JP6727354B2 - 毛管力低減による押し出し制御 - Google Patents

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Description

本開示は、ステップアンドリピートのインプリントシステム、方法、およびプロセスにおける押し出しを制御するための構成要素、システムおよび方法に関する。
ナノ製造は、100ナノメートル以下のオーダーのフィーチャを有する非常に小さな構造の製造を含む。ナノ製造が大きな影響を及ぼした1つの用途は、集積回路のプロセスにある。半導体プロセス業界は、基板(即ち、半導体ウェハ)上に形成される単位面積当たりの回路を増加させながら、より大きな生産歩留まりのために努力し続けている。ナノ製造における改善は、より大きなプロセス制御を提供し、および/または、形成された構造の最小フィーチャ寸法の継続的な低減を可能にする。
今日使用されている典型的なナノ製造技術は、ナノインプリントリソグラフィである。ナノインプリントリソグラフィは、例えば、CMOSロジック、マイクロプロセッサ、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、DRAMメモリ、MRAM、3Dクロスポイントメモリ、Re−RAM、Fe−RAM、STT−RAMなどの集積デバイスの層の製造することを含む、様々な用途において有用である。例示的なナノインプリントリソグラフィプロセスは、米国特許第8,349,241号、米国特許8,066,930号、および米国特許第6,936,194号など、多くの刊行物に詳細に記載されており、それらの全ては引用により本明細書に組み込まれる。
前述の米国特許の各々に開示されたナノインプリントリソグラフィ技術は、インプリントテンプレートを成形可能材料上に押圧することを含む。インプリントテンプレートが成形可能材料に押圧された後、成形可能材料は、パターンを形成するようにインプリントテンプレート内のリセス(凹部)に流れ込む。成形可能材料はまた、テンプレートのエッジに向かって流れる。余分な成形可能材料は、テンプレートから押し出されうる。インプリントテンプレートのエッジ上の流体制御フィーチャは、引用により本明細書に組み込まれる米国特許第8,361,371号に記載されているように、これらの押し出し形成物が形成される箇所を制御するために用いられうる。
少なくとも第1実施形態は、基板上の成形可能材料にパターンをインプリントするためのテンプレートでありうる。前記テンプレートは、複数の突起と複数のリセスとを含むパターン領域を含みうる。上面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数の突起のうち最も高い面を表す。前記上面の下の底面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数のリセスのうち最も低い面を表す。全高は、前記上面と前記底面との間の距離の絶対値を表す。前記テンプレートは、前記パターン領域を取り囲み、且つ、前記テンプレートのメサのエッジまで延びるエッジ領域も含みうる。前記エッジ領域の少なくとも第1部分は、前記上面の下の少なくとも全高でありうる。前記エッジ領域の前記第1部分の面積は、前記テンプレートと前記基板との間にある成形可能材料が前記メサの前記エッジを超えて押し出されるのを防ぐのに少なくとも十分に大きくすることができる。第1実施形態の一態様では、前記エッジ領域の前記第1部分の前記面積は、前記エッジ領域の51%より大きい。
第1実施形態の一態様では、前記エッジ領域は、先方領域と後方領域とを含みうる。前記先方領域は、先方境界エリアと上部境界エリアとを含みうる。前記後方領域は、後方境界エリアと底部境界エリアとを含みうる。前記先方境界エリアと前記後方境界エリアとは前記パターン領域の反対側にある。前記上部境界エリアと前記底部境界エリアとは前記パターン領域の反対側にある。前記先方領域は、前記全高以下の深さで前記上面からリセスされうる。前記後方領域は、前記先方領域の前記深さより大きい深さで前記上面からリセスされうる。
第1実施形態の一態様では、前記先方領域は、先方領域の床から前記全高だけ上方に延びる少なくとも1つの突起を含みうる。
第1実施形態の一態様では、前記後方領域は、後方領域の床から前記先方領域の床の下の高さまで上方に延びる少なくとも1つの突起を含みうる。
第1実施形態の一態様では、後方領域の幅は、先方領域の幅より大きくすることができる。
第1実施形態の一態様では、前記後方領域は、少なくとも1つの平坦なオープン領域を含みうる。各オープン領域は、2つの側部を平坦なエッジ拡張部によって囲まれうる。前記平坦なエッジ拡張部は、前記パターン領域から外側に延びている。前記先方領域は、前記平坦なオープン領域のいずれも含まなくてもよい。
第1実施形態の一態様では、前記後方領域は、前記先方領域の前記深さより1.1倍以上の深さで前記パターニングエリアからリセスされうる。
第1実施形態の一態様では、前記パターン領域と前記メサの前記エッジとの間における前記エッジ領域の幅は、前記エッジ領域の前記深さの10倍より大きくすることができる。
第1実施形態の一態様では、前記エッジ領域の前記幅は、1μmより大きくすることができる。
第1実施形態の一態様では、前記エッジ領域の前記第1部分の前記面積は、前記エッジ領域の95%より大きくすることができる。
少なくとも第2実施形態は、基板上への物品の製造方法でありうる。前記方法は、前記基板の第1インプリント領域において前記基板上の成形可能材料をテンプレートと接触させる工程を含みうる。前記テンプレートは、複数の突起と複数のリセスとを含むパターン領域を含みうる。上面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数の突起のうち最も高い面を表す。前記上面の下において前記上面と平行な底面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数のリセスのうち最も低い面を表す。全高は、前記上面と前記底面との間の距離の絶対値を表す。前記パターン領域を取り囲むエッジ領域は、前記テンプレートのメサのエッジまで延びうる。前記エッジ領域の少なくとも第1部分は、前記上面の下の少なくとも全高でありうる。前記エッジ領域の前記第1部分の面積は、前記テンプレートと前記基板との間にある成形可能材料が前記メサの前記エッジを超えて押し出されるのを防ぐのに少なくとも十分に大きくすることができる。前記方法は、前記成形可能材料が前記エッジ領域に入った後、且つ、前記成形可能材料が前記エッジ領域から押し出される前に、前記第1インプリント領域において前記テンプレートが前記成形可能材料に接触している間に、前記第1インプリント領域における前記成形可能材料を硬化させる工程を含みうる。
第2実施形態は、前記第1インプリント領域において前記成形可能材料を硬化した後、第2インプリント領域において前記成形可能材料を前記テンプレートと接触させる工程を更に含みうる。前記第2インプリント領域は、前記第1インプリント領域と重なり合う重畳領域を含みうる。
第2実施形態の一態様では、前記第2インプリント領域において前記成形可能材料を前記テンプレートと接触させている間、前記エッジ領域の第2部分は、前記重畳領域の第3部分に重なり合うことができる。
第2実施形態の一態様では、前記エッジ領域の前記第1部分は、前記基板上のパターン領域間のギャップ内に形成されたトレンチに重なり合うことができる。
