JP6720077B2 - 振れ止め装置 - Google Patents
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Description
また、上述した特許文献2に記載された棒材振れ止め装置では、複数の円筒状の振れ止め治具のそれぞれに外径油溝および内径油溝を形成して潤滑油の流れを制御する構造であったため、構造が複雑になってしまうという問題があった。
案内管の材料は、回転する材料の振れを抑制するものであれば、如何なるものであってもよい。
主軸10は、主軸台11に回転駆動自在に支持され、後方側から棒材振れ止め装置100を介して材料である棒材W(図3A及び図3B参照)が挿入供給され、主軸先端部のチャック10aで棒材Wを把持する。
本実施例では、主軸10は、主軸台11と主軸10との間に設けられたビルトインモータ14によって回転駆動される。
棒材振れ止め装置100は、先端側が主軸10内に挿着される内挿管110を案内管として有している。
基台20上には、内挿管110の後端側を支持する内挿管支持台120がブラケット22を介して固定されている。内挿管110は支持ブロック123を介して固定ネジ124によって内挿管支持台120に固定されている。
外管111は、軸線方向に沿って延設され、後端部分が支持ブロック123に挿入されて一体的に固定されている。
内管112は、外管111内に所定の間隙を介して挿入されている。内管112の後端は、支持ブロック123内に挿入され、支持ブロック123内で外管111の後方に突出して一体的に固定されている。棒材Wは内管112内に挿入され、内管112の内径は棒材Wの径に応じて、棒材Wを回転自在に支持するようなサイズに形成されている。
外管111の先端は、内管112の先端より前方に突出しており、キャップ113は、内管112の内管先端部112aとキャップ113との間に間隙G3が形成されるように外管111の外管先端部111aに嵌着されている。棒材Wは内管112から突出し、キャップ113を通過して内挿管110から突出する。キャップ113には、棒材Wが通過する棒材挿通穴113aが形成されている。
なお、オイル排出部122に、図示しない吸引ポンプを接続して設け、該吸引ポンプによってオイル排出部122からオイルを排出するように構成することもできる。
内管支持体114により、間隙G1を維持して、外管111に対して内管112が安定して支持される。
なお、本実施形態では、各内管支持体114は、内挿管110の軸線方向に等間隔で配置されている。
オイル流通用切欠き部114aにより、内管支持体114が、内管外周側オイル流路C1におけるオイルの流れを妨げることはない。
オイルは、内管外周側オイル流路C1において、オイル流通用切欠き部114aを介して、キャップ113側とオイル排出部122側との間を円滑に流動することができる。
なお、本実施例では、オイル流通部としてオイル流通用切欠き部114aを形成したが、軸線方向に貫通した孔を形成してオイルを流通させてもよい。
また、本実施例では、オイル流通用切欠き部114aを、径方向における外管内周側に配設したが、内管外周側に配設してもよい。
棒材Wは、図示しない材料供給装置から供給され、内管112及びキャップ113を貫通して内挿管110から突出し、主軸10のチャック10aに挿入され、チャック10aから所定の長さ突出した状態でチャック10aによって把持される。内管112及びキャップ113内に棒材Wが挿入された状態で、オイル注入部121からオイルを供給することによって、オイルは、内管112と棒材Wとの間隙G2を内管内周側オイル流路C2として、内管内周側オイル流路C2から間隙G3を介して内管外周側オイル流路C1(間隙G1)に流れ、オイル排出部122から排出される。
なお、内管外周側オイル流路C1および内管内周側オイル流路C2は、棒材挿通穴113aと棒材Wとの間隙G4より広く形成されている。
この状態で主軸10を回転駆動すると、棒材Wは、従来同様内挿管110(内管112)内でオイルを介して安定的に振れが抑制され、チャック10aから突出した部分が、刃物台に保持された加工用工具によって高精度に加工される。
