JP6723322B2 - パン包装袋剥がし装置 - Google Patents

パン包装袋剥がし装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6723322B2
JP6723322B2 JP2018212351A JP2018212351A JP6723322B2 JP 6723322 B2 JP6723322 B2 JP 6723322B2 JP 2018212351 A JP2018212351 A JP 2018212351A JP 2018212351 A JP2018212351 A JP 2018212351A JP 6723322 B2 JP6723322 B2 JP 6723322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bread
packaging bag
conveyor
placing
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018212351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020079098A (ja
Inventor
安三 宮澤
安三 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAZAWA CO.,LTD.
Original Assignee
MIYAZAWA CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIYAZAWA CO.,LTD. filed Critical MIYAZAWA CO.,LTD.
Priority to JP2018212351A priority Critical patent/JP6723322B2/ja
Publication of JP2020079098A publication Critical patent/JP2020079098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6723322B2 publication Critical patent/JP6723322B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

本発明は、パンを包装袋から取り出すためのパン包装袋剥がし装置、及びそれを備えるパン搬送装置に関する。
以前よりパンを搬送する装置は存在していた。例えば、引用文献1には、パンが載置される容器を有し、容器を搬送方向に搬送するためのコンベヤと、搬送方向に関しコンベヤの下流端部側に配置され、容器と協働しパンを解放可能に支持するガイド部材と、コンベヤにより搬送されるパンを排出するためのシュート部材とを備えるパン搬送装置が開示されている。
特開2018−148803号公報
しかし、パン工場で製造されたパンは、包装袋によって包装されてパン工場から出荷される。サンドイッチ等のパン加工製品を製造するためには、パンをその包装袋から取り出してから搬送する必要があるが、従来では、パンの取り出しは人手によって行われていたことから、パン加工製品を製造する時間を費やして高コスト化の要因となり、更には衛生的ではなかった。
従って、本発明の目的は、自動的にパンをその包装袋から取り出すことができるパン包装袋剥がし装置を提供することである。また、本発明の別の目的は、自動的にパンをその包装袋から取り出して搬送することができるパン搬送装置を提供することである。
本発明の1つの観点によれば、柱状のパンをその包装袋から取り出すためのパン包装袋剥がし装置は、包装袋によって包装されたパンを戴置するパン戴置部と、パンの長手方向が水平方向に対して傾斜するように、包装袋によって包装されたパンが戴置されたパン戴置部を傾斜させる起立部と、パン戴置部が傾斜している場合に、パンが落下することを防止するストッパと、パン戴置部が傾斜して固定された場合に、包装袋を把持する袋把持部と、パンを包装袋から取り出すために、袋把持部によって把持された包装袋を牽引する袋引き部とを備え、起立部は、把持された包装袋が牽引される場合に、パンがパンそれ自体の重みによって包装袋に付着して共に牽引されることがない角度までパン戴置部を傾斜させる。
本発明の一具体例によれば、上記装置は、包装袋の長手方向の向きを判定する方向センサを更に備える。
本発明の一具体例によれば、上記装置において、包装袋の長手方向の向きが所定の向きでないと判定された場合には、起立部は、パン戴置部を傾斜させない。
本発明の一具体例によれば、上記装置において、把持された包装袋が牽引される場合に、パンは把持されていない。
本発明の一具体例によれば、上記装置は、パンが取り出された包装袋を吸引するシュートを更に備える。
本発明の一具体例によれば、上記装置において、袋把持部は、包装袋の長手方向上側の端部を把持する。
本発明の一具体例によれば、上記装置は、包装袋に開口を設けるために、包装袋の長手方向上側の端部に対向する端部を切断するカッターを更に備える。
本発明の一具体例によれば、上記装置において、切断された端部は、包装袋とは一体の状態である。
本発明の一具体例によれば、上記装置において、ストッパは、パン戴置部に対して垂直方向に移動することができるようになっている。
