JP6724417B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は,消費電力を抑える省電力モードを有する画像形成装置およびその制御方法に関する。さらに詳細には,省電力モードの切り替え制御に関する技術である。
従来から,各種の機能が利用可能なモードと比較して消費電力を抑える省電力モードを有する装置が知られている。省電力モードを有する装置は,例えば,所定の入力が一定期間なければ省電力モードに移行し,省電力モード中に所定の入力があれば省電力モードを解除する。
省電力モードに関する技術を開示した文献としては,例えば,特許文献1がある。特許文献1には,無線通信によってデータを送信する無線送信機と,そのデータを受信するプリンタとを備える無線通信システムであって,データの送信中にプリンタがデータを受信できない状態になった場合に,無線送信機を省電力モードに相当する休止モードに切り替える技術が開示されている。
特開2010−11423号公報
しかしながら,前記した従来の技術には次のような問題があった。すなわち,データを受信するプリンタ側の省電力モードの制御について考慮されていない。例えば,データを無線通信によって受信する場合,電波環境が悪いとデータの受信完了までに時間がかかる。一方で,プリンタはデータを受信すると省電力モードを解除してしまうが,データの受信が完了しなければ,印刷を完了できない。そのため,省電力モードを解除した上で,印刷できずにデータの受信完了を待つ,といった無駄な電力消費が生じ得る。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,無線通信が可能な画像形成装置であって,省電力モードの好適な切り替え制御を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像形成装置は,無線通信部と,画像形成部と,供給電力を制御する電力制御部と,制御部と,を備え,前記制御部は,前記電力制御部が前記画像形成部への供給電力を制限する省電力モードで動作中に,前記無線通信部を介して,画像データの受信を開始する場合に,前記無線通信部を介して前記画像データの受信完了に要する受信時間を取得する受信時間取得処理と,前記画像データの画像を前記画像形成部によりシート上へ形成するのに要する形成時間を取得する形成時間取得処理と,前記受信時間が前記形成時間よりも長い場合,所定時間の経過を待って,前記省電力モードから前記電力制御部が前記画像形成部への供給電力を制限しない非省電力モードに切り替え,前記受信時間が前記形成時間以下の場合,前記所定時間の経過を待たずに,前記省電力モードから前記非省電力モードに切り替える切替処理と,を実行することを特徴としている。
本明細書に開示される画像形成装置は,画像形成部への供給電力を制限する省電力モードと,画像形成部への供給電力を制限しない非省電力モードとを有する。そして,画像形成装置は,省電力モードで動作中に,無線通信部を介して,画像データの受信を開始した場合,受信時間と形成時間とを取得する。そして,受信時間が形成時間よりも長い場合,所定時間の経過を待って,省電力モードから非省電力モードに切り替え,受信時間が形成時間以下の場合,所定時間の経過を待たずに,省電力モードから非省電力モードに切り替える。
すなわち,本明細書に開示される画像形成装置では,受信時間が形成時間よりも長い場合,所定時間の経過を待ってモードを切り替えることで,省電力モードでの画像データの受信時間を増やす。つまり,省電力モードから非省電力モードに切り替えた上で画像データの受信を待つ機会を減らす。非省電力モードでの画像データの受信による消費電力は,省電力モードでの画像データの受信による消費電力よりも大きいので,省電力モードでの画像データの受信時間を増やすことにより,省電力化が図られる。また,受信時間が形成時間以下の場合,所定時間の経過を待たずにモードを切り替えるので,印刷物の出力までの時間が長期化することはない。これにより,省電力モードの好適な切り替え制御が期待できる。
上記画像形成装置の機能を実現するための制御方法,コンピュータプログラム,および当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能な記憶媒体も,新規で有用である。
本発明によれば,無線通信が可能な画像形成装置及びその制御方法であって,省電力モードの好適な切り替え制御が実現される。
