JP6718250B2 - 止水パネルの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、止水パネルの取付構造に係り、詳しくは、建物開口部の下方部位に取り付けて防水構造を構成する止水パネルの取付構造に関するものである。
建物開口部を開閉する扉装置は、室内への雨水の浸入を防止する機能を備えているが、台風等による集中豪雨や局所的な豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)が発生した場合の増水時には、建物開口部と、閉鎖姿勢の扉体と、の隙間から建物内への浸水のおそれがある。
建物外部の水が建物内に浸水するのを防ぐ要素として、止水パネルないし防水板を取り付けることが提案されているが(特許文献1、2参照)、より簡易な構造でより低コストの止水パネルを用いて、より迅速に止水パネルを取り付けて防水構造を得たいという要望がある。
特許第4810059号 特許第5694054号
本発明は、所望の水密性能を有するものでありながら、構造が簡単で低コストであり、取付作業性が良好な止水パネルの取付構造を提供することを目的とするものである。
本発明が採用した技術手段は、
第1面部と、第2面部と、上面と、下面と、左右の側面と、を備えたパネル本体と、
前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端部位に高さ方向に亘って設けた左右の側方水密部材と、前記下面に幅方向に亘って設けた下方水密部材と、
前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端にそれぞれ設けた固定手段と、
を備えた止水パネルの取付構造であって、
前記固定手段は、第1片と第2片とからL形状に形成された掛止部と、一端側が前記掛止部の第1片に連結された可撓性長尺部と、前記可撓性長尺部の他端側に設けられ、当該可撓性長尺部を引張した状態で締め付ける締め具と、からなり、
前記止水パネルは、前記下方水密部材を床面に圧接し、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される室内側角部に掛止させた状態で、前記締め具によって前記可撓性長尺部を引張することで、前記側方水密部材を前記縦枠の室外側見付面に圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられる、
止水パネルの取付構造、である。
1つの態様では、前記側方水密部材の下端と前記下方水密部材の下端は略一致しており、前記側方水密部材の下端部と前記下方水密部材の長さ方向端部は、少なくとも止水パネルが取り付けられた状態において密着している(取付前の状態で密着していてもよい)。
1つの態様では、前記下方水密部材は下方部位を残して当接片(垂下片110)によって室内側から支持されており、前記下方水密部材の圧接時には、前記当接片の下端は床面から離間している。
1つの態様では、前記第1片と第2片とからL形状に形成された掛止部において、
前記第2片は、前記第1片を通る面に対して第1側に延びており、
前記第1片の先端部は、前記面に対して第2側に傾斜しており、
前記第2片の基端部は、前記面を越えて第2側に延びており、
前記第1片の先端部と前記第2片の基端部が接続されている。
1つの態様では、前記パネル本体の前記第2面部には、前記側方水密部材の内方(パネル本体端部から離間する側)に隣接して当該側方水密部材よりも小さい突出寸法の当接部材が高さ方向に亘って設けてあり、
前記当接部材の前面はズレ止め部材から形成されており、
前記止水パネルは、前記側方水密部材が圧縮状態で前記室外側見付面に圧接し、前記当接部材の前記ズレ止め部材が前記室外側見付面に圧接した状態で、取り付けられている。
1つの態様では、前記当接部は、非弾性部材からなるベースと、前記ベースの前面に設けたズレ止め弾性部材と、からなる。
1つの態様では、前記パネル本体の前記第2面部には、前記側方水密部材の内方に近接して、前記可撓性長尺部のガイド受部が設けてあり、前記ガイド受部の内方に離間して、前記締め具が設けてあり、
前記可撓性長尺部は、前記締め具と前記ガイド受部間で前記第2面部に沿って開口幅方向に延びる第1部分と、前記ガイド受部を介して前記第2面部から離間する方向に延びる第2部分と、からなり、
前記第2部分に前記掛止部の第1片が連結されている。
前記側方水密部材の内方に隣接して当接部材を設けた態様では、前記ガイド受部は、前記当接部材の内方に近接して設けられる。
1つの態様では、前記ガイド受部は、前記パネル本体の開口幅方向に沿って前記第1部分の案内空間を形成する第1ガイド部(プレート600)と、前記第1ガイド部の前記締め具から離間した側の端部に前記第2面部から離間する方向に突成した第2ガイド部(ガイド片601、601´)と、を備え、
前記第2面部に設けた前記締め具から開口幅方向に延びる前記第1部分は、前記案内空間を通って延び、前記第2ガイド部に案内されて引き出されて前記第2部分となる。
後述する実施形態では、前記第2面部には、少なくとも、前記ガイド受部に位置して開口が形成されており、
前記案内空間は、前記開口を跨ぐように設けたプレート(第1ガイド部)によって形成されており、
前記第2ガイド部は、前記プレートのパネル本体の開口幅方向端部側(前記締め具から離間した側)に形成したガイド片であり、
前記第2面部に設けた前記締め具から開口幅方向に延びる前記第1部分は、前記プレートの裏側を通って、前記ガイド片に案内されて引き出されて第2部分となる。
1つの態様では、前記第1部分の締め具側は第2面部の外側に位置しており、前記第1部分のガイド受部側は第2面部の内側に位置している。
なお、パネル本体の第2面部に開口を備えない場合には、前記第1ガイド部は、前記第2面部との間に前記第1部分の案内空間を形成するものでもよい。より具体的な例では、ガイド受部を、パネル本体の第2面部に装着した状態で、内壁の一部が前記第2面部に対向し、両端が開口状の筒状部ないし箱状部を形成するように構成し、前記筒状部ないし箱状部の中空部から前記案内空間を形成し、前記筒状部ないし箱状部の一方の端部(締め具から離間する側)には、前記第2面部から離間する方向に第2ガイド部を一体的に突成させる。
1つの態様では、前記建物開口部は、スライド式の2枚の扉体によって開閉され、
各扉体は、建物開口部の室内側に位置して開口幅方向に移動するようになっており、
前記縦枠の前記室内側見付面に当接した前記掛止部の第2片と、前記扉体の移動経路と、の間には隙間が存在しており、
止水パネルを取り付けた状態で、扉体が開閉可能である。
1つの態様では、前記建物開口部は、両開き戸を構成する2枚の扉体によって開閉され、
