JP6726072B2 - ダイエット支援ロボット及びダイエット支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、ダイエットを行う人を支援するダイエット支援ロボット及びダイエット支援システムに関する。
ダイエットをしているとき、スマートフォンや携帯電話を利用して、体重や食事の内容、活動量等を記録している人が多い。これらの記録は、ダイエットの成果を確認したり、ダイエットを見直したりすることができるように、毎日続けることが望ましい。
従来、ダイエットの記録忘れを防止するために、記録を促す機能を備えたアプリケーションを実行する携帯電話やスマートフォンが知られている。例えば、特許文献1で開示されている携帯電話は、キャラクタの画像がディスプレイに表示されるようになっている。そして、携帯電話は、ユーザが食事をすると予想される時間に、食事情報が記録してあるときには、好ましい状態のキャラクタを表示し、食事情報が記録されていないときには、好ましくない状態のキャラクタを表示する。これにより、ユーザに記録を促すようになっている。
特開2009−20694号公報
しかしながら、従来の技術では、ユーザがスマートフォンや携帯電話を操作しているときのみ通知がされたり、ユーザがスマートフォンや携帯電話の近くにいるか否かに関わらずに通知がされたりするので、ユーザが記録を促す通知に気づかず、記録を忘れてしまうことがあった。
そこで、本発明は、ダイエットの記録忘れを防止することができるダイエット支援ロボット及びダイエット支援システムを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明のダイエット支援ロボットは、ユーザを検知するセンサと、ユーザの体重、食事内容及び活動量の少なくとも1つをダイエット記録として記憶する外部装置から前記ダイエット記録を取得する記録取得手段と、メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された時間帯にあるとき、前記ダイエット記録に不足があるか否かを判断し、前記ダイエット記録に不足があれば、記録を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする。
このように構成されたダイエット支援ロボットによれば、ダイエット支援ロボットが、ユーザを検知したときに、ダイエット記録の記録を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが気づきやすく、ダイエット記録の記録忘れを防止することができる。
前記したダイエット支援ロボットにおいて、前記制御部は、前記あらかじめ設定された時間帯として、午後の第1時間帯と午前の第2時間帯とを記憶しており、現在の時刻が前記第1時間帯にあるとき、その日のダイエット記録が前記外部装置に記憶されているか否かを判断し、現在の時刻が前記第2時間帯にあるとき、前日のダイエット記録が前記外部装置に記憶されているかを判断することが望ましい。
これによれば、ダイエット支援ロボットが、その日と前日の記録忘れのみをユーザに指摘するので、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えることができる。
前記したダイエット支援ロボットにおいて、前記制御部は、前記センサがユーザを検知しているとき、前記ダイエット記録に基づいたダイエットを評価するメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ダイエット支援ロボットが、ユーザを検知したときに、今までのダイエットを評価するメッセージを音声で発するので、ユーザが、評価を知りやすい。これにより、ユーザが、効果的なダイエットを継続させることができる。
前記したダイエット支援ロボットにおいて、前記制御部は、前記センサがユーザを検知したとき、その日のダイエット記録が前記外部装置に記憶されており、かつ、前日以前の一定期間のダイエット記録が前記外部装置に記憶されていない場合、ユーザを褒めるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、それまでダイエット記録を記録していなかったユーザが記録を始めたときに、ダイエット支援ロボットがそのことを褒めるメッセージを発するので、ユーザのやる気を維持させることができる。
前記したダイエット支援ロボットにおいて、前記ダイエット記録は、活動量を含み、前記制御部は、前記センサがユーザを検知したとき、その日の活動量が前日の活動量よりも多い場合、ユーザを褒めるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ユーザが運動を頑張ったときに、ダイエット支援ロボットがそのことを褒めるメッセージを発するので、ユーザのやる気を維持させることができる。
前記したダイエット支援ロボットにおいて、前記ダイエット記録は、活動量を含み、前記制御部は、前日以前の一定期間における現在と同時刻での活動量の平均値を算出し、その日の現在までの活動量が、前記平均値に対し1倍未満の所定倍以下であった場合、ユーザを励ますメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ユーザがあまり運動できていないときに、ダイエット支援ロボットが励ますメッセージを発するので、ユーザのやる気を引き出すことができる。
前記したダイエット支援ロボットは、天気予報情報を取得する天気予報取得手段を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、午前中であるとき、前記天気予報取得手段が、その日の天気は晴れまたは曇りで、明日は雨が降るという情報を取得した場合、明日の天気を知らせるメッセージデータとともに、その日の運動量を、ユーザの一日の運動量の基準量よりも増やすことを促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ダイエット支援ロボットが天気予報に合わせたアドバイスを発するので、ユーザが効果的なダイエットを行うことができる。
前記した天気予報取得手段を備えるダイエット支援ロボットにおいて、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、午前中であるとき、前記天気予報取得手段が、その日に雨が降るという情報を取得した場合、その日の天気を知らせるメッセージデータとともに、運動量が不足しないよう意識することを促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、雨の日に、ユーザが運動不足にならないように意識して活動することができる。
前記したダイエット支援ロボットは、ユーザの音声を認識する音声認識部を備え、前記制御部は、メッセージデータを出力した後、ユーザから肯定的な返答があったと判断した場合、当該メッセージデータと同じ内容のメッセージデータをその日は前記音声出力手段に出力しないことが望ましい。
これによれば、ユーザから肯定的な返答があった場合には、ダイエット支援ロボットが同じ内容のメッセージを発しないので、ユーザが不快に感じるのを抑えることができる。また、ユーザが声で返答するだけでよく、操作が必要ないので、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えることができる。
前記した音声認識部を備えるダイエット支援ロボットは、前記外部装置が記憶するユーザのダイエット目標を取得する目標取得手段を備え、前記制御部は、メッセージデータを出力した後、ユーザから否定的な返答があったと判断した場合、ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ユーザがダイエットに対して否定的になっているときに、ユーザに目標を思い出させることができるので、ユーザのやる気を引き出すことができる。
本発明のダイエット支援ロボットは、ユーザを検知するセンサと、外部装置に記憶されているユーザの体重の記録を取得する記録取得手段と、メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された測定時間から一定時間の間にあるとき、前記ダイエット記録に、その日の体重のデータがない場合、体重の測定を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする。
このように構成されたダイエット支援ロボットによれば、決められた時間に体重を測定することを促すとともに、体重の記録忘れを防止することができる。
本発明のダイエット支援ロボットは、ユーザを検知するセンサと、メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された装着時間から一定時間の間にあるとき、活動量計の装着を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする。
このように構成されたダイエット支援ロボットによれば、ユーザがダイエット支援ロボットの近くにいるときに、ダイエット支援ロボットが活動量計の装着を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが活動量計の装着を忘れるのを防止することができる。これにより、活動量計により活動量を測定することができ、ダイエット記録の記録忘れを防止することができる。
