JP6723216B2 - シガレットパック - Google Patents

Description

本発明は、請求項１の上位概念の特徴を有する、パック、特にシガレットパックに関する。

ソフトパック、もしくは、ソフトカップ型のパックは、シガレットパックの世界的に普及したタイプに属する。標準的な構造において、シガレットブロック、即ち、内側裁断片もしくは銀紙裁断片の中に包み込まれたシガレット群は、カップとして形成された外側パック内において設けられている。

この外側パックは、紙裁断片から成り、この紙裁断片が、１つの開いた端面が形成されこの開いた端面からシガレットブロックが部分的に突出するように、折り畳まれる。通常、このパックは、閉鎖帯封もしくは印紙帯封を備え、この閉鎖帯封もしくは印紙帯封が、折畳みタブから形成された、このシガレットブロックの端壁を横切って延在し、且つ、脚部によって、カップ前壁およびカップ後壁の領域内において固定されている。

このような様式のシガレットパックに関して、記載すべき先行技術文献情報はない。

本発明の課題は、前記の、または、類似のパッキングタイプを、特に形状安定性に関して、および、取扱い可能性に関して、更に発展させること、および、改良することである。

この課題を解決するために、請求項１の特徴を有する、本発明に従うパックが形成される。

本発明の核心は、（シガレット）パックを提供することにあり、この（シガレット）パックの外側の外観が、ソフトパックに相応し、他方しかしながら、比較的に強度な包装材料、特に、薄い厚紙、または、厚い紙（１３５ｇ／ｍ^２ から１５０ｇ／ｍ^２ まで）から成っている。

更に、本発明の特徴は、（外側）パックが、シガレットブロックを、有利には、全面的に囲繞しており、特に、折畳みタブの無い閉鎖された端壁を形成していることにある。このパッキング形態の特徴は、少なくとも一貫して連続して閉鎖された端壁の外側面が、印刷、及び／または、材料変形（型押し）によって、ソフトパッキングタイプのパックの端面の外側の外観を有することにある。この端面の印刷、もしくは、構造は、従って、特に、互いに部分的に覆う台形状の折畳みタブを有する、「封筒折畳み」の形態を有する。
更に、（印紙）帯封の形態、もしくは、構造は、ソフトカップ型のパックの場合に通常の実施形態および位置決めにおいて、具現され得る。

本発明の更に別の特徴は、消費者のために同様にこの開口補助体に関しても軽減が提供されるような、前記パックのための開口補助体の形態に関している。

更に別の特徴は、一方では閉鎖手段の、他方では印紙帯封の配設に関する、有利には標準的なソフトカップ型のパックの構成に関する。本発明に従い、折畳みタブから成る端壁を横切って敷設されている閉鎖ラベルは、透き通った、もしくは、透明な（フィルム）材料から成っている。

（印紙）帯封は、別個の接着ストリップとして、パックに、有利には、幅狭の側壁の領域内において、および場合によっては、端壁の領域内において延在する脚部を有して、装着されている。

本発明の更なる詳細を、以下で、図に基づいて詳しく説明する。

透視図における、閉鎖位置における（シガレット）パックの図である。 開口位置における、図１に従うパックの図である。 図１、図２に従うパックのための裁断片の図である。 矢印ＩＶに相応する、図１に従うパックの端面の部分図である。 拡大された尺度における、図４に従うパックの端面の部分Ｖの部分図である。 断面ＶＩ−ＶＩにおける、図４に従うパックの、端面側の縦断面図である。 パックの変化された実施形態の、図６に相応する縦断面図である。 透視図における、パックの別の実施形態の図である。 透視図における、パックの更に別の実施形態の図である。 図８または図９に従うパックのための、広げられた裁断片の図である。 透視図における、特に有利な閉鎖手段を有する、ソフトカップ型のパックの図である。

図内における実施例は、この実施の形態、もしくは、一般的なソフトカップ型のパックに相応する１つの外側の形態における、シガレットパックに関している。
前記パックは、有利には、シガレット１０、もしくは、１つのシガレット群１１が、紙、フィルム、または、銀紙から成る内側裁断片１２によって、完全に被覆されているように形成されている。このようにして形成したシガレットブロック１３は、（外側）パック１４内に設けられており、この（外側）パックが、有利には、一体的な裁断片１５から形成されており、且つ、折畳みタブの無い、閉鎖された端壁１６を有している。