各扉体は、開口幅方向に延び、戸尻側見込面が建物開口部の左右の縦枠の見込面に近接対向した閉鎖姿勢と、扉体の戸先側部位が開口幅方向に対して垂直状に室内側に向かって延びる開放姿勢と、の間で回動可能となっており、
前記縦枠の前記見込面に当接した前記掛止部の第1片と、閉鎖姿勢にある前記扉体の戸尻側見込面と、の間には隙間が存在しており、
前記側方水密部材(当接部材を有する態様では、当該当接部材)を、パネル本体の前記第2面部に設けたスペーサを介して室内側に持ち出し状に設けることで、前記第2面部と前記建物開口部との間には、前記扉体の戸尻側部位の回動スペースが形成されており、
前記スペーサの下面には、前記側方水密部材の下端部と前記下方水密部材の長さ方向端部との間の空間を塞ぐように中間下方水密部材が設けてあり、
止水パネルを取り付けた状態で、扉体が開閉可能である。
1つの態様では、前記側方水密部材の下端と前記下方水密部材の下端と前記中間下方水密部材の下端は略一致しており、前記側方水密部材の下端部と前記中間下方水密部材の一方の側端部、及び、前記下方水密部材の長さ方向端部と前記中間下方水密部材の他方の側端部は、少なくとも止水パネルが取り付けられた状態において密着している(取付前の状態で密着していてもよい)。
1つの態様では、前記中間下方水密部材は下方部位を残して当接片(垂下片961)によって室内側から支持されており、前記中間下方水密部材の圧接時には、前記当接片の下端は床面から離間している。
本発明に係る止水パネルは、パネル本体と、左右の側方水密部材、下方水密部材、及び左右の固定手段からなり、シンプルな構造でありながら、既設の建物開口部の左右の縦枠を利用して建物開口部の室外側の下方部位に簡単に取り付けて水密構造を得ることができる。
本発明では、止水パネルを取り付けた状態において、当接部材のズレ止め部材が建物開口部の左右の縦枠の室外側見付面に圧接されることで、止水パネルの持ち上がりを可及的に防止し、止水パネルの下方水密部材と床面との水密状態を維持する。
本発明では、止水パネル設置後においても、扉体の開閉が可能であり、水密構造を維持した状態で、建物開口部からの出入りが可能である。
本実施形態に係る止水パネルの上面図及び正面図(室内側面部)である。正面図において、固定手段の掛止部は省略されている。 図1の上面図の部分拡大図である。固定手段の部分については、便宜上、上面ではなくパネル本体内部を示している。 図1の正面図の部分拡大図である。 本実施形態に係る止水パネルの縦断面図である。 止水パネルの固定手段を示す図である。下図は、上図を矢視方向から見た図である。 止水パネルの固定手段のベルト受け部を示す図である。 止水パネル本体を構成する上側半部と下側半部の接続部を示す図である。 本実施形態に係る止水パネルの第1の取付態様を示す室外側から見た正面図である。 本実施形態に係る止水パネルの第1の取付態様を示す平面図である。上図は、止水パネルが取り付けられた状態であって、ベルトは緊張状態にあり、下図は、止水パネルが取り付けられる前の状態であって、ベルトは弛んだ状態にある。 図9の部分拡大図である。 本実施形態に係る止水パネルの第2の取付態様を示す室外側から見た正面図である。 上図は、側方水密部材が圧縮される前の状態を示す図、下図は、本実施形態に係る止水パネルの第2の取付態様を示す平面図であり、上図に示す側方水密部材が圧縮状態にある。 図12下図の部分拡大図である。 他の実施形態に係る止水パネルの部分拡大正面図である。 (A)図14に示す止水パネルのA矢視の側面図である。(B)図14に示す止水パネルのB矢視の縦断面図である。(C)図14に示す止水パネルのC矢視の縦断面図である。 他の実施形態に係る止水パネルの部分拡大平面図であり、主として固定手段を構成する掛止部を示す。 図16に示す掛止部が縦枠に掛止した状態を示す図である。 図10に類似の図であり、他の実施形態に係る止水パネルの第1の取付態様を示す。 図13に類似の図であり、他の実施形態に係る止水パネルの第2の取付態様を示す。 図19に示す止水パネルの部分底面図である。 (A)図19に示す止水パネルの側面図(パネル側面の塞ぎ要素を取り外した状態)である。(B)図19(A)に示すスペーサのD矢視の縦断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、止水パネルは、開口幅方向に横長の長方形のパネル本体1からなる。パネル本体1は、建物開口部に設置した時に室外側に面する第1面部10と、第1面部10を反対側の第2面部11と、上面12と、下面13と、左右の側面14と、を備えており、第2面部11を室内側に向けて、建物開口部に取り付けられる。パネルの側面14には、塞ぎ要素140(図2参照)によって密閉されており、側面の隙間から水が浸入しないようにコーティングされている。パネル本体1の上面12には取手120が設けてある。
パネル本体1の幅寸法は、止水パネルが設置される開口幅寸法よりも幾分(例えば+100mm)大きい寸法を備えている。パネル本体1は、想定水位(例えば、床面から400mm)よりも大きい高さ寸法(例えば、500mm)を備えている。図示の態様では、パネル本体1は、低背の2枚のパネル1A、1Bを高さ方向に重ねて連結することで構成されている。パネル1Aの下端とパネル1Bの上端との間には全幅に亘って防水テープ15が設けてあり(図7参照)、パネル本体1の正面(高さ方向中央部位)からの水の浸入が防止されている。図示の態様では、パネル1A、1Bの2部材を高さ方向に連結してパネル本体1を形成しているが、パネル本体1を一部材から一体的に形成してもよい。
図1、図3に示すように、パネル本体1の第2面部11は、高さ方向の2箇所(各パネル1A、1Bの高さ方向中間部位)において幅方向に亘って切り欠かれており横長の開口16が形成されている。図示の態様では、パネル本体1の第2面部11に開口16を形成しているが、第2面部11は開口を備えていなくてもよい。
第2面部11の幅方向両端部には、全高に亘って側方水密部材2が突設されている。パネル本体1の下面13には、全幅に亘って下方水密部材3が設けてある。止水パネルは、幅方向両端の側方水密部材2及び下端の下方水密部材3によって三方において水密部材を設けてある。本実施形態では、側方水密部材2、下方水密部材3は、シリコーンスポンジから形成されているが、その他、クロロプレンゴム、EPDM等から形成してもよい。側方水密部材2、下方水密部材3は、弾性部材であり、止水パネルの取付時の押圧力である程度圧縮され、圧縮状態で後述する縦枠19の第1見付面190、床面FLに密着して水密構造を提供する。
