JP3164741U - コンテナ - Google Patents

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【課題】コンテナに収納される収納物の大きさ・形状・数に受ける制約を減少させ、利便性を向上させるコンテナを提供する。【解決手段】平面視矩形状のコンテナ本体10と、レール部34を備えるとともにコンテナ本体10に固定可能な固定部材30a,30bとレール部34に対してスライド固定可能なスライド部材54が取り付けられた複数個以上の各々独立した収納袋40,60とを備えた。収納袋40,60は気泡付きプラスチック製シートにより構成し、スライド部材54は、収納袋40,60に対して、長さを調節可能な取り付けベルト53によって取り付けた。【選択図】図1

Description

この考案は、コンテナに関し、特に、コンテナ本体の内部に複数以上の収納物を独立して収納可能なコンテナに関する。
従来、コンテナ本体の内部に、複数以上の収納物を個別に収納可能な仕切りを備えたコンテナが知られており、また、さらにコンテナ本体から仕切りを取り出し自在に設けられるものが知られている。このようなコンテナの具体例としては、例えば、山部と谷部とが連続するつづら折り状にしたハンモック材が、折り畳み自在な枠状のコンテナ本体内部に固定可能に収納されるものが知られている(特許文献1参照)。このコンテナでは、ハンモック材の谷部に卵を入れて安全に輸送することを目的としている。
特開2009−83909号公報(図1,図2等)
しかしながら、このような従来のコンテナには以下のような問題があった。このコンテナでは、つづら折り状のハンモック材を用いているため、収納物の大きさ・形状・数の変更に柔軟に対応することが困難である。これをより詳細に説明すると、このコンテナでは卵を収納することを目的にしており、大きさや形状があらかじめほぼ同一の収納物を収納することが前提となっているため、想定されている単一種類の収納物をできる限り多数、かつ安全に輸送することには優れているが、予め準備された単一のハンモック材に収納物を収納するため、大きさ・形状・数の異なる収納物を輸送することが目的となると、予め定められた谷部の数によって収納数が制限されたり、予め定められた谷部の奥行きによって収納物の大きさや形状が制限されたりするなどの制約を受ける。このため、コンテナに収納される収納物の大きさ・形状・数に制約を受けるというようなコンテナの利便性を損ねる問題が生じていた。
本考案が解決しようとする目的は、上記の従来技術の問題点を解決するものであり、コンテナに収納される収納物の大きさ・形状・数に受ける制約を減少させ、利便性を向上させることのできるコンテナを提供することにある。
本考案の第1の手段は、
平面視矩形状のコンテナ本体10と、
レール部34を備えるとともにコンテナ本体10に固定可能な固定部材30a,30bと、
前記レール部34に対してスライド固定可能なスライド部材54が取り付けられた複数個以上の各々独立した収納袋40,60とを備えたことを特徴とするコンテナ1である。
本考案では、複数個以上の各々独立した収納袋40,60を備えており、かつ、これらの収納袋40,60がそれぞれレール部34に対してスライド固定可能に設けられているので、収納袋40,60に収納される収納物の大きさや形状が異なるものであっても、それぞれ独立した収納袋40,60がレール部34に沿ってスライドすることによって、レール部34におけるスライド方向に沿って、コンテナ本体10内においてそれぞれの収納袋40,60が適切な位置に移動可能となっている。よって、全体がつづら折り状に一体的に形成され各谷部の間隔が一定範囲に制約される従来のハンモック材と比較して、収納物の大きさ・形状・数に受ける制約を減少させることができる
本考案の第2の手段は、
前記収納袋40,60は気泡付きプラスチック製シートにより構成されていることを特徴とする第1の手段に記載のコンテナ1である。
本考案では、気泡付きプラスチック製シートにより収納袋40,60を構成しているので、収納物の保護をより適切に行うことができる。
本考案の第3の手段は、
前記収納袋40は、矩形状の底部44と四つの側部46a,46b,46c,46dとを備えることを特徴とする第1の手段又は第2の手段に記載のコンテナ1である。
本考案では、四方を囲むように側部46a,46b,46c,46dが形成されているので、収納物の保護をより確実に行うことができる。
本考案の第4の手段は、
前記収納袋60は、矩形状の底部44と該底部の四辺のうちの対向する二片から立ち上がる二つの側部46a,46cとを備えることを特徴とする第1の手段又は第2の手段に記載のコンテナ1である。