実施の形態にかかるプリンタの概略斜視図である。 プリンタの電気的構成を示すブロック図である。 スリープモードにおける電力の供給箇所を示す説明図である。 プリンタの印刷時間の算出方法の例を示す説明図である。 受信時間と印刷時間とを示す説明図である。 モードの移行タイミングの例を示す説明図である。 レディモード移行処理の手順を示すフローチャートである。 スリープモード移行処理の手順を示すフローチャートである。 レディモード移行処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる画像形成装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,画像形成機能を備えるプリンタに本発明を適用したものである。
本形態のプリンタ100は,図1に示すように,画像形成部10と,操作パネル40と,を備えている。画像形成部10は,シートに画像を印刷するための構成である。本形態の画像形成部10は,インクジェット方式で画像を形成する。本形態のプリンタ100は,カラー画像の形成が可能な装置であっても,モノクロ画像専用の装置であってもよい。また,プリンタ100は,両面印刷可能な装置であっても,片面印刷のみの装置であってもよい。
操作パネル40は,図1に示すように,液晶ディスプレイ41と,ボタン群42とを備える。プリンタ100は,動作状況等の各種の情報やユーザへのメッセージを操作パネル40の液晶ディスプレイ41に表示させる。液晶ディスプレイ41は,表示部の一例である。プリンタ100の液晶ディスプレイ41は,入力操作も可能なタッチパネルであってもよい。
ボタン群42には,電源ボタン,実行ボタン,キャンセルボタン,テンキー等が設けられている。プリンタ100は,ボタン群42への操作を受け付けた場合に,そのボタンにて発信される信号を受信することにより,各種の指示入力を受け付ける。
プリンタ100は,給紙トレイ91と,排紙トレイ92と,を備えている。給紙トレイ91は,印刷用のシートを収容する。排紙トレイ92は,印刷済みのシートを収容する。プリンタ100は,給紙トレイ91に収容されているシートに,画像形成部10を用いて印刷し,印刷済みのシートを排紙トレイ92に排紙する。プリンタ100は,2以上の給紙トレイや排紙トレイを備えていてもよいし,手差しトレイを更に備えていてもよい。
続いて,本形態のプリンタ100の電気的構成について説明する。プリンタ100は,図2に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを含むコントローラ30を備えている。また,プリンタ100は,画像形成部10と,通信IF(通信インターフェース)37と,操作パネル40と,を備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
更に,プリンタ100は,コントローラ30,画像形成部10,通信IF37,操作パネル40のそれぞれへの電力の供給を制御する電源部50を備えている。電源部50は,プラグ51を備え,プラグ51を介して商用電源から電力の供給を受ける。そして,電源部50は,供給された電力を各部への供給に適したそれぞれの電圧に変更して,各部へ電力を供給する。電源部50は,電力制御部の一例である。
ROM32には,プリンタ100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34は,画像データ等のデータや各種設定等を記憶する領域として利用される。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,プリンタ100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。コントローラ30が制御部であってもよい。なお,図2中のコントローラ30は,CPU31等,プリンタ100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にプリンタ100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
通信IF37は,外部機器と無線通信によって通信を行うためのハードウェアである。通信IF37は,無線通信部の一例である。プリンタ100は,図2に示すように,通信IF37を介して,PC200,スマートフォン300等の外部機器との無線通信を行う。プリンタ100と無線通信を行う外部機器は,プリンタ100と無線通信が可能な装置であって,画像データを送信できる装置であればよい。
なお,プリンタ100と外部機器との無線通信は,アクセスポイント等の中継機器を介して行う通信でもよいし,外部機器との直接の通信でもよい。また,プリンタ100は,通信IF37以外にも,有線通信によるネットワークインターフェースやUSBインターフェースを備えていてもよい。
