JP6734302B2 - 燃焼火格子用の火格子ブロック - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文に記載された燃焼火格子用の火格子ブロックに関する。本発明は、さらに、少なくとも1つのこの種の火格子ブロックを有する、燃焼火格子に関する。本発明は、さらに、塵芥を燃焼させるための燃焼火格子の使用及びこの種の燃焼火格子を有する塵芥燃焼設備に関する。
塵芥を工業用に燃焼させるための燃焼火格子は、当業者にはずっと以前から知られている。この種の燃焼火格子は、たとえば、燃焼火格子をプッシングする形態で存在することができ、それは、火掻き移送行程を実施するのに適した可動の部分を含んでいる。その場合に、燃焼物は、燃焼火格子の入口側の端部からその出口側の端部へ移送されて、その間に燃焼される。燃焼火格子に、燃焼に必要な酸素を供給するために、燃焼火格子を通って案内される適切な空気供給部が設けられており、それを介していわゆる一次空気が導入される。
多く使用される火格子は、いわゆる階段状火格子である。これは、並べて配置された、それぞれ火格子ブロック列を形成する火格子ブロックを有している。その場合に火格子ブロック列は、階段状に重ねて配置されており、その場合にいわゆる前進火格子において、火格子ブロックの、送り方向に見て前方の端部が、移送方向に隣接する火格子ブロックの支持面上に支持され、かつしかるべき送り運動においてこの支持面上で移動される。いわゆる後退火格子において、火格子ブロックは、前進火格子に対して、燃焼物の移送方向に見て180°回動して配置されている。したがって後退火格子においては、送り方向に見て火格子ブロックの前方の端部は、それぞれ先行する火格子ブロックの支持面上に支持される。したがって前進火格子とは異なり、後退火格子においては、送り方向は、後退火格子の傾斜によって生じる移送方向とは逆向きである。
前進火格子として形成される燃焼火格子とこの種の燃焼火格子のための火格子ブロックは、たとえば特許文献1に記述されており、それは、水冷される火格子ブロックに関する。さらに、上述した種類の燃焼火格子が、たとえば特許文献2に記述されており、それは、空冷される火格子ブロックに関する。
具体的には、特許文献1に記述される火格子ブロックは、鋳物部品として形成されたブロックボディを有しており、そのブロックボディは、処理すべき塵芥のための支持面を形成する上方の壁と前方の壁とを有している。前方の壁の下方の領域内に脚が形成されており、その脚は、送り方向に隣接する火格子ブロックの支持面上に摺動可能に支持するように定められており、前方の壁の上方の領域内には、一次空気を投入するための開口部が配置されている。
火格子ブロックを介して移送される塵芥によって、この火格子ブロックは一般に、比較的高い摩耗にさらされる。その場合に摩損は、燃焼物が火格子ブロックの支持面からしかるべき排出稜線を介して後続の火格子ブロックの支持面上へ投下される、まさに支持面の一番前の端部の領域内で特に高い。これが特に、その端縁の下方に配置されている空気流出開口部の腐食ももたらし、それが、燃焼火格子上にある燃焼ベッドへのコントロールされた空気供給をネガティブに損なうことがあり得る。
そのほかにおいて、燃焼設備の経営者にとっては、いつ火格子ブロックがその寿命を越えたのか、又は摩損がすでにどのくらい進んでいるか、を裸眼で理解することは、しばしば容易ではない。したがって、設備の確実な駆動を保証し、しかもまだ充分に機能できる火格子ブロックの不必要な交換を回避するために、摩損の程度を裸眼で簡単に検査できることが、望まれる。
欧州特許第1191282号明細書 欧州特許第2184540号明細書
したがって第1の態様によれば、本発明に基づいて解決すべき課題は、長い寿命を提供し、特に、空気供給開口部を有する壁部分の腐食が最小限に抑えられる、冒頭で挙げた火格子ブロックを提供することにある。
第2の態様によれば、本発明に基づいて解決すべき課題は、摩損の程度の簡単な検査を許す、冒頭で挙げた火格子ブロックを提供することにある。
上で説明した第1の態様における課題は、独立した請求項1に定義された火格子ブロックによって解決され、上述した第2の態様における課題は、独立した請求項1に定義された火格子ブロックによって解決される。本発明に係る火格子ブロックの好ましい実施形態が、それぞれの独立した請求項に従属する請求項に記載されている。