本発明の1つの観点によれば、パン搬送装置は、第1の上記装置と、第1のコンベヤと、第2のコンベヤとを備え、第1のコンベヤは、包装袋によって包装されたパンを第1の上記装置のパン戴置部に送り出すことができるようになっており、第2のコンベヤは、第1の上記装置によって包装袋から取り出されたパンを、第1の上記装置のパン戴置部から受け取ることができるようになっている。
本発明の一具体例によれば、上記パン搬送装置において、第1の上記装置のストッパは、第1のコンベヤが、包装袋によって包装されたパンを第1の上記装置によって包装袋からパンを取り出すために、第1の上記装置のパン戴置部に送り出す場合には、垂直方向下側に移動する。
本発明の一具体例によれば、上記パン搬送装置において、第1の上記装置のストッパは、第2のコンベヤが、包装袋から取り出されたパンを第1の上記装置のパン戴置部から受け取る場合には、垂直方向上側に移動する。
本発明の一具体例によれば、上記パン搬送装置において、第1の上記装置のストッパは、第1のコンベヤが、包装袋によって包装されたパンを第1の上記装置のパン戴置部に送り出してから、第2のコンベヤが、包装袋から取り出されたパンを第1の上記装置のパン戴置部から受け取るようになるまで、垂直方向下側にある。
本発明の一具体例によれば、上記パン搬送装置は、第2の上記装置と、第3のコンベヤとを更に備え、第1及び第2のコンベヤは、包装袋によって包装されたパンを第2の上記装置のパン戴置部に送り出すことができるようになっており、第3のコンベヤは、第2の上記装置によって包装袋から取り出されたパンを、第2の上記装置のパン戴置部から受け取ることができるようになっている。
本発明の一具体例によれば、上記パン搬送装置において、第1の上記装置のストッパは、第1のコンベヤ、第1の装置のパン戴置部、第2のコンベヤの順に包装袋によって包装されたパンを送り出すことができるように垂直方向上側にある。
本発明によれば、サンドイッチ等のパン加工製品を製造するために、パン工場から出荷された包装袋によって包装されたパンを、人手に頼ることなく、低コストで包装袋から取り出して搬送することが可能になる。
なお、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。
本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の正面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の平面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の左側面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の、パンを包装袋から取り出す場合の右側面図である。 本発明の一実施形態のパン搬送装置の平面図である。 本発明の一実施形態のパン搬送装置の正面図である。 包装袋によって包装されたパンの斜視図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の、包装袋によって包装されたパンをパン戴置部に戴置させた場合の概略正面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の、パン戴置部を傾斜させた場合の概略右側面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の、パンを包装袋から取り出している場合の概略右側面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の、パンを包装袋から取り出した場合の概略右側面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の一部拡大正面図である。 本発明の一実施形態のパン包装袋剥がし装置の一部拡大平面図である。 本発明の別の実施形態のパン包装袋剥がし装置の一部拡大右側面図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
まず、本発明の一実施形態であるパン包装袋剥がし装置について説明する。図1〜図4に、本発明の一実施形態としての柱状のパンをその包装袋から取り出すためのパン包装袋剥がし装置201を示す。パン工場で製造されたパン101は、図7に示すように、第1の端部103及び第2の端部104を有する包装袋102によって包装されてパン工場から出荷されるが、装置201は、その包装袋102によって包装されたパン101を戴置するパン戴置部202と、パン101の長手方向105が水平方向に対して傾斜するように、包装袋102によって包装されたパン101が戴置されたパン戴置部202を傾斜させる起立部204と、パン戴置部202が傾斜している場合に、パン101が落下することを防止するストッパ203と、パン戴置部202が傾斜して固定された場合に、包装袋102を把持する袋把持部205と、パン101を包装袋102から取り出すために、把持された包装袋102を牽引する袋引き部206とを備える。なお、装置201によって包装袋102から取り出されるパン101は、図7においては、サンドイッチ等の加工製品に使用される食パン等のように長手方向105に延伸した略直方体の形状をしているが、それに限定されず、柱状の形態をした細長い形状のパンであってもよい。
