JP6733540B2 - 半導体集積回路および撮像装置 - Google Patents

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本発明は、半導体集積回路および撮像装置に関する。
固体撮像素子(イメージセンサ)であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)リニアカラーイメージセンサは、デジタルカメラや複合機等の様々な撮像装置に用いられている。CMOSリニアカラーイメージセンサは、例えば一方向に延びる複数列に配置された複数の画素内のフォトダイオードそれぞれが光電変換した信号を時系列で取り出す構造となっている。
ここで、取り出された信号は、1つ以上の画素毎に1つずつ列状に配置された複数の列信号処理回路(信号処理回路)で増幅やアナログ/デジタル変換等の処理を施される。列信号処理回路には、増幅器等が含まれている。列信号処理回路は、列信号処理回路それぞれに対して設けられた定電流源からバイアス電流を供給されている。そこで、従来の撮像装置においては、複数の列信号処理回路にそれぞれバイアス電流を供給する定電流源を安定させるために、カレントミラー回路によって構成される定電流源回路に接続される電源配線と、定電流源回路以外の増幅器等の回路に接続される電源配線とを電気的に分離することが知られている。
また、特許文献1には、複数の信号処理回路それぞれの増幅器に接続されている電源電圧線と、アンプ及びカレントミラー回路に接続されているグランド線と、カレントミラートランジスタに電流を供給する基準電流源トランジスタに接続されている電源電圧線とを備える固体撮像装置が開示されている。
しかしながら、従来の電源配線を分離する方法では、複数の増幅器のうちのいずれかの増幅器の電流変動に起因して生じる電源配線上の電圧変動が、他の増幅器の基準電流源トランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsを変化させる。よって、従来の電源配線を分離する方法は、電流変動を抑制することはできるが、電源配線上に生じるIR積の電圧降下(IRドロップ)に起因する列信号処理回路内における定電流源の電流値のずれを除去できていなかった。
具体的に説明すると、電源配線に流れる電流Iにより電源配線上で配線抵抗Rによる電圧降下(IRドロップ)が生じることになる。このような電圧降下に起因して、電源電圧値は、電圧供給源から離れた電源配線端部に向かうに従って徐々に減少する。よって、列信号処理回路に含まれる基準電流源トランジスタの電圧Vgsも電源配線端部に向かうに従って徐々に減少し、しきい値電圧Vthとの差の平方(Vgs−Vth)に比例して電流値は徐々に減少する。すなわち、電圧供給源側から電源配線端部側へと向かうに従って、列信号処理回路内の定電流源の電流値と理想の電流値とのずれが大きくなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、一方向に配列された複数の信号処理回路に対してそれぞれ設けられた定電流源の電流値が、電源配線上で発生するIR積の電圧降下に起因してずれることを低減することができる半導体集積回路および撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、それぞれ定電流源を備えた複数の信号処理回路が一方向に配列された半導体集積回路であって、複数の前記信号処理回路の配列である信号処理回路列の一端側に配置され、供給される電流に応じてバイアス電圧を発生させる第1バイアス源と、前記信号処理回路列の他端側に配置され、供給される電流に応じてバイアス電圧を発生させる第2バイアス源と、前記第1バイアス源に対して基準電流を供給する第1バイアス回路と、前記第2バイアス源に対して基準電流を供給する第2バイアス回路と、前記第1バイアス源が発生させたバイアス電圧、及び前記第2バイアス源が発生させたバイアス電圧を、前記定電流源を構成するトランジスタそれぞれのゲートに対して供給するバイアス配線と、前記第1バイアス源、前記第2バイアス源及び前記定電流源それぞれに対して電源電圧を供給する電源配線と、前記信号処理回路列の一端側に配置され、前記電源配線に電源電圧を印加する第1電圧供給源と、前記信号処理回路列の他端側に配置され、前記電源配線に電源電圧を印加する第2電圧供給源と、を有する。
