JP6733226B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、水栓装置に関する。
従来、水栓装置は、吐水ユニットを洗面化粧台や手洗い器、システムキッチン等の水回り機器に取り付けられて使用される。吐水ユニットを水回り機器に取り付ける際に施工性、メンテナンス性を高めるために使用者が手洗い動作等を行う使用者側すなわち前面側から施工する技術が知られている。
吐水ユニットを前面から施工する構造として、吐水ユニットを水回り機器の被取付部材の後ろ側から前側に挿入し、吐水ユニットに設けられているネジ山に対して被取付部材の前面から第一固定部材(ナット)を締める構造がある。このようにすることで、水回り機器に対して吐水ユニットを前面側から施工することができる(例えば特許文献1参照)。
特開平11−324044号公報
しかしながら、上記した従来の構造を用いると、水栓装置の意匠性が低下する恐れがある。具体的には、被取付部材の前面側に設けられる吐水ユニットや第一固定部材には文字(社名、商品名、ロゴ等)が記載されている場合や吐水ユニットの形状が真円でない場合がある。このため、吐水ユニットや第一固定部材を固定した際に、上記した文字や吐水ユニットが斜めの状態になることがあり、これにより意匠性が低下する恐れがある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、吐水ユニットや第一固定部材を被取付部材に固定する際に意匠性が低下することを防止することができる水栓装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る水栓装置は、吐水ユニットと、第一固定部材を備える。吐水ユニットは、水を吐水する。第一固定部材は、被取付部材に取り付けられ、吐水ユニットを被取付部材に固定し、被取付部材の表面に沿う所定方向に対する取り付け向きを調整する調整部を有する。
実施形態の一態様によれば、吐水ユニットや第一固定部材を被取付部材に固定する際に意匠性が低下することを防止することができる水栓装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係る水栓装置を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係る水栓装置の分解斜視図である。 図3Aは、実施形態に係る水栓装置の吐水ユニットの正面図である。 図3Bは、実施形態に係る水栓装置の吐水ユニットの側面図である。 図3Cは、実施形態に係る水栓装置の吐水ユニットの底面図である。 図4は、実施形態に係る水栓装置の第一固定部材および第二固定部材が被取付部材に取り付けられた状態を示す側面図である。 図5は、実施形態に係る水栓装置の吐水ユニットを第一固定部材の引掛部に引っ掛ける様子を示す断面図である。 図6は、第一固定部材にネジ固定された吐水ユニットを示す断面図である。 図7は、実施形態に係る水栓装置の第一固定部材の正面図である。 図8は、実施形態に係る水栓装置を被取付部材の後方側から見た図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する水栓装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る水栓装置を示す斜視図である。図1に示すように、実施形態に係る水栓装置1は、例えば、手洗い器Tに設けられる。手洗い器Tは、メイン水栓7と、メインハンドル8と、ボウル4と、排水口5と、被取付部材6と、キャビネット2と、吐水ユニット10と、を備える。
なお、以下では、図1に示すように、使用者と対面する側を水栓装置1および手洗い器Tの前側(正面側)とし、その反対側を後側(背面側)とする。また、使用者から見て左側および右側を水栓装置1および手洗い器Tの左側および右側とし、重力方向およびその反対方向を水栓装置1および手洗い器Tの下側および上側とする。
メイン水栓7は、被取付部材6(後述する)に取り付けられ、給水源(図示しない)からの水を吐水するものであり、整流吐水、泡沫吐水、シャワー吐水の何れかの吐水形態で吐水する。メイン水栓7は、手洗いや水汲み等の動作に使用され、2〜10L/minで吐水する。
