JP6777154B2 - 走行台車システム及び走行制御方法 - Google Patents

走行台車システム及び走行制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6777154B2
JP6777154B2 JP2018537028A JP2018537028A JP6777154B2 JP 6777154 B2 JP6777154 B2 JP 6777154B2 JP 2018537028 A JP2018537028 A JP 2018537028A JP 2018537028 A JP2018537028 A JP 2018537028A JP 6777154 B2 JP6777154 B2 JP 6777154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
attribute
target position
assigned
traveling carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018537028A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018042951A1 (ja
Inventor
清祐 横須賀
清祐 横須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Publication of JPWO2018042951A1 publication Critical patent/JPWO2018042951A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6777154B2 publication Critical patent/JP6777154B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D1/00Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
    • G05D1/02Control of position or course in two dimensions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

本発明は、所定の軌道に沿って走行する走行台車を有する走行台車システム、及び、当該走行台車システムにおける走行台車の走行制御方法に関する。
従来、天井から吊り下げられた軌道、又は、床面に設置された軌道に沿って走行する走行台車が知られている。このような走行台車は、例えば、荷物を載置可能な複数の棚を有するラックなどに荷物を移載したり、当該棚から荷物を受け取ったりするシステムにおいて用いられる。特許文献1には、上方から吊り下げられた周回レールと、荷物を保持するための昇降台を有し周回レールに沿って走行する搬送車と、複数の載置部を備えるラックと、を備える搬送車システムが開示されている。
この搬送車システムの搬送車は、走行しながら昇降台を昇降させることにより、目標位置に到達してから昇降台を昇降させる場合と比較して、目標位置への移動と棚への荷物の移載又は棚からの荷物の受け取りを迅速にできる。
上記の昇降台を昇降させながら走行可能な搬送車では、搬送車の走行中に昇降台が揺れることを防止するために、搬送車に対して制振制御を行っている。
特開2016−50090号公報
制振制御は搬送車(走行台車)の加減速度に制限を加える制御であるので、制振制御を適用された搬送車は、制振制御を適用されていない場合と比較して、目標位置へ到達するのに時間がかかる。その結果、搬送車に対して無条件に制振制御を適用する従来のシステムでは、搬送車が目標位置へ到達するのに無駄に時間がかかることがあった。
本発明の目的は、走行台車が目標位置に到達する時間が無駄に長くなることを抑制することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る走行台車システムは、軌道と、走行台車と、制御部と、を備える。走行台車は、軌道を走行する。制御部は、走行台車の目標位置を決定し、目標位置が制振制御を適用する第1走行モードにて走行台車を走行させる第1属性を割り当てられている位置であるか、又は、制振制御を適用しない第2走行モードにて走行台車を走行させる第2属性を割り当てられている位置であるかを判定し、目標位置が第1属性又は第2属性を割り当てられているかに基づいて、走行台車を第1走行モードにて走行させるか第2走行モードにて走行させるかを決定する。
上記の走行台車システムでは、制御部は、走行台車の移動先である目標位置を決定後に、当該目標位置に到達するまでに走行台車に制振制御を適用する必要があるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、走行台車に制振制御を適用するか否かを決定している。
これにより、走行台車は、目標位置へ到達するまでに制振制御を適用する必要がある場合にのみ、制振制御を適用されて走行する。その結果、走行台車に対して無駄に制振制御を適用することがなくなり、走行台車が目標位置に到達するまでの時間が無駄に長くなることを抑制できる。
軌道は、天井吊りされた周回軌道であってもよい。また、走行台車は、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、複数の棚のいずれかから荷物を受け取る天井搬送車であってもよい。
