をケース101に装着した状態において、電極ユニット160に形成された4つの電極のそれぞれと導通する。
4つの電極65は、前後方向51、52において、第1側面64E及び第2側面64Fの間に位置する。第1側面64E及び第2側面64Fは、前後方向51、52において、隣接していない。4つの電極65は、左右方向55、56において、第3側面64D及び第4側面64Cの間に位置する。第3側面64D及び第4側面64Cは、左右方向55、56において、隣接していない。
支持台130が基板64を支持した状態において、第4側面64Cは、消費材カートリッジ30の外部に露出している。第3側面64Dの前部及び後部は、後述する第2壁132とその第2当接部1320にて当接している。第3側面64Dの前部及び後部の間の部分は、後述する支持台130の開口133を通じて消費材カートリッジ30の外部に露出している。
図3に示されるように、支持台130が基板64を支持した状態において、第1側面64Eの全部が、消費材カートリッジ30の外部に露出している。なお、第1側面64Eの一部のみが消費材カートリッジ30の外部に露出していてもよい。第2側面64Fは、後述する第1壁131とその第1当接部1310にて当接している。
図5(B)に示されるように、裏面64Aと第1側面64Eとの境界である第1辺181は、矩形である裏面64Aの長辺を構成している。裏面64Aと第2側面64Fとの境界である第2辺182は、矩形である裏面64Aの長辺を構成している。裏面64Aと第3側面64Dとの境界である第3辺183は、矩形である裏面64Aの短辺を構成している。裏面64Aと第4側面64Cとの境界である第4辺184は、矩形である裏面64Aの短辺を構成している。
[支持台130]
支持台130は、上面134と、第1壁131と、第2壁132と、を備える。図3及び図4に示されるように、支持台130が、サブ上面146上に位置している。支持台130は、サブ上面146から上方に突出している。支持台130は、左右方向55、56において、一対の側壁147、148のそれぞれに形成された凹部149の間に位置している。図3に示されるように、支持台130は、基板64の裏面64Aと当接することによって、基板64を下方から支持している。
図4に示されるように、支持台130は、上方向54を向いた上面134を備えている。上面134は、第1支持面103と、第2支持面104と、凹面105とを備えている。なお、これら第1支持面103、第2支持面104、及び凹面105は、サブ上面146の上方に位置している。
第1支持面103及び第2支持面104は、前後方向51、52に沿い、左右方向55、56に沿う。第1支持面103は、第2支持面104よりも前方に位置している。第1支持面103は、前後方向51、52において、第2支持面104と間隔を空けた位置にある。第1支持面103及び第2支持面104の上下方向53、54における高さは、それぞれ略同一である。第1支持面103は、基板64の裏面64Aの前部を支持している。第2支持面104は、基板64の裏面64Aの後部を支持している。
前後方向51、52において、第1壁131と第2支持面104との間には、溝135が位置している。溝135は、左右方向55、56に沿って延びている。溝135は、第2支持面104の右端から左端に亘って延びている。つまり、溝135は、裏面64A及び第2側面64Fに平行な方向(右方向55及び左方向56)に沿って延びている。溝135の右端は、消費材カートリッジ30の外部に露出している。溝135の左端は、第2壁132によって塞がれている。なお、溝135の右端の代わりに、または、溝135の右端に加えて、溝135の左端が消費材カートリッジ30の外部に露出していてもよい。
前後方向51、52において、第1支持面103及び第2支持面104の間には、凹面105が位置している。凹面105は、下方に湾曲した曲面をなしている。つまり、凹面105は、第1支持面103及び第2支持面104が支持した基板64から下方へと離間する方向に凹んだ形状をなしている。凹面105が区画する空間が、凹部106である。凹部106は、凹面105の曲面にならい下方に凹んでいる。図5(C)に示されるように、支持台130が基板64を支持した状態において、基板64のポッティング部67の少なくとも一部が、凹部106に進入している。つまり、凹部106は、基板64のポッティング部67を収容する。なお、ポッティング部67が凹部106に進入した状態で、凹面105は、基板64のポッティング部67と当接しない。