本発明によれば、一方向に配列された複数の信号処理回路に対してそれぞれ設けられた定電流源の電流値が、電源配線上で発生するIR積の電圧降下に起因してずれることを低減することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路の構成の概要を例示する図である。 図2は、従来の定電流源回路を比較例として示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路内に設けられる定電流源回路の構成を例示する図である。 図4は、電流源の後段の回路構成を例示的に示した図である。 図5は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路の定電流源回路によるIRドロップ量を示す図である。 図6は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路の定電流源回路の第1変形例の構成を示す図である。 図7は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路の定電流源回路の第2変形例の構成を示す図である。 図8は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路の定電流源回路の第3変形例の構成を示す図である。 図9は、第2の実施形態にかかる撮像装置の構成の概要を例示するブロック図である。
[第1の実施形態]
以下に添付図面を参照して、半導体集積回路および撮像装置の実施形態を詳細に説明する。図1は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の構成の概要を例示する図である。半導体集積回路1は、例えばCMOSリニアカラーイメージセンサである。図1に示すように、半導体集積回路1は、画素部10、N個の列信号処理回路(信号処理回路)12−1〜12−N、定電流源回路20、垂直駆動回路14、水平駆動回路16、及び出力部18を有する。なお、列信号処理回路12−1〜12−Nなどの複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に「列信号処理回路12」などと略記することがある。
画素部10は、R、G、Bいずれかの光を受光して光電変換する複数の画素100を、R、G、Bの受光する色毎にそれぞれ一方向(主走査方向)に配列されている。列信号処理回路12−1〜12−Nそれぞれは、例えばR、G、Bの光をそれぞれ光電変換する列方向(副走査方向)に並ぶ3つの画素100毎に1つ設けられている。列信号処理回路12−1〜12−Nそれぞれは、画素部10が出力するリセット信号(リセットレベル)と光信号(データ信号)の両方をサンプリングする。列信号処理回路12−1〜12−Nは、サンプリングしたそれぞれの信号に対して、アナログ信号処理、CDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング)処理、A/D変換、及びデジタル信号処理のうち少なくとも1つを実行する。出力部18は、列信号処理回路12−1〜12−Nでそれぞれ処理した画像データを一時的に保持するバッファとして機能する。
列信号処理回路12−1〜12−Nは、それぞれの内部に増幅器19等を備えている。列信号処理回路12−1〜12−Nは、定電流源回路20から増幅器19等にバイアス電流となる定電流を供給される。また、列信号処理回路12−1〜12−Nは、画素部10の複数の画素100と同様に、一方向に配列されて信号処理回路列を形成している。
垂直駆動回路14は、画素部10及び列信号処理回路12−1〜12−Nの動作タイミングを制御する。水平駆動回路16は、列信号処理回路12−1〜12−Nから画像データそれぞれを読み出すタイミングを制御する。出力部18は、列信号処理回路12−1〜12−Nから読み出された画像データを後段の信号処理部に対してタイミング調整して出力する。
そして、CMOSリニアカラーイメージセンサである半導体集積回路1は、対象物に対して相対的な位置を変えながらライン単位で撮影を行い、画素100毎に光電変換した信号電荷を増幅して出力するように構成されている。
ここで、本実施形態の定電流源回路20の説明に先立ち、比較例として従来の定電流源回路について説明する。図2は、従来の定電流源回路50を比較例として示す図である。図2に示すように、従来の定電流源回路50は、基準電流Irefを供給する基準電流源211の両端子のうち、一方の端子を電源配線201に接続され、電源電圧Vddを供給される。また、従来の定電流源回路50は、基準電流源211の他方の端子を、第2トランジスタ222のドレイン電極とゲート電極、及び第3トランジスタ223のゲート電極に接続される。
