JP6721193B1 - 多段式包装容器 - Google Patents

多段式包装容器 Download PDF

Info

Publication number
JP6721193B1
JP6721193B1 JP2019040073A JP2019040073A JP6721193B1 JP 6721193 B1 JP6721193 B1 JP 6721193B1 JP 2019040073 A JP2019040073 A JP 2019040073A JP 2019040073 A JP2019040073 A JP 2019040073A JP 6721193 B1 JP6721193 B1 JP 6721193B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
opening
accommodating
accommodating portion
plate portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019040073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020142821A (ja
Inventor
昌之 野坂
昌之 野坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMAKARA CO.,LTD.
Original Assignee
AMAKARA CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMAKARA CO.,LTD. filed Critical AMAKARA CO.,LTD.
Priority to JP2019040073A priority Critical patent/JP6721193B1/ja
Priority to PCT/JP2020/008554 priority patent/WO2020179718A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6721193B1 publication Critical patent/JP6721193B1/ja
Publication of JP2020142821A publication Critical patent/JP2020142821A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D5/00Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
    • B65D5/42Details of containers or of foldable or erectable container blanks
    • B65D5/44Integral, inserted or attached portions forming internal or external fittings
    • B65D5/50Internal supporting or protecting elements for contents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D67/00Kinds or types of packaging elements not otherwise provided for
    • B65D67/02Clips or clamps for holding articles together for convenience of storage or transport

Abstract

【課題】縦置き型の食品容器F1のほか、平置き型の食品容器F2、F3を複数、多段に安定かつコンパクトに収容し運搬することができる構造簡素で安価な多段式包装容器10を提供すること。【解決手段】前後方向に前側開口部15F及び後側開口部15Rを有する筒状の第一収容部1と、この第一収容部1上に設けられ、前後方向に前側開口部25F及び後側開口部25Rを有する筒状の第二収容部2と、先端側に持ち手32が形成された左右一対の翼片部3・3とを備え、第一収容部1の前側開口部15Fが第二収容部2の前側開口部25Fよりも前方へ突出し、その突出部分に食品容器F1を挿入保持可能な保持孔4を設け、第一収容部1の後側開口部15R及び第二収容部2の後側開口部25Rに、第一収容部1及び第二収容部2内に収容した食品容器F2、F3の抜け落ちを防ぐ抜止部5を設けた。【選択図】図6