したがって請求項1によれば、本発明は、燃焼火格子用の火格子ブロックに関するものであって、その燃焼火格子内には互いに連続する火格子ブロックが階段状に重ねて配置されており、かつ、互いに対して実施される送り運動によって燃焼物が燃焼の間に層を入れ替えられ、かつ移送されるように、形成されている。この種の燃焼火格子は、冒頭で述べたように、階段状火格子とも称される。
本発明に係る火格子ブロックは、鋳造部品として形成されたブロックボディを有している。通常、ブロックボディは実質的に、長手軸Lを有する細長い直方体の形状で形成されている。
ブロックボディは、上方の壁を有しており、その上方の壁は、ブロックボディの長手軸Lに対して少なくとも部分的に平行に延びる支持面を形成し、その支持面にそって燃焼物が移送され、かつその支持面の移送方向Sに見て一番前の端部が端縁を形成し、その端縁を介して支持面が、前方の壁によって形成される送り面内へ下降している。
前方の壁は、縦断面で見て送り面に対して直角又は斜めに延びる、燃焼火格子上に空気を供給するための少なくとも1つの空気供給開口部を有しており、かつその一番下の領域内で脚の形態で形成されており、その脚は、送り方向に隣接する火格子ブロックの支持面上に支持されるように、形成されている。
したがって、本発明に係る火格子ブロックが前進火格子用に形成されている、好ましい実施形態において、脚は、燃焼物の移送方向において後続の火格子ブロック又はその支持面上に支持される。しかしまた、本発明に係る火格子ブロックが後退火格子用に定められていることも、考えられる。この場合において、脚は、燃焼物の移送方向に先行する火格子ブロック又はその支持面上に支持される。
送り面の少なくとも前方の支持稜線が、長手軸Lに対して実質的に直角に延びる平面E内に配置されている。これに関しては、前方の壁の一番下の領域内に配置される平面(その下方の端部が前方の支持稜線によって形成される)が、平面E内に配置されていることが考えられ、それに対して単に、前方の支持稜線によって記述されるラインが平面E内に配置されることも、考えられる。
本発明によれば、端縁が長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て平面Eに関して前方へ変位している。それによって、送り面の少なくとも一部が燃焼物による減少された腐食にさらされること、及び特に空気がより容易に1つ又は複数の空気供給開口部を通って流出できることを、保証することができる。したがって最終的に、既知の火格子ブロックに比較して、本発明によれば、送り面に作用する摩耗性の力及びそれに伴って火格子ブロックの摩損に基づく摩耗を全体として最小限に抑えることができる。
特許文献1に記載の火格子ブロックにおけるように、本発明に係る火格子ブロックにおいても、少なくとも1つの空気供給開口部が端縁の下方に配置されており、その端縁を介して支持面が送り面内へ下降している。
本発明の特に好ましい実施形態によれば、もちろんそれは、長手方向Lに沿って、かつ送り方向Sに見て端縁に関して後方へ変位している。言葉を換えると、送り面の、少なくとも1つの空気供給開口部が配置されている領域は、長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て端縁に関して後方へ変位した平面内に配置されている。これは、端縁が送り面と同一の平面内に配置されている、特許文献1に対する明らかな違いである。
他の好ましい実施形態によれば、上方の壁と前方の壁は、それらが互いに出合う領域内で肥厚して形成されており、その場合に壁肥厚部は縦断面で見て湾曲して形成されており、すなわち隆起部の形態で存在する。火格子ブロックの、特に著しい摩耗にさらされる領域内の壁肥厚部によって、火格子ブロックの寿命の向上を達成することができる。というのは、ずっと激しい摩損を許容することができるからである。
具体的には、端縁は、長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て平面Eに関して少なくとも3mm、好ましくは少なくとも5mm、そしてもっとも好ましくは少なくとも10mmだけ前方へ変位している。
好ましくはさらに、端縁は長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て平面Eに関して最大で100mm、好ましくは最大で50mm、そしてもっとも好ましくは最大で30mm前方へ変位している。