少なくとも第3実施形態は、基板上にパターンを形成するためのインプリントシステムでありうる。前記インプリントシステムは、前記基板上に成形可能材料を吐出するための成形可能材料ディスペンサを含みうる。前記インプリントシステムは、テンプレートを保持するためのテンプレートチャックを含みうる。前記テンプレートは、複数の突起と複数のリセスとを含むパターン領域を含みうる。上面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数の突起のうち最も高い面を表す。前記上面の下の底面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数のリセスのうち最も低い面を表す。全高は、前記上面と前記底面との間の距離の絶対値を表す。
エッジ領域は、前記パターン領域を取り囲み、且つ、前記テンプレートのメサのエッジまで延びうる。前記エッジ領域の少なくとも第1部分は、前記基板から離れて前記上面の下の少なくとも全高でありうる。前記エッジ領域の前記第1部分の面積は、前記テンプレートと前記基板との間にある成形可能材料が前記メサの前記エッジを超えて押し出されるのを防ぐのに少なくとも十分に大きくすることができる。前記インプリントシステムは、第1インプリント領域および第2インプリント領域を含む複数のインプリント領域において前記テンプレートが前記基板上の前記成形可能材料に接触するように、前記テンプレートチャックを位置決めする位置決めシステムを含みうる。前記第2インプリント領域は、前記第1インプリント領域と重なり合う重畳領域を含みうる。前記第2インプリント領域において前記成形可能材料を前記テンプレートと接触させている間、前記エッジ領域の第2部分は、前記重畳領域の第3部分に重なり合う。
第3実施形態の一態様では、前記成形可能材料ディスペンサは、前記成形可能材料の液滴を基板上に吐出しうる。
第3実施形態の一態様では、前記成形可能材料ディスペンサは、前記位置決めシステムが前記テンプレートを前記第1インプリント領域に接触させた後、且つ、前記位置決めシステムが前記テンプレートを前記第2インプリント領域に接触させる前に、前記基板の前記第2インプリント領域上に前記成形可能材料を吐出するように構成されうる。
第3実施形態は、前記成形可能材料が前記エッジ領域に入った後、且つ、前記成形可能材料が前記エッジ領域から押し出される前に、前記テンプレートが前記テンプレートと接触している間に、前記成形可能材料を固化する硬化システムを更に含みうる。
第3実施形態の一態様では、前記硬化システムは、前記テンプレートを介して前記成形可能材料に案内される化学線の線源を含みうる。前記成形可能材料は、前記化学線に曝されたときに重合する。
第3実施形態の一態様では、前記エッジ領域は、先方領域と後方領域とを含みうる。前記先方領域は、先方境界エリアと上部境界エリアとを含む。前記後方領域は、後方境界エリアと底部境界エリアとを含む。前記先方境界エリアと前記後方境界エリアとは前記パターン領域の反対側にある。前記上部境界エリアと前記底部境界エリアとは前記パターン領域の反対側にある。前記先方領域は、前記全高以下の深さで前記パターニングエリアからリセスされうる。前記後方領域は、前記先方領域の前記深さより大きい深さで前記パターニングエリアからリセスされ、前記後方領域は、少なくとも1つの平坦なオープン領域を含む。各オープン領域は、2つの側部を平坦なエッジ拡張部によって囲まれうる。前記平坦なエッジ拡張部は、前記パターン領域から外側に延びている。前記先方領域は、前記平坦なオープン領域のいずれも含まなくてもよい。
本開示のこれら及び他の目的、特徴および利点は、添付の図面および提供される請求の範囲と合わせて読まれるとき、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むときに明らかになるであろう。
本発明の特徴および利点を詳細に理解することができるように、添付の図面に示された実施形態を参照することにより、本発明の実施形態のより詳細な説明を得ることができる。しかしながら、添付の図面は、本発明の典型的な実施形態を示しているだけであり、したがって、本発明は他の同等の有効な実施形態を認めることができるため、その範囲を限定するものとみなすべきではないことに留意されたい。
図1は、基板から離間されたテンプレートおよびモールドを有するナノインプリントリソグラフィシステムの図である。 図2Aは、基板上に形成される押し出し物の図である。 図2Bは、基板上に形成される押し出し物の図である。 図2Cは、基板上に形成される押し出し物の図である。 図2Dは、基板上に形成される押し出し物の図である。 図3は、実施形態で使用されるインプリント方法の図である。 図4Aは、実施形態で使用されるテンプレートのメサの図である。 図4Bは、実施形態で使用されるテンプレートのメサの図である。 図4Cは、実施形態で使用されるテンプレートのメサの図である。 図4Dは、実施形態で使用されるテンプレートのメサの図である。 図5Aは、実施形態で使用される基板の図である。 図5Bは、実施形態で使用される基板の図である。 図5Cは、実施形態で使用される基板の図である。 図6Aは、実施形態で使用される基板およびテンプレートの図である。 図6Bは、実施形態で使用される基板およびテンプレートの図である。 図6Cは、実施形態で使用される基板およびテンプレートの図である。 図7Aは、実施形態で使用される基板およびテンプレートの図である。 図7Bは、実施形態で使用される基板およびテンプレートの図である。 図7Cは、実施形態で使用される基板およびテンプレートの図である。 図8Aは、実施形態で使用されるテンプレートの図である。 図8Bは、実施形態で使用されるテンプレートの図である。 図8Cは、実施形態で使用されるテンプレートの図である。 図8Dは、実施形態で使用されるテンプレートの図である。 図8Eは、実施形態で使用されるテンプレートの図である。 図8Fは、実施形態で使用されるテンプレートの図である。 図9Aは、実施形態で使用される基板の図である。 図9Bは、実施形態で使用される基板の図である。 図9Cは、実施形態で使用される基板の図である。 図9Dは、実施形態で使用される基板の図である。
図面を通して、特に言及がない限り、同じ参照番号および文字は、図示の実施形態の同様の特徴、要素、構成要素または部分を示すために使用される。また、本開示は、図面を参照して詳細に説明されるが、図示された例示的な実施形態に関連して行われる。添付の特許請求の範囲によって規定される本開示の真の範囲および精神から逸脱することなく、記載された例示的な実施形態に変更および修正可能であることが意図される。
必要なものは、効率的に押し出しを制御する方法である。
<第1実施形態>
図1は、実施形態が実施されうるナノインプリントリソグラフィシステム100の図である。ナノインプリントリソグラフィシステム100は、基板102上にレリーフパターンを形成するために用いられる。基板102は、半導体ウェハなどの平坦な表面であってもよい。基板102は、基板チャック104に結合されうる。基板チャック104は、限定されるものではないが、真空チャック、ピン型、溝型、静電、電磁気などであってもよい。
基板102および基板チャック104は、基板位置決めステージ106によって更に支持されうる。基板位置決めステージ106は、x、y、z、θおよびφ軸の1つ以上に沿って並進運動および/または回転運動を提供することができる。基板位置決めステージ106、基板102、および基板チャック104はまた、ベース(不図示)上で位置決めされうる。
基板102から離間されているのがテンプレート108である。テンプレート108は、第1面と第2面とを有する本体を含み、一方の面は、基板102に向かって拡張したメサ120を有しうる。メサ120は、パターン面122(インプリンティング面、またはインプリント面とも呼ばれる)を有しうる。メサ120は、モールド120と呼ぶこともできる。メサ120は、基板102に向かって、テンプレート本体から離れるように拡張する。メサ120は、テンプレートのインプリント領域の境界を画定するメサエッジを有する。メサ120は、正方形、矩形、多角形、または他の何らかの対称または非対称の形状であってもよい。