この場合、制御部は、目標位置において下方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第1属性が割り当てられていると判定する。または、制御部は、目標位置において上方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第2属性が割り当てられていると判定する。
これにより、天井搬送車にて荷物の移載又は受け取りを行う場合に、目標位置において下方の棚にて荷物をやりとりする場合には、走行台車は、目標位置に到達するまでに制振制御を適用されて安全に走行できる。
一方、目標位置において天井搬送車が上方の棚にて荷物をやりとりする場合には、目標位置に到達するまでに制振制御を適用しないことにより、天井搬送車を目標位置により短時間に移動できる。
周回軌道は、周回方向において複数の棚が設置され第1属性が割り当てられた第1ゾーンと、周回方向において複数の棚が設置されていない第2属性が割り当てられた第2ゾーンと、を有していてもよい。
これにより、目標位置が第1ゾーンに存在するか第2ゾーンに存在するかに基づいて、走行台車に対して制振制御を適用するか否かを決定できる。
軌道は、床設された往復軌道であってもよい。また、走行台車は、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、複数の棚のいずれかから荷物を受け取るクレーンを有していてもよい。
この場合、制御部は、目標位置において上方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第1属性が割り当てられていると判定する。または、制御部は、目標位置において下方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第2属性が割り当てられていると判定する。
これにより、クレーンを有する走行台車にて荷物の移載又は受け取りを行う場合に、目標位置において走行台車がクレーンを用いて上方の棚にて荷物をやりとりする場合には、目標位置に到達するまでに制振制御を適用して安全に走行台車を移動できる。
一方、目標位置において走行台車がクレーンを用いて下方の棚にて荷物をやりとりする場合には、目標位置に到達するまでに制振制御を適用せず、走行台車を目標位置により短時間に移動できる。
制御部は、目標位置が第1属性を割り当てられているか第2属性を割り当てられているかを、走行台車の走行を開始する前、又は、走行を開始するタイミングにて判定してもよい。また、制御部は、走行台車を第1走行モードにて走行させるか第2走行モードにて走行させるかを、走行台車の停止中に決定してもよい。
これにより、制御部は、第1走行モードと第2走行モードの切替(すなわち、制振制御を適用するかしないかの切替)を安定的に行うことができる。
制御部は、走行台車を第2走行モードにて走行中に第1属性を割り当てられた位置に目標位置を変更しても、走行台車に対して第2走行モードにて走行するよう指令してもよい。
これにより、制御部は、走行モードを切り替えることが困難な場合に、走行モードを切り替えないで走行台車を走行させることができる。
走行台車はサーボモータを走行の動力とするものであり、制御部は、サーボモータへの駆動信号に対して制振フィルタを適用することで制振制御を実行してもよい。これにより、制御部は、センサからの情報を必要とすることなく走行台車に制振制御を適用できる。
本発明の他の見地に係る走行制御方法は、軌道を走行する走行台車の走行制御方法である。走行制御方法は、以下のステップを含む。
◎走行台車の目標位置を決定するステップ。
◎目標位置が、第1属性を割り当てられている位置であるか、又は、第2属性を割り当てられている位置であるかを判定するステップ。第1属性は、制振制御を適用する第1走行モードにて走行台車を走行させる属性である。第2属性は、制振制御を適用しない第2走行モードにて走行台車を走行させる属性である。
◎目標位置が第1属性又は第2属性を割り当てられているかに基づいて、走行台車を第1走行モードにて走行させるか第2走行モードにて走行させるかを決定するステップ。
走行台車は、軌道として天井吊りされた周回軌道を走行し、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、当該複数の棚のいずれかから荷物を受け取る天井搬送車であってもよい。
この場合、目標位置が第1属性を割り当てられているか第2属性を割り当てられているかを判定するステップは、以下のステップを含む。
◎目標位置において下方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第1属性が割り当てられていると判定するステップ。
◎目標位置において上方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第2属性が割り当てられていると判定するステップ。
周回軌道は、周回方向において複数の棚が設置され第1属性が割り当てられた第1ゾーンと、周回方向において複数の棚が設置されていない第2属性が割り当てられた第2ゾーンと、を有していてもよい。
走行台車は、軌道として床設された往復軌道を走行し、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、複数の棚のいずれかから荷物を受け取るクレーンを有していてもよい。
この場合、目標位置が第1属性を割り当てられているか第2属性を割り当てられているかを判定するステップは、以下のステップを含む。