図4に示されるように、前部カバー32は、第1壁131を備えている。第1壁131は、第2支持面104よりも後方において、上方に突出している。図3に示されるように、第1壁131は、支持台130が支持した基板64の第2側面64Fと、その第1当接部1310にて当接する。
図4に示されるように、前部カバー32は、2つの第2壁132を備えている。2つの第2壁132は、それぞれ第1支持面103及び第2支持面104の左端から上方に突出している。前後方向51、52における2つの第2壁132の間において、開口133が存在する。開口133を通じて、凹面105が消費材カートリッジ30の外部に露出している。つまり、左方向56に沿った視点において、凹部106の左端は、消費材カートリッジ30の外部に露出している。なお、凹部106の右端も、消費材カートリッジ30の外部に露出している。図3に示されるように、2つの第2壁132は、支持台130が支持した基板64の第3側面64Dと、その第2当接部1320にて当接する。
図3に示されるように、支持台130が基板64を支持した状態において、基板64の前端は、支持台130よりも前方に位置している。より詳細には、基板64の前端は、第1支持面103の前端よりも、前方に位置している。そして、この基板64において、第1支持面103の前端よりも前方にはみ出した部分の下方には、上下方向53、54に間隔を空けてサブ上面146が位置している。なお、この間隔は、例えば、人の爪や、マイナスドライバーが進入できるほどの間隔(例えば1.0mm〜2.0mm程度)である。
[基板64の支持台130への接着]
基板64は、前部カバー32に、接着剤120によって接着している。より詳細には、基板64の裏面64Aの一部は、支持台130に、接着剤120によって接着している。具体的には、図5(C)に示されるように、接着剤120は、支持台130の第2支持面104と、基板64の裏面64Aとの間に介在している。また、接着剤120は、溝135へ進入している。つまり、接着剤120は、溝135と当接している。これにより、基板64は、支持台130の第2支持面104に接着している。なお、本実施形態では、第2支持面104の全面が接着剤120と接着しているが、第2支持面104の少なくとも一部が接着剤120と接着していればよい。接着剤120は、例えば、アクリル系の光硬化性樹脂である。光硬化性樹脂は、例えば、紫外線を照射することによって硬化する樹脂である。
支持台130の第1支持面103は、基板64の裏面64Aと当接しており、接着剤120が介在していない。つまり、第1支持面103は、基板64を接着しない状態で支持している。
支持台130の凹面105は、基板64の裏面64Aと当接していない。つまり、凹面105は、基板64を支持していない。加えて、前述のように、凹面105は、基板64のポッティング部67と当接しない。
以下では、図6に示されるように、基板64の裏面64Aを少なくとも3領域に分割して説明する。つまり、裏面64Aを、少なくとも第1領域171、第2領域172、及び第3領域173の3領域に分割して説明する。
第1領域171は、裏面64Aの一部である。第1領域171は、接着剤120と当接していない領域である。つまり、接着剤120は、第1領域171に位置していない。第1領域171は、裏面64Aの後端部を除く領域である。また、第1領域171は、第1支持面103と当接する領域を含む領域である。つまり、第1支持面103は、基板64の裏面64Aの第1領域171を支持している。また、第1領域171は、第1辺181を含む領域である。
第2領域172は、裏面64Aの一部であって、第1領域171と異なる領域である。本実施形態において、第2領域172は、裏面64Aの後端部である。また、第2領域172は、接着剤120を介して第2支持面104と当接する領域を含む領域である。つまり、第2支持面104は、接着剤120を介して基板64の裏面64Aの第2領域172を支持している。すなわち、第2領域172は、接着剤120と当接している。換言すると、接着剤120は、第2領域172に位置している。また、第2領域172は、第2辺182を含む領域である。なお、第2領域172は、第2辺182を含まなくてもよい。