従来の定電流源回路50は、第2トランジスタ222及び第3トランジスタ223のソース電極を接地電位Vssに接続される。従来の定電流源回路50は、第3トランジスタ223のドレイン電極を第1トランジスタ221のドレイン電極とゲート電極、及びバイアス配線231に接続する。従来の定電流源回路50は、バイアス配線231を、列毎に設けられた定電流源トランジスタ(定電流源)24−1〜24−Nのゲート電極それぞれに接続される。
また、従来の定電流源回路50は、第1トランジスタ221、及び定電流源トランジスタ24−1〜24−Nのソース電極を、電源配線201に接続される。従来の定電流源回路50は、第2トランジスタ222と第3トランジスタ223により構成されるカレントミラー回路224を介し、基準電流Irefに応じた出力電流を第1トランジスタ221に供給する。第1トランジスタ221は、供給された出力電流に応じてバイアス電圧Vbiasを決定する。
従来の定電流源回路50は、第1トランジスタ221により決定したバイアス電圧Vbiasを、バイアス配線231を介して定電流源トランジスタ24−1〜24−Nのゲート電極に印加される。定電流源トランジスタ24−1〜24−Nは、バイアス電圧Vbiasと電源電圧Vddとの差、すなわちトランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsによって決定される電流を流す定電流源を構成する。従来の定電流源回路50は、定電流源トランジスタ24−1〜24−N毎に構成する定電流源を、カレントミラー回路224を介して負荷回路(例えば、増幅器19)に接続される。つまり、定電流源トランジスタ24−1〜24−Nが、第1電流源〜第N電流源を構成している。
ところで、半導体集積回路1は、リニアセンサである場合、画素100が一方向(主走査方向)に数千〜数万個配置されるため、細長い構成となる。従って、リニアセンサである半導体集積回路1では、長手方向に電源配線を細長く形成する必要があり、配線抵抗が配線の長さに比例して大きくなる。
そのため、電源配線に流れる電流Iと配線抵抗Rの積で表されるIRドロップは無視できない大きさとなる。具体的には、電源電圧Vddを供給する電源電圧源202から離れた電源配線端部(第N電流源側)に向かうに従って電圧降下量が増え、電源電圧はその分減少する。その結果、第1トランジスタ221により決定するバイアス電圧Vbiasは、全列において一定であるが、電源電圧Vddが徐々に減少(Vgsが徐々に減少)し、電流源の電流値の大きさは(Vgs−Vth)に比例して徐々に減少する。このため、図2に示すような従来の定電流源回路50においては、信号処理回路列に対する定電流源の電流値と理想の電流値とのずれが大きくなるという問題があった。
次に、本実施形態の定電流源回路20について説明する。図3は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1内に設けられる定電流源回路20の構成を例示する図である。図3に示すように、定電流源回路20は、定電流源トランジスタ(定電流源)34−1〜34−NをPMOSトランジスタで構成している。定電流源回路20は、基準電流Irefを供給する基準電流源311の両端子のうち、一方の端子を接地電位Vssに接続され、他方の端子を第3トランジスタ323のドレイン電極とゲート電極、第4トランジスタ324のゲート電極、及び第5トランジスタ325のゲート電極に接続される。
定電流源回路20は、第3トランジスタ323、第4トランジスタ324、及び第5トランジスタ325のソース電極をそれぞれ第1電源配線301に接続され、第1電圧供給源351から電源電圧Vddを供給される。定電流源回路20は、電源電圧Vddを供給する第1電圧供給源351を、定電流源トランジスタ(定電流源)34−1〜34−Nの配列の一端側に配置し、第2電源配線302に電源電圧を印加する。また、定電流源回路20は、電源電圧Vddを供給する第2電圧供給源352を、定電流源トランジスタ(定電流源)34−1〜34−Nの配列の他端側に配置し、第2電源配線302に電源電圧を印加する。ここで、定電流源トランジスタ(定電流源)34−1〜34−Nは、列信号処理電流源340とする。
定電流源回路20は、第4トランジスタ324のドレイン電極を、第6トランジスタ326のドレイン電極とゲート電極、及び第7トランジスタ327のゲート電極に接続される。同様に、定電流源回路20は、第5トランジスタ325のドレイン電極を、第8トランジスタ328のドレイン電極とゲート電極、及び第9トランジスタ329のゲート電極に接続される。