プリンタ100は,その動作モードとして,少なくともレディモードとスリープモードとを備える。スリープモードは,省電力モードの一例であり,レディモードは,非省電力モードの一例である。図2は,レディモードにおける各部への電力の供給状態を示している。図3に,スリープモードにおける各部への電力の供給状態の例を示す。図2や図3では,電源部50からの電力の供給が制限されていない箇所を太線の実線にて示し,電源部50からの電力の供給が制限されている箇所を太線の破線にて示している。つまり,プリンタ100は,電力の供給が制限されていない箇所へは,必要に応じて電力を供給する。一方,プリンタ100は,電力の供給が制限されている箇所へは,電力を供給しないか,または,一部分のみに電力を供給する。
レディモードは,プリンタ100の全ての機能が動作可能なモードである。プリンタ100の電源部50は,レディモードにて,コントローラ30と,画像形成部10と,通信IF37と,操作パネル40との全てへ,必要に応じて電力を供給する。つまり,プリンタ100は,レディモード中には,画像形成が可能であり,画像データの受信も可能である。
一方,スリープモードは,少なくとも画像形成部10への供給電力を制限するモードである。プリンタ100のスリープモードでは,例えば,図3に破線で示すように,コントローラ30と,画像形成部10と,操作パネル40のうちの液晶ディスプレイ41とには電力が供給されない。画像形成部10へ電力が供給されないことから,プリンタ100は,スリープモードでは,画像の形成を行わない。また,図3に実線で示すように,プリンタ100は,スリープモードにて,通信IF37と,操作パネル40のうちのボタン群42とに電力を供給する。
スリープモードでは,レディモードに比較して,電力が供給される箇所が少なく,消費電力も少ない。例えば,プリンタ100では,通信や印刷を行っていない状態のレディモードでの消費電力が約5.0Wであるのに対し,スリープモードでの消費電力は約2.2Wである。なお,レディモードにて印刷を実行中の消費電力は,例えば約15Wである。また,プリンタ100では,レディモードでの電源電圧は,例えば31Vであり,スリープモードでの電源電圧は,例えば8Vである。また,プリンタ100では,レディモードでは各部のセンサに電力を常時供給しているのに対し,スリープモードでは間欠的に電力を供給する。
プリンタ100は,電源投入によりレディモードとなり,各種の準備動作を開始する。プリンタ100は,レディモード中に印刷の実行命令を受け付けた場合,画像データの受信と画像形成部10の準備動作とを開始する。そして,準備動作が完了し,所定量以上の画像データの受信が完了したことに応じて,印刷動作を開始する。なお,所定量は,画像形成部10が一連の動作によってまとめて印刷を実行する画像データの量であり,例えば,後述する所定ライン数分の画像データである。
そして,プリンタ100は,レディモード中に,印刷動作の実行,通信IF37へのデータ受信,及び,操作パネル40への操作受け付け,のいずれも行われていない状態が所定時間以上継続した場合,スリープモードへ移行する。つまり,プリンタ100は,動作モードをレディモードからスリープモードへ切り替える。
また,プリンタ100は,スリープモード中に,通信IF37またはボタン群42を介して信号を受け付けた場合,レディモードへ移行する。つまり,プリンタ100は,動作モードをスリープモードからレディモードへ切り替える。そのために,プリンタ100は,電源部50に,各部への電力供給を開始させる。
プリンタ100は,スリープモード中に,通信IF37またはボタン群42を介して信号を受け付けた場合,レディモードへ移行する前にコントローラ30へ電力を供給し,コントローラ30を起動させてもよい。つまり,図3に実線で示した範囲に加えて,コントローラ30へも電力を供給している状態も,スリープモードの一例である。この状態のスリープモード中には,プリンタ100は,画像形成は不可能であるが,画像データの受信は可能である。
続いて,プリンタ100における画像データの受信時間とシートへの画像の印刷時間とについて説明する。前述したように,プリンタ100の画像データの受信は,通信IF37を介した無線通信によって行われる。無線通信の通信速度は,プリンタ100の通信IF37の能力,および,PC200等の画像データを送信する装置の送信能力,などの設備の能力によって異なり,また,無線通信の電波環境によっても変化する。プリンタ100は,通信速度を自装置や通信相手の装置の通信能力に基づいて決定してもよいし,実際の通信速度を測定して決定してもよい。プリンタ100は,例えば,pingコマンドによる通信速度の測定を行ってもよい。
PC200から画像データを受信する場合,プリンタ100は,印刷用の画像データに先だって,例えば,画像データのデータ量の情報を含むヘッダ情報を受信する。プリンタ100は,受信したヘッダ情報に基づいて,画像データのデータ量を取得する。そして,プリンタ100は,取得したデータ量と,実際の通信速度とに基づいて,画像データの受信完了までの所要時間である受信時間を取得する。具体的には,プリンタ100は,単位データ量の受信に要する時間に画像データのデータ量を乗算して,受信時間を算出する。