◎目標位置において上方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第1属性が割り当てられていると判定するステップ。
◎目標位置において下方の棚にて荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に第2属性が割り当てられていると判定するステップ。
目標位置が第1属性を割り当てられているか第2属性を割り当てられているかを判定するステップは、走行台車の走行を開始する前、又は、走行を開始するタイミングにて実行されてもよい。また、走行台車を第1走行モードにて走行させるか第2走行モードにて走行させるかを決定するステップは、走行台車の停止中に実行されてもよい。
走行台車が第2走行モードにて走行中に第1属性を割り当てられた位置に目標位置が変更されても、走行台車に対して第2走行モードを維持するよう指令するステップをさらに含んでいてもよい。
制振制御は、走行台車のサーボモータへの駆動信号に対して制振フィルタを適用する制御であってもよい。
走行台車が目標位置に到達する時間が無駄に長くなることを抑制できる。
第1実施形態に係る走行台車システムの平面図。 第1実施形態に係る走行台車システムの斜視図。 第1実施形態に係る走行台車システムの側面図。 制御部の制御構成を示す図。 第1実施形態に係る走行台車システムの動作を示すフローチャート。 目標位置に割り当てられている属性の判定方法を示すフローチャート。 第2実施形態に係る走行台車システムの斜視図。 第2実施形態に係る走行台車システムの走行台車の構成を示す図。
1.第1実施形態
(1)走行台車システムの構成
(1−1)軌道
図1〜図3を用いて、第1実施形態に係る走行台車システム100のレイアウトを説明する。図1は、第1実施形態に係る走行台車システムの平面図である。図2は、第1実施形態に係る走行台車システムの斜視図である。図3は、第1実施形態に係る走行台車システムの側面図である。
走行台車システム100は、軌道1を備える。軌道1は、図2及び図3に示すように、複数の支柱Pによって天井Cから吊り下げられている(すなわち、天井吊りされている)、走行台車3(後述)が走行するレールである。本実施形態では、軌道1は、4つの曲線部を有することで周回軌道を形成している。
軌道1は、走行台車システム100が適用される工場建屋及び生産設備の配置などに応じて、図1に示すような単純な形状の周回軌道だけでなく、複雑な形状の周回軌道を形成していてもよい。例えば、軌道1は、分岐部を備えて他の経路の一部を共有するように構成されてもよい。
図3に示すように、軌道1には、走行台車3の周回方向(図3の矢印にて示す方向)に沿ってラック11が配置されている。
ラック11は、図3に示されるように、軌道1よりも低い位置に配置され、鉛直方向(図2及び図3の上下方向)及び軌道1に沿った水平方向に並べられた複数の棚111を有する設備である。なお、ラック11の配置数は2つに限られず、走行台車システム100が適用される環境に応じて、任意の数とできる。
(1−2)走行台車
走行台車システム100は、走行台車3を備える。走行台車3は、主に、走行装置31と、昇降台33と、昇降装置35とを有する天井搬送車である。走行装置31は、軌道1を走行するための機構である。昇降台33は、荷物Aが載置される構造物である。この実施形態では、昇降台33には移載装置331が設けられている。
昇降装置35は、走行装置31から昇降台33を吊り下げると共に、昇降台33を昇降させるための機構である。昇降装置35は、走行装置31から昇降台33を昇降させるため、端部に昇降台33を取り付けたベルトBと、ベルトBが巻きかけられた4組の巻き取りドラムと、を有する。図2及び図3に、ベルトBが巻き取りドラムから繰り出されて、昇降台33が荷物Aと共に下降している状態を示している。
上記の構成を有することにより、走行台車3は、上下方向に配列された複数の棚111のいずれかに荷物Aを移載するか、又は、複数の棚111のいずれかから荷物Aを受け取ることができる。
本実施形態において、走行台車3は軌道1に5台存在しているが、軌道1を走行可能な走行台車3の数は、走行台車システム100の運用効率などに基づいて、任意の数とできる。
(1−3)制御部
走行台車システム100は、制御部5を備える。制御部5は、図4に示すように、走行台車3に設置され、走行台車3を制御する。図4は、制御部の制御構成を示す図である。制御部5は、CPU、RAM、ROM等の記憶装置、各種インターフェースからなり、プログラムを実行可能なコンピュータシステムである。
図4に示すように、制御部5は、メモリ51を有している。メモリ51は、制御部5を構成するコンピュータシステムの記憶装置の記憶領域の少なくとも一部であり、ゾーンの設定情報を記憶する。ゾーンとは、軌道1の領域を表すものであり、軌道1の周回方向(図3)において複数の棚111(すなわち、ラック11)が設置された領域(図1において点線にて示す領域)は「第1ゾーンZ1」と定義される。一方、複数の棚111が設置されていない領域(図1の点線で示した領域以外)は「第2ゾーンZ2」と定義される。
また、メモリ51は、属性の設定情報を記憶する。属性の設定情報は、第1ゾーンZ1のうち下方の棚111に対応する領域に対して、昇降台33を昇降させながら走行台車3を走行させる第1走行モードを実行する第1属性を設定している。
一方、第1ゾーンZ1のうち上方の棚111に対応する領域と、第2ゾーンZ2とに対しては、昇降台33を昇降させずに走行台車3を走行させる第2走行モードを実行する第2属性を設定している。