図8に示すように、包装袋102によって包装されたパン101が、パン戴置部202に配置される。パン戴置部202は、例えば、複数のローラを備えてもよく、矢印の向きのようにパン戴置部202の外部から送られてきた包装袋102によって包装されたパン101が、ローラの回転によって、パン戴置部202上において水平方向にストッパ203まで進む。ローラの代わりにベルトであってもよい。
図7に示すように、包装袋102の第1の端部103は、袋把持部205によって包装袋102を把持することを容易にするような形状を有してもよく、この場合、第1の端部103及び第2の端部104は同じ形状していない。そこで、第1の端部103及び第2の端部104がパン戴置部202上において正しく配置されているか否か判定する、すなわち、包装袋102の長手方向105の向きを判定する方向センサ208を、装置201は備えてもよい。包装袋102の長手方向105の向きが所定の向きでないと判定された場合には、袋把持部205によって包装袋102を把持する工程以降において不具合を起こす虞があるため、起立部204がパン戴置部202を傾斜させないようにしてもよい。そして、包装袋102の長手方向105の向きが所定の向きになるように、包装袋102によって包装されたパン101をパン戴置部202に再配置してもよい。なお、方向センサ208は、長手方向105の向きを判定可能なものであればよく、例えば光電センサであってもよい。
図9Aに示すように、起立部204によって、包装袋102によって包装されたパン101が戴置されたパン戴置部202を、パン101の長手方向105が水平方向209に対して角度αで傾斜するように、図8に示す水平位置から傾斜させる。ここで装置201は、回転機構212を備えてもよく、包装袋102によって包装されたパン101が戴置されたパン戴置部202を水平方向に回転させてから又は回転させながら、傾斜させてもよい。例えば、包装袋102によって包装されたパン101が搬送されてきた方向に対してパン戴置部202を90°水平方向に回転させてもよい。この場合、パン101を包装袋102から取り出してから又は取り出しながら、パン戴置部202を図8に示す水平位置に戻してから又は戻しながら、パン戴置部202を水平方向に逆回転させてパン101が搬送されてきた方向に戻す。このように回転機構212を備えることによって、袋把持部205、袋引き部206、等が設置しやすくなる。起立部204は、例えばシリンダから構成されてもよく、シリンダを矢印の方向に動作させることによって、パン戴置部202を傾斜させてもよい。なお、起立部204は、パン戴置部202を傾斜させることができる構造であればよく、これに限定されるものではない。起立部204がパン戴置部202を傾斜させて水平方向209に対して角度αで固定した後、袋把持部205は包装袋102を把持する。袋把持部205は、例えば2つの部材から構成され、2つの部材によって包装袋102を挟持するように把持してもよい。また袋把持部205は、包装袋102を牽引し易くするために、包装袋102の長手方向105上側の第1の端部103を把持してもよい。そして図9B及び図9Cに示すように、袋引き部206は、パン101を包装袋102から取り出すために、包装袋102を把持した袋把持部205を長手方向105に沿うように移動させることによって包装袋102を牽引する。袋引き部206は、例えばシリンダから構成されてもよく、袋把持部205に結合されたシリンダを長手方向105に動作させることによって包装袋102を牽引してもよい。
角度αが小さい場合に袋引き部206が袋把持部205によって包装袋102を牽引すると、パン101と包装袋102との摩擦によってパン101が包装袋102に付着して、包装袋102だけでなくパン101も共に牽引されることがある。これを回避するために、パン101を別の手段によって把持して共に牽引されないようにすることも考えられるが、この場合、その把持する手段によってパン101を損傷させる虞がある。そこで、パン101自体の重さを利用することによって、パン101と包装袋102との間の摩擦より大きいパン101の長手方向105の重力成分が得られるような角度αに決定すればよい。従って、その摩擦とパン101自体の重さとの関係によって角度αを決定して、起立部204がその角度αまでパン戴置部202を傾斜させれば、把持された包装袋102が牽引される場合に、パン101はそれ自体の重みによって包装袋102に付着して共に牽引されることはない。このようにすれば、把持された包装袋102が牽引される場合に、パン101を別の手段によって把持する必要はなく、パン101を損傷させることはない。なおストッパ203は、上記のようにパン戴置部202上を進んできた包装袋102によって包装されたパン101を停止させる機能だけでなく、パン戴置部202を傾斜させた場合に、パン101を落下させない機能をも有して、パン戴置部202を傾斜させた場合にパン101をパン戴置部202上に留めるようにする。
また装置201は、パン101が取り出され、不要になった包装袋102を吸引するシュート207を更に備えてもよい。シュート207には(図示されない)真空装置が結合され、真空によって、不要になった包装袋102は吸引されてもよい。