Description

本発明は、多段式包装容器、より詳しくは、複数の食品容器を多段に収容し運搬することができる多段式包装容器に関する。
従来、複数の食品容器を保持して運搬するための手提げ包装容器として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。この包装容器は、飲料を収容した紙コップ等の飲料容器を保持する複数の保持孔を備えた容器保持部と、この容器保持部を支持して手提げするための本体部とから構成されている。
しかしながら、この包装容器は、紙コップ等の飲料容器を単に横並び状態で保持するものに過ぎず、これら紙コップ等の縦置き型の食品容器のほか、例えば弁当箱等の平置き型の食品容器を同時に保持し運搬するものではなかった。
実開平3−60266号公報(第5図)
本発明は、従来の包装容器に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、紙コップ等の縦置型の食品容器のほか、例えば弁当箱等の平置き型の食品容器を複数、多段に安定かつコンパクトに収容し運搬することができる構造簡素で安価な多段式包装容器を提供することを課題とする。
本発明は、複数の食品容器を収容し運搬するための多段式包装容器であって、
矩形状の底板部と、前記底板部の相対向する左右側縁に折り線を介して設けられた左右一対の第一側壁部と、前記各第一側壁部の上縁間に折り線を介して架け渡された矩形状の第一天板部とから成り、前記底板部の前後方向に前側開口部及び後側開口部を有する筒状の第一収容部と、
前記第一収容部上に設けられ、前記第一天板部と、前記第一天板部に折り線を介して設けられた左右一対の第二側壁部と、前記各第二側壁部の上縁間に折り線を介して架け渡された矩形状の第二天板部とから成り、前記底板部の前後方向に前側開口部及び後側開口部を有する筒状の第二収容部と、
前記第一収容部の左右側縁に折り線を介して設けられ、先端側に持ち手が形成された左右一対の翼片部と、
を備え、
前記第一収容部の前側開口部が前記第二収容部の前側開口部よりも前方へ突出し、前記第一収容部における前記第一天板部の突出部分に、食品容器を挿入保持可能な保持孔が設けられ、
前記第一収容部の後側開口部及び前記第二収容部の後側開口部にのみ、前記第一収容部及び前記第二収容部内にそれぞれ収容した他の食品容器の、前記第一収容部の後側開口部及び前記第二収容部の後側開口部からの抜け落ちを防ぐ抜止部が設けられており、
前記保持孔に挿入した食品容器により前記第一収容部及び前記第二収容部内にそれぞれ収容した他の食品容器の、前記第一収容部の前側開口部及び前記第二収容部の前側開口部からの抜け落ちを防ぐことを特徴としている。
また、本発明は、前記抜止部が、前記第一収容部の後側開口部において、前記底板部及び前記第一側壁部に前記折り線を跨いで設けられた第一切込みにより形成された第一逆折片と、前記第二収容部の後側開口部において、前記第二天板部及び前記第二側壁部に前記折り線を跨いで設けられた第二切込みにより形成された第二逆折片と、から構成されており、
前記第一逆折片を前記第一収容部の後側開口部の内側へ逆折りすることにより前記第一収容部内に収容した食品容器の抜け落ちを防ぎ、前記第二逆折片を前記第二収容部の後側開口部の内側へ逆折りすることにより前記第二収容部内に収容した食品容器の抜け落ちを防ぐことを特徴としている。
また、本発明は、前記抜止部が、前記底板部の後端縁に折り線を介して設けられた舌片と、前記第二天板部に設けられ、前記舌片の先端側を差込み可能な差込切れ目と、から構成されており、
前記舌片の先端側を前記差込切れ目に差し込むことにより前記第一収容部及び前記第二収容部内にそれぞれ収容した食品容器の抜け落ちを防ぐことを特徴としている。
本発明に係る多段式包装容器によれば、上下に形成された第一収容部及び第二収容部内にそれぞれ平置き型の食品容器を収容することができ、さらに下段の第一収容部を上段の第二収容部よりも前方へ突出させ、その突出部分に設けた保持孔により縦置き型の食品容器を保持することができるので、紙コップ等の縦置き型の食品容器のみならず、弁当箱等の平置き型の食品容器も同時に複数個、安定かつコンパクトに保持し運搬することができる。
しかも、第一収容部の突出部分に設けた保持孔で保持した食品容器によって、第一収容部及び第二収容部内にそれぞれ収容した食品容器が前方へ抜け落ちるのを防ぐことができ、第一収容部及び第二収容部の後側開口部に設けた抜止部によって、各食品容器が後方へ抜け落ちるのを防ぐことができる。したがって、第一収容部及び第二収容部の前後の開口部を、例えば複数のフラップ等で封止する必要がなく、構造簡素で安価な包装容器を提供することができる。
本実施形態の多段式包装容器を斜め前方から見た斜視図である。 本実施形態の多段式包装容器を斜め後方から見た斜視図である。 本実施形態の多段式包装容器の第一収容部及び第二収容部の展開図である。 本実施形態の多段式包装容器の翼片部の展開図である。 本実施形態の多段式包装容器の組立説明図である。 本実施形態の多段式包装容器に複数の食品容器を収容する手順を説明する斜視図である。 本実施形態の多段式包装容器に複数の食品容器を収容する手順を説明する斜視図である。 本実施形態の多段式包装容器に複数の食品容器を収容する手順を説明する斜視図である。 本発明に係る多段式包装容器の他の実施形態を斜め後方から見た斜視図である。 本発明に係る多段式包装容器の他の実施形態の抜止部の操作手順を説明する斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の多段式包装容器10は、食品容器を収容可能な筒状の第一収容部1と、この第一収容部1上に設けられ、他の食品容器を収容可能な筒状の第二収容部2と、第一収容部1の左右両側に設けられ、これら第一収容部1及び第二収容部2を手提げするための左右一対の翼片部3・3とから構成されている。