制御部5は、上位コントローラ52と交信可能である。上位コントローラ52は、CPU、RAM、ROM等の記憶装置などからなり、プログラムを実行可能なコンピュータシステムである。上位コントローラ52は、走行台車3の走行を管理する。
図4に示すように、制御部5には、モータM1〜M3(例えば、サーボモータ)を動力源とする走行装置31、昇降装置35、移載装置331が接続されており、制御部5はこれらモータM1〜M3を制御するモータ制御回路53a〜53cに駆動信号を入力可能である。
本実施形態においては、制御部5は、上位コントローラ52からの指令に基づいて決定された走行台車3(及び昇降台33)の移動先が第1属性を割り当てられているか第2属性を割り当てられているかを判定し、当該判定結果に基づいて、走行台車3を第1走行モードにて走行させるか第2走行モードにて走行させるかを決定する。
また、第1走行モードにて走行台車3を走行させる場合、制御部5は、走行台車3の走行中に昇降台33が揺れないようにする制御(制振制御と呼ぶ)を走行台車3に適用する。
具体的には、第1走行モードにて走行台車3を走行させる際には、昇降台33を昇降中に揺れさせないような波形の駆動信号がモータM1に入力される。
このため、制御部5とモータ制御回路53aとの間には、制御部5からの駆動信号から所定の周波数以上(例えば、昇降台33の揺れの基本周波数以上)の成分を取り除いてモータ制御回路53aに入力するローパスフィルタ54(制振フィルタの一例)が設けられる。ローパスフィルタ54を設けることにより、センサからの情報を必要とすることなく制振制御を実行できる。
また、本実施形態においては、制御部5の指令に従って、走行台車3(走行装置31)に制振制御を適用するか否かを切り替えるスイッチ55が設けられている。制御部5は、上位コントローラ52から指令された走行台車3の目標位置に割り当てられた属性により、走行台車3に制振制御を適用するか否かを決定し、当該決定に従ってスイッチ55の切り替え方向に関する指令を出力する。これにより、目標位置に従って走行台車3に制振制御を適用するか否かを切り替えることができる。
一実施形態において、上記のローパスフィルタ54とスイッチ55の機能は、ハードウェアとしてのローパスフィルタ54とスイッチ55に代えて、制御部5において実行可能なプログラムにより実現されていてもよい。
一実施形態において、制御部5は、例えば、走行台車3に取り付けられた振動センサや応力センサなどの各種センサからの信号に基づいて、走行装置31、昇降装置35、移載装置331、及び/又は、これらを駆動するモータM1〜M3を制御してもよい。
(2)走行台車システムの動作
次に、上記の第1実施形態に係る走行台車システム100の動作について、図5を用いて説明する。図5は、第1実施形態に係る走行台車システムの動作を示すフローチャートである。
上位コントローラ52から走行台車3に関する指令が出されると、当該指令を受信した制御部5は、走行台車3の移動先である目標位置を決定する(ステップS1)。
例えば、上位コントローラ52から走行台車3を第2ゾーンZ2へと移動させる指令を受信すると、制御部5は、第2ゾーンZ2内の上位コントローラ52により指定された位置を、走行台車3の目標位置と決定する。
一方、荷物Aの移載又は受け取りの指令を受信した場合、制御部5は、荷物Aの移載又は受け取りを実行する棚111の水平方向及び鉛直方向における配置位置に関する情報を、上位コントローラ52から受信する。制御部5は、当該棚111の水平方向の配置位置を走行台車3の目標位置と決定し、鉛直方向の配置位置を昇降台33の目標の昇降高さである目標昇降位置と決定する。
次に、制御部5は、決定された目標位置(及び目標昇降位置)を、メモリ51に記憶されているゾーンの設定情報及び属性の設定情報と比較して、当該目標位置(または、目標位置と目標昇降位置との組み合わせで決まる位置)が第1属性を割り当てられている位置であるか、又は、第2属性を割り当てられている位置かを判定する(ステップS2)。
具体的には、図6に示すように、目標位置が第1ゾーンZ1内に存在し、かつ、目標昇降位置が下方の棚111の配置位置に対応する位置である場合(すなわち、下方の棚111にて荷物Aの移載又は受け取りを実行する場合)(ステップS21において「Yes」であり、かつ、ステップS22において「Yes」の場合)、制御部5は、決定された目標位置が第1属性を割り当てられていると判定する(ステップS23)。
一方、目標位置が第2ゾーンZ2に存在するか、又は、目標昇降位置が上方の棚111の配置位置に対応する位置である場合(すなわち、上方の棚111にて荷物Aの移載又は受け取りを実行する場合)(ステップS21において「No」であるか、又は、ステップS22において「No」の場合)、制御部5は、目標位置が第2属性を割り当てられていると判定する(ステップS24)。
目標位置が第1属性を割り当てられていると判定した場合(ステップS2において「第1属性」の場合)、制御部5は、走行台車3が停止している(すなわち、制御部5から駆動信号が出力されていない)ことを確認後、走行台車3を第1走行モードにて走行させると決定する。また、スイッチ55に対して、制御部5とローパスフィルタ54とを接続する信号経路をONとするよう指令する。
その後、制御部5は、走行台車3を目標位置まで走行させる駆動信号を出力すると同時に、昇降台33を目標昇降位置まで移動させる駆動信号を出力する。
これにより、走行台車3を走行させる駆動信号は、ローパスフィルタ54を通過し所定の周波数以上の成分が除去されて、モータ制御回路53aに入力される。一方、昇降台33を移動させる駆動信号は、モータ制御回路53bに入力される。この結果、走行台車3は、制振制御を適用された状態で第1走行モードにて目標位置まで走行する。それと同時に、昇降台33が目標昇降位置まで昇降する(ステップS3)。