有利には、パック１４は、図３に従う裁断片から成っている。
長手方向に相前後して連続して、前壁１７、端壁１６、後壁１８、および、底壁１９の領域が形成されている。

この底壁１９の自由な縁部に、結合フラップ２０が装着されており、この結合フラップが、完成したパック１４の場合、前壁１７の内側と、特に接着ポイント２１によって結合されている。

側壁２２の形成のために、側方タブが、即ち、前壁１７と結合された外側の側方タブ２３と後壁１８と結合された内側の側方タブ２４とが使用される。これら側方タブ２３および側方タブ２４は、側壁２２の形成のために、接着によって、本実施例において、対の状態で列状に設けられた接着ポイント２５によって、ここで外側の側方タブ２３の内側において互いに結合されている。

パック１４は、この実施例の場合、円形にされた直立したパッキングエッジ部、即ち、円形エッジ部２６を備えている。これら円形エッジ部は、これら円形エッジ部の寸法において、シガレット１０の形状、もしくは、円形に適合されている。これら円形エッジ部２６は、それぞれに、裁断片１５の材料内における多数の平行な刻み目２７によって形成されている。

端壁１６および底壁１９は、このパックの輪郭に適合されており、且つ、円形角部２８を有している。側方タブの延長部分内において、角部タブ２９、３０が、一方では端壁１６の内側との、他方では底壁１９の内側との結合のために装着されている。図３に従う裁断片１５の場合、両方の角部タブ２９、３０は、内側の側方タブ２４において、これら内側の側方タブの延長部分内において装着されている。少なくとも底壁１９の角部タブ３０は、この底壁１９と接着によって結合されている。

パック１４、もしくは、裁断片１５は、紙、または、匹敵する引裂き可能なパック物質から成っている。特に、比較的に強い強度を有する、もしくは、比較的に重い重量（１３５ｇ／ｍ^２ から１５０ｇ／ｍ^２ まで）を有する紙が使用される。

パックは、目的に合わせられた形態によって、外側の外観において、従来の（ソフト）カップ型のパックの印象が得られるように形成されている。
この目的のために、端壁１６は、外側において、印刷、及び／または、材料変形によって、シガレットブロックの端壁の形態が、特に、型押しされた銀紙の構造の模造において、裁断片の適当な構成でもって提供されるように、形成されている。

この端面は、上記のことに応じて、印刷によって、もしくは、グラフィック的な補助手段によって形成された（暗色の）ストリップ、即ち、台形状、もしくは、収斂状の延在を有するストリップ３１と、内側に位置する、もしくは、部分的に覆われた折畳みタブのエッジ部の表現のための接続ストリップ３２とを備えている。
これらストリップ３１、３２は、実物通りの構造の模造のために、異なる幅、もしくは、変化された幅を有して形成されている。

更に、端壁１６の外側面は、印刷、及び／または、材料変形によって、線および面による網目を備えており、これら線および面が、視覚的に、型押しされた銀紙フィルム、または、例えば紙から成る、他の内側裁断片の印象を生み出す。特に、三角形、もしくは四角形の構造が、適当な印刷によって形成され（図５）、これら構造は、通常の銀紙型押し模様、または、紙の場合に通常の印刷に相応する。

更に、これら印刷は、端壁１６の隣接する面３３、３４、３５の領域内において、異なって形成され、従って、特に通常の封筒折畳みの原理に従う、隣接する折畳みタブの印象が提供される。

有利には、この印刷、もしくは、変形は、端壁１６の領域を越えて、上側の縁部ストリップ３６と共に延在し、この縁部ストリップが、この端壁１６との関連において、まわりを取り囲んで、前壁１７、後壁１８、および側壁２２の上側の末端部を形成する。この縁部ストリップ３６は、従来のソフトカップ型のパックの場合の、即ち、カップから突出するシガレットブロック、もしくは、銀紙ブロックの表現のための、形態に相応する。
端壁１６の領域内における、および、このパックの隣接する領域の、前記で説明された形成された面は、有利には、銀紙の外観に相応して、銀色に着色して形成されている。