本考案では、対向する側部46a,46cと底部44とにより収納物を収納しつつ、コンテナ本体10から取り出した状態では開放された側部間からも収納物の出し入れができるので、収納物の収納・取り出し作業の利便性を向上させることができる。
本考案の第5の手段は、
前記スライド部材54は、前記収納袋40,60に対して、長さを調節可能な取り付けベルト53によって取り付けられていることを特徴とする第1の手段から第4の手段のいずれかに記載のコンテナ1である。
本考案では、長さを調節可能な取り付けベルト53によって収納袋40,60に対するスライド部材54の距離を調節できるので、レール部34に対する収納袋40,60の距離を調節可能となっている。
本考案の第6の手段は、
前記固定部材30a,30bは、前記コンテナ本体10の側面の壁部12b,12dの上端部に嵌合固定可能に設けられたことを特徴とする第1の手段から第5の手段のいずれかに記載のコンテナ1である。
本考案では、コンテナ本体10の側面の壁部12b,12dの上端部に固定可能な固定部材30a,30bとしているので、固定部材30a,30bのコンテナ本体10への固定を確実に行うことができる。また、取り外し、すなわち固定部材30a,30bに取り付けられた収納袋40,60及び収納物の収納作業を簡便にすることができる。
本考案の第7の手段は、
前記固定部材30a,30bは、前記コンテナ本体10の側面の壁部12b,12dの内側に差し込み固定可能であるとともにコンテナ本体10内に立設可能な差し込み板部を備えていることを特徴とする第1の手段から第5の手段のいずれかに記載のコンテナ1である。
本考案では、コンテナ本体10の側壁12b,12dの内側に差し込み固定可能な差し込み板部を設けているので、固定部材30a,30bのコンテナ本体10への取り外しを容易に行うことができ、すなわち固定部材30a,30bに取り付けられた収納袋40,60及び収納物の収納作業を簡便に行うことができる。
本考案の第8の手段は、
前記スライド部材80には、円筒状のスライド嵌合部82が備えられ、該スライド嵌合部82の外周部には、それぞれ対向する円弧部84と面取り部86が形成され、該円弧部84と該面取り部86とは前記レール部34の収容部36の高さよりも僅かに大径に形成されるとともに、該円弧部84と該面取り部86とが同径に形成されたことを特徴とする第1の手段から第7の手段のいずれかに記載のコンテナ1である。
本考案では、スライド部材80の取り付けの際には、レール部34の収容部36に対して円弧部84が対向するようにすることにより、収容部内36でのスライド嵌合部82の接触面積を減らして収容部36内におけるスライド嵌合部82への摩擦力を低減し、スライド部材80のスライド移動を容易にすることができる。一方、スライド部材80を適切な位置まで移動させた後には、スライド嵌合部82を回転させて収容部36に面取り部86が接触するようにする。収容部36に面取り部86が接触することにより摩擦力が増加し、収容部36内でのスライド部材54の移動を規制することができ、適切な位置においてスライド部材54を固定することができる。よって、収納作業後の収納袋40,60の位置を固定することができる。
本考案は上記のように、複数個以上の各々独立した収納袋40,60を備えており、かつ、これらの収納袋40,60がそれぞれレール部34に対してスライド固定可能に設けられているので、収納袋40,60に収納される収納物の大きさや形状が異なるものであっても、それぞれ独立した収納袋40,60がレール部34に沿ってスライドすることによって、レール部34におけるスライド方向に沿ってコンテナ本体10内においてそれぞれの収納袋40,60が適切な位置に移動可能となっており、収納物の大きさ・形状・数の変更に柔軟に対応することができ、大きさ・形状・数による収納物の制約を減少させることができる。
本考案のコンテナの分解斜視図である。 図1のコンテナの透視斜視図である。 図1のコンテナの平面図である。 折り畳み始めた状態のコンテナ本体の斜視図である。 折り畳んだ状態のコンテナ本体の斜視図である。 図1のコンテナの正面視縦断面図である。 収納袋を取り付けた状態の固定部材の右側面図である。 収納袋の第一の例の斜視図である。 収納袋の第二の例の斜視図である。 スライド部材及び取り付けベルトの拡大図である。 別のスライド部材及びレールの拡大図である。
次いで、本考案のコンテナについて、図面を参照して詳細に説明する。本考案のコンテナ1は、図1に示されるように、コンテナ本体10と、このコンテナ本体10の上方からその内部に取り付け・取り外しが自在に収容される収納部材20とからなるものである。