上記のように、制御部5は、目標位置が第1属性を割り当てられているか第2属性を割り当てられているかを、走行台車3の走行を開始する前、又は、走行を開始するタイミングにて判定している。また、走行台車3を第1走行モードにて走行させるか第2走行モードにて走行させるかを、走行台車3の停止を確認後(つまり、走行台車3の停止中)に決定している。
これにより、制御部5は、第1走行モードと第2走行モードの切替(すなわち、制振制御を適用するかしないかの切替)を安定的に行うことができる。
第1走行モードにて走行していた走行台車3が目標位置に到達して停止し、昇降台33が目標昇降位置に到達して停止すると、制御部5は、現在の停止位置に存在する棚111へ昇降台33を移動させて、荷物Aの移載、又は、荷物Aの受け取りを実行する駆動信号を、移載装置331に対して出力する(ステップS4〜S5)。
上記のステップS3〜S5が実行されることにより、目標位置において下方の棚111にて荷物Aをやりとりする場合に、走行台車3は、目標位置に到達するまでに制振制御を適用されて、昇降台33を揺らすことなく安全に下降させつつ走行できる。
一方、目標位置が第2属性を割り当てられていると判定した場合(ステップS2において「第2属性」の場合)、制御部5は、走行台車3が停止していることを確認後、走行台車3を第2走行モードにて走行させると決定し、スイッチ55に対して、制御部5をモータ制御回路53aに直接接続する信号経路をONとするよう指令する。
その後、制御部5は、走行台車3を目標位置まで走行させる駆動信号のみを出力する。これにより、走行台車3は、昇降台33の昇降及び制振制御が実行されることなく、第2走行モードにて目標位置まで走行する(ステップS6)。
第2走行モードにて走行していた走行台車3が目標位置に到達して停止すると(ステップS7)、制御部5は、第2走行モードにて走行中に目標位置及び/又は目標昇降位置が変更されて、目標位置に割り当てられた属性が第2属性から第1属性へ変更されたか否かを判定する(ステップS8)。
属性が変更された場合(ステップS8において「Yes」の場合)、制御部5は、昇降台33を新たに決められた目標昇降位置に移動させる駆動信号を、モータ制御回路53bに出力することで、昇降台33を当該新たな目標昇降位置に移動させる(ステップS9)。その後、新たに決められた目標昇降位置にて、荷物Aの移載、又は、荷物Aの受け取りが実行される(ステップS5)。
なお、走行台車3は、上記のステップS8の段階で、走行開始前に決定した目標位置でなく、第2走行モードにて走行中に変更された新たな目標位置に到達している。
このように、本実施形態では、走行台車3が第2走行モードにて走行中に第1属性を割り当てられた位置に目標位置(及び目標昇降位置)が変更されても、制御部5は、新たな目標位置に到達するまで走行台車3に対して第2走行モードを維持するよう指令している。そして、新たな目標位置に到達後に、昇降台33を昇降させて、荷物Aの移載又は受け取りを実行している。
なお、上記のステップS3を実行中に第2属性を割り当てられた位置に目標位置(及び目標昇降位置)が変更された場合にも、新たな目標位置に到達するまで第1走行モードと制振制御の実行は継続される。
走行台車3の走行中に、走行開始前に決定した属性とは異なる属性が割り当てられた位置に目標位置が変更されても走行開始前に決定した走行モードを維持することにより、制御部5は、走行モードを切り替えることが困難な場合に、走行モードを切り替えないで走行台車3を走行させることができる。
一方、属性が変更されなかった場合であって、上方の棚111にて荷物Aの移載又は受け取りが実行される場合(ステップS10において「Yes」の場合)、走行台車3の走行開始前に決定された目標昇降位置に昇降台33を移動させたあとに、荷物Aの移載又は受け取りを実行する(ステップS5)。
なお、走行台車3を第2ゾーンZ2へ移動させた場合など、荷物Aの移載又は受け取りが実行されない場合(ステップS10において「No」の場合)には、走行台車3は、現在の停止位置に停止した状態で、制御部5が上位コントローラ52から次の指令を受信するまで待機する。
このように、本実施形態では、目標位置へ到達するまでに制振制御を適用する必要がある場合にのみ走行台車3は制振制御を適用されて走行し、それ以外の場合には制振制御を適用されないで走行する。走行台車3に対して無駄に制振制御を適用しないことにより、走行台車3が目標位置に到達するまでの時間が無駄に長くなることを抑制できる。
走行台車3の走行及び/又は荷物Aの移載又は受け取りを実行後、走行台車システム100の動作を継続する場合(ステップS11において「No」の場合)、上位コントローラ52からの新たな指令を受信すると、制御部5は、走行台車3が停止していることを確認後、新たな目標位置及び/又は目標昇降位置を決定する(ステップS1に戻る)。
一方、メンテナンスなどで走行台車システム100を停止する場合(ステップS11にて「Yes」の場合)には、走行台車システム100は動作を停止する。
2.第2実施形態
上記の第1実施形態にて説明した目標位置(及び目標昇降位置)に応じて制振制御を適用するか否かを切り替える走行台車の制御方法は、第1実施形態にて説明した走行台車システム100以外の走行台車システムに対しても適用できる。