テンプレート108および/またはモールド120は、限定されるものではないが、溶融シリカ、石英、シリコン、有機ポリマ、シロキサンポリマ、ホウケイ酸ガラス、フルオロカーボンポリマ、金属、硬化サファイアなどを含むそのような材料から形成されうる。パターン面122は、複数の離間したリセス124(凹部)および/または突起126(凸部)によって画定されたフィーチャを含むが、本発明の実施形態は、そのような構成に限定されるものではない(例えば平坦な表面)。パターン面122は、基板102上に形成されるべきパターンの基礎を形成する任意のオリジナルパターンを画定しうる。離間したリセス124および/または突起126は、パターン面122の全体、またはパターン面122のちょうどインプリント領域にわたって広がっていてもよい。インプリント領域は、パターン形成され、かつ成形可能材料132で充填されることが意図された領域でありうる。
テンプレート108は、テンプレートチャック128に結合されうる。テンプレートチャック128は、限定されるものはないが、真空、ピン型、溝型、静電、電磁気、および/または他の同様のチャックタイプであってもよい。さらに、テンプレートチャック128は、テンプレートチャック128、インプリントヘッド、およびテンプレート108が、少なくともz軸方向に、および潜在的な他の方向および/または角度に移動可能となるように、ブリッジ134に順番に移動可能に結合されうるインプリントヘッドに結合されてもよい。テンプレートチャック128は、x、y、z、θおよびφ軸の1つ以上に沿って並進運動および/または回転運動を提供するテンプレート位置決めステージ(不図示)に結合されてもよい。テンプレート位置決めステージおよび/または基板位置決めステージ106は、テンプレートと基板とを互いに対して位置決めするための位置決めシステムとして共に動作しうる。
ブリッジ、テンプレートチャック128、プロセッサ142、および位置決めシステムのうちの1つ以上は、位置決めシステムと通信しているか、位置決めシステムに含まれている。位置決めシステムは、基板102上の複数のインプリント領域にメサ120を順次位置決めするように構成されたモータおよび/またはアクチュエータを含みうる。各インプリント領域は、メサ120が基板102上にパターンを押し付ける基板の領域でありうる。複数のインプリント領域のうちの各インプリント領域は、1つ以上の隣り合うインプリント領域に重なり合ってもよい。
ナノインプリントリソグラフィシステム100は、流体吐出システム130を更に含みうる。流体吐出システム130は、成形可能材料の複数の液滴として、非画一的に成形可能材料132(例えば、重合可能材料)を基板102上に堆積するために用いられうる。液滴吐出(ドロップディスペンス)、スピンコーティング、浸漬コーティング(ディップコーティング)、化学気相成長法(CVD)、物理的気相成長法(PVD)、薄膜堆積、厚膜堆積、凝縮などの技術を用いて、追加の重合可能材料132が、基板102上に堆積されてもよい。成形可能材料132は、設計上の考慮事項に応じて、所望の体積がモールド20と基板102との間に画定される前および/または後に基板102上に配置されうる。例えば、成形可能材料132は、両方とも引用により本明細書に組み込まれる米国特許第7,157,036号、および米国特許第8,076,386号に記載されているようなモノマー混合物を含んでもよい。
ナノインプリントリソグラフィシステム100は、プロセッサ142と通信するガスおよび/または真空システムなどのインプリント領域雰囲気制御システムを含みうる。ガスおよび/または真空システムは、異なる時間および異なる領域でガスを流すように構成されたポンプ、バルブ、ソレノイド、ガス源、ガス管などの1つ以上を含みうる。ガスおよび/または真空システムは、基板102のエッジにおよびエッジからガスを輸送し、基板102のエッジでのガスの流れを制御することによってインプリント領域の雰囲気を制御するガス輸送システムに接続されてもよい。ガスおよび/または真空システムは、テンプレート108のエッジにおよびエッジからガスを輸送し、テンプレート108のエッジでガスの流れを制御することによってインプリント領域の雰囲気を制御するガス輸送システムに接続されてもよい。ガスおよび/または真空システムは、テンプレート108の上部におよび上部からガスを輸送し、テンプレート108を通るガスの流れを制御することによってインプリント領域の雰囲気を制御するガス輸送システムに接続されてもよい。ガス輸送システムの1つ、2つ、または3つは、インプリント領域およびその周辺のガスの流れを制御するために組み合わせて使用されてもよい。
ナノインプリントリソグラフィシステム100は、経路138に沿ってエネルギを誘導するエネルギ源136を更に含んでもよい。位置決めシステムは、テンプレート108および基板102を、経路138および基板102上の各インプリント領域に重ね合わせて位置決めするように構成されてもよい。カメラ146は、同様に、経路138と重ね合わせて位置決めされてもよい。ナノインプリントリソグラフィシステム100は、位置決めシステム、流体吐出システム130、エネルギ源136、および/またはカメラ146と通信するプロセッサ142によって調整され、非一時的コンピュータ可読メモリ144に格納されたコンピュータ可読プログラム上で動作することができる。
テンプレート位置決めステージ、基板位置決めステージ、又はその両方は、各インプリント領域に予め堆積された成形可能材料132によって充填される所望の体積を画定するように、モールド120と基板102との間の距離を変化させる。例えば、インプリントヘッドは、モールド120が成形可能材料132と接触するように、テンプレート108に力を加えることができる。所望の体積が成形可能材料で充填された後、エネルギ源136はエネルギ(例えば、紫外線放射、化学線放射)を生成し、成形可能材料132を固化および/またはクロスリンクさせ、基板表面140およびパターン面122の形状に適合させ、基板102上の硬化パターン層を画定する。硬化パターン層は、残膜(RL)248と、硬化された突起(凸部)および硬化されたリセス(凹部)などの複数のフィーチャとを含み、硬化された突起はインプリント厚tを有し、RLは残膜厚(RLT)tを有する。硬化された突起は、リセス124によって形成され、硬化されたリセスは、突起126によって形成される。
図2A〜図2Dに示すように、インプリントが適切に行われていない場合、インプリント処理中に押し出し(はみ出し、突出)212が形成されうる。図2Aは、メサ120を備えるテンプレート108を示す。メサ120は、メサ側壁210の近くに複数の流体制御フィーチャ(FCF)224を含みうる。例示的なパターン化FCFは、スタッガーバー、ライン−スペースフィーチャ、ピラー、他の形状、およびそれらの組み合わせである。例示的なパターン化FCFは、100%未満の充填因子を提供する。FCFは、局所的な押し出しを低減するために用いることができる。パターン化FCFは、メサエッジから離れて流体が流れるための直接の経路を提供する。パターン化FCFは、流体が方向を変えるようにする流体経路に1つ以上の方向変化を含んでもよい。各方向変化は、成形可能材料がメサエッジに到達するのにかかる時間量を増加させる。局所的なパターン化FCFは、成形可能材料の流体の前部がメサ側壁に到達するのにかかる時間を低減することができ、角などメサの他の部分に流体の前部が到達する時間を更に許容する。
