JP6467819B2 - 活動状態情報演算システム - Google Patents

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Description

本発明は、活動状態情報演算システム等に関係する。
脈拍計や活動量計は、装着者の身長、体重、年齢、性別等の個人生体設定情報に基づいて、消費カロリーや移動距離などの活動状態情報の計測処理を実行する。例えば消費カロリーは、体重に基づいて算出するし、移動距離は、身長から歩幅の概算値を算出し、歩幅の概算値に歩数を掛け算して算出する。
そして、近年では、脈拍計や活動量計と、スマートデバイスとが連携する活動状態情報演算システムが発明されている。このような活動状態情報演算システムでは、ユーザーがスマートデバイスで活動状態情報を閲覧したり、脈拍計や活動量計が、スマートデバイスから個人生体設定情報を受け取って、設定変更を反映したりすることが可能である。このような活動状態情報演算システムに関する発明としては、特許文献1に記載される従来技術がある。
特開2002−303545号公報
脈拍計や活動量計は常時ユーザーに装着され、測定生体情報を計測し続けることが前提の機器である。そのため、計測中であっても個人生体設定情報を機器に反映したいケースが出てくる。
ところが、スマートデバイスから受け取った個人生体設定情報をそのまま機器に反映すると、不都合の生じるケースがある。例えば、性別や生年月日、ユーザーIDは、通常変わることはない。性別や生年月日、ユーザーIDが変更された場合には、誤った入力があった可能性が高い。また、身長や体重も、数時間のうちに、大きく値が変わるとも考えにくい。消費カロリーや移動距離の計算は、個人生体設定情報と密接に関係があるため、このように個人生体設定情報を間違って設定してしまったりすると、活動状態情報の計測結果に大きな誤りが生じてしまう。
また、スマートデバイスが、入力・変更された個人生体設定情報に対してチェック処理を実施して、ユーザーへ確認を促す画面表示をすることも考えられるが、そのような表示をユーザーが見ないケース又は見逃すケースも考えられるため、必ずしも有効であるとは限らない。
本発明の幾つかの態様によれば、個人生体設定情報の誤った変更指示が行われた場合でも、活動状態情報を正しく算出することができる活動状態情報演算システム等を提供することができる。
本発明の一態様は、ユーザーについて測定された測定生体情報を取得する第1の情報取得部と、前記ユーザーの個人情報として設定された個人生体設定情報を取得する第2の情報取得部と、前記測定生体情報及び前記個人生体設定情報に基づいて、前記ユーザーの活動状態情報の演算処理を行う処理部と、を含み、前記処理部は、前記個人生体設定情報の変更要求があった場合に、前記個人生体設定情報の属性に応じて、前記活動状態情報の前記演算処理への前記個人生体設定情報の変更の反映タイミングの決定処理、又は前記変更を反映するか否かの決定処理を行う活動状態情報演算システムに関係する。
本発明の一態様では、個人生体設定情報の変更要求があった場合に、個人生体設定情報の属性に応じて、活動状態情報の演算処理への個人生体設定情報の変更の反映タイミングの決定処理、又は変更を反映するか否かの決定処理を行う。
よって、個人生体設定情報の誤った変更指示が行われた場合でも、活動状態情報を正しく算出することができる。
また、本発明の一態様では、前記処理部は、前記属性が第1の属性である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の反映処理を行い、前記属性が第2の属性である場合には、前記反映処理を行わない、又は前記第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記反映処理を行うものであってもよい。
これにより、属性に応じて異なるタイミングで、個人生体設定情報の変更を反映したり、属性によっては、個人生体設定情報の変更を反映しなかったりすること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記処理部は、前記変更要求における前記属性の値の変化量、前記個人生体設定情報の前回の反映処理からの経過時間、及び前記測定生体情報の測定機器の使用時間の少なくとも1つと、前記属性とに基づいて、前記反映タイミングの前記決定処理、又は前記変更を反映するか否かの前記決定処理を行ってもよい。
これにより、同じ属性の個人生体設定情報の変更であっても、設定変更を反映するタイミングや、反映処理を行うか否かを区別すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの体重であり、前記処理部は、前回の前記反映処理からの前記経過時間が第1の経過時間以上である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから所与の時間以上経過している場合には、体重の変化量に関わらず、計測中であっても即時に体重の設定変更を活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの体重であり、前記処理部は、前回の前記反映処理からの前記経過時間が、第1の経過時間より短い第2の経過時間未満であり、前記変化量が所与の変化量以上である場合には、前記変更の前記反映処理を行わないと決定してもよい。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから短期間で、体重を大きく変更する設定変更を、活動状態情報の演算処理に反映させないこと等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの体重であり、前記処理部は、前記経過時間が第2の経過時間以上かつ第1の経過時間未満であり、前記変化量が所与の変化量以上である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから所与の期間内に、体重を大きく変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの体重であり、前記処理部は、前回の前記反映処理からの前記経過時間が第2の経過時間以上かつ第1の経過時間未満であり、前記属性の値の前記変化量が所与の変化量未満である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから所与の期間内に、体重を僅かに変更する設定変更を、計測中であっても即時に活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの体重であり、前記処理部は、前回の前記反映処理からの前記経過時間が、第1の経過時間より短い第2の経過時間未満であり、前記属性の値の前記変化量が所与の変化量未満である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから短期間で、体重を僅かに変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢又は生年月日に基づいて、前記反映タイミングの前記決定処理、又は前記変更を反映するか否かの前記決定処理を行ってもよい。