コンテナ本体10は、図1から図3に示されるように、奥行きが幅方向より長い平面視長方形状の対向する二組の壁部12a,12b,12c,12dと、これらの壁部12a〜12dの下端部に連設された底部14と、壁部12a〜12dの上端部にそれぞれ連設されるように取り付けられた上部枠体15と、底部14の外周端と壁部12a〜12dの下端部にそれぞれ連設されるように取り付けられた下部枠体16とが備えられている。また、正面側と背面側の壁部12a,12cの上部には、コンテナ1の持ち運びの際の利便性を向上させるための持ち運び用の取っ手孔11が開設されている。
また、このコンテナ本体10は、図4に示されるように、収納部材20を取り外した状態において、その上下方向に圧縮されるように折り畳み自在に設けられている。これを具体的に説明すると、まず最初に、コンテナ本体10の正面側と背面側の壁部12a,12cを、コンテナ本体10の内側に向けて上部枠体15を支点にして上方に跳ね上げるように折り畳む。ついで、側面の壁部12b、12dを、コンテナ本体10の内側に向けて、その横方向に沿って形成された屈曲部17を支点にして折り畳む。このようにして、図5に示されるように、その高さが上部枠体15及び下部枠体16の高さにほぼ近い程度にコンテナ本体10を折り畳むことができる。収納物を収納していない場合には、このようにして容積を減少させて、可搬性を向上させることができる。
ついで、収納部材20について説明する。収納部材20は、コンテナ本体10に直接固定される二つの固定部材30a,30bと、これらの固定部材30間に一列に並べて垂下されてスライド自在に取り付けられる多数の収納袋40、60とを備えている。
図1から図3に示されるように、固定部材30a,30bは、それぞれ長板状に形成され、収納袋40,60を挟んで対称となる形状に形成されている。固定部材30a、30bには、コンテナ本体10の側面の壁部12b、12dにそれぞれ挿嵌固定される挿嵌固定部32と、挿嵌固定部32の内側面に形成されるとともに、後述するスライド部材54がスライド自在に取り付け可能なレール部34とが備えられている。
挿嵌固定部32は、図1、図2及び図6に示されるように、正面視において下方が開口された断面「コ字」状に形成されており、この挿嵌固定部32の下方からコンテナ本体10の壁部12b、12dが挿嵌固定可能に設けられている。
挿嵌固定部32の正面視の内側面にはレール部34が形成されている。レール部34は内側側方に向けて開口された断面「コ字」状に形成されており、その内側には、上下方向にスライド部材54を収容係止する収容部36が設けられている。また、この収容部36の先端開口には、収容部36の上下方向の長さよりも短くなるように、上下方向からそれぞれ突設された嵌合片38が突設されている。後述するように、スライド部材54のスライド嵌合部56はこの嵌合片38間にスライド自在に嵌合されて、レール部34に対して取り付けられている。なお、レール部34は挿嵌固定部32よりもやや長く、挿嵌固定部32の前後にもそれぞれ突設するようにして形成されている。
ついで収納袋40,60について説明する。前述したように、収納袋40,60は二つの固定部材30a,30bにそれぞれ取り付けられて、固定部材30a,30b間に垂下されるように取り付けられている。図1から図3、図7に示されるように、固定部材30a,30bには、二つの種類の形状の収納袋40,60が取り付けられている。また、本例では、収納袋40,60がそれぞれ3つずつ、固定部材30a,30bの長手方向に沿って、一列に取り付けられている。
各収納袋40,60はそれぞれ独立して形成されているものであり、さらに、固定部材30a,30bのレール部34に対してそれぞれスライド自在に取り付けられている。したがって、例えば収納袋40、60に収納される収納物の大きさが異なる場合などには、レール部34に対する位置を自由にスライドさせることができる。例えば、正面寄りの3つの収納袋40には前後方向に大きな収納物を、背面寄りの3つの収納袋60には薄型の収納物を、それぞれ収納するような場合には、背面寄りの3つの収納袋60の固定部材30a,30bに対する位置を背面寄りにスライドさせることにより、正面寄りの収納袋40への大きな収納物の収納を容易に行うことができる。
また、各収納袋40,60は独立しているので、その種類・数を容易に変更することができる。よって、例えば、比較的厚みのある収納物のみを収納したい場合には、収納袋40,60の数を減らしても良い。逆に、比較的厚みの無い収納物のみを収納したい場合には、収納袋40,60の数を増やしても良い。