定電流源回路20は、第7トランジスタ327及び第9トランジスタ329のドレイン電極を、第1トランジスタ321のドレイン電極とゲート電極、第2トランジスタ322のドレイン電極とゲート電極、及びバイアス配線331に接続される。定電流源回路20は、バイアス配線331を、列信号処理回路12−1〜12−N毎に配置される定電流源トランジスタ(定電流源)34−1〜34−Nのゲート電極それぞれに接続される。
定電流源回路20は、第6トランジスタ326、第7トランジスタ327、第8トランジスタ328、及び第9トランジスタ329のソース電極を、それぞれ接地電位Vssに接続される。定電流源回路20は、第1トランジスタ321、第2トランジスタ322、及び定電流源トランジスタ34−1〜34−Nのソース電極を、それぞれ第2電源配線302に接続され、第2電圧供給源352から電源電圧Vddを供給される。
定電流源回路20は、電源電圧Vddを供給する第1電圧供給源351を、第8トランジスタ328のドレイン電極に直接接続される。同様に、定電流源回路20は、電源電圧Vddを供給する第2電圧供給源352を、第9トランジスタ329のドレイン電極に直接接続される。第1電源配線301は、グローバルに使用される電源配線である。第2電源配線302は、定電流源回路20(定電流源トランジスタ34−1〜34−N、第1トランジスタ321及び第2トランジスタ322)に電源電圧Vddを供給する電源配線として使用される。また、第2電源配線302は、他の電源配線(例えば第1電源配線301)とは独立して設けられている。
定電流源回路20は、第3トランジスタ323と第4トランジスタ324及び第5トランジスタ325により、多出力の第1カレントミラー回路341を構成する。また、定電流源回路20は、第6トランジスタ326及び第7トランジスタ327により第2カレントミラー回路(第1バイアス回路)342を構成し、第8トランジスタ328及び第9トランジスタ329により第3カレントミラー回路(第2バイアス回路)343を構成する。なお、カレントミラー回路341〜343の入力は電流で与えられるため、配線が長くなったとしても抵抗の影響を受けることは無く、損失は小さい。
第2カレントミラー回路342は、列信号処理回路12−1〜12−Nの配列(信号処理回路列)の一端側に配置され、コピーした基準電流を第1トランジスタ321(第1バイアス源)に対して供給する。第3カレントミラー回路343は、列信号処理回路12−1〜12−Nの配列(信号処理回路列)の他端側に配置され、コピーした基準電流を第2トランジスタ322(第2バイアス源)に対して供給する。第1トランジスタ321及び第2トランジスタ322は、供給される電流に応じてバイアス電圧Vbiasを発生させる。
定電流源回路20は、第1トランジスタ321及び第2トランジスタ322により決定したバイアス電圧Vbiasを、バイアス配線331を介して定電流源トランジスタ34−1〜34−Nのゲート電極に印加される。定電流源トランジスタ34−1〜34−Nは、バイアス電圧Vbiasと電源電圧Vddとの差、すなわちPMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsによって決定される電流を流す定電流源を構成する。定電流源回路20は、定電流源トランジスタ34−1〜34−N毎に構成する定電流源を、カレントミラー回路342,343を介して負荷回路(列信号処理回路12−1〜12−N)に接続される。つまり、定電流源トランジスタ34−1〜34−Nが、第1電流源〜第N電流源を構成している。
このように、第1電圧供給源351と第2電圧供給源352とを定電流源トランジスタ34−1〜34−Nの配列の両端にそれぞれ配置することにより、各電圧供給源351,352から引き出される電流値は約半分になる。そのため、定電流源回路20は、電源配線に流れる電流Iと配線抵抗Rの積で表されるIRドロップを大幅に低減することができる。さらに、定電流源回路20は、カレントミラー回路342,343を両端に配置した構成としたことにより、何らかの原因で2つの電源供給源351,352の電圧値に差が出ても、定電流源が流す電流の理想の電流値からのずれを小さく抑えることが可能である。
なお、バイアス配線331に電流が流れると、IRドロップが発生してしまうため、バイアス配線331の配線抵抗は、大きめに設計されている。例えば、配線幅が短く設計される。
図4は、電流源の後段の回路構成を例示的に示した図である。図4は、定電流源トランジスタ(定電流源)34−1の後段の回路構成を一例として示したものである。図4に示すように、第1電流源を構成する定電流源トランジスタ34−1のドレインは、カレントミラー回路363を構成するトランジスタ361のゲート及びドレインと、トランジスタ362のゲートに接続されている。
