JP6723828B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25D23/02Doors; Covers
    • F25D23/04Doors; Covers with special compartments, e.g. butter conditioners

Description

本発明の実施形態は冷蔵庫に関する。
凍結されている貯蔵物を冷蔵庫内で解凍する方法として、貯蔵物が配置されている貯蔵室の設定温度を上げる方法、貯蔵物の近くに配置されたヒータを加熱する方法、貯蔵室へ冷気を送るファンの回転数を上げる方法等が提案されている。中でも、ファンの回転数を上げる方法は、解凍の迅速さとエネルギー効率とが両立された有効な解凍方法である。
ファンの回転数を上げる方法の具体的な実施形態は特許文献1や特許文献2に開示されている。特許文献1の段落0061には、スピード解凍運転中は冷蔵室内の冷気を循環させるファンを高速にすることが記載されている。また特許文献2の3〜6頁には、解凍を行うときは解凍用ファンの回転数を上げることが記載されている。
特開2002−71258号公報 実開昭62−143187号公報
このようにファンの回転数を上げる方法は有効な方法であるが、凍結されている貯蔵物をもっと迅速に解凍したいという使用者の要望がある。そこで本発明は、凍結されている貯蔵物を迅速に解凍できる冷蔵庫を提供することを課題とする。
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵温度に保持される冷蔵空間と、前記冷蔵空間に設けられ、凍結された貯蔵物を解凍する解凍室と、前記解凍室へ冷気を送るファンと、前記冷蔵空間を開閉する扉と、前記扉の開閉を検出する扉センサと、解凍モードを実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は、前記解凍モード以外のときよりも前記ファンの回転数を多くし、前記扉が開いたことを前記扉センサが検出しても前記ファンを回転させ続けることを特徴とする。
実施形態の冷蔵庫10の縦断面図。 実施形態の冷蔵庫10を前方から見た正面図。 実施形態の冷却サイクルを示す図。 実施形態の制御部12を中心とするブロック図。
本実施形態の冷蔵庫10を図1及び図2に示す。冷蔵庫10は、冷蔵庫10の外郭を形成する外箱と、複数の貯蔵室が形成された内箱とが組み合わされ、外箱と内箱との間に断熱材が詰められたキャビネット11を備える。冷蔵庫10は、複数の貯蔵室として、冷蔵室20と、冷蔵室20の下に設けられた野菜室21と、野菜室21の下で左右に並べて設けられた製氷室41及び小冷凍室と、製氷室41等の下に設けられた冷凍室40とを備える。冷蔵室20及び野菜室21の内部は冷蔵温度(例えば2〜3℃)に冷却される冷蔵空間であり、製氷室41等及び冷凍室40の内部は冷凍温度(例えば−20〜−18℃)に冷却される冷凍空間である。
冷蔵室20内の下部にはチルド室23が設けられている。チルド室23内は冷蔵室20内の他の場所よりも低温に保持される。チルド室23内には上段容器24とその下の下段容器26とが設けられている。上段容器24と下段容器26はそれぞれ独立して引き出し可能である。上段容器24の内部は凍結された貯蔵物を解凍する解凍室として機能する。上段容器24の内部には、アルミニウム等で出来た金属トレイ22が設けられていることが望ましい。また、冷蔵室20内には冷蔵室20内を照らす庫内灯17が設けられている。
図2に示すように、冷蔵室20の開口部は左右の冷蔵室扉25a、25bにより閉塞されている。左の冷蔵室扉25aの左端部がヒンジを介して冷蔵室20の開口端の左端部に取り付けられ、右の冷蔵室扉25bの右端部がヒンジを介して冷蔵室20の開口端の右端部に取り付けられている。そのため、左右の冷蔵室扉25a、25bは、冷蔵庫10の左右方向の中央付近から観音開きできるようになっている。左右の冷蔵室扉25a、25bのいずれか一方にはパネル16が設けられている。パネル16には少なくとも凍結された貯蔵物を解凍する解凍モードを実行するための解凍モードボタンが設けられている。また、解凍モードボタンの他にも、パネル16には、使用者が冷蔵庫10に指示を出すための様々なボタンや、冷蔵庫10の運転状況を表示する表示部等が設けられている。
野菜室21の左右の内壁にはそれぞれ図示しない固定レールが設けられている。また、野菜室21の開口部を閉塞する野菜室扉27には、野菜室21内に向かって延びる左右の図示しない移動レールが設けられている。移動レールが固定レール上を移動することにより野菜室扉27が前後に移動でき、野菜室扉27が前に移動することにより野菜室扉27が開扉可能となっている。野菜室21内には野菜等を収納する野菜容器28が設けられている。野菜容器28は、移動レールに支持されており、野菜室扉27の開扉操作とともに庫外へ引き出される。野菜室21内における野菜容器28の上方には減酸素室29が設けられている。減酸素室29は、その後ろに設けられた減酸素装置30により、内部の酸素濃度が低減されるものである。