例えば、図7に示すような、床面Fに設置された(床設された)直線状の往復軌道1'と、往復軌道1'を往復移動可能なスタッカクレーンである走行台車3'と、水平方向及び鉛直方向に配置され荷物Aを載置可能な複数の棚111'を有し往復軌道1'に沿って延びるラックと11'と、を備える走行台車システム200に対しても適用できる。図7は、第2実施形態に係る走行台車システムの斜視図である。
第2実施形態に係る走行台車システム200の走行台車3'は、図8に示すように、鉛直方向に延びる1対のマスト311'と、1対のマスト311'に沿って鉛直方向に昇降可能な昇降台313'と、を有するクレーン31'を有する。図8は、第2実施形態に係る走行台車システムの走行台車の構成を示す図である。
この走行台車システム200では、走行台車3'が荷物Aの移載又は受け取りを実行したい棚111'の水平方向の配置位置まで、往復軌道1'に沿って移動し、クレーン31'が昇降台313'を当該棚111'の鉛直方向の配置位置に対応する位置まで昇降させる。その後、昇降台313'が荷物Aの移載又は受け取りを実行したい棚111'まで移動して、荷物Aの移載又は受け取りが実行される。
なお、走行台車システム200の上記にて説明した事項以外については、制振制御の適用方法など、第1実施形態に係る走行台車システム100と実質的に同様の構成及び機能を有するので、ここでは説明を省略する。
第2実施形態の走行台車3'では昇降台313'がラック11'の上方に存在するほど1対のマスト311'及び昇降台313'が揺れやすくなるので、第1実施形態の場合とは逆に、走行台車3'の制御部は、目標位置において上方の棚111’にて荷物Aの移載又は受け取りを実行する場合、昇降台313’を昇降させつつ走行台車3’に制振制御を適用して当該目標位置に到達させる第1属性が目標位置に割り当てられていると判定する。
一方、目標位置において下方の棚111’にて荷物Aの移載又は受け取りを実行する場合、制御部は、制振制御を適用せずに走行台車3’を当該目標位置に到達させる第2属性が目標位置に割り当てられていると判定する。
これにより、第2実施形態のクレーン31'を有する走行台車3'にて荷物Aの移載又は受け取りを行う場合に、目標位置において走行台車3'がクレーン31'を用いて下方の棚111'にて荷物をやりとりする場合には、目標位置に到達するまでに制振制御を適用することで、1対のマスト311'及び昇降台313'を揺らすことなく上昇させつつ、安全に走行台車3'を移動できる。
一方、目標位置において走行台車3'がクレーン31'を用いて上方の棚111'にて荷物Aをやりとりする場合には、目標位置に到達するまでに制振制御を無駄に適用せず、走行台車3'が目標位置に到達するまでの時間を短縮して、目標位置までの到達時間が無駄に長くなることを抑制できる。
3.他の実施形態
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
例えば、図5及び図6のフローチャートにて示した各処理は、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更したり、処理の順番を変更したりできる。
(A)上記の第1実施形態及び第2実施形態にて説明した走行台車3、3'の走行制御方法は、第1実施形態にて説明した天井搬送車、第2実施形態にて説明した地上走行式のスタッカクレーン以外の走行台車にも適用できる。例えば、天井吊り下げ式の軌道を走行するものとして、OHT(Overhead Hoist Transfer、天井走行式無人搬送車)、天井吊り下げ式の軌道を走行するスタッカクレーンなどにも適用できる。
また、例えば、荷物を積載して走行する有軌道式無人搬送台車などの地上走行式の走行台車に対しても適用できる。
(B)制振制御を適用するか否かの判断において、目標位置だけでなく、走行台車の現在位置が上記にて説明した第1属性を割り当てられているか、第2属性に割り当てられているかを判定してもよい。
例えば、第1実施形態に係る走行台車システム100においては、走行台車3が停止中の現在の昇降台33の位置が下方の棚111に対応する位置である場合にも、当該現在位置にも第1属性が割り当てられていると判定し、昇降台33を吊り下げた状態の走行台車3に制振制御を適用して安全に走行させることができる。
一方、第2実施形態に係る走行台車システム200においては、走行台車3'が停止中の現在の昇降台33'の位置が上方の棚111'に対応する位置である場合に、当該現在位置にも第1属性が割り当てられていると判定し、昇降台313'を持ち上げた状態の走行台車3'に制振制御を適用して安全に走行させることができる。
本発明は、所定の軌道に沿って走行する走行台車を有する走行台車システム、及び、当該走行台車システムにおける走行台車の走行制御方法に広く適用できる。
100、200 走行台車システム
1 軌道
1’ 往復軌道
11、11’ ラック
111、111’ 棚
3、3’ 走行台車
31 走行装置
31’ クレーン
311’ マスト
313’ 昇降台
33、33’ 昇降台
331 移載装置
35 昇降装置
B ベルト
5 制御部
51 メモリ
52 上位コントローラ
53a、53b、53c モータ制御回路
54 ローパスフィルタ
55 スイッチ
A 荷物
C 天井
F 床面
M1、M2、M3 モータ
P 支柱
Z1 第1ゾーン
Z2 第2ゾーン

Claims (14)

  1. 軌道と、
    前記軌道を走行する走行台車と、
    前記走行台車の目標位置を決定し、
    前記目標位置が制振制御を適用する第1走行モードにて前記走行台車を走行させる第1属性を割り当てられている位置であるか、又は、制振制御を適用しない第2走行モードにて前記走行台車を走行させる第2属性を割り当てられている位置であるかを判定し、