これにより、ユーザーの年齢に応じて異なる基準で、設定変更を反映するか否かを決定すること、または設定変更を反映する場合には、反映タイミングを決定すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、前記使用時間が所与の使用時間未満であり、前記経過時間も所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳未満であり、機器の使用開始初期である場合には、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間を経過していない場合には、身長の設定変更を即時に活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間が所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで、前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳未満であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間以上、経過していない場合には、身長を変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間も所与の経過時間以上である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳未満であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間を経過している場合には、身長の設定変更を即時に活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、前記使用時間が所与の使用時間未満であり、前記経過時間も所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳以上であり、機器の使用開始初期である場合に、前回設定変更を反映したタイミングから所与の期間経過していない場合には、身長を変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間が所与の経過時間未満である場合において、前記変更の前記反映処理を行わないと決定してもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳以上であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから短い期間しか経過していない場合には、身長を変更する設定変更を却下すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの身長であり、前記処理部は、前記ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間も所与の経過時間以上である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳以上であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間以上、経過している場合には、身長を変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの生年月日又は性別であり、前記処理部は、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間も所与の経過時間以上である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、機器の使用開始初期ではない場合に、前回、生年月日又は性別の設定変更を反映したタイミングから、所与の時間経過している場合に、生年月日又は性別を変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの生年月日又は性別であり、前記処理部は、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間が所与の経過時間未満である場合において、前記変更の前記反映処理を行わないと決定してもよい。
これにより、機器の使用開始初期ではない場合に、前回、生年月日又は性別の設定変更を反映したタイミングから、所与の時間経過していない場合には、生年月日又は性別を変更する設定変更を却下すること等が可能になる。
また、本発明の一態様では、前記属性は、前記ユーザーの生年月日又は性別であり、前記処理部は、前記使用時間が所与の使用時間未満であり、前記経過時間も所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行ってもよい。
これにより、機器の使用開始初期であって、前回、生年月日又は性別の設定変更を反映したタイミングから、所与の時間経過していない場合に、生年月日又は性別を変更する設定変更を保留すること等が可能になる。
本実施形態のシステム構成例。 本実施形態の活動状態情報演算システムを実現する機器の説明図。 本実施形態の全体の処理の流れを説明するフローチャート。 分類処理の流れを説明するフローチャート。 体重の設定変更に関する決定処理及び反映処理の流れを説明するフローチャート。 体重の設定変更の反映に関する説明図。 図7(A)〜図7(C)は、画面表示の説明図。 身長の設定変更に関する決定処理及び反映処理の流れを説明するフローチャート。 身長の設定変更に関する決定処理及び反映処理の流れを説明する他のフローチャート。 図10(A)及び図10(B)は、身長の設定変更の反映に関する説明図。 生年月日及び性別の設定変更に関する決定処理及び反映処理の流れを説明するフローチャート。 生年月日及び性別の設定変更の反映に関する説明図。 図13(A)、図13(B)は、本実施形態の測定装置の外観図。 本実施形態の測定装置の外観図。 測定装置の装着及び情報処理装置との通信についての説明図。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下で説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.概要
本実施形態の活動状態情報演算システムの測定装置(脈拍計や活動量計等)は常時ユーザーに装着され、ユーザーの測定生体情報を測定し続ける。そして活動状態情報演算システムが、ユーザーの活動状態情報を算出する。活動状態情報を算出するためには、ユーザーの個人生体設定情報を用いる必要がある。
ここで、測定生体情報とは、測定装置が有するセンサー等により直接、測定可能なユーザーの情報である。測定生体情報は、例えば脈波センサーにより測定される脈波情報や、加速度センサーにより測定される加速度情報等である。測定生体情報は、ユーザーの活動に合わせて、都度変化し続ける。