第一収容部1は、矩形状の底板部11と、底板部11の相対向する左右側縁に折り線を介して設けられた左右一対の第一側壁部12・12と、各第一側壁部12の上縁間に折り線を介して架け渡された矩形状の第一天板部13とから角筒形状に形成されており、底板部11の前後方向に前側開口部15F及び後側開口部15Rが形成されている。
第二収容部2は、上記第一収容部1の第一天板部13と、第一天板部13の相対向する左右側縁に折り線を介して設けられた左右一対の第二側壁部22・22と、各第二側壁部22の上縁間に折り線を介して架け渡された矩形状の第二天板部23とから角筒形状に形成されており、底板部11の前後方向に前側開口部25F及び後側開口部25Rが形成されている。この第二収容部2の第二天板部23には、例えばスプーン、フォーク等の飲食用具を差込み可能な複数の保持切れ目26が設けられている。
図1に示すように、第一収容部1の前側開口部15Fは、第二収容部2の前側開口部25Fよりも前方へ突出している。即ち、第一収容部1の前後方向の奥行寸法L1が、第二収容部2の前後方向の奥行寸法L2よりも大きくされている。そして、この第一収容部1における第一天板部13の突出部分に、紙コップ等の縦置き型の食品容器を挿入保持可能な保持孔4が設けられている。保持孔4の孔縁部には、複数の突片41がミシン目42を介して設けられており、保持孔4内に挿入した食品容器を安定に保持する。また、第一天板部13の突出部分には、保持孔4のほか、例えばストロー、フォーク等の飲食用具やお手拭等の付属品を差込み可能なX字形状の複数の保持切れ目43が設けられている。
なお、本実施形態では、第一収容部1の後側開口部15Rの位置と第二収容部2の後側開口部25Rの位置とを揃えているが、例えば、収容する食品容器の種類、形状、大きさ等に応じて、第一収容部1の後側開口部15Rを第二収容部2の後側開口部25Rよりも後方へ突出させたり、第二収容部2の後側開口部25Rを第一収容部1の後側開口部15Rよりも後方へ突出させたりしてもよい。
図2に示すように、第一収容部1の後側開口部15R及び第二収容部2の後側開口部25Rには、これら第一収容部1及び第二収容部2内にそれぞれ収容した食品容器の抜け落ちを防ぐための抜止部5が設けられている。
本実施形態の抜止部5は、第一収容部1の後側開口部15Rにおいては、底板部11及び第一側壁部12に、これら底板部11と第一側壁部12との間の折り線を跨いで設けられた第一切込み51により形成された第一逆折片52から構成されており、第二収容部2の後側開口部25Rにおいては、第二天板部23及び第二側壁部22に、これら第二天板部23と第二側壁部22との間の折り線を跨いで設けられた第二切込み53により形成された第二逆折片54から構成されている。
翼片部3は、第一収容部1の左右両側の下部に折り線を介して設けられており、各先端側に持ち手32が形成されている。本実施形態では、各翼片部3の先端側に切込み33を設けることにより長円形状の折曲片34を形成し、この折曲片34を折り曲げることにより翼片部3の先端側に長円形状の開口部を設け、この開口部と翼片部3の先端縁との間に持ち手32を形成している。また、各翼片部3には、例えばリボン等の装飾品を取り付けるための複数の切れ目35が設けられている。
本実施形態の多段式包装容器10は、図3〜図5に示すように、板紙を所定形状に打抜き加工して得た二枚のブランクシートB1、B2を折曲げ加工することにより組み立てられている。
多段式包装容器10の第一収容部1及び第二収容部2は、図3に示す第一ブランクシートB1を折曲げ加工して組み立てられている。第一ブランクシートB1は、ほぼ中央に矩形状の底板部11を備え、この底板部11の相対向する左右側縁に折り線111を介して左右一対の第一側壁部12・12が連続し、右側の第一側壁部12の右側縁に折り線121を介して第一天板部13が連続し、第一天板部13の右側縁に折り線131を介して第一糊代部14が連続している。他方、左側の第一側壁部12の左側には第二側壁部22が連続し、第二側壁部22の左側縁に折り線221を介して第二天板部23が連続し、第二天板部23の左側縁に折り線231を介して第二側壁部22が連続し、第二側壁部22の左側に第二糊代部24が連続している。
この第一ブランクシートB1を、図5(a)に示すように、各折り線(111、121、131、221、231)で全て谷折りし、そして、図5(b)に示すように、第一糊代部14を左側の第一側壁部12に貼り合せるとともに、第二糊代部24を右側の第一側壁部12に貼り合せることによって、第一収容部1及び第二収容部2が上下二段に組み立てられる。
翼片部3は、図4に示す第二ブランクシートB2を折曲げ加工して組み立てられる。第二ブランクシートB2は、その中央に上記第一ブランクシートB1の底板部11と同形状の連結部31を備え、この連結部31の相対向する左右側縁に折り線311を介して左右一対の翼片部3・3が連続している。
この第二ブランクシートB2を、図5(a)に示すように、その連結部31で第一ブランクシートB1の底板部11と貼り合わせて一体化し、図5(b)に示すように、左右の翼片部3を折り線311で谷折りすることによって、第一収容部1の左右側縁の下部に折り線311を介して翼片部3・3が設けられる。
このように本実施形態の多段式包装容器10は、板紙から成るブランクシートの折曲げ加工により組み立てられ、第一収容部1及び第二収容部2の各開口部が長方形状を成しているので、多段式包装容器10全体をシート状に折り畳むことができる。したがって、多段式包装容器10を多数枚、折り畳んだ状態で積層することができ、嵩張ることなく保管し、運搬することができる。
次に、図6〜図8を参照しながら本実施形態の多段式包装容器10の使用手順について説明する。
まず、シート状に折り畳まれた多段式包装容器10を準備し、その第一収容部1及び第二収容部2を起立させ、図6に示すように、第一収容部1の保持孔4内へ、例えば蓋付き飲料カップ等の縦置き型の食品容器F1を上方から挿入することにより、食品容器F1を保持孔4で保持させる。この食品容器F1の挿入により第一収容部1及び第二収容部2の起立状態を維持することができる。そして、これら第一収容部1及び第二収容部2を起立させたまま、第一収容部1内へ、例えば窓付き食品ボックス等の平置き型の食品容器F2を後側開口部15R側から挿入するとともに、第二収容部2内へ、他の平置き型の食品容器F3を後側開口部25R側から挿入することにより、第一収容部1及び第二収容部2内にそれぞれ食品容器F2、F3を収容させる。
