JP6727873B2 - 像加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
この特許文献1に記載の定着装置は、可撓性を有する筒状部材と、筒状部材の内側に配置された発熱体と、筒状部材の内周面に摺接するように配置される金属製のニップ部材(被加熱板)と、を備えている。ニップ部材は発熱体からの輻射熱を受けて加熱される構成で、さらに、発熱体の輻射熱をニップ部材に向けて反射させる反射部材を備えている。そして、発熱体で加熱されたニップ部材と加圧部材との間で筒状部材を挟むことで、筒状部材との間に定着ニップを形成するようになっている。
このように、従来のセラミックヒータの機能を置き換えるように、定着ニップにニップ部材を配置し、これを発熱体で非接触に集中加熱することで、ほぼ同等の立ち上がり性能の高い定着装置を得ている。
回転可能なフィルムと、該フィルムの内側に配置された輻射発熱体と、前記フィルムが摺動可能となるように前記フィルムの内周面に接触配置され、前記輻射発熱体からの輻射熱を受けて加熱される被加熱板と、前記輻射発熱体の輻射熱を前記被加熱板に向けて反射させる反射板と、を備えたフィルムユニットと、
前記被加熱板との間で前記フィルムを挟むことで前記フィルムとの間に記録材を加圧加熱するニップ部を形成する加圧部材と、を備え、
前記フィルムユニットには、前記ニップ部を均一加圧するための金属製の加圧ステーが配置されており、前記ニップ部で画像が形成された記録材を挟持搬送しつつ加熱する像加熱装置において、
前記反射板を前記被加熱板に接続し、前記反射板を前記加圧ステーと非接触としており、
前記反射板と被加熱板とは、前記反射板の長手方向両端部と前記加圧ステーとの間に配置した断熱部材と加圧部材とによって加圧当接する構成となっていることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、記録材に現像剤像を形成する画像形成部と、上記した像加熱装置とを備えた構成となっている。
[実施形態1]
本発明が適用される画像形成装置は、記録材上に現像剤像としてのトナー像を形成する画像形成部を有する装置であり、電子写真方式を用いたプリンタ、複写機、ファクシミリ等が含まれる。本実施形態では、画像形成部では、トナーを現像剤とし、静電的な画像形成手段により記録材上にトナー像を形成し、記録材に形成されたトナー像が像加熱装置である定着装置によって溶融固着される。
図4は、画像形成装置の基本例として、電子写真方式のモノクロプリンタの基本構成を示している。
すなわち、画像形成部では、帯電ローラ1で感光ドラム2の表面を一様に所定の極性に帯電させた後、レーザー等の露光部3によって感光ドラム2を露光した領域のみを除電して感光ドラム2上に潜像を形成する。
この潜像は、現像器4によってトナー像として顕像化される。すなわち、トナー5は現像ブレード4aと現像スリーブ4bの間で感光ドラム2表面と同極性に摩擦帯電されている。この摩擦帯電されたトナー5が、感光ドラム2と現像スリーブ4bの対向部に搬送され、DCとACバイアスの重畳印加による電界作用によって浮遊振動して感光ドラム2上の潜像に付着して現像される。
感光ドラム2上に選択付着させて形成されたトナー像は感光ドラム2の回転によって転写ローラ6と感光ドラム2で形成される転写ニップまで搬送される。
尚、ここまでの現像方法としては、上記の非接触方式の他に弾性現像ローラを感光ドラムに接触させながらDCバイアスを印加してトナーを感光ドラムの潜像形成部に選択的に付着させる接触現像方式などもある。
転写ニップでは、感光ドラム2上のトナーを静電的に引き付けて記録材側に移動させるために、トナーと逆極性の高電圧を記録材背面の転写ローラ6に印加する。同時に、記録材にトナーを保持し続けるために、記録材裏面にトナーと逆極性の転写電荷を付与する。
最後に、トナー像が転写された記録材7は、加熱回転体としてのフィルムユニット13と加圧ローラ14で構成される定着装置12の定着ニップまで搬送される。