また、個人生体設定情報とは、ユーザー個人に関する情報である。個人生体設定情報は、主にユーザーの身体に関する情報であって、例えば身長、体重、年齢、性別、最大心拍数、安静心拍数、最大酸素摂取量、安静時酸素摂取量、体脂肪率、その他体力の強さを示す設定値、体調を示す設定値等である。また、ユーザーID等の情報も個人生体設定情報に含まれるものとする。個人生体設定情報は、秒単位又は分単位の短期間ではほとんど変化がない情報であるが、週単位又は月単位などの長期間では変化がみられることもある。
そして、活動状態情報とは、測定生体情報と個人生体設定情報に基づいて特定されるユーザーの活動に関わる情報である。活動状態情報は、例えば、ユーザーの消費カロリーや移動距離、歩数、高度変化、速度、運動強度、睡眠判定に用いる脈波数閾値、睡眠時間、睡眠の質、脈拍ゾーン設定、体力レベル、推定酸素負債量(EPOC)、これらの値を元に算出する活動量の独自の指標値等である。
例えば、消費カロリーは、下式(1)により求めることができる。下式(1)において、Xは消費カロリー(kcal)、VOは酸素摂取量(ml/kg・min)、Tは体重(kg)、Hは時間(h)を表す。
Figure 0006467819
さて、前述したように、個人生体設定情報は、長期間、計測を続けているうちに変わることがある。そして、その時点での正確な活動状態情報を算出するためには、最新の個人生体設定情報に基づいて演算処理を行った方がよい。そのためには、変更要求があった個人生体設定情報を、活動状態情報の演算処理に反映する必要がある。
ところが、スマートデバイスから受け取った個人生体設定情報を、活動状態情報の演算処理にそのまま反映すると、不都合が生じるケースがある。
例えば、性別や生年月日、ユーザーIDは、通常変わることはない。性別、生年月日及びユーザーIDの全てが同時に変更された場合には、別人が装着し直した可能性があるが、例えば性別、生年月日及びユーザーIDのいずれか一つだけが変更された場合には、これらの情報が誤って入力された可能性が高い。
また、身長や体重も、数時間のうちに、大きく値が変わるとも考えにくい。しかし、ユーザーが未成年であれば、短期間のうちに身長や体重が大きく変わる場合も有り得る。
消費カロリーや移動距離の計算は、個人生体設定情報と密接に関係があるため、このように個人生体設定情報を間違って設定してしまったりすると、活動状態情報の計測結果に大きな誤差が生じてしまう。しかし、全ての変更要求が誤りである訳ではない。
したがって、常に個人生体設定情報の変更を即時反映すればよいのではなく、個人生体設定情報の変更要求が正しいか否かを判定し、変更要求が正しい場合にのみ、個人生体設定情報の変更を、活動状態情報の演算処理に反映しなければならない。
ここで、スマートデバイスが、入力・変更された個人生体設定情報に対してチェック処理を実施して、ユーザーへ確認を促す画面表示をすることも考えられるが、そのような表示をユーザーが見ないケース又は見逃すケースも考えられるため、必ずしも有効であるとは限らない。
よって、本実施形態の活動状態情報演算システムは、個人生体設定情報の変更要求が正しいか否かを自動的に判定する。これにより、個人生体設定情報の誤った変更指示が行われた場合でも、活動状態情報を正しく算出することができるようになる。
2.システム構成例
次に、本実施形態の活動状態情報演算システム100の構成例を図1に示す。
本実施形態の活動状態情報演算システム100は、第1の情報取得部110と、第2の情報取得部120と、処理部130と、を含む。
第1の情報取得部110は、ユーザーについて測定された測定生体情報を取得する。第2の情報取得部120は、ユーザーの個人情報として設定された個人生体設定情報を取得する。そして、処理部130は、測定生体情報及び個人生体設定情報に基づいて、ユーザーの活動状態情報の演算処理を行う。処理部130の機能は、各種プロセッサー(CPU等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
さらに、処理部130は、個人生体設定情報の変更要求があった場合に、個人生体設定情報の属性に応じて、活動状態情報の演算処理への個人生体設定情報の変更の反映タイミングの決定処理、又は変更を反映するか否かの決定処理を行う。
ここで、個人生体設定情報の属性とは、言い換えれば個人生体設定情報の種類のことである。個人生体設定情報の属性は、例えば身長、体重、年齢、性別、最大心拍数、安静心拍数、最大酸素摂取量、安静時酸素摂取量、体脂肪率、その他体力の強さを示す設定値、体調を示す設定値等の種類のことを指す。
そして例えば、処理部130は、属性が第1の属性である場合には、変更要求に対応する第1のタイミングで変更の反映処理を行い、属性が第2の属性である場合には、反映処理を行わない、又は第1のタイミングより後の第2のタイミングで反映処理を行う。
ここで、反映処理とは、処理部130が行う活動状態情報の演算処理へ、変更要求のあった個人生体設定情報を反映する処理のことをいう。よって、反映処理が行われた後は、処理部130は、変更反映後の個人生体設定情報に基づいて、活動状態情報の演算処理を行うことになる。
さらに、前述した処理の流れをより具体的に説明すると、処理部130は、変更要求のあった個人生体設定情報の属性が、例えば体重(第1の属性)である場合には、計測中であっても、即時(第1のタイミング)、個人生体設定情報を反映する。そして、処理部130は、変更要求のあった個人生体設定情報の属性が、例えば性別やユーザーID(第2の属性)である場合には、個人生体設定情報を反映しない。または、処理部130は、変更要求のあった個人生体設定情報の属性が、例えば身長(第2の属性)である場合には、計測中には個人生体設定情報の変更を反映せずに、計測が終了した時点でユーザーに確認処理を行い、正常な設定変更であると確認がとれた時点(第2のタイミング)で、個人生体設定情報を反映する。なお、上記の説明で用いた第1の属性と第2の属性という言葉は、単に2つの個人生体設定情報の属性が互いに異なることを示す言葉であって、常に第1の属性が体重であり、第2の属性が性別、ユーザーID及び身長であるという訳ではない。
これにより、属性に応じて異なるタイミングで、個人生体設定情報の変更を反映したり、属性によっては、個人生体設定情報の変更を反映しなかったりすること等が可能になる。つまり、明らかに個人生体設定情報の変更要求が誤操作によるものであると判定できる場合には、個人生体設定情報の変更を反映せず、逆に即時、変更を反映した方がよいと判定できる場合には、活動状態情報の演算処理に設定変更を即時反映する。
よって、個人生体設定情報の誤った変更指示が行われた場合でも、活動状態情報を正しく算出することができる。
また、活動状態情報演算システム100は、前述した構成に限定されず、これらの一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加したりするなどの種々の変形実施が可能である。例えば、活動状態情報演算システム100は、図1に示すように、測定部150と、受付部300とを含んでいても良い。
測定部150は、ユーザーの測定生体情報を測定する。測定部150は、例えばセンサー部であり、より具体的には脈波センサー、温度センサー及び体動センサーなどである。そして、センサー部は、一つのセンサーによって構成されるとは限らず、複数種類のセンサーにより構成されていてもよい。