前記したダイエット支援ロボットは、外部装置に記憶されているユーザの活動量の記録を取得する記録取得手段と、ユーザの音声を認識する音声認識部と、を備え、前記制御部は、前記メッセージデータを出力した後、ユーザから肯定的な返答があったと判断した場合、または、前日以前の一定期間の活動量の記録がある場合、その日は前記メッセージデータを出力しないことが望ましい。
これによれば、ダイエット支援ロボットに何度も催促されないので、ユーザが不快に感じるのを抑えることができる。また、ユーザが活動量の記録を忘れたときに活動量計の装着を促すので、活動量の記録を再び忘れるのを抑えることができる。
前記したダイエット支援ロボットは、活動量計の電池の残量を取得する残量取得手段を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知しているとき、前記残量取得手段が取得した残量が所定量未満の場合、活動量計の電池の残量に関するメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ユーザが活動量計の電池の残量が少なくなっていることを知ることができるので、電池の残量不足で活動量計が使えなくなる状態を避けることができる。
本発明のダイエット支援システムは、ユーザが体重、食事内容及び活動量の少なくとも1つをダイエット記録として入力可能な情報入力装置と、前記情報入力装置に入力された前記ダイエット記録を記憶する記憶装置と、ダイエット支援ロボットと、を備え、前記ダイエット支援ロボットは、ユーザを検知するセンサと、前記記憶装置から前記ダイエット記録を取得する記録取得手段と、メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された時間帯にあるとき、前記ダイエット記録に不足があるか否かを判断し、前記ダイエット記録に不足があれば、記録を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする。
このように構成されたダイエット支援システムによれば、ユーザがダイエット支援ロボットの近くにいるときに、ダイエット支援ロボットがダイエット記録の記録を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが気づきやすく、ダイエット記録の記録忘れを防止することができる。
前記したダイエット支援システムは、前記記憶装置にユーザの体重の記録を送信可能な体重計を備えることが望ましい。
これによれば、体重計で体重を測った後、ユーザが情報入力装置で結果を入力する必要がないので、記録するのが楽である。
前記した体重計を備えるダイエット支援システムにおいて、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された測定時間から一定時間の間にあるとき、前記ダイエット記録に、その日の体重のデータがない場合、体重の測定を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、決められた時間に体重を測定することを促すとともに、体重の記録忘れを防止することができる。
前記したダイエット支援システムは、前記記憶装置にユーザの活動量の記録を送信可能な活動量計を備えることが望ましい。
これによれば、ユーザが活動量計の測定データを情報入力装置に入力する必要がないので、記録するのが楽である。
前記した活動量計を備えるダイエット支援システムにおいて、前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された装着時間から一定時間の間にあり、さらに、前記記憶装置がその日の活動量を記憶していないと判断した場合、前記活動量計の装着を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ユーザがダイエット支援ロボットの近くにいるときに、ダイエット支援ロボットが活動量計の装着を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが活動量計の装着を忘れるのを防止することができる。これにより、活動量計により活動量を測定することができ、ダイエット記録の記録忘れを防止することができる。
前記した活動量計を備えるダイエット支援システムにおいて、前記ダイエット支援ロボットは、前記活動量計の電池の残量を取得する残量取得手段を備え、前記制御部は、前記センサがユーザを検知しているとき、前記残量取得手段が取得した残量が所定量未満の場合、活動量計の残量を知らせるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することが望ましい。
これによれば、ユーザが活動量計の電池の残量が少なくなっていることを知ることができるので、電池の残量不足で活動量計が使えなくなる状態を避けることができる。
本発明によれば、ユーザがダイエット支援ロボットの近くにいるときに、ダイエット支援ロボットが記録を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが気づきやすく、ダイエット記録の記録忘れを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るダイエット支援システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るダイエット支援ロボットの構成を示す図である。 体重測定促進機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 活動量計の装着忘れ防止機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 活動量計の電池切れ通知機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 記録忘れ防止機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 記録忘れ防止機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 天気に応じたアドバイス機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 褒める機能と励ます機能を実行するときの制御部の制御動作を示すフローチャートである。 評価機能を実行するときの制御部の動作を示すフローチャートである。
次に、本発明の一実施形態について説明する。
ダイエット支援システム1は、体重、食事内容及び活動量の記録をつけながらダイエットに励む人を支援するシステムである。
図1に示すように、ダイエット支援システム1は、体重計2と、活動量計3と、スマートフォン4と、サーバ5と、ダイエット支援ロボット6とを備えている。
体重計2は、ユーザの自宅等に設置され、ユーザの体重を測定する装置である。体重計2は、無線通信により、測定結果をスマートフォン4へ送信するように構成されている。なお、体重計2は、有線通信により、測定した結果をスマートフォン4へ送信するように構成されていてもよい。また、体重計2は、体重の他にも、BMIや体脂肪率、内臓脂肪レベル、皮下脂肪率、筋肉量、基礎代謝、体年齢等の体組成の項目も測定できる体組成計であってもよい。
活動量計3は、ユーザが腕等の体の一部に装着したり、衣服に取り付けたりして携帯する装置である。活動量計3は、ユーザの活動量として、例えば、歩数や心拍数の変化等を測定する。この活動量計3は、本実施形態では、無線通信によって、測定した結果を、1時間毎にスマートフォン4へ送信するように構成されている。また、活動量計3は、無線通信によって、一定時間毎にスマートフォン4へ活動量計3の電池の残量を送信するように構成されている。例えば、活動量計3は、1時間おきに電池の残量を送信するようになっていてもよい。
スマートフォン4は、ユーザが利用する携帯可能な情報入力装置の一例であり、インターネットに接続可能なコンピュータである。スマートフォン4は、ダイエット支援システム1専用のアプリケーションを記憶している。このアプリケーションが起動されることで、スマートフォン4は、ユーザが食事内容や設定する項目、例えば、ダイエット目標や通知を行う時刻等を入力可能となっている。
具体的には、アプリケーションを起動すると、スマートフォン4は、ディスプレイにメニューを表示する。このメニューからユーザが設定に関する項目を選択すると、スマートフォン4は、ディスプレイにダイエット目標や住んでいる地域、通知を行う時刻等のユーザが設定可能な項目を入力する欄を表示する。また、メニューからユーザが本日の記録に関する項目を選択すると、ディスプレイに食事内容を入力する欄を表示する。そして、スマートフォン4は、ユーザにより食事内容やダイエット目標等が入力されると、そのデータをサーバ5へ送信する。
また、スマートフォン4は、アプリケーションが起動されているときに、体重計2、活動量計3及びサーバ5との間でデータを送受信可能となっており、体重計2から受信した体重と活動量計3から受信した活動量及び電池の残量をサーバ5へ送信するようなっている。また、スマートフォン4は、サーバ5に記憶されているユーザの体重、食事内容及び活動量の記録を取得し、ディスプレイにグラフや表等の形式で表示し、ユーザがそれらの記録を確認できるようになっている。また、スマートフォン4は、ダイエット記録からユーザに適したダイエットのアドバイスをするメッセージを、ディスプレイに表示するようになっていてもよい。