１つの特徴は、帯封３７の配設および構成であり、この帯封が、端壁１６を横切って、一方では前壁１７の領域内において、他方では後壁１８の領域内において脚部３８を有して延在している。この帯封３７、特に印紙帯封は、裁断片１５、もしくは、パック１４の印刷面として形成されている。

相応して設けられた面は、印刷部３９を備えており、この面が、特に、印紙帯封の形態に相応しており、しかしながら、この面が、選択的に、同様に広告面であることも可能であり、または、記号、もしくは、情報を含んでいることも可能である。銀紙の型押し模様に相応する面３３、３４、３５の印刷は、帯封３７、もしくは、この帯封３７のための印刷部３９の領域内において中断されている。

帯封３７は、パック１４のための開口補助体の一部分である。この目的のために、この帯封の領域内において、開口フラップ４０が、このパック１４の材料から取り外し可能である。この開口フラップ４０は、特に、弱め線によって、ここで、パーフォレーション線４１によって境界されている。この開口フラップ４０は、端壁１６の領域を通って、且つ、前壁１７の領域内において脚部を有して延在している。この開口フラップ４０の一部分は、後壁１８内に至るまで延びている（図３）。

パーフォレーション線４１は、この開口フラップ４０が、帯封３７、もしくは、この帯封の印刷部３９よりも幾分小さな幅を有するように設けられている。

開口フラップ４０は、操作機構を用いて、閉鎖位置（図１）と開口位置（図２）との間で、しかも何回かの使用の趣旨で、移動され得る。
本実施例において、閉鎖ラベル４２は、帯封３７、もしくは、前記開口フラップ４０の領域内における外側面に装着されている。この閉鎖ラベル４２は、内側面において永久接着剤を備えており、一方では、平面状に前記開口フラップ４０と、他方では、縁部ストリップ４３に沿って、閉鎖位置において、この開口フラップ４０に沿ってのパック１４の領域と、解離可能な接着によって結合されている。

この閉鎖ラベル４２は、有利には、透き通った、もしくは、透明なフィルムから成り、従って、帯封３７、もしくは、印刷部３９が、同様にこの閉鎖ラベル４２による覆いの場合でも目視可能である。この閉鎖ラベル４２の自由な横方向縁部において、有利には、高コントラストな着色を有する、接着物質の無いグリップフラップ４４が設けられている。

開口フラップ４０を有する閉鎖ラベル４２の開口位置において、しかも、端壁１６内、および、前壁１７の隣接する領域内において、パック１４の開口部４５は、露出される。ここで、シガレットブロック１３、もしくは、内側裁断片１２は露出される。この内側の包装体１２は、シガレット１０への外からの取扱いを達成するために、通常の方法で、（手により）部分的に開口され得る。

しかしながら、この内側裁断片１２、もしくは、シガレットブロック１３に、この開口部４５の領域内において、取り外し可能なフラップ、または、その種の他の物を備え付けることは、同様に可能であり、従って、簡単な構成によって、特に同様に閉鎖ラベル４２を用いての開口工程によって、直接的に、シガレット１０への外からの取扱いが達成され得る。

印刷部は、印刷ストリップ４６、４７として補充され、これら印刷ストリップが、端壁１６に隣接した前壁１７に延在し、且つ、（外側の）側方タブ２３をも包含している。
後壁１８におけるこの印刷ストリップ４７は、円形エッジ部２６、もしくは、刻み目２７の外側輪郭部、もしくは、外側縁部で終わっている。何故ならば、側方タブ２４、および同様に、角部タブ２９が、完成したパックの場合に覆われるからである。これらストリップ４６、４７は、完成したパックの場合に縁部ストリップ３６を形成する。

面３３、３４、３５、及び／または、印刷ストリップ４６、４７の形態は、平面状の、（銀色に着色した）印刷部として、例えば、図５に相応する構造を有して形成されていることは可能である。

選択的に、または、付加的に、裁断片１５の材料が、型押し模様４８、即ち、耐久性のある材料変形を備えていることは可能であり、この材料変形は、この構造内において、銀紙の、または、他の包装材料の型押し模様に相応している。銀紙効果を表現するために、

この型押し模様４８は、銀色に着色した状態で敷設されている。

図７から見て取れるように、この型押し模様４８は、単に閉鎖ラベル４２の外側だけに設けられており、しかしながら、本実施例において、ストリップ４６、４７に類似して、同様にパック１４の側方の面の領域内においても設けられる。