ここで、脈波センサーは、脈波センサー信号を検出するためのセンサーであり、例えば光電センサー等が考えられる。ただし、脈波センサーとして光電センサーを用いるとは限らず、超音波を用いたセンサー等のその他のセンサーを用いてもよい。
また、体動センサーとしては、モーションセンサー(加速度センサー)や、圧力センサー(接触圧センサー)、位置センサー(GPS受信機など)等を用いる。さらに、体動センサーとして、複数種類のセンサーを設けても良い。
受付部300は、個人生体設定情報を変更するユーザーによる操作情報を受け付ける。受付部300は、例えば測定機器本体やスマートデバイス(携帯端末装置、情報処理装置)等に設けられた操作入力部であってもよい。操作入力部は、例えばボタンやスイッチ、タッチパネル等である。また、受付部300は、外部装置からネットワークを介して、個人生体設定情報を受け付ける通信部であってもよい。
また、活動状態情報演算システム100は、一つの測定装置によって実現される場合もあるが、図2に示すように、ネットワークを介して通信接続される測定装置400と、スマートデバイス(端末)200と、サーバー600とにより実現されてもよい。また、その他にも、測定装置400と、スマートデバイス200の二つの装置により、実現されるなど、種々の変形実施が可能である。
そして、図2の場合には、測定装置400が測定部150を有し、スマートデバイス200が、第1の情報取得部110と第2の情報取得部120と受付部300とを有し、サーバー600が処理部130を有する。また、処理部130の機能は、スマートデバイス200とサーバー600の二つの装置により、実現してもよい。
3.処理の詳細
次に、本実施形態の処理の詳細について説明する。
これまでは、個人生体設定情報の属性に応じて、個人生体設定情報の変更を反映するか否かを決定する例について説明してきた。実際には、個人生体設定情報の属性以外の情報によっても、個人生体設定情報の変更を反映すべきか否か、また反映すべきである場合にはどのタイミングで反映すべきかの判断が分かれる。個人生体設定情報の属性以外の情報とは、例えば変更要求における属性の値の変化量や、個人生体設定情報の前回の反映処理からの経過時間、測定生体情報の測定機器の使用時間等である。
従って、処理部130は、変更要求における属性の値の変化量、個人生体設定情報の前回の反映処理からの経過時間、及び測定生体情報の測定機器の使用時間の少なくとも1つと、属性とに基づいて、反映タイミングの決定処理、又は変更を反映するか否かの決定処理を行う。
これにより、同じ属性の個人生体設定情報の変更であっても、設定変更を反映するタイミングや、反映処理を行うか否かを区別すること等が可能になる。
次に、図3〜図5及び図8、図9、図11のフローチャートを用いて、本実施形態の処理の流れについて説明する。始めに、図3のフローチャートを用いて、全体の処理のおおまかな流れについて説明する。
まず、第2の情報取得部120が、個人生体設定情報の変更要求を取得する(S100)。
そして、処理部130が機器使用累積時間(使用時間)を取得し(S101)、続けて、前回設定変更を反映したタイミングからの経過時間を取得する(S102)。さらに、処理部130が、個人生体設定情報の現在の設定値と、変更後の設定値を取得し(S103)、変更要求のあった個人生体設定情報の属性を取得する(S104)。
その後に、処理部130が、設定変更を反映するか否かの決定処理、及び設定変更の反映処理を行い(S105)、処理を終了する。ステップS105において行う決定処理及び反映処理の具体的な処理内容は、変更する個人生体設定情報の属性によって異なるものである。
具体的にステップS105では、決定処理及び反映処理を行うよりも先に、図4のフローチャートに示すような分類処理を行う。まず、処理部130が、変更要求のあった個人生体設定情報の属性が体重か否かを判定する(S201)。
処理部130が、変更要求のあった個人生体設定情報の属性が体重であると判定した場合には、体重用の決定処理又は反映処理を行う(S202)。なお、ステップS202の詳細については、図5及び図6を用いて後述する。
一方、処理部130が、変更要求のあった個人生体設定情報の属性が体重ではないと判定した場合には、その属性が身長であるか否かを判定する(S203)。
処理部130が、その属性が身長であると判定した場合には、身長用の決定処理又は反映処理を行う(S204)。なお、ステップS204の詳細については、図8〜図10(B)を用いて後述する。
一方、処理部130が、その属性が身長ではないと判定した場合には、その属性が生年月日又は性別であるか否かを判定する(S205)。
処理部130が、その属性が生年月日又は性別であると判定した場合には、生年月日又は性別用の決定処理又は反映処理を行う(S206)。なお、ステップS206の詳細については、図11及び図12を用いて後述する。
一方、処理部130が、その属性が生年月日又は性別ではないと判定した場合には、エラーであると判定して、処理を終了する。
次に、図5のフローチャートを用いて、ステップS202の処理の詳細について説明する。
まず、処理部130が、前回設定変更を反映したタイミングから24時間経過したか否かを判定する(S301)。
処理部130が、前回設定変更を反映したタイミングから24時間経過していないと判定した場合には、前回設定変更を反映したタイミングから6時間経過したか否かを判定する(S302)。
処理部130が、前回設定変更を反映したタイミングから6時間経過していないと判定した場合には、さらに、体重の変化量が2kg未満か否かを判定する(S303)。
処理部130が、体重の変化量が2kg以上であると判定した場合には、設定変更を却下し(S304)、設定変更無効の画面表示を行う(S305)。
すなわち、図6の表に示すように、属性が体重である場合には、処理部130は、前回の反映処理からの経過時間が、第1の経過時間(24時間)より短い第2の経過時間(6時間)未満であり、変化量が所与の変化量(2kg)以上である場合には、変更の反映処理を行わないと決定する。つまり、設定の変更要求を却下する。なお、本例では、第1の経過時間が24時間であり、第2の経過時間が6時間であり、所与の変化量が2kgであるものとするが、本実施形態はそれに限定されない。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから短期間で、体重を大きく変更する設定変更を、活動状態情報の演算処理に反映させないこと等が可能になる。この際には、図7(A)に示すような画像又はテキストを表示部に表示させる。
また、ステップS303において、処理部130が、体重の変化量が2kg未満であると判定した場合には、設定変更の反映処理を保留することを決定し(S307)、後程設定変更を行うようにタスクを登録して(S308)、設定変更保留を示す画面表示を行う(S309)。
すなわち、図6の表に示すように、属性が体重である場合には、処理部130は、前回の反映処理からの経過時間が、第1の経過時間(24時間)より短い第2の経過時間(6時間)未満であり、属性の値の変化量が所与の変化量(2kg)未満である場合には、変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから短期間で、体重を僅かに変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。この際には、図7(B)に示すような画像又はテキストを表示部に表示させる。