サーバ5は、例えば、ダイエット支援システム1を提供する会社が管理する外部装置であり、インターネットに接続可能な記憶装置の一例である。サーバ5は、(1)ユーザのスマートフォン4からダイエット記録等のユーザに関する情報を受信したときにこの情報を記憶する手段と、(2)記憶したユーザに関する情報をスマートフォン4及びダイエット支援ロボット6に送信する手段と、(3)ダイエット支援ロボット6から受信した音声信号を文字データに変換する手段と、(4)メッセージデータをダイエット支援ロボット6に送信する手段と、(5)天気予報情報を取得する手段とを有する。
サーバ5は、ユーザ固有のID毎に、個人テーブル、体重テーブル、食事内容テーブル、活動量テーブルを電磁的記録装置に記憶しており、ユーザに関する情報を各テーブルに記録するようになっている。個人テーブルには、ダイエット目標やユーザが住んでいる地域、通知を行う時刻等のユーザが設定した項目と、活動量計3の電池の残量が記録されている。体重テーブルは、日付毎にユーザの体重が記録されている。食事内容テーブルは、日付毎に朝食、昼食、夕食及び間食が記録されている。活動量テーブルは、日付毎に1時間毎の活動量が記録されている。また、サーバ5は、複数のメッセージデータを電磁的記録装置に記憶している。
ダイエット支援ロボット6は、ユーザの身近な場所に設置され、会話をしながらユーザのダイエットを支援するためのロボットである。ダイエット支援ロボット6は、ユーザが愛着をもてるような人型又は動物型の形状を有していることが望ましい。
ダイエット支援ロボット6は、インターネットに接続可能な装置である。ダイエット支援ロボット6は、図2に示すように、センサ61と、受信部62と、音声認識部63と、制御部64と、音声出力手段65とを備えている。
センサ61は、ユーザを検知するセンサの一例である。センサ61は、カメラと顔認識処理部を有している。センサ61は、ユーザの顔を認識すると、そのことを示す信号を制御部64に出力するように構成されている。
受信部62は、サーバ5からユーザに関する情報を取得するように構成されている。この受信部62は、(1)サーバ5からユーザのダイエット記録を取得する記録取得手段としての機能と、(2)サーバ5からユーザの住んでいる地域の天気予報情報を取得する天気予報取得手段としての機能と、(3)サーバ5から活動量計3の電池の残量を取得する残量取得手段としての機能と、(4)サーバ5からユーザのダイエット目標を取得する目標取得手段としての機能とを有している。
音声認識部63は、ユーザの音声を認識するように構成されている。具体的には、音声認識部63は、マイクロフォンを有し、ユーザの音声を音声波形にしてサーバ5へ送信し、サーバ5から変換された音声データを受信する。
音声出力手段65は、スピーカーを有し、制御部64によって選択されたメッセージデータを音声として出力するように構成されている。
制御部64は、図示しないCPU、RAM、ROM等を備えて構成されており、センサ61、受信部62及び音声認識部63から入力されるデータやあらかじめ設定されたプログラム等に基づいて制御を実行する。制御部64は、ダイエット支援ロボット6において、記録忘れ防止機能、体重測定促進機能、活動量計3の装着忘れ防止機能、活動量計3の電池切れ通知機能、天気に応じたアドバイス機能、褒める機能、励まし機能及び評価機能を実現するように構成されている。
まず、記録忘れ防止機能について説明する。この機能は、あらかじめ設定された時間帯に、ユーザにダイエット記録がされていないことを通知することで、ダイエット記録の記録忘れを防止するための機能である。制御部64は、センサ61がユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された記録確認のための時間帯にあるとき、ダイエット記録に不足があるか否かを判断し、ダイエット記録に不足があれば、記録を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。
なお、制御部64は、記録確認のための時間帯として、午後の第1時間帯と午前の第2時間帯とを記憶しており、現在の時刻が、第1時間帯にあるとき、その日のダイエット記録がサーバ5に記憶されているか否かを判断し、現在の時刻が、第2時間帯にあるとき、前日のダイエット記録がサーバ5に記憶されているか否かを判断するようになっている。なお、現在の時刻は、ダイエット支援ロボット6が時計を備えている場合には、その時計から取得してもよいし、サーバ5から取得してもよい。
第1時間帯と第2時間帯は、スマートフォン4等の操作により、ユーザによって設定可能である。本実施形態では、一例として、20時〜24時を第1時間帯として設定し、6時〜9時を第2時間帯として設定した場合について説明する。
本日の記録を促すメッセージデータは、例えば、「今日のダイエット記録がまだ登録されていないよ。忘れずないうちに記録しよう」や「今日は食事内容がまだ記録されていないよ。忘れずにね」等の内容のものである。また、コミュニケーション性を高めるため、これらの記録を促す内容のメッセージデータに、「こんばんは」や「おかえりなさい」等の挨拶のメッセージデータを加えるとよい。
昨日の記録を促すメッセージデータは、例えば、「昨日、食事内容の記録を忘れたみたいだね。忘れないうちにしておいてね」や「昨日のダイエット記録がまだ登録されていないよ。忘れないようにね」等の内容のものである。また、コミュニケーション性を高めるため、これらの記録を促す内容のメッセージデータに、「おはよう」等の挨拶のメッセージデータを加えるとよい。
なお、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えるため、制御部64が記録を促すメッセージデータを出力するのは、1日のうち、第1時間帯と第2時間帯とでそれぞれ1回までとなっている。
次に、体重測定促進機能について説明する。体重は、決まった時間に測定するのが望ましいとされている。体重測定促進機能は、決められた時間にユーザに体重測定の時間であることを知らせる機能である。制御部64は、センサ61がユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された測定時間から一定時間の間にあるとき、サーバ5に記憶されているダイエット記録に、その日の体重のデータがない場合、体重の測定を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。
測定時間は、スマートフォン4等の操作により、ユーザによって設定可能である。本実施形態では、一例として、測定時間が19時に設定されており、測定時間から1時間、つまり、19時〜20時の間を、体重測定を促す測定時間帯とする場合について説明する。
体重の測定を促すメッセージデータは、例えば、「体重測定の時間だよ」「19時になったよ。体重測定、忘れずにね」等の体重の測定をする時間であることを知らせる内容のものである。また、コミュニケーション性を高めるため、このメッセージデータに、「こんばんは」等の挨拶や、「ねぇねぇ」等の呼びかけ、「毎日の測定頑張ろう」等の励ましのメッセージデータを加えるとよい。
なお、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えるため、制御部64が体重測定を促すメッセージデータを出力するのは、1日に1回までとなっている。
次に、活動量計3の装着忘れ防止機能について説明する。この機能は、ユーザが一日の活動を始めるときに、活動量計3の装着を忘れないようにするための機能である。制御部64は、センサ61がユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された装着時間から一定時間の間にあるとき、サーバ5にその日の活動量のデータがなければ、活動量計3の装着を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。
装着時間は、スマートフォン4等の操作により、ユーザによって設定可能である。装着時間は、ユーザの出勤時間や登校時間等に合わせて設定されるのが望ましい。本実施形態では、一例として、装着時間が7時に設定されており、装着時間から1時間の間、つまり、7時〜8時を活動量計3の装着を促す装着時間帯とする場合について説明する。
活動量計3の装着を促すためのメッセージデータは、例えば、「活動量計はつけた?」「忘れずに活動量計をつけてね」といった内容のものである。また、コミュニケーション性を高めるため、このメッセージデータに加えて、「おはよう」等の挨拶や、「毎日の測定、頑張ろうね」等の励ましのメッセージ、「お仕事頑張ってね」等のダイエット以外の日常会話のメッセージデータを加えるとよい。
なお、制御部64は、活動量計3の装着を促すメッセージデータを出力した後、ユーザから肯定的な返答があったと判断した場合、前日以前の一定期間の活動量の記録がある場合、または、サーバ5にその日の活動量が記録された場合、その日は活動量計3の装着を促すメッセージデータを再度出力しないようになっている。一方、活動量計3の装着を促すメッセージデータを出力した後、ユーザから返答がない、または、否定的な返答があったと判断し、かつ、前日以前の一定期間の活動量の記録に漏れがある場合、所定時間経過後に、再び活動量計3の装着を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するようになっている。
ユーザからの肯定的な返答とは、例えば、「わかったよ」「忘れてた。ありがとう」等の装着することを了承する内容のものや、「もうつけてるよ」「今つけたよ」等の活動量計3をすでに装着済みであることを示す内容のものである。なお、すでに装着済みであることを示す内容の返答があった場合、ユーザが今後も継続して活動量計3を装着する意欲がわくように、制御部64が、「もうつけてたんだね。さすが!」等の活動量計3を装着していたことを褒める内容のメッセージデータを音声出力手段65に出力することが望ましい。