例えば、成形可能材料の液滴が、インプリント領域のエッジに近い基板上に配置された場合、対応する液滴が配置されるであろう位置に近いテンプレート上に位置するパターン化FCFは、テンプレートが液滴に接触するとき、メサ側壁に近づくにつれて局所的な流体の前部を方向転換することができる。したがって、パターン化FCFは、局所的な流体の前部を制御して、局所的な流体の前部の移動をメサエッジから離れるように方向転換することができる。成形可能材料は、基板およびテンプレート上における液滴の配置およびフィーチャのばらつきにより、不均一な方法でメサ側壁に近づく可能性がある。パターン化FCFは、流体の局所的な制御を提供することができる。例えば、パターン化FCFは、メサ側壁に平行に延びる長いアームを有し、メサ側壁に平行になるようにメサ側壁から離れるように流体の流れの方向を変化させる1つ以上のスタッガーバーを含んでもよい。パターン化FCFの位置決めは、液滴吐出パターンと組み合わせて行われうる。
1つ以上のパターン化FCFは、テンプレートのカーフ領域内のパターンエリアの周りのメサ側壁210の近くに配置されうる。カーフ領域は、基板上のインプリントを生成するテンプレートの領域であり、後続の処理後にデバイスを生成しない。例えば、カーフ領域は、ダイシングが生じる領域を含んでもよい。メサ120が成形可能材料132に接触すると、メサ120と基板102との間に毛管スリットが形成される。残膜248は、約10−30nmの残膜厚を有しうる。毛管スリットの狭さのため、毛管力は、図2Bに示すように、メサのエッジまでずっと高いままであり、押し出し212を促進しうる。パターン化FCF224は、押し出しの発生を低減することができる。本出願人は、パターン化FCF224が全ての押し出しを低減するのに必ずしも十分でないことを見出した。テンプレート108を基板102から剥離した後、押し出し212は、図2Cに示すように基板上に残り、および/または、図2Dに示すようにそれ自体がメサ側壁210に付着する可能性がある。この押し出しは、様々なインプリントおよびインプリント後の欠陥をもたらす可能性がある。
メサ120は、押し出し性能の例を改善するFCF224を含むことができ、その例は、引用により本明細書に組み込まれる米国特許公開第2015/0158240号に示されている。FCF224は、メサ120および基板102の1つ又は両方に適用されてもよい。
[方法]
基板をインプリントする1つの方法は、図3に示すインプリント方法300である。方法300は、複数の液滴として不均一な方法で基板の第1インプリント領域上に成形可能材料302を吐出する第1ステップ302を含みうる。第2ステップ304は、第1インプリント領域の成形可能材料132にメサ120を接触させることを含みうる。メサ120および基板120は毛管スリットを形成しうる。毛管スリット内の成形可能材料132は、毛管力によって拡がりうる。成形可能材料132は、拡がるにつれて、メサ120のパターンのリセス内および突起の下に充填される。第3ステップ306は、成形可能材料がメサ120のパターン領域を通って拡がった後、メサ120が成形可能材料132に接触している間に、成形可能材料132を硬化させることを含みうる。
第4ステップ308は、第2インプリント領域上に成形可能材料132を吐出することを含みうる。第2インプリント領域は、第1インプリント領域に隣り合っていてもよいし、または重なり合っていてもよい。成形可能材料132は、第2インプリント領域上に吐出される成形可能材料132は、第1インプリント領域内の硬化した成形可能材料と重なり合っていてもよい。第5ステップ310は、第2インプリント領域内の成形可能材料132にメサ120を接触させることを含みうる。第2インプリント領域では、メサ120および基板102は毛管スリットを形成しうる。第1インプリント領域および第2インプリント領域が重なり合っている場合、第1インプリント領域内の硬化した成形可能材料は、第2インプリント領域内の毛管スリットの一部も形成しうる。第6ステップ312は、成形可能材料がメサ120のパターン領域を通って拡がった後、メサ120が成形可能材料132に接触している間に、第2インプリント領域内の成形可能材料を硬化させることを含みうる。
[テンプレートFCF]
実施形態は、メサ120および/または基板102の境界領域(エッジ領域)の一部または全部にフィーチャレスFCFを含んでもよい。フィーチャレスFCFは、メサ120のエッジで毛管力を低減するために用いられることができる。このフィーチャレスFCFは、メサ120からの押し出しを低減させるために、独立して、または、他のパターン化FCFと組み合わせて使用されうる。
テンプレートは、図4A−Dに示すようにメサ120を含みうる。メサ120は、パターン領域414および境界領域(エッジ領域)416を含みうる。パターン領域は、目標エッチング深さ(dpattern region)にエッチングされている。境界領域は、(dedge)のエッチング深さを有する。テンプレートは、境界領域416とパターン領域414との間にパターン化FCF224を含んでもよい。図4Bは、線B−Bに沿ったメサ102の断面である。図4Cは、線C−Cに沿ったメサ120の断面である。実施形態では、境界領域416は、パターン領域414を囲む主要なフィーチャレスFCFとして機能する全高エッジ(FHE)を有してもよい。代わりの実施形態では、エッジ領域の一部のみがフィーチャレスFCFを含む。例えば、一実施形態では、エッジ領域の少なくとも51%がフィーチャレスFCFを含む。他の実施形態では、エッジ領域の60%、70%、80%、90%または99%が、フィーチャレスFCFを含む。フィーチャレスFCFを含むフィーチャレスFCFの部分の位置および割合は、フィーチャレスFCFのないメサの押し出し性能によって左右される。全高(FH)は、パターン領域414内のフィーチャについての目標エッチング深さ(dpattern region)を指す。図4Dは、任意のパターン化FCF224も含むメサのエッジの拡大部分の図である。フィーチャレスFCFの幅(w)は、フィーチャレスFCFの深さ(dedge)より少なくとも一桁大きく(w≧10×dedge)、典型的には、当該深さよりはるかに大きい(w≫dedge)。例えば、FHおよび/またはdedgeは、5nmから100nmのオーダーであり、一方、フィーチャレスFCFの幅(w)は、1μm、10μm、100μmまたは500μmのオーダーでありうる。本出願人は、狭い深さに対する大きな幅、および、メサのエッジでのフィーチャレスFCFにおけるフィーチャの欠損が、フィーチャレスFCFのないテンプレートに対して押し出し性能を改善する一方、テンプレートの製造プロセスにほとんど影響を及ぼさないことを見出した。エッジでの境界領域の面積は、テンプレートの寿命にわたってパターン領域から成形可能材料が押し出されることを防ぐために十分に大きくすべきである。インプリントの寿命は、洗浄されているテンプレート間のインプリント数(即ち、10、100、1000または10000インプリント)である。
メサ120のパターン領域414は、突起とリセスとの両方からなる複数のフィーチャを含む。これらのフィーチャは、インプリントプロセス中に成形可能材料132によって充填される。突起の高さは、変化させてもよいし、または、一定であってもよい。リセスの深さは、変化させてもよいし、または、一定であってもよい。上面は、メサ120のパターン領域414における複数の突起のうち、最も高い表面を表す。底面は、メサ120のパターン領域414における複数のリセスのうち、最も低い表面を表す。図4B−Dに示すように、全高(FH)は、上面と底面との間の距離(dpattern region)を指す。
フィーチャレスFCFの100%未満の充填因子を提供するスタッガーバー、ライン−スペースフィーチャ、ピラー、他の形状、およびそれらの組み合わせなどの他のパターン化FCFは、フィーチャレスFCFにと組み合わせることができる。実施形態では、フィーチャレスFCFは、メサ120上の最も外側のFCF構造である。フィーチャレスFCFは、パターン領域414のエッジでの毛管力を低減させ、流体を押し出すための駆動力を低減させる。フィーチャレスFCFは、境界領域416において100%充填因子(パターン化フィーチャがない)を有する。