製氷室41には、氷を造る製氷皿42と、製氷皿42の下に配置され、製氷皿42から落ちた氷が貯蔵される貯氷容器43とが設けられている。製氷室41の開口部を閉塞する製氷室扉44に、製氷室41内に向かって延びる左右一対の支持枠が設けられており、これらの支持枠に貯氷容器43が支持されている。そのため貯氷容器43は製氷室扉44の開扉操作とともに庫外へ引き出される。
冷凍室40内には、下容器46が設けられ、下容器46の収納空間より上方には上容器45が設けられている。下容器46は、野菜容器28と同様の構造により、冷凍室扉47の開扉操作とともに庫外へ引き出される。上容器45は、冷凍室40の左右の内壁に設けられた図示しない固定レール上を摺動することにより、引き出し可能となっている。
冷蔵空間より後方には冷蔵用冷却室60が設けられている。冷蔵用冷却室60内には、冷蔵室20及び野菜室21へ送られる冷気を発生させる冷蔵用冷却器61と、冷蔵用冷却器61で発生した冷気を循環させて冷蔵空間へ送る冷蔵用送風ファン62とが収納されている。また、冷凍空間より後方には冷凍用冷却室70が設けられている。冷凍用冷却室70内には、製氷室41等及び冷凍室40へ送られる冷気を発生させる冷凍用冷却器71と、冷凍用冷却器71で発生した冷気を循環させる冷凍用送風ファン72とが収納されている。
図3に冷気を発生させる冷却サイクルを示す。冷却サイクルは、高温高圧の気化された冷媒を吐出する圧縮機64と、圧縮機64から流出した冷媒を放熱液化させる凝縮器65と、凝縮器65から流出した冷媒の流路を切り替える切り替え弁66とを備える。切り替え弁66より下流側の一方の流路には、冷蔵用減圧装置63と冷蔵用冷却器61とが設けられている。切り替え弁66より下流側の他方の流路には、冷凍用減圧装置73と冷凍用冷却器71とが設けられている。切り替え弁66が操作されて、凝縮器65から冷蔵用減圧装置63への冷媒の流路が開くと冷蔵用冷却器61において冷気が発生し、凝縮器65から冷凍用減圧装置73への冷媒の流路が開くと冷凍用冷却器71において冷気が発生する。なお、冷蔵用減圧装置63及び冷凍用減圧装置73としては、例えば、キャピラリチューブや、開度を変更可能な膨張弁が用いられる。
図1に示すように、冷蔵用冷却器61で発生した冷気の流路を形成するため、冷蔵室20より後方には、冷蔵用冷却室60から上方へ向かって延びるダクト31が設けられている。ダクト31の複数箇所に冷蔵室20への冷気の吹き出し口32が設けられている。ダクト31にはチルド室23への冷気の吹き出し口37も設けられている。冷気の吹き出し口37は例えば上段容器24の後方に設けられており、冷気の吹き出し口37から吹き出した冷気が上段容器24内に直接流入するようになっている。
また、冷蔵室20内の後方の場所には、冷蔵室20から冷蔵用冷却室60への冷気の吸い込み口33が設けられている。また、冷蔵室20と野菜室21とを仕切る仕切り板34には、冷蔵室20と野菜室21とを連通する導入路35が設けられている。また、野菜室21の例えば背面の下部には、野菜室21から冷蔵用冷却室60への冷気の吸い込み口36が設けられている。
冷蔵用送風ファン62が回転すると、冷蔵用冷却器61において発生した冷気は、ダクト31内を流れ、吹き出し口32から冷蔵室20内の上部へ流入する。冷蔵室20内へ流入した冷気は、冷蔵室20内を冷却した後、導入路35を通って野菜室21へ流入する。野菜室21へ流入した冷気は、野菜容器28内へ流入して野菜容器28内を冷却した後、野菜容器28の上部開口から野菜容器28の外へ出る。その後、冷気は、吸い込み口36から冷蔵用冷却室60へ戻る。また、冷気の一部は、冷気の吹き出し口37からチルド室23内へ流入する。冷気の吹き出し口37が上段容器24の後方に設けられている場合、吹き出し口37からチルド室23内へ流入した冷気は、まず上段容器24の後部壁の上方に形成されている隙間24aを通って上段容器24内へ流入し、次に下段容器26内へ流入して、これらの容器内を冷却した後、吸い込み口33から冷蔵用冷却室60へ戻る。解凍室としての上段容器24内に凍結された貯蔵物が収納されている場合、この貯蔵物には、この貯蔵物より温度が高い冷蔵冷却用の冷気が当たることになる。