ユーザからの否定的な返答とは、例えば、「気が向いたらね」「めんどくさいな」等の装着を拒否する、または、好まない内容のものである。なお、否定的な返答があった場合、ユーザのやる気を引き出すために、制御部64が、「使ってくれると嬉しいな」「つけてくれるのを待ってるよ」等の活動量計3の使用を期待する内容のメッセージデータを音声出力手段65に出力することが望ましい。
本実施形態では、前日以前の一定期間が、過去1週間に設定された場合について説明する。
次に、活動量計3の電池切れ通知機能について説明する。この機能は、活動量計3の電池が少なくなったときに、充電が必要であることをユーザに伝え、活動量計3の電池切れにより活動量の測定が不能になるのを防止するための機能である。制御部64は、センサ61がユーザを検知しているとき、受信部62が取得した活動量計3の電池の残量が所定量未満の場合、活動量計3の電池の残量に関するメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。
本実施形態では、一例として、制御部64が、活動量計3の電池の残量が30%未満の場合に、充電を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するように設定されている場合について説明する。充電を促すメッセージデータは、例えば、「活動量計の電池の残量が30%を切ったよ。忘れずに充電してね」「活動量計の電池が切れそうだから充電してね」等の内容のものである。
なお、活動量計3の電池の残量に関するメッセージデータは、「活動量計の電池が20%しか残ってないよ」等の活動量計3の電池の残量のみを知らせる内容のものであってもよい。また、活動量計3の電池が充電不能なものであれば、活動量計3の電池の残量に関するメッセージデータは、「そろそろ活動量計の電池が切れそうだから、早めに電池交換してね」等の電池の交換を促す内容のものであってもよい。
次に、天気に応じたアドバイス機能について説明する。この機能は、ユーザが天気予報に基づいて、見通しをもって運動できるようにするための機能である。制御部64は、センサ61がユーザを検知し、かつ、午前中であるとき、受信部62が、その日の天気は晴れまたは曇りで、明日は雨が降るという情報を取得した場合、明日の天気を知らせるメッセージデータとともに、その日の運動量を、ユーザの一日の運動量の基準量よりも増やすことを促すメッセージデータを音声出力手段65に出力する。また、制御部64は、センサ61がユーザを検知し、かつ、午前中であるとき、受信部62が、その日に雨が降るという情報を取得した場合、その日の天気を知らせるメッセージデータとともに、運動量が不足しないように意識することを促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。
その日の運動量を、ユーザの一日の運動量の基準量よりも増やすことを促すメッセージデータは、例えば、「雨が降ると歩けなくなりがちだから、今のうちに多めに歩くように意識するといいよ」「雨が降ると運動不足になりがちだから、今日はいつもより多めに運動しよう」等のいつもより多く運動することを促す内容のものである。
運動量が不足しないように意識することを促すメッセージデータは、例えば、「雨の日は、なかなか歩けないと思うから、雨に濡れない所を見つけていつもより意識して歩くようにするといいよ」「今日は屋内でできる運動をしよう」等の場所を選んでできる限り運動することを促す内容のものである。
なお、天気に応じたアドバイス機能は、ユーザに話しかけられたときのみ実行するようになっている。また、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えるため、制御部64が、天気に応じたアドバイスのメッセージデータを音声出力手段65に出力するのは、1日に1回までとなっている。
次に、褒める機能について説明する。この機能は、ユーザがいつもよりダイエットを頑張っているときや、継続できなかったことができたときに、そのことを褒めてユーザのやる気を引き出すための機能である。
具体的には、制御部64は、センサ61がユーザを検知し、かつ、現在の時刻が第1時間帯であるとき、その日のダイエット記録がサーバ5に記憶されており、かつ、昨日と一昨日のダイエット記録がサーバ5に記憶されていない場合、ユーザを褒めるメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。このときのユーザを褒めるメッセージデータは、例えば、「今日は記録してくれたんだね。この調子で頑張ろう」「今日は食事の記録がついてるね!おめでとう。毎日の記録が大切だよ」等のダイエット記録を登録したことを褒める内容のものである。
また、制御部64は、センサ61がユーザを検知し、その日の活動量Aが前日の活動量Aより多い場合、ユーザを褒めるメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。このときのユーザを褒めるメッセージデータは、例えば、「今日は頑張っているね!歩数が目標達成しているよ。とてもいい感じだよ」「今日は昨日より運動しているね。すごい!」等の運動量が多いことを褒める内容や「今日は頑張っているから、ちょっとおいしいものを食べてもいいかもしれないね」等のご褒美を提案する内容のものである。
この褒める機能は、本実施形態において、現在の時刻が12時〜13時の間にあるとき、ユーザに話しかけられた場合にのみ実行するようになっている。なお、褒める機能は、他の時間帯に実行してもよいし、また、ユーザに話しかけられていなくても実行してもよい。
次に、励ます機能について説明する。この機能は、いつものように運動できていないときや、ユーザのやる気がないときに、ユーザを励まして、モチベーションをアップさせる機能である。
具体的には、制御部64は、前日以前の一定期間、例えば、過去1週間における現在と同時刻での活動量の平均値Aを算出し、その日の現在までの活動量Aが、平均値Aに対し1倍未満の所定倍以下であった場合、ユーザを励ますメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。そして、制御部64は、ユーザを励ますメッセージデータを出力した後、ユーザから否定的な返答があったと判断した場合、ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。
このときのユーザを励ますメッセージデータは、例えば、「今日はあまり歩けていないみたいだね。意識して歩こう!」「いつもより運動量が少ないみたい。ダイエットは継続することが大切だよ」等の運動量を増やすことを促す内容のものである。
また、このときのユーザからの否定的な返答とは、「今日はやりたくない」等の運動を拒否する内容のものである。
ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータは、例えば、「夏に水着が着れるように、3キロ痩せたいんだよね。頑張ろうよ!」や「目標まであとマイナス2キロだね。今日は気分転換して、また明日から頑張ろうね」等の目標に向けてダイエットを続けることを促す内容のものである。
励ます機能は、本実施形態において、現在の時刻が12時〜13時の間等の1日の活動時間の間の時間帯にあるとき、ユーザに話しかけられた場合にのみ実行するようになっている。なお、褒める機能は、ユーザに話しかけられていなくても実行してもよい。
次に、評価機能について説明する。この機能は、1日のダイエットの成果を評価してくれる機能である。制御部64は、センサ61がユーザを検知しているとき、サーバ5に記憶されているダイエット記録に基づいたダイエットを評価するメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されている。具体的に、制御部64は、第1時間帯であれば、本日の成果を評価するメッセージデータを音声出力手段65に出力し、第2時間帯であれば、昨日の成果を評価するメッセージデータを音声出力手段65に出力するようになっている。
本日の成果を評価するメッセージデータは、ユーザを褒める内容が望ましい。例えば、食事内容が望ましいものであったときは、「今日は、食事内容がとても良いね!食品の種類をバランスよく取り入れているよ。この調子で頑張れば、きっと成果がでるよ!」「今日は、糖質の摂取量が少なくなったね。これからも頑張って!」等の食事内容を褒める内容のメッセージデータを制御部64が選択する。活動量が1日の目標に達しているときは、「今日は、活動量が目標を達成しているよ!すごい!」「今日はいつもより多く歩いたね。頑張ったね」等の活動量が多いことを褒める内容のメッセージデータを制御部64が選択する。
昨日の成果を評価するメッセージデータは、昨日のダイエットで改善すべきことがある場合には、そのことについてアドバイスするのが望ましい。例えば、食事内容が望ましいものでなかったときは、「昨日は糖質が少し多かったみたいだから、今日は少し少なめにできるといいね」「昨日は食べ過ぎちゃったみたいだね。今日の食事は気を付けてね」等の前日の食事内容の反省点と改善点についてのメッセージデータを制御部64が選択する。活動量が1日の目標に達していないときは、「昨日はあまり歩けなかったみたいだから、今日は少し多めに歩くように意識してみて」「昨日はあまり運動できなかったんだね。運動は継続することが大切だよ」等の前日の活動量に関する反省点と改善点についてのメッセージデータを制御部64が選択する。
評価機能は、ユーザに話しかけられたときのみ実行するようになっている。また、制御部64が、本日の成果を評価するメッセージデータを出力するのと、昨日の成果を評価するメッセージデータを出力するのとは、ユーザが煩わしさを感じるのを抑えるため、それぞれ1日1回までとなっている。