第3領域173は、裏面64Aの一部であって、ポッティング部67及びその周辺の領域である。つまり、第3領域173は、ポッティング部67を含む領域である。第3領域173は、第1領域171の一部である。第3領域173は、接着剤120と当接していない。第2領域172は、第3領域173よりも後方向52に位置している。なお、第2領域172が第2辺182を含まない場合、第2領域172は、第2辺182と第3領域173との間の領域である。
つまり、前後方向51、52において、第1領域171と第2領域172とが並んでいる。また、左右方向55、56における中央部の領域では、前後方向51、52において、第1領域171と、第3領域173と、第1領域171と、第2領域172とが並ぶ。また、左右方向55、56における中央部の領域では、第1領域171の前端と後端との間に第3領域173が位置する。また、左右方向55、56における中央部の領域では、第1領域171は、第2領域172よりも後方に位置する。また、左右方向55、56における中央部を除いた領域では、前後方向51、52において、第1領域171と第2領域172とが並ぶ。また、左右方向55、56における中央部を除いた領域では、第1領域171は、第2領域172よりも後方に位置する。
上述したように、支持台130が基板64を支持した状態において、基板64の前端は、支持台130よりも前方に位置している。よって、第1領域171の少なくとも一部は、支持台130よりも前方に位置しており、消費材カートリッジ30の外部に露出している。したがって、ユーザは、消費材カートリッジ30の外部から第1領域171に触れることができる。つまり、消費材カートリッジ30の外部から第1領域171へアクセス可能である。加えて、この基板64において、第1支持面103の前端よりも前方にはみ出した部分の下方には、上下方向53、54に間隔を空けてサブ上面146が位置している。なお、この間隔は、例えば、人の爪や、マイナスドライバーが進入できるほどの間隔である(例えば1.0mm〜2.0mm程度)。したがって、ユーザは、この間隔に、自身の爪やマイナスドライバーを挿入が可能となる。
[基板64の取付方法]
以下、基板64の支持台130への取付方法を説明する。基板64は、支持台130に、光硬化性樹脂である接着剤120により接着される。
まず、作業者は、第2支持面104に接着剤120を塗りつける。次に、作業者は、基板64を支持台130に載置する。この際、作業者は、基板64のポッティング部67を支持台130の凹部106に位置させ、基板64の第2側面64Fを第1壁131の第1当接部1310と当接させ、且つ基板64の第3側面64Dを第2壁132の第2当接部1320と当接させる。これにより、支持台130は、第1壁131の第1当接部1310及び第2壁132の第2当接部1320が基板64を位置決めした状態で、基板64を支持する。
次に、作業者は、右方から凹部149を通じて、第2支持面104に塗りつけられた接着剤120に向けて紫外線を照射する。これにより、接着剤120が硬化する。その結果、基板64が支持台130と接着する。なお、接着剤120に向けて照射した紫外線は、消費材カートリッジ30の外部に露出した溝135の右端を通じて、接着剤120に照射される。これにより、接着剤120は、効率よく硬化する。
[作用効果]
上記実施形態によれば、基板64の裏面64Aの第2領域172は、接着剤120と当接している。また、上記実施形態によれば、基板64において、第1側面64Eと対向する第2側面64Fが、本体33の第1壁131の第1当接部1310に当接している。これにより、基板64を第1当接部1310に当接させた状態、つまり、基板64を前後方向51、52における本体33上の適切な位置に維持させたまま、本体33に接着することができる。加えて、上記実施形態によれば、基板64の第1側面64Eと裏面64Aとの境界の第1辺181を含む第1領域171には、接着剤120が位置していない。これにより、第1領域171付近に力を加える際に、第2側面64Fと本体33の第1当接部1310とが当接する箇所が、上記力の支点の役割となるため、基板64を本体33から容易に外すことが可能となる。
また、上記実施形態によれば、第1側面64Eの全部が消費材カートリッジ30の外部に露出しているため、第1領域171付近に力を加える際に、基板64を把持し易い。