定着ニップでは、予め設定されている定着温度を保持するように、加熱回転体としてのフィルムユニット13側に設けられた不図示の定温制御手段によって定温制御されながら加熱及び加圧することでトナー像が定着される。
トナー像転写後の感光ドラム2の表面には極性の異なるトナー等の付着物が僅かに残るため、転写ニップを通過した後の感光ドラム2の表面はクリーニングブレード10aに付着物が除去される。クリーニングブレード10aは、感光ドラム2表面に回転方向に対して対抗するようにカウンター当接され、掻き落とされたトナー等の付着物は容器10に回収され、次の画像形成に備えて待機する。
カラープリンターの場合、記録材上にトナー像を形成するまでの過程には多様な転写方式がある。転写方式としては、中間転写ベルト上に多重転写した後に一括して記録材上に2次転写する方式、記録材を転写ベルト上に吸着搬送しながら記録材上に多重転写する方式等が適用される。
いずれの転写方式においても、転写された記録材上のトナー像を永久固定するためにはトナーを加圧加熱して記録材上に永久固着する定着装置12を介して最終的に印刷を終える点は共通である。
次に、図1及び図2を参照して、定着装置について詳細に説明する。
図1(A)は定着装置の側面図、(B)はフィルムユニットの断面図、図2(A)は反射板の斜視図、(B)は反射板と被加熱板の組み合わせた斜視図である。
本発明の定着装置12は、定着ニップ部Nに対向する被加熱板21を、反射板24によって発熱体13aからの輻射光で集中加熱し、この被加熱板21と摺動接触する定着フィルム16を加熱するフィルム加熱型定着装置である。発熱体13aとしては、たとえば、ハロゲンヒータが用いられる。
すなわち、定着装置12は、加熱回転体としてのフィルムユニット13と、フィルムユニット13に接触して定着ニップ部Nを形成する加圧部材としての加圧ローラ14とを備えている。
フィルムユニット13は、可撓性を有する回転可能な筒状部材として定着フィルム16と、定着フィルム16の内側に配置された輻射発熱体としての1本の棒状に延びる発熱体13aと、を備えている。また、定着フィルム16の内周面と摺動可能に配置され発熱体13aからの輻射熱を受けて加熱される被加熱板21と、発熱体13aの輻射熱を被加熱板21に向けて反射させる反射手段としての反射板24と、を備えている。加圧ローラ14は、前記被加熱板21との間で定着フィルム16を挟むことで定着フィルム16との間に定着ニップ部Nを形成する。
定着フィルム16としては、特に図示しないが、基層と離型層の2層構造、あるいは基層と離型層の間に弾性層を設けた3層構造等の積層フィルム構成となっている。基層には、ポリイミド等の耐熱性樹脂フィルム、あるいは高熱伝導性を有するフィルム状の薄肉金属層で構成される。離型層はフィルムの表層部分で、離型性の良いPFAやPTFEにより形成されている。弾性層としてはシリコーンゴム等が用いられる。
加圧ステー19は、被加熱板21側に向かって開放された断面逆U字形状の長尺部材で、内部空間に発熱体13a及び反射板24が配設され、その下端開放部を塞ぐように被加熱板21が組み付けられている。
反射板24は、発熱体13aの輻射光を定着ニップ部Nに集中させるために配置されている。
被加熱板21は、通紙方向に対して直交方向に延びる板状部材で、発熱体13aと平行に延びている。この被加熱板21は、反射板24で反射された輻射光を受けて昇温加熱する機能と、加圧ローラ14との間で回転移動する定着フィルム16と摺動しながら定着ニップ部Nを形成する固定加圧部材としての機能を併せ持っている。被加熱板21のヒータ側表面には、輻射光の吸収を高めるための黒色塗装層21aが形成されている。
被加熱板21の通紙方向(記録材搬送方向)の下流側端部には、部分的に通紙方向下流側に向かって延びる当接座面21bが設けられ、当接座面21bに当接するようにサーミスタ22bが配置されている。サーミスタ22bはフィルムガイド18に設けられた穴に挿入され、上部の加圧ばね22aとフィルムガイド18にネジ止めされる上カバーステー17によって当接座面21bに圧接される構成となっている。