なお、評価機能は、ユーザが「今日のダイエット内容どうだったかな?」等の評価を求める発言をしたと判断したときに実行するようにしてもよい。また、評価機能は、制御部64が、「今日の評価を聞いてみない?」等の評価の確認を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力した後、ユーザから「教えて」等の肯定的な返答があったと判断したときに実行してもよい。
制御部64は、上記した機能の他にも、一定期間毎にダイエットの進捗状況と評価をユーザに知らせる機能を実行可能に構成されていてもよい。
また、ユーザがダイエット支援ロボット6に愛着が持てるように、制御部64は、ユーザから話しかけられたと判断したときに、返答に適したメッセージデータを音声出力手段65に出力したり、ユーザが話した言葉をメッセージデータとしてサーバ5のデータベースに記憶し、ユーザから会話を求められたときに、このメッセージデータからランダムに選択して音声出力手段65に出力したりしてもよい。
次に、本実施形態における制御部64の制御動作の一例について説明する。なお、制御部64は、第2時間帯と装着時間帯のうち早い方の時間帯になると、すべてのフラグF,F,FR1,FR2,FA1,FA2,F,FE1,FE2をリセットする、すなわち、ゼロにする。
図3に示すように、制御部64は、まず、ユーザを検知したか否かを判断する(S1)。このとき、ユーザを検知していないと判断すると(S1,No)、制御部64は、ユーザを検知するまで待機する。一方、ステップS1で、ユーザを検知したと判断すると(S1,Yes)、制御部64は、現在の時刻を取得し(S2)、現在の時刻が測定時間帯にあるか否かを判断する(S30)。
ステップS30で、現在の時刻が測定時間帯にあると判断すると(S30,Yes)、制御部64は、測定フラグFが1であるか否かを判断する(S31)。
ステップS31で、測定フラグFが1でないと判断すると(S31,No)、制御部64は、本日の体重のデータがあるか否かを判断する(S32)。
ステップS32で、本日の体重のデータがあると判断すると(S32,Yes)、本日は、体重測定を促す必要がないので、制御部64は、測定フラグFを1にする(S35)。
一方、ステップS32で、本日の体重のデータがないと判断すると(S32,No)、制御部64は、体重測定を促すメッセージデータを選択し(S33)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S34)。ステップS34の後、制御部64は、測定フラグFを1にする(S35)。
ステップS30で、現在の時刻が測定時間帯にないと判断したとき(S30,No)、または、ステップS31で測定フラグFが1であるとき(S31,Yes)、測定フラグFを変えずに、活動量計3の装着忘れ防止機能の処理へ進む。また、ステップS35で測定フラグFを1にした後、活動量計3の装着忘れ防止機能の処理へ進む。
制御部64は、活動量計3の装着忘れ防止機能の処理を開始すると、図4に示すように、まず、現在の時刻が装着時間帯にあるか否かを判断する(S40)。
ステップS40で、現在の時刻が装着時間帯にあると判断すると(S40,Yes)、制御部64は、装着フラグFが1であるか否かを判断する(S41)。
ステップS41で、装着フラグFが1でないと判断すると(S41,No)、制御部64は、今日の活動量の記録があるか否かを判断する(S42)。
ステップS42で、今日の活動量の記録があると判断すると(S42,Yes)、活動量計3は装着済みで、装着を促す必要がないので、制御部64は、装着フラグFを1にする(S43)。
一方、今日の活動量の記録がないと判断すると(S42,No)、制御部64は、前回の活動量計3の装着を促すメッセージの発話から所定時間が経過したか否かを判断する(S44)。
ステップS44で、前回の活動量計3の装着を促すメッセージの発話から所定時間が経過していると判断すると(S44,Yes)、制御部64は、活動量計3の装着を促すメッセージデータを選択し(S45)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S46)。ステップS46の後、制御部64は、発話時刻を記録する(S47)。そして、制御部64は、肯定的な返答があるか否かを判断する(S48)。
ステップS48で、肯定的な返答があったと判断すると(S48,Yes)、制御部64は、装着フラグFを1にする(S43)。一方、ステップS48で、返答がないと判断すると(S48,No)、制御部64は、過去1週間で活動量の記録漏れがあるか否かを判断する(S49)。
ステップS49で、過去1週間で活動量の記録漏れがないと判断すると(S49,No)、再度の発話は不要と考えられるので、制御部64は、装着フラグFを1にする(S43)。
ステップS40で、現在の時刻が装着時間帯にないと判断したとき(S40,No)、ステップS41で、装着フラグFが1であると判断したとき(S41,Yes)、ステップS44で、前回の活動量計3の装着を促すメッセージデータの発話から所定時間が経過していないと判断したとき(S44,No)、または、ステップS49で、過去1週間で活動量の記録漏れがあると判断したとき(S49,Yes)、制御部64は、装着フラグFを変更することなく、活動量計3の電池切れ通知機能の処理へ進む。また、ステップS43で、装着フラグFを1にした後、制御部64は、活動量計3の電池切れ通知機能の処理へ進む。
制御部64は、活動量計3の電池切れ通知機能の処理を開始すると、図5に示すように、まず、活動量計3の電池の残量が30%以上であるか否かを判断する(S50)。
活動量計3の電池の残量が30%以上でないと判断すると(S50,No)、制御部64は、充電を促すメッセージデータを選択し(S51)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S52)。
ステップS50で、活動量計3の電池の残量が30%以上であると判断したとき(S50,Yes)、制御部64は、メッセージデータを出力せずに、記録忘れ防止機能の処理へ進む。また、ステップS52で、メッセージデータを出力した後、制御部64は、記録忘れ防止機能の処理へ進む。
図6に示すように、制御部64は、記録忘れ防止機能の処理を開始すると、まず、現在の時刻が第1時間帯である20:00〜24:00の間にあるか否かを判断する(S610)。
ステップS610で、現在の時刻が20:00〜24:00の間にあると判断すると(S610,Yes)、制御部64は、第1記録フラグFR1が1であるか否かを判断する(S611)。
ステップS611で、第1記録フラグFR1が1でないと判断すると(S611,No)、制御部64は、本日のダイエット記録があるか否かを判断する(S612)。
ステップS612で、本日のダイエット記録がないと判断すると(S612,No)、制御部64は、本日のダイエット記録を促すメッセージデータを選択し(S613)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S614)。ステップS614の後、制御部64は、本日は再度記録を促す必要がないので、第1記録フラグFR1を1にする(S615)。
一方、ステップS612で、本日のダイエット記録があると判断すると(S612,Yes)、制御部64は、昨日及び一昨日のダイエット記録がないか否かを判断する(S616)。
ステップS616で、昨日及び一昨日のダイエット記録があると判断すると(S616,No)、制御部64は、メッセージデータを出力することなく、ステップS615に進んで、第1記録フラグFR1を1にする。一方、ステップS616で、昨日及び一昨日のダイエット記録がないと判断すると(S616,Yes)、制御部64は、本日のダイエット記録を記録したことを褒めるメッセージデータを選択し(S617)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S618)。ステップS618の後、制御部64は、ステップS615に進んで、第1記録フラグFR1を1にする。
ステップS610で、現在の時刻が20:00〜24:00の間でないと判断したとき(S610,No)、または、ステップS611で、第1記録フラグFR1が1であると判断したとき(S611,Yes)、制御部64は、第1記録フラグFR1を変更することなく、昨日の記録忘れ防止機能の処理へ進む。また、ステップS615で第1記録フラグFR1を1にした後、制御部64は、昨日の記録忘れ防止機能の処理へ進む。
制御部64は、昨日の記録忘れ防止機能の処理を開始すると、図7に示すように、まず、現在の時刻が、第2時間帯である6:00〜8:00の間にあるか否かを判断する(S620)。
ステップS620で、現在の時刻が、6:00〜8:00の間にあると判断すると(S620,Yes)、制御部64は、第2記録フラグFR2が1であるか否かを判断する(S621)。
ステップS621で、第2記録フラグFR2が1でないと判断すると(S621,No)、制御部64は、昨日のダイエット記録があるか否かを判断する(S622)。
ステップS622で、昨日のダイエット記録があると判断すると(S622,Yes)、制御部64は、本日は昨日の記録を促す必要がないので、第2記録フラグFR2を1にする(S623)。
一方、ステップS622で、昨日のダイエット記録がないと判断すると(S622,No)、制御部64は、昨日の記録を促すメッセージデータを選択し(S624)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S625)。ステップS625の後、制御部64は、ステップS623に進み、第2記録フラグFR2を1にする。