また、図1に示すように、冷凍用冷却器71で発生した冷気の流路を形成するため、冷凍用冷却室70から製氷室41等への冷気の吹き出し口74と、冷凍用冷却室70から冷凍室40への冷気の吹き出し口75とが設けられている。また、製氷室41等と冷凍室40とを仕切る仕切り板76には、製氷室41等と冷凍室40とを連通する導入路77が設けられている。また、冷凍室40内の例えば背面の下部には、冷凍室40から冷凍用冷却室70への冷気の吸い込み口78が設けられている。
冷凍用送風ファン72が回転すると、冷凍用冷却器71において発生した冷気の一部は、吹き出し口74から製氷室41等の内部へ流入する。製氷室41等の内部へ流入した冷気は、製氷室41等の内部を冷却した後、導入路77を通って冷凍室40へ流入する。また、冷凍用冷却器71において発生した冷気の一部は、吹き出し口75から直接冷凍室40へ流入する。冷凍室40へ流入した冷気は、上容器45内及び下容器46内へ流入してこれらの容器内を冷却した後、これらの容器の上部開口から、これらの容器の外へ出る。その後、冷気は、吸い込み口78から冷凍用冷却室70へ戻る。
図4に示すように冷蔵庫10は制御部12を備える。制御部12には、例えば、切り替え弁66、冷蔵用送風ファン62、冷凍用送風ファン72、圧縮機64、庫内灯17、冷蔵用減圧装置63等が電気的に接続されている。また制御部12には、冷蔵庫10の様々な検出部、例えば、冷蔵室20内の温度を測定する冷蔵温度センサ13、チルド室23の上段容器24内の温度を測定するチルド室温度センサ18、冷凍室40内の温度を測定する冷凍温度センサ14、冷蔵室扉25a、25bの開閉を検出する冷蔵室扉センサ15a、15b、冷蔵用冷却器61の温度を測定する冷蔵用冷却器温度センサ19、パネル16等が、電気的に接続されている。制御部12は、これらの検出部による検出結果に基づき、電気的に接続されている各部を制御する。制御部12にはこれらの他にも必要に応じて様々なものが電気的に接続されている。
制御部12は冷蔵空間と冷凍空間を交互に冷却する。制御部12は、冷蔵空間を冷却するときは、切り替え弁66を操作して冷媒を冷蔵用冷却器61へ流して冷気を発生させるとともに、冷蔵用送風ファン62を回転させて冷蔵用冷却器61で発生した冷気を冷蔵空間へ送る。このように行う冷蔵空間の冷却を冷蔵冷却という。また、制御部12は、冷凍空間を冷却するときは、切り替え弁66を操作して冷媒を冷凍用冷却器71へ流して冷気を発生させるとともに、冷凍用送風ファン72を回転させて冷凍用冷却器71で発生した冷気を冷凍空間へ送る。このように行う冷凍空間の冷却を冷凍冷却という。制御部12は、冷凍冷却と冷蔵冷却との切り替えを、切り替え条件が満たされた時に実行する。切り替え条件とは、例えば、そのとき冷却している空間の温度が所定温度以下になったこと、そのとき冷却していない空間の温度が所定温度以上になったこと、又は、そのとき冷却している空間の冷却が所定時間継続されたこと、等である。
この冷蔵庫10において、使用者が凍結された貯蔵物をチルド室23の上段容器24内に入れて、パネル16の解凍モードボタンを押すと、制御部12が解凍モードでの運転を開始する。解凍モード中は、冷凍冷却中か冷蔵冷却中かにかかわらず、制御部12は冷蔵用送風ファン62を回転させる。そして、制御部12は、解凍モード中は、冷蔵用送風ファン62の回転数を、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数よりも多くする。解凍モード中の冷蔵用送風ファン62の回転数(rpm)と、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数との差は、例えば、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数の5%以上15%以下である。このように制御部12が冷蔵用送風ファン62の回転数を上げたことにより、解凍室としてのチルド室23の上段容器24内へ送られる冷気の量が多くなる。
制御部12は、解凍モード中は、冷凍冷却中の冷蔵用送風ファン62の回転数を、冷蔵冷却中の冷蔵用送風ファン62の回転数よりも多くすることが望ましい。例えば、制御部12は、解凍モード中かつ冷蔵冷却中は、冷蔵用送風ファン62の回転数を、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数の5%以上10%以下だけ、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数よりも多くする。さらに、制御部12は、解凍モード中かつ冷凍冷却中は、冷蔵用送風ファン62の回転数を、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数の10%以上15%以下だけ、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の回転数よりも多くする。