JP6731357B2 - 巻上機の共吊制御装置および巻上機の吊上げ装置 - Google Patents

巻上機の共吊制御装置および巻上機の吊上げ装置 Download PDF

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Description

本発明は、巻上機の共吊制御装置および巻上機の吊上げ装置に関する。
巻上機で長尺物を搬送する際、通常の玉掛け方法であると、吊荷の傾きによる落下の危険性がある。このため、特別な玉掛け治具を用いる場合がある。しかし、治具の装着に手間がかかるため、巻上機を2台用いて吊荷が傾かないように均等に荷重が掛かるように玉掛けをして長尺ものを搬送する方法がある。
この場合、巻上機を2台用いて吊荷を搬送するので、2台の巻上機間の速度が合わないと、搬送物に傾きが生じてしまい落下の危険性がある。
2台の巻上機間の速度を合わせる手段として、例えば、特許文献1がある。特許文献1では、インバータ駆動ホイストの制御部にクレーンフック位置データ、運転速度データ及び動作データを外部に供給し、または外部からのデータ入力を受け取る通信部を備える。
そして、この通信部を介し連動する各々のホイスト制御部間でデータの授受を行う。このような構成の下、2台の巻上機間の相対的な位置関係を維持して巻上げ及び巻下げ運転を行う。
特開平9−25091号公報
特許文献1では、取得するクレーンフック位置データ等により相対的な位置関係を維持して巻上げ及び巻下げ運転を行っている。しかし、特許文献1では、巻上機のワイヤーロープが巻かれているドラム径やワイヤーロープの伸びによるメカ的(機械的な)な誤差の補正を実施していない。この結果、2台の巻上機間のフックブロック位置データの認識の差により搬送物に傾きが生じてしまう。
本発明の目的は、2台の巻上機を用いて、吊荷である搬送物に傾きが生じるのを防止して搬送物を搬送することにある。
本発明の一態様は、第1の巻上機と第2の巻上機を用いて搬送物を吊り上げる共吊制御装置であって、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機の上下方向の機械的な位置の誤差を補正する補正手段と、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機の相対的な位置合わせを行う位置合わせ手段と、を有し、前記補正手段は、前記位置合わせ手段による位置合わせを行う前に、前記機械的な位置の誤差を補正することを特徴とする。
本発明の一態様は、第1の巻上機と第2の巻上機を有する吊上げ装置であって、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機の位置を特定する手段と、前記第1の巻上機の位置を予め指定された高さに、前記第2の巻上機の位置を予め指定された高さに補正する補正手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、2台の巻上機を用いて、吊荷である搬送物に傾きが生じるのを防止して搬送物を搬送することができる。
本発明の実施の形態に係る巻上機の共吊制御装置の全体構成図である。 共吊制御装置の制御部の構成を示すブロック図である。 2台の巻上機間にメカ的な誤差が生じることを示した図である。 メカ誤差補正処理を示すフローチャートである。 共吊制御の水平保持運転と位置保持運転の動作を表した図である。 共吊運転選択制御の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
図1、図2を参照すると、実施の形態に係る巻上機の共吊制御装置では、2台の巻上機A、Bを用いて搬送物Cを吊上げる。巻上機Aは、クレーンフック1a、ワイヤーロープ2a、巻上誘導電動機(モータ)3a、巻上用装置4a、横行誘導電動機(モータ)5a、横行用装置6a、巻上・横行インバータ装置8a、操作用の入力装置9及び3相電源16から構成されている。
一方、巻上機Bは、クレーンフック1b、ワイヤーロープ2b、巻上誘導電動機(モータ)3b、巻上用装置4b、横行誘導電動機(モータ)5b、横行用装置6b及び巻上・横行インバータ装置(制御部)8b、から構成されている。
また、巻上誘導電動機(モータ)3aには、誘導電動機用ブレーキ10a、エンコーダ11aが設けられており、横行誘導電動機(モータ)5aには、誘導電動機用ブレーキ10aが設けられている。
巻上・横行インバータ装置8aには、巻上・横行インバータ制御部12a、巻上用インバータ13a、横行用インバータ14aが設けられている。一方、巻上誘導電動機3bには、誘導電動機用ブレーキ10b、エンコーダ11bが設けられており、横行誘導電動機5bには誘導電動機用ブレーキ10bが設けられている。