ステップS620で、現在の時刻が6:00〜8:00の間にないと判断したとき(S620,No)、または、ステップS621で第2記録フラグFR2が1であると判断したとき(S621,Yes)、制御部64は、第2記録フラグFR2を変更することなく、天気に応じたアドバイス機能の処理へ進む。また、ステップS623で第2記録フラグFR2を1にした後、制御部64は、天気に応じたアドバイス機能の処理へ進む。
制御部64は、天気に応じたアドバイス機能の処理を開始すると、図8に示すように、まず、ユーザに話しかけられたか否かを判断する(S70)。このとき、ユーザに話しかけられていないと判断すると(S70,No)、制御部64は、図10に示すように、本制御を終了する。
図8に戻り、ステップS70で、ユーザに話しかけられたと判断すると(S70,Yes)、制御部64は、天気予報情報を取得する(S71)。
そして、制御部64は、本日は雨、かつ、現在は午前中であるか否かを判断する(S721)。
ステップS721で、本日は雨、かつ、現在は午前中であると判断すると(S721,Yes)、制御部64は、第1予報フラグFA1が1であるか否かを判断する(S722)。
ステップS722で、第1予報フラグFA1が1でないと判断すると(S722,No)、制御部64は、天気予報と運動不足注意のメッセージデータを選択し(S723)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S724)。その後、本日は再度天気に応じたアドバイスをする必要がないので、制御部64は、第1予報フラグFA1を1にする(S725)。
ステップS721で、本日は雨ではない、または、現在は午前中ではないと判断した場合(S721,No)、制御部64は、明日は雨、かつ、現在は午前中であるか否かを判断する(S731)。
ステップS731で、明日は雨、かつ、現在は午前中であると判断すると(S731,Yes)、制御部64は、第2予報フラグFA2が1であるか否かを判断する(S732)。
ステップS732で、第2予報フラグFA2が1でないと判断すると(S732,No)、制御部64は、天気予報と運動量アップのメッセージデータを選択し(S733)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S734)。その後、本日は再度天気に応じたアドバイスをする必要がないので、制御部64は、第2予報フラグFA2を1にする(S735)。
ステップS731で、明日は雨ではない、または、現在は午前中ではないと判断した場合(S731,No)、ステップS732で第2予報フラグFA2が1であると判断した場合(S732)、ステップS722で、第1予報フラグFA1が1であると判断した場合(S722,Yes)、ステップS725で第1予報フラグFA1を1にした後、または、ステップS735で第2予報フラグFA2を1にした後、制御部64は、褒める機能の処理へ進む。
制御部64は、褒める機能の処理を開始すると、図9に示すように、まず、現在の時刻が、12:00〜13:00の間にあるか否かを判断する(S80)。
ステップS80で、現在の時刻が、12:00〜13:00の間にあると判断すると(S80,Yes)、制御部64は、本日の活動量Aが、昨日の活動量Aより多いか否かを判断する(S811)。
ステップS811で、本日の活動量Aが、昨日の活動量Aより多いと判断すると(S811,Yes)、制御部64は、活動量が多いことを褒めるメッセージデータを選択し(S812)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S813)。
ステップS811で、本日の活動量Aが、昨日の活動量Aより多くないと判断すると(S811,No)、制御部64は、本日の活動量Aが、昨日と一昨日の現在と同時刻での活動量の平均値Aの0.5倍未満か否かを判断する(S821)。
ステップS821で、本日の活動量Aが、平均値Aの0.5倍未満であると判断すると(S821,Yes)、制御部64は、励ましフラグFが1であるか否かを判断する(S822)。
ステップS822で、励ましフラグFが1でないと判断すると(S822,No)、制御部64は、ユーザを励ますメッセージデータを選択し(S823)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S824)。
ステップS824でメッセージデータを出力した後、制御部64は、ユーザから否定的な返答があったか否かを判断する(S825)。
ステップS825で、ユーザから否定的な返答がないと判断すると(S825,No)、本日は再度励ます必要がないので、制御部64は、励ましフラグFを1に設定する(S826)。
ステップS825で、ユーザから否定的な返答があったと判断すると(S825,Yes)、制御部64は、ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータを選択し(S827)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S828)。その後、制御部64は、ステップS826へ進み、励ましフラグFを1に設定する。
ステップS80で、現在の時刻が12:00〜13:00の間にないと判断したとき(S80,No)、ステップS821で、本日の活動量Aが、平均値Aの0.5倍未満でないと判断したとき(S821,No)、ステップS813で褒める内容のメッセージデータを出力した後、ステップS822で励ましフラグFが1であると判断したとき(S822,Yes)、または、ステップS826で励ましフラグFを1にした後、制御部64は、評価機能の処理へ進む。
制御部64は、評価機能の処理を開始すると、図10に示すように、まず、現在の時刻が、20:00〜24:00の間にあるか否かを判断する(S910)。
ステップS910で、現在の時刻が、20:00〜24:00の間にあると判断すると(S910,Yes)、制御部64は、第1評価フラグFE1が1であるか否かを判断する(S911)。
ステップS911で、第1評価フラグFE1が1でないと判断すると(S911,No)、制御部64は、本日のダイエットの成果を評価するメッセージデータを選択し(S912)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S913)。その後、本日は再度評価をする必要がないので、制御部64は、第1評価フラグFE1を1にする(S914)。
ステップS910で、現在の時刻が、20:00〜24:00の間にないと判断した場合(S910,No)、制御部64は、現在の時刻が6:00〜8:00の間にあるか否かを判断する(S920)。
ステップS920で、現在の時刻が6:00〜8:00の間にあると判断すると(S920,Yes)、制御部64は、第2評価フラグFE2が1であるか否かを判断する(S921)。
ステップS921で、第2評価フラグFE2が1でないと判断すると(S921,No)、制御部64は、昨日のダイエットの成果を評価するメッセージデータを選択し(S922)、このメッセージデータを音声出力手段65に出力する(S923)。その後、本日は再度昨日の成果を評価する必要がないので、制御部64は、第2評価フラグFE2を1にする(S924)。
ステップS920で、現在の時刻が6:00〜8:00でないと判断したとき(S920,No)、ステップS911で、第1評価フラグFE1が1であると判断した場合(S911,Yes)、または、ステップS921で、第2評価フラグFE2が1であると判断したとき(S921,Yes)、制御部64は、第1評価フラグFE1と第2評価フラグFE2を変更することなく、本制御を終了する。また、ステップS914で第1評価フラグFE1を1にした後、または、ステップS924で第2評価フラグFE2を1にした後、制御部64は、本制御を終了する。
以上のように構成されたダイエット支援システム1及びダイエット支援ロボット6の作用及び効果について説明する。
朝、第2時間帯である6時〜8時の間に、ユーザがダイエット支援ロボット6に「おはよう」等と話しかけると、ダイエット支援ロボット6は、「おはよう」等の挨拶を返した後、昨日の成果を評価するメッセージを話す。例えば、「おはよう。昨日は食べ過ぎたみたいだから、今日は少なめにできるといいね」や「昨日のようにたくさん歩けるといいね」等と昨日の反省とその日に気を付けた方がよいことを知らせるメッセージを話す。このように、その日の活動を始める朝に、昨日のダイエットの成果の評価を受けることで、その日のダイエットを効果的に行うことができる。
出勤や登校の準備をしている7時〜8時の間(装着時間帯)に、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づくと、ダイエット支援ロボット6が、活動量計3の装着を促すメッセージを話す。例えば、ダイエット支援ロボット6は、「○○さん、活動量計はつけた?毎日の測定、頑張ろうね」と話す。このように、ユーザがダイエット支援ロボット6の近くにいるときに、ダイエット支援ロボット6が活動量計3の装着を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが気づきやすく、活動量計3の装着忘れを防止することができる。また、活動量計3の装着忘れを防止することで、活動量の記録ができなくなることを防止することもできる。