より具体的な例を上げると、制御部12は、冷蔵用送風ファン62の回転数を、解凍モード中かつ冷凍冷却中に1700rpm、解凍モード中かつ冷蔵冷却中に1600rpm、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中に1500rpmとする。これにより、冷蔵用送風ファン62の回転数は、解凍モード中かつ冷凍冷却中、解凍モード中かつ冷蔵冷却中、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中、の順に多くなる。ただし、制御部12は、解凍モード中は、冷凍冷却中と冷蔵冷却中とで冷蔵用送風ファン62の回転数を同じにしても良い。
制御部12は、解凍モード中は、冷蔵用送風ファン62の回転数を上げることに加えて、次の追加制御1〜3のうちのいずれか1つ以上の制御を行っても良い。
追加制御1は、制御部12が、冷蔵用冷却器61に流れる冷媒の量を減らす制御である。冷媒の量を減らす方法として、例えば、圧縮機64の運転周波数を下げる方法や、冷蔵用減圧装置63で冷媒の量を絞る方法が挙げられる。圧縮機64の運転周波数を下げる場合は、例えば、解凍モード以外のときの運転周波数の2/3程度まで下げる。また、冷蔵用減圧装置63で冷媒の量を絞る方法として、例えば、冷蔵用減圧装置63として膨張弁を設けておき、膨張弁の開度を小さくする方法や、冷蔵用減圧装置63として径の異なる複数のキャピラリチューブを並列に設けておき、径の小さいキャピラリチューブに冷媒を流す方法が挙げられる。このように冷蔵用冷却器61に流れる冷媒の量を減らすと、冷蔵用冷却器61の温度が上がり、冷蔵空間を循環する冷気の温度が上がる。
追加制御2は、制御部12が、チルド室23の上段容器24内の設定温度を、解凍モード以外のときの冷蔵冷却中の設定温度よりも上げる制御である。制御部12は、チルド室23の上段容器24内の設定温度を直接制御できない場合は、冷蔵室20内の他の場所の設定温度を上げ、それによって間接的にチルド室23の上段容器24内の設定温度を上げる。
追加制御3は、制御部12が、解凍室(チルド室23の上段容器24内)が設けられた空間以外の空間である冷凍空間の設定温度を下げる制御である。この制御において、冷凍空間の設定温度を1℃以上下げることが望ましい。一例を挙げれば、制御部12は、解凍モード以外のときの冷凍空間の設定温度を−20〜−18℃としている場合は、追加制御3のときの冷凍空間の設定温度を−23〜−21℃とする。冷凍空間の設定温度を下げると、制御部12は、冷蔵空間の冷却よりも冷凍空間の冷却に長い時間を費やすようになるので、結果として冷蔵空間の温度が上がり、解凍室の温度が上がる。
以上のような解凍モード中は、内部に解凍室が設けられている冷蔵室の扉、すなわち冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出しても、制御部12は冷蔵用送風ファン62を回転させ続ける。これにより、冷蔵庫10の外の空気が冷蔵空間内に取り込まれる。ここで、冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出しても、制御部12は冷蔵用送風ファン62の回転数を下げないことが望ましい。
また、制御部12は、追加制御1〜3のうちのいずれか1つ以上の制御を行っている場合は、冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出しても、それらの制御を続けることが望ましい。なお、制御部12は、解凍モードでの運転中も、切り替え条件が満たされた時に冷凍冷却と冷蔵冷却との切り替えを行うことが望ましい。
また、以上のような解凍モード中に冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出した場合は、制御部12は、解凍モードでの運転中であることを、庫内灯17を用いて使用者に報知しても良い。例えば、制御部12は、解凍モード中に冷蔵室扉25a又は25bが開いた場合と、解凍モード以外のときに冷蔵室扉25a又は25bが開いた場合とで、庫内灯17の照度を変える制御か、庫内灯17の色を変える制御の、少なくともいずれか一方を行い、それにより冷蔵室扉25a又は25bを開けた使用者に解凍モードでの運転中であることを報知する。また、冷蔵室20内の庫内灯17の他に、解凍室のいずれかの場所に解凍室庫内灯が設けられており、解凍モード中に冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出した場合のみ、制御部12が解凍室庫内灯を点灯させても良い。