代わりの実施形態は、境界領域416において、全高(FH)より大きい又は等しい深さ(dedge)を有する(dedge≧FH)フィーチャレスFCFを含んでもよい。メサ120の下の成形可能材料が化学線放射で硬化されたときに、境界領域416は、完全に充填されてもよいし、または、部分的にのみ充填されてもよい。
代わりの実施形態は、境界領域416において、全高(FH)より小さいが全高の倍数(B)よりも大きい深さ(dedge)を有する浅いフィーチャレスFCFを含んでもよい。倍数Bは、1より小さく、0.1、0.5、または0.9(B×FH<dedge<FH)でありうる。浅いフィーチャレスFCFの利点は、押し出し制御のための毛管力低減を依然として提供しながら、完全に充填された境界領域416について追加の利益を提供しうることである。
[基板トレンチFCF]
他の実施形態は、図5A−Cに示すように、インプリント間のギャップ(間隔)におけるトレンチを含む基板502と組み合わせて使用されうる。各インプリント領域は、白いエリアとして図5Aに示される複数のパターニング領域514を含みうる。基板上のパターニング領域514は、更なる製造工程の後に最終的にデバイスに組み込まれることになるデバイスフィーチャでパターン化されることになる領域を含む。代わりの実施形態では、基板上のパターニング領域514は、更なる製造工程の後にデバイス内に入り込まないフィーチャ(即ち、パターン化FCFまたはアライメントマーク)も含んでもよい。パターニング領域514の各々は、グレーの領域として図5Aに示されるトレンチ516によって囲まれている。図5Bは、線D−Dに沿ったこれらのトレンチの1つの断面図である。図5Cは、そのトレンチの一部の図である。基板502は、図5B−Cにグレーのパターンで示されるように、以前に適用されたパターンを含んでもよし、含まなくてもよい。基板502は、図5Bに斜線領域で示されるように、オーバーコートを含んでもよいし、含まなくてもよい。例示的な実施形態では、以前の製造工程とそれに続くスピンコーティング工程とで作成された基板上のパターン密度差が、押し出し制御のためのトポグラフィを生成するために使用されてもよい。パターニング領域514は、図5Cに示すように、インプリント面上に配置されうる。トレンチの床は、図5Cに示すように、押し出し制御面上に配置されうる。図5Cに示すように、押し出し制御面とインプリント面との間に段差があってもよい。
実施形態は、トポグラフィが以前に適用された基板502上で動作するように構成されうる。トポグラフィは、押し出し制御を改善させるための非平坦な表面である。非平坦性は、リソグラフィ、エッチング、インプリント、スピンコーティング等の典型的なウェハプロセス法によって生成されうる。非平坦性は、各インプリント領域の境界内に適用され、インプリント領域の各境界に隣り合い、および/または各インプリント領域の境界に重なり合ってもよい。非平坦性は、インプリント領域間のギャップの間に拡張されうる。トポグラフィは、基板の厚さを公称インプリント面の厚さ未満に低減させることによって設立される。本質的に、段差は、インプリントされるべき各領域のエッジ近くの基板上に形成され、テンプレートのパターン化領域の寸法によって画定される。
段差の変化は、インプリントプロセス中にメサ120と基板502との間のギャップを増加させる。成形可能材料がメサ120のエッジに近づくにつれて、より大きなギャップは、パターニング領域514のエッジでの毛管駆動力を減少させる。トレンチ516は、充填因子を100%未満に低減させる他の基板FCF構造と比較して、実質的な成形可能材料の保持容量を提供することができる。100%未満のトレンチの充填因子を構成するスタッガーバー、ライン−スペースフィーチャ、ピラー、他の幾何学的形状、およびそれらの組み合わせ等の基板502上の他のFCFは、トレンチと組み合わせることができる。
実施形態では、基板上のトレンチ516は、図5Aに示すように、メサのパターン領域414が基板のパターニング領域514と位置合わせされたとき、メサ520の内側の少なくとも0.5μmまたは2−30μmと一致するように形成される。トレンチは、パターニング領域514の公称インプリント面の下に5nm、10nm、30nm、60nm、またはそれ以上の深さを有してもよい。トレンチの体積は、いずれの余分な成形可能な流体を吸収するのに十分であるべきである。一方、トレンチの深さは、毛管力を低減し、且つ、押し出しを防ぐのに十分である。トレンチ516は、トレンチ516の床に対して実質的に垂直な壁によって形成されうる。トレンチ516は、トレンチ516の床をパターニング領域514と接続する傾斜壁によって形成されてもよい。トレンチ516は、床を含まなくてもよいが、代わりに、床線で接続する対向する傾斜壁を含みうる。トレンチ516は、滑らかでも粗くてもよい。トレンチ516は、複数の段差変化を含んでもよい。
成形可能材料132は、メサ120が成形可能材料132に接触するまで成形可能材料132がトレンチのいずれにも到達しないように、トレンチ516から離れてパターニング領域514上に吐出されてもよい。
図6Aは、基板102上に懸架された図4Dに示すテンプレートと実質的に同様のテンプレート408の図である。テンプレート408は、パターン化FCF224と、全高であり且つ100%充填因子を有するフィーチャレスFCFを備えた境界領域416とを含んでもよいし、含まなくてもよい。基板102は、基板表面140上に吐出された成形可能材料132を予め有しており、その後、メサ120が成形可能材料132に接触すると、成形可能材料132は毛管力により拡がり始めることとなる。パターン化FCF224は、メサエッジに向かう成形可能材料132の流れを減速させ、全高の境界領域416は毛管力を低減させるであろう。出願人は、フィーチャレスFCFを備えた境界領域416を有さない他のテンプレートと比較して、テンプレート408の使用が押し出しの発生を低減させることを見出した。
例示的な実施形態は、公称インプリント面に対してステップダウンで製造された基板502をインプリントするように構成されたナノインプリントリソグラフィシステム100を含みうる。基板502は、光リソグラフィ、インプリント、エッチングなどを含みうる前の工程で作製されたトポグラフィを含む。図6B−Cは、インプリント領域、および、インプリント領域間のギャップにわたって基板502に適用された任意のオーバーコートを示す。任意のオーバーコートは、接着層、スピンオンカーボン、スピンオングラスなどの1つ以上を含みうる。ナノインプリントリソグラフィシステム100は、テンプレートのパターン化エリアの境界内に配置されるように段差を位置決めするように構成される。メサ120のエッジでの成形可能材料132の毛管駆動力は、更に低減される。インプリントシステム100は、メサエッジ610がトレンチ516に重なり合うように、そのテンプレート108を位置決めしうる。テンプレート108は、パターン化FCF224を含んでもよいし、含まなくてもよい。基板102は、パターニング領域514上に吐出された成形可能材料を予め有する。メサ120が成形可能材料132に接触した後、成形可能材料132は、毛管力により拡がり始めることとなる。FCF224は、成形可能材料132の流れを減速させるであろう。成形可能材料132が到達すると、毛管スリットの高さの増加は、毛管力を低減させるであろう。
図6Bは、トレンチ516を含む基板502をインプリントするために用いられる全高の境界領域416を備えたテンプレート408の図である。図6Bは、複数のインプリント領域内にパターンを有する基板502を示す(2つのインプリント領域の一部が図6Bに示されている)。図6Bはまた、以前に示す、以前のインプリントショット中に形成された硬化パターン層232の一部を示す。