すなわち、被加熱板21の定着ニップ部Nの通紙方向下流部にサーミスタ22bによる温度検知部を設け、金属製の被加熱板21の熱伝導性を活用して、定着ニップ部Nの温度に近い温度を検出する構成としている。この温度検知部のスペース確保のために、フィルムユニット13は、定着ニップ部Nに対して通紙方向上流側よりも下流側が長く延長されている。
定着中央部に配したサーミスタ22bの長手方向両側には、サーモスイッチ22が設けられている。このサーモスイッチ22の当接場所を確保するために、被加熱板21の通紙方向(記録材搬送方向)下流側の端縁には、サーミスタ22bが当接する当接座面21bと同様に、サーモスイッチ22の座面となる当接座面21bが部分的に突設されている。これらサーミスタ22b及びサーモスイッチ22等の温度センサは、フィルムガイド18に開けられた保持穴に保持されている。
一方、加圧部材としての加圧ローラ14は、回転軸14dを有する加圧用金属芯金14c上に耐熱性ゴムなどで構成される弾性層14b、その表面に加圧側離型性層14aを有する構成となっている。
91との間に断熱台座24bを介して加圧ばね24aを設けて加圧固定している。
反射板24は、発熱体13aの3方を取り囲むように、被加熱板21に向けて開放する断面逆U字形状の長尺部材であり、被加熱板21と反対側の天面部241を備えている。また、発熱体13aに対して搬送方向上流側には前側面部242、搬送方向下流側には後側面部243が配置されている。前側面部242の開放端である下端部には、搬送方向上流側に張り出す前フランジ部242aが設けられ、後側面部243の開放端である下端部から搬送方向下流側に張り出す後フランジ部243aが設けられている。
この実施形態1では、従来と異なり、前側面部242の下端の前フランジ部242aは、被加熱板21の定着ニップ部Nの裏面に接触している。
被加熱板21は、定着ニップ部Nに対応する領域の平板状の平坦部210と、平坦部210の搬送方向上流端からさらに上流側に所定角度で傾斜して延びる傾斜面部211と、傾斜面部211の搬送方向上流端から、平坦部210に対して直角に上方に向かって延びる前端壁212と、平坦部210の搬送方向下流端から直角に上方に向かって延びる後端壁213とを備え、この後端壁213の上端から、さらに、部分的に、当接座面21bが搬送方向と平行に延びている。
この実施形態1では、上記反射板24の前フランジ部242aは、被加熱板21の傾斜面部211に面接触し、熱的に熱伝導性が良好となるように接続されている。また、後フランジ部243aも、被加熱板21の平坦部210と後端壁213との隅角部に接触し、熱的に熱伝導性が良好となるように接続されている。
加圧ステー19は、反射板24を三方から取り囲む断面コの字形状の長尺部材で、天井部191と、搬送方向上流側の前壁部192と、搬送方向下流側の後壁部193とを備え、前壁部192の開放端である下端部に設けられた固定フランジ192aが、被加熱板21の前端壁212の上端に、断熱材としての耐熱性の断熱材23を介して加圧固定されている。また、後壁部193の下端部が被加熱板21の後端壁213の上端に、耐熱性の断熱材23を介して加圧固定されている。
このように、本実施形態1では、従来の加圧ステー19と被加熱板21の間に介在するよう設けられた反射板24の前フランジ部242aを、この界面から被加熱板21の定着ニップ裏面側に接触させ、良熱伝導的に被加熱板21に接続している。
これらの構成によって、反射板24は、その昇温時の熱エネルギーが、加圧ステー19へのリークが抑制されつつ、被加熱板21に熱的に密着し、良好な熱伝導性で熱エネルギーが伝達できるようになるので、被加熱板21が、より速く昇温するように作用するようになる。