また、巻上・横行インバータ装置8bには、巻上・横行インバータ制御部12b、巻上用インバータ13b、横行用インバータ14bが設けられている。
図1に示すように、共吊制御装置の巻上機A、巻上機Bでは、クレーンフック1a、1bに取り付けた搬送物(荷物)Cを、巻上誘導電動機3a、3bを備えた巻上用装置4a、4bによりワイヤーロープ2a、2bをそれぞれ巻上及び巻下することにより上下方向に移動させる。
また、巻上機A、巻上機Bは、横行用装置6a、6bにある車輪(図示せず)を横行誘導電動機5a、5bにより回転させることにより、横行用ガーダー7に沿って横方向に移動する。
ここで、共吊制御装置には、連動モードと単動モードがある。連動モードは、A側の巻上機AとB側の巻上機Bが連動して動作するモードである。一方、単動モードは、A側の巻上機AとB側の巻上機Bのどちらか一方のみが動作するモードである。
また、連動モードと単動モードの切り替え及び単動モードでのA側の巻上機Aの動作又はB側の巻上機Bの動作の切替えは、図2に示す入力装置9を使用して行う。巻上誘導電動機3a、3bと横行誘導電動機5a、5bは、巻上・横行用インバータ装置8a、8bに設けられた図2の巻上・横行インバータ制御部12a、12bによりそれぞれ制御される。
即ち、オペレータ(操作者)が入力装置9からの所定の指示を入力すると、巻上・横行インバータ制御部12a、12bは、巻上用インバータ13a、13bと横行用インバータ14a、14bをそれぞれ制御する。
そして、巻上用インバータ13a、13bと横行用インバータ14a、14bから、制御に必要な周波数、電圧及び電流を巻上誘導電動機(モータ)3a、3bと横行誘導電動機(モータ)5a、5bにそれぞれ加える。
そして、誘導電動機用ブレーキ10a、10bを開放制御することで、巻上用装置4a、4bの場合、クレーンフック1a、1bに取り付けられた搬送物(荷物)Cが落下することなく上下方向にそれぞれ移動させる。また、横行用装置6a、6bの場合、横行用ガーダー7に沿って巻上用装置4a、4bを横方向にそれぞれ移動させる。
また、巻上・横行インバータ制御部12a、12bは、巻上誘導電動機(モータ)3a、3bの回転数を検出するエンコーダ11a、11bの情報、即ち位置情報を巻上・横行インバータ制御部12a、12bにそれぞれ取り込み、共吊制御制御に使用する。
また、A側の巻上機Aは、シリアル通信15を介して、B側の巻上機Bの位置情報や、速度情報、運転状態情報を取得し、B側の巻上機Bに対する動作指示を実施する。シリアル通信に限らず無線や赤外線による通信であっても実施可能である。なお、有線のシリアル通信やパラレル通信を行う場合には、周辺環境の影響を受けにくいので有効である。
また、B側の巻上機Bは、A側の巻上機Aとのシリアル通信15を介して、入力装置9による操作情報やA側の巻上機Aからの動作指示により運転速度を選択して動作する。
図3は、巻上用装置4a、4bのドラム径やワイヤーロープ2a、2bの伸びにより、A側の巻上機AとB側の巻上機Bとの間にメカ的な誤差が生じることを示した図である。
エンコーダ11a、11bによる位置情報はパルス波形で巻上・横行インバータ制御部12a、12bにそれぞれ入力され、巻上・横行インバータ制御部12a、12bは入力されたパルス数に基づき位置を認識する。
一般的に用いられるエンコーダ11a、11bはインクリメント方式のため、ゼロ位置を巻上・横行インバータ制御部12a、12bに知らしめる必要がある。例えば、クレーンフック1a、1bがそれ以上、上方向に移動できない位置(上限位置)をゼロ、即ちパルス数ゼロと設定する。
この設定によりクレーンフック1a、1bが下方向へ移動すると、パルス数がカウントされることで位置が判明する。ここで、下限位置となる地面付近にA側の巻上機A、B側の巻上機Bのクレーンフック1a、1bを移動させる。
見た目の水平位置を合わせた場合に、メカ的な誤差が生じる。例えば、A側の巻上機Aの検出パルス数は1006、B側の巻上機の検出パルス数は1000となり、位置ズレが生じる。
次に、図4を参照して、上記メカ誤差を補正するためのメカ誤差補正処理について説明する。メカ誤差補正処理は、A側の巻上機Aの巻上・横行インバータ制御部12aで実施する。ここで、誤差補正処理は、定期的に、例えば10msごとに実行されることが好ましい。
まず、最初にメカ誤差補正割合の取得操作があるか確認する(S101)。ここで、処理開始の操作は、A側の巻上機Aの巻上・横行インバータ制御部12aに設けられた設定用ボタン(図示せず)を操作することにより開始する。