次いで、図7に示すように、第一収容部1の抜止部5の第一逆折片52を後側開口部15Rの内側へ逆折りすることにより、第一収容部1内に収容した食品容器F2の抜け落ちを防ぐとともに、第二収容部2の抜止部5の第二逆折片54を後側開口部25Rの内側へ逆折りすることにより、第二収容部2内に収容した食品容器F3の抜け落ちを防ぐ。
なお、必要に応じて、第一収容部1の第一天板部13の保持切れ目43に例えばストロー等の飲食用具G1を差込み固定することができ、また、第二収容部2の第二天板部23の保持切れ目26に例えばスプーン等の飲食用具G2を差込み固定することができる。
そして、図8に示すように、左右一対の翼片部3・3を上方へ立ち上げ、一方の翼片部3の折曲片34を他方の翼片部3の開口部に通して左右の持ち手32をまとめることにより、複数の食品容器(F1、F2、F3)を第一収容部1及び第二収容部2内に収容し、安定に手提げ運搬することが可能となる。必要に応じて、各翼片部3の切れ目35を利用して、リボン等の装飾品を取り付けてもよい。
このように本実施形態の多段式包装容器10によれば、上下二段に形成された第一収容部1及び第二収容部2内にそれぞれ平置き型の食品容器(F2、F3)を収容することができ、さらに下段の第一収容部1を上段の第二収容部2よりも前方へ突出させ、その突出部分に設けた保持孔4により縦置き型の食品容器F1を保持することができるので、紙コップ等の縦置き型の食品容器のみならず、弁当箱等の平置き型の食品容器も同時に複数個、安定かつコンパクトに保持し運搬することができる。
しかも、第一収容部1の突出部分に設けた保持孔4で保持した食品容器F1によって、第一収容部1及び第二収容部2内にそれぞれ収容した食品容器(F2、F3)が前方へ抜け落ちるのを防ぐことができ、そして、第一収容部1及び第二収容部2の後側開口部に設けた抜止部5によって、各食品容器(F2、F3)が後方へ抜け落ちるのを防ぐことができる。したがって、第一収容部1及び第二収容部2の前後の開口部を、例えば複数のフラップ等で封止する必要がなく、構造簡素で安価な包装容器を提供することができ、また、第一収容部1及び第二収容部2における食品容器の挿入・取出し操作を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態の多段式包装容器10によれば、抜止部5が、第一収容部1及び第二収容部2の後側開口部にそれぞれ形成された第一逆折片52及び第一逆折片54により構成されているので、食品容器の抜止め操作、及びその解除操作をワンタッチで行うことができ、取扱い性をより向上させることができる。
以上、本実施形態の多段式包装容器10について説明したが、本発明は他の実施形態でも実施することができる。
例えば、図9及び図10に示す多段式包装容器20のように、食品容器の抜け落ちを防ぐ抜止部6を、底板部11の後端縁に折り線を介して設けられた舌片61と、第二天板部23に設けられ、舌片61の先端側を差込み可能な差込切れ目62とから構成してもよい。この多段式包装容器20によれば、第一収容部1及び第二収容部2内にそれぞれ収容した食品容器(F2、F3)の抜け落ちを同時に防ぐことが可能となる。
また、上記実施形態では、第一収容部1及び第二収容部2を上下二段に形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第一収容部1及び/又は第二収容部2内に棚板部を設けたり、上段の第二収容部2上に更に他の筒状の収容部を設けたりすることによって、食品容器を多段式に収容できるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第一収容部1の突出部分に設けた保持孔4に、縦置き型の食品容器F1の例として、蓋付き飲料カップ等の飲料容器を保持させているが、例えば、上方に開口部を備え、複数の棒状食品を立てて収容する食品容器や、平置き型の食品容器を保持孔4に保持させるようにしてもよい。保持孔4内に挿入された各種の食品容器が第一天板部13の上方及び下方へ突出していれば、第一収容部1及び第二収容部2内にそれぞれ収容した食品容器の前方への抜け落ちを防ぐことができる。保持すべき食品容器の種類、形状、大きさ等に応じて、保持孔4の形状、大きさ等を適宜、設計変更することができる。
また、上記実施形態では、第一収容部1の前側開口部15F及び後側開口部15Rの開口幅寸法を、第二収容部2の前側開口部25F及び後側開口部25Rの開口幅寸法と同じにしているが、例えば、第一収容部1の開口幅寸法を第二収容部2の開口幅寸法よりも大きくしたり、第二収容部2の開口幅寸法を第一収容部1の開口幅寸法よりも大きくしたりしてもよい。これら第一収容部1及び第二収容部2内に収容する食品容器の種類、形状、大きさ等に応じて種々の設計変更が可能である。
本発明は、その他、その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施してもよく、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施してもよい。
10、20 多段式包装容器
1 第一収容部
11 底板部
12 第一側壁部
13 第一天板部
15F(第一収容部の)前側開口部
15R(第一収容部の)後側開口部
2 第二収容部
22 第二側壁部
23 第二天板部
25F(第二収容部の)前側開口部
25R(第二収容部の)後側開口部
3 翼片部
32 持ち手
4 保持孔
5、6 抜止部
51 第一切込み
52 第一逆折片
53 第二切込み
54 第二逆折片
61 舌片
62 差込切れ目
F1、F2、F3 食品容器