また、上記実施形態によれば、ユーザは消費材カートリッジ30の外部から第1領域171に触れることができる。そのため、ユーザは、裏面64Aの第1領域171と表面64Bとを把持することによって基板64を挟むことができる。つまり、基板64を容易に把持することができる。
また、上記実施形態によれば、ポッティング部67が接着剤120と当接していない。そのため、基板64を本体33から外すときに、ポッティング部67まで接着剤120が当接している場合と比べて基板64が破損する可能性を低くすることができる。また、接着剤120の収縮や膨張によって、基板64が変形することを防止できる。加えて、基板64を外す時に、特に集積回路を含むポッティング部67を破損する可能性を低くすることができる。
また、上記実施形態によれば、第1当接部1310及び第2当接部1320によって、互いに直交する2方向において基板64を位置決めすることができる。この互いに直交する2方向は、表面64Bまたは裏面64Aとそれぞれ平行であるため、4つの電極65の向きや位置が、当該2方向において、適切に維持される。これにより、電極ユニット160の4つの電極と、4つの電極65との上記2方向において、良好な導通を実現できる。なお、上記実施形態においては、この2方向の一方は、前後方向51、52であり、他方は、左右方向55、56である。
また、上記実施形態によれば、溝135に接着剤120を貯留することができる。これにより、接着剤120の付け過ぎによって接着剤120が意図せぬ位置からはみ出す可能性を低くすることができる。
また、上記実施形態によれば、露出された溝135の端を通じて接着剤120に向けて光を照射することができる。これにより、接着剤120を硬化させることができる。
[変形例]
上記説明では、基板64の裏面64Aは、前端部及び後端部のみにおいて、支持台130(より詳細には、第1支持面103及び第2支持面104)と当接していた。しかし、裏面64Aは、前端部及び後端部以外において支持台130と当接していてもよい。例えば、裏面64Aは、第3領域173以外の全領域において、支持台130と当接していてもよい。また、例えば、集積回路が表面64Bに実装されている場合などにおいて、裏面64Aは、その全領域において、支持台130と当接していてもよい。
また、上記説明では、図6に示されるように、基板64の裏面64Aは、後端部のみにおいて接着剤120と当接していた。つまり、第2領域172は、裏面64Aの後端部の領域であり、第1領域171は、裏面64Aの後端部を除く領域であった。しかし、第1領域171(より詳細には、裏面64Aにおける接着剤120と当接しない領域)、及び第2領域172(より詳細には、裏面64Aにおける接着剤120と当接する領域)は、図6に示されるような領域に限らない。以下、図7及び図8を参照しつつ、第1領域171及び第2領域172の変形例について説明する。なお、図7及び図8では、裏面64Aは、第3領域173以外の全領域において、支持台130と当接しているものとする。
例えば、図7(A)に示されるように、第1領域171が裏面64Aの前端部の領域でり、第2領域172が裏面64Aの前端部及び第3領域173を除く領域であってもよい。
また、例えば、図7(B)に示されるように、第1領域171は、裏面64Aの前端部及び右端部であってもよい。この場合、第1領域171は、共に消費材カートリッジ30の外部に露出する第1辺181及び第4辺184を含む。
また、例えば、図7(C)に示されるように、第1領域171が第3領域173を含んでいてもよい。これら、図7(A)〜図7(C)の構成においても、第1領域171付近に力を加える際に、第2側面64Fと本体33の第1当接部1310とが当接する箇所が、上記力の支点の役割となるため、基板64を本体33から容易に外すことが可能となる。
また、前部カバー32は、第1壁131のみを備え、2つの第2壁132を備えていなくてもよい。例えば、図8(A)及び図8(B)に示されるように、前部カバー32は、第1壁131のみを備えていてもよい。図8(A)に示されるように、第1領域171は、裏面64Aの前端部、左端部、及び右端部であってもよい。この場合、第1領域171は、各々が消費材カートリッジ30の外部に露出する第1辺181、第3辺183、及び第4辺184を含む。