本実施形態において、制御部12は、解凍モードでの運転中に中断条件が満たされた時に冷蔵用送風ファン62の回転を止めることが望ましい。本実施形態において採用され得る中断条件として、次の中断条件1〜3が挙げられる。
中断条件1は、冷蔵室扉25a及び冷蔵室扉25bの両方が開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出したことである。この場合、冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bのいずれか一方が開いたことを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが検出しても、制御部12は冷蔵用送風ファン62を回転させ続ける。そして、冷蔵室扉25a及び冷蔵室扉25bの両方が開いたことを冷蔵室扉センサ15a及び冷蔵室扉センサ15bが検出した時に、制御部12は冷蔵用送風ファン62を停止させる。
中断条件2は、冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bのいずれか一方が開いていることを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが所定時間以上継続して検出し続けたこと、又は、冷蔵室扉25a及び冷蔵室扉25bの両方が開いていることを冷蔵室扉センサ15a及び冷蔵室扉センサ15bが所定時間以上継続して検出し続けたことである。なお、冷蔵庫に冷蔵室扉が1つしかない場合は、その冷蔵室扉が開いていることを冷蔵室扉センサが所定時間以上継続して検出し続けた場合に、中断条件が満たされたと制御部12が判断する。なお所定時間とは予め定められた時間のことであり、例えば8秒以上12秒以下の間のいずれかの時間である。
中断条件3は、冷蔵用冷却器温度センサ19が測定する温度が所定温度以上になったことである。所定温度とは、予め定められた温度のことである。
本実施形態において、中断条件1〜3のいずれか1つのみが冷蔵用送風ファン62の回転を止めるべき中断条件として設定されていても良い。また、中断条件1〜3のうちの2以上の中断条件が、冷蔵用送風ファン62の回転を止めるべき中断条件として設定されていても良い。例えば、本実施形態において、中断条件1及び中断条件2の2つが冷蔵用送風ファン62の回転を止めるべき中断条件となっていても良い(つまり、冷蔵室扉25a及び冷蔵室扉25bの両方が開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出したこと、及び、冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bのいずれか一方が開いていることを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが所定時間以上継続して検出し続けたことが、それぞれ中断条件となっていても良い。)。
制御部12は、中断条件が満たされて冷蔵用送風ファン62の回転を止めた後、中断条件が満たされなくなった時に、冷蔵用送風ファン62の回転を再開し、その回転数を中断前に戻すことが望ましい。中断条件が満たされなくなった時とは、中断条件1の場合は冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bのいずれか一方が閉じたことを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが検出した時であり、中断条件2の場合は所定時間以上継続して開いていた冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bが閉じたことを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが検出した時であり、中断条件3の場合は測定する温度が所定温度未満になった時である。
ただし、中断条件1〜3のうちの1以上を、次に述べる終了条件として扱っても良い。つまり、制御部12は、その中断条件が満たされて冷蔵用送風ファン62の回転を止めた時に、解凍モードでの運転を終了しても良い。
制御部12は、解凍モードでの運転中に終了条件が満たされた場合、解凍モードでの運転を終了する。本実施形態において採用され得る終了条件として、次の終了条件1〜3が挙げられる。
終了条件1は、解凍モードでの運転を所定時間実施したことである。ここで所定時間とは予め定められた時間のことである。この所定時間については、中断条件が満たされて冷蔵用送風ファン62の回転が止まっていた時間を含めた時間と定義しても良いし、含めない時間と定義しても良い。
終了条件2は、使用者がパネル16に設けられた終了ボタンを押したことである。なお、パネル16の前記解凍モードボタンが終了ボタンとしても機能し、使用者が解凍モードボタンを2度押すと制御部12が終了条件が満たされたと判断しても良い。
終了条件3は、チルド室温度センサ18(チルド室温度センサ18が設けられていない場合は冷蔵温度センサ13で良い)が測定する温度が所定温度以上になったことである。所定温度とは、予め定められた温度のことで、例えば6℃程度である。
本実施形態において、終了条件1〜3のいずれか1つのみが、解凍モードでの運転を終了する終了条件として設定されていても良い。また、本実施形態において、終了条件1〜3のうちの2つ以上が、解凍モードでの運転を終了する終了条件として設定されていても良い。
制御部12は、解凍モードの終了後は、冷蔵用送風ファン62の回転数を解凍モード前の回転数に戻す。
以上のように本実施形態では、解凍モードでの運転中は、解凍モード以外のときよりも、制御部12が冷蔵用送風ファン62の回転数を多くするため、凍結された貯蔵物よりも温度が高い冷気が解凍室(チルド室23の上段容器24内)に多く流れ込み、凍結された貯蔵物が迅速に解凍される。また、解凍モードでの運転中は、冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出しても、制御部12が冷蔵用送風ファン62を回転させ続けるため、冷蔵庫10の外の空気が冷蔵空間内に取り込まれ、凍結された貯蔵物がさらに迅速に解凍される。
また、解凍モード中に制御部12が冷蔵用冷却器61に流れる冷媒の量を減らすと、冷蔵用冷却器61の温度が上昇するので、解凍室へ送られる冷気の温度が上昇し、解凍室内の凍結された貯蔵物がさらに迅速に解凍される。
また、解凍モード中に制御部12が解凍室の設定温度を上げると、解凍室内の温度が上昇するため、解凍室内の凍結された貯蔵物がさらに迅速に解凍される。
また、解凍モード中に制御部12が冷凍空間の設定温度を下げると、制御部12は、冷蔵空間の冷却よりも冷凍空間の冷却により時間を費やすようになるので、結果として冷凍空間の温度が上がる。そのため解凍室内の凍結された貯蔵物がさらに迅速に解凍される。
また、解凍モード中にチルド室温度センサ18(チルド室温度センサ18が設けられていない場合は冷蔵温度センサ13)が測定する温度が所定温度以上になった時に、制御部12が解凍モードでの運転を終了すれば、解凍室であるチルド室23の上段容器24内を含む冷蔵空間内の温度が上昇し過ぎることを防ぐことができる。
また本実施形態のように、冷蔵空間へ送る冷気を発生させる冷蔵用冷却器61と、冷凍空間へ送る冷気を発生させる冷凍用冷却器71とがそれぞれ設けられている場合、冷蔵用冷却器61で発生する冷気の温度は、冷凍用冷却器71で発生する冷気の温度よりも高い。そのため、解凍モードでの運転中に冷蔵用送風ファン62の回転数を多くすることにより、比較的高温の冷気を解凍室に多く送ることができ、凍結された貯蔵物を迅速に解凍できる。またこの場合、解凍モード中に冷蔵用冷却器61の温度が高くなっても、冷凍用冷却器71の温度には影響しないため、解凍モード中も冷凍空間を十分に冷却することができる。
また、冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bのいずれか一方のみが開いたことを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが検出しても、制御部12が冷蔵用送風ファン62を回転させ続ける場合、冷蔵庫10の外の空気を比較的少量だけ解凍室に取り入れることができ、凍結されている貯蔵物を迅速に解凍することができる。この場合において、冷蔵室扉25a及び冷蔵室扉25bの両方が開いたことを冷蔵室扉センサ15a及び冷蔵室扉センサ15bが検出すると、制御部12が冷蔵用送風ファン62を停止させれば、冷蔵庫10の外の空気が大量に冷蔵空間に取り込まれて冷蔵空間の温度が上昇し過ぎることを防ぐことができる。
また、解凍モードでの運転中に、冷蔵室扉25a又は冷蔵室扉25bのいずれか一方が開いていることを冷蔵室扉センサ15a又は冷蔵室扉センサ15bが所定時間以上継続して検出し続けた場合に、制御部12が冷蔵用送風ファン62を停止させれば、冷蔵庫10の外の空気が大量に冷蔵空間に取り込まれて冷蔵空間の温度が上昇し過ぎることを防ぐことができる。
また、解凍室としてのチルド室23の上段容器24内に金属トレイ22が設けられていれば、金属トレイ22の熱伝導性が良いために、上段容器24内の温度が迅速に冷気の温度になり、しかも上段容器24内全体の温度が均一化される。そのため上段容器24内の貯蔵物が迅速に解凍される。
