JP6732273B2 - 管雄ネジローリング加工方法、ローリングヘッド、設備、モジュールと管雄ネジ生産線及びその製品 - Google Patents

管雄ネジローリング加工方法、ローリングヘッド、設備、モジュールと管雄ネジ生産線及びその製品 Download PDF

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Description

本発明は、鋼管又は中空ブランクに、特に普通鋼管に管雄ネジローリング加工を行う方法、ローリングヘッド、設備、モジュール及び管雄ネジ生産線に関わるものであって、また、上記の加工方法、モジュールヘッド、設備、モジュール及びと管雄ネジ生産線によって外面がプリ成型ネジである製品を提供するものであり、また、本発明は、ネジ、特に管雄ネジ、加工機械領域に属すものである。
ローリング管雄ネジは、切削管雄ネジに比して質量が安定でシール性能が良く機械連続強度が高い等の著しい利点があり、益々人々に重視されている。しかしながら、従来の一般鋼管の外径と壁厚等のパラメータは、切削プロセスの要求によって制定されており、ローリングプロセスに対して外径が大きくかつ一定の真円度がある、両者が管ネジローリングの二つ最大問題を構成する。従来技術には、外径が大きくなるようにするのは、例えば軸方向に円錐面又は円柱面をプレスする方法、又は径方向ローリング直径縮小、又はローリング要求に符合する中径管を用いる方法によって実現されるものであり、不規則の真円度の問題は、従来採用される方法が特許CN1251820Cに掲示の軸方向プレス円錐面、又は特許CN2582780Yに掲示の先にカッターで鋼管加工管雄ネジ部分から完璧な円錐面を切削してから錐管雄ネジローリングを行う加工プロセスである。
軸方向プレスには、設備が複雑で鋼管が損傷する等の問題が存在し、先にカッターで鋼管加工管雄ネジ部分に円錐面を切削すれば、例えばワークとカッターの同心度要求等の工作機械に対する加工精度が高く、管網現場で装着されにくく、亜鉛めっき鋼管の表面亜鉛層を破壊しやすくなっている。よって、市場で新たな管雄ネジ加工プロセス及び構造設計が合理になって適用性が良い管雄ネジ加工設備が必要になる。
本発明は、適用性が強い管雄ネジのローリング加工方法、モジュール、設備及びそのローリング加工生産線を提供することを目的としている。具体的には、従来の標準外径と真円度を備える一般鋼管をブランクとし、金型プレス又はカッター切削円錐面を採用しない予備プロセスを採用せず、本発明に係るプリ成型ローリングで予備プロセスを完成し、更にネジローリング加工成形管雄ネジを介した方法、モジュール、設備及びそのローリング加工生産線を提供する。また、上記の加工方法、モジュールヘッド、設備、モジュール及びと管雄ネジ生産線によって外面がプリ成型ネジである製品を提供するものである。
本発明の一形態は、第一ローリング輪組と第二ローリング輪組で中空ブランクを順にローリング加工する管雄ネジのローリング加工方法であって、前記第一ローリング輪組は、少なくとも円周方向に配置された三つの第一ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも円周方向に配置された四つの第一ローリング輪を含み、前記第二ローリング輪組は、少なくとも円周方向に配置された二つの第二ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも円周方向に配置された三つの第二ローリング輪を含み、前記第一ローリング輪は、プリ成型ネジがあるローリング輪であり、前記第二ローリング輪は、外面が管雄ネジ成型部分を有し、前記ローリング加工方法は、前記第一ローリング輪組が前記中空ブランクの外面をネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面にローリング加工する第一ステップと、前記第二ローリングが第一ステップによって加工された前記中空ブランクの外面を再びローリングして管雄ネジをローリング形成する第二ステップと、を備え、前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪の数のうち一方が奇数であると、他方が偶数であり、前記プリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなっている管雄ネジのローリング加工方法を提供する。
好ましい実施例においては、前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数が前記第二ローリング輪組における第一ローリング輪の数よりも多くなっている。
同じく好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、比較的に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジであり、プリ成型ローリング輪の寿命の延長に寄与する。
更に好ましくは、前記第一ステップによって加工された前記中空ブランクが、外面のねじ山の表面粗度Raは0.125より小さくて、表面硬度は20%〜100%高まって、真円度は10%〜50%下がり、特に好ましくは、ブランクのコーティングを維持する。
本発明に係る管雄ネジローリング方法は、円錐管雄ネジを加工すると、前記第一ステップによって加工する前、いかなる処理工程も必要ない(中空ブランクに対して外面取り処理も必要ない)、プロセスを簡単になり、ネジがローリングによって形成され、特に亜鉛めっき鋼管の表面亜鉛層について、ブランクの表面を維持して強化し、材料を節約して環境を保護し、切削加工不要を実現されることになり、従来現場に採用する切削管雄ネジのプロセスのステップに同じになる。
一つの好ましい実施例においては、前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪は、環形ローリング輪であり、前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪は、螺旋ローリング輪である。
もう一つの好ましい実施例においては、前記中空ブランクの真円度が100umよりも大きくなっている。
もう一つの好ましい実施例においては、前記第一ローリング輪組と前記第二ローリング輪組のローリング加工方式は、a、前記第一ローリング輪組と前記第二ローリング輪組のローリング加工方式が何れも軸方向ローリングであること、b、前記第一ローリング輪組のローリング加工方式が径方向ローリングであり、前記第二ローリング輪組のローリング加工方式が軸方向ローリングであること、c、前記第一ローリング輪組のローリング加工方式が軸方向径方向混合ローリングであり、前記第二ローリング加工方式が軸方向ローリングであること、のうち何れか一つである。
特に、前記ローリング方法が2寸以下の中空ブランク上に管雄ネジを加工するために用いられると、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数及び前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が何れも15個を超えておらず、好ましくは3、4、5、6、7、8又は9個であり、或いは、2寸乃至4寸の中空ブランク上に管雄ネジを加工するために用いられると、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数及び前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が何れも19個を超えておらず、好ましくは、4、5、6、7、8、9、10又は11個であり、或いは、4寸以上の中空ブランク上に管雄ネジを加工するために用いられると、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数及び前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が何れも35個を超えておらず、好ましくは、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20個である。
本発明の好ましい実施例においては、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数の差が1乃至11個であり、好ましくは、1、3、5又は7個である。
本発明の一般実施例においては、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が4個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が5、7、9、又は11個であり、或いは、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が5個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が6、8、10、又は12個である。
本発明の特に好ましい実施例においては、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が4個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が3個であり、或いは、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が5個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が4個であり、或いは、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が5個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が4個であり、或いは、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が6個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が5又は3個であり、或いは、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が7個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が6又は4個個であり、或いは、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数が8個であり、前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数が7、5、又は3個である。
他方、前記第一ローリング輪組が前記中空ブランク上の加工される前記管雄ネジ部分の外面をネジ付きの円錐面にローリング加工すると共に、前記円錐面のテーパを2°〜12°にし、好ましくは、3°30’’〜 8°30’’にする。
特に好ましい実施例においては、前記第一ローリング輪は、(a)外面がプリ成型ネジのある円柱形又は円錐形又は円柱円錐混合面ローリング輪であること、(b)前記ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなり、好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、更に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジであり(c)その軸線が加工される中空ブランクの軸線と共に垂直方向に対して9度以下のオフセットを有し、(d)それが所在のローリング輪座との間に自由運動できる隙間があることのうち少なくとも一つを備える。
更に好ましくは、前記第一ローリング輪は、円錐形ローリング輪であると共に、プリ成型ネジを有し、その軸線が加工される中空ブランクの軸線と共に垂直方向に対して9度以下のオフセットを有する、好ましくは、3度以下のオフセットを有する。
前記ローリング輪組におけるローリング輪は、環形ローリング輪又は螺旋ローリング輪であり、好ましくは、第一ローリング輪組におけるローリング輪は、環形ローリング輪であり、第二ローリング輪組におけるローリング輪は、螺旋ローリング輪であり、環形ローリング輪がネジ山を位置に決めやすくて、螺旋ローリング輪が円度校正と管雄ネジ成型に有利である。
本発明のもう一つの形態は、プリ成型ローリング加工を介した中空ブランク外面に管雄ネジ成型ローリング加工を行うものであり、前記プリ成型ローリング加工とは、第一ローリング輪組で前記中空ブランクの外面をネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面にローリング加工するものであり、前記第一ローリング輪組は、少なくとも三つの円周に沿って配置された外面にプリ成型ネジがある第一ローリング輪でありを含み、好ましくは、少なくとも四つの円周に沿って配置された外面にプリ成型ネジがある第一ローリング輪を含み前記管雄ネジ成型ローリング加工は、第二ローリング輪組によって完成され、前記第二ローリング輪組は、少なくとも二つの円周に沿って配置された外面が管雄ネジ成型部分を有する第二ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも三つの円周に沿って配置された外面が管雄ネジ成型部分を有する第二ローリング輪を含み前記第二ローリング輪が管雄ネジ成型部分を有し、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数のうち一方が奇数であり、他方が偶数であり、好ましくは、前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数が前記第二ローリング輪組における第一ローリング輪の数よりも多くなり、前記プリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなり、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、更に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジである。
比較的に好ましくは、前記ローリング輪は、円錐形ローリング輪であると共に、プリ成型ネジを有し、その軸線が加工される中空ブランクの軸線と共に垂直方向に対して9度以下のオフセットを有する、好ましくは、3度以下のオフセットを有し、更に好ましくは、前記第一ローリング輪組が前記中空ブランク上の加工される前記管雄ネジ部分の外面をネジ付きの円錐面にローリング加工すると共に、前記円錐面のテーパを2°〜12°にし、好ましくは、3°30’’〜 8°30’’にする。
本発明の更にもう一つの好ましい実施例においては、少なくとも二つの円周方向に沿って配置されたローリング(81又は82)、第一ローリングホイール(60A又は70A)、第二ローリングホイール(60B又は70B)及び接続ピン軸(602又は702)を備えるローリングヘッドであって、前記ローリング輪の数が少なくとも三つであり、更に、前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールに互いに対応する径方向溝(71)、ワーク加工作動孔(704)及びピン軸孔(701)が設けられており、前記ローリング輪(81又は82)は、そのローリング輪軸(83)を介して前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイール上の径方向溝(71)と係合し、前記径方向溝(71)と前記ローリング輪(81又は82)の取付面が斜平面又は平面(703)であり、前記第一ローリングホイールと前記第二ローリングホイールとは、前記ピン軸孔(601又は701)と係合する接続ピン軸(602又は702)にて互いに接続固定され、同軸のようにローリングヘッドを構成すると共に、前記ローリング輪軸(83)が両端にそれぞれ互いに平行する斜平面又は平面(832a、832b)を有し、前記ローリング輪軸(83)が前記斜平面又は平面(832a、832b)を介して前記ローリングホイールの径方向溝(71)に装着され、前記ローリングの軸線と斜平面(832a、832b)とが夾角を構成する、ローリングヘッドを提供する。
好ましくは、前記夾角が9度よりも小さく、好ましくは、3度よりも小さい。
前記ローリングが螺旋ローリング輪であると、前記斜平面が平面であり、前記夾角が0度になる。
好ましくは、前記ローリング輪は、外面がプリ成型ネジであるのローリング輪であると共に、それと一体成型されたカッターを備える。
好ましくは、前記第一ローリング輪は、外面がプリ成型ネジであるの円錐形ローリング輪であると共に、前記プリ成型ネジであるの円錐形ローリング輪のテーパが2°〜12°であり、好ましくは3°30’’〜 8°30’’である。
特に更に良いローリング効果を得るために、本発明に係るローリングヘッドをプリ成型ローリングヘッドとして採用すると、前記ローリング輪は、環形ローリング輪であると共に、管雄プリネジ成型部分を有し、又は、本発明に係るローリングヘッドを管雄ネジローリングヘッドとして採用すると、前記ローリング輪は、環形ローリング輪であると共に、管雄プリネジ成型部分を有し、前記の場合は、前記ローリング輪の軸線と前記ワーク加工作動孔の軸線とが垂直方向に対して9度以下のオフセット角を有し、前記ローリング輪の表面に始め部分ネジが存在し、前記始め部分ネジとは、前記関係ローリング輪がネジローリング加工時に中空ブランクと先に接触したネジである。
前記第二ローリングヘッドにN個の環形ローリング輪があるとすると、その一つの環形ローリング輪Rを始めとし、同一の時計回り次のローリング輪Ri+1の始め部分ネジを、ローリング輪Rの始め部分ネジを基にし、ローリング輪Rの軸線方向に沿って元のネジ山型とピッチに応じて1/N個のピッチの距離だけ延びたネジとする。
特に好ましくは、本発明に係るローリングヘッドを管雄ネジローリングヘッドとして採用すると、前記ローリング輪は、螺旋ローリング輪であると共に、管雄プリネジ成型部分を有し、前記ローリングの軸線と斜平面(832a、832b)との夾角が0度になる。