メインハンドル8は、メイン水栓7からの吐水、止水および温度調整を行う操作部である。例えば、メインハンドル8を前側に操作するとメイン水栓7からの吐水が開始され、後側に操作すると止水される。また、メインハンドル8を左側に回転させると水温が上がり、右側に回転させると下がる。
ボウル4は、下方に向かって凹んだ凹状に形成されている。排水口5は、ボウル4の底部に設けられる。排水口5は、排水管(図示しない)に接続され、ボウル4に吐水された水を排水管(図示しない)に流す。
被取付部材6は、ボウル4の後方側の上部に設けられ、メイン水栓7、メインハンドル8、吐水ユニット10(後述する)が取り付けられる。被取付部材6は、例えば板状であり、鉛直方向に延びる。被取付部材6は、鉛直方向に対して傾斜してもよい。被取付部材6は少なくとも鉛直方向に延びる成分を有していればよい。
キャビネット2は、ボウル4の下方に設けられ、キャビネット2に設けられる扉3を開くことで内部に小物等を収納することができる。さらにキャビネット2は、ボウル4を支持する機能を有している。ただし、ボウル4を部屋の壁面に直接取り付けた場合は、キャビネット2は省略可能である。
実施形態に係る水栓装置1は、吐水ユニット10を備える。吐水ユニット10は、被取付部材6に取り付けられ、被取付部材6に取り付けられた状態を正面側から見た時に外形が矩形状に形成される。吐水ユニット10は、メイン水栓7からの吐水形態と異なる吐水形態で吐水される。例えば、噴霧吐水である。さらに、吐水ユニット10は、メイン水栓7から吐水される水質と異なる水質の水を吐水する。例えば、除菌効果を有する機能水である。この機能水は、例えば水道水を電気分解することによって生成される次亜塩素酸水である。吐水ユニット10は、排水口5等の菌を除菌する際に使用され、メイン水栓7の流量よりも少ない0.1〜0.5L/minで吐水する。
このように、実施形態に係る水栓装置1は、機能水を吐水することで、例えば、排水口5の菌を除菌することができる。
次に、図2を参照して実施形態に係る水栓装置1の固定方法について説明する。図2は、実施形態に係る水栓装置1の分解斜視図である。図2に示すように、水栓装置1は、被取付部材6に対して第一固定部材20と第二固定部材30を取り付け、被取付部材6に取り付けられた第一固定部材20に吐水ユニット10を取り付けることによって被取付部材6に固定される。
被取付部材6には、吐水ユニット10に接続されるホース60(図8参照)を通すことができるよう開口6aと、第一固定部材20と第二固定部材30とをネジ固定するための穴6b、6cが設けられる。
第一固定部材20は、被取付部材6の前方側に設けられ、吐水ユニット10に接続されるホース60(図8参照)を通すための第一挿入穴28(図7参照)と、第一固定部材20を被取付部材6に取り付けるための固定穴22とを有する。固定穴22は、第一固定穴23と第二固定穴24とを有する。
第二固定部材30は、被取付部材6の後方側に設けられ、吐水ユニット10に接続されるホース60(図8参照)を通すための第二挿入穴33と、第二固定部材30を被取付部材6に取り付けるための第三固定穴31および第四固定穴32とを有する。
第一固定部材20および第二固定部材30は、第一固定穴23、穴6bおよび第三固定穴31に対して第一固定穴23側からネジを挿入して締め、第二固定穴24、穴6cおよび第四固定穴32に対して第二固定穴24側からネジを挿入して締めることで被取付部材6に取り付けられる。吐水ユニット10は、被取付部材6に取り付けられた第一固定部材20に固定される。
しかしながら、第一固定部材20を被取付部材6に取り付ける際に、第一固定部材20が斜めの状態で取り付けられる恐れがある。第一固定部材20が被取付部材6に対して斜めの状態で取り付けられると、第一固定部材20に固定される吐水ユニット10も斜めの状態で固定されてしまい意匠性が低下してしまう。
そこで、実施形態に係る水栓装置1では、第一固定部材20に被取付部材6の表面に沿う所定方向に対する取り付け向きを調整する調整部21を設けることとした。これにより、吐水ユニット10を第一固定部材20に固定させた際に、吐水ユニット10が斜めの状態であれば、調整部21で第一固定部材20の取り付け向きを調整することで、吐水ユニット10が斜めの状態で被取付部材6に固定されることを防止できる。したがって、意匠性が低下することを防止することができる。
次に、上述した吐水ユニット10の外観の構成について説明する。図3Aは、実施形態に係る水栓装置1の吐水ユニット10の正面図である。図3Bは、実施形態に係る水栓装置1の吐水ユニット10の側面図である。図3Cは、実施形態に係る水栓装置1の吐水ユニット10の底面図である。
図3Aに示すように、吐水ユニット10は、正面視矩形状に形成され、吐水ユニット10を形成するケーシング16は、前ケーシング16aと、底ケーシング16bと、一対の側ケーシング16c、16dとを有する。さらに、吐水ユニット10は、吐水ユニット10から機能水を吐水するための吐水口11aを有する吐水部11と、前ケーシング16aに設けられ、機能水の吐水開始を操作するスイッチ50と、吐水ユニット10内に光源(図示しない)を有し、吐水ユニット10から吐水している状態で光源からの光を吐水ユニット10外部に出す照射口70と、吐水ユニット10を第一固定部材20にネジ固定するためのネジ開口部15を有する。
次に図3Bに示すように、ケーシング16は、三角柱状でかつ中空状であり、内部空間を有する。ケーシング16は、この内部空間に吐水ユニット10の各種部材を収納する。
前ケーシング16aは、水平面に対して傾斜する。この例において、前ケーシング16aは、下方に向かうにつれて厚みを増すように傾斜している。前ケーシング16aの傾斜角度Θ1は、例えば、取付面12に対して20°程度(10°以上30°以下)である。
底ケーシング16bは、前ケーシング16aの下端から取付面12に向かって延びる。底ケーシング16bは、前ケーシング16aの下方に位置する。底ケーシング16bは、前方に向かうにつれて上方に上がるように傾斜している。底ケーシング16bの傾斜角度Θ2は、例えば水平面に対して0°よりも大きく20°以下である。
吐水ユニット10は、さらに延伸部13を備える。延伸部13は、取付面12から後方に向かって延伸し、筒状に形成される。ホース60は延伸部13の内部に挿入され、接続部14(図8参照)に接続される。
次に、図3Cに示すように、吐水口11aは底ケーシング16bの左右方向において右側に設けられる。照射口70およびネジ開口部15は、底ケーシング16bの左右方向において吐水口11aよりも中央側に設けられる。
次に図4を参照して被取付部材6に取り付けられた第一固定部材20と第二固定部材30を説明する。図4は、実施形態に係る水栓装置1の第一固定部材20および第二固定部材30が被取付部材6に取り付けられた状態を示す側面図である。
図4に示すように、第一固定部材20は、被取付部材6の前方側に設けられ、上方側に吐水ユニット10を固定する際に吐水ユニット10を引っ掛ける引掛部25が設けられ、下方側に吐水ユニット10と第一固定部材20とをネジで締結し固定するための締結部26を有する。締結部26は、ネジを挿入することができる締結穴27を有する。
第二固定部材30は、被取付部材6の後方側に設けられ、第一固定部材20側から挿入されたネジ80によって、第一固定部材20と連結される。第一固定部材20と第二固定部材30は、被取付部材6を挟むように連結されるため、第一固定部材20および第二固定部材30を被取付部材6に取り付けることができる。
次に、図5および図6を参照し、吐水ユニット10の第一固定部材20への固定方法を説明する。図5は、実施形態に係る水栓装置1の吐水ユニット10を第一固定部材20の引掛部25に引っ掛ける様子を示す断面図である。図6は、第一固定部材20にネジ固定された吐水ユニット10を示す断面図である。なお、図5および図6は、説明を簡略化するために第二固定部材30を取り外した状態で説明する。
図5に示すように、吐水ユニット10は、吐水ユニット10の上方側に第一固定部材20の引掛部25と係合する係合部17を有する。係合部17は、引掛部25が吐水ユニット10内に挿入することができる空間を有している。
図6に示すように、第一固定部材20の引掛部25に吐水ユニット10を引っ掛けた状態において、延伸部13は、第一挿入穴28(図5参照)および開口6a(図5参照)に挿入される。
引掛部25と係合部17の係合が完了した後は、第一固定部材20の下方側に設けられる締結部26の締結穴27に吐水ユニット10のネジ開口部15からネジが挿入され、挿入されたネジを締結穴27に螺合させる。こうすることで、吐水ユニット10は、第一固定部材20に固定される。
次に、図7を参照して第一固定部材20について説明する。図7は、実施形態に係る水栓装置1の第一固定部材20の正面図である。
図7に示すように、第一固定部材20は、外形が矩形状に形成されている。さらに、第一固定部材20は、延伸部13(図6参照)やホース60(図8参照)を挿入することができる円形状の第一挿入穴28と、第二固定部材30とネジで連結させるための固定穴22を有する。固定穴22は、第一固定穴23と第二固定穴24とからなる。
第一固定穴23と第二固定穴24は、第一挿入穴28を挟むように設けられ、矩形状に形成された第一固定部材20の対角領域Aに設けられる。対角領域Aは、矩形状に形成された第一固定部材20の対角線状の領域だけではなく、対角線の周辺の領域をいう。具体的には、第一挿入穴28が真円である場合、矩形状のそれぞれの辺を3分割し、矩形状の角を含む領域である。
第一固定穴23と第二固定穴24は所定の強度が必要となり、その強度を保つだけの距離(第一固定穴23および第二固定穴24から第一固定部材20の外方側)が必要になる。第一固定穴23と第二固定穴24を第一固定部材20の任意の場所に設けてしまうと強度を保つためだけに第一固定部材20が大型化してしまうが、第一固定穴23および第二固定穴24を対角領域Aすなわち第一固定部材20の空いている領域に設けることで、第一固定部材20が大型化することを防止しつつ強度を保つことができる。
次に、調整部21について説明する。調整部21は、被取付部材6の表面に沿う所定方向に対する取り付け向きを調整することができる。より具体的に、調整部21は、第一固定穴23と第二固定穴24である。第一固定穴23は、第二固定穴24よりも大きくかつ長穴形状に形成される。
第一固定穴23と第二固定穴24にはそれぞれネジが挿入されることになる。第二固定穴24は、挿入されるネジと略同径の丸穴である。一方、第一固定穴23は、長穴形状を有しており、長穴形状の短辺側の幅は、挿入されるネジと略同じ幅で、長辺側の幅は、挿入されるネジの幅よりも大きく形成される。したがって、第一固定穴23の長辺側方向に第一固定部材20またはネジをスライドすることができる。
さらに詳細に説明すると、第一固定穴23は、第二固定穴24を中心とする仮想的な円の円周に沿って延在する長穴形状を有する。第二固定穴24は挿入されるネジと略同径に形成されているため、第二固定穴24を第一固定部材20の支点(回転中心)とし、第一固定穴23の範囲内において回転方向すなわち円周方向に第一固定部材20またはネジをスライドさせることができる。
第二固定穴24を第一固定部材20の支点(回転中心)とすることで、第一固定部材20またはネジのスライド方向を円周方向に制限することができ、取り付け向きの調整を容易にすることができる。
次に、図8を参照して第二固定部材30について説明する。図8は、実施形態に係る水栓装置1を被取付部材6の後方側から見た図である。図8に示すように、第二固定部材30は、第一固定部材20側から挿入されたネジと螺合する第三固定穴31と第四固定穴32を有し、第三固定穴31と第四固定穴32とがそれぞれのネジと螺合することで、被取付部材6に取り付けられる。
被取付部材6に吐水ユニット10が固定された状態において、第二固定部材30に設けられる第二挿入穴33には、ホース60や延伸部13が挿入されている。ホース60は、被取付部材6の後方側から延伸部13の内部を通って、吐水ユニット10の接続部14に接続される。
また、被取付部材6は、被取付部材6の後面に第二固定部材30の固定位置を位置決めする位置決め部40を有する。位置決め部40は、第二固定部材30を水平に位置決めするための水平方向リブ41と、第二固定部材30を垂直に位置決めするための垂直方向リブ42とを有する。
第二固定部材30は、水平方向リブ41と垂直方向リブ42の各々に接触することで被取付部材6に対して位置決めされる。このように、第二固定部材30を位置決めすることで、第二固定部材30の取付位置を基準とすることができ、第一固定部材20を水平と垂直がとれた第二固定部材30を基準に調整することができ、調整が容易になる。
被取付部材6に対してメイン水栓7と吐水ユニット10が取り付けられる例を挙げて説明したが、吐水ユニット10だけであってもよい。
吐水ユニット10の吐水形態として、噴霧吐水の例を挙げて説明したが、必ずしも噴霧吐水であることは要しない。同様に吐水ユニット10から吐水される水が次亜塩素酸水である例を挙げて説明したが必ずしも次亜塩素酸水であることは要せず、水道水であってもよい。
第一固定穴23の一形態として、第二固定穴24よりも大きく長穴形状である例を挙げて説明したが、必ずしも長穴形状であることは要せず、第一固定穴23の範囲内でネジがスライドできればよい。例えば、第一固定穴23は、第二固定穴24よりも径が大きい丸穴形状としてもよい。
第二固定穴24の一形態として、第二固定穴24の大きさを挿入されるネジと略同径の例を挙げて説明したが、必ずしも略同径であることは要せず、第二固定穴24の範囲内でネジがスライドできるようにしてもよい。
対角領域Aの一形態として、第一固定部材20を正面から見た場合において、左上方側と右下方側の例を挙げて説明したが、対角領域Aは、右上方側と左下方側であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 水栓装置
2 キャビネット
3 扉
4 ボウル
5 排水口
6 被取付部材
7 メイン水栓
8 メインハンドル
10 吐水ユニット
11 吐水部
12 取付面
13 延伸部
14 接続部
15 ネジ開口部
16 ケーシング
17 係合部
20 第一固定部材
21 調整部
22 固定穴
23 第一固定穴
24 第二固定穴
25 引掛部
26 締結部
27 締結穴
28 第一挿入穴
30 第二固定部材
31 第三固定穴
32 第四固定穴
33 第二挿入穴
40 位置決め部
41 水平方向リブ
42 垂直方向リブ
50 スイッチ
60 ホース
70 照射口
80 ネジ
T 手洗い器

Claims (7)

  1. 水を吐水する吐水ユニットと、
    被取付部材に取り付けられ、前記吐水ユニットを前記被取付部材に固定する第一固定部材と
    を備え、
    前記第一固定部材は、
    前記被取付部材の表面に沿う所定方向に対する取り付け向きを調整する調整部を有し、
    前記調整部は、
    前記第一固定部材に対して対角線上に設けられた第一固定穴および第二固定穴を有し、
    前記第一固定穴は、
    前記対角線と交差する斜め方向に延びる長穴形状を有する
    ことを特徴とする水栓装置。
  2. 前記第一固定部材は、
    前記第一固定穴および前記第二固定穴に挿入されるネジを介して前記被取付部材に取り付けられ、
    前記第二固定穴の短辺側の幅は、挿入される前記ネジと略同じ幅であり、
    前記第二固定穴の長辺側の幅は、挿入される前記ネジよりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記調整部は、
    前記第一固定穴の内部において前記第二固定穴を支点として円周方向に前記ネジをスライド可能である
    ことを特徴とする請求項に記載の水栓装置。
  4. 前記被取付部材の後面に設けられ、前記第一固定部材と前記ネジを介して連結される第二固定部材をさらに備え、
    前記第二固定部材は、
    前記被取付部材の後面に設けられる位置決め部と接触することで前記被取付部材に対して位置決めされる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の水栓装置。
  5. 前記位置決め部は、
    前記第二固定部材を水平に位置決めするための水平方向リブと、
    前記第二固定部材を垂直に位置決めするための垂直方向リブとを有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の水栓装置。
  6. 前記第一固定部材は、
    矩形上の外形と、
    前記吐水ユニットを挿入するための挿入穴と、
    を有し
    記第一固定穴および前記第二固定穴は、
    前記挿入穴を挟むように前記対角線上に設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の水栓装置。
  7. 前記被取付部材は、前記吐水ユニットから吐水された水を受けるボウル部の後端側から立ち上がっており、
    前記第一固定部材は、前記被取付部材に取り付けられた状態における上辺に、前記吐水ユニットを引っ掛ける引掛部を有し、
    前記引掛部は、前記上辺に対して平行に延びる
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の水栓装置。
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