また、前記処理開始の操作は、入力装置9からの信号入力状態により開始しても良い。前記取得操作があるのならば、その時のパルス差(B側パルス−A側パス)を取り込み(S102)、補正割合を算出する(S103)。
ここで、パルス差の取り込み(S102)は、A側の巻上機Aの巻上・横行インバータ制御部12aに設けられた設定用ボタン(図示せず)を操作することによりパルス差を入力しても良い。
あるいは、入力装置9からのパルス差取り込み信号が入力された時点でのパルス差としても良い。前記取得操作が無い場合には、補正割合によりA側の巻上機Aのパルスを補正する。
ここで、補正割合の初期値を1とすることで、補正割合取得操作を実施しない場合は、検出した通りのパルス数とすることができる。また、算出した補正割合は巻上・横行インバータ制御部12aに設けられた記憶部(図示せず)に記憶して保存する。
これにより、電源が遮断されても消去されることなくA側の巻上機Aのパルス数を補正することができる。
前記メカ誤差補正処理により、例えば、クレーンフック1a、1bを下限位置で水平に合わせたとき、A側の巻上機Aの検出パルス数が1006、B側の巻上機Bの検出パルス数は1000の場合、パルス差が−6(A側の巻上機Aのクレーンフック1aはB側の巻上機Bのクレーンフック1bより6パルス分上にある状態)となる。
これにより、補正割合は1+(−6÷1006)≒0.9940となり、A側の巻上機Aのパルス数を補正すると、1006×0.9940≒1000となる。従って、B側の巻上機Bの検出パルス数1000と一致するため補正が正常に行える。
また、前記メカ誤差補正処理は、定期的に実行される処理であるので、位置合わせ制御の前段に処理を実行することで、適正に補正したパルス数で運用できる。
ここで、搬送物Cの形状は様々なので、共吊を実施するための玉掛け位置は、A側の巻上機A、B側の巻上機Bで各々異なることが多い。その際に生じる、A側の巻上機AとB側の巻上機Bのクレーンフック1a、1bの位置の差を保持しながら運転することができる位置保持運転がある。
図5は、共吊制御の水平保持運転と位置保持運転の動作を表した図である。水平保持運転は、A側の巻上機AとB側の巻上機Bのクレーンフック1a、1bの位置が水平位置を保持、すなわちパルス数の差がゼロになるように速度制御しながら運転するモードである。
一方、位置保持運転は、A側の巻上機AとB側の巻上機Bのクレーンフック1a、1bの位置の差、即ちパルス数の差を記憶してパルス数の差を保持するように速度制御しながら運転するモードである。
次に、図6を参照して、各運転制御の切替処理及び各運転制御に用いるパルス数の差を決定する処理(共吊運転選択制御処理)について説明する。共吊運転選択制御処理は、A側の巻上機Aの巻上・横行インバータ制御部12aで実施する。そして、前記処理は、定期的に例えば10msごとに実行されるのが好ましい。
まず、水平保持運転と位置保持運転の切替えは、共吊運転モードの選択指示があるかを確認することにより行われる(S201)。ここで、前記選択指示は、A側の巻上機Aの巻上・横行インバータ制御部12aに設けられた設定用ボタン(図示せず)を操作することにより開始する。
また、入力装置9からの信号入力状態により開始しても良い。前記選択指示があるのならば、その水平保持運転指示の状態で(S202)、水平保持運転(S203)または位置保持運転(S204)を選択する。
次に、各運転制御に用いるパルス数の差、即ち位置合わせの基準を決定する。まず、共吊運転制御モードを判定する(S205)。
水平保持運転モードならば、位置合わせ基準をゼロとする。位置保持運転モードであれば、入力装置9の「入」信号の状態を確認し(S207)、この信号状態がOFFであれば、現在のA側検出パルス数とB側検出パルス数の差を、位置合わせ基準とする(S209)。
前記「入」信号状態がONであれば、単動モードから連動モードへ切り替えているか確認し(S208)、切り替えていれば、現在のA側検出パルス数とB側検出パルス数の差を、位置合わせ基準とする(S209)。
上記実施の形態により、ドラム径やワイヤーロープ2a、2bの伸びによる2台の巻上機A、B間のメカ的な誤差の補正割合を算出して、検出パルス数の補正を実施することができる。これにより、巻上機A、B間のメカ的な誤差を補正することができる。
さらに、搬送物(吊荷)Dの形状に合わせて、相対的な位置関係を入力装置9の操作により簡単に設定することができ、さらに、運転したいモードも入力装置9の操作により簡単に設定することができる。
1a、1b クレーンフック
2a、2b ワイヤーロープ
3a、3b 巻上誘導電動機
4a、4b 巻上用装置
5a、5b 横行誘導電動機
6a、6b 横行用装置
7 横行用ガーダー
8a、8b 巻上・横行インバータ装置
9 入力装置
10a、10b 誘導電動機用ブレーキ