図6Bは、以前のインプリントショットと、未だ硬化していないがメサと基板とによって形成された毛管スリットを介して拡がった成形可能材料132のインプリントショットとを隔てるギャップを示す。インプリントショット間のギャップは、トレンチ516の底部も含む。実施形態では、トレンチ516の底部は、押し出し制御面として機能しうる。硬化パターン層232の上部から押し出し制御面までは、厚さt(〜100nm)でありうる。押し出し制御面は、インプリント面の下の距離t(〜40nm)でありうる。メサ120の上面は、インプリント面から距離t(〜20nm)に配置されうる。成形可能材料132は、厚さt(RLT)を有する残膜(RL)を形成しうる。メサ120におけるフィーチャの底面は、メサ120の上面から距離t(〜40nm)でありうる。メサ120におけるこれらのフィーチャは、エッチングによって形成されうる。境界領域416は、同じ距離tと等しくてもよい深さFHを有しうる。フィーチャと同じ深さに境界領域をエッチングすることは、テンプレート408を製造するコストを削減することができる。毛管力は、毛管ギャップの厚さと反比例の関係にある。テンプレートのパターンエリアに狭い毛管ギャップtを備えることは、成形可能材料132の拡がりを加速し、これは、成形可能材料132が液滴として吐出されるときのスループットの利点を有する。これは、成形可能材料が境界に達すると、毛管力が流体を毛管ギャップの外に押し出す可能性もあるため、不利である。拡がっている成形可能な流体の流体前部が毛管境界領域に到達したとき、毛管ギャップがtからt+HF=tに増加するにつれて、毛管力が減少する。成形可能材料の流体前部が押し出し制御面の底部に到達すると、毛管ギャップがt+t+FH=tに増加するにつれて、毛管力が更に減少する。
例示的な実施形態は、図6Cに示すように、公称インプリント面に対してステップダウンで、2つの別々の独立した押し出し制御トレンチを含むのに十分に広いギャップで製造された基板502をインプリントするように構成されるナノインプリントリソグラフィシステム100を含みうる。図6Cは、成形可能材料が毛管ギャップを介して拡がる前に、基板に近づくように下げられたテンプレートを示す。図6Cは、次のインプリントを行うときのテンプレートの位置も示す。隣り合うインプリント間に障壁を有することの利点は、成形可能材料のオーバーフローが、隣り合うインプリント領域に入るのを防ぐことである。
図7A−7Cは、インプリント面と押し出し制御面との間の移行部を形成する様々な方法を有する基板を示す。図7Aは、インプリント面と押し出し制御面との間の移行部が急峻な段差変化である実施形態を示す。図7Bは、インプリント面と押し出し制御面との間の移行部が緩やかな変化である実施形態を示す。この緩やかな変化は、インプリント領域と境界領域との間のコンフォーマル層の下の基板上のフィーチャのサイズおよび/またはピッチを変化させることによって達成されうる。図7Cは、インプリント面から押し出し制御面への複数の緩やかな移行部を含む実施形態を示す。これらの複数の緩やかな移行部は、複数の移行部を生成するフィーチャ間に間隔を備えた1つ以上のフィーチャを有する移行領域にオーバーコートを適用することによって製造されうる。
[ゼロ間隙インプリント]
図8A−8Fは、ゼロ間隙インプリントシステムで使用されうる、全高エッジ(FHE)を備えた先方エッジ(リーディングエッジ)816aと、より深いエッチングFHEを有する後方エッジ(トレーリングエッジ)816bとを含むテンプレート808の図である。ゼロ間隙インプリントシステムは、図8Bに示すように、インプリント領域が1つ以上の以前のインプリント領域と隣接および/または重なり合うように、位置決めシステムが基板に対してテンプレートを位置決めするシステムである。
テンプレート808のメサ820は、先方エッジ816aと、後方エッジ816bと、パターンエリア814とを含む。先方エッジ816aは、基板側FCFを形成するために使用されうるテンプレート側パターン化FCFを含みうる。先方エッジ816aは、上部境界エリアと先方境界エリアとを含むエッジ領域の一部である。後方エッジ816bは、底部境界エリアと後方境界エリアとを含むエッジ領域の一部である。先方境界エリアおよび後方境界エリアは、パターン領域の反対側にある。上部境界エリアおよび底部境界エリアは、パターン領域の反対側にある。先方エッジ816aおよび後方エッジ816bは、基板上にインプリントが行われる順序を基準にしている。先方エッジ816aは、将来のインプリント領域(存在する場合)と重なり合ってもよく、後方エッジは、以前のインプリント領域(存在する場合)と重なり合ってもよい。実施形態では、先方エッジ816aは、将来のインプリント領域に重なり合わないが、後方エッジは、以前のインプリント領域(存在する場合)と重なり合う。次に、これらの基板側FCFは、図8Cに示すように、より深いエッチングの後方エッジFCFによって形成された次のインプリントのインプリント側の後方エッジFCFによって覆われる。図8Dに示す代わりの実施形態では、メサ820dは、先方エッジフィーチャレスFCF816aと、後方エッジディープエッチングフィーチャレスFCFとを含む。同様に、後方エッジ816bは、図8Bに示すように、以前のインプリントで形成された先方エッジFCFを覆うために使用される(パターン化またはフィーチャレス)FCFを含む。インプリントシステムは、インプリント領域間のギャップにわたって先方エッジ816aおよび後方エッジ816bを位置決めするために使用されうる。代わりの実施形態では、先方エッジ816aは、上部境界エリアまたは先方境界エリアのうち1つを含むエッジ領域の一部であり、後方エッジは、底部境界エリアまたは後方境界エリアのうち1つを含むエッジ領域の一部であり、先方エッジ816aおよび後方エッジ816bはメサの反対側にある。
先方エッジFCFは、後方エッジFCFと異なる。先方エッジFCF816aは、dの深さを有し、後方エッジFCF816bは、dより大きい深さdを有する(d>d)。実施形態では、先方エッジ816aは、100%未満の充填因子を有し、且つ、スタッガーバー、ライン−スペースフィーチャ、ピラー、他の形状、およびそれらの組み合わせなどのパターン化FCFを含む一方、後方エッジフィーチャレスFCF816bは、100%の充填因子を有するが、いずれのパターン化FCFを含まない。実施形態では、先方エッジパターン化FCFは、メサエッジから離れる流体の流れを向け直す一方、後方エッジフィーチャレスFCFは、毛管力を低減する。実施形態では、先方エッジFCFは、パターンフィーチャと同じ深さ(d=FH)を有する一方、後方エッジFCFは、パターンフィーチャより大きい深さ(d>FH)を有する。先方エッジにおける流体制御フィーチャの高さは、メインパターン化エリア(デバイスエリア)の高さと同じであっても異なっていてもよいが、後方エッジは、先方エッジより深くエッチングされる。
代わりの実施形態では、図8Dに示すように、先方エッジ816aおよび後方エッジ816bの両方が、100%充填因子を有し、パターン化FCFを含まず、フィーチャレスFCFである。
出願人は、上述したように先方エッジFCFとは異なる後方エッジFCFを備えると、テンプレートを基板と位置合わせするための平均収束率を改善させることを見出した。
出願人はまた、上述したように先方エッジFCFとは異なる後方エッジFCFを備えると、押し出しを低減させることを見出した。