また、例えば、図8(B)に示されるように、第1領域171が第3領域173を含んでいてもよい。これら、図8(A)、図8(B)の構成においても、第1領域171付近に力を加える際に、第2側面64Fと本体33の第1当接部1310とが当接する箇所が、上記力の支点の役割となるため、基板64を本体33から容易に外すことが可能となる。
また、図8(C)に示されるように、前部カバー32は、第1壁131のみを備え、1つの第2壁132を備えていてもよい。なお、「1つの第2壁132」は、上述の説明における2つの第2壁132のうち、第1壁131に近い第2壁132である。この場合、第1領域171は、端点175を通り且つ第2辺182と平行である仮想線176よりも第1辺181寄りの領域である。また、第2領域172は、仮想線176よりも第2辺182寄りの領域である。ここで、端点175は、第3辺183と第2壁132の第2当接部1320とが当接している部分において、第2辺182から最も離れた方の端点である。つまり、端点175の前後方向51、52における位置は、第2壁132の前端位置と一致する。
また、第2領域172が仮想線176よりも第2辺182寄りの領域である場合において、図8(D)に示されるように、第2領域172は、複数(図8(D)においては2つ)の領域であってもよい。この場合、複数の領域の各々は、第2辺182を含む。また、複数の領域のうちの一つは、第3辺183を含む。なお、第3辺183を含む領域は、一つに限らず、複数の領域であってもよいし、当該部分を含む領域が一つも無くてもよい。
これら、図8(C)、図8(D)の構成においても、第1領域171付近に力を加える際に、第2側面64Fと本体33の第1当接部1310とが当接する箇所が、上記力の支点の役割となるため、基板64を本体33から容易に外すことが可能となる。加えて、第1当接部1310及び第2当接部1320によって、互いに直交する2方向において基板64を位置決めすることができる。この互いに直交する2方向とは、表面64Bまたは裏面64Aとそれぞれ平行であるため、4つの電極65の向きや位置が、当該2方向において、適切に維持される。これにより、電極ユニット160の4つの電極と、4つの電極65との上記2方向において、良好な導通を実現できる。
また、上記説明では、接着剤120は光硬化性樹脂であったが、光硬化性樹脂に限らない。例えば、接着剤120は乾燥性であってもよい。
また、上記説明では、消費材カートリッジ30がケース101へ水平方向に沿って装着されるが、これに限らない。例えば、消費材カートリッジは、ケース101へ鉛直方向に沿って装着されてもよい。
また、上記説明では、消費材はインクに限定されない。例えば、インクに代えて、印刷時にインクに先立って用紙に吐出する前処理液を消費材としてもよい。また、例えば、インクなどの液体に代えて、トナーなどの粉体を消費材としてもよいし、ラベルプリンタなどに用いられるテープを消費材としてもよい。
10・・・装置
30・・・消費材カートリッジ
31・・・後部カバー
32・・・前部カバー
35・・・内部フレーム
64・・・基板
64A・・・裏面
64B・・・表面
64C・・・第4側面
64D・・・第3側面
64E・・・第1側面
64F・・・第2側面
65・・・電極
120・・・接着剤
131・・・第1壁
1310・・・第1当接部
171・・・第1領域
172・・・第2領域
181・・・第1辺

Claims (17)

  1. 装置に装着される消費材カートリッジであって、
    消費材を保持する本体と、
    基板と、
    上記基板と上記本体とに接着する接着剤と、を備え、
    上記本体は、
    支持台と、
    第1当接部と、を備え、
    上記基板は、
    第1方向を向く表面と、
    上記表面と平行であり、上記支持台によって支持される裏面と、
    上記表面に形成された電極と、
    上記表面及び上記裏面を繋ぎ、且つ互いに対向する第1側面及び第2側面と、を備え、
    上記第1側面の少なくとも一部は、上記消費材カートリッジの外部に露出しており、
    上記第2側面は、上記第1当接部と当接しており、
    上記接着剤は、
    上記裏面の一部であって上記第1側面と上記裏面との境界の第1辺を含む第1領域に位置しておらず、
    上記裏面の一部であって上記第1領域とは異なる第2領域に位置している消費材カートリッジ。
  2. 上記第1側面の全部が、上記消費材カートリッジの外部に露出している請求項1に記載の消費材カートリッジ。