第1電流源を構成する定電流源トランジスタ34−1のゲートは、基準電流Irefを流すようにバイアス電圧Vbiasを印加されている。トランジスタ361のサイズ比を(W/L)とし、トランジスタ362のサイズ比を(W/L)とした場合、バイアス電流Ioutは、下式(1)によって示される。
Iout=(W/L)/(W/L)・Iref ・・・(1)
なお、バイアス電流Ioutは、後段の負荷回路(列信号処理回路12−1)370のバイアス電流となる。また、第2電源配線302上のIRドロップを小さくするため、基準電流Irefは、できるだけ小さな値に設定される。バイアス電流Ioutは、上式(1)に示したように、(W/L)/(W/L)によって数倍〜数十倍にされる。このように、第1電流源を構成する定電流源トランジスタ34−1は、入力電流よりも出力電流が大きくなるようにサイズ比が設定された2つのトランジスタ361,362によって構成されたカレントミラー回路363を介して負荷回路(列信号処理回路12−1)370に電流を供給する。
図5は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20によるIRドロップ量を示す図である。具体的には、図5においては、定電流源回路20の各カレントミラー回路341〜343の出力電流、及び列信号処理回路12−1〜12−Nの列毎の定電流源に基準電流値Irefを流そうとしたときの電源配線上で生じるIRドロップが示されている。
ここで、aは、図2に示した比較例の従来の定電流源回路50によるIRドロップ量を示している。bは、図3に示した定電流源回路20によるIRドロップ量を示している。cは、列信号処理回路12−1〜12−Nの両端に加えて中央にも電圧供給源が追加された場合のIRドロップ量を参考例として示している。
比較例の従来の定電流源回路50の構成では、電源電圧Vddを供給する電源電圧源202が左端に1つ設けられている。図5のaに示したように、従来の定電流源回路50を適用した場合、列信号処理回路12の配列が電源電圧源202から離れるに従ってIRドロップ量が増加する。図5のaに示したように、従来の定電流源回路50においては、IRドロップの最大値が58.5mVとなっている。
これに対して、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20は、第1電圧供給源351と第2電圧供給源352とを列信号処理回路12−1〜12−Nの両端に1つずつ設けている(図3参照)。これにより、定電流源回路20を適用した場合、図5のbに示したように、中央部でIRドロップ量が大きくなるものの、IRドロップ最大値が16.2mVとなっている。つまり、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20の構成では、比較例の従来の定電流源回路50の構成の場合に比べて、IRドロップ量を約1/4に低減することができる。
参考例として挙げたものであって、電圧供給源が列信号処理回路12−1〜12−Nの両端に加えてさらに中央部にも設けられた場合、IRドロップ量が更に低減され、図5のcに示したようにIRドロップの最大値が4.45mVとなっている。この場合、比較例の従来の定電流源回路50の構成の場合に比べて、IRドロップ量を約1/13に低減することができる。
このように、半導体集積回路1は、第1電圧供給源351と第2電圧供給源352とを定電流源トランジスタ34−1〜34−Nの配列の両端にそれぞれ配置するとともに、定電流源トランジスタ34−1〜34−N毎に構成する複数の定電流源を、カレントミラー回路342,343を介して負荷回路(例えば、増幅器19)に接続する。また、半導体集積回路1は、定電流源回路20に接続される第2電源配線302と、定電流源回路20以外の回路に接続される第1電源配線301とを電気的に分離する。これにより、半導体集積回路1は、電源配線に流れる電流値を分離して少なくし、IRドロップの影響による電流値の減少を小さくすることができるとともに、定電流源回路20にそれぞれ含まれる定電流源を安定して供給することができる。
また、半導体集積回路1は、基準電流をコピーするためのカレントミラー回路(バイアス源)342,343及び電圧供給源351,352を定電流源トランジスタ34−1〜34−Nの配列の両端に配置しているので、定電流源トランジスタ34−1〜34−Nの両端で電源電圧Vdd及び電圧Vgsを揃えることができ、電流源が流す電流の値を同じに揃えることができる。