また図10A〜図10Cに示すように、装置201は、包装袋102に開口106を設けるために、包装袋102の長手方向105上側の第1の端部103に対向する第2の端部104を切断するカッター210を更に備えてもよい。包装袋102の第2の端部104が閉じられている場合には、カッター210によって第2の端部104を開口して、開口106を介してパン101を包装袋102から取り出す。起立部204によってパン戴置部202を傾斜させて固定し、袋把持部205によって包装袋102を把持した後、袋引き部206によって包装袋102を牽引する前に開口することが、最も的確に第2の端部104に開口106を設けることができる。例えば、図7のような直方体の形状の食パンの包装袋102の第2の端部104に開口106を設ける場合には、図10A及び図10Bに示すように、第2の端部104の2つの縦辺に沿って切断する2つのカッターと、第2の端部104の底辺に沿って切断する1つのカッターとの3つのカッター210を設けて、第2の端部104の2つの縦辺を各縦辺に対応するカッター210によって同時に切断し、その後、底辺をそれに対応するカッター210によって切断してもよい。また、図10Cに示すように、第2の端部104の2つの対角線に沿って切断する2つのカッターを設けて、第2の端部104の2つの対角線を各対角線に対応するカッター210によって第2の端部104をX字形状に切断してもよい。この場合、ストッパ203は、X字形状の穴が設けられるようにパン101を3方向から支持し、カッター201は、X字形状の穴を通過して第2の端部104をX字形状に切断する。なお、切断された第2の端部104は、切断後であっても包装袋102とは一体の状態であることが望ましい。すなわち、切断された第2の端部104は包装袋102と繋がっていることが望ましい。これは、シュート207が第2の端部104を含んだ状態の包装袋102を吸引することができるからである。また、カッター210によって包装袋102にパン101を取り出すための開口106を設けることができたか否か判定する切断検出センサ211を、装置201は備えてもよい。開口106を設けることができなかったと判定された場合には、袋引き部206によって包装袋102を牽引する工程以降において不具合を起こす虞があるため、袋把持部205が包装袋102を離すようにしてもよい。なお、切断検出センサ211は、開口106の判定可能なものであればよく、例えば光電センサであってもよい。
ストッパ203は、パン戴置部202に対して垂直方向に移動することができるようになっていてもよい。上記のように、パン戴置部202上を進んできた包装袋102によって包装されたパン101を停止させるためや、パン戴置部202を傾斜させた場合にパン101を落下させないために、ストッパ203を垂直方向下側に移動させることができるようになっている。
次に、本発明の一実施形態であるパン搬送装置について説明する。図5及び図6に、本発明の一実施形態としての柱状のパンを搬送するパン搬送装置301を示す。パン工場で製造されたパン101は、図7に示すように、包装袋102によって包装されてパン工場から出荷されるが、パン搬送装置301は、上記で説明された柱状のパン101をその包装袋102から取り出すためのパン包装袋剥がし装置201である第1の装置302と、第1のコンベヤ305と、第2のコンベヤ306とを備える。第1のコンベヤ305は、包装袋102によって包装されたパン101を第1の装置302のパン戴置部202に送り出すことができるようになっている。また、第2のコンベヤ306は、第1の装置302によって包装袋102から取り出されたパン101を、第1の装置302のパン戴置部202から受け取ることができるようになっている。
パン搬送装置301において、第1のコンベヤ305は、第1の装置302に向けて包装袋102によって包装されたパン101を送り、第1のコンベヤ305から送られてきた包装袋102によって包装されたパン101は、第1の装置302のパン戴置部202上において進む。その際、第1の装置302によって包装袋102からパン101を取り出すために、第1の装置302のストッパ203は、垂直方向下側に移動しており、包装袋102によって包装されたパン101は、第1の装置302のパン戴置部202上において停止する。その後、上記で説明されたように、第1の装置302は、パン101を包装袋102から取り出してパン戴置部202を図8に示す水平位置に戻す。そして、第1の装置302のストッパ203は垂直方向上側に移動し、包装袋102から取り出されたパン101は、第1の装置302のパン戴置部202から第2のコンベヤ306に送られる。
このように、第1の装置302のストッパ203は、第1のコンベヤ305が包装袋102によって包装されたパン101を第1の装置302のパン戴置部202に送り出してから、第2のコンベヤ306が包装袋102から取り出されたパン101を第1の装置302のパン戴置部202から受け取るようになるまで垂直方向下側にあって、パン101が第1の装置302のパン戴置部202から第2のコンベヤ306に送り出される際に垂直方向上側に移動するようになっている。これによって、パン101は、パン搬送装置301においては、第1のコンベヤ305、第1の装置302のパン戴置部202、第2のコンベヤ306の順に一方方向に送られることができる。