実施形態では、後方エッジのエッチング深さは、先方エッジFCFより少なくとも20nm深い(d≧d+20nm)。実施形態では、後方エッジのエッチング深さは、先方エッジFCFより少なくとも10%−1000%深い(d≧d×B)。ここで、Bは、1.1〜10の間の乗算因子であり、例えばBは、1.1、2、5または10でありうる。代わりの実施形態では、後方エッジのエッチング深さは、先方エッジFCFより少なくとも40nmまたは60nm深い。先方エッジ816aの幅(w)は、1−100μmの間である。後方エッジ816bの幅(w)は、1−100μmの間である。
代わりの実施形態では、後方エッジが広がり、以前のインプリントのFCFだけでなく、オープン領域(開放領域)、アライメントマークなどの以前のインプリントの幾つかのフィーチャをも覆うように、WはWより大きい。図9A−Dは、図5Aに示す基板の拡大部分において、メサ920a−dがギャップおよび以前のインプリントエリアにどのように重なり合うのかを示す。図9Aは、均一なフィーチャレスFCFを備えたメサ920aが、トレンチ516を含みうるインプリント領域を囲む間隙領域の一部にわたってどのように位置決めされうるのかの図である(図9A−9Dにおいて、間隙領域はグレー領域として図示される)。図9Bは、面取りされたメサ920b、および、それがどのように間隙領域の一部に重なり合うのかを示す図である。図9Cは、LETEメサ920cがどのように間隙領域に重なり合うのかを示す図である。図9Dは、LETEメサ920dがどのように間隙領域および以前のインプリント領域に重なり合うのかを示す図である。代わりの実施形態は、1つの又は面取りされた又はノッチ付きの角を備えたLETEメサを含みうる。代わりの実施形態は、メサを間隙領域の非対称部分と位置合わせしてもよい。図8Eは、先方エッジおよび後方エッジの両方がパターン化FCFを含み、且つ、後方エッジFCFの上部が先方エッジFCFの底部の下にあるメサ820eを備えた実施形態の図である。
代わりの実施形態では、非対称メサ820fは、図8Fに示すように、平坦なオープン領域を含む後方エッジFCF816fを含んでもよい。1以上の平坦なオープン領域は、パターン領域に向かって延びる。先方エッジ816aは、いずれの平坦なオープン領域をも含まない。代わりの実施形態では、平坦なオープン領域は、マークが追加の成形可能材料で終われるのを防ぐことを助けることができる一方、成形可能材料が、後方エッジFCF816fによって覆われた他のマークを覆うことを可能にする。平坦なオープン領域は、後の処理工程(オーバーレイ、膜厚、計測)が非変形マーク(計測マークまたはフィーチャ)を利用することを可能にする。一方、2つの側面上で平坦なオープン領域を取り囲む平坦な後方エッジ拡張部は、メサエッジを超えた成形可能材料の押し出しを防止するためのプロセスマージンを増大させる。平坦な後方エッジ拡張部は、成形可能材料が、後のプロセスにもはや必要ないマークを含みうるギャップの一部を超えて流れることを可能にする。平坦な後方エッジ拡張部は、図8Fにおいて、斜線パターン化エリアとして図示される。
実施形態は、ゼロ間隙または実質的なゼロ間隙プロセスとして動作するように構成されうる。ゼロ間隙プロセスでは、インプリント領域は、互いに隣り合い、または互いに重なり合っている。メサ120は、先方エッジおよび後方エッジを有するように構成されうる。実施形態では、先方エッジFCFは、後方エッジFCFと異なる。実施形態では、後方エッジは、インプリント領域間のギャップを備えた基板上にインプリントするときの押し出しを防止するのに先方エッジよりも効果的でありうる。後方エッジおよび先方エッジを備えた実施形態では、後方エッジまたは先方エッジの一方(両方ではない)は、パターン化された表面上の他のフィーチャと同じ深さにエッチングされたフィーチャによって境界を定められてもよい。
ゼロ間隙インプリントシステムは、先方エッジ後方エッジ(LETE)テンプレートを使用することができる。本出願人は、後方エッジ816bが、インプリント領域のパターン領域814間にギャップを含む基板をインプリントするときの押し出しを防止するのに先方エッジ816aよりも効果的でありうることを見出した。実施形態では、メサ120の先方エッジ816aは、メサエッジで残膜厚(RLT)領域によって境界を定められたFCF領域を有しうる一方、メサ120の後方エッジは、パターン化された表面上の他のフィーチャと同じ深さ(または、より深い)にエッチングされたフィーチャによって境界を定められる。
ナノインプリントリソグラフィシステム100は、製造プロセスの一部としてナノインプリントリソグラフィが使用されるCMOSロジック、マイクロプロセッサ、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、DRAMメモリ、MRAM、3Dクロスポイントメモリ、Re−RAM、Fe−RAM、STT−RAM、光学エレクトロニクスおよびその他のデバイスなど、基板上にデバイスを製造するために使用されることができる。
他の基板材料は、限定されるものではないが、ガラス、溶融シリカ、GaAs、GaN、InP、サファイア、AlTiC、および本技術分野において周知の他の基材を含むことができる。これらの基板上に製造されたデバイスは、パターン化媒体、電界効果トランジスタデバイス、ヘテロ構造電界効果トランジスタ、発光ダイオード、読み取り/書き込みヘッドなどを含む。
この説明の観点で、当業者には様々な態様の更なる変形および代わりの実施形態が明らかになるであろう。したがって、この説明は、例としてのみ解釈されるべきである。本明細書に示され記載された形態は、実施形態の例として解釈されるべきである。本明細書の利点を得た後に当業者に明らかになるように、本明細書に図示され記載された要素および材料を置き換えてもよく、部品およびプロセスを逆にしてもよく、特定の特徴を独立して利用してもよい。上記実施形態のうち2つ以上を組み合わせて、別々の実施形態にすることができる。

Claims (21)

  1. 基板上の成形可能材料にパターンをインプリントするためのテンプレートであって、
    複数の突起と複数のリセスとを含むパターン領域と、
    前記パターン領域を取り囲み、且つ、前記テンプレートのメサのエッジまで延びるエッジ領域と、
    を含み、
    前記パターン領域において、
    上面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数の突起のうち最も高い面を表し、
    前記上面の下の底面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数のリセスのうち最も低い面を表し、
    全高は、前記上面と前記底面との間の距離の絶対値を表し、
    前記エッジ領域の少なくとも第1部分は、前記上面より低く
    前記エッジ領域の前記第1部分の面積は、前記テンプレートと前記基板との間にある成形可能材料が前記メサの前記エッジを超えて押し出されるのを防ぐのに少なくとも十分に大きい、ことを特徴とするテンプレート。
  2. 前記エッジ領域は、
    先方境界エリアと上部境界エリアとを含む先方領域と、
    後方境界エリアと底部境界エリアとを含む後方領域と、を含み、
    前記先方境界エリアと前記後方境界エリアとは前記パターン領域の反対側にあり、前記上部境界エリアと前記底部境界エリアとは前記パターン領域の反対側にあり、
    前記先方領域は、前記全高以下の深さで前記上面からリセスされ、
    前記後方領域は、前記先方領域の前記深さより大きい深さで前記上面からリセスされている、ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  3. 前記先方領域は、先方領域の床から前記全高だけ上方に延びる少なくとも1つの突起を含む、ことを特徴とする請求項2に記載のテンプレート。
  4. 前記後方領域は、後方領域の床から前記先方領域の床の下の高さまで上方に延びる少なくとも1つの突起を含む、ことを特徴とする請求項3に記載のテンプレート。