また本実施形態では、解凍モード中は冷凍冷却中であっても制御部12が冷蔵用送風ファン62を回転させるので、冷凍冷却中で比較的高温になっている冷蔵用冷却器61の周囲の冷気が解凍室に送られる。そのため凍結されている貯蔵物を迅速に解凍することができる。
また、冷蔵用冷却器61の温度は、冷凍冷却中の方が冷蔵冷却中よりも高い。そこで、制御部12が、解凍モード中、冷凍冷却中の冷蔵用送風ファン62の回転数を、冷蔵冷却中の冷蔵用送風ファン62の回転数よりも多くすれば、温度の高い冷気がより多く解凍室へ送られることになるので、貯蔵物を迅速に解凍することができる。
以上の実施形態の変更例について説明する。
(変更例1)
上記実施形態では、解凍室がチルド室23の上段容器24内であったが、解凍室はこれに限定されず冷蔵空間内のいずれかの場所であれば良い。例えば、解凍室は、冷蔵室20内の区画された空間(チルド室23を除く)や、野菜室21内の区画された空間であっても良い。
(変更例2)
また、上記実施形態の冷蔵庫10において、さらに、冷蔵用送風ファン62とは別に、解凍室へ冷気を送る解凍ファンが設けられていても良い。解凍ファンは、冷蔵用冷却器61から解凍室(上記実施形態の場合はチルド室23の上段容器24内)までの冷気の流路上であって、冷蔵用送風ファン62よりも解凍室に近い場所に設けられる。
制御部12は、上記実施形態における冷蔵用送風ファン62の替わりに、解凍ファンを、上記実施形態における冷蔵用送風ファン62に対する制御と同様に制御する。すなわち、制御部12は、解凍モードでの運転中は、解凍モード以外のときよりも解凍ファンの回転数を多くし(解凍モード以外のとき停止していた解凍ファンを、解凍モード中は回転させることを含む)、冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出しても解凍ファンを回転させ続ける。そして制御部12は、上記実施形態の中断条件が満たされた時に解凍ファンの回転を停止させ、上記実施形態の終了条件が満たされた時に解凍モードでの運転を終了する。なお、解凍ファンの制御以外の制御についても、上記実施形態と同じとする。
このような解凍ファンが設けられている場合、解凍室に対する冷気の流れを強めることができ、貯蔵物が迅速に解凍される。
(変更例3)
変更例2の冷蔵庫10の構造及び制御を基本としつつ、これに変更を加えて、冷蔵用冷却器61から解凍室までの冷気の流路上に、その流路を開閉する冷蔵ダンパを設けても良い。その場合、冷蔵ダンパよりも冷気の流れの下流側の場所に解凍ファンが設けられる。
制御部12は、冷蔵冷却中は冷蔵ダンパを開き、冷凍冷却中は冷蔵ダンパを閉じる。そのため、解凍モード中かつ冷凍冷却中は、制御部12は冷蔵ダンパを閉じて解凍ファンを回転させる。すると、冷蔵ダンパよりも冷蔵用冷却器61側にある比較的低温の冷気は解凍室に送られず、冷蔵ダンパよりも冷気の流れの下流側にある比較的高温の冷気が解凍室に送られるため、貯蔵物が迅速に解凍される。
(変更例4)
また、以上の冷蔵庫10とは異なり、冷蔵庫が、冷却器を1つだけ備え、さらに、冷却器から冷蔵空間までの冷気の流路を開閉する冷蔵ダンパと、冷却器から冷凍空間までの冷気の流路を開閉する冷凍ダンパとを備えるものであっても良い。この冷蔵庫では、制御部が冷蔵ダンパ及び冷凍ダンパを制御することにより、冷却器で発生した冷気を冷蔵空間に流したり冷凍空間に流したりして、冷蔵空間と冷凍空間とを交互に冷却する。また、このような冷蔵庫では、上の変更例と同じく、冷却器から解凍室までの冷気の流路上であって、冷蔵ダンパよりも冷気の流れの下流側の場所に解凍ファンが設けられる。
この冷蔵庫においても、制御部は変更例2及び変更例3と同様に解凍ファンを制御する。すなわち、制御部12は、解凍モードでの運転中は、解凍モード以外のときよりも解凍ファンの回転数を多くし(解凍モード以外のとき停止していた解凍ファンを、解凍モード中は回転させることを含む)、冷蔵室扉25a又は25bが開いたことを冷蔵室扉センサ15a、15bが検出しても解凍ファンを回転させ続ける。そして制御部12は、上記実施形態の中断条件が満たされた時に解凍ファンの回転を停止させ、上記実施形態の終了条件が満たされた時に解凍モードでの運転を終了する。
この制御において、制御部は、解凍モード中かつ冷凍冷却中は冷蔵ダンパを閉じて解凍ファンを回転させ、解凍モード中かつ冷蔵冷却中は冷蔵ダンパを開いて解凍ファンを回転させる。そのため、解凍モード中かつ冷凍冷却中は、変更例3と同じく、冷蔵ダンパよりも冷気の流れの下流側にある比較的高温の冷気が解凍室に送られ、貯蔵物が迅速に解凍される。