Claims (3)

  1. 複数の食品容器を収容し運搬するための多段式包装容器であって、
    矩形状の底板部と、前記底板部の相対向する左右側縁に折り線を介して設けられた左右一対の第一側壁部と、前記各第一側壁部の上縁間に折り線を介して架け渡された矩形状の第一天板部とから成り、前記底板部の前後方向に前側開口部及び後側開口部を有する筒状の第一収容部と、
    前記第一収容部上に設けられ、前記第一天板部と、前記第一天板部に折り線を介して設けられた左右一対の第二側壁部と、前記各第二側壁部の上縁間に折り線を介して架け渡された矩形状の第二天板部とから成り、前記底板部の前後方向に前側開口部及び後側開口部を有する筒状の第二収容部と、
    前記第一収容部の左右側縁に折り線を介して設けられ、先端側に持ち手が形成された左右一対の翼片部と、
    を備え、
    前記第一収容部の前側開口部が前記第二収容部の前側開口部よりも前方へ突出し、前記第一収容部における前記第一天板部の突出部分に、食品容器を挿入保持可能な保持孔が設けられ、
    前記第一収容部の後側開口部及び前記第二収容部の後側開口部にのみ、前記第一収容部及び前記第二収容部内にそれぞれ収容した他の食品容器の、前記第一収容部の後側開口部及び前記第二収容部の後側開口部からの抜け落ちを防ぐ抜止部が設けられており、
    前記保持孔に挿入した食品容器により前記第一収容部及び前記第二収容部内にそれぞれ収容した他の食品容器の、前記第一収容部の前側開口部及び前記第二収容部の前側開口部からの抜け落ちを防ぐことを特徴とした多段式包装容器。
  2. 前記抜止部が、
    前記第一収容部の後側開口部において、前記底板部及び前記第一側壁部に前記折り線を跨いで設けられた第一切込みにより形成された第一逆折片と、
    前記第二収容部の後側開口部において、前記第二天板部及び前記第二側壁部に前記折り線を跨いで設けられた第二切込みにより形成された第二逆折片と、
    から構成されており、
    前記第一逆折片を前記第一収容部の後側開口部の内側へ逆折りすることにより前記第一収容部内に収容した食品容器の抜け落ちを防ぎ、前記第二逆折片を前記第二収容部の後側開口部の内側へ逆折りすることにより前記第二収容部内に収容した食品容器の抜け落ちを防ぐことを特徴とした請求項1に記載の多段式包装容器。
  3. 前記抜止部が、
    前記底板部の後端縁に折り線を介して設けられた舌片と、
    前記第二天板部に設けられ、前記舌片の先端側を差込み可能な差込切れ目と、
    から構成されており、
    前記舌片の先端側を前記差込切れ目に差し込むことにより前記第一収容部及び前記第二収容部内にそれぞれ収容した食品容器の抜け落ちを防ぐことを特徴とした請求項1に記載の多段式包装容器。
JP2019040073A 2019-03-05 2019-03-05 多段式包装容器 Active JP6721193B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019040073A JP6721193B1 (ja) 2019-03-05 2019-03-05 多段式包装容器
PCT/JP2020/008554 WO2020179718A1 (ja) 2019-03-05 2020-02-28 多段式包装容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019040073A JP6721193B1 (ja) 2019-03-05 2019-03-05 多段式包装容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6721193B1 true JP6721193B1 (ja) 2020-07-08
JP2020142821A JP2020142821A (ja) 2020-09-10