[第1変形例]
次に、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20の変形例について説明する。図6は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20の第1変形例の構成を示す図である。図6に示した定電流源回路20の第1変形例は、図3に示した定電流源回路20のバイアス源や電流源となっていた基本カレントミラー回路を、バイアス配線531,532を用いるとともに、動作電圧の低い低電圧カスコードカレントミラー回路(トランジスタ521,522,561,562,54−1〜54−N,57−1〜57−N)に置き換えたものである。詳細には、低電圧カスコードカレントミラー回路(トランジスタ521,522,561,562,54−1〜54−N,57−1〜57−N)は、折り返しカレントミラー回路になっている。なお、図6に示した定電流源回路20の第1変形例においては、設計によって異なる電流値を用いる場合があるので、基準電流Iref0と基準電流Iref1とを分けている。
図6に示した定電流源回路20の第1変形例は、低電圧カスコードカレントミラー回路が用いられることにより、λVds(チャネル長変調効果)によるミラー精度のずれが低減されている。また、図6に示した定電流源回路20の第1変形例は、従来のカスコードカレントミラー回路と異なり、動作電圧の低い低電圧カスコードカレントミラー回路であることから、低電源電圧回路でも使用可能である。なお、図6に示した定電流源回路20の第1変形例は、飽和マージンを確保させるために、トランジスタ563,564を設けている。これにより、ドレイン電位が固定されている。なお、図6に示した定電流源回路20の第1変形例においては、折り返し低電圧カスコードカレントミラー回路の構成としたが、折り返し低電圧カスコードカレントミラー回路の1段目(nch)と2段目(pch)は通常の1段のカレントミラーであっても良い。
[第2変形例]
図7は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20の第2変形例の構成を示す図である。図7に示した定電流源回路20の第2変形例は、バイアスサンプル/ホールド(S/H)回路となっている。図7に示した定電流源回路20の第2変形例は、列信号処理電流源340と第1トランジスタ321との間に接続される第1スイッチ611と、列信号処理電流源340と第2トランジスタ322との間に接続される第2スイッチ612とを有する。具体的には、第1スイッチ611は、第1トランジスタ321(第1バイアス源)とバイアス配線331との接続を開閉させる。第2スイッチ612は、第2トランジスタ322(第2バイアス源)とバイアス配線331との接続を開閉させる。第1スイッチ611と第2スイッチ612は、トランジスタで構成されるスイッチである。
列信号処理電流源340は、定電流源トランジスタ34−1〜34−Nを有する。列信号処理電流源340(列信号処理回路12)は、CDS(相関二重サンプリング)を開始するとき、電流バイアス値をサンプルして、CDS動作期間中にホールドする。第1スイッチ611及び第2スイッチ612は、サンプル期間に同時にオンされ、ホールド期間に同時にオフされる。よって、半導体集積回路1は、CDS期間中にバイアス発生源で変動する要素を切り離すことができる。
つまり、半導体集積回路1の定電流源回路20の第2変形例は、電流源のゲートをフローティング(Hi−Z)状態にする。これにより、バイアス電流源はグローバルから切り離され、ノイズがのらないように保持される。サンプルとホールドのタイミングは、電流源が使用される機能ブロック毎に異なる。
[第3変形例]
図8は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路1の定電流源回路20の第3変形例の構成を示す図である。図8に示した定電流源回路20の第3変形例は、図3に示した定電流源回路に対して、定電流源トランジスタ(定電流源)74−1〜74−NがNMOSトランジスタで構成されている点が異なる。
定電流源回路20は、基準電流Irefを供給する基準電流源711の両端子のうち、一方の端子を電源電圧Vddに接続され、他方の端子を第3トランジスタ723のドレイン電極とゲート電極、第4トランジスタ724のゲート電極、及び第5トランジスタ725のゲート電極に接続される。