すなわち、反射板24は、発熱体13aからの輻射光を定着ニップ部N側に反射しつつ、自分自身も輻射光によって加熱昇温して熱エネルギーを有するようになる。反射板24と加圧ステー19間は断熱台座24bのみで支えられ、しかも断熱性の断熱材23によって断熱されている。したがって、反射板24の熱エネルギーを加圧ステー19に逃がすことなく、被加熱板21側に積極的に伝熱できるようになり、被加熱板21の昇温速度を高速化できるようになり、定着装置全体の立ち上がり性能を改善できる。
図3には、本発明と、その比較例との立ち上がり特性の比較結果を示している。
比較例1は、図8に示すように、反射板224のフランジ部224a、224bを加圧ステー19の下端と被加熱板21との間で、挟んで固定する従来構成タイプである。本実施形態1と同一の構成要素については、同一の符号を付している。また、各部材の材質と厚さは、同一構成要素のものは同じであり、形状変更に伴う熱容量の多少の変化はあっても、材料特性差による性能差はほぼ無視できる。
また、比較例2は、比較例1に対して、反射板224のフランジ部224a、224bを、断熱材を介して、加圧ステー19の下端と被加熱板21との間で挟んで固定したものである。この断熱材としては、厚さ約0.1mmのポリイミドフィルムであり、加圧ステー19の底面をこのフィルムで被覆して用いている。
これらの比較例に対し、本実施形態1で用いた断熱材23は、比較例2と同じく厚さ約0.1mmのポリイミドフィルムであり、やはり加圧ステー19の底面をこのフィルムで被覆して用いている。
比較試験は3通りの構成による定着器で、印刷速度毎分40枚(LTRサイズ紙)相当の性能を有する本定着方式の装置単体評価として、室温から170℃に設定した定着温調温度に達するまでの検証実験を行った。
図3は、立ち上がり特性の差を検証した結果のグラフであり、比較例1は破線の波形部、比較例2は、細い実践の波形部、本実施形態1は、太い実線の波形部で示している。
比較例2では、比較例1に対して約2.5秒の改善効果があるが、本実施形態1の構成を用いると、約10.5秒もの大きな差がつくということが分かった。
この結果から、断熱材の効果を除いたとしても、本実施形態1の構成によって約8秒の立ち上がり時間短縮効果が得られることがわかる。
すなわち、比較例1、2では、簡易断熱材としての耐熱性フィルムの有無差による若干の差は認められる。しかし、いずれも発熱体13aの輻射光により加熱される被加熱板21の昇温は、熱伝導性の良い反射板224を介した被加熱板21の熱エネルギーの加圧ステー19へのリークによって抑制される。また、反射板24自体の熱エネルギーの加圧ステー19へのリークもあるため、被加熱板21の昇温速度はさらに抑制されていた。
しかし、本実施形態1の反射板24の配置構成、及びその構成と簡易断熱材を併用する構成によって、加圧ステー19への熱の移動を抑制し、飛躍的に立ち上がり性能を改善できるようになる。
尚、上記説明では、断熱部材を介在させるために新たな断熱材の追加を必要とする構成とした。しかし、上記ポリイミドフィルムのような耐熱性樹脂部材を新たに追加する代わりに、同じく耐熱性樹脂で構成されているフィルムガイド18を、この境界部にはみ出すように変形させて介在する方法を用いてもよい。また、本実施形態では反射板の配置効果確認のため、断熱材23を簡易断熱材としたが、被加熱板21の熱エネルギーの加圧ステー19へのリークをより強く抑制するために、より熱伝導の低い断熱材を選んでも良い。
以下の説明では、主として上記実施形態1と異なる点について説明し、同一の構成部分については、同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
[実施形態2]
図5は、本発明の実施形態2に係る定着装置のフィルムユニットを示している。図5(A)は、フィルムユニットの側面図、(B)、(C)は反射板25及び爪付きの被加熱板26の斜視図である。反射板25は実施形態1の部材と同一形状でも使用可能であるが、ここでは被加熱板26の形状に合わせて形状を変更したため、別部品としている。