Family

ID=71402437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019040073A Active JP6721193B1 (ja) 2019-03-05 2019-03-05 多段式包装容器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6721193B1 (ja)
WO (1) WO2020179718A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7378763B2 (ja) * 2019-04-16 2023-11-14 株式会社 モロフジ 容器保持具

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4862226U (ja) * 1971-11-18 1973-08-08
US4889239A (en) * 1983-08-25 1989-12-26 Sandish George R Food and beverage cup package
US4969595A (en) * 1989-07-21 1990-11-13 Oscar Mayer Foods Corporation Convertible distribution and carry-out carton
US20040159577A1 (en) * 2003-02-14 2004-08-19 Hunter Anthony L. Food and beverage container
US7740139B2 (en) * 2006-02-24 2010-06-22 Lbp Manufacturing, Inc. Carrier capable of hanging from a back of a container
GB201009201D0 (en) * 2010-06-02 2010-07-14 Eves Christopher New food packaging device
ES1140881Y (es) * 2015-06-09 2015-09-30 Proyecciones Cinematograficas Alhsur S L Porta-envases
US10233001B2 (en) * 2016-06-09 2019-03-19 Sante Furio Container carrier apparatus and methods of making and using the same
GB2563447B (en) * 2017-06-16 2022-12-07 Keymac Packaging Systems Ltd Improvements in or relating to packaging

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020179718A1 (ja) 2020-09-10
JP2020142821A (ja) 2020-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6721193B1 (ja) 多段式包装容器
KR20140136723A (ko) 음료용기 운반수단
US20030006273A1 (en) Interlocking storage carton
KR101200164B1 (ko) 컵 캐리어
JP2022104254A (ja) 食品容器ホルダー
JP2012166798A (ja) 包装展示兼用箱
JP3235818U (ja) 紙製包装容器
JP4156189B2 (ja) サイドオープンカートン
JP5018956B2 (ja) 梱包陳列兼用箱体
KR101585228B1 (ko) 미니 상자를 갖는 케이크 상자
KR200497653Y1 (ko) 거치대 역할을 겸하는 롤제품 포장 상자
CN212126216U (zh) 一种整体折叠式蛋糕盒
CN210018849U (zh) 一种床底折叠收纳盒
JP3217095U (ja) ポリエチレン袋の包装袋
CN213769305U (zh) 一体成型手提礼盒
KR102657740B1 (ko) 음식 포장용기의 캐리어 구조체
JP3217096U (ja) ポリエチレン袋の包装袋
JP3214964U (ja) 紙製容器セット及び紙製容器
JP3127781U (ja) 中仕切付き段ボールトレー
KR200407624Y1 (ko) 음식물 포장대
JP3172021U (ja) 包装用容器における係合構造
JP3106288U (ja) 組立て式紙トレー
JP3164741U (ja) コンテナ
JP2000103426A (ja) 吊り手付包装箱
KR101545832B1 (ko) 다용도 컵 캐리어

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200221

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200221

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6721193

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150