またパン搬送装置301は、第2のコンベヤ306において第1の装置302とは対向する位置に、上記で説明された柱状のパン101をその包装袋102から取り出すためのパン包装袋剥がし装置201である第2の装置303と、第3のコンベヤ307とを更に備えてもよい。第1のコンベヤ305及び第2のコンベヤ306は、包装袋102によって包装されたパン101を第2の装置303のパン戴置部202に送り出すことができるようになっている。また、第3のコンベヤ307は、第2の装置303によって包装袋102から取り出されたパン101を、第2の装置303のパン戴置部202から受け取ることができるようになっている。
パン搬送装置301において、第1のコンベヤ305は、第1の装置302に向けて包装袋102によって包装されたパン101を送り、第1のコンベヤ305から送られてきた包装袋102によって包装されたパン101は、第1の装置302のパン戴置部202上において進む。その際、第1の装置302のストッパ203は垂直方向上側に移動しており、包装袋102によって包装されたパン101は、第1の装置302のパン戴置部202を通過して第2のコンベヤ306に送られる。第2のコンベヤ306は、第2の装置303に向けて包装袋102によって包装されたパン101を更に送り、第2のコンベヤ306から送られてきた包装袋102によって包装されたパン101は、第2の装置303のパン戴置部202上において進む。その際、第2の装置303によって包装袋102からパン101を取り出すために、第2の装置303のストッパ203は垂直方向下側に移動しており、包装袋102によって包装されたパン101は、第2の装置303のパン戴置部202上において停止する。その後、上記で説明されたように、第2の装置303は、パン101を包装袋102から取り出してパン戴置部202を図8に示す水平位置に戻す。そして、第2の装置303のストッパ203は垂直方向上側に移動し、包装袋102から取り出されたパン101は、第2の装置303のパン戴置部202から第3のコンベヤ307に送られる。
このように、第1の装置302のストッパ203は、第1のコンベヤ305、第1の装置302のパン戴置部202、第2のコンベヤ306の順に包装袋102によって包装されたパン101を送り出すことができるように垂直方向上側にある一方、第2の装置303のストッパ203は、第2のコンベヤ306が第1の装置302のパン戴置部202を通過してきた包装袋102によって包装されたパン101を第2の装置303のパン戴置部202に送り出してから、第3のコンベヤ307が包装袋102から取り出されたパン101を第2の装置303のパン戴置部202から受け取るようになるまで垂直方向下側にあって、パン101が第2の装置303のパン戴置部202から第3のコンベヤ307に送り出される際に垂直方向上側に移動するようになっている。これによって、パン101は、パン搬送装置301においては、第1のコンベヤ305、第1の装置302のパン戴置部202、第2のコンベヤ306、第2の装置303のパン戴置部202、第3のコンベヤ307の順に一方方向に送られることができる。
パン搬送装置301が第1の装置302及び第2の装置303を備えることによって、パン101は、第1の装置302及び第2の装置303の何れか一方においてその包装袋102から取り出されることから、後に続くサンドイッチ等のパン加工製品を製造する工程に対し、短時間に複数のパン101を搬送することができる。そしてパン搬送装置301は、パン101をその包装袋102から取り出す装置を更に備えてもよい。
パン搬送装置301は、図5及び図6に示すように、スライダ310を更に備えてもよい。上記で説明されたように、方向センサ208によって包装袋102の長手方向105の向きが所定の向きでないと判定された場合には、その包装袋102によって包装されたパン101は、スライダ310によって一連のパン101を搬送するラインから排出される。更に、上記で説明されたように、切断検出センサ211によって包装袋102にパン101を取り出すための開口106を設けることができなかったと判定された場合には、その包装袋102によって包装されたパン101は、スライダ310によって一連のパン101を搬送するラインから排出される。また、パン搬送装置301は、第1のコンベヤ305、第1の装置302、第2のコンベヤ306、第2の装置303、及び第3のコンベヤ307とは並列に、第4のコンベヤ308、上記で説明された柱状のパン101をその包装袋102から取り出すためのパン包装袋剥がし装置201である第3の装置304、第5のコンベヤ309を更に備えてもよい。
第1の装置302、第2の装置303、第1のコンベヤ305、第2のコンベヤ306、及び第3のコンベヤ307は、(図示されない)制御装置によって自動的に制御され、包装袋102によって包装されたパン101を、パン戴置部202、第1のコンベヤ305、等に配置すると、人手に頼ることなく自動的に包装袋102からパン101を取り出して、後に続くサンドイッチ等のパン加工製品を製造する工程に搬送することができるので、低コスト化が可能であって、更には衛生的である。
上記記載は特定の実施例についてなされたが、本発明はそれに限らず、本発明の原理と添付の特許請求の範囲の範囲内で種々の変更及び修正をすることができることは当業者に明らかである。
101 パン
102 包装袋
103 第1の端部
104 第2の端部
105 長手方向
106 開口
201 装置
202 パン戴置部
203 ストッパ
204 起立部
205 袋把持部
206 袋引き部
207 シュート
208 方向センサ