図5(A)に示すように、本実施の形態2では、実施形態1で用いた被加熱板26の定着ニップ上下流側の両端部に、上流側爪部26a及び下流側爪部26bを、板金端部を折り曲げて各々形成した爪付きの被加熱板26を用いている。上流側爪部26a及び下流側爪部26bは、機能的に有効であれば部分的に一部に設けるだけでもよいが、特にここでは板金同士の密着性を全域で確保すべく爪部を長手方向全域に形成している。被加熱板26の上面形状は、反射板25の底面形状と一致するように加工されている。
すなわち、反射板25は、発熱体13aの3方を取り囲むように、被加熱板26に向け
て開放する断面逆U字形状の長尺部材であり、被加熱板26と反対側の天面部251を備えている。また、発熱体13aに対して搬送方向上流側には前側面部252、搬送方向下流側には後側面部253が配置されている。前側面部252の開放端である下端部には、搬送方向上流側に張り出す前フランジ部252aが設けられ、後側面部253の開放端である下端部から搬送方向下流側に張り出す後フランジ部253aが設けられている。
そして、前フランジ部252aの先端に上流側爪部26aに係合する係合端部が屈曲して延びている。
この実施形態2では、図5(B)に示すように、被加熱板26の上流側爪部26aに、反射板25の前フランジ部252aの先端係合部252bを合わせ、また、下流側爪部26bに後フランジ部253aを合わせる。そして、矢印X方向にスライド挿入し、図5(C)に示すように、両部品の長手方向端部が一致するまで進入させることによって、反射板25と被加熱板26が、密着固定される。
このように、本実施形態2では、被加熱板26の搬送方向上下流側に反射板25を固定する爪部を設けることで、反射板25の熱エネルギーが加圧ステー19側に逃げることを抑制できる。同時に、反射板25の前フランジ部252a及び後フランジ部253aを被加熱板26の定着ニップ裏面側に密着接続することが可能となる。したがって、他の部品を追加することなく良好な効果を得ることができる。さらに、反射板25と被加熱板26との接続部と加圧ステー19との間に断熱材23を設けることにより、さらに良好な効果を得ることができる。
図6には、本発明の実施形態3に係る定着装置のフィルムユニットを示している。図6(A)はフィルムユニットの側面図、図6(B)は、中空部材27の斜視図である。
本実施形態3は、図6(A)、(B)に示すように、反射板部(反射板)71と被加熱板部(被加熱板)72を一つの金属板を折り曲げて一体成形した中空部材27によって構成したものである。これにより、反射板部71に生じた熱エネルギーを良好に被加熱板部72へ移動させて定着ニップ部Nの加熱効率の向上を図ったものであり、同時に部品点数の削減と組み立て性の向上を実現するものである。
すなわち、反射板部71は、発熱体13aの3方を取り囲む断面逆U字形状の長尺部であり、被加熱板部72と反対側の天面部241と、発熱体13aに対して搬送方向上流側の前側面部242、搬送方向下流側には後側面部243が配置されている。前側面部242の開放端である下端部には、搬送方向上流側に張り出す前フランジ部242aが設けられ、後側面部243の開放端である下端部から搬送方向下流側に張り出す後フランジ部243aが設けられている。
そして、前フランジ部242aの先端に被加熱板部72に連結される連結部242bが屈曲して延びている。
上記被加熱板部72の傾斜面部211に反射板部71の前フランジ部242aが、さらに前端壁212に連結部242bが重ね合された上流側重ね部27aが形成されている。また、被加熱板部72の後端壁213と後フランジ部243aの前端折り返し部243bが重ね合された下流側重ね部27bが形成されている。