図８から図１０内において、（カップ型の−）パックの詳細が示されており、この（カップ型の−）パックの場合、この（外側）パック１４は、上記された実施例の場合と同様に、比較的に強度な、もしくは、比較的に厚い紙、または、匹敵するパック材料から成っており、しかしながら、少なくとも機能的には、カップ型のパックの特徴が提供されている。

この特徴は、このパック１４の端壁１６が、主として、裁断片１５（図１０）の比較的に強度な、比較的に厚い材料から成っていることにある。端壁１６のこのようにして提供されるカバー領域４９は、同様に、１つの形態−印刷部３９、型押し模様４８−を備えており、この形態が、銀紙ブロック、もしくは、シガレットブロック１３ための端壁の通常の折畳みパターンを示している。この点では、前記された実施例が引き合いに出される。
端面の縁部側の開口領域５０は自由であり、その際、裁断片１５の端壁１６が中断されており、即ち、横方向エッジ部５１でもって終わっている。この開口領域内において、内側裁断片１２、もしくは、シガレットブロック１３の内側端壁５７が、詳しく言うとつまり、ここで、通常の封筒折畳みでもっての台形状の折畳みタブ５８、５９の形成のもとで露出されている。この領域内において、消費者は、内側裁断片１２、もしくは、シガレットブロック１３を開口可能である。

特に印紙帯封としての、有利な通常の実施形態内における帯封３７は、図８の実施例に従い、開口領域５０の使用のもとで、即ち、側壁２２の領域内における一方の帯封脚部５２と、端面に沿ってのシガレットブロック１３の部分的なカバーのための横方向に整向された他方の帯封脚部５３とによって装着されている。パック、もしくは、シガレットブロック１３の開口のために、この帯封３７は破壊されねばならない。

図９に従うパックは、裁断片１５に関して、図８の実施例と同じ、または、類似の方法で形成されている。特に従来の印紙帯封としての帯封３７は、ここで、ソフトカップ型のパックの場合に通常の方法において、端壁１６を横切って、前壁１７内における１つの脚部と、後壁１８における更に別の脚部とを有して敷設されている。

この帯封３７は、ここで、開口領域５０の外側で、即ち、（完全に）カバー領域４９内において延在しており、従って、シガレットブロック１３の端面が完全に露出している。

図８、図９に従うパック１４のための裁断片１５は、長手方向折畳みの原理（Ｌａｅｎｇｓｆａｌｔｐｒｉｎｚｉｐ）に従って形成されている。前壁１７、底壁１９、および、後壁１８は、相前後して連続して、（直角のパッキングエッジ部のための）適当な折畳み線によって限定されている。

端壁１６は、しかも、カバー領域４９の形成のための限定された実施形態において、しかも、銀紙、または、その種の他の物から成るシガレットブロックに類似する前記で説明された外側形態を有して、後壁１８と接続している。この端壁１６の自由なエッジ部に、結合タブ５４が接続しており、この結合タブは、前壁１７の内側と結合され、且つ、部分的に、前壁１７のほぼ全幅にわたって延在し、即ち、カバー領域４９を越えて突出している。

特に優れたパッキング形態は、図１１から与えられる。このパッキング形態は、従来のカップ型のパックとして、即ち、カップ形状のパック１４を有して形成されており、このパックが、前記で説明された実施例に類似して、比較的に強度な材料から成っていることは可能であり、しかしながら、このパックが、選択的に、標準的なソフトカップ型のパックの場合のように、同様に紙から製造されていることも可能である。

シガレットブロック１３は、−通常のように−ほんの少しだけ、上側の開口されたカップ型のパック１４−から外へ向かって突出している。

この特徴は、閉鎖手段および帯封の構成および附設にある。

折畳みタブ５８、５９でもっての、シガレットブロック１３の端面、もしくは、内側端壁５７の折畳みのために、有利には中央で、帯封、即ち、閉鎖帯封５５が設けられており、この閉鎖帯封が、前記端面、もしくは、内側端壁５７を横切って延在しており、且つ、−通常のように−（カップ型の−）パック１４の前壁１７および後壁１８における脚部によって固着されている。