第2面部11の幅方向両端部には、側方水密部材2の内側(開口幅方向端部から離間する側)に隣接して、側方水密部材2よりも低い突出寸法の当接部材4が突設されている。当接部材4は、第2面部11に固定されたベース(本実施形態では、アルミ角材)40と、ベース40の前面に設けたズレ止め部材(本実施形態では、ズレ止め緩衝ゴム)41からなる。ズレ止め部材41は、後述する縦枠19の第1見付面190に圧接ないし密着した時に、密着力ないし摩擦力によって、縦枠19の第1見付面190に対する止水パネルの持ち上がりを防止する。ズレ止め部材41は典型的には弾性を備えているが、当接部材4のベース40は非弾性部材であり、取り付け時の押圧力によって圧縮されない。
止水パネルは、パネル本体1に設けた固定手段5によって、建物開口部の下方部位に室外側から取り付けられる。図2、図5に示すように、固定手段5は、帯状のベルト6と、ベルト6の第1端部に設けた掛止部7と、ベルト6の第2端部に設けた締め具8と、からなる。
図1に示すように、止水パネルは、各左右端部に上下に離間して合計4つの固定手段5を備えている。なお、固定手段5は、少なくとも左右に1つずつあればよく、その数は4つに限定されない。固定手段5は、第2面部11の横長の開口16に位置して設けてある。より具体的には、締め具8の取付ベース80は、パネル本体1の幅方向端部から内側に離間した位置で開口16を跨ぐように第2面部11に取り付けられており、第2端部が締め具8に連結されたベルト6は、締め具8から開口16に沿ってパネル本体1の幅方向端部に向かって延びている。第2面部11の幅方向端部に近い部位には、当接部材4に隣接して、開口16を跨ぐようにベルトのガイド受部60が固定されており、締め具8から開口16に沿って水平方向にパネル本体1の幅方向端部に向かって延びるベルト6は、ベルトのガイド受部60によって折り曲げられて変向して第2面部11から離間するように延びるようになっている。
図6に示すように、ベルトのガイド受部60は、方形状のプレート600からなり、開口16を跨ぐように第2面部11に固定され、締め具8から離間する側の縁部には凹状の切り欠き部が形成され、凹部の底側には、第2面部11から離間するようにプレート600から湾曲状に立ち上がるガイド片601が形成されている。
ベルト6は、締め具8からパネル本体1の幅方向端部に向かって、横長の開口16に沿ってパネル本体1の幅方向に延び、ベルトのガイド受部60のプレート600の裏側を通って、ガイド片601に掛け回され、ガイド片601によって、パネル本体1の第2面部11から離れる方向に引き出されて延びる。なお、ベルト6の長さは現場において調整可能となっている。
ベルト6の第1端部に連結された掛止部7は、基端がベルト6の第1端部に連結された第1片70と、第1片70の先端(基端とは反対側)から第1片70に対して垂直状に延びる第2片71と、からL形状に形成されており、いわば引掛金具を構成している。第1片70、第2片71は共に所定幅を備えた板状体であり、第2片71の内面には、滑り止め要素(本実施形態では、滑り止めゴム)72が設けてある。なお、第1片70と第2片71の角度を90度よりも僅かに鋭角にして、第1片70が見込面192に対してより密着するようにしてもよい。
本実施形態では、締め具8は、いわゆるキャッチクリップであり、第2面部11に固定された取付ベース80と、支軸(図示せず)を介して取付ベース80に回動可能に連結された回動操作レバー81と、一端が回動操作レバー81に連結され、他端がベルト6の第2端部に連結されたアーム82と、アーム82に外装したコイルスプリング83と、を備えており、回動操作レバー81は、第2面部11に近接対向した第1姿勢と、第2面部11に対して垂直状の第2姿勢との間で回動可能である。このようなキャッチクリップ自体は公知であるので、さらなる詳細な説明は省略する。回動操作レバー81を第2姿勢から第1姿勢とすることで、ベルト6を引っ張って緊張状態で締め付けるようになっている。また、ベルト6の弛みを可及的に防止するためには、締め具8をパネル本体1の端部になるべく近づけて配置することが有利である。
図8〜図10を参照しつつ、本実施形態に係る止水パネルの第1の取付態様について説明する。第1の取付態様において、止水パネルは、2枚のスライド扉体17からなる自動ドアによって開閉される建物開口部の下方部位の室外側に設置される。建物開口部は、左右の壁ないし固定パネル18の端部に設けた左右の縦枠19間に形成されている。縦枠19は、断面視方形状を有しており、室外側に面する第1見付面190、第1見付面190と反対側の第2見付面191、見込面192を備えている。
2枚の扉体17は、開口幅方向にスライド移動して建物開口部を開閉する。図8、図9に示すように、建物開口部全閉状態では、2枚の扉体17の戸先側縦框170が接触しており、図10上図に示すように、各扉体17の戸尻側縦框171の室外側見付面1710と、縦枠19の第2見付面191が、隙間を存して対向離間している。建物開口部全開状態では、各扉体17は左右の固定パネル18に沿って収納されることで、各扉体17の戸先側縦框170の室外側見付面1700と、縦枠19の第2見付面191は、隙間を存して対向離間することになる。
止水パネルのパネル本体1は、建物開口部の開口幅寸法よりもやや大きい幅寸法を備えており、建物開口部の室外側に位置して、左右の縦枠19間に取り付けられる。止水パネルは、下面13の下方水密部材3を床面FLに圧接した状態で、第2面部11の幅方向両端部に設けた側方水密部材2を、建物開口部左右の縦枠19の第1見付面190に当接させ(この状態では、当接部材4と第1見付面190は離間している)、固定手段5の掛止部7の第1片70を縦枠19の見込面192に当接ないし近接させると共に、第2片71を縦枠19の第2見付面191に当接させることで、当該掛止部7を縦枠19の室内側の角部に掛止させた状態(この時、ベルト6は緩んでいる)とし、その状態から、留め具8の回動操作レバー81を回動して、ベルト6を引っ張って緊張状態に締め付けて固定する。
掛止部7が縦枠19の室内側の角部(第2見付面191と見込面192)に掛止した状態で、ベルト6を引っ張ることで、縦枠19に対してパネル本体1が押圧され、側方水密部材2は縦枠19の第1見付面190に圧接され、側方水密部材2が圧縮されることで、第2面部11に側方水密部材2に隣接して設けた当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接される(図10上図参照)。止水パネルを取り付けた状態において、当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接されることで、止水パネルの持ち上がりを可及的に防止し、止水パネルの下方水密部材3と床面FLとの水密状態を維持する。
止水パネルを取り付けた状態において、ベルト6は、ベルトのガイド受部60によって折り曲げられた状態(第2面部11に沿って開口幅方向に延びる第1部分6Aと、第2面部11から離間するように室内側へ向かって延びる第2部分6B)で緊張状態にあり、掛止部7の第1片70は、第2部分6Bと直線状にある。第1部分6Aは、締め具8に連結された側が第2面部11の外側に位置し、ベルトのガイド受部60に近い側が第2面部11の内側に位置しており、留め具8を締め付けてベルト6を引っ張る力を、止水パネルの側方水密部材2及び当接部材4を縦枠19の第1見付面190に押し付ける力として良好に作用させる。
止水パネルを取り付けた状態において、掛止部7の第2片71と、扉体17の戸尻側縦框171の室外側見付面1710(開口部全閉時)、及び、戸先側縦框170の室外側見付面1700(開口部全開時)、との間には隙間が存在しており、掛止部7が妨げとなることなく、扉体17の開閉が可能であり、建物開口部を開放して止水パネルを跨いで出入りすることができる。
図11〜図13を参照しつつ、本実施形態に係る止水パネルの第2の取付態様について説明する。第2の取付態様において、止水パネルは、2枚の扉体17からなる両開きドアによって開閉される建物開口部の下方部位の室外側に設置される。建物開口部は、左右の壁ないし固定パネル18の端部に設けた左右の縦枠19間に形成されている。縦枠19は、断面視方形状を有しており、室外側に面する第1見付面190、室内側に面する第2見付面191、見込面192を備えている。
2枚の扉体17は、戸先側縦框においてピボット軸Pを中心として回動可能に装着されており、室内側に向かって回動することで、建物開口部を開放する。建物開口部全閉状態では、2枚の扉体17は開口幅方向に沿って延び、2枚の扉体17の戸先側縦框170が接触しており、各扉体17の戸尻側縦框171の戸尻側見込面1711は、縦枠19の見込面192に隙間を存して近接している。建物開口部全開状態では、各扉体17は室内側にほぼ90度回動することで、開口幅方向に対して垂直姿勢の左右の扉体17間に開口部が形成される。この時、各扉体17の戸尻側縦框171の戸尻側見込面1711は、縦枠19の第1見付面190よりも室外側に位置している(図12、図13参照)。
止水パネルのパネル本体1は、建物開口部の開口幅寸法よりもやや大きい幅寸法を備えており、建物開口部の室外側に位置して、左右の縦枠19間に取り付けられる。図12に示すように、パネル本体1の第2面部11の幅方向両端には、高さ方向に亘って断面視方形状のスペーサ9が固定されている。スペーサ9は、パネル本体1の第2面部11に対向する第1見付面90と、反対側の第2見付面91と、内側の第1見込面92と、外側の第2見込面93と、を備えている。スペーサ9の第1見込面92と縦枠19の見込面192は同一垂直面上にある。スペーサ9は、第1見付面90とパネル本体1の第2面部11との間に防水用ゴムシート(図示せず)を挟んで第2面部11に固定されている。スペーサ9の下端面はプレート(図11〜図13には図示せず)で閉塞されており、かつ、防水用ゴム(図11〜図13には図示せず)が、下方水密部材3と側方水密部材2の下端との間を塞ぐように設けてある。スペーサ9の第2見付面91に側方水密部材2及び当接部材4が設けてある。側方水密部材2及び当接部材4の説明については、既述の記載を援用することができる。側方水密材2及び当接部材4を、第2面部11からスペーサ9を介して持ち出し状に設けることで、建物開口部の室外側下方部位に止水パネルを取り付けた状態において、扉体17の戸尻側縦框171の回動スペースを確保している。図12、図13において、戸尻側縦框171の戸尻側見込面1711がさらに室外側に突出するような場合であっても、扉体17の戸尻側縦框171の回動が可能となっている。
止水パネルは、下面13の下方水密部材3を床面FLに圧接した状態で、第2面部11の幅方向両端部に(スペーサ9を介して)設けた側方水密部材2を、建物開口部左右の縦枠19の第1見付面190に接触させ、固定手段5の掛止部7の第1片70を縦枠19の見込面192に接触ないし近接させると共に、第2片71を縦枠19の第2見付面191に接触させることで、当該掛止部7を縦枠19の室内側の角部に掛止させた状態(この時、ベルト6は緩んでいる)から、留め具8の回動操作レバー81を回動して、ベルト6を引っ張って緊張させた状態で締め付けて固定する。
掛止部7が縦枠19の室内側の角部に掛止した状態で、ベルト6を引っ張ることで、縦枠19に対してパネル本体1が押圧され、側方水密部材2は縦枠19の第1見付面190に圧接され、側方水密部材2が圧縮されることで、第2面部11に側方水密部材2に隣接して(スペーサ9を介して)設けた当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接される(図13参照)。止水パネルを取り付けた状態において、当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接されることで、止水パネルの持ち上がりを可及的に防止し、止水パネルの下方水密部材3と床面FLとの水密状態を維持する。
止水パネルを取り付けた状態において、ベルト6は、ベルトのガイド受部60によって折り曲げられた状態(見付方向に延びる第1部分6Aと見込方向に延びる第2部分6B)で緊張状態にあり、掛止部7の第1片70は、第2部分6Bと直線状にある。第1部分6Aは、締め具8に連結された側が第2面部11の外側に位置し、ベルトのガイド受部60に近い側が第2面部11の内側に位置しており、留め具8を締め付けてベルト6を引っ張る力を、止水パネルの側方水密部材2及び当接部材4を縦枠19の第1見付面190に押し付ける力に良好に作用させる。
止水パネルを取り付けた状態において、扉体17の戸尻側縦框171の戸尻側見込面1711と、掛止部7の第1片70との間には隙間が存在しており、さらに、第2面部11と建物開口部との間には、扉体17の戸尻側縦框171の回動スペースが形成されていることから、扉体17の開閉が可能であり、建物開口部を開放して止水パネルを跨いで出入りすることができる。
図14〜図21を参照しつつ、止水パネルの他の実施形態について説明する。図14〜図21において、上述の実施形態における要素と同等の要素については同一の参照番号が付してあり、同一の参照番号が付された要素の説明については、上述の記載を適宜援用することができる。
図14〜図21に示す止水パネルの基本構成は、上述の止水パネルと同様であって、第1面部10、第2面部11、上面12、下面13、左右の側面14を備えたパネル本体1と、パネル本体1の第2面部11の幅方向両端部位に設けた左右の側方水密部材2と、パネル本体1の下面13に設けた下方水密部材3と、パネル本体1の第2面部11の幅方向両端にそれぞれ設けた固定手段5と、を備えており、止水パネルは、下方水密部材3を床面に圧接し、固定手段5の掛止部7を建物開口部両端の縦枠19の室内側角部に掛止させた状態で、固定手段5の締め具8によってベルト6を引張することで、側方水密部材2を縦枠19の第1見付面190に圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられる。
図16に示すように、本実施形態の側方水密部材2は、断面視概略三角形状を備えた長尺部材であり、底面20、立ち上がり面21、傾斜面22、上端面23及び下端面24(図15(B)参照)を備えており、底面20を第2面部11に当接させて取り付けられており、立ち上がり面21と傾斜面22で形成される鋭角(図示の例では45度)の先端部が縦枠19の第1見付面190との圧接部となっている。側方水密部材2は、例えば、両面接着テープあるいは/および接着剤を用いて固定される。
図15に示すように、本実施形態の下方水密部材3は、上面30、垂下面31、傾斜面32、左右の側端面33(図14参照)を備えており、上面30をパネル本体1の下面13に当接させて取り付けられており、垂下面31と傾斜面32で形成される鋭角(図示の例では45度)の下端部が床面FLとの圧接部となっている。図15(C)に示すように、パネル本体1の第2面部11の下端は、下面13を超えて下方に突出して垂下片110を形成しており、垂下片110は、下方水密部材3の垂下面31の上半部に当接している。下方水密部材3は、例えば、両面接着テープあるいは/および接着剤を用いて固定される。
図15(B)に示すように、パネル本体1の第2面部11の幅方向両端部には、全高に亘って側方水密部材2が突設されており、さらに、側方水密部材2の下端面24は、パネル本体1の下面13を超えて下方に突出している。パネル本体1の下面13には、全幅に亘って下方水密部材3が設けてある。側方水密部材2の下端面24と下方水密部材3の先端部(垂下面31と傾斜面32で形成される下端部)は同一水平面上にあり、側方水密部材2の側端部(底面20と傾斜面22で形成される開口幅方向の外方の端部)と下方水密部材3の側端面33は同一垂直面上にある。側方水密部材2の下方の突出部の底面20と下方水密部材3の長さ方向両端部の垂下面31は接触ないし近接しており、止水パネルは、幅方向両端の側方水密部材2及び下端の下方水密部材3によって三方において水密部材が連続状に設けてある。側方水密部材2、下方水密部材3は、弾性部材であり、止水パネルの取付時の押圧力である程度圧縮され、圧縮状態で縦枠19の第1見付面190、床面FLに密着して水密構造を提供する。なお、通常時(外力が作用しない状態)において、側方水密部材2の下方の突出部の底面20と下方水密部材3の長さ方向両端部の垂下面31が近接(僅かに離間している)している態様であっても、床面FLに圧接された状態では、側方水密部材2及び下方水密部材3が弾性変形して密着状態となる。
パネル本体1の第2面部11の幅方向両端部には、側方水密部材2の内側(開口幅方向端部から離間する側)、すなわち、立ち上がり面21に隣接して、側方水密部材2よりも低い突出寸法の当接部材4が突設されている。当接部材4は、第2面部11に固定されたベース40と、ベース40の前面に設けたズレ止め部材(本実施形態では、ズレ止め緩衝ゴム)41からなる。ズレ止め部材41は、縦枠19の第1見付面190に圧接ないし密着した時に、密着力ないし摩擦力によって、縦枠19の第1見付面190に対する止水パネルの持ち上がりを防止する。ズレ止め部材41は典型的には弾性を備えているが、当接部材4のベース40は非弾性部材であり、止水パネルの取り付け時の押圧力によって圧縮されない。なお、当接部材4は、ベース40の側面が側方水密部材2の立ち上がり面21に接触することで、側方水密部材2の倒れ防止の役割も有する。当接部材4のベース40は、例えば、螺子によってパネル本体1の第2面部11に固定される。
図14に示すように、パネル本体1の第2面部11は、高さ方向の2箇所(各パネル1A、1Bの高さ方向中間部位)において幅方向に亘って切り欠かれており横長の開口16が形成されている。ベルトのガイド受部60は、方形状のプレート600と、プレート600の縦縁(締め具8から離間する側)を立ち上がり状に折曲形成してなるガイド片601´と、からなり、開口16を跨ぐように第2面部11に固定されている。ガイド片601´の外側には、ベルト6が案内される隙間602が形成されている。図15(C)に示すように、プレート600は、第2面部11と略面一となるように取り付けられている。
開口16の長さ方向(建物開口幅方向)両端部には、開口16を塞ぐように第2面部11と面一で方形状の塞ぎプレート160が固定されている。開口16が形成された高さ部位において、側方水密部材2は、塞ぎプレート160に接触している。開口16が形成された高さ部位において、当接部材4のベース40は、塞ぎプレート160に部分的に接触している。塞ぎプレート160とガイド受部60のガイド片601´は離間しており、ベルト6が案内される隙間602が形成されている。
固定手段5のベルト6は、締め具8からパネル本体1の幅方向端部に向かって、横長の開口16に沿ってパネル本体1の幅方向に延び、ベルトのガイド受部60のプレート600の裏側を通って、ガイド片601´に掛け回され、ガイド片601´によって、パネル本体1の第2面部11から離れる方向に引き出されて延びる。
ベルト6の第1端部に連結された掛止部7は、基端がベルト6の第1端部に連結された第1片70と、第1片70の延びる方向に対して垂直状に延びる第2片71と、を備え、略L形状に形成されており、いわば引掛金具を構成している。第1片70、第2片71は共に所定幅を備えた板状体であり、第2片71の内面には、滑り止め要素(本実施形態では、滑り止めゴム)72が設けてある。
より具体的には、第1片70、第2片71は共に所定幅を備えた板状体であり、図16に示すように、第1片70を通る第1面P1と第2片71を通る第2面P2は直交している。第1片70を通る第1面P1に対して第1側に第2片71が形成されており、第1片70の先端部700は、第1片70に対して第2側に傾斜状に延びており、第2片71の基端部710は、第1面P1を越えて第2側に延びており、第1片70の先端部700と第2片71の基端部710が接続されている。このように、第1片70と第2片71で形成される角部において、第1片70の傾斜状の先端部700と第2片71の基端部710からV形状の突出部が突成されており、掛止部7の内側には、第1面P1の第2側に位置して空間Sが形成されている。
止水パネルのパネル本体1は、建物開口部の開口幅寸法よりもやや大きい幅寸法を備えており、建物開口部の室外側に位置して、左右の縦枠19間に当該縦枠19を跨ぐように取り付けられる。止水パネルは、下面13の下方水密部材3を床面FLに圧接した状態で、第2面部11の幅方向両端部に設けた側方水密部材2を、建物開口部左右の縦枠19の第1見付面190に当接させ(この状態では、当接部材4と第1見付面190は離間している)、固定手段5の掛止部7の第1片70を縦枠19の見込面192に近接させると共に、第2片71を縦枠19の第2見付面191に当接させることで、当該掛止部7を縦枠19の室内側の角部に掛止させた状態(この時、ベルト6は緩んでいる)とし、その状態から、留め具8の回動操作レバー81を回動して、ベルト6を引っ張って緊張状態に締め付けて固定する。
掛止部7が縦枠19の室内側の角部(第2見付面191と見込面192で形成される)に掛止した状態で、ベルト6を引っ張ることで、縦枠19に対してパネル本体1が押圧され、側方水密部材2は縦枠19の第1見付面190に圧接され、側方水密部材2が圧縮変形することで、第2面部11に側方水密部材2に隣接して設けた当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接される(図17参照)。また、下方水密部材3の垂下面31の上端部は内側(室内側)からパネル本体1の垂下片110によって支持されているので、止水パネルが取り付けられた状態において(下方水密部材3が圧縮されて、垂下片110は床面FLに近接している)、水圧で下方水密部材3が押されて、床面FLとの間に隙間が生じすることを可及的に防止している。
止水パネルが取り付けられた状態において、側方水密部材2の先端部(立ち上がり面21と傾斜面22で形成される鋭角の先端部)が縦枠19の第1見付面190に対して圧接状態にあり、下方水密部材3の下端部(垂下面31と傾斜面32で形成される鋭角の下端部)が床面FLに対して圧接状態にあるが、本実施形態では、断面視三角形状の頂部から圧接部を形成したことによって、より軽い力で被当接面(第1見付面190、床面FL)との間で圧接状態ないし密着状態を得ることができ、隙間の発生を可及的に防止する。また、被当接面(第1見付面190、床面FL)が不陸(凹凸を有する等)の場合にも良好に対応できる。さらに、止水パネルを取り付けた状態では、当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接されているので、止水パネルの持ち上がりを可及的に防止し、止水パネルの下方水密部材3と床面FLとの水密状態を維持する。
図17に示すように、止水パネルが取り付けられた状態において、掛止部7の第2片71が滑り止め要素72を介して縦枠19の第2見付面191に当接しており、縦枠19の第2見付面191と見込面192とで形成される角部は空間Sに対向している。出願人が鋭意研究したところ、図5に示す形状の掛止部7に比べて、本実施形態の形状の掛止部7を用いた方が縦枠19から外れ難いことがわかった。また、角が出ているような縦枠(方立て)に対しても、空間Sによって掛止部7と角との干渉を防止して良好に掛止することができる。
図17に示すように、止水パネルが取り付けられた状態において、ベルト6の第2部分6B(第2面部11から離間するように室内側へ向かって延びる)と掛止部7の第1片70は直線状にあり、かつ、縦枠19の見込面192に沿って延びている。より安定した掛止状態を得るためには、このように、第2部分6Bと第1片70が縦枠19の見込面192に沿って延びることが望ましいが、そのためには、ガイド受部60のガイド片601´と縦枠19の見込面192との位置関係が重要である。実際の現場では寸法誤差もあり、掛止部7は左右両側に存在することから、そのためには、ガイド受部60のガイド片601´と縦枠19の見込面192との位置関係が設計通りではない場合もある。この場合、ベルト6の第2部分6B及び掛止部7の第1片70を、縦枠19の見込面192に沿って延びるように配置するためには、縦枠19の見込面192を延長した仮想面とパネル本体1の第2面部11が交わる位置にベルト6の第2部分6Bの基端を位置させる必要がある。また、図示の例では、止水パネルの取付状態において、パネル本体1の第2面部11と縦枠19の見込面192は垂直状に延びているが、実際の現場では、縦枠19の見込面192が第2面部11に対して僅かに斜めに延びることも起こり得るが、この場合も、ベルト6の第2部分6B及び掛止部7の第1片70を、縦枠19の見込面192に沿って延びるように配置するためには、縦枠19の見込面192を延長した仮想面とパネル本体1の第2面部11が交わる位置にベルト6の第2部分6Bの基端を位置させる必要がある。そこで、ガイド受部60のガイド片601´の位置を、パネル本体1の幅方向において調節可能とすることで、現場における位置調整を可能とすることが有利である。例えば、プレート600をパネル本体1の第2面部11に固定する螺子をプレート600に形成した横長孔(図示せず)を介して取り付けるようにすることで、横長孔の範囲内でプレート600(ガイド片601´)の取付位置を可変とすることができる。
図18に止水パネルの第1の取付態様を示す。第1の取付態様において、止水パネルは、2枚のスライド扉体17からなる自動ドアによって開閉される建物開口部の下方部位の室外側に設置される。止水パネルが取り付けられる縦枠19は、断面視方形状を有しており、室外側に面する第1見付面190、第1見付面190と反対側の第2見付面191、見込面192を備えている。建物開口部全閉状態では、各扉体17の戸尻側縦框171の室外側見付面1710と、縦枠19の第2見付面191が、隙間を存して対向離間している。建物開口部全開状態では、各扉体17の戸先側縦框の室外側見付面(図18では図示せず)と、縦枠19の第2見付面191は、隙間を存して対向離間することになる。止水パネルを取り付けた状態において、縦枠19の第2見付面191に掛止した掛止部7の第2片71と、扉体17の戸尻側縦框171の室外側見付面1710(開口部全閉時)、及び、戸先側縦框の室外側見付面(開口部全開時)、との間には隙間が存在しており、掛止部7が妨げとなることなく、扉体17の開閉が可能であり、建物開口部を開放して止水パネルを跨いで出入りすることができる。なお、止水パネルの第1の取付態様の詳細については、図8〜図10、図17に関連する記載を援用することができる。
図19〜図21に止水パネルの第2の取付態様を示す。第2の取付態様において、止水パネルは、2枚の扉体17からなる両開きドアによって開閉される建物開口部の下方部位の室外側に設置される。止水パネルが取り付けられる縦枠19は、断面視方形状を有しており、室外側に面する第1見付面190、室内側に面する第2見付面191、見込面192を備えている。パネル本体1の第2面部11の幅方向両端には、高さ方向に亘って断面視方形状のスペーサ9が固定されている。スペーサ9は、パネル本体1の第2面部11に対向する第1見付面90と、反対側の第2見付面91と、内側の第1見込面92と、外側の第2見込面93と、上端の上面94と、下端の下面95と、を備えている。スペーサ9の上面94とパネル本体1の上面12の高さ位置、スペーサ9の下面95とパネル本体1の下面13の高さ位置は一致しており、スペーサ9とパネル本体1の高さ寸法は略同一である。スペーサ9は、第1見付面90とパネル本体1の第2面部11との間に防水用ゴムシート(図示せず)を挟んで第2面部11に固定されている。
スペーサ9の第2見付面91に側方水密部材2及び当接部材4が設けてある。側方水密部材2及び当接部材4の説明については、既述の記載を適宜援用することができる。側方水密材2及び当接部材4を、第2面部11からスペーサ9を介して持ち出し状に設けることで、建物開口部の室外側下方部位に止水パネルを取り付けた状態において、扉体17の戸尻側縦框171の回動スペースを確保している。
図21(A)に示すように、スペーサ9の第2見付面91には全高に亘って側方水密部材2が突設されており、さらに、側方水密部材2の下端面24は、スペーサ9の下面95及びパネル本体1の下面13を超えて下方に突出している。パネル本体1の下面13には、全幅に亘って下方水密部材3が設けてある。側方水密部材2の下端面24と下方水密部材3の下端部は一致しており、側方水密部材2の側端部(底面20と傾斜面22で形成される端部)と下方水密部材3の側端面33は一致している。
図20、図21に示すように、スペーサ9の下端はプレート950で閉塞されて下面95が形成されており、下面95には、中間下方水密部材3´が、側方水密部材2の下端部と下方水密部材3の長さ方向端部との間の空間を塞ぐように設けてある。中間下方水密部材3´は、側方水密部材2、下方水密部材3と同等の材質から形成されており、例えば、シリコーンスポンジ、クロロプレンゴム、EPDM等から形成することができる。中間下方水密部材3´は、上面30´、垂下面31´、傾斜面32´と、側端面33´を備えており、上面30´をスペーサ9の下面95に当接させて取り付けられており、垂下面31´と傾斜面32´で形成される鋭角の先端部が床面FLとの圧接部となっている。中間下方水密部材3´は、例えば、両面接着テープあるいは/および接着剤を用いて固定される。
図20、図21(B)に示すように、中間下方水密部材3´の上面30´の幅寸法は、スペーサ9の下面95の幅寸法の略半分であり、上面30´は、下面95の外側の半部に取り付けられている。スペーサ9の下面95の内側の半部には、中間下方水密部材3´の倒れ防止部材96が設けてある。倒れ防止部材96は、ベース960と、垂下片961から断面視L形状のアングル材であり、ベース960をスペーサ9の下面95の内側の半部に固定(例えば、螺子によって)することで、下面95に取り付けられている。垂下片961の寸法は、中間下方水密部材3´の垂下面31´の略半分であり、垂下面31´の上半部に当接している。
図20に示すように、側方水密部材2の側端部(底面20と傾斜面22で形成される端部)、下方水密部材3の側端面33、中間下方水密部材3´の側端面(上面30´と傾斜面32´で形成される端部)は一致している。図21(A)に示すように、側方水密部材2の下端面24、下方水密部材3の下端部、中間下方水密部材3´の下端部は一致している(同一水平面上に位置している)。側方水密部材2の下方の突出部の底面20と中間下方水密部材3´の一方の側端面33´は接触しており、中間下方水密部材3´の他方の側端面33´と下方水密部材3の垂下面31は接触ないし近接している。止水パネルは、幅方向両端にスペーサ9を介して設けた側方水密部材2、下端の下方水密部材3、スペーサ9の下面の中間下方水密部材3´によって三方(左右の側部、下部)において水密部材が連続状に設けてある。側方水密部材2、下方水密部材3、中間下方水密部材3´は、弾性部材であり、止水パネルの取付時の押圧力である程度圧縮され、圧縮状態で縦枠19の第1見付面190、床面FLに密着して水密構造を提供する。なお、通常時(外力が作用しない状態)において、側方水密部材2の下方の突出部の底面20と中間下方水密部材3´の側端面33´が近接(僅かに離間している)している態様であっても、床面FLに圧接された状態では、側方水密部材2及び中間下方水密部材3´が弾性変形して密着状態となる。
止水パネルは、パネル本体1の下面13の下方水密部材3及びスペーサ9の下面95の中間下方水密部材3´を床面FLに圧接した状態で、スペーサ9の第2見付面91に設けた側方水密部材2を、建物開口部左右の縦枠19の第1見付面190に当接させ、固定手段5の掛止部7の第1片70を縦枠19の見込面192に近接させると共に、第2片71を縦枠19の第2見付面191に接触させることで、当該掛止部7を縦枠19の室内側の角部に掛止させた状態(この時、ベルト6は緩んでいる)から、留め具8の回動操作レバー81を回動して、ベルト6を引っ張って緊張させた状態で締め付けて固定する。
掛止部7が縦枠19の室内側の角部に掛止した状態で、ベルト6を引っ張ることで、縦枠19に対してパネル本体1が押圧され、側方水密部材2は縦枠19の第1見付面190に圧接され、側方水密部材2が圧縮されることで、スペーサ9の第2見付面91に側方水密部材2に隣接して設けた当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接される。止水パネルを取り付けた状態において、当接部材4のズレ止め部材41が縦枠19の第1見付面190に圧接されることで、止水パネルの持ち上がりを可及的に防止し、止水パネルの下方水密部材3と床面FLとの水密状態を維持する。また、下方水密部材3の垂下面31の上端部は内側(室内側)からパネル本体1の垂下片110によって支持されており、中間下方水密部材3´の垂下面31´の上半部は内側(室内側)から倒れ防止部材96の垂下片961によって支持されているので、止水パネルが取り付けられた状態において(下方水密部材3、中間下方水密部材3´が圧縮されて、垂下片110、961は床面FLに近接している)、水圧で下方水密部材3、中間下方水密部材3´が押されて、床面FLとの間に隙間が生じすることを可及的に防止している。
止水パネルを取り付けた状態において、扉体17の戸尻側縦框171の戸尻側見込面1711と、掛止部7の第1片70との間には隙間が存在しており、さらに、第2面部11と建物開口部との間には、扉体17の戸尻側縦框171の回動スペースが形成されていることから、扉体17の開閉が可能であり、建物開口部を開放して止水パネルを跨いで出入りすることができる。なお、止水パネルの第2の取付態様の詳細については、図11〜図13に関連する記載を援用してもよい。
1 パネル本体
10 第1面部
11 第2面部
12 上面
13 下面
14 左右の側面
2 側方水密部材
3 下方水密部材
3´ 中間下方水密部材
4 当接部材
40 ベース
41 ズレ止め部材
5 固定手段