すなわち、中空部材27は、上流側重ね部27aには継ぎ目が無く、下流側重ね部27bに継ぎ目がある閉断面構造の中空構造となっている。中空部材27は、被加熱板部72の平坦部210と反射板部71とで構成される中空部27cと、中空部27cの上流側端部と下流側端部に突出す上流側重ね部27aと下流側重ね部27bが突出している。この中空部27cに発熱体13aが配置されている。
ここで、上記の前端重ね部27aと後端重ね部27bにおける、重ね部を、さらに折り曲げる構成は、熱移動面積増大と剛性増大を促すうえで有効である。すなわち、反射板部71で生じた熱エネルギーを、被加熱板部72のニップ領域に熱移動させる際に、通常の母材金属板の熱伝導経路に加えて、これらの重ね部でさらに熱移動面積を増すことができる。これにより、熱移動を促進する効果が得られるとともに、薄い金属板を使用した際の定着ニップ部の加圧力に耐えるための剛性不足を補う効果も得られ、剛性確保の点でも有効となる。このように、薄い金属を使用できることは、熱移動の高速化のために「熱容量を少なくする」、「厚さ方向の熱移動を速くする」という目的に合致する。
・加工前の板金のニップ相当位置を、あらかじめ部分的に塗装しておく。
・加工後のドーム状の空洞部内部に挿入可能な塗装ノズルを用い、マスキングで下面のみを塗装する。
マスキング方法としては、非塗装面に表面保護部材を張り付ける方法のほか、より生産性の高い方法としては、次のような方法がある。すなわち、塗装する下面以外の面を高精度で覆えるような内部ドーム形状に対して寸法精度の高いカバーを用いる方法を用いることができる。また、塗装ノズルの上部への塗料の飛散を高精度に防止できるような内部ドーム形状に対して寸法精度の高い傘つきノズルを用いる方法等を用いることもできる。
なお、以上の構成では、金属母材として金属板を用いたが、金属母材として金属パイプを用い、加圧変形加工によって類似形状を形成したのち、後端部の不要部を削除し、温度センサの当接座面21bを切りだす方法を用いてもよい。
また、上記構成を用いる際、前端重ね部27aと後端重ね部27bは、単に加圧圧着によって接合しているが、これらの折り重ね界面の密着性を安定化するため、次のような他
の接合方法を用いてもよい。たとえば、折り重ね界面の各領域に溶接や摩擦撹拌点接合、超音波金属接合など他の接合方法を用いて接合を採用することができる。但し、その際に、定着フィルム16と摺擦する被加熱板部72の表面に凹凸やバリなどを生じない加工方法が望ましい。
以上、本実施形態3では、反射板部71は被加熱板部72と一体化される構成となるので、反射板部71から被加熱板部72以外の他の部材へのヒートリークの経路が加圧座面の断熱部材への弱いヒートリークを除いて全くなくなるうえ、一体化によってより高い熱伝導で伝熱されることで、より熱効率の高い構成が実現できるようになる。
すなわち、反射板部71と被加熱板部72を同一金属部材の金属板の折り曲げ、パイプの変形加工で一体形成することで、反射板部71に生じた熱エネルギーを被加熱板部72に良熱伝導的に伝えることができる。
図7には、本発明の実施形態4に係る定着装置のフィルムユニットを示している。図7(A)はフィルムユニットの側面図、図7(B)は、中空部材28の断面図、図7(C),(D)は中空部材のセンサ座面形成前後の斜視図である。
本実施形態4は、反射板部81と被加熱板部28Bを継ぎ目の無い中空部材28によって構成したものである。
この実施の形態4でも、実施形態3と同様に、反射板部81と被加熱板部82を熱伝導の高い同一金属材で一体形成することで、反射板部81に生じた熱エネルギーを良好に被加熱板部82へ移動させるものである。これにより、定着ニップ部の加熱効率の向上を図り、同時に部品点数の削減と組み立て性の向上を実現するものである。
すなわち、反射板部81は、発熱体13aの3方を取り囲む断面逆U字形状の長尺部であり、被加熱板部82と反対側の天面部811と、発熱体13aに対して搬送方向上流側の前側面部812、搬送方向下流側には後側面部813が配置されている。