209 水平方向
210 カッター
211 切断検出センサ
212 回転機構
301 パン搬送装置
302 第1の装置
303 第2の装置
304 第3の装置
305 第1のコンベヤ
306 第2のコンベヤ
307 第3のコンベヤ
308 第4のコンベヤ
309 第5のコンベヤ
310 スライダ

Claims (15)

  1. 柱状のパンをその包装袋から取り出すためのパン包装袋剥がし装置であって、
    前記包装袋によって包装された前記パンを戴置するパン戴置部と、
    前記パンの長手方向が水平方向に対して傾斜するように、前記包装袋によって包装された前記パンが戴置された前記パン戴置部を傾斜させる起立部と、
    前記パン戴置部が傾斜している場合に、前記パンが落下することを防止するストッパと、
    前記パン戴置部が傾斜して固定された場合に、前記包装袋を把持する袋把持部と、
    前記パンを前記包装袋から取り出すために、前記袋把持部によって把持された前記包装袋を牽引する袋引き部と
    を備え、前記起立部は、把持された前記包装袋が牽引される場合に、前記パンが前記パンそれ自体の重みによって前記包装袋に付着して共に牽引されることがない角度まで前記パン戴置部を傾斜させる、装置。
  2. 前記包装袋の長手方向の向きを判定する方向センサを更に備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記包装袋の長手方向の向きが所定の向きでないと判定された場合には、前記起立部は、前記パン戴置部を傾斜させない、請求項2に記載の装置。
  4. 把持された前記包装袋が牽引される場合に、前記パンは把持されていない、請求項1〜3の何れか一項に記載の装置。
  5. 前記パンが取り出された前記包装袋を吸引するシュートを更に備える、請求項1〜4の何れか一項に記載の装置。
  6. 前記袋把持部は、前記包装袋の長手方向上側の端部を把持する、請求項1〜5の何れか一項に記載の装置。
  7. 前記包装袋に開口を設けるために、前記包装袋の長手方向上側の端部に対向する端部を切断するカッターを更に備える、請求項1〜6の何れか一項に記載の装置。
  8. 前記切断された端部は、前記包装袋とは一体の状態である、請求項7に記載の装置。
  9. 前記ストッパは、前記パン戴置部に対して垂直方向に移動することができるようになっている、請求項1〜8の何れか一項に記載の装置。
  10. 第1の、請求項1〜9の何れか一項に記載の装置と、
    第1のコンベヤと、
    第2のコンベヤと
    を備えるパン搬送装置であって、
    前記第1のコンベヤは、前記包装袋によって包装された前記パンを前記第1の装置の前記パン戴置部に送り出すことができるようになっており、前記第2のコンベヤは、前記第1の装置によって前記包装袋から取り出された前記パンを、前記第1の装置の前記パン戴置部から受け取ることができるようになっている、パン搬送装置。
  11. 前記第1の装置の前記ストッパは、前記第1のコンベヤが、前記包装袋によって包装された前記パンを前記第1の装置によって前記包装袋から前記パンを取り出すために、前記第1の装置の前記パン戴置部に送り出す場合には、垂直方向下側に移動する、請求項10に記載のパン搬送装置。
  12. 前記第1の装置の前記ストッパは、前記第2のコンベヤが、前記包装袋から取り出された前記パンを前記第1の装置の前記パン戴置部から受け取る場合には、垂直方向上側に移動する、請求項11に記載のパン搬送装置。
  13. 前記第1の装置の前記ストッパは、前記第1のコンベヤが、前記包装袋によって包装された前記パンを前記第1の装置の前記パン戴置部に送り出してから、前記第2のコンベヤが、前記包装袋から取り出された前記パンを前記第1の装置の前記パン戴置部から受け取るようになるまで、垂直方向下側にある、請求項12に記載のパン搬送装置。
  14. 前記パン搬送装置は、
    第2の、請求項1〜9の何れか一項に記載の装置と、
    第3のコンベヤと
    を更に備え、前記第1及び第2のコンベヤは、前記包装袋によって包装された前記パンを前記第2の装置の前記パン戴置部に送り出すことができるようになっており、前記第3のコンベヤは、前記第2の装置によって前記包装袋から取り出された前記パンを、前記第2の装置の前記パン戴置部から受け取ることができるようになっている、請求項10〜13の何れか一項に記載のパン搬送装置。
  15. 前記第1の装置の前記ストッパは、前記第1のコンベヤ、前記第1の装置の前記パン戴置部、前記第2のコンベヤの順に前記包装袋によって包装された前記パンを送り出すことができるように垂直方向上側にある、請求項14に記載のパン搬送装置。
JP2018212351A 2018-11-12 2018-11-12 パン包装袋剥がし装置 Expired - Fee Related JP6723322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018212351A JP6723322B2 (ja) 2018-11-12 2018-11-12 パン包装袋剥がし装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018212351A JP6723322B2 (ja) 2018-11-12 2018-11-12 パン包装袋剥がし装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020079098A JP2020079098A (ja) 2020-05-28