もう一つの好ましいローリングヘッドの実施例においては、第一調節盤、第二調節盤及び調節盤ピン軸(762)を更に備え、前記第一調節盤と第二調節盤に互いに対応する位置決め取付盲穴(766)、弧形溝(762)、ワーク加工作動孔(764)及びピン軸孔(761)が設けられており、前記第一調節盤と第二調節盤は、前記位置決め取付盲穴(766)を介して同軸のように前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールの外側に取り付けられると共に、調節盤ピン軸(762)によって互いに接続され、ローリング輪軸(83)の延長部(833)が調節盤の弧形溝(762)に取付けられ、回動調節盤(76)がローリング輪軸を弧形溝(762)中に摺動するように駆動することで、ローリング輪軸(83)をローリングホイール(70)の径方向溝(71)中に径方向移動するように駆動すし、前記ローリング輪は、螺旋ローリング輪であると、前記斜平面は平面になる。
好ましくは、前記ローリングヘッドは、摺動ブロックを更に備え、前記ローリング輪軸の延長部が前記摺動ブロックの軸孔と係合し、前記摺動ブロック(836)を介して調節盤の弧形溝(762)中に取付けられ、回動調節盤(76)が摺動ブロックを弧形溝(762)中に摺動するように駆動することで、ローリング輪軸(83)をローリングホイール(70)の径方向溝(71)中に径方向移動するように駆動する。
又は、好ましくは、前記ローリングヘッドは、制御調節バー(122)を更に備え、前記制御調節バー(122)がローリングヘッドのローリング完成後の側の末端に取付けられ、ローリング過程において、中空ブランクが前記制御調節バー(122)に接触すると、前記制御調節バー(122)が光電誘導装置を作動させるように駆動し、前記第一調節盤と第二調節盤の回動を制御し、ローリングプロセスの起動と終了を制御する。
又は、好ましくは、前記ローリングヘッドは、機械頂バー(121)を更に備え、前記機械頂バー(121)がローリングヘッドのローリング完成後の側の頂部又は底部に取付けられ、ローリング過程において、中空ブランクが前記機械頂バー(121)に接触すると、前記機械頂バー(121)が光電誘導装置を作動させるように駆動し、前記第一調節盤と第二調節盤の回動を制御し、ローリングプロセスの起動と終了を制御する。
又は、好ましくは、前記第一ローリングホイールと第一調節盤又は前記第二ローリングホイールと第二調節盤の間に相対回動位置角度検出装置(123)が設けられる。
本発明は、図21、22、24、26及び図32に示すように、前記ローリングヘッドを少なくとも一つ備える管雄ネジローリング設備を更に提供する。
本発明は、少なくとも円周方向に配置された三つの第一ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも円周方向に配置された四つの第一ローリング輪を含み、外面にプリ成型ネジがある第一ローリング輪の第一ローリングヘッドと、少なくとも円周方向に配置された二つの第二ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも円周方向に配置された三つの第二ローリング輪を含み、管雄ネジ成型部分を有する第二ローリングヘッドとを備え、好ましくは、前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪の数のうち一方が奇数であると、他方が偶数であり、更に好ましくは、前記第一ローリング輪ヘッドにおける第一ローリング輪の数が前記第二ローリングヘッドにおける第一ローリング輪の数よりも多くなり、好ましくは、前記第一ローリング輪のピッチが前記第二ローリング輪のピッチと同じであり、前記第一ローリング輪のネジ山高さが前記第二ローリング輪のネジ山高さよりも小さくなり、好ましくは、前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪は、環形ローリング輪であり、前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪は、螺旋ローリング輪であり、好ましくは、前記第一ローリング輪は、外面がプリ成型ネジであるの円錐形ローリング輪であると共に、前記プリ成型ネジであるの円錐形ローリング輪のテーパが2°〜12°であり、好ましくは3°30’’〜 8°30’’である。
本発明は、前記第一ローリングヘッド及び第二ローリングヘッドは、一体に組合わせられており、前記第一ローリングヘッド及び第二ローリングヘッドは、加工される中空ブランクと同軸に設置され、前記第一ローリングヘッドが管雄ネジ加工始めに近い側に設置される。管雄ネジローリング加工モジュールを提供しており、好ましくは、前記第一ローリングヘッドは、それと対応の第一ローリングホイール(70A)、第二ローリングホイール(70B)及び接続ピン軸(763)を備え、前記第一ローリングホイール(70A)と第二ローリングホイール(70B)に互いに対応の径方向溝(71)、ワーク加工作動孔(704)及びピン軸孔(701)、前記ローリング輪(81又は82)は、ローリング輪軸(83)を介して前記第一ローリングホイール(70A)と第二ローリングホイール(70B)の径方向溝に係合し、前記径方向溝(71)と前記ローリング輪(81又は82)の取付面は、斜平面又は平面(703)であり、前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールとは、前記ピン軸孔と係合する接続ピン軸を介して互いに接続固定あれ、同軸のようにローリングヘッドを構成し、前記ローリング輪軸(83)は、両端に互いに平行する斜平面は平面(832a、832b)を有し、前記ローリング輪軸(83)は、前記斜平面は平面(832a、832b)を介して前記ローリングホイールの径方向溝(71)に取付けられ、前記ローリングの軸線と斜平面は平面(832a、832b)とが夾角を構成し、前記夾角が9度よりも小さく、好ましくは3度よりも小さく、前記ローリングが螺旋ローリング輪であると、前記斜平面が平面であり、前記夾角が0度になり、前記第一ローリングヘッドは、機械頂バーを更に備え、前記機械頂バーがローリングヘッドのローリング完成後の側の頂部又は底部に取付けられ、そして、前記第二ローリングヘッドは、それと対応の第一ローリングホイール、第二ローリングホイール及び接続ピン軸を更に備え、前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールに互いに対応の径方向溝、ワーク加工作動孔及びピン軸孔が設けられ、前記ローリング輪は、そのローリング輪軸を介して前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールの径方向溝と係合し、前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールとは、前記ピン軸孔と係合する接続ピン軸を介して互いに接続固定され、同軸のようにローリングヘッドを形成し、前記第二ローリングヘッドは、前記第二ローリングヘッドのローリング完成後の側の末端に取付けられる制御調節バーを更に備える。
前記第一ローリングヘッドと第二ローリングヘッドとは、同軸のように設置される。
特に好ましくは、前記第一ローリングヘッドは、それと対応の第一調節盤、第二調節盤及び調節盤ピン軸を備えており、前記第一調節盤と第二調節盤に互いに対応の位置決め取付盲穴、弧形溝、ワーク加工作動孔及びピン軸孔が設けられており、前記第一調節盤と第二調節盤は、前記位置決め取付盲穴を介して同軸のように前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールの外側に取り付けられると共に、調節盤ピン軸によって互いに接続され、前記ローリング輪軸の両端は、前記斜平面は平面の外側に延長部を更に備え、前記ローリング軸の延長部が調節盤の弧形溝中に取付けられ、回動調節盤がローリング輪軸を弧形溝中に摺動するように駆動することで、ローリング輪軸をローリングホイールの径方向溝中に径方向移動するように駆動し、前記ローリングが螺旋ローリング輪であると、前記斜平面が平面である。
前記第二ローリングヘッドは、それと対応の第一調節盤、第二調節盤及び調節ピン軸を更に備え、前記第一調節盤と第二調節盤に互いに対応の位置決め取付盲穴、弧形溝、ワーク加工作動孔及びピン軸孔が設けられており、前記第一調節盤と第二調節盤は、前記位置決め取付盲穴を介して同軸のように前記第一ローリングホイールと第二ローリングホイールの外側に取り付けられると共に、調節盤ピン軸によって互いに接続され、前記ローリング輪軸の両端は、調節盤の弧形溝中に取付けられ、回動調節盤がローリング輪軸を弧形溝中に摺動するように駆動することで、ローリング輪軸をローリングホイールの径方向溝中に径方向移動するように駆動する。
本発明のもう一つの管雄ネジローリング加工モジュールの実施例においては、前記管雄ネジローリング加工モジュールは、第一ローリングヘッド座、第二ローリングヘッド座、変速装置及び動力電機を更に備え、前記第一ローリングヘッド座に前記第一ローリングヘッドが固定装着され、前記第二ローリングヘッド座に前記第二ローリングヘッドが固定装着され、前記変速装置の入力主軸が前記動力電機の出力主軸と機械的に係合し、前記変速装置の出力主軸が第一ローリングヘッド座及び第二ローリングヘッド座と同時に機械的に係合し、動力電機は、変速装置を介して前記第一ローリングヘッド座及び第二ローリングヘッド座を回転するように駆動し、第一ローリングヘッド及び第二ローリングヘッドを回転するように駆動する。
好ましくは、前記変速装置出力主軸は、前記第一ローリングヘッド座及び前記第二ローリングヘッド座との機械的係合方式がウォームとウォームホイールの係合であり、前記ウォームは、その一端が前記変速装置の出力軸と機械的に係合し、他端が第一ウォームホイール及び第二ウォームホイールと係合し、前記第一ウォームホイール及び第二ウォームホイールの中心にそれぞれ前記第一ローリングヘッド座及び前記第二ローリングヘッド座が設けられている。更に好ましくは、少なくとも一つの第三ウォームホイール及びそれに取付けられた加工工具ヘッド座を更に備え、前記加工工具ヘッド座にはキー溝を介してテーパ切削加工工具、ブランク校正工具、端面加工工具及びネジ表面加工工具のうち一方が取付けられている。
上述のもう一つの管雄ネジローリング加工モジュールには、前記第一ローリングヘッド又は第二ローリングヘッドのうち任意一つ又は複数のローリング輪の末端に、前記動力電機の作動を制御するための光電誘導装置が設置される。
本発明は、上記のローリング加工モジュールを少なくとも一つ備える管雄ネジローリング設備を備え、ベース、動力電機、ワーククランプ装置、電機制御装置、及び変速装置を更に備え、前記ベースには、前記動力電機、前記電機制御装置、前記ワーククランプ装置及び前記管雄ネジローリング加工モジュールが設けられており、前記動力電機と前記ワーククランプ装置とは、前記変速装置介して互いに接続し、前記動力電機は、電機制御装置の制御で、前記変速装置を介して前記ワーククランプ装置によって挟持される中空ブランクを回転するように駆動し、前記ワーククランプ装置によって挟持される中空ブランクと前記管雄ネジローリング加工モジュールとが相対ローリング回転運動を発生するようにする。
本発明のもう一つの管雄ネジローリング加工設備の実施例においては、上記のローリング加工モジュールを少なくとも一つ備える管雄ネジローリング設備を備え、ベース、動力電機、ワーククランプ装置、電機制御装置、及び変速装置を更に備え、前記ベースには、前記動力電機、前記電機制御装置、前記ワーククランプ装置及び前記管雄ネジローリング加工モジュールが設けられており、前記動力電機と前記ワーククランプ装置とは、前記変速装置介して互いに接続し、前記動力電機は、電機制御装置の制御で、前記変速装置を介して管雄ネジローリング加工モジュールにおける第一ローリング輪および/または第二ローリング輪回転するように駆動し、前記ワーククランプ装置によって挟持される中空ブランクとが相対ローリング回転運動を発生するようにし、好ましくは、動力装置、第一クランプ型座、第一クランプ型、第二クランプ型、クランプフレームを備え、前記動力装置と前記第一クランプ型座接続し、前記第一クランプ型は、第一クランプ型座に固定装着され、前記動力装置、前記第一クランプ型および前記第一クランプ型はクランプフレームの内の側に取付けられ、前記第一クランプ型はクランプフレームの他端に取付けられ、前記動力装置の制御で、前記第一クランプ型座が前記第一クランプ型の移動するように駆動し、前記第二クランプ型と合わせ、中空ブランクを挟持固定され、好ましくは、前記第一クランプ型と前記第二クランプ型とは対応する位置にそれぞれ互いに第一半円柱形内腔と第二半円柱形内腔が設けられ、好ましくは、少なくとも前記第一半円柱形内腔と前記第二半円柱形内腔との内面とは二つの突起の円弧形体であり、前記円弧形体のラジアンが挟持される中空ブランクのラジアンと基本的に同じであり、前記動力装置の制御で、前記第一クランプ型座が前記第一クランプ型の移動するように駆動し、前記第二クランプ型と合わせ、中空ブランクを挟持固定される。
更に好ましくは、前記第二クランプ型が、前記クランプフレームと固定的に係合し、又は、前記第一クランプ型と移動的に係合し、前記第一クランプ型と前記第二クランプ型が相対の径方向の移動をするように駆動する。
更に好ましくは、前記動力装置が油圧装置であり、前記第一クランプ型と前記第二クランプ型の材料が塑性材料である。
本発明は、上述のローリング加工モジュールを備え、前記第一ローリングヘッドと第二ローリングヘッドとは、各々独立したローリング設備に取付けられ、順に前記第一ローリングヘッドと第二ローリングヘッドを採用して中空ブランクをローリング加工する、管雄ネジ生産線を提供する。
日本特許JP6039470には、中空円柱ブランク上に双円錐面を径方向ローリングする同時にワークを切削するローリング準備プロセスが掲示され、中国特許CN102423789Aには、径方向ローリングによる直径縮小のローリング準備プロセスが掲示されているが、上記の両特許が解決しようとする課題は、僅か鋼管中空ブランク円錐面の形成又は中空ブランクの直径縮小に過ぎず、後続ローリングに対する真円度の影響に関する課題が解決されていなかった。沢山の失敗経験、その分析及び研究発見により、鋼管の外径、真円度、壁厚、及びその均一度、材料、溶接品質、鋼管残留応力等の影響によって、実践において特に真円度が国家標準に符合するが100umよりも大きい鋼は、(双)円錐面を径方向ローリングした後又は径方向ローリング直径縮小した後、その真円度が30%〜100%増加することを見出したことになり、管雄ネジローリング加工を継続すると、特に鍛接管及び薄壁管は、その真円度が更に増加するので、後続の管雄ネジローリング加工プロセスがよく失敗し、従来の一般鋼管(特にウェルド鍛接管)上に管雄ネジを直接ローリングすることが困難になり、特に円錐管雄ネジをローリングすることが困難になった。
本発明は、10年以上の試験とまとめ、分析及び研究発見により、プリローリングにて形成された中空ブランク開口外径、テーパ、長さ及びプリ成型ネジのネジ山高さとネジ山型が後続のネジ山型、長さ精度及びネジ山高さの両ステップの間の関係が掲示され、プリ成型ネジ、前記プリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなり、好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、更に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジであるの結論とデータ、プリ成型ネジの山型とローリング輪の寿命の関係、前後の両ローリング固定におけるローリング輪の数の奇数と偶数の相違を採用し、特に好ましくプリローリング輪の数が管ネジ成型ローリング輪の数よりも多い思想を採用し、前後ローリングプリ成型ネジのピッチが管雄ネジのピッチと同じであり、ネジ山高さとネジ山型が違うにより、プリネジ山高さとネジ山型を制御し、プリ成型ローリング過程においてローリング輪が徐々に中空ブランクに接触し、中空ブランクの残留応力の徐々に開放され、(鋼管)中空ブランクの元の残留曲率範囲が徐々に減少し、中空ブランクローリング部分の断面が元の無規則多角形から制御可能な一定の楕円度を有する円柱形又は円錐形又は円柱円錐混合形にローリング成型されることになる。
該有規則の中空ブランクは、後続のネジローリング要求に符合し、試験により、且つその真円度が10%〜35%増加することを見出したことになり、一方、管ネジ成型ローリング輪の数とプリ成型ローリング輪の数が奇数と偶数で異なるようにする方案は、管雄ネジローリング輪をローリングする同時に中空ブランクの残留応力を更に開放され、(鋼管)中空ブランクの元の残留曲率範囲が更に減少し、螺旋ローリング輪が円度校正及び管雄ネジ成型の両機能を持つものであり、一定の楕円度を有する円柱形又は円錐形又は円柱円錐混合形のローリン部部分が更に要求に符合する管雄ネジにローリング成型されことになり、管雄ネジのローリングを解決し、特に溶接管及び薄壁管がローリング初期に真円度増加によって変形し、ローリングが失敗する問題を解決し、中空ブランクの真円度の適用性を大きく拡大する。
従来のウェルドシームレス鋼管、厚壁及び薄い壁の中空ブランクに適用されるのみならず、柔らかい各々の壁厚の銅管又はアルミ合金管等の他の金属中空ブランクに適用されることになり、異なる中空ブランクの外径公差、降伏強度、弾性率及び管雄ネジローリング時に弾塑性変形力に対する計算によって、プリ成型ローリング輪の径方向位置及びテーパ、ローリング回数と時間、ローリング輪の数と螺旋線の長さ、ブランクの残留応力と弾塑性変形及びその必要なローリング力を制御し、前後ローリングプリ成型ネジのピッチが管雄ネジのピッチと同じであり、ネジ山高さとネジ山型が違い、管ネジ成型ローリング輪の数、形式及びローリング方式と合わせて、ローリング設備を簡素化し、終にローリング管雄ネジ製品の合格率が99%以上になり、ローリング管ネジ技術の実用性を大きく増強している。
本発明は、市場の95%の普通鋼管(中空円柱ブランク)の真円度に対するローリング管雄ネジプロセスの要求が大きく低減し、円錐面をプレスと開口内外面取り切削加工プロセスを省略し、ブランクの表面を維持して強化し、材料を節約して環境を保護し、ローリング設備が簡素化し、従来の管雄ネジ加工に100%採用されたカバーステップと基本的に一致する加工方法が実現されることになり、無切削加工プロセスを安定的に実現されることになる。同時に、従来のローリング管雄ネジ製品に比して、その製品の応力分布が更に合理になり、品質が更に良くなっている。以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら本発明の目的、技術案及び効果を説明する。
従来技術中の一種類のローリング管雄ネジプロセスである。 図1aは、従来のローリング管雄ネジ技術にて完璧な円錐面をローリングするプロセス概略図である。図1bは、従来のローリング管雄ネジ技術にて完璧な円錐面を切削するプロセス概略図である。図1cは、図1aと1bの、円錐面をローリング又は切削してから軸方向に管雄ネジをローリングする過程のプロセス概略図である。 本発明に係る一つの径方向プリ成型ローリングプロセスの実施例である。 図2aは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円柱面のプロセス概略図である。図2bは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円錐面のプロセス概略図である。 本発明に係る一つの軸方向プリ成型ローリングプロセスの概略図である。 図3aは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円柱面のプロセス概略図である。図3bは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円錐面のプロセス概略図である。図3cは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円柱と円錐の混合面プロセス概略図である。 本発明に係る一つの軸方向と径方向の混合方向にローリングするプリ成型ローリングプロセスの概略図である。 図4aは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円柱面のプロセス概略図である。図4bは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円錐面のプロセス概略図である。図4cは、プリ成型ローリングにて形成されたネジ付きの円柱と円錐の混合面プロセス概略図である。 図2、図3、図4のプリローリング後の中空ブランク上に軸方向に管雄ネジをローリングして形成するプロセス概略図である。 図5aは、プリローリング後の外面にネジがある円柱面の中空ブランクに標準管ネジ成型ローリングを行うプロセス概略図である。図5bは、プリローリング後の外面にネジがある円錐面の中空ブランクに標準管ネジ成型ローリングを行うプロセス概略図である。図5cは、プリローリング後の外面にネジがある円錐面と円錐面の混合面の中空ブランクに標準管ネジ成型ローリングを行うプロセス概略図である。図5dは、図5a、図5b、図5cの中空ブランク管雄ネジ成型ローリングを完成した概略図である。 本発明に係る五つのローリング輪のプリ成型ローリングヘッドの実施例である。 図6aは、プリ成型ローリングヘッドの五つのローリング輪の分布概略図である。図6bは、ローリングホイールのみがあるローリングヘッド中にプリネジがあるプリ成型ローリング輪を装着した一実施例の構造概略図である。 本発明に係る四つのプレ成型ローリングヘッド輪の構造概略図である。 図7aは、本発明に係る一つの円錐形プリ成型ローリングヘッド輪の構造概略図である。図7bは、本発明に係る一つの一体式の円柱面プリ成型ローリングヘッド輪の構造概略図である。図7cは、本発明に係る一つのプリ成型ローリング輪とカッターが別体の構造概略図である。図7dは、本発明に係る一つのプリ成型ローリング輪とカッターが一体の構造概略図である。 本発明に係る、図6と合わせるローリングホイールと調節盤がある、四つのローリングヘッドの管ネジ成型ローリングヘッドの実施例である。 図8aは、管ネジ成型ローリングヘッドの四つのローリング輪の分布概略図である。図8bは、調節盤とローリングホイール付きのローリングヘッド中に管ネジ成型ローリング輪を装着した一実施例の構造概略図である。 本発明に係る、四個の環形ローリング輪を備える管ネジ成型ローリングヘッドの実施例における夫々の環形ローリング輪の始め部分ネジ821、822、823、824を示す位置分布概略図である。 本発明に係る光電誘導機械装置が配置されたローリングホイールのみがある軸方向ローリングのローリングヘッドの実施例である。 図10のローリングヘッド中における、六個のローリング輪を備えるローリングホイールの構造概略図である。 図11aは、ローリングホイールの正面図である。図11bは、図11aの側面図である。 図10のローリングヘッドにおけるローリング輪軸の構造と取付概略図である。 図12aは、ローリングホイールの正面図である。図12bは、図12aの平面図である。図12cは、図12aの側面図である。図12dは、図12aのローリング輪軸と中空円柱ブランク軸線が垂直方向に対して夾角δがあるように設置された概略図である。図12eは、もう一つのローリングホイールの正面図である。図12fは、図12eの平面図である。図12gは、図12eの側面図である。図12hは、図12eのローリング輪軸と中空円柱ブランク軸線が垂直方向に対して夾角δが0度であるように設置された概略図である。 本発明に係る図10を基に更に調節盤の軸方向ローリングを含むローリングヘッド実施例の構造概略図である。 図13のローリングヘッド中における、六個のローリング輪を備えるローリングホイールの構造概略図である。 図14aは、ローリングホイールの正面図である。図14bは、図14aの側面図である。 図13におけるローリングヘッド中の調節盤の構造概略図である。 図15aは、調節盤の正面図である。図15bは、図15aの側面図である。 図13のローリングヘッドにおけるローリング輪軸の構造と取付概略図である。 図16aは、ローリング輪軸の正面図である。図16bは、図16aの平面図である。図16cは、図16aの側面図である。図16dは、図16aのローリング輪軸と中空円柱ブランク軸線が垂直方向に対して夾角δがあるように設置された概略図である。図16eは、もう一つのローリングホイールの正面図である。図16fは、図16eの平面図である。図16gは、図16eの側面図である。図16hは、図16eのローリング輪軸と中空円柱ブランク軸線が垂直方向に対して夾角δが0度であるように設置された概略図である。 本発明に係るローリング輪構造、ローリング輪軸及びローリング輪軸座(摺動ブロック)が係り合う概略図である。 図17aは、本発明に係るローリング輪構造及びそれがニードルベアリングと係合する概略図である。図17bは、本発明に係るローリング輪、ニードルベアリングがローリング輪軸と係合する概略図である。図17cは、ローリング輪軸と係合するローリング輪座(摺動ブロック)の断面図である。 本発明に係るもう一つの光電誘導装置制御調節バー装置を含む軸方向ローリングのローリングヘッド実施例である。 本発明に係る一つの手動軸方向と径方向の混合ローリングのローリングヘッド実施例である。 本発明に係る図13と図18のプリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとが一体に組合うローリング加工モジュールを示す構造概略図である。 図13及び図18に示すローリングヘッドの管雄ネジ制作機の実施例である。 もう一つの二組の図20に示すローリング加工モジュールの管雄ネジ制作機の実施例である。 本発明に係る図10又は図13のローリング工具を備える一つの単動力又は多動力電機によって制御された回転ローリンヘッド座が前後に配置されたローリング加工モジュール構造概略図である。 図23aは、ローリング加工モジュールの正面図である。図23bは、図23aの平面図である。 図23のローリング加工モジュールを備えるローリング設備の構造概略図である。 本発明に係る一つの単動力電機のローリングヘッド座が平行に配置された加工工具組の構造概略図である。 図25aは、ローリング加工モジュールの正面図である。図25bは、図25aの平面図である。 本発明に係る図10又は図13のローリングヘッドを含むローリング設備実施例の概略図である。 図26aは、ローリング設備の正面図である。図26bは、図26aの平面図である。 本発明に係る図10又は図13のローリングヘッドを備える一つの単動力電機によって制御された回転ローリンヘッド座が前後に配置されたローリング加工モジュール構造概略図である。 図27aは、ローリング加工モジュールの正面図である。図27bは、図27aの平面図である。 図27に係る一つの実施例である。 図28に係る後続加工概略図である。 本発明に係る一つの図10と図13のローリングヘッド及び他の加工装置の十字架分布を含むローリング設備平面図である。 図30aは、ローリング加工モジュールの正面図である。図30bは、図30aの平面図である。 本発明に係る一つの図10又は図13又は図18又は図20のローリングヘッドを含む双頭円錐管雄ネジローリング生産線の構造平面図である。 本発明に係る一つの図10又は図13のローリングヘッドを含むローリング設備平面図である。 図32aは、本発明に係る一つ設備の正面図である。図32bは、図32aの平面図である。 本発明に係るウォームホイールとウォームで回転動力の伝達にてローリングヘッドを回転するローリングヘッド設備構造概略図である。 図33aは、本発明に係るウォームホイールで回転動力の伝達にてローリングヘッドを回転するローリングヘッド設備構造概略図である。図33bは、図33aを基に更にウォームを含むローリングヘッド構造概略図である。図33cは、図33bを基に更に調節盤を含むローリングヘッド構造概略図である。 本発明に係る図33aを基に更に調節盤の軸方向ローリングを含むローリングヘッド実施例の構造概略図である。 本発明の方法、モジュールヘッド、モジュール、設備及びと管雄ネジ生産線による加工されるプリ成型製品概略図である。 図35aは、本発明に係る一つの円柱形プリ成型製品である。図35bは、本発明に係る一つの円錐形プリ成型製品である。図35cは、本発明に係る一つの円柱円錐混合形プリ成型製品である。図35dは、図35aと図35b及び図35cの正弦線管ネジのネジ山型局部概略図である。 本発明に係る図26に示す管雄ネジローリング設備に使用できる一つのワーククランプ装置である。 図36に示すワーククランプ装置におけるクランプ型の半円柱形内腔概略図である。
以下、好ましい実施例を参照しながら本発明を説明し、以下の説明において、使用される用語は、公知公用の用語から選択されたものであり、しかしながら、一部の用語が出願人の判断により選択されたものであり、その意味が本発明に掲示の精神によって理解されるべきである。本文に使用の「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「水平」、「垂直」等の方向に関する表現は、あくまでも明細書に図示されたものに過ぎず、各装置及び部材に対する使用時の方向を限定するものではない。
用語の説明
用語「奇数と偶数で異なる」とは、加工順序における前後の任意の二つのローリング輪組において、一つのローリング輪組に含まれたローリング輪の数が奇数であれば、もう一つのローリング輪組に含まれたローリング輪の数が偶数であることを意味する。
真円度は、円形鋼管の断面に外径が異なる現象が存在し、即ち、必ずしも互いに垂直ではない最大外径と最小外径の差の絶対値が真円度である。真円度の存在のため、鋼管(中空ブランク)が実際に不規則の多角体である。
用語「斜平面」とは、ローリング輪軸線を基準水平面としてこの水平面に対する夾角(螺旋昇角)を有する平面である。
本発明に係る二つの線(仮にa線とb線にする)が「垂直方向」に対する角度を有し、XYZ三次元座標系には、a線とb線に対して平行する平面をXY平面にすれば、a線とb線がZ軸に沿ってXY平面に投射されることによる二つの線(a’線とb’線)の夾角は、「垂直方向」におけるa線とb線の角度である。例えば、ローリング輪の軸線と加工される中空ブランクの軸線とが垂直方向において9度以下のオフセット角を有するようになり、XYZ座標系には、ローリング輪の軸線と加工される中空ブランクの軸線との平行の平面をXY平面とすれば、ローリング輪の軸と加工される中空ブランクの軸線とがZ軸においてXY平面に投射されることによる二つの線の夾角が9度以下となる。
ネジ長さ精度:標準規定と検出される管ネジが自由に締め付けられ、ネジ開口が規定の第一、第二又は第三段階平面と平行程度にあり、第二段階と平行するのは、標準ネジ長さ精度であり、第一段階と平行するのは、標準長さ精度の上限であり、第三段階平面と平行するのは、標準ネジ長さ精度の下限である。
本発明に係る中空ブランクとは、冷たく成形加工された中空ブランクであり、鋼管、アルミ管、銅管等の金属管を備えるのみならず、管接手等の中空管状部分構造の金属ワークを備え、また、類似形状を備えると共に冷たく成形加工される他のプラスチック管材又はワークであってもよい。
本発明に係る管雄ネジとは、従来の国家標準又は国際標準又は企業標準又は実用的な管雄ネジである。本発明に係るプリ成型管雄ネジとは、プリ成型ネジのピッチが管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、プリ成型ネジのネジ山高さが管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなる。ローリング輪における管雄ネジ成型部分は、管雄ネジ対応の部分と同じであり、ネジの形、山高さ、ピッチ、ネジ山型も同じであり、外面が管雄ネジ成型部分を有するにより、中空ブランクの外面をローリングして管雄ネジをローリング形成することが当業者に公知の技術である。
本発明に係るプリ成型ローリングとは、外面がプリ成型管ネジを有するローリング輪で、環形ローリング輪も螺旋ローリング輪も、中空ブランク上にネジ付きの円柱又はネジ付きの円錐又はネジ付きの円柱円錐混合面をローリングするローリング過程である。ネジ付きの円柱又はネジ付きの円錐又はネジ付きの円柱円錐混合面とは厳密にいう面ではなく、特殊管ネジを有する表面であり、表面の形がプリ成型ローリング輪のネジの形に合い、全体的に円柱又は円錐又は円柱円錐混合面になる。プリ成型ネジとは、非標準管ネジであり、後続の管雄ネジの山型により、中空ブランク壁厚、外径、材料、真円度、ローリング輪の寿命にも決め、伝動用、密封用、または固定用の伝統的な管雄ネジではなく、糊付け、滑り、漏れ、引張り无効などの問題を解決するために設計されたものではない。従来の標準における普通管ネジ、米国製管ネジ、55度の国家標準管ネジ、60度の国家標準管ネジ、API及びAPIを基に改造した等の管雄ネジ山型と違い、ボールリードのスライド類似のネジであり、後続の管雄ネジローリング製品を変形しないように設計された非標準管ネジである。
前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなり、好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、比較的に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジである
更に好ましくは、前記第一ステップによって加工された前記中空ブランクが、外面のねじ山の表面粗度Raは0.125より小さくて、表面硬度は20%〜100%高まって、真円度は10%〜50%下がり、特に好ましくは、特に亜鉛めっき鋼管の表面亜鉛層について、ブランクの表面を維持して強化し、ブランクのコーティングを維持する。
本発明に係る「円柱円錐混合面」とは、同時に円柱面と円錐面の中空ブランク外面を備えること、又は、一つ又は複数の円柱面と一つ又は複数の円錐面とからなる外面であることである。
本発明に係る管ネジ成型ローリングとは、ローリング輪にてプリ成型後の中空ブランク上にローリングされた円柱又は円錐管ネジのローリング過程である。
本発明には、ある場合に説明の便宜のように、「第一ローリング輪組」又は「第一ローリングヘッド」にて行われるローリング工程を「プリ成型ローリング」といい、又は、「第一ローリング輪組」を「プリ成型ローリング輪組」といい、「第一ローリングヘッド」を「プリ成型ローリングヘッド」といい、「第二ローリング輪組」又は「第二ローリングヘッド」にて行われるローリング工程を「プリ成型ローリング」といい、又は、「第二ローリング輪組」を「管ネジ成型ローリング輪組」といい、「第二ローリングヘッド」を「管ネジ成型ローリングヘッド」というようになっている。しかし、このような記述は、本発明に記載の「第一ローリング輪組」又は「第一ローリングヘッド」にて実現される校正又はプリ成型の機能のみに限らず、「第二ローリング輪組」又は「第二ローリングヘッド」のみによって本発明に記述の技術効果を達成できることを示さない。
本発明に係るプリ成型ローリングヘッド構造と本発明に係る管ネジローリングヘッド構造とは、相同又は類似してもよい。
本発明に係るローリングヘッドが回動するが中空ブランクが回動しないこと、本発明に係るローリングヘッドが回動しないが中空ブランクが相対的に回動することは、切り替えることが可能になる。
本発明に係るローリング輪組とは、同一のローリング加工工程における複数のローリング輪の組み合わせである。これらのローリング輪は、ローリング加工プロセス中の具体的な設置方法が当業者に公知の技術にて設定されたものである(例えば<ネジ加工>の本、王先逵、機械工業出版社2008年出版)。このため、本発明に係る方法は、ある特定のローリング設備に限定されないものである。
本発明に係るローリングヘッドとは、中空ブランク上にローリング加工された、管雄ネジの更なる加工に適合する中間ブランクと管ネジ製品の装置であり、主体部分が管ネジをローリングするための複数のローリング輪及びローリング輪を支持又は固定するためのローリング輪座を備える。前記ローリング輪は、ローリング輪軸を介して前記ローリング輪座と係合すると共に、中空ブランクの回りに径方向に等分分布される。特定の場合、複数のローリング輪座が同一のホイールの構造に一体成型され、ローリングホイールを形成する。
本発明に係るローリング加工モジュールとは、複数のローリングヘッドの組合又は複数のローリングヘッドと他の加工工具の組合であり、各々のローリングヘッドは、完全独立したものであってもよく、全体構造内に設置されたものであり、前記他の加工工具は、テーパ切削加工工具、ブランク内校正工具、開口内外面取り切削加工工具、ネジ表面加工工具等を備える。
本発明に係る「軸方向と径方向の混合方向のローリング」又は「軸方向と径方向の混合ローリング」とは、ローリング過程においてローリング輪とブランクの相対運動が軸方向と径方向の同時運動を備えるものであり、該相対運動とは、ローリング輪と中空円柱ブランクが噛み合って回転するときにローリング輪で中空ブランクに対して螺旋昇角を発生することであり、又はローリング輪の軸線と中空円柱ブランクの軸線とが垂直方向に対してオフセットを発生する軸方向力によって、ローリング輪と中空円柱ブランクが相対の軸方向の移動を発生すると共に、ローリング輪が一定のプロセス要求に応じて径方向フィードしてローリングのプロセスを完成することである。径方向の相対運動速度が零になると、前記「軸方向にローリングする」又は「軸方向ローリング」になり、軸方向の相対運動速度が零になると、「径方向にローリングする」又は「径方向ローリング」になる。このため、軸方向ローリングと径方向ローリングとは、軸方向と径方向の混合ローリングの特例である。実際の軸方向ローリングと径方向ローリングの実現方法は、様々なものであり、以下、図面を参照しながら詳細に説明し、以下の説明は、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明の「中空ブランク内側」と「中空ブランク端部」とは、加工される管雄ネジ部分中のネジ尾部とネジ頭部の対応位置であり、前記中空ブランク内側から中空ブランク端部方向へ軸方向ローリングを完成するのは、ネジ尾部の対応位置からネジ頭部の対応位置方向へ軸方向ローリングを完成することである。該方法を利用する軸方向と径方向の混合方向のプリローリング方法は、特許WO2014161447A1に示す管雄ネジのローリング方法を参考になされたものであってもよい。
以下、図面を参照しながら説明する。
1、従来技術
図1は、従来のローリングプロセス概略図である。図1aに示すように、中空ブランク40は、ネジローリングの前に先にテーパプレス型13で瞬間的な軸方向の打ち抜きにて円錐面425を形成しておくように形成される、或いは、図1bに示すように、軸方向切削装置9中の切削刃91にてトータルの円錐面425を切削してから、図1cに示すように、ローリング輪80にて円錐面425を含む中空ブランク46に対してネジローリング加工を行うように形成される。
図1aのプロセスは、テーパ型機械(或いは油圧)の軸方向運動プレスワークを利用して、先に円錐面を形成するように加工してから更に円錐面上に管ネジをローリング加工する必要があるものであり、そうでなければ、管ネジ山型が不完全であり、管体が裂け易くなることになる。
現在の図1aに示すようなローリング管雄ネジ加工プロセスには、少なくとも以下の二つの問題が存在する。
1、ローリング管雄ネジ加工プロセスは、従来のフロントカバー又は切削加工管雄ネジプロセスよりも、設備が大きな円錐面加工プロセスが多めにあるので、加工時間が多くなり、そして管網現場での加工管雄ネジ操作に非常に不便であり、容易な使用が不可能になる。
2、巨大な軸方向における瞬間的なプレス圧力に起因し、テーパ成形時に、管体材料特に溶接管の継ぎ目の材料が隠れた破壊及び隠れない破壊等の破壊を受け易くなることになり、管雄ネジ製品の安全なリスクを来す可能性がある。図1bは切削プロセスの欠陥を示し、ここに説明を省略する。
2、本発明に係る管雄ネジ成型ローリングプロセス
具体的な一実施例においては、本発明に係る管雄ネジ成型ローリングプロセスには、プリ成型ローリングと管ネジ成型ローリングの両基本ステップが含まれており、即ち、更に中空ブランク上をプリ成型ローリン輪にてネジプリローリングしてから、管雄ネジ成型ローリング輪にてプリローリング後の、真円度、開口外径、テーパ、ネジ山高さ、軸方向の長さが後続のローリング要求に合った中空ブランクを更に管ネジ成型ローリング加工を行うと共に、プロセス過程中において、プリ成型ローリングのローリング輪の数と管雄ネジ成型ローリングのローリング輪の数のうち一方が偶数であれば、他方が奇数でなればならないように含まれている。
図2乃至図4は、それぞれ、本発明に係る3つのプリ成型ローリングプロセスの実施例を示すものである。
図2は、本発明に係る一つの径方向プリ成型ローリングのプロセス実施例を示すものである。ローリング輪81は、中空ブランク40の回転時に、径方向において徐々にローリングを増加する方式を採用し、円柱面424(図2a)と円錐面425(図2b)のプリ成型ローリングを完了するものである。ローリング輪が円錐円柱混合体になるように設計されると、プリ成型された中空ブランクが円錐円柱混合体にもなる。そのローリング方式が従来の径方向ローリングネジプロセスに近いので、ここに説明を省略する。プリローリング後に、中空ブランクは外面にプリ成型ネジを形成する。
本発明に係るプリ成型プロセスは、設備の径方向ローリング力を低減するように、軸方向のローリングプリ成型プロセスを採用することが好ましい。
図3は、本発明に係る一つの軸方向プリ成型ローリングのプロセス実施例を示すものである。図3aに示すように、プリ成型ローリング輪81は、外面がプリ成型ネジである円柱形ローリング輪であり、且つ成型ローリング輪81と中空ブランクとの間に径方向のオフセット角が設置されている。プリ成型ローリングの過程中において、少なくとも三つの円柱形ローリング輪が中空ブランク外面に対して円柱面ローリングを行い、好ましくは、少なくとも四つの円柱形ローリング輪が中空ブランク外面に対して円柱面ローリングを行い円柱面ローリングとは、ローリング後の中空ブランク外面が円柱面424であるようにすることである。図3bに示すように、プリ成型ローリング輪81が外面がプリ成型ネジである円錐形ローリング輪であり、少なくとも三つの円錐形のローリング輪が中空ブランク外面に対して円錐面ローリングを行い、好ましくは、少なくとも四つの円錐形のローリング輪が中空ブランク外面に対して円錐面ローリングを行い前記円錐形のローリングとは、ローリング後の中空ブランク外面が円柱面425であるようにすることである。図3cに示すように、中空ブランクは、その開口の軸方向がプリ成型ローリング輪81を超えると、その超えた部分が円柱部分であり、プリ成型ローリング後の中空ブランクが円柱円錐の混合面になる。プリローリング後に、中空ブランクは外面にプリ成型ネジを形成する。
本発明に係る軸方向プリ成型ローリングの過程中には、前記外面がプリ成型ネジであるプリ成型ローリング輪の作用が実際に山高さがゼロであると、前記プリ成型ローリング輪が円滑ローリング輪である。円滑ローリング輪と中空ブランクの間の径方向オフセット角δ(図12dと図16dに示すように)を設置することで、円滑ローリング輪を一定のピッチを有する環形ローリング輪に変えるようになり、ピッチの大きさが一部分に径方向オフセット角δによって決まる。径方向オフセット角δは、中空ブランクとローリング輪を400において回転するように接触させる際に、401への軸方向のプリ成型ローリングが完成するまで両者の間に軸方向の相対移動を発生するものであり、円滑ローリング輪が径方向のみにおいてローリングするような技術的偏見が変更される。山高さが小さいほど、中空ブランクが徐々に自動的なプリ成型時に圧力による鋼管への変形量が小さくなり、山高さがゼロになるので、中空ブランクが徐々に自動的なプリ成型時に圧力による鋼管への変形量が最小になる。プリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、プリ成型ローリング輪は円滑ローリング輪にすると、そのピッチは特殊ピッチであり、管雄ネジのピッチも同じになる。
設備の径方向ローリング圧力と設備の転覆トルクを更に小さくするために、軸方向径方向混合プリ成型ローリングプロセスを採用するのは、好ましい。
図4は、本発明に係る一つの軸方向径方向混合プリ成型ローリングのプロセスの実施例を示すものであり、このうち、プリ成型ローリング輪81が外面がプリ成型ネジである円柱形(図4a)又は円錐形ローリング輪(図4b)であり、且つローリング輪の有効長さが加工される管雄ネジ製品のネジ長さよりも小さくなり、ローリング輪81と中空ブランクの間に径方向オフセット角が設置される。ローリング輪81は、中空ブランク内側400から中空ブランク端部401に軸方向移動しながら、一定のプロセス位置に径方向フィードして変わらないように保持され、或いは、一定のプロセス位置に同期径方向フィード又は同期径方向フィードして変わらないように保持され、中空円柱ブランクの加工ネジ部分の外面がそれぞれネジ付きの円柱面(図4a)又はネジ付きの円錐面(図4b)又はネジ付きの円柱円錐混合面(図4c)に加工成型されるようになる。
図2、図3及び図4に示す成型後のネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面であり、ローリングにてプリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さになり、そのプリ成型ネジは、以下の方式にて設置される。
ネジ山高さ:ローリング円柱管雄ネジに用いられると、前記プリ成型ネジの山高さが対応の加工される円柱管雄ネジの山高さの5%〜70%であり、好ましくは、5%〜40%である。
ローリング円錐管雄ネジに用いられると、前記プリ成型ネジの山高さが対応の加工される円柱管雄ネジの山高さの5%〜60%であり、好ましくは、10%〜40%である。好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えない。
ネジの山型:好ましくは、は正弦線ネジである。
テーパ:ローリング円柱管雄ネジに用いられると、前記プリ成型ネジのテーパを0°にする。
ローリング円錐管雄ネジに用いられると、前記プリ成型ネジのテーパを2°〜12°にし、好ましくは、3°30’’〜 8°30’’にする。
軸方向長さに関しては、プリ成型ローリング後のネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面の長さが後続のネジ製品の長さよりも大きく又は同等であり、好ましくは、1〜3個のピッチだけ大きくなるのは、特に好ましくは、2個のピッチだけ大きくなる。
本発明に係るプリ成型ローリング後、中空ブランクの加工ネジにプリ成型ネジが形成し、中空ブランクの加工ネジ部分のブランク応力が一部開放され、同時にブランクの真円度を後続のローリング管ネジの要求に合わせるように達成すると共に、後続要求に合った円柱面と円錐面開口外径、テーパ、その長さ(又は高さ)が後続の管ネジ成型ローリングに更に適合し、次の管ネジ成型ローリングの実行に極めて重要である。
本発明に係るプリ成型ローリング輪の形状は、円柱形ローリング輪、円錐形ローリング輪、円錐円柱混合形状の三種類形状に限らず、前記円柱形ローリング輪と円錐形ローリング輪とは、外面が円滑なローリング輪であってもよく、外面にネジがあるローリング輪であってもよく、外面にネジと円滑混合形のローリング輪であってもよい。
前記ローリング輪の形状と組合せは、特許WO2014056419A1の参照にて設置されるものであってもよく、前記プリ成型ローリング輪は、環形ローリング輪であってもよく、螺旋ローリング輪であってもよく、環形ローリング輪が採用された実施例において、中空ブランクをプリ成型ローリング工程において自動軸方向フィードできるようにするために、プリ成型ローリング輪の軸線と中空ブランクの軸線とが垂直に対して一定のオフセット角が存在するようになり、オフセット角の角度がプリ成型管ネジのネジ昇角と同じになる。
比較的に好ましい一実施例において、本発明に係るプリ成型ローリング輪は、表面円滑の円錐形ローリング輪であり、同時に、中空ブランクをプリ成型ローリング工程において自動軸方向フィードできるようにするために、プリ成型ローリング輪の軸線と中空ブランクの軸線とが垂直に対して一定の径方向オフセット角が存在するようになり、前記径方向オフセット角が大きくなるほど、中空ブランクの軸方向フィードスピードが速くなり、一般に9°以下である。前記プリ成型ローリング輪が前記中空ブランクに対して回転する、又は前記中空ブランクが前記プリ成型ローリングヘッドに対して回転する、又は両者が相対回転すると、前記オフセット角による軸方向分力によってプリ成型ローリング軸方向フィードを完成する。
本発明に係る円滑プリ成型ローリング輪で軸方向プリ成型ローリングの過程中には、入荷は難しく、操作は失敗する場合もあり、プロセスの安定性を向上させるために、外面取りを切削プロセスを使用できるが、開口から1.5個左右ピッチ長さの鋼管が薄くなり、切削錐面プロセスによる亜鉛層が破壊される。亜鉛層が破壊されないために、プリ成型ローリング輪は表面のネジ山高さがゼロにならないプリ成型ネジローリング輪にし、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さになり、好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、比較的に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジである。
本発明に係るプリ成型ローリングプロセスは、プリ成型ローリング輪を一組だけ用いて中空ブランクをプリローリングしてもよく、プリ成型ローリング輪を複数組用いて中空ブランクを繰り返してプリローリングしてもよく、中空ブランクは、繰り返しのプリローリング後に更に本発明の主旨に応じてネジローリングされることで、管雄ネジを形成する。
図2乃至図4に示す何れか一つのプリローリングプロセス加工成型による中空ブランクは、本発明に提示の前後ローリングヘッドローリング輪構造、奇数偶数とローリング輪の総数量の精神と合わせて、適合に従来の管ネジ加工プロセスと合わせてネジローリングすることで、標準に符合する管ネジ製品になるようにローリングできる。相応のネジローリング輪の設計とレイアウト、及びネジローリングヘッドの設計とレイアウトには、特許WO2014056419A1に記載の方案を採用できる。
図5は、本発明に係る一つのプリローリング後の中空ブランク上に更に軸方向ローリングして管雄ネジを形成するプロセス概略図である。
本発明に係る管ネジ成型ローリング輪は、図に示すように、管雄ネジ成型部分を含み、前記管雄ネジ成型部分のローリングでプリローリング後の中空ブランク上に必要な管雄ネジを形成できる。
本発明に係る管雄ネジ加工プロセスは、原理的に、中空ブランク外径、壁厚、真円度、材料及び後続の管ネジ山型とネジ長さ精度に応じて、加工される中空ブランクの管ネジ部分を更に径方向又は軸方向又は軸方向径方向混合プリローリングを行い、前後ローリングプリ成型ネジのピッチが管雄ネジのピッチと同じであり、ネジ山高さとネジ山型が違うにより、プリネジ山高さを制御し、一つの実施例においては、国家標準管55度DN20のネジ山が1.162mmであり、プリネジ山の高さが0.4mmを取り、ピッチと同じであり、特殊な螺旋線である。前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さになり、好ましくは、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、比較的に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジである。
プリ成型ローリング過程においてローリング輪が徐々に中空ブランクに接触し、中空ブランクの残留応力の徐々に開放され、(鋼管)中空ブランクの元の残留曲率範囲が徐々に減少し、中空ブランクローリング部分の断面が元の無規則多角形から制御可能な一定の楕円度を有する円柱形又は円錐形又は円柱円錐混合形にローリング成型されることになる。該有規則の中空ブランクは、後続のネジローリング要求に符合し、プリ成型ローリングした後、ブランク真円度によってブランク真円度が10%〜35%増加することを見出したことになり、プリ成型ローリング時の設備の径方向応力を低減するために、軸方向ローリング又は軸方向径方向混合ローリングを採用するのは、好ましく、更にプリ成型ローリング時の設備の転覆トルクを更に低減するために、軸方向径方向混合ローリングを採用するのは、好ましく、管ネジ成型ローリング輪の数とプリ成型ローリング輪の数が奇数と偶数で異なるようにする方案と、前後複数のローリング中における鋼管中空ブランクの螺旋線を重ならないようにすると共に円周方向において合理な等分のように分布し、更に中空ブランクの原始残留応力を開放し、応力分布が更に均一になり管雄ネジローリング輪をローリングする同時に中空ブランクの残留応力を更に開放され、(鋼管)中空ブランクの元の残留曲率範囲が更に減少し、螺旋ローリング輪が円度校正及び管雄ネジ成型の両機能を持つものであり、一定の楕円度を有する円柱形又は円錐形又は円柱円錐混合形のローリン部部分が更に要求に符合する管雄ネジにローリング成型されことになり、異なる中空ブランクの外径公差、降伏強度、弾性率及び管雄ネジローリング時に弾塑性変形力に対する計算によって、プリ成型ローリング輪の径方向位置及びテーパ、ローリング回数と時間、ローリング輪の数と螺旋線の長さ、ブランクの残留応力と弾塑性変形及びその必要なローリング力を制御し、前後ローリングプリ成型ネジのピッチが管雄ネジのピッチと同じであり、ネジ山高さとネジ山型が違い、管ネジ成型ローリング輪の数、形式及びローリング方式と合わせて、ローリング設備を簡素化し、終にローリング管雄ネジ製品の合格率が99%以上になり、ローリング管ネジ技術の実用性を大きく増強している。
3、本発明に係るプロセス中におけるプリ成型ローリング輪と管雄ネジ成型ローリング輪の設置
本発明の精神によれば、相隣する二つのローリングステップにおけるローリング輪の数は、異ならなくてはいけず、即ち、プリ成型ローリングと管雄ネジ成型ローリングの二つの異なるプロセスステップの実施例において、プリ成型ローリングのローリング輪の数と管雄ネジ成型ローリングのローリング輪の数のうち一方が偶数であれば、他方が奇数でなればならない。プリ成型ローリングプロセス中のローリング輪の数が奇数であれば、相隣する前記管雄ネジ成型ローリングプロセス中のローリング輪の数が偶数でなければならず、前記プリ成型ローリングプロセス中のローリング輪の数が偶数であれば、相隣する前記管雄ネジ成型ローリングプロセス中のローリング輪の数が奇数でなければならない。奇数と偶数が合っている場合に、更に、プリ成型ネジのネジ山高さ、ネジ山型、プリ成型されたブランク開口外径、テーパ、軸方向長さを有効的に制御することで、管ネジ成型ローリング製品の良品率を著しく向上させることが可能になる。
ローリング輪の数に関する奇数と偶数の相違に加えて、本発明におけるプロ成型ローリングの校正ローリング輪の数が少なくとも3個であることが要求され、管ネジ成型ローリング輪の数が少なくとも4個であることが要求されであり、好ましくは、校正プリ成型ローリング輪の数が3個以上であることが要求され、管ネジ成型ローリング輪の数が2個以上であることが要求され、そして校正プリローリング輪の数が管ネジ成型ローリング輪の数よりも多くなるのは、特に好ましく、また、プリ成型ローリング輪が円滑ローリング輪の軸方向におけるローリング又は軸方向径方向混合ローリングを採用し、プリ成型ローリング輪の長さが管ネジ製品の軸方向長さ以上でなければならず、1〜3個山のピッチだけ大きくなるのは、好ましい。このようにすれば、中空円柱ブランクに一定の真円度が存在するとしても、例えば中空円柱ブランクの真円度が100umよりも大きくなると、必要な管雄ネジを良くローリングでき、完成品率が99%よりも高くなる。
本発明に係る管ネジ成型ローリングプロセス中のプリローリングプロセスは、一回のプリローリングにて実現できるし、複数回のローリングにて実現できるものであることを説明する必要があり、例えば、一回目、二回目、三回目の校正プリローリング後、更に管ネジ成型ローリングを行うが、相隣する二つのローリングステップ中のローリング輪の数が異ならなくてはならない。
図6は、本発明に係る一つのローリングホイール60のみを有するプリ成型ローリングヘッドの概略図であり、該実施例においてプリ成型ローリング輪81の数が5個であり、5個の前記プリ成型ローリング輪が等分のように中空ブランク加工軸線の四週に分布される。動力電機は、ピン軸67によって駆動されるローリングヘッドで回動されることにより、ローリング輪81がローリング輪軸83を囲む。
図7は、本発明に係る複数種類のプリ成型ローリング輪の実施例を示すものである。本発明に係るプリ成型ローリング輪は、外面にプリ成型ネジがある円錐形ローリング輪(7a)、円滑環形ローリング輪とローリング輪軸が一体になる柱形ローリング輪(7b)、カッターと組み合わせる柱形ローリング輪(7c)、カッターと一体に設置された柱形ローリング輪(7d)等の幾つかの形式であってもよい。カッターを有するローリング輪で中空ブランク上に必要なネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面を形成すると同時に中空ブランクのカットを完成でき、管雄ネジの加工効率を大きく向上させる。
図8は、本発明に係る、径方向調節盤76とローリングホイール70を備える図6に合う管ネジ成型ローリングヘッドの概略図であり、四つの管ネジ成型ローリング輪82が備えられ、前記四つの管ネジ成型ローリング輪が等分のように中空ブランクの加工軸線の四週に分布される。動力電機は、ピン軸77によって駆動されるローリングヘッドで回動されることにより、ローリング輪82がローリング輪軸83を囲む。
もう一つの実施例においては、プリ成型ローリング輪の数が4個であり、管ネジ成型ローリング輪の数が3個である。
もう一つの実施例においては、プリ成型ローリング輪の数が6個であり、管ネジ成型ローリング輪の数が3個又は5個である。
更にもう一つの実施例においては、プリ成型ローリング輪の数が7個であり、管ネジ成型ローリング輪の数が4個又は6個である。
更にもう一つの実施例においては、プリ成型ローリング輪の数が8個であり、管ネジ成型ローリング輪の数が5個又は7個である。
更にもう一つの実施例においては、プリ成型ローリング輪の数が9個であり、管ネジ成型ローリング輪の数が4個、6個又は8個である。
実践中において、2寸以下の中空ブランクは、プリ成型ローリングのローリング輪の数及び管ネジ成型ローリングのローリング輪の数が一般に15個を超えず、4、5、6、7、8又は9個が好ましい。
実践中において、2寸乃至4寸(2寸と4寸を備える)の中空ブランクは、プリ成型ローリングのローリング輪の数及び管ネジ成型ローリングのローリング輪の数が一般に19個を超えず、4、5、6、7、8、9、10又は11個が好ましい。
4寸以上の中空ブランクは、プリ成型ローリングのローリング輪の数及び管ネジ成型ローリングのローリング輪の数が35個を超えず、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19又は20個が好ましい。
プリ成型ローリング輪の数と管ネジ成型ローリング輪の数の差が1乃至11個であり、1、3、5又は7個が好ましい。前記数の差は、プリ成型ローリング輪の数が管ネジ成型ローリング輪の数よりも多い又は少ない数であってもよい。プリ成型ローリング輪の数が奇数と偶数で合うのは、好ましく、これによって管ネジ成型ローリング輪の数を減少でき、管ネジローリング過程においてネジ山を位置決める難度を減少できる。
本発明に係るプリ成型ローリング輪の数、テーパ、ネジ山高さ、ネジ山型、その長さと管ネジ成型ローリング輪の数、管ネジ製品の長さ精度との両者の関係は、中空ブランク外径、壁厚、材料、真円度、ローリング輪直径大きさ、ローリング輪の形式、ネジ山型及びローリングネジの長さ精度等の要求に応じて増減する又は合わせることが可能になる。
プリ成型ローリング輪と管ネジ成型ローリング輪の形式は、ローリング輪とローリング輪軸と一体になる構造であるが好ましい。このように、ローリング輪の数を有効的に増加でき、数回に分けてローリングする回数の減少及びローリング輪の寿命の延長に寄与する。
好ましいプリ成型ローリングと管ネジ成型ローリングヘッドの実施例には、ローリング輪とローリング輪座の間に軸方向自由運動空間891(図6bと図8b)が存在し、径方向には、一定の運動空間892(図6bと図8b)がある。前記運動空間とは、ローリング輪が自由に運動するための空間である。前記軸方向運動空間とは、前記ローリング輪がローリング輪軸の軸線方向にある運動空間である。前記軸方向運動空間の軸方向距離とは、前記ローリング輪が前記ローリング輪軸の軸線方向に自由に運動できる最大距離である。前記径方向運動空間とは、前記中空ブランク加工軸線の垂直方法における前記ローリング輪の運動空間であり、該径方向運動空間の径方向距離とは、前記ローリング輪の管ネジ成型部分が前記中空ブランク加工軸線の垂直方向に沿って加工される中空ブランクに対して自由に運動できる最大距離である。
運動空間の実施形態に関しては、特許WO2014056419A1を参照する、好ましい一実施例において、ローリング輪とローリング輪座又はローリング輪軸とローリング輪座は、軸孔に隙間があるように係合できる。図6bと図8bには、このような係合方式が示されており、図6bは、ローリングホイールのみを備える管ネジ成型ローリングヘッドを示す構造概略図であり、前記ローリング輪とローリング輪軸が一体構造であり、図8bは、ローリングホイールと調節盤を備えるプリ成型ローリングヘッドの構造概略図である。前記ローリング輪とローリング輪軸が自動に係合運動でき、前記ローリング輪とローリング輪座の自由な係合を示す概略図である。
本発明に係る管ネジ成型ローリング輪又はプロ成型ローリング輪は、環形ローリング輪であってもよく、螺旋ローリング輪であってもよく、好ましくは、プロ成型ローリング輪は環形ローリング輪採用し、管雄ネジ成型ローリング輪が螺旋ローリング輪採用する。
環形ローリング輪が採用すると管ネジ成型ローリング輪の軸線と前記ワーク加工作動孔の軸線が垂直方向に対して9度以下のオフセット角が存在し、同時に、各々の環形ローリング輪が浮動空間内に最小力の方式で自動なネジ山の位置決めを実現でき、中空ブランクの真円度に対するローリング力の損傷を低減でき、管ネジ成型ローリング輪とローリング輪座又は管ネジ成型ローリング輪軸とローリング輪座は、軸孔に隙間があるように係合運動でき、そして、夫々環形ローリング輪の表面には、環形ローリング輪がネジローリング加工時に中空ブランクと先に接触したネジである始め部分ネジが更に存在しており、また、始め部分ネジが等分に延長する又は等分に縮小するように設計されるのは、好ましい。
具体的な設計思路は、管ネジ成型ローリングヘッドにN個の環形ローリング輪が備えられると仮すると、それらの一個の環形ローリング輪Rを始めとし、同一の時計方向に沿う次のローリング輪Ri+1の始め部分ネジが、ローリング輪Rに基づく始め部分ネジであって、ローリング輪Rの軸線方向に沿って元のネジ山型とピッチに応じて1/N個のピッチの距離だけ延びたネジである。
延びたネジは、仮想の概念であり、以下、本発明の一実施例を参照しながら説明する。
図9は、本発明に係る、四個の環形ローリング輪を備える管ネジ成型ローリングヘッドにおける夫々の環形ローリング輪の始め部分ネジ821、822、823、824を示す位置分布概略図である。
図中の夫々の環形ローリング輪は、管ネジ成型ローリングヘッドにおける時計回りの配置順序に応じて左から右へ一列になるように配列されている。環形ローリング輪Rの始め部分ネジ821は、歯底から始まる完全環形ネジであり、ローリング輪Rの始め部分ネジ822は、ローリング輪Rの始め部分ネジ821がローリング輪Rの軸線方向において1/4のピッチの距離だけ延びたネジであり、ローリング輪Rの始め部分ネジ823は、ローリング輪Rの始め部分ネジ822がローリング輪Rの軸線方向において1/4のピッチの距離だけ延びたネジであり、ローリング輪Rの始め部分ネジ824は、ローリング輪Rの始め部分ネジ823がローリング輪Rの軸線方向において1/4のピッチの距離だけ延びたネジであり、ローリング輪Rの始め部分ネジ821は、ローリング輪Rの始め部分ネジ824がローリング輪Rの軸線方向において1/4のピッチの距離だけ延びたネジである。
本発明に係るローリン組螺旋ローリング輪の具体的な設置方法が当業者に公知の技術にて設定されたものである、ここに説明を省略する。
4、ローリングヘッドの構造
本発明に係るプリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、相同又は類似の構造設計を採用できる。具体的な一実施例において、プリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、何れも、ローリングホイールと調節盤を備える構造設計又はローリングホイールのみを備える構造設計を採用できる。図10〜16は、本発明に係る通用のローリングヘッド構造の実施例を詳しく示している。
図10は、本発明に係る軸方向ローリングのローリングヘッド実施例の構造概略図である。図11は、図10のローリングヘッド中における、六個のローリング輪を備えるローリングホイールの構造概略図である。図11aは、ローリングホイールの正面図、図11bは、ローリングホイールの側面図。図10〜11に示すように、ローリングヘッドは、前後ローリングホイール(70A、70B)、ローリングホイール径方向溝71と係合するローリング輪軸83、ローリング輪8、ローリングホイールのピン軸孔701と係合する接続ピン軸702を備えており、前記ローリングホイールの中心にワーク加工作動孔704があり、前記ローリングホイール径方向溝71と前記ローリング輪の取付面が斜平面703であり、前記ローリング輪軸83は、前記ローリングホイールの径方向溝71と係合する斜平面832a、832bを介して前記ローリングホイール径方向溝71に取り付けられ、前記径方向溝71の形状と寸法は、前記ローリング輪軸83が軸方向に取り付けられるために形成される。前記ローリングホイール70A、70Bは、前記ローリングホイールの接続ピン軸702を介して互いに接続固定され、ローリングヘッドとして同軸に形成される。更に、ローリングヘッドの末端に、プリ成型ローリング時間とローリング軸方向長さを制御する制御調節バー121が装着される。
図12は、図10のローリングヘッド中のローリング輪軸の構造の正面図、平面図、側面図、及びローリング輪軸の垂直方向に対する中空円柱ブランクの軸線の径方向オフセット角δの概略図である。図12aは、ローリング輪軸の正面図であり、図12bは、ローリング輪軸の平面図であり、図12cは、ローリング輪軸の側面図である。
ローリング輪軸83は、両端部の夫々に互いに平行する斜平面832a、832bがあり、その斜平面のx’軸がローリング輪軸の軸線xと共に径方向設置角δを構成する。加工中心軸線がx’と平行で、xが加工中心軸線とx’からなる平面に対して径方向設置角δと同等である夾角を呈する。
図12dは、ローリング輪が同軸にローリング輪軸の中央に取り付けられると、ローリング輪軸線が斜平面832a、832bと共に径方向設置角δを構成する。
ローリング輪軸の斜平面832a、832bによって、装着後のローリング輪軸の軸方向と中空ブランクの軸方向とがネジ昇角δを成形することになり、中空ブランクとローリング輪が接触して相互に回動すると、中空ブランクが軸方向に移動できるようになる。ネジ昇角δが大きくなるほど、中空ブランクの軸方向の移動速度が速くなり、一般に9度を超えない。2寸以下の鋼管に対して、前記径方向設置角δが5度よりも小さくなるのは、好ましく、2寸〜6寸の鋼管に対して、前記径方向設置角δが3度よりも小さくなるのは、好ましい。
ローリング輪が螺旋ローリング輪にすると、前記径方向設置角δが0度になり、図12e、図12f、図12g及び図12hは、図10のローリングヘッド中のローリング輪軸の構造の正面図、平面図、側面図、及びローリング輪軸の垂直方向に対する中空円柱ブランクの軸線の径方向オフセット角δの概略図である。図12eは、ローリング輪軸の正面図であり、図12fは、ローリング輪軸の平面図であり、図12gは、ローリング輪軸の側面図であり、図12hは、ローリング輪が同軸にローリング輪軸の中央に取り付けられると、ローリング輪軸線が斜平面832a、832bと共に径方向設置角δが0度になる。他は図12a、図12b、図12c及び図12dに類似する、説明を省略する。
図13は、本発明に係る図10を基に更に調節盤の軸方向ローリングを含むローリングヘッド実施例である。
図14は、図13におけるローリングホイールの構造概略図である。図14aは、ローリングホイールの正面図、図14bは、ローリングホイールの側面図。図14のローリングホイールは、その構造が基本的に図11のローリングホイールに類似し、異なるのが径方向溝71の形状である。図14のローリングホイール径方向溝71は、円柱体と長方体の組合であり、円柱体の存在は、円柱端を備えたローリング輪軸を取り付けるために用いられるものであり、図11のローリングホイール径方向溝71が長方体に近似するものであって、近似長方体を備えるローリング輪軸と係合するように取り付けられる。他の構造は、同じであるので、説明を省略する。
図15は、図13のローリングヘッドにおける調節盤の構造概略図であり、図15aは、調節盤構造の正面図であり、図15bは、調節盤構造の側面図である。径方向調節装置は、前後調節盤76A、76Bと、調節盤上のピン軸孔761と係合する固定接続ピン軸763とを備えており、調節盤の中心に、前記ローリングホイールと係合するワーク加工作動孔764と、前記ローリングホイールと係合する調節盤位置決め取付盲穴766とが設けられており、調節盤76は、前記調節盤位置決め取付盲穴766を介してそれぞれ前後同軸に前記ローリングホイールの外側に取付けられ、調節盤ピン軸763によって互いに接続され、取付盲穴766と共に軸孔係合を形成するようになり、回動調節盤76は、ローリング輪軸端部833の摺動ブロック836が取付けられ、図17cに示すように、調節盤の弧状溝762中を摺動し、ローリング輪軸83がローリングホイール70の径方向溝71中を径方向移動し、ローリング輪の径方向位置を調整可能なローリングを構成するようになり、また、ローリングヘッドがローリング加工を完成した側に、ローリング時間とローリング長さを制御するためのローリング位置光電誘導制御調節バー122が取り付けられている。
プリ成型ローリングヘッドが図10に示す構造を採用し、管ネジ成型ローリングヘッドが図13に示す構造を採用すると、図10中の光電誘導制御調節バー121によって制御されるプリ成型ローリング時間が図13中の制御調整バー122によって制御されるネジローリング時間と合い、合格の管雄ネジ製品をローリングできるようになる。動力電機は、ピン軸77によって駆動されるローリングヘッドで回動されることにより、ローリング輪8がローリング輪軸83を囲む。
図16は、本発明に係るローリング輪軸の構造の正面図、上面図、側面図、及び径方向オフセット角の設置概略図であり、図16aは、ローリング輪軸の正面図であり、図16bは、ローリング輪軸の平面図であり、図16cは、ローリング輪軸の側面図であり、図16dは、ローリング輪軸と中空円柱ブランク軸線が垂直方向に対して夾角を設ける概略図である。
ローリング輪が螺旋ローリング輪にすると、前記径方向設置角δが0度になり、図16e、図16f、図16g及び図16hは、本発明におけるローリングヘッド中のローリング輪軸の構造の正面図、平面図、側面図、及びローリング輪軸の垂直方向に対する中空円柱ブランクの軸線の径方向オフセット角δの概略図である。図16eは、ローリング輪軸の正面図であり、図16fは、ローリング輪軸の平面図であり、図16gは、ローリング輪軸の側面図であり、図16hは、ローリング輪が同軸にローリング輪軸の中央に取り付けられると、ローリング輪軸線が斜平面832a、832bと共に径方向設置角δが0度になる。他は図16a、図16b、図16c及び図16dに類似する、説明を省略する。
図17aは、本発明に係るローリング輪構造の概略図である。ローリング輪は、導入部分とローリング部分に分かれる。プリ成型ローリング部分のローリング輪テーパは、2°〜12°であり、そのテーパの大きさが本発明に係る精神によって決まり、3°30’’〜8°30’’が好ましい。導入部分の角度が一般に13°であり、管ネジローリング部分が1:16の管ネジテーパである。
図17bは、本発明に係るローリング輪、ニードルベアリングがローリング輪軸と係合する概略図である。ローリング輪8とニードルベアリング831の係合は、主にローリングの回転摩擦力を減少するためのものである。ローリング輪8は、ニードルベアリング831を介して自由に前記ローリング輪軸83に取付けられ、ローリング輪軸83とローリング輪8の間がボール又は他の軸受によって係合される。
図17cは、ローリング輪軸と係合する摺動ブロックの断面図である。
図17cに示すローリング輪軸83は、その円柱端部833が軸孔係合を形成するように摺動ブロック836の孔中に取付けられ、前記摺動ブロック836が円柱と円弧の係合を形成するように前記調節盤の弧状溝762(図15a)に取付けられる。更に、ローリングヘッドの末端に、ローリング時間とローリング長さを制御する制御調節バー122が装着される。前記ローリングホイールは、ローリングヘッドフレーム68(図18に示すように)を介して設備フレーム(図示せず)に浮動固定される。
前記調節盤は、前記ローリングホイールに対して回動する。調節盤にカム装置(図示せず)があり、カム曲線によりローリングホイールの径方向距離の調節及びローリング径方向の開放を制御する。必要な時に、ローリングホイールと調節盤の間に、デジタル制御のために相対回動可能な検出装置123(図示せず)が更に設けられてもよい。
図18は、図13を基に改造した中空ブランクがローリングブランクがローリングヘッドを貫通させる軸方向ローリングのローリングヘッド実施例である。
ローリングヘッドの末端には、ローリング時間を制御してローリングネジの長さを制御するためのローリング位置制御調整バー121がある。管ネジローリング時間の制御とプリ成型のローリング時間及びそのローリング輪径方向位置は、必ず合理に合うようにする。一般に、プリ成型後のプリ成型ネジの円錐面又は円柱面又は軸方向径方向混合面の長さが、ローリングされる管ネジ長さの以上であり、1〜3個のネジ山のピッチが好ましく、2個のネジ山のピッチが更に好ましい。
前記径方向位置の設置は、プリ成型後の中空ブランクの開口外径によって決まる。
図18のローリングヘッドのフレーム構造68側端部に孔(表示せず)とピン軸(表示せず)があり、フレーム構造68又はローリングヘッド側端部がピン軸を介してローリング設備フレームの孔に挿入され、浮動接続を形成することで、前記ローリングモジュールシートと中空ブランクを同軸状のように調整する。図18のローリングホイール60と調節盤66は図11、図14、図15に類似し、ローリング輪構造、ローリング輪軸の取付と設置に同じになる、説明を省略する。図18が図6、8、10と異なるのが前ローリングホイールと前調節盤との中心にほかの補助又は伝動装置を設置せず、中空ブランクプリはローリングヘッドを貫通してから軸方向ローリングできる。
図19は、本発明に係る手動軸方向径方向プリ成型ローリングヘッドの実施例の構造概略図である。該ローリングヘッドは、上ローリング輪座板60A2、ネジ付きの上ローリング輪座バー60A1、トルク放大歯車組69、リードナット696、回転レバー691を備えており、上ローリング輪座板60A2と上ローリング輪座60Aが固定接続されると共に、軸孔の係合を形成するように柱611に外挿され、上ローリング輪座バー60A1は、その一端が、上ローリング輪座板60A2に寄りかかるように固定接続され、他端がリードナット696に係合し、且つトルク放大歯車組における出力歯車内孔に同軸のように係合し、トルク放大歯車組69の入力軸が回転レバー691に固定接続され、下ローリング輪座板60B2が下ローリング輪座60Bが固定接続されて柱611に外挿するように固定され、回転レバー691が歯車入力軸を回転させるように駆動すると、トルク放大歯車組69とリードナット696を介して上ローリング輪座バー60A1を上下移動するように駆動するようになり、中空円柱ブランク40がローリング輪に係り合うように回転すると、ローリング輪の径方向へのフィードローリングを完成する。ローリング輪81は、その軸方向が中空ブランクの垂直方向(径方向)に対してオフセット角δがあるように設置されると、径方向ローリングが軸方向径方向混合ローリングに変わる。ローリング輪がカッター付きのプリ成型ローリング輪であると、該ローリングヘッドが中空ブランクのカットプロセスをも完成できる。
図19のローリングヘッドのフレーム構造側端部に孔601とピン軸(表示せず)があり、ローリングヘッド側端部がピン軸を介してローリング設備フレームの孔に挿入され、浮動接続を形成することで、前記ローリングモジュールシートと中空ブランクを同軸状のように調整する。
図18、図19、図20のローリングヘッドと中空ブランクは、ローリングヘッド座に対してベースの軸孔と隙間合うような浮動接続設計にて中心自己調整を実現し、設備の製造と装着精度、中空ブランクの実際装着の同心度の問題を解決し、ローリングに極めて重要である。軸孔隙間の大きさは、設備の設計と製造精度によって決まり、+/−1mmが好ましい。
図33aは、本発明に係るウォームホイールで回転動力の伝達にてローリングヘッドを回転するローリングヘッド設備構造概略図である。図33bは、図33aを基に更にウォームを含むローリングヘッド構造概略図である。図33cは、図33bを基に更に調節盤を含むローリングヘッド構造概略図である。
図33aは、ローリングヘッド設備構造は図18に類似し、第一ウォームホイール、第二ウォームホイール、接続ピン軸などがあり、そのウォームホイール構造は図11に類似し、ウォームホイールと接続ピン軸の取付は図12に同じになる、説明を省略する。異なるのが前ローリングホイールの中心にほかの補助又は伝動装置を設置せず、中空ブランクプリはローリングヘッドを貫通してから軸方向ローリングできる。
図33bは、図33aのローリングヘッドにおけるウォーム又は歯車731、変速装置21、動力電機(図示せず)、前記ウォーム又は歯車731は、その一端が前記変速装置の出力軸と機械的に係合し、他端がウォーム又は歯車736機械的に係合し, 前記動力電機変速装置21を介して前記ウォーム又は歯車731を回転するように駆動し、前記ウォーム又は歯車736を介してウォームホイール70を回転するように駆動する。
図33cは、図33bを基に更に調節盤を含むローリングヘッド構造概略図である。調節盤66は図14、図15に類似し、ローリング輪とローリング輪軸の取付は図16のに同じになる、説明を省略する。異なるのが前ローリングホイールと前調節盤との中心にほかの補助又は伝動装置を設置せず、中空ブランクプリはローリングヘッドを貫通してから軸方向ローリングできる。
図34は、本発明に係る図33aを基に更に調節盤の軸方向ローリングを含むローリングヘッド実施例の構造概略図である。
本発明は、上述の実施例のように掲示されており、しかしながら、本発明がこれに限らず、当業者は、本発明の精神及び範囲を脱出しないままで、様々な変更や差替えを行え、例えば、前記ローリングヘッドの構造は、US5699691A、US3058196A、EP282889A2、US3452567A、US3058196A、US20060162411A1、JP10034270A、JP10244340A、JP2003126937A、JP9327742A、CN100542735C、CN2555962Y、CN103264128A、CN103286245A、SU1344479A1、US20120011912A1、US4617816A、US4785649A、US5870918A、GB1150525A、JP1273637A、SU703197A1の特許を参照することで適切に設置改造することで得られるものである。
5、一体式管ネジ成型ローリング加工モジュール及び相応ローリング設備
本発明に係るプリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、分かれるようになってもよく、一体に組み合ってもよい。両者が一体に組合うと、工程を有効的に省略でき、ローリングにて加工される管雄ネジを形成し、全体の設計がコンパクトになり、搬送と取付に寄与する。
図20は、本発明に係るプリ成型ローリングヘッド6と管ネジ成型ローリングヘッド7とが一体に組合うローリング加工モジュールを示す構造概略図である。左側にあるのは、5個のローリング輪81を備えるプリ成型ローリングヘッド6であり、右側にあるのは、4個のローリング輪82を備える管ネジ成型ローリングヘッド7であり、プリ成型ローリングヘッド6は、図18に類似のローリングヘッド構造を採用し、管ネジ成型ローリングヘッド7は、図13に類似のローリングヘッド構造を採用し、具体的に、各ローリングヘッドにおける径方向溝(71)と前記ローリング輪(8)の取付面が斜平面(703)であってもよく常用の平面(図6又は図8に示す)であってもよく、具体的な構造設計が本発明に掲示のローリングヘッド構造に限らない。また、プリ成型ローリングヘッド6と管ネジ成型ローリングヘッド7のローリングホイールと調節盤の間に相対回動位置角度検出装置123があり、ブランクの直径変化、壁厚、及び材料、管ネジ製品の実際要求に応じて決まる。国家標準に規定の検出管ネジ製品の第2個段階を標準に、管ネジ製品が第2個段階に達成することを要求すると、プリ成型ローリングヘッドのローリング輪の径方向位置が0.5mm以下だけ縮小し、管ネジ製品が第3個段階に達成することを要求すると、プリ成型ローリングヘッドのローリング輪の径方向位置が0.5mm以下だけ拡大し、ローリング時間によって制御されるプリ成型ローリング面の長さが管ネジ製品のネジ長さの以上であり、1〜3個のネジ山のピッチが好ましく、2個のネジ山のピッチが更に好ましい。プリ成型ローリングヘッド6と管ネジ成型ローリングヘッド7とは、ピン軸によって相互に接続され、プリ成型ローリングヘッド6、管ネジ成型ローリングヘッド7と、加工される中空ブランクとが同軸状のように設置される。ワークは、プリ成型ローリングヘッドを貫通してから、直接、管ネジに入ってローリングする。
中空ブランク40が左側からローリングヘッドに入り、121と122は、プリ成型ローリング時間と順序を制御するための光電誘導装置の制御調節バーである。中空ブランク40がプリ成型ローリングを完成すると、ヘッドが制御調節バー121に接触し、制御調節バー121が光電誘導装置を作動するように駆動し、調節盤66の逆方向への回転開放を起動し、中空円柱ブランクがローリング輪81から離れ、プリ成型ローリングを完成し、右側の管ネジ成型ローリングプロセスに入り、そのヘッドが制御調節バー122に接触すると、光電誘導装置が作動し、調節盤76の逆方向への回転開放を起動し、中空円柱ブランクがローリング輪81から離れ、管ネジローリングを完成し、プロセスが前述と類似し、説明を省略する。
図21は、図13と図18に示すローリングヘッドの中空ブランクが回動するシングルヘッド式のプリ成型ローリングと管ネジ成型ローリング設備を示す構造概略図である。該設備は、ローリングヘッドの設計のほか、残りの部材の設計が特許WO2014056419A1に掲示の中空ブランクが回動するシングルヘッドの管ネジ成型ローリング設備と同じである。本体構造は、ベース1、動力電機22、ワーククランプ装置3、電機制御装置20、及び、動力電機と中空円柱を接続するブランククランプ装置又はローリングヘッドの変速装置21を備える。前記ベース1には、前記動力電機22、前記電機制御装置20、及び加工される中空円柱ブランクを挟持する前記ワーククランプ装置3が設けられており、前記動力電機22は、電機制御装置20の制御で、前記変速装置21を介して、前記ローリング輪と前記ワーククランプ装置3によって挟持される中空ブランク40とが相対ローリング回転運動を発生するようにする。
図22は、図20の一体式のローリング加工モジュールを2組備えるダブルヘッド式の管雄ネジ生産設備を示す構造概略図である。図中の左右両側に、中空ブランクプリ成型ローリングヘッド6と管ネジ成型ローリングヘッド7がそれぞれ設けられており、左右4個のローリングヘッドの軸方向と径方向の作動方式、設備の基本配置と機能が図20、図21と同じであるので、ここに説明を省略する。必要に応じて、面取りの機能を完成するように面取り装置9を設置できる。
6、回転式ローリング加工モジュール及びそのローリング設備
図23〜30と図32は、本発明に係る回転式ローリング加工モジュールの4つ実施例の分布構造図であり、ローリングヘッドが動力(サーボ)電機によって駆動され、減速器、ウォーム・ウォームホイール等の機械伝動にてローリングヘッドを回転するように駆動する。ローリングヘッドには、図10又は図13中のキー溝67又は77でプリ成型ローリングヘッド、管ネジ成型ローリングヘッド及び例えば開口端面外面取り加工カッター、内部修正カッター、テーパ修正カッター及びネジ表面摩損又は熱処理工具等の他の加工工具を取り付ける。このような中空ブランクが固定でローリングヘッドが回転する加工方式は、長い管の管雄ネジ加工に適合し、特に石油管路の管雄ネジ加工に極めて有利である。石油管路の管雄ネジ加工には、内孔の寸法制御がかなり重要になる。このため、我々は、ローリング加工円柱又は円錐面プロセスを用いず、テーパを切削加工する方法にて円錐面を加工してから管雄ネジをローリングできる。管雄ネジを加工した後、内孔に対して補正加工プロセスを行ってもよい。プリ成型ローリングヘッドと管ネジローリングヘッド構造は、図13に類似するので、説明を省略する。
図23は、本発明に係るローリング加工モジュールの実施例の構造概略図である。図中のプリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、前後のように設置される。2台の(サーボ)動力電機22は、それぞれ、プリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドの間の中間上方に取付けられ、変速装置21とウォーム6311、6312にて回転動力を前後両側のウォームホイール636、736に伝達し、ウォームホイール636、736が更にローリングヘッド座65、75を介して、ローリングヘッド座に取付けられたプリ成型ローリングヘッド6(図示せず)と管ネジ成型ローリングヘッド7(図示せず)を回転するように駆動する。一台の(サーボ)動力電機を取り付け、変速装置21によってウォーム6311、6312を介してウォームホイール636、736の伝達校正及び管ネジ成型ローリングヘッドの回転を制御するようにしてもよい。
図24は、図23のローリング加工モジュールを備える管ネジ成型ローリング設備の構造概略図である。プリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、前後水平であり、動力電機は、変速装置21とウォーム631によってローリングヘッドを回動させる。中空ブランク40がワーククランプ装置3によって挟持固定され、電機22が作動を開始すると、変速装置21、ウォーム631、ウォームホイール636、736がプリ成型ローリングヘッド6と管ネジ成型ローリングヘッド7を回転駆動することで、ベース10に取付けられたワーククランプ装置3がローリング軸方向力の作用で水平(左右)に沿ってレール11に平行して徐々に左方向へ軸方向フィードしてローリングし、プリ成型ローリングを完成し、光電誘導装置12が電機を反転するように制御し、ローリングヘッド6が戻り、ワーククランプ装置3が軸方向の右へ戻り、プリ成型ローリングポジションを完成する。その後、手動でローリングヘッド組を180度回転させ、管ネジ成型ローリングヘッド7がポジションに入り、プリ成型ローリングを介した中間ブランクを軸方向に管ネジ成型ローリングヘッド7に入れることで、管ネジ軸方向成型ローリングを完成する。
図25は、本発明に係るもう一つのローリング加工モジュールのもう一つの実施例の構造概略図である。図中のプリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、左右のように設置される。動力電機が歯車21の噛合で減速すると共にトルク出力動力を拡大する。1台の(サーボ)動力電機22は、プリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドの間の中間上方に取付けられ、変速装置21とウォーム631にて回転動力を左右両側のウォームホイール636、736に伝達し、ウォームホイール636、736が更にローリングヘッド座65、75を介して、それぞれローリングヘッド座に取付けられたプリ成型ローリングヘッド(図示せず)と管ネジ成型ローリングヘッド(図示せず)を回転するように駆動する。
図26は、本発明に係る管ネジ成型ローリング設備の構造概略図である。2つのローリングヘッド6、7は、左右水平に配置され、それらの間に外円又は外円内円面取り装置9がある。中空ブランク40は、ワーククランプ装置3によって挟持固定されており、面取り装置9が中空ブランク40と同軸になっている。第1ステップにおいては、電機22が作動開始すると、変速装置21で本発明に係る2つのローリングヘッド6、7及び面取り装置9を同時に回転駆動し、水平平面レール111のベースに取付けられる面取り装置9が面取りポジションに前進するように軸方向フィードし、先に中空ブランクに対して外面取り処理を行い、光電誘導装置12が電機を制御して面取り加工を完成して反転し、ベース102が開始位置に戻るようになっており、第2ステップにおいては、図26bに示すように、ベース103のプリ成型ローリングヘッド6が前後平面レール112に沿ってその軸心が中空ブランクの軸心と同心するように前に移動し、その後、プリ成型ローリングヘッド6が左右水平レール111に沿ってプリ成型ポジションに至るまで軸方向に移動し、軸方向分力で中空ブランク40を軸方向プリ成型加工し、プリ成型ローリングを完成し、光電誘導装置12が電機を反転させるように制御し、ローリングヘッド6が戻るようになっており、第3ステップにおいては、ベース103が前後平面レール112に沿って移動し、ローリングヘッド7の軸心とプリ成型後の中空ブランク40を同軸のように配置し、図示していないが、ローリングヘッド7が左右水平レール111に沿ってローリングネジポジションに移動し、軸方向の分力で中空ブランクにネジローリング加工を行い、管ネジローリングを完成し、光電誘導装置12が電機を反転させるように駆動し、ローリングヘッド7が戻り、ローリングプロセスを完成するようになっている。
ベース102とベース103の平面運動(前、後、左、右)は、デジタル制御又は手動で実行される。光電誘導装置は、外面取り、プリ成型、ネジローリングのそれぞれの工程に取付けられてもよく、制御システムと本発明の精神にて加工時間と速度を制御する。径方向の位置を調節可能なローリングヘッドを採用するのは、好ましく、鋼管ブランク外径、その真円度、壁厚、材料及び後続の管ネジの要求に応じてそのローリング輪の径方向位置を調整し、前後工程におけるローリング輪の数は、奇数と偶数で合うようにローリングの総数に合わなければならない、好ましくは、プロ成型ローリング輪は環形ローリング輪採用し、管雄ネジ成型ローリング輪が螺旋ローリング輪採用する。
コーティングのある管材をネジローリングする場合、図26に示すクランプ装置3が図36に示す構造を採用するのは、好ましい、動力装置35、第一クランプ型座34、第一クランプ型33、第二クランプ型32、クランプフレーム31を備え、前記動力装置35と前記第一クランプ型座34接続し、前記第一クランプ型33は、第一クランプ型座34に固定装着され、前記動力装置35、前記第一クランプ型座34および前記第一クランプ型33はクランプフレーム31の内の側に取付けられ、前記第二クランプ型32はクランプフレーム31の他端に取付けられ、前記第一クランプ型33と前記第二クランプ型32とは対応する位置にそれぞれ互いに第一半円柱形内腔36Aと第二半円柱形内腔36Bが設けられ、好ましくは、前記第一半円柱形内腔36Aと前記第二半円柱形内腔36Bとの内面に少なくとも二つの突起の円弧形体361であり、前記円弧形体361のラジアンが挟持される中空ブランクのラジアンと基本的に同じであり、前記動力装置の制御で、前記第一クランプ型座34が前記第一クランプ型33の移動するように駆動し、前記第二クランプ型32と合わせ、中空ブランクを挟持固定される好ましくは、前記動力装置が油圧装置である。
作動原理は:ワークを第一クランプ型と第二クランプ型の間に入れ、液圧ポンプをオンして、シリンダー作用によって第一クランプ型の移動するように駆動し、前記第二クランプ型と合わせ、ワークを挟持固定される。クランプ型とワークとの接続は面接続であり、接合部の面積を増大し、ワークの表面応力分布が更に均一になり、凸溝の角の円弧はコーティングが保護できる。コーティングのあるワークをネジローリング過程において、ローリングが順調に行うし、コーティングも保護できる。
図26を参照し、図32は本発明に係るもう一つの図10又は図13又は図18を示すローリングヘッドを含むローリングヘッドローリング設備実施例の概略図である。図32aは、本発明に係る一つ設備の正面図である。図32bは、図32aの平面図である。2つのローリングヘッド6、7は、ベース10に左右水平に配置され、中空ブランク40は、ワーククランプ装置3によって挟持固定されており、第1ステップにおいては、図32bに示すように、ベース10のプリ成型ローリングヘッド6が前後平面レール112に沿ってその軸心が中空ブランクの軸心と同心するように前に移動し、その後、プリ成型ローリングヘッド6が左右水平レール111に沿ってプリ成型ポジションに至るまで軸方向に移動し、軸方向分力で中空ブランク40を軸方向プリ成型加工し、プリ成型ローリングを完成し、光電誘導装置121が電機を反転させるように制御し、ローリングヘッド6が戻るようになっており、第2ステップにおいては、ベース10が前後平面レール112に沿って移動し、ローリングヘッド7の軸心とプリ成型後の中空ブランク40を同軸のように配置し、図示していないが、ローリングヘッド7が左右水平レール111に沿ってローリングネジポジションに移動し、軸方向の分力で中空ブランクにネジローリング加工を行い、管ネジローリングを完成し、光電誘導装置122が電機を反転させるように駆動し、ローリングヘッド7が戻り、ローリングプロセスを完成するようになっている。
ベース10の平面運動(前、後、左、右)は、デジタル制御又は手動で実行される。光電誘導装置は、外面取り、プリ成型、ネジローリングのそれぞれの工程に取付けられてもよく、制御システムと本発明の精神にて加工時間と速度を制御する。径方向の位置を調節可能なローリングヘッドを採用するのは、好ましく、鋼管ブランク外径、その真円度、壁厚、材料及び後続の管ネジの要求に応じてそのローリング輪の径方向位置を調整し、前後工程におけるローリング輪の数は、奇数と偶数で合うようにローリングの総数に合わなければならない、好ましくは、プロ成型ローリング輪は環形ローリング輪採用し、管雄ネジ成型ローリング輪が螺旋ローリング輪採用する。
図27は、本発明に係るローリング加工モジュールのもう一つの実施例の構造概略図である。図中のプリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドとは、L形のように設置される。1台の(サーボ)動力電機22は、プリ成型ローリングヘッドと管ネジ成型ローリングヘッドの上方に取付けられ、変速装置21とウォーム631にて回転動力を2組のウォームホイール636、736に伝達し、ウォームホイール636、736が更にローリングヘッド座65、75を介して、それぞれローリングヘッド座に取付けられたプリ成型ローリングヘッド(図示せず)と管ネジ成型ローリングヘッド(図示せず)を回転するように駆動する。
図28は、図27のローリングヘッドのL形配置でローリングプリ成型加工された円柱ブランクの更なる説明図である。円柱ブランクワークの移動方式とローリングヘッドフィード方式とは、前述に類似するので、ここに説明を省略する。
図29は、図28の加工管ネジの更なる説明図である。プリ成型ローリングを完成した後、ローリングヘッド組が外力の作用で90度回転し、管雄ネジ加工を引き続き行う。円柱ブランクワークの移動方式とローリングヘッドフィード方式とは、前述に類似するので、ここに説明を省略する。
図30は、本発明に係るローリング加工モジュールのもう一つの実施例の構造概略図である。図中のプリ成型ローリングヘッド、管ネジ成型ローリングヘッド、他のプロセス加工組は、十字架のように設置される。1台の(サーボ)動力電機22は、プリ成型ローリングヘッド、管ネジ成型ローリングヘッド、他のプロセス加工組中央の上方に取付けられ、変速装置21とウォーム631にて回転動力を四辺のウォームホイール636、736、936、1436に伝達し、ウォームホイールが更に夫々のローリングヘッド座65、75、95、145を介して、それぞれローリングヘッド座に取付けられたプリ成型ローリングヘッド(図示せず)と管ネジ成型ローリングヘッド(図示せず)を回転するように、及び、後続の補助加工カッター(図示していないが、円柱ブランク内孔加工、端面加工、テーパ加工又はネジ表面加工等)が作動するように駆動する。補助カッターの作動原理は、従来の技術に近いので、ここに説明を省略する。ローリングヘッド組は、外力の作用で、一回毎に90度回転すると、例えば内孔補整加工14、端面加工15、ネジ誘導熱処理、ネジ摩損、ネジ塗布加工等の様々な加工を行い、その作動方式が従来技術に類似し、その加工工具がローリングヘッド座1436、1536に取付けられる形式が前述に類似するので、ここに説明を省略する。
7、管ネジ成型ローリング生産線
図31は、本発明に係るダブルヘッド式の円錐管ネジ成型ローリング生産線の構造概略図である。
図中の左右両辺には、それぞれ、中空ブランクプリ成型ローリングヘッド6と管ネジ成型ローリングヘッド7が設置され、プリ成型ローリングと管ネジ成型ローリングをAポジションとBポジションに分けるようになる。中空ブランク40がロックされると共に動力電機(図示せず)によって設定の回転速で回転すると、左右二つの一回目のプリ成型ローリングヘッド6がそれぞれ400から、即ち加工されるネジ頭部からプリ成型ローリングで入り、外から裏へ401に至り、即ち、加工されるネジ尾部が一回目のプリ成型ローリングを完成し、ワークが開放され、プリ成型ローリングヘッド6が外へ戻り、機械手がワークをAポジションからBポジションに伝達し、再びロックされると共に動力電機(図示せず)によって設定の回転速で回転し、管ネジ成型ローリングヘッド7がそれぞれ420から、即ち加工されるネジ頭部からローリングで入り、外から裏へ421に至り、即ち、加工されるネジ尾部が二回目のプリ成型ローリングを完成し、ワークが開放され、管ネジ成型ローリングヘッド7が外へ戻り、機械手が管雄ネジ製品をBポジションから次にポジションに伝達し、これにより、ダブルヘッド式の円錐管雄ネジ製品のローリング加工を完成するようになる。Aポジションのプリ成型ローリングプロセスをプレス又は押出プロセスに変えることにより、同じくローリング管雄ネジの製品を実現できるが、そのプロセスと製品の欠陥が上述のように述べられているので、ここに説明を省略する。
8、本発明に係る管方法、ローリングヘッド、設備、モジュールと管雄ネジ生産線及びその製品
図35は、本発明の方法、モジュールヘッド、モジュール、設備及びと管雄ネジ生産線による加工されるプリ成型製品概略図である。図35aは、本発明に係る一つの円柱形プリ成型製品であり、図35bは、本発明に係る一つの円錐形プリ成型製品であり、図35cは、本発明に係る一つの円柱円錐混合形プリ成型製品であり、図35dは、図35aと図35b及び図35cの正弦線管ネジのネジ山型局部概略図であり、図示されたプリ成型ネジのピッチが後続管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなり、前記プリ成型ネジの山型の断面積輪郭線が前記管雄ネジの山型の断面積輪郭線を超えず、比較的に好ましくは、前記プリ成型ネジは正弦線ネジであり、前記第一ステップによって加工された前記中空ブランクが、外面のねじ山の表面粗度Raは0.125より小さくて、表面硬度は20%〜100%高まって、真円度は10%〜50%下がり、特に好ましくは、ブランクのコーティングを維持し、特に亜鉛めっき鋼管について、表面亜鉛層が維持できる。
9、本発明に係る管雄ネジ加工実施例
以下、ガス業界の常用規格がDN32、長さが6000mm、壁厚が3.5mm、真円度が150um、材料がQ235のガス専用亜鉛メッキ鍛接管の取付現場を例とし、図1、図3、図5、図32を参照して従来のローリング加工管雄ネジプロセスと比較し、本発明に係る前述目的、技術案、有益効果を更に説明する。
従来の国家標準<低圧流体輸送用溶接鋼管>(GB3091〜2008)DN32に基づくガス専用亜鉛メッキ鍛接管は、その外径423が42.4mm、普通壁厚が3.50mm、真円度が500umよりも小さい。従来の国家標準<55度密封管ネジ>(GB/T7306.1〜2000)DN32管ネジのネジ山が1.479mmであり、ピッチが2.309mmである。
図1aに示すように、従来ローリング管雄ネジプロセスを採用し、大トン数の軸方向プレス装置を採用し、まず、1:16の円錐面425を加工し、図1cに示すように、その後、管ネジ成型ローリング輪80を利用して、開口端420から即ち加工される管雄ネジ頭部460から421に至るまでローリングし、管雄ネジ製品46のローリング加工を完成する。このようなローリング加工方法には、円錐面425を加工するように、大トン数の軸方向プレス又は径方向押出設備が用いられる。同時に、プレス又は押出圧力は、円錐面の成形時に、管体材料、特に鋼管原始外径423と円錐面の交差部での溶接管の継ぎ目461に対して隠れた破壊及び隠れない破壊を発生し、ローリング管雄ネジ製品に安全なリスクを来すことになる。
或いは、我々は、図1bに示す切削円錐面の方法を採用し、外面取り装置9における切削カッター91で円錐面425を加工し、その結果、表面の亜鉛層が完全に切削され、中空ブランクの壁厚が薄くなり、ローリング管ネジの複数の利点が失われ、同時にカッターの加工要求が高く、難度が大きくなる。
我々は、三ローリング輪で直径縮小ローリング及びテーパローリングをプリローリング工程とし、その結果、鋼管ブランクが何れも三角形になり、その真円度が150から650mm程度に増加し、増加率が約225%であり、国家標準を約30%だけ超えている。その後、三つの管ネジローリング輪で、更なる三角形のような管ネジになるようにローリングし、真円度が更に大きくなり、明らかに廃品になってしまい、或いは、四つの管ネジローリング輪で、依然として更なる三角形のような管ネジになるようにローリングし、そのネジ外径の真円度が2mmよりも大きくなり、また廃品になってしまう。
前述の問題を解決するために、図3b、図5b、図5d、図32に示すように、本発明に係るプリ成型ローリング方法で円錐面プリ成型ネジローリング81を用いて中空ブランクを円錐面プリ成型ローリングし、中空ブランクの材料がQ235であって中低炭素鋼に属すものであり、本発明の精神によれば、プリ成型後の成型ネジ山の高さ0.5mmであり、ピッチが2.309mmであり、プリ成型後の円錐面425のテーパが6度であり、鋼管生産時の残留応力の一部が開放されることになる。図32に示すように、ローリングヘッド6は、400、即ち加工される管雄ネジ頭部420からプリ成型ローリングされ、ローリングヘッド6上のローリング輪81と中空ブランク40のオフセット角がローリング過程において発生した軸方向分力で、401、即ち加工されるの管雄ネジ尾部421へプリ成型ローリングにてプリ成型ネジのある円弧と円弧連接する特殊な螺旋線を有する円錐面425を軸方向プリ成型ローリングし、その後、円錐面425が形成されたブランクが軸方向管ネジ成型ローリングプロセスに入り、図5bに示すように、円度校正管雄ネジ成型ローリング輪82の作用で、円度校正と管雄ネジ成型プロセスを発生し、標準DN32鋼管外径中空ブランク40が480と481に合格の管雄ネジを形成する。同一台の設備と同一個の動力電機直接ローリング方法を採用するので、設備構造が大きく簡素化し、ローリング管雄ネジプロセスの幅広い応用に寄与する。同時に、プレスプロセスと設備が使われないので、プレス応力が円錐面の形成時に管体材料、特に、鋼管標準外径と円錐面交差部481の溶接管の継ぎ目に発生した隠れた破壊と隠れない破壊を避け、従来の管雄ネジ製品に対するローリング技術の安全リスクを大きく減少する。同時に、切削錐面プロセスによる亜鉛層が破壊され鋼管が薄くなる等の問題を避けると共に、径方向三ローリング輪が円錐面をローリングする又は円柱面に直径縮小することによる中空ブランクの変形によるローリングの失敗を避ける。
図32を参照しながら、具体的な加工実施ステップを説明する。まず、前記標準鋼管外径ブランク40のDN32をワーククランプ装置3に設置して挟持し、電機スイッチ20をオンして中空ブランク40を回転させ、手動で浮動のローリングカット装置5をプロセスに応じて径方向フィードし、中空ブランク40の6000mmの長さを必要な2750mmの長さにローリング切断し、ローリングカット装置5を開放するように手動で反転回転し、電機スイッチ20をオフし、カットポジションを完成する。レバー101により手動でプリ成型ローリング装置6を加工位置400、即ち加工される管雄ネジの頭部420の位置に軸方向フィードし、手動で浮動のプリ成型ローリング装置6中のローリング輪81を中空ブランク40の加工位置400に軸方向接触し、中空円柱ブランク40が導入され、プリ成型ネジのある円錐面プリ成型ローリング輪と中空ブランク40のオフセット角で軸方向プリ成型フィードローリングし、プリ成型ローリングが完成すると、即ち、ローリング輪が中空ブランクの尾部401に達すると、光電誘導装置制御調節バー121が作動し、電機が反転回転し、その後、手動でプリ成型ローリング制御盤上の径方向位置制御バー(図示せず)を搬送し、プリ成型ローリング装置中のローリング輪6が中空ブランク40から離れ、水平径方向にベース10を押し、その管ネジ成型ローリング装置7をローリングネジポジションに移動し、中のローリング輪82を円錐ブランク40の加工位置420に軸方向接触し、円錐ブランクが導入され、螺旋ローリング輪の螺旋昇角と円錐ブランク40の導入角の差で円度調整及び管ネジ成型ローリングし、管ネジ成型ローリングが完成した後、つまり、ローリング輪が円錐ブランクの尾部421に達すると、光電誘導装置制御調節バー122が作動し、電機が反転回転し、その後、手動で管ネジ成型ローリング制御盤上の制御レバー(図示せず)、ローリング装置が管雄ネジ製品から離れ、ローリング加工を完成する。加工管雄ネジ過程において、ローリングプロセスの要求に応じて浮動の面取り装置を使用してもよい。
図1乃至図8及び図20及び図21に示すように、本発明に係る管雄ネジ製品の方法、ローリングヘッド及びその設備と、従来技術の管雄ネジ製品の製造方法、ローリングヘッド及びその設備の差異性が明らかであり、よって、適用性が更に広く、製品の合格率が99%以上になり、従来現場に100%採用する切削フロントカバーのプロセスのステップに近く、加工装置が簡単になり、人々の使用習慣に符合し、幅広い使用に寄与する。
以下、ガス業界の常用規格がDN20、長さが1000mm、壁厚が2.8mm、真円度が120um、材料がQ195のガス専用亜鉛メッキ鍛接管の取付現場を例とし、図3a、図33、図34、図35を参照し、本発明に係る方法、モジュールヘッド、モジュール、設備及びと管雄ネジ生産線による加工されるプリ成型ネジである製品の前述目的、技術案、有益効果を更に説明する。図3a、図33、図34を示しように、本発明に係るプロ成型ローリング方法によるローリング輪81でブランク40を円柱面プリ成型ネジローリング作業する。中空ブランクの材料がQ195であって中低炭素鋼に属すものであり、国家標準<55度密封管ネジ>DN32管ネジのネジ山が1.162mmであり、本発明の精神によれば、プリ成型管ネジ山の高さが0.4mmを取り。ピッチが同じになり、ピッチが標準ピッチ1.162mmmmである正弦線管ネジであり、鋼管生産時の残留応力の一部が開放されることになる。図34、図35aに示すように、ローリングヘッド7Aは、400、即ち加工される管雄ネジ頭部420からプリ成型ローリングされ、ローリングヘッド7上のローリング輪81と中空ブランク40のオフセット角がローリング過程において発生した軸方向分力で、401、即ち加工されるの管雄ネジ尾部421へプリ成型ローリングにてプリ成型ネジのある円弧と円弧連接する特殊な螺旋線を有する円錐面421を軸方向プリ成型ローリングし、その後、円錐面425が形成されたブランクが軸方向管ネジ成型ローリングプロセスに入り、プリ成型ローリング過程においてローリング輪が徐々に中空ブランクに接触し、中空ブランクの残留応力の徐々に開放され、(鋼管)中空ブランクの元の残留曲率範囲が徐々に減少し、中空ブランクローリング部分の断面が元の無規則多角形から制御可能な一定の楕円度を有する円柱形又は円錐形又は円柱円錐混合形にローリング成型されることになる。該有規則の中空ブランクは、後続のネジローリング要求に符合する。前記加工設備を使って、工場で標準生産のプリ成型ネジのある長さ1mのブランクを現場で作業できて、管雄ネジローリングプロセスを行って、図32を示す前記二回のローリング方法におけるプリ成型ネジローリングを省略される。プリ成型ネジローリングが後続管雄ネジローリングの質を影響し、必要に応じて二回プリ成型ローリングに7Bローリングヘッドを使っても使わなくてもよい。
本発明は、既に好ましい実施例で掲示されており、しかしながら、本発明は、これに限らず、当業者は、本発明の精神及び範囲を脱出しないままで、様々な等価の変化又は差替えを行え、前述のローリング方法及び方向、プリ成型ローリング輪のネジ山型、ローリング輪の数と取付形式、ローリングヘッドの数と取付形式、ローリングの数と方式ローリング輪座の径方向と軸方向の運動形式等による制限を受けていない。例えば、プリ成型ローリング輪と管ネジ成型ローリング輪の係合点は、管雄ネジ製品のネジ頭部から始まってもよく、有効ネジの尾部又は完全ネジの他の非ネジ端部からローリングし、ネジ頭部方向へネジローリングを完成してもよい。
各々のローリングヘッドは、水平配置されてもよく、垂直配置されてもよい。
プリ成型ネジのピッチが中空ブランク外径、壁厚、材料、真円度及びネジ山高さによって、管雄ネジローリング輪のピッチと30%以下の公差である。
ローリングが径方向フィードして軸方向ローリングしきれないと、我々は、該ローリング上のローリングが実際に不完全ネジ又は設計されたネジ山高さより少なくであると認識できる。
鋼管ブランクが従来のプレスプロセスを採用して完璧な真円度を完成した後、又は、鋼管ブランクが精密鋼管であり、真円度が小さくて、本発明に係るプリ成型ローリングプロセスが簡素化又は省略されて、本発明に係る円度校正と管ネジ成型ローリングプロセスに直接入ってもよい。
又は、甲があるところに本発明に提示のローリング方法に応じて後続のローリング要求に合った中空ブランクを加工され、乙のところに管雄ネジローリングによって後続の管雄ネジを加工し、合格な管雄ネジ製品も生産できる。
例えば、炭素鋼管、ステンレス管、銅鋼管、チタン合金鋼管及び特殊合金鋼管等の異なる鋼管種類に対して、例えば3/8寸以下、6寸以下など、又は他の非標準外径寸法中空ブランクのような寸法が異なる鋼管に対して、厚さが異なる鋼管、ウェルドシームレス鋼管に対して、例えばNPT、BSPT、API及び米国製管ネジ等の真円度に対して、本発明に提示のローリング方法に応じてローリング輪の構造と数、プリ成型ネジのネジ山高さなどを確定して管雄ネジを加工してもよい。
また、合理な設計によって、他の鋼管校正装置を本発明に係るローリングヘッドと設備に組合せて管ネジ成型ローリングを完成してもよい。
各々のローリング輪は、自身の回転動力がローリング輪軸を中心に自己回転による中空ブランクに対する運動を発生してもよい。
最後に、本発明に係るローリング方法は、中空ブランクに適合されるだけではない。我々は、そのプリ成型ローリングヘッドの奇数偶数の相違原則を利用でき、複数組のローリング輪で円度校正、直径縮小又は表面強化が必要のブランクを複数ローリングでき、ワークの表面応力分布が更に均一になり、ブランクの真円度、直線度及び表面硬度の質量を向上させる。
このため、本発明による保護範囲は、本願の請求項に限定された範囲と見なされるべきである。
1 ベース及びベースクレーム、2 動力電機及び変速装置、20 電機スイッチ、21 変速装置、22 動力電機、23 中空主軸、3 ワーククランプ装置、31 クランプフレーム、32第二クランプ型、33、第一クランプ型、34第一クランプ型座、35動力装置、36A第一半円柱形内腔、36B前記第二半円柱形内腔、361突起の円弧形体、4 中空ブランクと管ネジ製品、40 原始中空ブランク、400 加工始め端、401 加工終わり端、403 原始中空円柱外径、42 プリ準備プロセス後の中空ブランク、420 加工始め端、421 加工終わり端、422 円柱ブランク内径、423 円柱ブランク外径、424 円柱ブランク円柱面、425 円柱ブランク錐面、426 円錐ブランク小径、46 ローリング技術管ネジ製品、460 ネジ頭部、461 ネジ尾部、48 本発明に係るネジ製品、480 ネジ頭部、481 ネジ尾部、5 ローリングカット装置、51 ローリングカッター、6 一回目プリ成型ローリングヘッド、60 ローリングヘッド、60 プリ成型ローリングヘッド、60A 第一(前)のプリ成型ローリングホイール又は上ローリングヘッド座、60A1 上ローリングヘッド座バー 60A2 上ローリングヘッド座板、60B 第二(後ろ)のプリ成型ローリングホイール又は下ローリングヘッド座、60B2 下ローリング輪座板、601 ピン軸孔、602 ピン軸、604 ワーク作動孔、61 径方向溝、611 柱、631 ウォーム、6311 プリ成型ローリングヘッドウォーム、6312 管ネジローリングヘッドウォーム、636 ウォームホイール、64 制御バー、66 プリ成型調節盤、66A 第一(前)プリ成型調節盤、66B 第二(前)プリ成型調節盤、661 ピン軸、662 弧形溝、67 ピン、68 ローリングヘッドフレーム、69 トルク拡大歯車組、691 回転レバー、696 リードナット、7 管ネジ成型ローリングヘッド、7A 第一組ローリングヘッド、7B 組ローリングヘッド、70 管ネジ成型ローリングホイール、70A 第一組ローリングヘッド(管雄ネジ)のローリングホイール、70B 第二(管雄ネジ)のローリングホイール、701 ピン軸孔、702 ピン軸、703 斜平面、704 作動孔、71 ローリング輪径方向溝、731 ウォーム、736 ウォームホイール、75 ローリングヘッド座、76 管雄ネジ調節盤、76A 第一調節盤、76B 後調節盤、761 ピン軸孔、762 弧形溝、763 ピン軸、764 作動孔、766 取付盲穴、77 ピン、8 ローリング輪、80 従来ローリング管雄ネジ技術ローリング輪、81 本発明に係るプリ成型ローリング輪、82 本発明に係る管ネジ成型ローリング輪、821 四つの環形ローリング輪の第一個のローリング輪ネジ始め部分、822 四つの環形ローリング輪の第二個のローリング輪ネジ始め部分、823 四つの環形ローリング輪の第三個のローリング輪ネジ始め部分、824 四つの環形ローリング輪の第四個のローリング輪ネジ始め部分、83 本発明に係るローリング輪軸、831 ローリング輪軸のニードルベアリング、832 ローリング輪軸端斜平面、832a ローリング輪軸端摺動ブロック、832b ローリング輪軸端大斜平面、833 ローリング輪軸端円柱端、836 ローリング輪軸端摺動ブロック、86 本発明に係るローリング輪座、891 軸方向隙間、892 径方向隙間、δ ローリング輪軸とワークの垂直方向に対するオフセット角、X ローリング輪軸の軸線、X’ 中空ブランクの軸線、9 面取り装置(又は端面加工工具)、91 加工切削カッター、936 ウォーム、95 ローリングヘッド座、10 ベース、101 ベースのレバー、102 主ベース(左右ベース)、103 副ベース(前後ベース)、11 ベース上(二本)の軸方向柱又は平面レール、111 水平左右平面レール、112 水平前後平面レール、12 光電誘導装置、121 (光電誘導)制御調節バー1、122 (光電誘導)制御調節バー2、13 テーパプレス加工型、14 中空加工工具、1436 ウォームホイール、145 内孔加工工具座、15 端面加工工具、1536 ウォームホイール、h 山高さ、P ピッチ

Claims (15)

  1. 第一ローリング輪組と第二ローリング輪組で中空ブランクを順にローリング加工する管雄ネジのローリング加工方法であって、
    前記第一ローリング輪組は、少なくとも円周方向に配置された三つの第一ローリング輪を含み、前記第二ローリング輪組は、少なくとも円周方向に配置された二つの第二ローリング輪を含み、前記第一ローリング輪は、外面にプリ成型ネジがある第一ローリング輪であり、前記第二ローリング輪は、外面が管雄ネジ成型部分を有し、
    前記ローリング加工方法は、
    前記第一ローリング輪組が前記中空ブランクの外面をネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面にローリング加工する第一ステップと、
    前記第二ローリングが第一ステップによって加工された前記中空ブランクの外面を再びローリングして管雄ネジをローリング形成する第二ステップと、を備え、
    前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪の数のうち一方が奇数であると、他方が偶数であり、
    前記プリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなっている、ことを特徴とする管雄ネジのローリング加工方法。
  2. 前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数が前記第二ローリング輪組における第一ローリング輪の数よりも多くなっている、請求項1に記載の管雄ネジのローリング加工方法。
  3. 円錐管雄ネジを加工する方法であり、前記第一ローリング輪組におけるローリング輪は環形ローリング輪であり、前記第二ローリング輪組におけるローリング輪は螺旋ローリング輪である、請求項1に記載の管雄ネジのローリング加工方法。
  4. 円錐管雄ネジを加工する方法であり、前記ローリング輪は、円錐形ローリング輪であると共に、プリ成型ネジを有し、その軸線が加工される中空ブランクの軸線と共に垂直方向に対して9度以下のオフセットを有する、好ましくは、3度以下のオフセットを有する、請求項1に記載の管雄ネジのローリング加工方法。
  5. 円錐管雄ネジを加工する方法であり、前記第一ローリング輪組が前記中空ブランク上の加工される前記管雄ネジ部分の外面をネジ付きの円錐面にローリング加工すると共に、前記円錐面のテーパを2°〜12°にし、好ましくは、3°30’’〜 8°30’’にする、請求項1に記載の管雄ネジのローリング加工方法。
  6. 前記第一ステップによって加工された前記ネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面の軸方向長さが加工される管雄ネジの軸方向長さの以上であり、好ましくは、1〜3個のピッチだけ大きくなる、請求項1に記載の管雄ネジのローリング加工方法。
  7. 前記方法は、プリ成型ローリング加工を介した中空ブランク外面に管雄ネジ成型ローリング加工を行うものであり、前記プリ成型ローリング加工とは、第一ローリング輪組で前記中空ブランクの外面をネジ付きの円柱面又はネジ付きの円錐面又はネジ付きの円柱円錐混合面にローリング加工するものであり、前記第一ローリング輪組は、少なくとも三つの円周に沿って配置された外面にプリ成型ネジがある第一ローリング輪を含み、前記管雄ネジ成型ローリング加工は、第二ローリング輪組によって完成され、前記第二ローリング輪組は、少なくとも二つの円周に沿って配置された外面が管雄ネジ成型部分を有する第二ローリング輪を含み、前記第二ローリング輪が管雄ネジ成型部分を有し、前記第一ローリング輪組中の第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組中の第二ローリング輪の数のうち一方が奇数であり、他方が偶数であり、前記プリ成型ネジのピッチが前記管雄ネジ成型部分のピッチと同じであり、前記プリ成型ネジのネジ山高さが前記管雄ネジ成型部分のネジ山高さよりも小さくなっている、ことを特徴とする管雄ネジのローリング加工方法。
  8. 少なくとも円周方向に配置された三つの第一ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも円周方向に配置された四つの第一ローリング輪を含み、外面にプリ成型ネジがある第一ローリング輪の第一ローリングヘッドと、
    少なくとも円周方向に配置された二つの第二ローリング輪を含み、好ましくは、少なくとも円周方向に配置された三つの第二ローリング輪を含み、管雄ネジ成型部分を有する第二ローリングヘッドとを備え、
    前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪の数と前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪の数のうち一方が奇数であると、他方が偶数であり、
    更に好ましくは、前記第一ローリング輪ヘッドにおける第一ローリング輪の数が前記第二ローリングヘッドにおける第一ローリング輪の数よりも多くなり、
    前記第一ローリング輪のピッチが前記第二ローリング輪のピッチと同じであり、前記第一ローリング輪のネジ山高さが前記第二ローリング輪のネジ山高さよりも小さくなっている、ことを特徴とする管雄ネジローリング加工モジュール。
  9. 前記第一ローリング輪組における第一ローリング輪は、環形ローリング輪であり、前記第二ローリング輪組における第二ローリング輪は、螺旋ローリング輪である、請求項8に記載の管雄ネジローリング加工モジュール。
  10. 前記第一ローリング輪は、外面にプリ成型ネジがある円錐形ローリング輪であると共に、前記プリ成型ネジがある円錐形ローリング輪のテーパが2°〜12°であり、好ましくは3°30’’〜 8°30’’である、請求項8に記載の管雄ネジローリング加工モジュール。
  11. 前記第一ローリングヘッド及び第二ローリングヘッドは、一体に組合わせられており、前記第一ローリングヘッド及び第二ローリングヘッドは、加工される中空ブランクと同軸に設置され、前記第一ローリングヘッドが管雄ネジ加工始めに近い側に設置される、請求項8に記載の管雄ネジローリング加工モジュール。
  12. 第一ローリングヘッド座、第二ローリングヘッド座、変速装置及び動力電機を更に備え、前記第一ローリングヘッド座に前記第一ローリングヘッドが固定装着され、前記第二ローリングヘッド座に前記第二ローリングヘッドが固定装着され、前記変速装置の入力主軸が前記動力電機の出力主軸と機械的に係合し、前記変速装置の出力主軸が第一ローリングヘッド座及び第二ローリングヘッド座と同時に機械的に係合し、動力電機は、変速装置を介して前記第一ローリングヘッド座及び第二ローリングヘッド座を回転するように駆動し、第一ローリングヘッド及び第二ローリングヘッドを回転するように駆動する、請求項8に記載の管雄ネジローリング加工モジュール。
  13. 少なくとも請求項8又は9のうち何れか一項に記載の管雄ネジローリング加工モジュールを備え、ベース、動力電機、ワーククランプ装置、電機制御装置、及び変速装置を更に備え、前記ベースには、前記動力電機、前記電機制御装置、前記ワーククランプ装置及び前記管雄ネジローリング加工モジュールが設けられており、前記動力電機と前記ワーククランプ装置とは、前記変速装置介して互いに接続し、前記動力電機は、電機制御装置の制御で、前記変速装置を介して前記ワーククランプ装置によって挟持される中空ブランクを回転するように駆動し、前記ワーククランプ装置によって挟持される中空ブランクと前記管雄ネジローリング加工モジュールとが相対ローリング回転運動を発生するようにする、ことを特徴とする管雄ネジ加工設備。
  14. 少なくとも請求項8又は9のうち何れか一項に記載の管雄ネジローリング加工モジュールを備え、ベース、動力電機、ワーククランプ装置、電機制御装置、及び変速装置を更に備え、前記ベースには、前記動力電機、前記電機制御装置、前記ワーククランプ装置及び前記管雄ネジローリング加工モジュールが設けられており、前記動力電機と前記ワーククランプ装置とは、前記変速装置介して互いに接続し、前記動力電機は、電機制御装置の制御で、前記変速装置を介して管雄ネジローリング加工モジュールにおける第一ローリング輪および/または第二ローリング輪回転するように駆動し、前記ワーククランプ装置によって挟持される中空ブランクとが相対ローリング回転運動を発生するようにする、ことを特徴とする管雄ネジ加工設備。
  15. 動力装置、第一クランプ型座、第一クランプ型、第二クランプ型、クランプフレームを備え、
    前記動力装置と前記第一クランプ型座とは接続し、前記第一クランプ型は、第一クランプ型座に固定装着され、前記動力装置、前記第一クランプ型および前記第一クランプ型座がクランプフレームの内の側に取付けられ、前記第二クランプ型がクランプフレームの他端に取付けられ、
    前記第一クランプ型と前記第二クランプ型とは対応する位置にそれぞれ互いに第一半円柱形内腔と第二半円柱形内腔が設けられ、好ましくは、前記第一半円柱形内腔と前記第二半円柱形内腔との内面に少なくとも二つの突起の円弧形体であり、前記円弧形体のラジアンが挟持される中空ブランクのラジアンと基本的に同じであり、
    前記動力装置の制御で、前記第一クランプ型座が前記第一クランプ型の移動するように駆動し、前記第二クランプ型と合わせ、中空ブランクを挟持固定される、ことを特徴とする中空ブランククランプ装置。
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