  5. 後方領域の幅は、先方領域の幅より大きい、ことを特徴とする請求項2に記載のテンプレート。
  6. 前記後方領域は、少なくとも1つの平坦なオープン領域を含み、各オープン領域は、2つの側部を平坦なエッジ拡張部によって囲まれ、前記平坦なエッジ拡張部は、前記パターン領域から外側に延びており、前記先方領域は、前記平坦なオープン領域のいずれも含まない、ことを特徴とする請求項2に記載のテンプレート。
  7. 前記後方領域は、前記先方領域の前記深さより1.1倍以上の深さで前記パターン領域の上面からリセスされている、ことを特徴とする請求項2に記載のテンプレート。
  8. 前記パターン領域と前記メサの前記エッジとの間における前記エッジ領域の幅は、前記エッジ領域の深さの10倍より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  9. 前記エッジ領域の幅は、1μmより大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  10. 前記エッジ領域の前記第1部分の前記面積は、前記エッジ領域の95%より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  11. 前記エッジ領域の前記第1部分の前記面積は、前記エッジ領域の51%より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載のテンプレート。
  12. 基板上への物品の製造方法であって、
    前記基板の第1インプリント領域において前記基板上の成形可能材料をテンプレートと接触させる工程と、
    前記成形可能材料が前記テンプレートのエッジ領域に入った後、且つ、前記成形可能材料が前記エッジ領域から押し出される前に、前記第1インプリント領域において前記テンプレートが前記成形可能材料に接触している間に、前記第1インプリント領域における前記成形可能材料を硬化させる工程と、含み、
    前記テンプレートは、
    複数の突起と複数のリセスとを含むパターン領域と、
    前記パターン領域を取り囲み、且つ、前記テンプレートのメサのエッジまで延びる前記エッジ領域と、を含み、
    前記パターン領域において、
    上面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数の突起のうち最も高い面を表し、
    前記上面の下の底面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数のリセスのうち最も低い面を表し、
    全高は、前記上面と前記底面との間の距離の絶対値を表し、
    前記エッジ領域の少なくとも第1部分は、前記上面より低く
    前記エッジ領域の前記第1部分の面積は、前記テンプレートと前記基板との間にある成形可能材料が前記メサの前記エッジを超えて押し出されるのを防ぐのに少なくとも十分に大きい、ことを特徴とする物品の製造方法。
  13. 前記第1インプリント領域において前記成形可能材料を硬化した後、第2インプリント領域において前記成形可能材料を前記テンプレートと接触させる工程を更に含み、
    前記第2インプリント領域は、前記第1インプリント領域と重なり合う重畳領域を含む、ことを特徴とする請求項12に記載の物品の製造方法。
  14. 前記第2インプリント領域において前記成形可能材料を前記テンプレートと接触させている間、前記エッジ領域の第2部分は、前記重畳領域の第3部分に重なり合う、ことを特徴とする請求項13に記載の物品の製造方法。
  15. 前記エッジ領域の前記第1部分は、前記基板上のパターン領域間のギャップ内に形成されたトレンチに重なり合う、ことを特徴とする請求項12に記載の物品の製造方法。
  16. 基板上にパターンを形成するためのインプリントシステムであって、
    前記基板上に成形可能材料を吐出するための成形可能材料ディスペンサと、
    テンプレートを保持するためのテンプレートチャックであって、前記テンプレートは、
    複数の突起と複数のリセスとを含むパターン領域と、
    前記パターン領域を取り囲み、且つ、前記テンプレートのメサのエッジまで延びるエッジ領域と、を含み、
    前記パターン領域において、
    上面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数の突起のうち最も高い面を表し、
    前記上面の下の底面は、前記テンプレートの前記パターン領域における前記複数のリセスのうち最も低い面を表し、
    全高は、前記上面と前記底面との間の距離の絶対値を表し、
    前記エッジ領域の少なくとも第1部分は、前記上面より低く
    前記エッジ領域の前記第1部分の面積は、前記テンプレートと前記基板との間にある成形可能材料が前記メサの前記エッジを超えて押し出されるのを防ぐのに少なくとも十分に大きい、テンプレートチャックと、
    第1インプリント領域および第2インプリント領域を含む複数のインプリント領域において前記テンプレートが前記基板上の前記成形可能材料に接触するように、前記テンプレートチャックを位置決めする位置決めシステムと、
    を含み、
    前記第2インプリント領域は、前記第1インプリント領域と重なり合う重畳領域を含み、
    前記第2インプリント領域において前記成形可能材料を前記テンプレートと接触させている間、前記エッジ領域の第2部分は、前記重畳領域の第3部分に重なり合う、ことを特徴とするインプリントシステム。
  17. 前記成形可能材料ディスペンサは、前記成形可能材料の液滴を基板上に吐出する、ことを特徴とする請求項16に記載のインプリントシステム。
  18. 前記成形可能材料ディスペンサは、前記位置決めシステムが前記テンプレートを前記第1インプリント領域に接触させた後、且つ、前記位置決めシステムが前記テンプレートを前記第2インプリント領域に接触させる前に、前記基板の前記第2インプリント領域上に前記成形可能材料を吐出するように構成されている、ことを特徴とする請求項16に記載のインプリントシステム。
  19. 前記成形可能材料が前記エッジ領域に入った後、且つ、前記成形可能材料が前記エッジ領域から押し出される前に、前記テンプレートが前記成形可能材料に接触している間に、前記成形可能材料を固化する硬化システムを更に含む、ことを特徴とする請求項16に記載のインプリントシステム。
  20. 前記硬化システムは、前記テンプレートを介して前記成形可能材料に案内される化学線の線源を含み、前記成形可能材料は、化学線に曝されたときに重合する、ことを特徴とする請求項19に記載のインプリントシステム。
  21. 前記エッジ領域は、
    先方境界エリアと上部境界エリアとを含む先方領域と、
    後方境界エリアと底部境界エリアとを含む後方領域と、を含み、
    前記先方境界エリアと前記後方境界エリアとは前記パターン領域の反対側にあり、前記上部境界エリアと前記底部境界エリアとは前記パターン領域の反対側にあり、
    前記先方領域は、前記全高以下の深さで前記パターン領域の上面からリセスされ、
    前記後方領域は、前記先方領域の前記深さより大きい深さで前記パターン領域の上面からリセスされ、前記後方領域は、少なくとも1つの平坦なオープン領域を含み、各オープン領域は、2つの側部を平坦なエッジ拡張部によって囲まれ、前記平坦なエッジ拡張部は、前記パターン領域から外側に延びており、前記先方領域は、前記平坦なオープン領域のいずれも含まない、ことを特徴とする請求項16に記載のインプリントシステム。
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