    前記目標位置が前記第1属性又は前記第2属性を割り当てられているかに基づいて、前記走行台車を前記第1走行モードにて走行させるか前記第2走行モードにて走行させるかを決定する制御部と、
    を備える、走行台車システム。
  2. 前記軌道は、天井吊りされた周回軌道であり、
    前記走行台車は、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、前記複数の棚のいずれかから荷物を受け取る天井搬送車であり、
    前記制御部は、
    前記目標位置において下方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第1属性が割り当てられていると判定するか、又は、
    前記目標位置において上方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第2属性が割り当てられていると判定する、
    請求項1に記載の走行台車システム。
  3. 前記周回軌道は、周回方向において前記複数の棚が設置され前記第1属性が割り当てられた第1ゾーンと、前記周回方向において前記複数の棚が設置されていない前記第2属性が割り当てられた第2ゾーンと、を有する請求項2に記載の走行台車システム。
  4. 前記軌道は、床設された往復軌道であり、
    前記走行台車は、上下方向に配列された複数の棚のいずれか荷物を移載するか、又は、前記複数の棚のいずれかから荷物を受け取るクレーンを有し、
    前記制御部は、
    前記目標位置において上方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第1属性が割り当てられていると判定するか、又は、
    前記目標位置において下方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第2属性が割り当てられていると判定する、
    請求項1に記載の走行台車システム。
  5. 前記制御部は、前記目標位置が前記第1属性を割り当てられているか前記第2属性を割り当てられているかを、前記走行台車の走行を開始する前、又は、走行を開始するタイミングにて判定し、
    前記走行台車を前記第1走行モードにて走行させるか前記第2走行モードにて走行させるかを、前記走行台車の停止中に決定する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の走行台車システム。
  6. 前記制御部は、前記走行台車を前記第2走行モードにて走行中に前記第1属性を割り当てられた位置に前記目標位置を変更しても、前記走行台車に対して前記第2走行モードにて走行するよう指令する、請求項1〜5のいずれかに記載の走行台車システム。
  7. 前記走行台車はサーボモータを走行の動力とするものであり、
    前記制御部は、前記サーボモータへの駆動信号に対して制振フィルタを適用することで前記制振制御を実行する、請求項1〜6のいずれかに記載の走行台車システム。
  8. 軌道を走行する走行台車の走行制御方法であって、
    前記走行台車の目標位置を決定するステップと、
    前記目標位置が、制振制御を適用する第1走行モードにて前記走行台車を走行させる第1属性を割り当てられている位置であるか、又は、制振制御を適用しない第2走行モードにて前記走行台車を走行させる第2属性を割り当てられている位置であるかを判定するステップと、
    前記目標位置が前記第1属性又は前記第2属性を割り当てられているかに基づいて、前記走行台車を前記第1走行モードにて走行させるか前記第2走行モードにて走行させるかを決定するステップと、
    を含む、走行制御方法。
  9. 前記走行台車は、前記軌道として天井吊りされた周回軌道を走行し、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、前記複数の棚のいずれかから荷物を受け取る天井搬送車であり、
    前記目標位置が前記第1属性を割り当てられているか前記第2属性を割り当てられているかを判定するステップは、
    前記目標位置において下方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第1属性が割り当てられていると判定するステップと、
    前記目標位置において上方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第2属性が割り当てられていると判定するステップと、
    を含む、請求項8に記載の走行制御方法。
  10. 前記周回軌道は、周回方向において前記複数の棚が設置され前記第1属性が割り当てられた第1ゾーンと、前記周回方向において前記複数の棚が設置されていない前記第2属性が割り当てられた第2ゾーンと、を有する請求項9に記載の走行制御方法。
  11. 前記走行台車は、前記軌道として床設された往復軌道を走行し、上下方向に配列された複数の棚のいずれかに荷物を移載するか、又は、前記複数の棚のいずれかから荷物を受け取るクレーンを有し、
    前記目標位置が前記第1属性を割り当てられているか前記第2属性を割り当てられているかを判定するステップは、
    前記目標位置において上方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第1属性が割り当てられていると判定するステップと、
    前記目標位置において下方の棚にて前記荷物の移載又は受け取りを実行する場合、当該目標位置に前記第2属性が割り当てられていると判定するステップと、