したがって端縁が平面Eに関して前方へ変位される距離は、好ましくは3mm〜100mmの領域内、特に好ましくは5mm〜50mmの領域内、そしてもっとも好ましくは10mm〜30mmの領域内にある。したがって長い寿命及び特に空気供給開口部を有する壁部分の腐食の減少を保証することができ、特許文献1に示すような、定着した火格子ブロックの基本形状から著しく異なる必要はない。
他の好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの空気供給開口部は、縦断面で見て送り面の、それぞれの空気供給開口部に直接隣接する領域に対して角度αで延びており、その場合にαは、90°〜135°の、好ましくは95°〜125°の、特に好ましくは100°〜120°の、そしてもっとも好ましくは105°〜115°の領域内にある。それによって燃焼火格子への、又は燃焼火格子上の燃焼ベッドへの、最適な一次空気供給が得られ、それが、燃焼物の極めて高い焼却に寄与する。その場合に空気供給開口部の、角度αを定めるために重要な領域は、前方の壁からそれぞれの空気供給開口部が開口する直前の領域である。送り面の、それぞれの空気供給開口部に直接隣接する領域が湾曲して形成されている場合には、角度αを定めるために、この領域内に生じる接線が重要である。
通常、火格子ブロックの側方は、それぞれ長手方向に延びる側壁によって閉鎖されている。その場合に特に好ましい実施形態によれば、少なくとも1つの側壁が摩耗マーキングを有しており、その摩耗マーキングは支持面の平面から、及び/又は送り面の平面から離隔した輪郭を描く。
後で詳細に説明するように、摩耗マーキングは、摩損の程度を目で極めて容易に定めることを許す。したがって一方で、摩耗した火格子ブロックを正しい時期に認識することを保証することができ、それが、燃焼火格子のより確実な駆動に寄与する。他方では、火格子ブロックを実際にその寿命の最後まで利用することが可能となる。したがってそれ自体まだ機能し得る火格子ブロックの交換が阻止される。
さらに、摩耗マーキングの輪郭と火格子ブロックの外側輪郭との間の最初の間隔がわかっていることによって、変化しない駆動において、いつ火格子ブロックが摩耗するか、を比較的確実に予測することができる。
好ましくは摩耗マーキングの輪郭は、支持面の平面から、及び/又は送り面の平面から、15mm〜30mm、もっとも好ましくは20mm〜25mmだけ離隔している。この間隔は、その時まで火格子ブロックがまだ完全に機能し得る、最大許容される摩損に相当する。
好ましくはさらに、摩耗マーキングの輪郭は、支持面の、及び/又は送り面の平面に対して少なくとも領域的に平行に延びている。これが、火格子ブロックの個々の箇所における摩損の程度の特に簡単な検査を許す。
特に好ましくは、摩耗マーキングの輪郭は少なくとも、支持面及び送り面の、それらが互いに出合う領域に対して平行に延びている。これは、火格子ブロックがまさにその領域内で特に高い摩耗にさらされており、したがって摩損程度の検査がこの領域内で特に重要だからである。
好ましくはさらに、摩耗マーキングは切り欠き又は凹みの形状で形成されている。その場合に切り欠き又は凹みは、つながっていても、中断して形成することもできる。この実施形態によれば、排出稜線の領域内の好ましい壁肥厚部のために必要とされる、付加的な材料は、切り欠き又は凹みによって可能となる材料節約によって少なくとも部分的に補償され、あるいは補償しても余る。切り欠き又は凹みは、側壁に、したがって火格子ブロックの比較的負荷を受けることが少ない領域内に形成されているので、この材料節約が火格子ブロックの安定性又は寿命を犠牲にすることはない。
付加的に、火格子ブロックの支持面上に、他の摩耗マーキングとして機能する、隆起部又はプロフィールを設けることが、考えられる。すなわち摩損は、隆起部又はプロフィールの腐食を介して極めて容易に定めることができる。特にこの他の摩耗マーキングに、少なくとも一時的に見ることのできる、火格子ブロックについてのデータを設けることができる。すなわち、この他の摩耗マーキングに、たとえば製造地の記載又は火格子ブロックメーカーの「スタンプ」を設けることができる。
すでに述べたように、本発明は、上述した火格子ブロックの他に、そのほか、独立請求項1に記載の火格子ブロックに関する。
