JP6726489B2 - 金属箔の洗浄方法、金属箔の製造方法及び機能水生成装置 - Google Patents
金属箔の洗浄方法、金属箔の製造方法及び機能水生成装置 Download PDFInfo
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Description
電解質が溶解した電解質水溶液を電気分解することにより陽極から生成された酸性電解水によって金属箔を洗浄する酸性電解水洗浄ステップと、
pH7.0以上〜9.0未満であり、EC(Electrical Conductivity)値が20.0mS/m未満であり、酸化還元電位が−300mV未満の水素水によって前記金属箔を洗浄する水素水洗浄ステップと、
前記水素水によって洗浄された金属箔を乾燥させる乾燥ステップと、
を有することを特徴とする金属箔の洗浄方法。
固形の金属を圧延する圧延ステップと、
電解質が溶解した電解質水溶液を電気分解することにより陽極から生成された酸性電解水によって金属箔を洗浄する酸性電解水洗浄ステップと、
pH7.0以上〜9.0未満であり、EC(Electrical Conductivity)値が20.0mS/m未満であり、酸化還元電位が−300mV未満の水素水によって前記金属箔を洗浄する水素水洗浄ステップと、
前記水素水によって洗浄された金属箔を乾燥させる乾燥ステップと
を有することを特徴とする。
電解質が溶解した電解質水溶液を電気分解することにより陽極から酸性電解水を、陰極からアルカリ性電解水を生成する電解槽と、
前記アルカリ性電解水をろ過して加熱蒸発によって揮発しない塩などの不純物を除去するフィルタ部と、
前記電解槽によって生成された前記酸性電解水を供給する酸性電解水供給部と、
前記フィルタ部によってろ過されたアルカリ性電解水を水素水として供給する水素水供給部とを有することを特徴とする。
一般的に、電解水としては酸性を呈する酸性電解水、アルカリ性を呈するアルカリ性電解水、ほぼ中性を呈する中性電解水が知られており、用途に応じた種類の電解水が選択されて使用されている。
https://staff.aist.go.jp/m.taka/takahashi2.pdf)や特許文献2(特願2015−34628号)に記載されている。ファインバブルとしては、十分な効果を得るため、0.2×108個/ml以上含有されることが好ましい。
pH・酸化還元電位・EC測定器:WM−32EP(東亜ディーケーケー社製)
塩素濃度計:RC−2Z(笠原理化学工業社製)
気泡数測定計・粒子測定器:ナノサイト NS500(Malvern社製)
pH7.0以上9.0未満であり、EC(Electrical Conductivity)値が20.0mS/m未満であり、酸化還元電位が−300mV未満の水素水によって前記金属箔を洗浄する水素水洗浄ステップと、
前記水素水によって洗浄された金属箔を乾燥させる乾燥ステップと、を有することを特徴とする。
前記水素水は、
0.2×108個/ml以上のファインバブルを含有することを特徴とする。
酸化還元電位が600mV以上であることを特徴とする。
前記酸性電解水は、
0.2×108個/ml以上のファインバブルを含有することを特徴とする。
貯留した酸性電解水中に前記金属箔を浸漬し、
前記水素水洗浄ステップでは、
前記水素水を前記金属箔に噴射することを特徴とする。
電解質が溶解した電解質水溶液を電気分解することにより陽極から生成された酸性電解水によって金属箔を洗浄する酸性電解水洗浄ステップと、
pH7.0以上〜9.0未満であり、EC(Electrical Conductivity)値が20.0mS/m未満であり、酸化還元電位が−300mV未満の水素水によって前記金属箔を洗浄する水素水洗浄ステップと、
前記水素水によって洗浄された金属箔を乾燥させる乾燥ステップとを有することを特徴とする。
上述した実施の形態においては、電解水生成装置1で酸性電解水を生成し、別構成でなる水素水生成装置3で水素水を生成するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、1つの装置で生成することも可能である。
前記アルカリ性電解水をろ過して加熱蒸発によって揮発しない塩などの不純物を除去するフィルタ部と、
前記電解槽によって生成された前記酸性電解水を供給する酸性電解水供給部と、
前記フィルタ部によってろ過されたアルカリ性電解水を水素水として供給する水素水供給部とを有することを特徴とする。
2 :洗浄槽
3 :水素水生成装置
5 :乾燥装置
20 :機能水生成装置
FL :圧延工程
WS :洗浄工程
WS1 :電解水洗浄工程
WS2 :水素水洗浄工程
WS3 :乾燥工程
Claims (6)
- 電解質が溶解した電解質水溶液を電気分解することにより陽極から生成された酸性電解水によって金属箔を洗浄する酸性電解水洗浄ステップと、
pH7.0以上〜9.0未満であり、EC(Electrical Conductivity)値が20.0mS/m未満であり、酸化還元電位が−300mV未満の水素水によって前記金属箔を洗浄する水素水洗浄ステップと、
前記水素水によって洗浄された前記金属箔を乾燥させる乾燥ステップと、
を有することを特徴とする金属箔の洗浄方法。 - 前記水素水洗浄ステップにおいて、
前記水素水は、
0.2×108個/ml以上のファインバブルを含有する
ことを特徴とする請求項1に記載の金属箔の洗浄方法。 - 前記酸性電解水は、
酸化還元電位が600mV以上である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金属箔の洗浄方法。 - 前記酸性電解水洗浄ステップにおいて、
前記酸性電解水は、
0.2×108個/ml以上のファインバブルを含有する
ことを特徴とする請求項2〜請求項3のいずれかに記載の金属箔の洗浄方法。 - 前記酸性電解水洗浄ステップでは、
貯留した酸性電解水中に前記金属箔を浸漬し、
前記水素水洗浄ステップでは、
前記水素水を前記金属箔に噴射する
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の金属箔の洗浄方法。 - 固形の金属を圧延する圧延ステップと、
電解質が溶解した電解質水溶液を電気分解することにより陽極から生成された酸性電解水によって金属箔を洗浄する酸性電解水洗浄ステップと、
pH7.0以上〜9.0未満であり、EC(Electrical Conductivity)値が20.0mS/m未満であり、酸化還元電位が−300mV未満の水素水によって前記金属箔を洗浄する水素水洗浄ステップと、
前記水素水によって洗浄された金属箔を乾燥させる乾燥ステップと
を有することを特徴とする金属箔の製造方法。
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JP2016045285A JP6726489B2 (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | 金属箔の洗浄方法、金属箔の製造方法及び機能水生成装置 |
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JP7137721B1 (ja) * | 2022-01-25 | 2022-09-14 | 株式会社日本トリム | 攪拌乳化装置 |
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