これにより、棒材Wの先端は、棒材挿通穴113aを通過する際に、先端がテーパ面113bによって安定して誘導案内され、キャップ113部分での引っ掛かり等が防止される。
また、テーパ面113bによって、内挿管110内において内管内周側オイル流路C2を主軸先端部側へ流れるオイルを、内管外周側オイル流路C1に向かって方向転換し易くする効果を期待することもできる。
なおオイル排出部122に、吸引ポンプを設けることによって、該吸引ポンプによるオイルの吸引で、内管内周側オイル流路C2のオイルを円滑に内管外周側オイル流路C1に流すことができる。
さらに、内管112の端部側に、内管112内のオイルを内管外周側オイル流路C1側に案内する案内部としてのキャップ113を設けたことにより、オイルの流れを円滑にすることができる。
また、キャップ113に、棒材Wの通過を案内する漏斗状のテーパ面113bを設けたことにより、新しい棒材Wを主軸先端部のチャック10aへ供給する際に棒材Wを円滑に供給し、オイルが内管外周側オイル流路C1へ移り主軸後端部側へ円滑に折り返すことができる。
また、内挿管110の先端は、可能な限り主軸10のチャック10aの近傍に位置することが望ましい。ただし、主軸10のメンテナンス等を行う場合、主軸10の前方に比較的大きなスペースが必要となる。このため本実施形態のように主軸10の前方にガイドブッシュユニット30が配置されている場合、ガイドブッシュユニット30を支持する支持台31と主軸10の間に前記メンテナンス用のスペースを形成できるように構成する必要がある。
110 ・・・ 内挿管
111 ・・・ 外管
111a ・・・ 外管先端部
112 ・・・ 内管
112a ・・・ 内管先端部
113 ・・・ キャップ(案内部)
113a ・・・ 棒材挿通穴
113b ・・・ テーパ面
114 ・・・ 内管支持体
114a ・・・ オイル流通用切欠き部(オイル流通部)
120 ・・・ 内挿管支持台
121 ・・・ オイル注入部
122 ・・・ オイル排出部
123 ・・・ 支持ブロック
124 ・・・ 固定ネジ
C1 ・・・ 内管外周側オイル流路(オイル還流路)
C2 ・・・ 内管内周側オイル流路
G1 ・・・ (内管と外管との)間隙
G2 ・・・ (内管と棒材との)間隙
G3 ・・・ (内管先端部とキャップとの)間隙
G4 ・・・ (棒材挿通穴と棒材との)間隙
M ・・・ 工作機械
10 ・・・ 主軸
10a ・・・ チャック(主軸先端部)
11 ・・・ 主軸台
12 ・・・ 主軸Z軸レール
13 ・・・ 可動子
20 ・・・ 基台
21 ・・・ 固定子
W ・・・ 棒材
Claims (4)
- 工作機械で加工される材料が挿通される材料の案内管を備え、該案内管内にオイルが流通され、前記材料を前記案内管に貫通して前記工作機械に供給することによって、前記材料の振れを抑制する振れ止め装置において、
前記案内管が、軸線方向に沿って延設した外管と、該外管内に所定の間隙を介して支持される内管とを備え、
前記内管内に材料が挿入され、
前記外管と内管との間隙によってオイル還流路が形成され、前記内管内に導入されるオイルが前記オイル還流路を介して排出されるように構成され、
前記外管と内管との間隙に、前記外管に対して内管を支持して前記外管に内接する断面形状を有すると共に、該断面形状において前記外管に離間して対向する部位が前記外管との接点の相互間を結ぶ線分により形成される内管支持体を配設し、該内管支持体と前記外管との間にオイルを流通自在に流動させるオイル流通部を設けたことを特徴とする振れ止め装置。 - 前記内管の端部側に、前記内管内のオイルをオイル還流路側に案内する案内部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の振れ止め装置。
- 前記案内部に、前記材料の通過を案内する漏斗状のテーパ面を設けたことを特徴とする請求項2に記載の振れ止め装置。
- 前記案内管が、前記工作機械の主軸内に挿入されて配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の振れ止め装置。
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