したがってそれによれば、本発明は、上述した種類の燃焼火格子のための火格子ブロックに関するものであり、それは、鋳造部品として形成されたブロックボディを有し、そのブロックボディが上方の壁を有し、その壁が、ブロックボディの長手軸Lに対して平行に延びる支持面を形成し、その支持面に沿って燃焼物が移送され、かつその、送り方向Sに見て一番前の端部が燃焼物用の端縁を形成し、その端縁を介して支持面が、前方の壁によって形成される送り面内へ下降している。
この火格子ブロックは、少なくとも1つの側において、長手方向に延びる側壁によって閉鎖されている。火格子ブロックは、本発明によれば、少なくとも1つの側壁が摩耗マーキングを有し、その摩耗マーキングが、支持面の平面から、及び/又は送り面の平面から離隔した輪郭を描くことを、特徴としている。
説明したように、摩耗マーキングの存在によって、摩損の程度を極めて容易に目で検出することができる。すなわち火格子ブロックは、通常、火格子ブロックの外側輪郭が摩耗マーキングの輪郭と少なくとも部分的に一致した場合、あるいは摩耗マーキングの輪郭がもはや見えなくなった場合に、その寿命の最後に達している。
請求項1に記載の火格子ブロックは、付加的に、特に請求項1の特徴を有することができ、すなわち特に長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て平面Eに関して前方に変位された端縁を有することができる。そのほかにおいて、請求項1に記載の火格子ブロックについて開示された好ましい特徴は、請求項1に記載の火格子ブロックについても効果的である。
他の態様によれば、本発明は、さらに、上述した少なくとも1つの火格子ブロックを有する、燃焼火格子に関する。
さらに、本発明は、塵芥を燃焼させるために上述した燃焼火格子を使用すること、及びこの種の燃焼火格子を有する、塵芥燃焼設備に関する。
添付の図面を用いて、本発明を説明する。
従来技術に基づく火格子ブロックを示す側面図である。 図1に示す従来技術の火格子ブロックを上から見た上面図である。 図1と2に示す従来技術の火格子ブロックを、切断平面A−Aで示す縦断面図である。 本発明の第1の視点に基づく火格子ブロックを示す側面図である。 図4の火格子ブロックを上から見た上面図である。 図4と5に示す火格子ブロックを切断平面A−Aで示す縦断面図である。 本発明の第2の視点に基づく火格子ブロックを示す側面図である。 図7の火格子ブロックを上から見た上面図である。
図1〜3と比較して、図4〜6から明らかなように、本発明に係る火格子ブロック10は、既知の火格子ブロックと共通に、鋳造部品として形成されたブロックボディ12を有しており、そのブロックボディは実質的に長手軸Lを有する細長い直方体121の形状で形成されている。
ブロックボディ12は、上方の壁14を有しており、その上方の壁は長手軸Lに対して平行に延びる支持面16を形成し、その支持面に沿って燃焼物が移送され、かつその支持面の送り方向Sに見て一番前の端部が端縁19を形成し、その端縁を介して支持面16が、前方の壁20によって形成される送り面22内へ下降する。図示される実施形態において、支持面は第1の支持面領域16aと第2の支持面領域16bを有しており、それら両者は長手軸Lに対して平行に延びているが、第1の支持面領域16aは第2の支持面領域16bに対して上方へ変位して配置されており、かつ面取りされた移行部17を介してそれと結合されている。
そのほかにおいて、図1〜3に示す従来技術の実施形態においては、支持面の、端縁の直前に位置する領域は、面取り21の形態で形成されている。
ブロックボディ12は、前方の壁20とは逆の側に後方の壁24を有しており、その後方の壁には少なくとも1つのフック26が形成されており、そのフックによって火格子ブロック10は、ブロック保持パイプ内に懸架することができる。火格子ブロック10の、支持面とは逆の下側に、さらに、中央ウェブ29が配置されている。
火格子ブロック10の側方は、それぞれ、長手方向に延びる側壁28a、28bによって閉鎖されている。
燃焼火格子の内部において、火格子ブロック10は、送り方向Sにおいて後続の火格子ブロック上に支持される。そのために前方の壁20の下方の領域32は、脚34の形態で形成されており、その脚は、送り方向Sに隣接する火格子ブロックの支持面上に支持するように定められている。一番下の領域は、それによって形成される、送り面の前方の支持稜線を含めて、長手軸Lに対して実質的に直角に延びる平面E内に配置されている。