上記被加熱板部82の平坦部820と傾斜面部821の境界部に反射板部81の前側面部812の下端が一体的に接続され、さらに、被加熱板部82の平坦部820と後端壁823との境界部に、後側面部813の下端が一体的に接続されている。
すなわち、中空部材28は、被加熱板部82の平坦部820と反射板部81とで構成される閉断面構造の中空部28cと、中空部28cの上流側端部と下流側端部に突出す上流側羽根部28a、下流側羽根部28cが突出する構成となっている。上流側羽根部28aにより、傾斜面部821と前端壁822が構成され、下流側羽根部28bによって、後端壁823と、サーミスタ22等の当接座面21bが構成される。
本実施形態では、上記温度センサの座面用羽根部21b’が引き抜き加工によって形成されているため、図7(C)の上斜視図に示すように、長手方向に同一形状で一体化され
ている。そこで、各部の温度を独立して検知するために、同図の下矢印に示すように、各温度センサを当接するために必要な部分のみを切り残す切断追加工を施している。
尚、定着ニップ部の加熱効率を上げるために重要な黒色塗装層21aの塗装方法については、実施形態3と同様である。
以上、本実施形態4では、反射板部81は被加熱板部82と完全に一体化される構成となるので、反射板部81から被加熱板部82以外の他の部材へのヒートリークの経路が加圧座面の断熱部材への弱いヒートリークを除いて全くなくなる。その上、板金同士を重ねた場合のような接触界面もない一体化によって接触熱抵抗もなくなるため、さらに高い熱伝導で伝熱される、より熱効率の高い構成が実現できるようになる。
また、温度センサの当接座面形成のために後加工は必要になるものの、基本形状は引き抜き加工によって効率よく生産することができ、全体として生産効率をさらに向上させることも可能となる。
また、上記各実施形態では、像加熱装置として、記録材上に形成された未定着のトナー像を加熱加圧して定着する定着装置に適用しているが、定着装置に限るものではない。たとえば、記録材上に定着されたトナー像に光沢を出すための装置として適用することも可能である。
14 加圧ローラ
16 定着フィルム(筒状部材)、18 フィルムガイド
19 加圧ステー、21 被加熱板
23 断熱材、
24 反射板
24a 加圧ばね、24b 断熱台座
25 反射板、26 被加熱板、26a 当接座面
26a 上流側爪部、26b 下流側爪部
27 中空部材
71 反射板部、72 被加熱板部、
27c 中空部
28 :中空部材、
81 反射板部、82 被加熱板部
28c 中空部
28a 上流側羽根部、28b 下流側羽根部
Claims (3)
- 回転可能なフィルムと、該フィルムの内側に配置された輻射発熱体と、前記フィルムが摺動可能となるように前記フィルムの内周面に接触配置され、前記輻射発熱体からの輻射熱を受けて加熱される被加熱板と、前記輻射発熱体の輻射熱を前記被加熱板に向けて反射させる反射板と、を備えたフィルムユニットと、
前記被加熱板との間で前記フィルムを挟むことで前記フィルムとの間に記録材を加圧加熱するニップ部を形成する加圧部材と、を備え、
前記フィルムユニットには、前記ニップ部を均一加圧するための金属製の加圧ステーが配置されており、前記ニップ部で画像が形成された記録材を挟持搬送しつつ加熱する像加熱装置において、
前記反射板を前記被加熱板に接続し、前記反射板を前記加圧ステーと非接触としており、
前記反射板と被加熱板とは、前記反射板の長手方向両端部と前記加圧ステーとの間に配置した断熱部材と加圧部材とによって加圧当接する構成となっていることを特徴とする像加熱装置。 - 前記加圧ステーと前記被加熱板の間に断熱材を介在させることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 記録材に現像剤像を形成する画像形成部と、
請求項1又は2に記載の像加熱装置と、を備えた画像形成装置。
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