一方,プリンタ100は,画像データのデータ量と印刷速度とに基づいて,印刷完了までに要する印刷時間を取得する。プリンタ100は,例えば,単位時間あたりに印刷可能なデータ量である印刷速度を記憶し,画像データのデータ量を印刷速度で割ることで,印刷時間を取得する。印刷時間は,形成時間の一例であり,印刷速度は,画像形成速度の一例である。
例えば,本形態のプリンタ100は,図4に示すように,インク滴を吐出するノズルを複数備えるヘッド12を有し,ヘッド12の主走査方向への1回の移動によって印刷可能な範囲をまとめて印刷する。具体的に,プリンタ100は,ヘッド12からインクを吐出させつつ,ヘッド12を搭載するキャリッジ(不図示)によってヘッド12を主走査方向に往復移動させる。また,プリンタ100は,ヘッド12がその移動端にあるときにプラテン(不図示)にてシートSを所定量搬送する。シートSの搬送方向は,主走査方向に直交する方向である。
このようになっていることから,プリンタ100は,1回のヘッド12の移動で所定ライン数の画像を印刷可能である。以下では,プリンタ100における1回のヘッド12の移動での所定ライン数の印刷動作を,1パスとする。そして,プリンタ100は,画像データのデータ量に基づいてパスの回数であるパス数を算出し,1パスの印刷動作に要する時間とパス数とを乗算して,印刷時間を算出する。なお,1パスの印刷動作に要する時間は,印刷する画像の解像度やシートSのサイズ等に応じて,機種ごとに決まっている。
なお,本形態のプリンタ100にて印刷済みのシートSをユーザが入手するまでの所要時間には,より詳細には,前述した乗算結果に,シートSの給紙時間を含む印刷前の各部の準備時間,シートSの搬送方向への搬送時間,印刷済みのシートSの排紙時間などが更に加わる。これらの合計時間を印刷時間としてもよい。シートSの搬送方向への搬送時間は,シートSのサイズに応じて,機種ごとに決まっている。
また,プリンタ100では,図4に示すように,主走査方向の全体に亘って画像データの無い箇所では,ヘッド12の主走査方向への移動をスキップさせてもよい。そして,スキップするパスがある場合には,前述した印刷時間から,スキップしたパスの分の印刷時間を減算した時間を印刷時間としてもよい。
続いて,本形態のプリンタ100における画像データの受信開始のタイミングとモード移行のタイミングについて説明する。まず,プリンタ100がレディモードで動作中に画像データの受信を開始した場合について説明する。この場合,画像データの受信時間とシートへの画像の印刷時間とは,例えば,図5に示すような関係となる。プリンタ100は,時刻t1にて画像データの受信を開始すると,印刷を実行するための準備動作を開始する。印刷の準備動作としては,例えば,シートSの給紙,ヘッド12のパージがある。レディモードでは,各部へ電力が供給されているので,プリンタ100は,準備動作をすぐに開始できる。
そして,プリンタ100は,所定ライン数以上の画像データを受信し,準備動作が完了したら,図5に示すように,時刻t2にて印刷動作を開始する。そして,プリンタ100は,前述したように,1パスの印刷動作とシートSの搬送動作(紙送り)とを交互に実行して,受信した画像データの画像をシートS上に印刷する。また,プリンタ100は,印刷動作と並行して,画像データの受信を継続して実行する。
通信状態が良好であれば,所定ライン数分の画像データの受信に要する時間は1パスの印刷動作に要する時間よりも短い。その場合,プリンタ100は,図5に示すように,時刻t3にて画像データの受信が完了した後,時刻t4にて最後の1パスの印刷を開始し,時刻t5にて印刷動作を完了する。そして,プリンタ100は,印刷完了後,排紙動作を行い,時刻t6にて印刷済みのシートSの排紙を完了する。
次に,プリンタ100がスリープモードで動作中に画像データの受信を開始した場合について説明する。プリンタ100は,スリープモードで動作中に画像データの受信を開始する場合,印刷を開始する前に,動作モードをレディモードへ移行させる必要がある。ここでのスリープモードは,画像形成部10に電力が供給されていない状態であり,コントローラ30へは電力が供給されている。
本形態のプリンタ100は,画像データの受信を開始したら,前述したように,その画像データの受信が完了するまでに要する受信時間と,その画像データの画像のシートS上への印刷に要する印刷時間とを取得する。プリンタ100は,更に,算出した受信時間と印刷時間とを比較し,比較結果に基づいて,レディモードへ移行させるタイミングを決定する。