JP6723322B2 true JP6723322B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=70801576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018212351A Expired - Fee Related JP6723322B2 (ja) 2018-11-12 2018-11-12 パン包装袋剥がし装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6723322B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115502397B (zh) * 2022-11-07 2023-07-25 江西金力永磁科技股份有限公司 一种钕铁硼毛坯等静压后自动剥外袋设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1418153A (en) * 1922-01-06 1922-05-30 Lorber Charles Bread server
JPS563192A (en) * 1979-06-22 1981-01-13 Toyo Seikan Kaisha Ltd Bag clamper
JPH0441066Y2 (ja) * 1987-06-29 1992-09-28
US5191996A (en) * 1991-12-18 1993-03-09 Jenkins George C Bread dispensing apparatus
JP2551295B2 (ja) * 1992-03-06 1996-11-06 東洋製罐株式会社 段ボール箱の自動開箱、物品取り出し、折畳方法及び装置
US5442895A (en) * 1994-04-29 1995-08-22 Scope Industries Method and apparatus for unwrapping a wrapped article
JP3169129U (ja) * 2011-05-02 2011-07-14 満 平井 袋状包装体開封補助具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020079098A (ja) 2020-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7467792B2 (en) Anti-toppling device for mail with retractable protrusion
EP1935788A1 (en) Means for transferring foodstuffs in machines
US9051068B2 (en) Batch loader
JPH08225138A (ja) 食物製品機械用の取出し/修正コンベア装置
KR100194531B1 (ko) 포장재의 절개 및 제거장치
JP6723322B2 (ja) パン包装袋剥がし装置
JPH033796A (ja) 加工食品スライスシステム
JPH11236110A (ja) 搬送装置及び搬送方法
JP6379012B2 (ja) 物品移送装置
CN110902400A (zh) 异型烟拆垛机及拆垛流水线
JP5324261B2 (ja) 物品保持装置
JP2020082226A (ja) 食品切断装置
US20180084824A1 (en) Station for trays filled with rod-like articles and apparatus for emptying of four-wall or five-wall tray filled with rod-like articles of the tobacco industry
EP0456155A1 (en) Sausage link handling and packaging machine
JP2022543884A (ja) 2つの部分からなるカートンから商品を取り出すための方法および装置
JP3227610U (ja) 取り出しマガジンへ立った状態の郵便物を送る装置
US20170275029A1 (en) Method and Device for Automatic Packing of Wood
JP7464341B2 (ja) 食材盛付装置
JP6324929B2 (ja) 箱詰装置
JP4895371B2 (ja) スライス食材小分けシステム
JPH07948U (ja) 長物野菜の選別装置
JP5827374B1 (ja) 平形おしぼりの定量袋詰め装置
JP6910233B2 (ja) シート状搬送物の搬送装置
CN217456582U (zh) 塑料托盘输送装置
CN217074996U (zh) 塑料托盘的分离装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6723322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees