JP6719327B2 - リアクトル - Google Patents
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Description
(1)環状コア。
(2)前記環状コアの少なくとも一部に装着されたコイル。
(3)前記環状コアと前記コイルとを収容するケース。
(4)前記ケースに収容され、前記ケースの壁の最も低い高さよりも高い壁を有し、当該壁が前記コイルの周囲を囲う囲い部材。
(5)弾性を有し、前記囲い部材と前記ケースの底面との間を密封する環状のシール部材。
(6)前記環状コアの周囲を覆う樹脂部材を備え、前記環状コアは、中央に配置され前記コイルが装着される中脚部と、前記中脚部の両側に配置された一対の外脚部と、前記中脚部及び一対の前記外脚部の端部を繋ぐ一対の継脚部と、を有し、前記樹脂部材は、前記外脚部を被覆する一対の外脚被覆部と、前記継脚部を被覆する一対の継脚被覆部と、を有し、
前記囲い部材は、前記一対の外脚被覆部及び前記一対の継脚被覆部からなること。
(7)前記環状コアは、一対のE字型コアを直接又はギャップを介して接合してなり、前記樹脂部材は、E字型の一対の樹脂体が接合されてなり、前記シール部材は、前記樹脂部材の底面に設けられていること。
(8)前記シール部材は、前記樹脂部材の底面の外周に設けられていること。
(9)前記シール部材は、前記樹脂部材の外側面と前記ケースの内壁面との間に設けられていること。
(11)前記シール部材は、エラストマーであること。
[1−1.概略構成]
図1は、本実施形態に係るリアクトルの全体構成を示す斜視図であり、図2は、その分解斜視図である。
本実施形態のリアクトルの各部の詳細構成について、図1〜図5を用いて説明する。なお、本明細書において、図1に示すz軸方向を「上」側、その逆方向を「下」側とする。各部材の構成を説明するのに、「下」は「底」とも称する。z軸方向は、リアクトルの上下方向であり、リアクトルの高さ方向である。
図2及び図3に示すように、環状コア10は、全体が概略θ形状を有する。具体的には、環状コア10は、一方向に延びて中央に配置されコイル5が装着される中脚部10Aと、中脚部10Aと同方向に延び中脚部10Aの両側に配置された一対の外脚部10Bと、中脚部10A及び外脚部10Bと直交し、中脚部10A及び一対の外脚部10Bの端部を繋ぐ一対の継脚部10Cとを有し、外脚部10B及び継脚部10Cによって矩形状の環状形状を成す。
樹脂部材20は、環状コア10の外周を樹脂により被覆している部材である。従って、樹脂部材20は、環状コア10の形状に倣って概略環状に形成されている。
コイル5は、絶縁被覆を有する導線である。本実施形態では、コイル5は、平角線のエッジワイズコイルであり、エナメルなどの絶縁被覆した1本の銅線によって構成されている。但し、コイル5の線材や巻き方は平角線のエッジワイズコイルに限定されず、他の形態であっても良い。
ケース4は、リアクトル本体1を収容する収容部材である。ケース4は、例えばアルミニウム合金等、熱伝導性が高く軽量な金属で構成されており、放熱性を有する。
充填成形部6は、樹脂部材20の壁216によって形成された上部の突出口218から、充填材が囲い部材の内側と、リアクトル本体1とケース4との隙間に充填及び固化されてなる。充填成形部6は、充填材が固化することで、リアクトル本体1をケース4内に固定する。なお、リアクトル本体1のケース4への固定は、樹脂部材20にネジ挿入孔を有する固定部を設け、ケース4にはこれに対応するネジ挿入穴を設け、ネジ締結により固定するようにしても良い。充填材は、リアクトルの放熱性能の確保及びリアクトル本体1からケース4への振動伝搬の軽減のため、比較的柔らかく熱伝導性の高い樹脂が適している。また、充填材は絶縁性を有することが好ましい。
本実施形態に係るリアクトルの作用について、図4〜図11を用いて説明する。図6は、本実施形態に係るリアクトルの上面図である。図7は、図6のA−A断面図である。図8は、図7の部分拡大図である。図9は、図6のB−B断面斜視図である。図10は、図6のC−C断面斜視図である。図11は、図1のD−D断面図である。
(1)本実施形態のリアクトルは、環状コア10と、環状コア10の少なくとも一部に装着されたコイル5と、環状コア10とコイル5とを収容するケース4と、ケース4に収容され、ケース4の壁の最も低い高さよりも高い壁を有し、当該壁がコイル5の周囲を囲う囲い部材と、弾性を有し、当該囲い部材とケース4との間を密封する環状のシール部材となる突起30と、を備えるようにした。
本発明は、第1の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、第1の実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。
10 環状コア
10A 中脚部
10B 外脚部
10C 継脚部
10a、10b E字型コア
20 樹脂部材
21 樹脂体
22 樹脂体
211 中脚被覆部
211a スペーサ
212 外脚被覆部
213 継脚被覆部
214、215 開口部
216 壁部
217 開口部
218 突出口
219 空間
30 突起
4 ケース
41 固定部
42 凹み
43 平面
5 コイル
Claims (10)
- 環状コアと、
前記環状コアの少なくとも一部に装着されたコイルと、
前記環状コアと前記コイルとを収容するケースと、
前記ケースに収容され、前記ケースの壁の最も低い高さよりも高い壁を有し、当該壁が前記コイルの周囲を囲う囲い部材と、
弾性を有し、前記囲い部材と前記ケースの底面との間を密封する環状のシール部材と、
を備えることを特徴とするリアクトル。 - 前記環状コアの周囲を覆う樹脂部材を備え、
前記環状コアは、中央に配置され前記コイルが装着される中脚部と、前記中脚部の両側に配置された一対の外脚部と、前記中脚部及び一対の前記外脚部の端部を繋ぐ一対の継脚部と、を有し、
前記樹脂部材は、前記外脚部を被覆する一対の外脚被覆部と、前記継脚部を被覆する一対の継脚被覆部と、を有し、
前記囲い部材は、前記一対の外脚被覆部及び前記一対の継脚被覆部からなること、
を特徴とする請求項1に記載のリアクトル。 - 前記環状コアは、一対のE字型コアを直接又はギャップを介して接合してなり、
前記樹脂部材は、E字型の一対の樹脂体が接合されてなり、
前記シール部材は、前記樹脂部材の底面に設けられていること、
を特徴とする請求項2に記載のリアクトル。 - 前記シール部材は、前記樹脂部材の底面の外周に設けられていること、
を特徴とする請求項3に記載のリアクトル。 - 前記シール部材は、前記樹脂部材の外側面と前記ケースの内壁面との間に設けられていること、
を特徴とする請求項2に記載のリアクトル。 - 環状コアと、
前記環状コアの周囲を覆う樹脂部材と、
前記環状コアの少なくとも一部に装着されたコイルと、
前記環状コアと前記コイルとが設置される板状体と、
前記板状体に設けられ、前記コイルの周囲を囲う筒形状からなる囲い部材と、
弾性を有し、前記囲い部材と前記板状体との間を密封する環状のシール部材と、
を備え、
前記環状コアは、中央に配置され前記コイルが装着される中脚部と、前記中脚部の両側に配置された一対の外脚部と、前記中脚部及び一対の前記外脚部の端部を繋ぐ一対の継脚部と、を有し、
前記樹脂部材は、前記外脚部を被覆する一対の外脚被覆部と、前記継脚部を被覆する一対の継脚被覆部と、を有し、
前記囲い部材は、前記一対の外脚被覆部及び前記一対の継脚被覆部からなること、
を特徴とするリアクトル。 - 前記環状コアは、一対のE字型コアを直接又はギャップを介して接合してなり、
前記樹脂部材は、E字型の一対の樹脂体が接合されてなり、
前記シール部材は、前記樹脂部材の底面に設けられていること、
を特徴とする請求項6に記載のリアクトル。 - 前記シール部材は、前記樹脂部材の底面の外周に設けられていること、
を特徴とする請求項7に記載のリアクトル。 - 前記外脚被覆部及び前記継脚被覆部の上部には、前記一対の外脚被覆部及び前記一対の継脚被覆部によって囲われる前記コイルが配置される空間と連通する突出口が設けられていること、
を特徴とする請求項2〜8の何れかに記載のリアクトル。 - 前記シール部材は、エラストマーであること、
を特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のリアクトル。
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