ダイエット支援ロボット6が活動量計3の装着を促すメッセージを発話した後、ユーザが「わかったよ」等の肯定的な返答をする、または、過去1週間、忘れずに活動量の記録がされている場合、ダイエット支援ロボット6は、もうその日は活動量計3の装着を促すメッセージを話さない。これにより、日ごろ活動量計3の装着を心掛けているユーザが煩わしさを感じるのを抑えることができる。一方、ダイエット支援ロボット6が活動量計3の装着を促すメッセージを発話した後、ユーザが「めんどくさい」等の否定的な返答をする、または、過去1週間で活動量の記録を忘れた日がある場合、ダイエット支援ロボット6は、一定時間をあけた後、再度、活動量計3の装着を促すメッセージを話す。これにより、活動量計3の装着をしていない可能性があるユーザに、活動量計3の装着を促すことができる。
その日は雨ではないが、翌日は雨の予報となっている場合、ユーザが午前中にダイエット支援ロボット6に近づいて話かけると、ダイエット支援ロボット6は、ユーザへ返答した後、天気予報を知らせるメッセージと運動量を増やすことを促すメッセージを話す。例えば、「そういえば、明日は雨が降るみたいだよ。雨が降ると歩けなくなりがちだから、今のうちに多めに歩くように意識するといいよ」と話す。また、その日が雨である場合、ユーザが午前中にダイエット支援ロボット6に近づいて話かけると、ダイエット支援ロボット6は、ユーザへ返答した後、天気予報を知らせるメッセージと意識して運動することを促すメッセージを話す。例えば、「今日は雨の予報になっているから、外に出るときは傘を忘れないようにね。雨の日は歩数が少なくなるから、いつもより意識して雨に濡れない所を歩いてね」と話す。このように、天気予報に合わせたアドバイスをすることで、ユーザが効果的なダイエットをすることができる。
12時〜13時の間に、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づいて話かけると、その日の活動量Aがすでに昨日の活動量Aを超えていれば、ダイエット支援ロボット6は、ユーザに返答した後、活動量が多いことを褒めるメッセージを話す。例えば、「今日は運動頑張っているね。その調子!」と話す。これにより、ユーザのやる気を引き出すことができる。
一方、12時〜13時の間に、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づいて話かけたとき、その日の現在までの活動量Aが、過去1週間における現在と同時刻での活動量の平均値Aの0.5倍未満であると、ダイエット支援ロボット6は、ユーザに返答した後、ユーザを励ますメッセージを話す。例えば、「今日はあまり歩けていないみたいだね。意識して歩こう!」と話す。このように、あまり運動できていないときに励ますことで、ユーザのやる気を引き出すことができる。
励ますメッセージを話した後、ユーザから「やりたくない」等の否定的な返答があった場合、ダイエット支援ロボット6は、ダイエット目標を思い出させるメッセージを話す。例えば、「夏に水着が着れるように3キロ痩せたいんだよね。頑張ろうよ!」と話す。これにより、モチベーションが下がっているユーザに目標を思い出させ、ユーザのやる気を引き出すことができる。
測定時間帯である19時〜20時になると、まだその日に体重の測定をしていなければ、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づいたときに、ダイエット支援ロボット6は、体重の測定を促すメッセージを話す。例えば、「こんばんは。体重を測定する時間だよ」と話す。このように、ユーザがダイエット支援ロボット6の近くにいるときに、体重の測定を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが気づきやすく、決まった時間に忘れずに体重の測定をすることができる。また、忘れずに体重の測定を行うことで、体重の記録忘れを防止することができる。
そして、第1時間帯である20時〜24時の間に、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づくと、その日の食事内容の記録をしていなかった場合や、体重と活動量の記録がされていない場合、ダイエット支援ロボット6は、ダイエット記録の記録を促すメッセージを話す。例えば、「ねぇねぇ。今日の食事内容が記録されていないよ」「あれ?体重の記録がないよ」と話す。このように、ユーザがダイエット支援ロボット6の近くにいるときに、記録を促すメッセージを音声で発するので、ユーザが気づきやすく、ダイエット記録の記録忘れを防止することができる。
また、そのまま記録を忘れてしまった場合、翌日の第2時間帯である6時〜8時の間に、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づくと、ダイエット支援ロボット6が、昨日のダイエット記録の記録を促すメッセージを話す。例えば、活動量計3の装着を促すメッセージを話した後、「そういえば、昨日は何食べた?忘れずに記録してね」と話す。このように、翌日の朝にも記録を促すメッセージを音声で発するので、ダイエット記録の記録忘れをより防止することができる。また、ダイエット支援ロボット6は、その日と前日の記録忘れのみを指摘するので、ユーザが煩わしく感じるのを抑えることができる。
第1時間帯である20時〜24時の時間帯には、ユーザがダイエット支援ロボット6に話かけた場合に、ダイエット支援ロボット6は、その日のダイエットの評価をするメッセージを話す。例えば、「今日は、活動量が目標を達成しているよ!すごい!」等の良かったところを褒める内容のメッセージを話す。このように、その日のダイエットを褒めることで、ユーザに翌日も意欲的にダイエットに取り組ませることができる。
そして、ダイエット支援ロボット6は、活動量計3の電池が30%未満になったときに、ユーザがダイエット支援ロボット6に近づくと、充電を促すメッセージを話す。これにより、ユーザがダイエット支援ロボット6の電池の残量が少ないことに気づきやすく、電池切れにより活動量の測定ができなくなるのを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、情報入力装置として、スマートフォン4を例示したが、情報入力装置はこれに限定されるものではない。例えば、情報入力装置として、パーソナルコンピュータやタブレット端末を採用してもよい。
前記実施形態では、ユーザを検知するセンサとして、ユーザの顔を認識するものを例示したが、センサはこれに限定されるものではない。例えば、センサは、ユーザがダイエット支援ロボット6の近くにいることを検知するものであってもよいし、ユーザが接近してきたことを検知するものであってもよい。
ユーザがダイエット支援ロボット6の近くにいることを検知するセンサとしては、例えば、カメラによって認識された顔が所定値以上の大きさであるとき、そのことを示す信号を制御部64に出力するものを採用することができる。この場合、制御部64は、カメラが単にユーザの顔を認識しただけではなく、カメラに認識された顔が所定値以上の大きさになったときに、ユーザがダイエット支援ロボット6の近くにいると判断して、体重測定促進機能や活動量計3の装着忘れ防止機能、記録忘れ防止機能等の各機能の処理を行うように構成されていてもよい。
ユーザが接近してきたことを検知するセンサとしては、例えば、カメラによって認識した顔が徐々に大きくなり、所定値以上になったとき、そのことを示す信号を制御部64に出力するものを採用することができる。この場合、制御部64は、カメラが単にユーザの顔を認識しただけでなく、カメラに認識された顔が徐々に大きくなり、所定値以上になったときに、ユーザがダイエット支援ロボット6に接近してきたと判断して、体重測定促進機能や活動量計3の装着忘れ防止機能、記録忘れ防止機能等の各機能の処理を行うように構成されていてもよい。
前記実施形態では、センサ61が、カメラと顔認識処理部とを有していたが、ユーザを検知するセンサの構成はこれに限定されるものではない。例えば、センサとして、体温を検知する人感センサを採用してもよい。
前記実施形態では、ダイエット記録として、体重、食事内容及び活動量を記録していたが、ダイエット記録はこれに限定されるものではない。例えば、ダイエット記録は、ウエスト等の体の気になる部分のサイズの記録を含んでもよいし、体脂肪率の記録を含んでもよい。
前記実施形態では、体重計2と活動量計3は、測定したデータを、スマートフォン4を介してサーバ5へ送信していたが、体重計2と活動量計3の構成はこれに限定されるものではない。例えば、体重計2と活動量計3は、それぞれインターネットに接続可能であり、測定したデータを、スマートフォン4を介さずにサーバ5へ送信するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、ダイエット記録が記録されているか否かを確認する時間帯として、第1時間帯と第2時間帯とが設定されていたが、ダイエット記録が記録されているか否かを確認する時間帯はこれに限定されるものではない。例えば、ユーザの活動のリズムに合わせて、ダイエット記録が記録されているか否かを確認する時間帯として、午後の第1時間帯と午前の第2時間帯の一方のみが設定されていてもよい。