  3. 上記裏面は矩形であり、
    上記第1辺は上記矩形の長辺である請求項1または2に記載の消費材カートリッジ。
  4. 上記消費材カートリッジの外部から上記第1領域へアクセス可能である請求項1から3のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
  5. 上記第1領域の一部は上記消費材カートリッジの外部に露出しており、上記第2領域における上記裏面と上記支持台との間には接着剤が位置している請求項1から4のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
  6. 上記基板は、集積回路と、上記裏面において上記第1方向とは反対の方向へと突出し、当該集積回路を収容するポッティング部と、を備え、
    上記接着剤は、上記裏面の一部であって上記ポッティング部を含む第3領域を除く上記第2領域に接している請求項1から5のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
  7. 上記本体は、上記支持台から上記第1方向とは反対に向けて凹み、上記ポッティング部の一部が進入する凹部を備えている請求項6に記載の消費材カートリッジ。
  8. 上記第2領域は、上記第2側面及び上記裏面の境界の第2辺と上記第3領域との間の領域である請求項6または7に記載の消費材カートリッジ。
  9. 上記第2領域は、上記第2辺を含む領域である請求項8に記載の消費材カートリッジ。
  10. 上記基板は、上記表面と上記裏面とをつなぎ、上記第1側面及び上記第2側面と交差する第3側面を備え、
    上記本体は、上記第3側面と当接する第2当接部を備える請求項1から9のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
  11. 上記第2領域は、上記第3側面と上記裏面との境界の第3辺における上記第2当接部と当接する部分の両端点のうち上記第2側面と上記裏面との境界の第2辺から離れた方の端点を通り且つ上記第2辺と平行である仮想線よりも、上記第2辺寄りの領域である請求項10に記載の消費材カートリッジ。
  12. 上記第2領域は、上記仮想線よりも上記第2辺寄りの領域内における少なくとも2箇所の領域であり、
    上記第2領域の各々は、上記第2辺を含む請求項11に記載の消費材カートリッジ。
  13. 上記第2領域のうち少なくとも1箇所の領域は、上記第3辺を含む請求項12に記載の消費材カートリッジ。
  14. 上記本体は、上記接着剤と接する部分に、上記裏面及び上記第2側面に平行な方向に形成された溝を備える請求項1から13のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
  15. 上記接着剤は、光硬化性樹脂であり、
    上記裏面及び上記第2側面に平行な方向に沿った視点において、上記溝の上記裏面及び上記第2側面に平行な方向の両端の少なくとも一つは、上記消費材カートリッジの外部に露出している請求項14に記載の消費材カートリッジ。
  16. 上記本体は、上記装置へと供給される消費材が通過する供給口を備え、
    上記電極は、上記消費材カートリッジが上記装置へ装着される方向であって上記第1方向と直交する方向である第2方向に沿って延びており、上記第1方向及び上記第2方向と直交する第3方向に、離間して配列されている請求項1から15のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
  17. 上記本体は、上記本体の内部と外部とを連通する供給口であって上記装置へと供給される消費材が通過する供給口をさらに備え、
    上記供給口は、上記消費材カートリッジが上記装置へ装着される方向であって上記第1方向と直交する方向である第2方向に対して直交しており、且つ当該第2方向における中心位置よりも当該第2方向に離れて位置しており、
    上記基板は、上記中心位置よりも上記第2方向に離れて位置しており、且つ上記供給口よりも上記第1方向に離れて位置している請求項1から16のいずれかに記載の消費材カートリッジ。
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