ついで、収納袋40の詳細について、図8を参照して説明する。収納袋40は、袋状に形成された収納部42と、収納部42を固定部材30a,30bにそれぞれ取り付けるための取付部50とを備えている。収納部42はいわゆる気泡付きプラスチック製シートから形成されており、外部からの衝撃などから収納物を適切に保護することができる。また、収納部42は横長矩形状の底部44と、側部46a,46b,46c,46dを備えており、上部には収納物を収納するための開口部48が開設されている。
また、両側面側の側部46bと側部46dは、底部44との間には切り込み43が設けられている。底部44及び側部46b、側部46dの前後方向における中央の部位には、折れ目線45が予め形成されており、切り込み43を開くようにして折れ目線45に沿って収納部42全体を折り畳むことができる。
正面側の側部46aと背面側の側部46cとの上部には、横方向に薄く貫通した袋状の差し込み部47がそれぞれ形成されており、この差し込み部47に、薄板状の取付部50が挿通して固定されている。また、取付部50の両端付近には、取り付けベルト53が挿通される挿通孔52がそれぞれ開設されている。
図10に示されるように、それぞれの挿通孔52には、一方にはスライド部材54が挿通された取り付けベルト53が挿通されている。取り付けベルト53は、一端側を他端側の途中の挿通部59に挿通固定することが可能となっており、その固定位置を変更することにより、後述するように、挿通孔52からのスライド部材54の距離を調整することができるように構成されている。
また、図10に示されるように、スライド部材54には、取り付けベルト53が挿通固定される挿通部55と、この挿通部55の一端側に連設された「ボビン」形状のスライド嵌合部56とが備えられている。スライド嵌合部56は軸心方向の両端の大径部57a、57bと、大径部57a,57b間の小径部58とから構成されている。スライド部材54は、スライド嵌合部56が、図1や図2に示されるように、固定部材30a,30bのレール部34にスライド嵌合されて、固定部材30a.30bに対してスライド自在に取り付けられている。図6に示されるように、スライド嵌合部56は、その先端側の大径部57aが固定部材30a,30bのレール部34の嵌合片38に係止固定されて、レール部34からの脱落を防止されている。なお、スライド部材54の固定部材30a,30bへの取り付け・取り外しは、レール部34の長手方向の端部に取り付けられたゴム製の止め具35を取り外して、この端部から行う。本例のような収納袋40では側方すべてを側部46a,46b,46c,46dによって囲まれているので、特に、収納袋40をコンテナ本体10から取り出した状態においても、収納袋40内に収納した収納物が脱落するおそれを防止することができる。
ついで、固定部材30a,30bに取り付けられる別の収納袋60について説明する。収納袋60は、前述した収納袋40が側方すべてを側部46a,46b,46c,46dによって囲まれているのに対して、正面側の側部46aと背面側の側部46cのみが設けられている点が相違し、その他の構成については共通するものである。このように、収納袋60では、収納部42の両側方が開放されているので、上部の開口部48からは収納物の収納作業が困難な場合であっても、側方から収納物を収納することができ、収納作業の際の利便性を向上させることができる。また、この収納袋60においても、コンテナ本体10に取り付けられた際には、コンテナ本体10の側面の壁部12b、12dによって収納袋60の両側方が覆われるので、収納物の脱落のおそれは少ない。
本コンテナ1については上記のように構成することとしたが、本発明はこれに限られず、本発明の主旨の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、固定部材30a、30bは、挿嵌固定部32によってコンテナ本体10の側面の壁部12b、12dの上端部にそれぞれ挿嵌固定されるものとしたが、図示は省略するが、コンテナ本体10の側面の壁部12b、12dの内側に差し込み固定可能であるとともにコンテナ本体内に立設可能な差し込み板部を備えるようにして、コンテナ本体10内に収納部材20全体を収納するだけで取り付け作業が完了し、壁部12b,12dへの嵌合のための正確な位置決め作業を不要とするような固定部材とすることもできる。