定電流源回路20は、第3トランジスタ723、第4トランジスタ724、及び第5トランジスタ725のソース電極をそれぞれ第1グランド線701(接地電位Vss)に接続される。定電流源回路20は、第4トランジスタ724のドレイン電極を、第6トランジスタ726のドレイン電極とゲート電極、及び第7トランジスタ727のゲート電極に接続される。同様に、定電流源回路20は、第5トランジスタ725のドレイン電極を、第8トランジスタ728のドレイン電極とゲート電極、及び第9トランジスタ729のゲート電極に接続される。
定電流源回路20は、第7トランジスタ727及び第9トランジスタ729のドレイン電極を、第1トランジスタ721のドレイン電極とゲート電極、第2トランジスタ722のドレイン電極とゲート電極、及びバイアス配線731に接続される。定電流源回路20は、バイアス配線731を、列信号処理回路12−1〜12−Nの列毎に配置される定電流源トランジスタ74−1〜74−Nのゲート電極それぞれに接続される。
定電流源回路20は、第6トランジスタ726、第7トランジスタ727、第8トランジスタ728、及び第9トランジスタ729のソース電極を、それぞれ電源電圧Vddに接続される。定電流源回路20は、第1トランジスタ721、第2トランジスタ722、及び定電流源トランジスタ74−1〜74−Nのソース電極を、それぞれ第2グランド線702(接地電位Vss)に接続される。
第1グランド線701は、グローバルに使用されるグランド線である。第2グランド線702は、定電流源回路(定電流源トランジスタ74−1〜74−N、第1トランジスタ721及び第2トランジスタ722)のグランド線として使用される。
定電流源回路20は、第3トランジスタ723と第4トランジスタ724及び第5トランジスタ725により、第1カレントミラー回路741を構成する。また、定電流源回路20は、第6トランジスタ726及び第7トランジスタ727により第2カレントミラー回路742を構成し、第8トランジスタ728及び第9トランジスタ729により第3カレントミラー回路743を構成する。なお、カレントミラー回路741〜743の入力は電流で与えられるため、配線が長くなったとしても抵抗の影響を受けることは無く、損失は小さい。
第2カレントミラー回路742は、定電流源トランジスタ(定電流源)74−1〜74−Nの配列(信号処理回路列)の一端側に配置される。第3カレントミラー回路743は、定電流源トランジスタ(定電流源)74−1〜74−Nの配列の他端側に配置され、コピーした基準電流を第1トランジスタ721及び第2トランジスタ722に供給する。第1トランジスタ721及び第2トランジスタ722は、供給された電流に応じてバイアス電圧Vbiasを決定する。
定電流源回路20は、第1トランジスタ721及び第2トランジスタ722により決定したバイアス電圧Vbiasを、バイアス配線731を介して定電流源トランジスタ74−1〜74−Nのゲート電極に印加される。定電流源トランジスタ74−1〜74−Nは、バイアス電圧Vbiasと接地電位Vss751,752との差、すなわちNMOSトランジスタのゲート−ソース間電圧Vgsによって決定される電流を流す定電流源を構成する。定電流源回路20は、定電流源トランジスタ74−1〜74−N毎に構成する定電流源を、カレントミラー回路742,743を介して負荷回路(列信号処理回路12−1〜12−N)に接続される。つまり、定電流源トランジスタ74−1〜74−Nが、第1電流源〜第N電流源を構成している。
このように、電圧供給源を定電流源トランジスタ74−1〜74−Nの配列の両端にそれぞれ配置することにより、電圧供給源から引き出される電流値は約半分になる。そのため、定電流源回路20は、電源配線に流れる電流Iと配線抵抗Rの積で表されるIRドロップを大幅に低減することができる。さらに、定電流源回路20は、カレントミラー回路742,743を両端に配置した構成としたことにより、何らかの原因で2つの電源供給源の電圧値に差が出ても、定電流源が流す電流の理想の電流値からのずれを小さく抑えることが可能である。
なお、バイアス配線731に電流が流れると、IRドロップが発生してしまうため、バイアス配線731の配線抵抗は、大きめに設計されている。例えば、配線幅が短く設計される。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。なお、前述した第1の実施形態と同じ部分は同じ符号で示し説明も省略する。
本実施の形態においては、第1の実施形態で説明した半導体集積回路1を備える撮像装置について説明する。本実施の形態の撮像装置は、デジタルカメラや複合機等の様々な撮像装置に適用可能である。