また、ステップS302において、処理部130が、前回設定変更を反映したタイミングから6時間経過していると判定した場合にも、体重の変化量が2kg未満か否かを判定する(S306)。
そして、処理部130が、体重の変化量が2kg以上であると判定した場合には、設定変更を行うタイミングを保留(第2のタイミング)とし(S307)、設定変更タスクを登録して(S308)、設定変更保留の画面表示を行う(S309)。
すなわち、図6の表に示すように、属性が体重である場合には、処理部130は、経過時間が第2の経過時間(6時間)以上かつ第1の経過時間(24時間)未満であり、変化量が所与の変化量(2kg)以上である場合には、変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから所与の期間内に、体重を大きく変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。この際には、図7(B)に示すような画像又はテキストを表示部に表示させる。
一方、処理部130が、体重の変化量が2kg未満であると判定した場合には、設定変更のタイミングを即時に設定し(S310)、設定変更の反映処理を行い(S311)、設定変更完了の画面表示を行って(S312)、処理を終了する。
すなわち、図6の表に示すように、属性が体重である場合には、処理部130は、前回の反映処理からの経過時間が第2の経過時間(6時間)以上かつ第1の経過時間(24時間)未満であり、属性の値の変化量が所与の変化量(2kg)未満である場合には、変更要求に対応する第1のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから所与の期間内に、体重を僅かに変更する設定変更を、計測中であっても即時に活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。この際には、図7(C)に示すような画像又はテキストを表示部に表示させる。
また、前述したステップS301において、処理部130が、前回設定変更を反映したタイミングから24時間経過したと判定した場合にも、設定変更のタイミングを即時に設定し(S310)、設定変更の反映処理を行い(S311)、設定変更完了の画面表示を行って(S312)、処理を終了する。
すなわち、図6の表に示すように、属性が体重である場合には、処理部130は、前回の反映処理からの経過時間が第1の経過時間以上である場合には、変更要求に対応する第1のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、前回の設定変更の反映タイミングから所与の時間以上経過している場合には、体重の変化量に関わらず、計測中であっても即時に体重の設定変更を活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。この際には、図7(C)に示すような画像又はテキストを表示部に表示させる。以上が、体重の設定変更を反映するか否かの決定処理及び設定変更の反映処理の流れである。
次に、図8及び図9のフローチャートを用いて、図4のステップS204の処理の詳細について説明する。
まず、処理部130が、ユーザーの設定年齢が18歳以上か否かを判定する(S401)。本実施形態では、設定変更を行う個人生体設定情報の属性がユーザーの身長である場合には、処理部130は、ユーザーの年齢又は生年月日に基づいて、反映タイミングの決定処理、又は変更を反映するか否かの決定処理を行う。
これにより、ユーザーの年齢に応じて異なる基準(条件)で、設定変更を反映するか否かを決定すること、または設定変更を反映する場合には、反映タイミングを決定すること等が可能になる。
ユーザーの設定年齢が18歳以上であると判定した場合には、機器の使用時間(機器使用累積時間)が2週間未満か否かを判定する(S402)。
機器の使用時間が2週間未満であると判定した場合には、さらに、身長の設定変更を反映した前回のタイミングからの経過時間が、3ヶ月未満か否かを判定する(S403)。
そして、経過時間が3ヶ月未満であると判定した場合には、設定変更を行うタイミングを保留(第2のタイミング)とし(S404)、設定変更タスクを登録して(S405)、設定変更保留の画面表示を行って(S406)、処理を終了する。
すなわち、図10(A)の表に示すように、属性がユーザーの身長である場合に、処理部130は、ユーザーの年齢が所与の閾値(18歳)以上で、使用時間が所与の使用時間(2週間)未満であり、経過時間も所与の経過時間(3ヶ月)未満である場合において、変更要求に対応する第1のタイミング(即時)より後の第2のタイミングで変更の反映処理を行う。なお、本例では、年齢の所与の閾値が18歳であり、参照する所与の使用時間が2週間であり、ユーザーが18歳以上である場合に参照する所与の経過時間が3ヶ月であるものとするが、本実施形態はそれに限定されない。これらの値は、テーブル値として不図示の記憶部に保持しておいてもよい。
これにより、例えばユーザーが18歳以上であり、機器の使用開始初期である場合に、前回設定変更を反映したタイミングから所与の期間経過していない場合には、身長を変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
一方、ステップS403において、経過時間が3ヶ月以上であると判定した場合には、エラーと判断して処理を終了する。
また、ステップS402において、機器の使用時間が2週間以上であると判定した場合にも、身長の設定変更を反映した前回のタイミングからの経過時間が、3ヶ月未満か否かを判定する(S407)。そして、経過時間が3ヶ月未満であると判定した場合には、設定変更を却下し(S408)、設定変更無効の画面表示を行って(S409)、処理を終了する。
すなわち、図10(A)の表に示すように、属性がユーザーの身長である場合には、処理部130は、ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、使用時間が所与の使用時間以上であり、経過時間が所与の経過時間未満である場合において、変更の反映処理を行わないと決定する。
これにより、例えばユーザーが18歳以上であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから短い期間しか経過していない場合には、身長を変更する設定変更を却下すること等が可能になる。
一方、ステップS407において、経過時間が3ヶ月以上であると判定した場合には、設定変更を行うタイミングを保留とし(S410)、設定変更タスクを登録して(S405)、設定変更保留の画面表示を行って(S406)、処理を終了する。
すなわち、図10(A)の表に示すように、属性がユーザーの身長である場合には、処理部130は、ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、使用時間が所与の使用時間以上であり、経過時間も所与の経過時間以上である場合において、変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、例えばユーザーが18歳以上であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間以上、経過している場合には、身長を変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