取得した受信時間が取得した印刷時間以下の場合,プリンタ100は,所定時間の経過を待たずに,直ちに,動作モードをスリープモードからレディモードへ移行させる。この場合,図5に示したレディモードにて画像データを受信した例に対し,画像データの受信を開始する時刻t1の後,スリープモードからレディモードへ移行させ,印刷の準備動作を開始する。つまり,図5の例に対し,モードの移行動作の分だけ印刷時間の開始が遅れるのみである。
一方,取得した受信時間が取得した印刷時間よりも長い場合,プリンタ100は,例えば,図6に示すように,所定時間が経過するまで,スリープモードのままで画像データの受信を継続する。通信状態が良好ではなく,画像データの受信に時間が掛かる場合,プリンタ100は,直ちに動作モードを移行させても,画像データの受信が完了するまで,印刷を完了させることはできない。そこで,プリンタ100は,印刷完了に間に合う程度の時間の経過を待って,動作モードをスリープモードからレディモードへ移行させる。
図6の例では,プリンタ100は,最後の1パスの印刷動作を開始する時刻t4までに,全ての画像データの受信が完了するように,レディモードへ移行する時刻t7を決定している。プリンタ100は,所定ライン数分の画像データの受信が完了した後に,1パスの印刷動作を開始する。つまり,時刻t4までに画像データの受信が完了すれば,印刷動作を行わずに画像データの受信を待つ待ち時間は発生しない。図6の例では,最後の1パスを除く印刷に要する時間と準備時間との合計時間と,受信時間との差分の時間が,所定時間の一例である。
プリンタ100では,例えば,レディモードで印刷を行わずに通信を行っている状態での消費電力は約5.1Wであるのに対し,スリープモードで通信を行っている状態での消費電力は約2.3Wである。つまり,スリープモードで画像データの受信を行っている状態は,レディモードで印刷せずに画像データを受信している状態よりも省電力である。モードの移行動作を遅らせることで,より省電力にて画像データを受信できる。
続いて,プリンタ100にて,上述したモード移行動作を実現するためのレディモード移行処理とスリープモード移行処理との手順について,図7と図8のフローチャートを参照して説明する。まず,スリープモードにて動作中に実行され,条件に応じてレディモードへ移行する処理であるレディモード移行処理の手順について,図7のフローチャートを参照して説明する。
このレディモード移行処理は,スリープモードで動作中に,通信IF37を介して,画像データの受信指示を受け付けたことを契機に,CPU31にて実行される。つまり,プリンタ100は,スリープモード中に通信IF37を介して信号を受信した場合,電源部50にてコントローラ30へ電力を供給する。これにより,CPU31は,レディモード移行処理の動作を開始する。
このレディモード移行処理では,CPU31は,まず,受信する画像データのヘッダ情報を受信する(S101)。ヘッダ情報には,これから受信する画像データのデータ量の情報が含まれている。データ量の情報は,直接的にデータ量を示す情報であってもよいし,間接的にデータ量を推測できる情報であってもよい。間接的にデータ量を推測できる情報には,例えば,画像データの解像度,カラー情報,画像サイズ,が含まれる。
そして,CPU31は,受信したヘッダ情報に基づいて,画像データのデータ量を取得する(S102)。更に,CPU31は,画像データの受信を開始する(S103)。すなわち,CPU31は,画像データを受信し,受信した画像データをRAM33に記憶させる。
次に,CPU31は,画像データの受信時間を取得する(S104)。受信時間は,通信速度と画像データのデータ量との乗算にて推測できる時間である。なお,CPU31は,自装置や通信相手の装置の通信能力に基づいて通信速度を決定してもよいし,実際の通信速度を取得してもよい。実際の通信速度を取得するには,pingコマンドにて実測してもよいし,通信相手に問い合わせてもよいし,ヘッダ情報の受信時の通信状態から推測してもよい。S104は,受信時間取得処理の一例である。
更に,CPU31は,画像データの印刷時間を取得する(S105)。印刷時間は,例えば,画像データのデータ量を印刷速度で割ることで推測できる時間である。印刷速度は,画像データの解像度や印刷するシートSの大きさ毎に,ROM32またはNVRAM34に記憶されている。S105は,形成時間取得処理の一例である。
具体的に,印刷時間は,例えば,1パスの印刷時間とパス数との乗算結果に,シートSの搬送時間を加算した印刷そのものに掛かる時間としてもよい。あるいは,印刷時間は,印刷そのものに掛かる時間に更に,印刷の準備動作のための時間である準備時間を加算した時間としてもよい。準備時間は,例えば,給紙時間であってもよいし,ヘッドのパージ時間やインクの加温時間を更に含んでいてもよい。また,印刷時間は,最後の1パスの印刷開始までの時間としてもよい。また,印刷時間は,更に排紙時間を加算した時間としてもよい。