図3及び6に示すように、既知の火格子ブロック内及び具体的に示される、本発明に係る火格子ブロック内で、前方の壁20の上方の、すなわち端縁19へ向いた領域36内に、燃焼火格子へ空気を供給するために、壁を通り抜ける2つの空気供給開口部38が形成されており、その場合に図では、これらの空気供給開口部の1つのみが示されている。
従来技術の火格子ブロックとは異なり、本発明に係る火格子ブロック10内の、上方の壁14と前方の壁20が互いに出合う領域内で、これらは厚く形成されている。具体的には、壁肥厚部40は、縦断面で見て湾曲して形成されている。
したがって壁肥厚部40によって形成される端縁19は、長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て平面Eに関して前方へ変位しており、その場合に図示される実施形態において、端縁19と平面Eの間の間隔Dは、約25mmである。
さらに、空気供給開口部は長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て端縁に関して、具体的に示される実施形態においては、約8mmの間隔dだけ、後方へ変位している。
図6に示す、本発明に係る火格子ブロック内で、空気供給開口部38は、縦断面で見て、送り面22のそれぞれの空気供給開口部に直接隣接する領域に対して約90°の角度αで、延びている。
図7と8に示す、本発明の第2の視点の火格子ブロックによれば、側壁8aは、凹み421の形態の摩耗マーキング42を有しており、その摩耗マーキングは、支持面16の、特に第2の支持面領域16bと面取り21の平面から、そして送り面22の平面から離隔した輪郭44を描く。その場合に摩耗マーキング42又は輪郭44は、第2の支持面領域16bに対し、支持面16の面取り21に対し、かつ送り面22に対して実質的に平行に延びている。したがって輪郭44は、第1の領域44aにおいては第2の支持面領域16bの平面に対して平行に、第2の領域44bにおいては面取り21に対して平行に、そして第3の領域44cにおいては送り面22に対して平行に延びている。
具体的には、摩耗マーキングは、図示される実施形態において、送り面22の平面Eから約20mmの間隔γだけ離隔している。
駆動において、火格子ブロック10はブロック保持パイプによって互いに対して移動される。それぞれブロック保持パイプが固定の火格子ブロックに対応づけられているか、可動のそれに対応づけられているかに応じて、ブロック保持パイプは場所固定のコンソールに固定されるか、あるいは移動可能な火格子キャリッジに配置されたコンソールに固定される。駆動は流体圧シリンダによって行われ、その流体圧シリンダはローラを介して火格子キャリッジをしかるべき走行面上で前進させ、かつ後退させる。
それによって得られる相対移動によって、第1の火格子ブロック10の脚34がそれぞれ後続の火格子ブロック10の支持面16を介して前進及び後退移動し、その場合に燃焼物は、端縁19を越えて後続の火格子ブロック10の支持面16上へ投げ落とされる前に、支持面16を介して移送される。
説明したように端縁19が平面Eに関して前方へ変位することにより、送り面21の少なくとも一部は、燃焼物による腐食にさらされることが減少し、かつ特に空気が空気供給開口部38を通してより容易に流出できる。そのほかにおいて、火格子ブロック10の、特に激しい摩耗にさらされる領域内の壁肥厚部40によって、ずっと激しい摩損を許容することができ、それによって最終的に火格子ブロックの寿命の向上が達成される。
摩損の程度は、図7と8に示される実施形態の摩耗マーキングにより、きわめて容易に目で確認することによって決定される。摩損が、火格子ブロック10の外側輪郭が、側面図において摩耗マーキング42の輪郭44と少なくとも部分的に一致し、あるいは摩耗マーキング2の輪郭44がもはや見えなくなるような程度に達した場合には、火格子ブロック10は摩耗しており、交換しなければならない。
摩耗マーキング2の輪郭44と火格子ブロック10の外側輪郭との間の最初の間隔がわかっていることによって、さらに、変化しない駆動においていつ火格子ブロックが摩耗するか、を比較的確実に予測することができる。
[構成1]
燃焼火格子用の火格子ブロック(10)であって、
前記燃焼火格子内で互いに連続する火格子ブロックは、階段状に積み重ねて配置され、かつ、互いに対して実施される送り運動によって燃焼物が燃焼の間に層を入れ替えられ、かつ移送されるように、形成されており、
前記火格子ブロック(10)は鋳造部品として形成されたブロックボディ(12)を有し、該ブロックボディは上方の壁(14)を有し、該上方の壁は前記ブロックボディの長手軸(L)に対して少なくとも部分的に平行に延びる支持面(16)を形成し、該支持面に沿って前記燃焼物が移送され、かつその送り方向Sに見て一番前の端部は端縁(19)を形成し、該端縁を介して前記支持面(16)は前方の壁(20)によって形成される送り面(22)内へ下降しており、
前記前方の壁(20)は、縦断面で見て前記送り面(22)に対して直角又は斜めに延びる前記燃焼火格子上へ空気を供給するための、少なくとも1つの空気供給開口部(38)を有し、前記前方の壁(20)の一番下の領域(32)内で脚(34)の形状に形成され、該脚は送り方向Sに隣接する前記火格子ブロックの支持面上に支持されるように定められており、
前記送り面(22)の少なくとも1つの前方の支持稜線(23)は、前記長手軸Lに対して実質的に直角に延びる平面E内に配置されている、火格子ブロックにおいて、
前記端縁(19)は、前記長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て前記平面Eに関して前方へ変位している、ことを特徴とする燃焼火格子用の火格子ブロック。
[構成2]
前記少なくとも1つの空気供給開口部(38)は、前記端縁(19)の下方に配置され、前記長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て前記端縁(19)に関して後方に変位している、ことを特徴とする構成1に記載の火格子ブロック。
[構成3]
前記上方の壁(14)と前記前方の壁(20)とは、互いに出合う領域内で肥厚に形成され、かつ壁肥厚部(40)は縦断面で見て湾曲して形成されている、ことを特徴とする構成1又は2に記載の火格子ブロック。
[構成4]
前記端縁(19)は、前記長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て前記平面Eに関して少なくとも3mm、好ましくは少なくとも5mm、そしてもっとも好ましくは少なくとも10mm前方へ変位している、ことを特徴とする構成1〜3の何れか一項に記載の火格子ブロック。
[構成5]
前記端縁(1)は、長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て前記平面Eに関して最大で100mm、好ましくは最大で50mm、そしてもっとも好ましくは最大で30mm前方へ変位している、ことを特徴とする構成1〜4の何れか一項に記載の火格子ブロック。
[構成6]
前記少なくとも1つの空気供給開口部(38)は、縦断面で見て、前記送り面(22)の、それぞれの空気供給開口部(38)に直接隣接する領域に対して角度αで延び、該角度αは、90°〜135°、好ましくは95°〜125°、特に好ましくは100°〜120°、そしてもっとも好ましくは105°〜115°である、ことを特徴とする構成1〜5の何れか一項に記載の火格子ブロック。
[構成7]
前記火格子ブロック(10)は、少なくとも1つの側において、長手方向に延びる側壁(28a、28b)によって閉鎖され、かつ少なくとも1つの側壁(28a、28b)は摩耗マーキング(42)を有し、該摩耗マーキングは、前記支持面(16)の平面、及び/又は前記送り面(22)の平面から離隔した輪郭(44)を描く、ことを特徴とする構成1〜6の何れか一項に記載の火格子ブロック。
[構成8]
前記摩耗マーキング(42)の前記輪郭(44)は、前記支持面(16)の平面、及び/又は前記送り面(22)の平面から、15mm〜30mm、もっとも好ましくは20mm〜25mm離隔している、ことを特徴とする構成7に記載の火格子ブロック。
[構成9]
前記摩耗マーキング(42)の前記輪郭(44)は、少なくとも部分的に前記支持面(16)の平面に対し、及び/又は前記送り面(22)の平面に対して平行に延びている、ことを特徴とする構成7又は8に記載の火格子ブロック。
[構成10]
前記摩耗マーキング(42)の前記輪郭(44)は、少なくとも、前記支持面(16)と前記送り面(22)のそれらが互いに出合う領域に対して平行に延びている、ことを特徴とする構成9に記載の火格子ブロック。
[構成11]
前記摩耗マーキング(42)が、つながった切り欠き、中断された切り欠き又は凹み(421)の形態で形成されている、ことを特徴とする構成7〜10の何れか一項に記載の火格子ブロック。
[構成12]
燃焼火格子のための火格子ブロック(10)であって、
前記燃焼火格子内に互いに連続する火格子ブロックは、階段状に積み重ねて配置され、かつ、互いに対して実施される送り運動によって燃焼物が燃焼の間に層を入れ替えられ、かつ移送されるように、形成され、
前記火格子ブロック(10)は鋳造部品として形成されたブロックボディ(12)を有し、該ブロックボディは上方の壁(14)を有し、該上方の壁は少なくとも部分的に、前記ブロックボディの長手軸Lに対して平行に延びる支持面(16)を形成し、該支持面に沿って燃焼物が移送され、かつその送り方向Sに見て一番前の端部が端縁(19)を形成し、該端縁を介して前記支持面(16)は、前方の壁(20)によって形成される送り面(22)内へ下降し、かつ前記火格子ブロック(10)の側方が、それぞれ長手方向に延びる側壁(28a、28b)によって閉鎖されている、火格子ブロックにおいて、
少なくとも1つの側壁(28a、28b)は摩耗マーキング(42)を有し、該摩耗マーキングは前記支持面(16)の平面、及び/又は前記送り面(22)の平面から離隔した輪郭(44)を描く、ことを特徴とする燃焼火格子用の火格子ブロック。
[構成13]
構成1〜12の何れか一項に記載の少なくとも1つの火格子ブロック(10)を有する燃焼火格子。
[構成14]
塵芥を燃焼させるための、構成13に記載の燃焼火格子の使用。
[構成15]
構成13に記載の燃焼火格子を有する塵芥燃焼設備。
10 火格子ブロック
12、121 ブロックボディ、直方体
14 上方の壁
16 支持面
16a、b 長手軸に対して平行に延びる支持面の領域
17 面取りされた移行部
19 端縁
20 前方の壁
21 面取り
22 送り面
23 前方の支持稜線
24 ブロックボディの後方の壁
26 フック
28a、b 側壁
29 中央ウェブ
30 ブロックボディ内部空間
32 前方の壁の一番下の領域
34 脚
36 前方の壁の上方の領域
38 空気供給開口部
40 壁肥厚部
42、421 摩耗マーキング、凹み
44、44a−c 輪郭、輪郭の様々な領域
L 長手軸
S 送り方向
d 空気供給開口部が長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て端縁に関して後退している間隔
E 前方の支持稜線が配置されている平面
D 長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て平面Eに関して前方へ変位している間隔
α 空気供給開口部が縦断面において見て送り面に対して延びる角度
γ 摩耗マーキングが送り面の平面から離隔している間隔

Claims (13)

  1. 燃焼火格子用の火格子ブロック(10)であって、
    前記燃焼火格子内において、互いに連続する複数の火格子ブロックが、階段状に積み重ねて配置され、かつ、前記火格子ブロック同士間の相対移動によって燃焼物が燃焼の間に層を入れ替えられるとともに移送されるように形成されており、
    前記火格子ブロック(10)は鋳造部品として形成されたブロックボディ(12)を有し、該ブロックボディは上方の壁(14)を有し、該上方の壁は前記ブロックボディの長手軸Lに対して少なくとも部分的に平行に延びる支持面(16)を形成し、該支持面に沿って前記燃焼物が移送され、かつその送り方向Sに見て一番前の端部は端縁(19)を形成し、該端縁を介して前記支持面(16)は、前方の壁(20)によって形成される送り面(22)内へ下降しており、
    前記前方の壁(20)は、縦断面で見て前記送り面(22)に対して直角又は斜めに延びる前記燃焼火格子上へ空気を供給するための、少なくとも1つの空気供給開口部(38)を有し、前記前方の壁(20)の一番下の領域(32)内で脚(34)の形状に形成され、該脚は送り方向Sに隣接する前記火格子ブロックの支持面上に支持されるように定められており、
    前記送り面(22)の少なくとも1つの前方の支持稜線(23)は、前記長手軸Lに対して直角に延びる平面E内に配置されており、
    前記端縁(19)は、前記長手軸Lに沿ってかつ送り方向Sに見て前記平面Eに対して前方へ変位している、
    火格子ブロックにおいて、
    前記上方の壁(14)と前記前方の壁(20)とは、これらが互いに出合う領域内で、壁肥厚部(40)を形成するように、前記壁肥厚部(40)以外の前記上方の壁(14)及び前記前方の壁(20)よりも肥厚に形成され、かつ前記壁肥厚部(40)は縦断面で見て湾曲して形成されており
    前記火格子ブロック(10)は、少なくとも1つの側において、長手方向に延びる側壁(28a、28b)によって閉鎖され、かつ少なくとも1つの側壁(28a、28b)は摩耗マーキング(42)を有し、該摩耗マーキングは、前記火格子ブロック(10)の外側において、前記支持面(16)の平面、及び/又は前記送り面(22)の平面から離隔した輪郭(44)を描く、
    ことを特徴とする燃焼火格子用の火格子ブロック。
  2. 前記少なくとも1つの空気供給開口部(38)は、前記端縁(19)の下方に配置され、前記長手軸Lに沿って、かつ送り方向Sに見て前記端縁(19)に対して後方に変位している、ことを特徴とする請求項1に記載の火格子ブロック。
  3. 前記端縁(19)は、前記長手軸Lに沿ってかつ送り方向Sに見て前記平面Eに対して少なくとも3mm前方へ変位している、ことを特徴とする請求項1〜2の何れか一項に記載の火格子ブロック。
  4. 前記端縁(19)は、前記長手軸Lに沿ってかつ送り方向Sに見て前記平面Eに対して最大で100mm前方へ変位している、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の火格子ブロック。
  5. 前記少なくとも1つの空気供給開口部(38)は、縦断面で見て、前記送り面(22)の、それぞれの空気供給開口部(38)に直接隣接する領域に対して角度αで延び、該角度αは、90°〜135°である、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の火格子ブロック。
  6. 前記摩耗マーキング(42)の前記輪郭(44)は、前記支持面(16)の平面、及び/又は前記送り面(22)の平面から、15mm〜30mm離隔している、ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の火格子ブロック。
  7. 前記摩耗マーキング(42)の前記輪郭(44)は、少なくとも部分的に前記支持面(16)の平面に対し、及び/又は前記送り面(22)の平面に対して平行に延びている、ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の火格子ブロック。
  8. 前記摩耗マーキング(42)の前記輪郭(44)は、少なくとも、前記支持面(16)と前記送り面(22)のそれらが互いに出合う領域に対して平行に延びている、ことを特徴とする請求項に記載の火格子ブロック。
  9. 前記摩耗マーキング(42)が、連続的又は不連続の切り欠き又は凹み(421)の形態で形成されている、ことを特徴とする請求項の何れか一項に記載の火格子ブロック。
  10. 燃焼火格子のための火格子ブロック(10)であって、
    前記燃焼火格子内において、互いに連続する複数の火格子ブロックが、階段状に積み重ねて配置され、かつ、前記火格子ブロック同士間の相対移動によって燃焼物が燃焼の間に層を入れ替えられるとともに移送されるように形成されており、
    前記火格子ブロック(10)は鋳造部品として形成されたブロックボディ(12)を有し、該ブロックボディは上方の壁(14)を有し、該上方の壁は前記ブロックボディの長手軸Lに対して少なくとも部分的に平行に延びる支持面(16)を形成し、該支持面に沿って前記燃焼物が移送され、かつその送り方向Sに見て一番前の端部は端縁(19)を形成し、該端縁を介して前記支持面(16)は、前方の壁(20)によって形成される送り面(22)内へ下降しており、かつ前記火格子ブロック(10)の側方が、それぞれ長手方向に延びる側壁(28a、28b)によって閉鎖されている、火格子ブロックにおいて、
    少なくとも1つの側壁(28a、28b)は摩耗マーキング(42)を有し、該摩耗マーキングは、前記火格子ブロック(10)の外側において、前記支持面(16)の平面、及び/又は前記送り面(22)の平面から離隔した輪郭(44)を描く、ことを特徴とする燃焼火格子用の火格子ブロック。
  11. 請求項1〜1の何れか一項に記載の少なくとも1つの火格子ブロック(10)を有する燃焼火格子。
  12. 請求項1に記載の燃焼火格子を用いて塵芥を燃焼させる方法。
  13. 請求項1に記載の燃焼火格子を有する塵芥燃焼設備。
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