この閉鎖帯封５５は、有利には、少なくとも部分領域内において、即ち、壁１７および１８に隣接する脚部の領域内において、有利には、しかしながら全体で、透き通った、もしくは、透明なフィルムから成り、従って、（カップ型の−）パック１４の前壁１７、及び／または後壁１８の領域内において、無制限に認識可能な印刷像、特に情報（警告−指示）が附設され得る。

印紙帯封５６は、別個の構造部材として、無関係に且つ空間的に閉鎖帯封５５から分離された状態で、示された実施例の場合、専ら、または、主として、幅狭の側壁２２の領域内において位置決めされている。

この位置決めの異なる実施形態は可能である。従って、この（矩形の）裁断片の印紙帯封５６が、専ら、側壁２２の領域内において位置することは可能である。

選択的に、この印紙帯封５６は、−図１１内において一点鎖線によって示唆されているように−角張った形状で、即ち、一方では、側壁２２の領域内において１つの脚部を有して、および、他方では、シガレットブロック１３の端面、もしくは、内側端壁５７の領域内において１つの脚部を有して、附設されることは可能である。

１０ シガレット
１１ シガレット群
１２ 内側裁断片
１３ シガレットブロック
１４ （外側）パック
１５ 裁断片
１６ 端壁
１７ 前壁
１８ 後壁
１９ 底壁
２０ 結合フラップ
２１ 接着ポイント
２２ 側壁
２３ 側方タブ
２４ 側方タブ
２５ 接着ポイント
２６ 円形エッジ部
２７ 刻み目
２８ 円形角部
２９ 角部タブ
３０ 角部タブ
３１ ストリップ
３２ 接続ストリップ
３３ 面
３４ 面
３５ 面
３６ 縁部ストリップ
３７ 帯封
３８ 脚部
３９ 印刷部
４０ 開口フラップ
４１ パーフォレーション線
４２ 閉鎖ラベル
４３ 縁部ストリップ
４４ グリップフラップ
４５ 開口部
４６ 印刷ストリップ
４７ 印刷ストリップ
４８ 型押し模様
４９ カバー領域
５０ 開口領域
５１ 横方向エッジ部
５２ 帯封脚部
５３ 帯封脚部
５４ 結合タブ
５５ 閉鎖帯封
５６ 印紙帯封
５７ 内側端壁
５８ 折畳みタブ
５９ 折畳みタブ

Claims (9)