そして,CPU31は,S104にて取得した受信時間とS105にて取得した印刷時間とを比較し,受信時間の方が印刷時間よりも長いか否かを判断する(S110)。そして,受信時間の方が印刷時間よりも長いと判断した場合(S110:YES),CPU31は,電源部50に,操作パネル40の液晶ディスプレイ41への電力の供給を行わせる(S111)。なお,S111では,CPU31は,画像形成部10へは電力の供給を行わせない。つまり,S111の後も,動作モードはスリープモードのままである。
更に,CPU31は,液晶ディスプレイ41に「データ受信中」である旨を表示させる(S112)。液晶ディスプレイ41に電力を供給して表示させることで,ユーザは,データが受信されていることを視覚的に理解し得る。従って,印刷を開始しないことによるユーザの不安を解消し得る。その一方で,画像形成部10には電力が供給されていないので,レディモードに比較して省電力となっている。なお,液晶ディスプレイ41に電力を供給して表示させる代わりに,例えば,操作パネル40のボタン群42のLEDランプを点灯させてもよい。
その状態で,CPU31は,画像データの受信を開始してから,受信時間と印刷時間との差分の時間が経過したか否かを判断する(S113)。受信時間と印刷時間との差分の時間は,所定時間の一例である。経過していないと判断した場合(S113:NO),CPU31は,経過するまで,レディモードへの移行を行わずに画像データの受信を継続する。そして,画像データの受信を開始してから,受信時間と印刷時間との差分の時間が経過したと判断した場合(S113:YES),CPU31は,S112にて実行した表示を消去する(S114)。
S114の後,または,S110にて受信時間の方が印刷時間以下であると判断した場合(S110:NO),CPU31は,電源部50に,レディモードへの移行を指示する(S115)。つまり,CPU31は,電源部50に,画像形成部10を含むプリンタ100の全ての箇所への電力の供給を行わせる。これにより,プリンタ100の動作モードはレディモードとなる。そして,準備動作が完了していれば印刷動作を開始させ(S116),レディモード移行処理を終了する。なお,CPU31は,準備動作が完了していなければ,完了を待って印刷動作を開始させる。
本形態のプリンタ100では,受信時間が印刷時間よりも長い場合,受信時間と印刷時間との差分である所定時間の経過を待って,レディモードへ移行する。所定時間の算出は容易である。そして,所定時間の経過までの間はスリープモードで画像データを受信するので,無駄な電力消費が生じ難い。
次に,プリンタ100にて,レディモードにて動作中に実行され,条件に応じてスリープモードへ移行する処理であるスリープモード移行処理の手順について,図8のフローチャートを参照して説明する。このスリープモード移行処理は,プリンタ100の動作モードがレディモードとなったことを契機に,CPU31にて実行される。本処理は,例えば,プリンタ100の電源が投入された後,または,前述したレディモード移行処理にてレディモードへ移行した後に実行される。
このスリープモード移行処理では,CPU31は,まず,プリンタ100が何らかの動作の実行中であるか否かを判断する(S201)。何らかの動作としては,例えば,印刷,シートSの搬送,画像データの受信,操作パネル40への操作の受け付けが該当する。そして,動作の実行中であると判断した場合(S201:YES),CPU31は,レディモードにて継続して動作を実行させる。
動作の実行中ではないと判断した場合(S201:NO),CPU31は,計測時間をリセットし(S202),計測時間のカウントを開始する(S203)。そして,CPU31は,動作命令を受け付けたか否かを判断する(S205)。プリンタ100は,動作命令を,例えば,通信IF37を介したデータの受信や,操作パネル40への操作によって受け付ける。
動作命令を受け付けたと判断した場合(S205:YES),CPU31は,受け付けた命令に従って,各部の動作を開始させる(S206)。そして,S201に戻り,CPU31は,動作の完了まで継続して動作を実行させる。
一方,動作命令を受け付けていないと判断した場合(S205:NO),CPU31は,計測時間が所定の待機時間を超えた否かを判断する(S207)。そして,計測時間が待機時間を超えていないと判断した場合(S207:NO),CPU31は,動作命令を受け付けるか,待機時間が経過するかの何れかとなるまで,S205とS207の判断を繰り返す。
計測時間が待機時間を超えたと判断した場合(S207:YES),CPU31は,電源部50に,スリープモードへの移行を指示し(S208),スリープモード移行処理を終了する。これにより,プリンタ100は,図3に示したように,通信IF37と操作パネル40のボタン群42のみに電力を供給し,他の箇所へは電力を供給しない状態となるので,無駄な電力消費が生じ難い。
次に,図7のフローチャートに示したレディモード移行処理とは異なる方法で所定時間の決定を行うレディモード移行処理の例を,図9のフローチャートを参照して説明する。図9のフローチャートに示すレディモード移行処理は,図7のフローチャートに示したレディモード移行処理と,所定時間の決定方法が異なるのみであり,共通の処理については同じ符号を付して説明を省略する。プリンタ100は,図7のレディモード移行処理と図9のレディモード移行処理との何れか一方を備えてもよいし,両方を備えて,画像データのデータ量やユーザの指示等に基づいて,何れかを選択して実行してもよい。
図9のレディモード移行処理では,CPU31は,まず,受信する画像データのヘッダ情報を受信し(S101),画像データのデータ量を取得する(S102)。更に,CPU31は,画像データの受信を開始させ(S103),受信時間の取得(S104)と,印刷時間の取得(S105)とを実行する。そして,受信時間が印刷時間以下であれば(S110:NO),CPU31は,レディモードへ移行させて(S115),印刷を開始し(S116),レディモード移行処理を終了する。
一方,受信時間が印刷時間よりも長いと判断した場合(S110:YES),CPU31は,液晶ディスプレイ41に電力を供給させ(S111),「データ受信中」と表示させる(S112)。
更に,CPU31は,S102にて取得した画像データのデータ量と,受信済みのデータ量とから,未受信の画像データのデータ量を取得する(S301)。そして,CPU31は,現状の通信速度に基づいて,未受信の画像データの受信に要する時間である受信残時間を取得する(S302)。更に,CPU31は,受信残時間がS105にて取得した印刷時間よりも長いか否かを判断する(S303)。
受信残時間が印刷時間よりも長いと判断した場合(S303:YES),CPU31は,S301に戻って,未受信の画像データのデータ量と受信残時間とを取得し,S303の判断を繰り返して実行する。一方,受信残時間が印刷時間以下であると判断した場合(S303:NO),CPU31は,表示を消去し(S114),レディモードへ移行させて(S115),印刷を開始し(S116),レディモード移行処理を終了する。
図9のレディモード移行処理では,プリンタ100は,画像データの受信の進行に伴って減少する受信残時間を取得し,受信残時間が印刷時間以下になった時点で,モードを移行させる。つまり,スリープモードからレディモードへ移行するまでの所定時間を,残りの画像データの受信時間が印刷時間以下となるまでとしている。このようにすれば,残りの受信時間を取得し直すことから,通信状態の変化に対応できる。従って,図7のレディモード移行処理に比較して,精密に所定時間を決定できる。一方,図7のレディモード移行処理では,差分を算出するのみであるので,処理がシンプルであり,制御の負荷が小さい。
以上,詳細に説明したように,本形態のプリンタ100は,動作モードとしてレディモードとスリープモードとを有し,無線通信にて受信した画像データに基づいて,印刷を実行する。そして,プリンタ100は,スリープモードにて動作中に,通信IF37を介して画像データの受信を開始する場合,受信時間と印刷時間とを取得する。そして,受信時間が印刷時間よりも長い場合,プリンタ100は,所定時間の経過を待って,スリープモードからレディモードへ移行する。受信時間が印刷時間よりも長い場合,直ぐにレディモードへ移行すると,レディモードにて受信待ち時間が発生する可能性が高い。所定時間の経過を待つことで,スリープモードでの受信待ちとすることができ,受信待ち時間の間の消費電力をより小さくできる。一方,受信時間が印刷時間以下の場合,プリンタ100は,所定時間の経過を待たずに,スリープモードからレディモードへ移行する。受信時間が印刷時間よりも短い場合には,所定時間の経過を待たないので,早期に印刷物を出力できる。すなわち,プリンタ100によれば,動作モードの好適な切り替え制御が期待できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,画像形成装置は,プリンタに限らず,複写機,複合機,FAX装置など,無線通信機能と画像形成機能を備える装置であれば適用可能である。また,本発明は,インクジェット方式のプリンタ100に限らず,電子写真方式の画像形成装置にも適用できる。電子写真方式の画像形成装置では,準備時間として,例えば,定着部のウォームアップ時間や,レーザ露光部のモータの回転安定時間を含む。