図9は、第2の実施形態にかかる撮像装置2の構成の概要を例示するブロック図である。図9に示すように、撮像装置2は、第1の実施形態で説明した半導体集積回路1と、光学系3と、信号処理部4と、制御部5と、を備えている。
光学系3は、例えばCMOSリニアカラーイメージセンサである半導体集積回路1に被写体像を結像するレンズである。
信号処理部4は、半導体集積回路1から出力される画像信号に対する各種の信号処理を実行する。制御部5は、半導体集積回路及び信号処理部4を制御する。
以上のような構成の第2の実施形態にかかる撮像装置2によれば、一方向に配列された複数の列信号処理回路それぞれが備える定電流源の電流値が、電源配線上で発生するIR積の電圧降下に起因してずれることを低減することができるという効果を奏する。
1 半導体集積回路
10 画素部
12 列信号処理回路(信号処理回路)
14 垂直駆動回路
16 水平駆動回路
18 出力部
34 定電流源トランジスタ(定電流源)
74 定電流源トランジスタ(定電流源)
100 画素
301 第1電源配線
302 第2電源配線
321 第1トランジスタ(第1バイアス源)
322 第2トランジスタ(第2バイアス源)
331 バイアス配線
342 第1バイアス回路
343 第2バイアス回路
351 第1電圧供給源
352 第2電圧供給源
611 第1スイッチ
612 第2スイッチ
特開2013−51527号公報

Claims (6)

  1. それぞれ定電流源を備えた複数の信号処理回路が一方向に配列された半導体集積回路であって、
    複数の前記信号処理回路の配列である信号処理回路列の一端側に配置され、供給される電流に応じてバイアス電圧を発生させる第1バイアス源と、
    前記信号処理回路列の他端側に配置され、供給される電流に応じてバイアス電圧を発生させる第2バイアス源と、
    前記第1バイアス源に対して基準電流を供給する第1バイアス回路と、
    前記第2バイアス源に対して基準電流を供給する第2バイアス回路と、
    前記第1バイアス源が発生させたバイアス電圧、及び前記第2バイアス源が発生させたバイアス電圧を、前記定電流源を構成するトランジスタそれぞれのゲートに対して供給するバイアス配線と、
    前記第1バイアス源、前記第2バイアス源及び前記定電流源それぞれに対して電源電圧を供給する電源配線と、
    前記信号処理回路列の一端側に配置され、前記電源配線に電源電圧を印加する第1電圧供給源と、
    前記信号処理回路列の他端側に配置され、前記電源配線に電源電圧を印加する第2電圧供給源と、
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記電源配線は、
    他の回路に対して電源電圧を供給する他の電源配線とは独立して設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記信号処理回路は、
    アナログ信号処理、相関二重サンプリング処理、A/D変換、及びデジタル信号処理の少なくともいずれかの処理を実行すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記定電流源それぞれは、
    入力電流よりも出力電流が大きくなるようにサイズ比が設定された2つのトランジスタによって構成されたカレントミラー回路を介して負荷回路に電流を供給すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1バイアス源と前記バイアス配線との接続を開閉させる第1スイッチと、
    前記第2バイアス源と前記バイアス配線との接続を開閉させる第2スイッチと、
    をさらに有し、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、
    サンプル期間に同時にオンされ、ホールド期間に同時にオフされること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  6. 光電変換機能を有するものであって請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体集積回路と、
    前記半導体集積回路に被写体像を結像する光学系と、
    前記半導体集積回路から出力される画像信号に対する各種の信号処理を実行する信号処理部と、
    前記半導体集積回路及び前記信号処理部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
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