以上の他にも、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々な変更、置換、省略等を行うことができる。以上の実施形態は例示であり発明の範囲はこれに限定されない。以上の実施形態やその変更例は、特許請求の範囲に記載された発明及びその均等の範囲に含まれる。
10…冷蔵庫、11…キャビネット、12…制御部、13…冷蔵温度センサ、14…冷凍温度センサ、15a…冷蔵室扉センサ、15b…冷蔵室扉センサ、16…パネル、17…庫内灯、18…チルド室温度センサ、19…冷蔵用冷却器温度センサ、20…冷蔵室、21…野菜室、22…金属トレイ、23…チルド室、24…上段容器、24a…隙間、25a…冷蔵室扉、25b…冷蔵室扉、26…下段容器、27…野菜室扉、28…野菜容器、29…減酸素室、30…減酸素装置、31…ダクト、32…吹き出し口、33…吸い込み口、34…仕切り板、35…導入路、36…吸い込み口、37…吹き出し口、40…冷凍室、41…製氷室、42…製氷皿、43…貯氷容器、44…製氷室扉、45…上容器、46…下容器、47…冷凍室扉、60…冷蔵用冷却室、61…冷蔵用冷却器、62…冷蔵用送風ファン、63…冷蔵用減圧装置、64…圧縮機、65…凝縮器、66…切り替え弁、70…冷凍用冷却室、71…冷凍用冷却器、72…冷凍用送風ファン、73…冷凍用減圧装置、74…吹き出し口、75…吹き出し口、76…仕切り板、77…導入路、78…吸い込み口

Claims (9)

  1. 冷蔵温度に保持される冷蔵空間と、前記冷蔵空間に設けられ、凍結された貯蔵物を解凍する解凍室と、前記解凍室へ冷気を送るファンと、前記冷蔵空間を開閉する扉と、前記扉の開閉を検出する扉センサと、解凍モードを実行する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は、前記解凍モード以外のときよりも前記ファンの回転数を多くし、前記扉が開いたことを前記扉センサが検出しても前記ファンを回転させ続けることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記解凍室へ送る冷気を発生させる冷却器を備え、前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は前記冷却器に流れる冷媒の量を減らす、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は前記解凍室の設定温度を上げる、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は、前記解凍室が設けられた空間以外の空間の設定温度を下げる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記解凍室内の温度を測定する温度センサが設けられ、前記制御部は、前記温度センサが測定する温度が所定温度以上になると、前記解凍モードでの運転を終了する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 冷凍温度に保持される冷凍空間と、前記冷凍空間へ送る冷気を発生させる冷凍冷却器と、前記冷凍空間へ冷気を送る冷凍ファンと、前記冷蔵空間へ送る冷気を発生させる冷蔵冷却器と、前記冷蔵空間へ冷気を送る冷蔵ファンとを備え、
    前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は、前記解凍モード以外のときよりも前記冷蔵ファンの回転数を多くし、前記扉が開いたことを前記扉センサが検出しても前記冷蔵ファンを回転させ続ける、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記冷蔵空間内を照らす庫内灯が設けられ、前記解凍モードでの運転中に前記扉が開いたことを前記扉センサが検出すると、前記制御部は、前記庫内灯により前記解凍モードでの運転中であることを報知する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記冷蔵空間を開閉する左右2枚の扉を備え、前記制御部は、前記解凍モードでの運転中は、一方の扉のみが開いたことを前記扉センサが検出しても前記ファンを回転させ続け、両方の扉が開いたことを前記扉センサが検出すると前記ファンを停止させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記解凍モードでの運転中に、前記扉が開いていることを前記扉センサが所定時間以上継続して検出し続けた場合は、前記制御部は前記ファンを停止させる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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