また、スライド部材は上記したようなスライド部材54に限られず、他の形状や大きさのものとしても良い。例えば図11に示されるのは、ほぼ円筒状のスライド嵌合部82が備えられ、このスライド嵌合部82の外周部に、それぞれ対向する円弧部84と面取り部86が形成され、円弧部84と面取り部86とは、レール部34内の収容部36の高さよりも僅かに大径に形成されるとともに、円弧部84と面取り部86とがほぼ同径に形成されたスライド部材80である。このようにスライド部材80を構成することにより、スライド部材80のレール部34への取り付けの際には、レール部34の収容部36に対して円弧部84が対向するように位置することにより、収容部36内でのスライド嵌合部82の接触面積を減らして収容部36内におけるスライド嵌合部82への摩擦力を低減し、スライド部材80のスライド移動を容易にすることができる。一方、スライド部材80を適切な位置まで移動させた後には、スライド嵌合部82を回転させて収容部36に面取り部86が対向して接触するようにする。すると、収容部36に面取り部86が接触することにより摩擦力が増加し、収容部36内でのスライド部材80の移動を規制することができ、適切な位置においてスライド部材80を一時的に固定することができる。よって、収納作業後の各収納袋40,60の位置を固定することができる。
また、各収納袋40,60を固定部材30a,30bから取り外した際などに、収納物を収納袋40や収納袋60ごと運ぶ際の利便性を向上させるために、収納袋40,60の
本考案は多数の収納物を運ぶためのコンテナとして広く用いることができる。
1;コンテナ
10;コンテナ本体
11;取っ手孔
12a,12b,12c,12d;壁部
14;底部
15;上部枠体
16;下部枠体
17;屈曲部
20;収納部材
30a,30b;固定部材
32;挿嵌固定部
34;レール部
35;止め具
36;収容部
38;嵌合片
40;収納袋
42;収納部
43;切り込み
44;底部
45;折れ目線
46a,46b,46c,46d;側部
47;差し込み部
48;開口部
50;取付部
52;挿通孔
53;取り付けベルト
54;スライド部材
55;挿通部
56;スライド嵌合部
57a,57b;大径部
58;小径部
59;挿通部
60;収納袋
80;スライド部材
82;スライド嵌合部
84;円弧部
86;面取り部

Claims (8)

  1. 平面視矩形状のコンテナ本体10と、
    レール部34を備えるとともにコンテナ本体10に固定可能な固定部材30a,30bと、
    前記レール部34に対してスライド固定可能なスライド部材54が取り付けられた複数個以上の各々独立した収納袋40,60とを備えたことを特徴とするコンテナ1。
  2. 前記収納袋40,60は気泡付きプラスチック製シートにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ1。
  3. 前記収納袋40は、矩形状の底部44と四つの側部46a,46b,46c,46dとを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテナ1。
  4. 前記収納袋60は、矩形状の底部44と該底部の四辺のうちの対向する二片から立ち上がる二つの側部46a,46cとを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテナ1。
  5. 前記スライド部材54は、前記収納袋40,60に対して、長さを調節可能な取り付けベルト53によって取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のコンテナ1。
  6. 前記固定部材30a,30bは、前記コンテナ本体10の側面の壁部12b,12dの上端部に嵌合固定可能に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテナ1。
  7. 前記固定部材30a,30bは、前記コンテナ本体10の側面の壁部12b,12dの内側に差し込み固定可能であるとともにコンテナ本体10内に立設可能な差し込み板部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のコンテナ1。
  8. 前記スライド部材80には、円筒状のスライド嵌合部82が備えられ、該スライド嵌合部82の外周部には、それぞれ対向する円弧部84と面取り部86が形成され、該円弧部84と該面取り部86とは前記レール部34の収容部36の高さよりも僅かに大径に形成されるとともに、該円弧部84と該面取り部86とが同径に形成されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のコンテナ1。

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