さて、ステップS401において、ユーザーの設定年齢が18歳未満であると判定した場合には、機器の使用時間が2週間未満か否かを判定する(S411)。
機器の使用時間が2週間未満であると判定した場合には、さらに、身長の設定変更を反映した前回のタイミングからの経過時間が、2週間未満か否かを判定する(S412)。なお、ユーザーの設定年齢が18未満である場合には、参照する経過時間を2週間とする。
そして、経過時間が2週間未満であると判定した場合には、設定変更のタイミングを即時に設定し(S413)、設定変更の反映処理を行い(S414)、設定変更完了の画面表示を行って(S415)、処理を終了する。
すなわち、図10(B)の表に示すように、属性がユーザーの身長である場合には、処理部130は、ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、使用時間が所与の使用時間未満であり、経過時間も所与の経過時間未満である場合において、変更要求に対応する第1のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、例えばユーザーが18歳未満であり、機器の使用開始初期である場合には、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間を経過しておらず、計測中であっても、身長の設定変更を即時に活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
一方、ステップS412において、経過時間が2週間以上であると判定した場合には、エラーと判断して処理を終了する。
また、ステップS411において、機器の使用時間が2週間以上であると判定した場合にも、身長の設定変更を反映した前回のタイミングからの経過時間が、2週間未満か否かを判定する(S416)。そして、経過時間が2週間未満であると判定した場合には、設定変更を行うタイミングを保留(第2のタイミング)とし(S417)、設定変更タスクを登録して(S405)、設定変更保留の画面表示を行って(S406)、処理を終了する。
すなわち、図10(B)の表に示すように、属性がユーザーの身長である場合に、処理部130は、ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、使用時間が所与の使用時間以上であり、経過時間が所与の経過時間未満である場合において、変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで、変更の反映処理を行う。
これにより、例えばユーザーが18歳未満であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間以上、経過していない場合には、身長を変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
一方、ステップS416において、経過時間が2週間以上であると判定した場合には、設定変更のタイミングを即時に設定し(S418)、設定変更の反映処理を行い(S414)、設定変更完了の画面表示を行って(S415)、処理を終了する。
すなわち、図10(B)の表に示すように、属性がユーザーの身長である場合には、処理部130は、ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、使用時間が所与の使用時間以上であり、経過時間も所与の経過時間以上である場合において、変更要求に対応する第1のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、例えばユーザーが18歳未満であり、機器の使用開始初期ではない場合に、前回身長の設定変更を反映したタイミングから所与の期間を経過している場合には、計測中であっても、身長の設定変更を即時に活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。以上が、身長の設定変更を反映するか否かの決定処理及び設定変更の反映処理の流れである。
次に、図11のフローチャートを用いて、図4のステップS206の処理の詳細について説明する。
まず、機器の使用時間(機器使用累積時間)が2週間未満か否かを判定する(S501)。
そして、機器の使用時間が2週間未満であると判定した場合には、さらに、生年月日又は性別の設定変更を反映した前回のタイミングからの経過時間が、3ヶ月未満か否かを判定する(S502)。
経過時間が3ヶ月未満であると判定した場合には、設定変更を行うタイミングを保留とし(S503)、設定変更タスクを登録して(S504)、設定変更保留の画面表示を行って(S505)、処理を終了する。
すなわち、図12に示すように、属性がユーザーの生年月日又は性別である場合には、処理部130は、使用時間が所与の使用時間未満であり、経過時間も所与の経過時間未満である場合において、変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、機器の使用開始初期であって、前回、生年月日又は性別の設定変更を反映したタイミングから、所与の時間経過していない場合に、生年月日又は性別を変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
一方、ステップS502において、経過時間が3ヶ月以上であると判定した場合には、エラーと判断して処理を終了する。
また、機器の使用時間が2週間以上であると判定した場合には、さらに、生年月日又は性別の設定変更を反映した前回のタイミングからの経過時間が、3ヶ月未満か否かを判定する(S506)。
経過時間が3ヶ月未満であると判定した場合には、設定変更を却下し(S507)、設定変更無効の画面表示を行って(S508)、処理を終了する。
すなわち、図12に示すように、属性がユーザーの生年月日又は性別である場合には、処理部130は、使用時間が所与の使用時間以上であり、経過時間が所与の経過時間未満である場合において、変更の反映処理を行わないと決定する。
これにより、機器の使用開始初期ではない場合に、前回、生年月日又は性別の設定変更を反映したタイミングから、所与の時間経過していない場合には、生年月日又は性別を変更する設定変更を却下すること等が可能になる。
一方、経過時間が3ヶ月以上であると判定した場合には、設定変更を行うタイミングを保留とし(S509)、設定変更タスクを登録して(S504)、設定変更保留の画面表示を行って(S505)、処理を終了する。
すなわち、図12に示すように、属性がユーザーの生年月日又は性別である場合には、処理部130は、使用時間が所与の使用時間以上であり、経過時間も所与の経過時間以上である場合において、変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで変更の反映処理を行う。