前記実施形態では、制御部64が、ダイエット記録の記録を促すメッセージデータを出力した後、返答の有無や返答の内容に関わらず、その日は、同じ内容のメッセージデータを出力しないように構成されていたが、制御部64の構成はこれに限定されるものではない。例えば、制御部64は、ダイエット記録の記録を促すメッセージデータを出力した後、ユーザから肯定的な返答があったと判断した場合、当該メッセージデータと同じ内容のメッセージデータをその日は音声出力手段65に出力しないようになっていてもよい。そして、制御部64は、ダイエット記録の記録を促すメッセージデータを出力した後、否定的な返答があったと判断した場合、ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータを音声出力手段65に出力してもよい。また、制御部64は、ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータを音声出力手段65に出力した後、一定時間後に、ダイエット記録の記録がされていなければ、ダイエット記録の記録を促すメッセージデータを音声出力手段65に出力するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、複数のメッセージデータがサーバ5に記憶されていたが、ダイエット支援システム1の構成はこれに限定されるものではない。例えば、メッセージデータは、ダイエット支援ロボット6が備える記憶装置に記憶されていてもよい。
また、前記した各実施形態及び各変形例の各要素は、任意に組み合わせて実施することが可能である。
1 ダイエット支援システム
2 体重計
3 活動量計
4 スマートフォン
5 サーバ
6 ダイエット支援ロボット
61 センサ
62 受信部
63 音声認識部
64 制御部
65 音声出力手段

Claims (15)

  1. ユーザを検知するセンサと、
    ユーザの体重、食事内容及び活動量のうち少なくともユーザが装着する活動量計で測定されたユーザの活動量をダイエット記録として記憶する外部装置から前記ダイエット記録を取得する記録取得手段と、
    メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された時間帯にあるとき、前記ダイエット記録に不足があるか否かを判断し、前記ダイエット記録に不足があれば、記録を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力し、
    前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された装着時間から一定時間の間にあり、さらに、前記外部装置がその日の活動量を記憶していないと判断した場合、前記活動量計の装着を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とするダイエット支援ロボット。
  2. 前記制御部は、前記あらかじめ設定された時間帯として、午後の第1時間帯と午前の第2時間帯とを記憶しており、現在の時刻が前記第1時間帯にあるとき、その日のダイエット記録が前記外部装置に記憶されているか否かを判断し、現在の時刻が前記第2時間帯にあるとき、前日のダイエット記録が前記外部装置に記憶されているかを判断することを特徴とする請求項1に記載のダイエット支援ロボット。
  3. 前記制御部は、前記センサがユーザを検知しているとき、前記ダイエット記録に基づいたダイエットを評価するメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダイエット支援ロボット。
  4. 前記制御部は、前記センサがユーザを検知したとき、その日のダイエット記録が前記外部装置に記憶されており、かつ、前日以前の一定期間のダイエット記録が前記外部装置に記憶されていない場合、ユーザを褒めるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のダイエット支援ロボット。
  5. 記制御部は、前記センサがユーザを検知したとき、その日の活動量が前日の活動量よりも多い場合、ユーザを褒めるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のダイエット支援ロボット。
  6. 記制御部は、前日以前の一定期間における現在と同時刻での活動量の平均値を算出し、その日の現在までの活動量が、前記平均値に対し1倍未満の所定倍以下であった場合、ユーザを励ますメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のダイエット支援ロボット。
  7. 天気予報情報を取得する天気予報取得手段を備え、
    前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、午前中であるとき、前記天気予報取得手段が、その日の天気は晴れまたは曇りで、明日は雨が降るという情報を取得した場合、明日の天気を知らせるメッセージデータとともに、その日の運動量を、ユーザの一日の運動量の基準量よりも増やすことを促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のダイエット支援ロボット。
  8. 前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、午前中であるとき、前記天気予報取得手段が、その日に雨が降るという情報を取得した場合、その日の天気を知らせるメッセージデータとともに、運動量が不足しないよう意識することを促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項に記載のダイエット支援ロボット。
  9. ユーザの音声を認識する音声認識部を備え、
    前記制御部は、メッセージデータを出力した後、ユーザから肯定的な返答があったと判断した場合、当該メッセージデータと同じ内容のメッセージデータをその日は前記音声出力手段に出力しないことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のダイエット支援ロボット。
  10. 前記外部装置が記憶するユーザのダイエット目標を取得する目標取得手段を備え、
    前記制御部は、メッセージデータを出力した後、ユーザから否定的な返答があったと判断した場合、ユーザにダイエット目標を思い出させるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項9に記載のダイエット支援ロボット。
  11. ユーザを検知するセンサと、
    外部装置に記憶されているユーザの体重およびユーザが装着する活動量計で測定されたユーザの活動量の記録を取得する記録取得手段と、
    メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された測定時間から一定時間の間にあるとき、前記外部装置に、その日の体重のデータがない場合、体重の測定を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力し、
    前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された装着時間から一定時間の間にあり、さらに、前記外部装置がその日の活動量を記憶していないと判断した場合、前記活動量計の装着を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とするダイエット支援ロボット。
  12. ユーザが体重、食事内容及び活動量の少なくとも1つをダイエット記録として入力可能な情報入力装置と、
    前記情報入力装置に入力された前記ダイエット記録を記憶する記憶装置と、
    ダイエット支援ロボットと、
    前記記憶装置にユーザの活動量の記録を送信可能な活動量計と、を備え、
    前記ダイエット支援ロボットは、
    ユーザを検知するセンサと、
    前記記憶装置から前記ダイエット記録を取得する記録取得手段と、
    メッセージデータを音声として出力する音声出力手段と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された時間帯にあるとき、前記ダイエット記録に不足があるか否かを判断し、前記ダイエット記録に不足があれば、記録を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力し、
    前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された装着時間から一定時間の間にあり、さらに、前記記憶装置がその日の活動量を記憶していないと判断した場合、前記活動量計の装着を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とするダイエット支援システム。
  13. 前記記憶装置にユーザの体重の記録を送信可能な体重計を備えることを特徴とする請求項12に記載のダイエット支援システム。
  14. 前記制御部は、前記センサがユーザを検知し、かつ、現在の時刻があらかじめ設定された測定時間から一定時間の間にあるとき、前記ダイエット記録に、その日の体重のデータがない場合、体重の測定を促すメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項13に記載のダイエット支援システム。
  15. 前記ダイエット支援ロボットは、前記活動量計の電池の残量を取得する残量取得手段を備え、
    前記制御部は、前記センサがユーザを検知しているとき、前記残量取得手段が取得した残量が所定量未満の場合、活動量計の電池の残量を知らせるメッセージデータを前記音声出力手段に出力することを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか1項に記載のダイエット支援システム。
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