1. 内側裁断片（１２）の中に包み込まれたシガレット群（１１）−シガレットブロック（１３）−のための、外側パック（１４）の形成のための、一体的な裁断片（１５）から成るシガレットパックであって、
   この外側パック（１４）が、
   剛性の、折畳み可能なパック物質、または、薄い厚紙、から成っており、および、
   前記外側パック（１４）の端壁（１６）が少なくとも１つの部分領域内において折畳みタブの無い閉鎖された壁として形成されているように、折り畳まれている様式の前記シガレットパックにおいて、
   前記端壁（１６）、もしくは、この端壁（１６）の少なくとも１つの部分領域が、
   印刷、及び／または、型押し模様（４８）に基づいて、
   銀紙、紙から成る折り畳まれた内側裁断片（１２）の目視可能な端面を有するソフトカップ型のパックに類似した実施形態における、折畳みタブから形成された端壁（１６）の外側の外観を有すること、
   少なくとも前記端壁（１６）の、前記印刷、及び／または、型押し模様（４８）が、銀紙包装体の構造に類似して、網目状に形成されており、且つ、
   コントラストを示す、暗色のストリップ（３１）および接続ストリップ（３２）を、互いに部分的に覆う折畳みタブのエッジ部の表現のために有しており、
   前記印刷、及び／または、型押し模様（４８）が、横方向に整向された印紙帯封（３７）の領域の外側で設けられていること、および、
   前記印紙帯封（３７）が、前記印紙帯封（３７）の形態に相応する印刷によって、前記外側パック（１４）のための裁断片（１５）の上に形成されており、且つ、
   前記印紙帯封（３７）が、前記閉鎖ラベル（４２）による覆いの場合にも、該当印刷特記事項に基づいて認識可能であるように、
   前記開口部（４５）の提供のための、前記印紙帯封（３７）を覆う前記閉鎖ラベル（４２）が、少なくとも前記端壁（１６）の領域内において、透き通った、もしくは、透明な材料から成っていること、
   を特徴とするシガレットパック。
2. 横方向に整向された閉鎖ラベル（４２）から成る、前記端壁（１６）の領域内において開口補助体を備えており、この閉鎖ラベルが、少なくとも前記端壁（１６）の領域内において延在し、および前記外側パック（１４）の前壁（１７）および後壁（１８）の領域内における脚部（３８）を有して延在しており、
   前記閉鎖ラベル（４２）が、少なくとも前記外側パック（１４）の前記端壁（１６）の領域内においての開口部（４５）の形成のもとで、少なくとも前記端壁（１６）から取り去り可能であることを特徴とする請求項１に記載のパック。
3. 前記閉鎖ラベル（４２）は、外側パック（１４）のための開口補助体の一部であり、
   この外側パック（１４）が、
   弱化線、またはパーフォレーション線（４１）によって境界された開口フラップ（４０）を、少なくとも前記端壁（１６）の領域内において、前記前壁（１７）の領域内における引き続いての脚部を有して、形成しており、
   前記開口フラップ（４０）が、閉鎖された外側パック（１４）の場合に、前記閉鎖ラベル（４２）によって覆われており、且つ、この閉鎖ラベルと接着によって結合されており、前記閉鎖ラベル（４２）が、接着物質の無いグリップフラップ（４４）を用いて、前記開口フラップ（４０）の連行のもとで、および、前記開口部（４５）の形成のもとで、開口位置へと移動可能であることを特徴とする請求項１または２に記載のパック。
4. 前記前壁（１７）、前記後壁（１８）、および、前記側壁（２２）の、前記端壁（１６）に面した領域は、この端壁（１６）に相応する印刷部、即ち、まわりを取り囲んで延びる印刷ストリップ（４６、４７）を備えていることを特徴とする請求項１から３のいずれか一つに記載のパック。
5. 前壁（１７）、前記端壁（１６）、後壁（１８）、および、前記前壁（１７）の内側との結合のための結合フラップ（２０）を有する底壁（１９）のための、
   相前後して連続する領域を有する長手方向折畳みの原理に従う実施形態としての裁断片（１５）が設けられており、
   円形にされたパッキングエッジ部−円形エッジ部（２６）−の形成のために、平行な刻み目（２７）が、パッキングエッジ部の領域内において設けられており、且つ、前記端壁（１６）並びに前記底壁（１９）が、円形角部（２８）を備えていることを特徴とする請求項１から４のいずれか一つに記載のパック。
6. 前記端壁（１６）は、自由な領域、もしくは、開口領域（５０）の形成のもとで、端面の１つの部分領域だけに渡って延在し、この開口領域内において、内側端壁（５７）を有するシガレットブロック（１３）が、部分的に露出し、
   この開口領域を境界するカバー領域（４９）が、外側面において、前記内側裁断片（１２）を有する前記シガレットブロック（１３）の形態に相応する前記印刷及び／または型押し模様（４８）を備えていることを特徴とする請求項１から５のいずれか一つに記載のパック。
7. 前記印紙帯封（３７）は、前記カバー領域（４９）−前記端壁（１６）の一部−の領域内において、前記端壁（１６）を横切って前記前壁（１７）と前記後壁（１８）の領域内における脚部を有して、設けられていることを特徴とする請求項６または他の請求項の内の一つの請求項に記載のパック。
8. 前記印紙帯封（３７）は、前記前壁（１７）と前記後壁（１８）の領域の外側において、少なくとも前記パックの前記側壁（２２）の領域内において脚部（５２）を有して、および、前記内側端壁（５７）の領域内において更に別の脚部（５３）を有して、設けられていることを特徴とする請求項６または他の請求項の内の一つの請求項に記載のパック。
9. 前記長手方向折畳みの原理に従い形成された裁断片は、前記後壁（１８）に引き続いて、低減された横方向寸法の、前記端壁（１６）のための領域を有しており、
   前記端壁（１６）、もしくは、前記カバー領域（４９）自体の自由な側において、結合タブ（５４）が設けられており、
   この結合タブが、前記後壁（１８）、もしくは、前記前壁（１７）の全幅に渡って延在していることを特徴とする請求項６または他の請求項の内の一つの請求項に記載のパック。

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