11a、11b エンコーダ
12a、12b 巻上・横行インバータ制御部
13a、13b 巻上用インバータ
14a、14b 横行用インバータ
15 シリアル通信
16 3相電源
A A側の巻上機
B B側の巻上機
C 搬送物

Claims (7)

  1. 第1の巻上機と第2の巻上機を用いて搬送物を吊り上げる共吊制御装置であって、
    前記第1の巻上機と前記第2の巻上機の上下方向の機械的な位置の誤差を補正する補正手段と、
    前記第1の巻上機と前記第2の巻上機の相対的な位置合わせを行う位置合わせ手段と、
    共吊運転選択制御処理を行う制御手段と、を有し、
    前記補正手段は、前記位置合わせ手段による位置合わせを行う前に、前記機械的な位置の誤差を補正し、
    前記位置合わせ手段は、前記搬送物の形状に応じて、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機との水平位置を保持して運転する水平保持運転と、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機との上下方向の位置の差を保持して運転する位置保持運転とを切り替える処理を伴って位置合わせを行い、
    前記制御手段は、
    入力装置を用いて、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機が連動して動作する連動モードと、前記第1の巻上機と前記第2の巻上機のどちらか一方のみが動作する単動モードの切り替えを行い、
    前記制御手段は、
    前記共吊運転選択制御処理として、前記水平保持運転と前記位置保持運転とを切り替える処理を行い、
    前記水平保持運転の場合、前記位置合わせの基準をゼロに設定し、
    前記位置保持運転の場合、前記入力装置の信号入力状態を確認し、前記信号入力状態がOFFであれば、前記位置合わせの基準を、前記第1の巻上機の検出パルス数と前記第2の巻上機の検出パルス数の差に設定し、
    前記信号入力状態がONであれば、前記単動モードから前記連動モードへ切り替えているか確認し、
    前記単動モードから前記連動モードへ切り替えている場合、前記位置合わせの基準を、前記第1の巻上機の検出パルス数と前記第2の巻上機の検出パルス数の差に設定し、
    前記単動モードから前記連動モードへ切り替えていない場合、前記共吊運転選択制御処理を終了させることを特徴とする巻上機の共吊制御装置。
  2. 前記第1の巻上機は、第1のクレーンフックを保持するための第1のドラムと、前記第1のドラムに巻かれている第1のワイヤーロープを有し、
    前記第2の巻上機は、第2のクレーンフックを保持するための第2のドラムと、前記第2のドラムに巻かれている第2のワイヤーロープを有し、
    前記上下方向の機械的な位置の誤差は、前記第1のドラムと前記第1のドラムとの間のドラム径の差又は前記第1のワイヤーロープと前記第2のワイヤーロープとの間の伸びの差により生じ、
    前記上下方向の機械的な位置の誤差の補正は、前記第1のクレーンフックと前記第2のクレーンフックの基準位置からのパルス差から算出した補正割合に基づいて行われることを特徴とする請求項に記載の巻上機の共吊制御装置。
  3. 前記算出した補正割合を保存する記憶部を、さらに有することを特徴とする請求項に記載の巻上機の共吊制御装置。
  4. 前記位置合わせ手段では、前記水平保持運転は、前記第1のクレーンフックの位置と前記第2のクレーンフックの位置のパルス数の差がゼロになるように速度制御され、前記位置保持運転は、前記第1のクレーンフックの位置と前記第2のクレーンフックの位置のパルス数の差を保持するように速度制御されることを特徴とする請求項に記載の巻上機の共吊制御装置。
  5. 前記位置合わせ手段は、前記入力装置を用いて、前記水平保持運転と前記位置保持運転との切り替えを行うことを特徴とする請求項に記載の巻上機の共吊制御装置。
  6. 前記位置合わせ手段は、前記位置保持運転においては、前記入力装置の信号入力状態を確認し、前記信号入力状態がOFFの操作タイミングにおける前記第1のクレーンフックの検出パルス数と前記第2のクレーンフックの検出パルス数の差を位置合わせの基準とすることを特徴とする請求項に記載の巻上機の共吊制御装置。
  7. 前記位置合わせ手段は、前記位置保持運転において、前記信号入力状態がOFFの操作タイミングを調整することにより、前記検出パルス数の差を任意に設定可能にすることを特徴とする請求項に記載の巻上機の共吊制御装置。
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