また,上記の形態では,1パス毎に印刷を実行するプリンタ100について説明したが,ページ単位で印刷を実行する装置に本発明を適用することもできる。その場合には,1パス分の印刷動作に代えて,1ページ分の印刷動作に要する時間に基づいて,印刷時間を算出すればよい。また,本発明は,複数ページの印刷を含むジョブを受信する場合に適用することもできる。その場合には,ジョブの全画像データを受信するのに要する受信時間と,ジョブの全ページの印刷に要する印刷時間とを比較すればよい。
また,画像データの受信を開始してからレディモードへ移行するまでの時間である所定時間を決定する方法として,受信時間と印刷時間との差分(図7),残りの受信時間が形成時間以下となるまで(図9),を例示したが,例えば,固定時間であってもよい。また,固定時間の経過後,残りの受信時間が形成時間よりも長い場合に,更に固定時間の経過を待つとしてもよい。
また,データ受信中の表示は無くてもよい。例えば,スリープモードでは,画像データの受信中であっても,液晶ディスプレイ41に電力を供給しないとしてもよい。つまり,図7や図9のレディモード移行処理にて,S111,S112,S114の各ステップを削除し,S110にてYESの場合には,S113またはS301に進むとしてもよい。このようにすれば,液晶ディスプレイ41に電力を供給しないので,より省エネ効果がある。一方,液晶ディスプレイ41に電力を供給して表示を行えば,ユーザにとって画像データを受信中であることが分かり易いので好ましい。
また,本形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
10 画像形成部
31 CPU
37 通信IF
41 液晶ディスプレイ
100 プリンタ

Claims (4)

  1. 無線通信部と,
    画像形成部と,
    供給電力を制御する電力制御部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記電力制御部が前記画像形成部への供給電力を制限する省電力モードで動作中に,
    前記無線通信部を介して,画像データの受信を開始する場合に,
    前記無線通信部を介して前記画像データの受信を開始する受信開始処理と,
    前記無線通信部を介して前記画像データの受信を開始してから受信を完了するまでに要する受信時間を,前記無線通信部の通信相手の装置との通信から測定した通信速度から取得する受信時間取得処理と,
    前記画像データの画像を前記画像形成部によりシート上へ形成するのに要する形成時間を取得する形成時間取得処理と,
    前記受信時間が前記形成時間以下の場合,
    所定時間の経過を待たずに,前記省電力モードから前記電力制御部が前記画像形成部への供給電力を制限しない非省電力モードに切り替え,
    前記受信時間が前記形成時間よりも長い場合,
    前記画像データのデータ量と前記受信開始処理によって前記無線通信部が受信した受信済みのデータ量とから未受信の画像データのデータ量を取得する処理と,前記無線通信部の通信相手の装置との通信から現在の通信速度を測定して前記無線通信部が前記未受信の画像データの受信に要する受信残時間を取得する処理と,を前記受信残時間が前記形成時間以下と判断するまで繰り返し実行し,前記受信残時間が前記形成時間以下と判断した段階で,前記省電力モードから前記非省電力モードに切り替える,切替処理と,
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載する画像形成装置において,
    表示部を備え,
    前記電力制御部は,
    前記省電力モードで動作中,前記画像形成部と前記表示部とへの供給電力を制限し,
    前記非省電力モードで動作中,前記画像形成部と前記表示部とへの供給電力を制限せず,
    前記制御部は,
    前記切替処理にて前記受信時間が前記形成時間よりも長い場合,前記非省電力モードに切り替える前に,前記電力制御部に,前記画像形成部への供給電力を制限し,かつ,前記表示部への供給電力の制限を解除する指示を出力する,
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する画像形成装置において,
    表示部を備え,
    前記制御部は,
    前記切替処理にて前記受信時間が前記形成時間よりも長い場合,画像データの受信中である旨を前記表示部に表示させる,
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
    前記形成時間は,前記画像データの容量を画像形成速度で割った時間と,前記画像形成部が画像形成を開始可能になるまでの準備時間と,を合算した時間である,
    ことを特徴とする画像形成装置。
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