これにより、機器の使用開始初期ではない場合に、前回、生年月日又は性別の設定変更を反映したタイミングから、所与の時間経過している場合に、生年月日又は性別を変更する設定変更を保留し、例えばユーザーに確認をしてから活動状態情報の演算処理に反映させること等が可能になる。
4.測定装置の構成例
図13(A)、図13(B)、図14に本実施形態の測定装置400(生体情報検出装置)の外観図を示す。図13(A)は測定装置400を正面方向側から見た図であり、図13(B)は上方向側から見た図であり、図14は側面方向側から見た図である。
図13(A)〜図14に示すように本実施形態の測定装置400は、バンド部510とケース部530とセンサー部(測定部)150を有する。ケース部530は、バンド部510に取り付けられる。センサー部150は、ケース部530に設けられる。なお、本実施形態の測定装置400は図13(A)〜図14等の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
バンド部510は、ユーザーの手首に巻き付けて測定装置400を装着するためのものである。バンド部510は、穴部512、バックル部514を有する。バックル部514はバンド挿入部515と突起部516を有する。ユーザーは、バンド部510の一端側を、バックル部514のバンド挿入部515に挿入し、バンド部510の穴部512にバックル部514の突起部516を挿入することで、測定装置400を手首に装着することができる。この場合、どの穴部512に突起部516を挿入するかに応じて、センサー部150への押圧(手首表面に対する押圧)の大きさが調整される。
ケース部530は、測定装置400の本体部に相当するものである。ケース部530の内部には、センサー部150、第1の情報取得部110、第2の情報取得部120、処理部130等の測定装置400の種々の構成部品が設けられる。即ち、ケース部530は、これらの構成部品を収納する筐体である。
ケース部530には発光窓部532が設けられている。発光窓部532は透光部材により形成されている。そしてケース部530には、フレキシブル基板に実装された発光部(LED)が設けられており、この発光部からの光が、発光窓部532を介してケース部530の外部に照射される。
図14に示すようにケース部530には端子部531が設けられている。測定装置400を図示しないクレードルに装着すると、クレードルの端子部とケース部530の端子部531が電気的に接続される。これにより、ケース部530に設けられる二次電池(バッテリー)の充電が可能になる。
センサー部150は被検体の脈波等の測定生体情報を検出するものである。例えばセンサー部150は、受光部と発光部を有する。またセンサー部150は、透光部材により形成され、被検体の皮膚表面に接触して押圧を与える凸部552を有する。このように凸部552が皮膚表面に押圧を与えた状態で、発光部が光を出射し、その光が被検体(血管)により反射された光を受光部が受光し、その受光結果が検出信号として第1の情報取得部110に出力される。なお、本実施形態の測定装置400の検出対象となる測定生体情報は、脈波(脈拍数)には限定されず、測定装置400は、脈波以外の測定生体情報(例えば血液中の酸素飽和度、体温、心拍等)を検出する装置であってもよい。
図15は測定装置400の装着及び情報処理装置200との通信についての説明図である。
図15に示すように被検体であるユーザーは手首410に測定装置400を時計のように装着する。図14に示すように、ケース部530の被検体側の面にはセンサー部150が設けられている。従って、測定装置400が装着されると、センサー部150の凸部552が手首410の皮膚表面に接触して押圧を与え、その状態でセンサー部150の発光部が光を発光し、受光部が反射光を受光することで脈波等の測定生体情報が検出される。
測定装置400と情報処理装置200は通信接続されて、データのやり取りが可能になっている。情報処理装置200は、例えばスマートフォン、携帯電話機、フューチャーフォン等の携帯端末装置である。或いは情報処理装置200は、タブレット型コンピューター等の情報処理端末であってもよい。測定装置400と情報処理装置200の通信接続としては、例えばブルートゥース等の近接無線通信を採用できる。このように測定装置400と携帯端末装置200が通信接続されることで、携帯端末装置200の表示部430(LCD等)に、脈拍数や消費カロリーなどの各種情報(測定生体情報、活動状態情報)を表示できる。即ち、センサー部150の検出信号に基づき求められた各種の情報を表示できる。なお、脈拍数や消費カロリーなどの情報の演算処理は、測定装置400において実行してもよいし、その少なくとも一部を携帯端末装置200において実行してもよい。
なお、本実施形態の活動状態情報演算システム等は、その処理の一部または大部分をプログラムにより実現してもよい。この場合には、CPU等のプロセッサーがプログラムを実行することで、本実施形態の活動状態情報演算システム等が実現される。具体的には、非一時的な情報記憶装置に記憶されたプログラムが読み出され、読み出されたプログラムをCPU等のプロセッサーが実行する。ここで、情報記憶装置(コンピューターにより読み取り可能な装置)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(DVD、CD等)、HDD(ハードディスクドライブ)、或いはメモリー(カード型メモリー、ROM等)などにより実現できる。そして、CPU等のプロセッサーは、情報記憶装置に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち、情報記憶装置には、本実施形態の各部としてコンピューター(操作部、処理部、記憶部、出力部を備える装置)を機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピューターに実行させるためのプログラム)が記憶される。
また、本実施形態の活動状態情報演算システム等は、プロセッサーとメモリーを含んでも良い。ここでのプロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)であってもよい。ただし、プロセッサーはCPUに限定されるものではなく、GPU(Graphics Processing Unit)、或いはDSP(Digital Signal Processor)等、各種プロセッサーを用いることが可能である。また、プロセッサーはASIC(Application Specific Integrated Circuit)によるハードウェア回路でもよい。また、メモリーはコンピューターにより読み取り可能な命令を格納するものであり、当該命令がプロセッサーにより実行されることで、本実施形態に係る活動状態情報演算システム等の各部が実現されることになる。ここでのメモリーは、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリーであってもよいし、レジスターやハードディスク等でもよい。また、ここでの命令は、プログラムを構成する命令セットの命令でもよいし、プロセッサーのハードウェア回路に対して操作を指示する命令であってもよい。