    を含む、請求項8に記載の走行制御方法。
  12. 前記目標位置が前記第1属性を割り当てられているか前記第2属性を割り当てられているかを判定するステップは、前記走行台車の走行を開始する前、又は、走行を開始するタイミングにて実行され、
    前記走行台車を前記第1走行モードにて走行させるか前記第2走行モードにて走行させるかを決定するステップは、前記走行台車の停止中に実行される、
    請求項8〜11のいずれかに記載の走行制御方法。
  13. 前記走行台車が前記第2走行モードにて走行中に前記第1属性を割り当てられた位置に前記目標位置が変更されても、前記走行台車に対して前記第2走行モードを維持するよう指令するステップをさらに含む、請求項8〜12のいずれかに記載の走行制御方法。
  14. 前記制振制御は、前記走行台車のサーボモータへの駆動信号に対して制振フィルタを適用する制御である、請求項8〜13のいずれかに記載の走行制御方法。
JP2018537028A 2016-09-02 2017-07-25 走行台車システム及び走行制御方法 Active JP6777154B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171927 2016-09-02
JP2016171927 2016-09-02
PCT/JP2017/026858 WO2018042951A1 (ja) 2016-09-02 2017-07-25 走行台車システム及び走行制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2018042951A1 JPWO2018042951A1 (ja) 2019-06-24
JP6777154B2 true JP6777154B2 (ja) 2020-10-28

Family

ID=61300690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018537028A Active JP6777154B2 (ja) 2016-09-02 2017-07-25 走行台車システム及び走行制御方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6777154B2 (ja)
TW (1) TW201812494A (ja)
WO (1) WO2018042951A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5163934B2 (ja) * 2007-05-16 2013-03-13 株式会社ダイフク 物品搬送装置
JP6539961B2 (ja) * 2014-09-01 2019-07-10 村田機械株式会社 搬送車システム及び搬送車システムの制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW201812494A (zh) 2018-04-01
WO2018042951A1 (ja) 2018-03-08
JPWO2018042951A1 (ja) 2019-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2016031351A1 (ja) ピッキングシステムとピッキング方法
KR102498474B1 (ko) 스태커 크레인
JP6539961B2 (ja) 搬送車システム及び搬送車システムの制御方法
JP6822567B2 (ja) 搬送システム及び搬送方法
JP5884594B2 (ja) 自動倉庫
CN105712177A (zh) 用于提升和控制负载的设备
JP2006335484A (ja) 搬送装置
JP5516986B2 (ja) 物品搬送装置
JP6777154B2 (ja) 走行台車システム及び走行制御方法
JPWO2018088089A1 (ja) 天井搬送車、及び天井搬送車の制御方法
JP5572104B2 (ja) 移動体システム
US9616533B2 (en) Industrial plant and method for the production of an industrial product, in particular an aeronautical component or system
JP5617868B2 (ja) 搬送装置
JP6915366B2 (ja) 有軌道搬送車システム
JP6435704B2 (ja) 搬送保管システム
JP7379926B2 (ja) スタッカクレーン
WO2011070869A1 (ja) 移動体システム
JP4893679B2 (ja) 走行車システム
JP2018043812A (ja) 搬送設備
JPH11106009A (ja) コンテナ用立体自動倉庫
JP6424705B2 (ja) 搬送車システム
JP5807619B2 (ja) 物品搬送設備
JP5487218B2 (ja) 自動倉庫
JP2001278579A (ja) 吊り荷の振れ止め制御方法および制御装置
JP2007204258A (ja) 物品搬送設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200908

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6777154

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250