以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、活動状態情報演算システムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
100 活動状態情報演算システム、110 第1の情報取得部、
120 第2の情報取得部、130 処理部、150 測定部(センサー部)、
200 スマートデバイス(情報処理装置、携帯端末装置)、300 受付部、
400 測定装置、410 手首、430 表示部、510 バンド部、
512 穴部、514 バックル部、515 バンド挿入部、516 突起部、
530 ケース部、531 端子部、532 発光窓部、552 凸部、
600 サーバー

Claims (17)

  1. ユーザーについて測定された測定生体情報を取得する第1の情報取得部と、
    前記ユーザーの個人情報として設定された個人生体設定情報を取得する第2の情報取得部と、
    前記測定生体情報及び前記個人生体設定情報に基づいて、前記ユーザーの活動状態情報の演算処理を行う処理部と、
    を含み、
    前記処理部は、
    前記個人生体設定情報の変更要求があった場合に、前記変更要求における前記個人生体設定情報の属性の値の変化量、前記個人生体設定情報の前回の反映処理からの経過時間、及び前記測定生体情報の測定機器の使用時間の少なくとも1つと、前記個人生体設定情報の前記属性とに基づいて、前記活動状態情報の前記演算処理への前記個人生体設定情報の変更の反映タイミングの決定処理、又は前記変更を反映するか否かの決定処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  2. 請求項1において、
    前記処理部は、
    前記属性が第1の属性である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の反映処理を行い、
    前記属性が第2の属性である場合には、前記反映処理を行わない、又は前記第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  3. 請求項1又は2において、
    前記属性は、
    前記ユーザーの体重であり、
    前記処理部は、
    前回の前記反映処理からの前記経過時間が第1の経過時間以上である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの体重であり、
    前記処理部は、
    前回の前記反映処理からの前記経過時間が、第1の経過時間より短い第2の経過時間未満であり、前記属性の値の前記変化量が所与の変化量以上である場合には、前記変更の前記反映処理を行わないと決定することを特徴とする活動状態情報演算システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの体重であり、
    前記処理部は、
    前記経過時間が第2の経過時間以上かつ第1の経過時間未満であり、前記変化量が所与の変化量以上である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの体重であり、
    前記処理部は、
    前回の前記反映処理からの前記経過時間が第2の経過時間以上かつ第1の経過時間未満であり、前記属性の値の前記変化量が所与の変化量未満である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの体重であり、
    前記処理部は、
    前回の前記反映処理からの前記経過時間が、第1の経過時間より短い第2の経過時間未満であり、前記属性の値の前記変化量が所与の変化量未満である場合には、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢又は生年月日に基づいて、前記反映タイミングの前記決定処理、又は前記変更を反映するか否かの前記決定処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、前記使用時間が所与の使用時間未満であり、前記経過時間も所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間が所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで、前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢が所与の閾値未満で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間も所与の経過時間以上である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、前記使用時間が所与の使用時間未満であり、前記経過時間も所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間が所与の経過時間未満である場合において、前記変更の前記反映処理を行わないと決定することを特徴とする活動状態情報演算システム。
  14. 請求項1乃至13のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの身長であり、
    前記処理部は、
    前記ユーザーの年齢が所与の閾値以上で、前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間も所与の経過時間以上である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  15. 請求項1乃至14のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの生年月日又は性別であり、
    前記処理部は、
    前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間も所与の経過時間以上である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
  16. 請求項1乃至15のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの生年月日又は性別であり、
    前記処理部は、
    前記使用時間が所与の使用時間以上であり、前記経過時間が所与の経過時間未満である場合において、前記変更の前記反映処理を行わないと決定することを特徴とする活動状態情報演算システム。
  17. 請求項1乃至16のいずれかにおいて、
    前記属性は、
    前記ユーザーの生年月日又は性別であり、
    前記処理部は、
    前記使用時間が所与の使用時間未満であり、前記経過時間も所与の経過時間未満である場合において、前記変更要求に対応する第1のタイミングより後の第2のタイミングで前記変更の前記反映処理を行うことを特徴とする活動状態情報演算システム。
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