6 ベルト(可撓性長尺部)
6A 第1部分
6B 第2部分
60 ガイド受部
600 プレート(第1ガイド部)
610、601´ ガイド片(第2ガイド部)
7 掛止部
70 第1片
700 先端部
71 第2片
710 基端部
8 締め具
9 スペーサ
17 扉体
1711 戸尻側見込面
19 縦枠
190 第1見付面(室外側見付面)
191 第2見付面(室内側見付面)
192 見込面
FL 床面
P1 第1片70を通る面

Claims (6)

  1. 第1面部と、第2面部と、上面と、下面と、左右の側面と、を備えたパネル本体と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端部位に高さ方向に亘って設けた左右の側方水密部材と、前記下面に幅方向に亘って設けた下方水密部材と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端にそれぞれ設けた固定手段と、
    を備えた止水パネルの取付構造であって、
    前記固定手段は、第1片と第2片とからL形状に形成された掛止部と、一端側が前記掛止部の第1片に連結された可撓性長尺部と、前記可撓性長尺部の他端側に設けられ、当該可撓性長尺部を引張した状態で締め付ける締め具と、からなり、
    前記パネル本体の前記第2面部には、前記側方水密部材の内方に隣接して当該側方水密部材よりも小さい突出寸法の当接部材が高さ方向に亘って設けてあり、
    前記当接部材の前面はズレ止め部材から形成されており、
    前記止水パネルは、前記下方水密部材を床面に圧接し、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される室内側角部に掛止させた状態で、前記締め具によって前記可撓性長尺部を引張することで、前記側方水密部材を圧縮状態で前記縦枠の室外側見付面に圧接し、前記当接部材の前記ズレ止め部材が前記室外側見付面に圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられる、
    止水パネルの取付構造。
  2. 第1面部と、第2面部と、上面と、下面と、左右の側面と、を備えたパネル本体と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端部位に高さ方向に亘って設けた左右の側方水密部材と、前記下面に幅方向に亘って設けた下方水密部材と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端にそれぞれ設けた固定手段と、
    を備えた止水パネルの取付構造であって、
    前記固定手段は、第1片と第2片とからL形状に形成された掛止部と、一端側が前記掛止部の第1片に連結された可撓性長尺部と、前記可撓性長尺部の他端側に設けられ、当該可撓性長尺部を引張した状態で締め付ける締め具と、からなり、
    前記パネル本体の前記第2面部には、前記側方水密部材の内方に近接して、前記可撓性長尺部のガイド受部が設けてあり、前記ガイド受部の内方に離間して、前記締め具が設けてあり、
    前記可撓性長尺部は、前記締め具と前記ガイド受部間で前記第2面部に沿って開口幅方向に延びる第1部分と、前記ガイド受部を介して前記第2面部から離間する方向に延びる第2部分と、からなり、
    前記第2部分に前記掛止部の第1片が連結されており、
    前記止水パネルは、前記下方水密部材を床面に圧接し、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される室内側角部に掛止させた状態で、前記締め具によって前記可撓性長尺部を引張することで、前記側方水密部材を前記縦枠の室外側見付面に圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられる、
    止水パネルの取付構造。
  3. 前記ガイド受部は、前記パネル本体の開口幅方向に沿って前記第1部分の案内空間を形成する第1ガイド部と、前記第1ガイド部の前記締め具から離間した側の端部に前記第2面部から離間する方向に突成した第2ガイド部と、を備え、
    前記第2面部に設けた前記締め具から開口幅方向に延びる前記第1部分は、前記案内空間を通って延び、前記第2ガイド部に案内されて引き出されて前記第2部分となる、
    請求項に記載の止水パネルの取付構造。
  4. 第1面部と、第2面部と、上面と、下面と、左右の側面と、を備えたパネル本体と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端部位に高さ方向に亘って設けた左右の側方水密部材と、前記下面に幅方向に亘って設けた下方水密部材と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端にそれぞれ設けた固定手段と、
    を備えた止水パネルの取付構造であって、
    前記固定手段は、第1片と第2片とからL形状に形成された掛止部と、一端側が前記掛止部の第1片に連結された可撓性長尺部と、前記可撓性長尺部の他端側に設けられ、当該可撓性長尺部を引張した状態で締め付ける締め具と、からなり、
    前記第1片と第2片とからL形状に形成された掛止部において、
    前記第2片は、前記第1片を通る面に対して第1側に延びており、
    前記第1片の先端部は、前記面に対して第2側に傾斜しており、
    前記第2片の基端部は、前記面を越えて第2側に延びており、
    前記第1片の先端部と前記第2片の基端部が接続されており、
    前記止水パネルは、前記下方水密部材を床面に圧接し、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される室内側角部に掛止させた状態で、前記締め具によって前記可撓性長尺部を引張することで、前記側方水密部材を前記縦枠の室外側見付面に圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられる、
    止水パネルの取付構造。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の止水パネルの取付構造を備えた建物開口部の水密構造であって、
    前記建物開口部は、スライド式の2枚の扉体によって開閉され、
    各扉体は、建物開口部の室内側に位置して開口幅方向に移動するようになっており、
    前記縦枠の前記室内側見付面に当接した前記掛止部の第2片と、前記扉体の移動経路と、の間には隙間が存在しており、
    止水パネルを取り付けた状態で、扉体が開閉可能である、
    水密構造
  6. 請求項1〜4いずれか1項に記載の止水パネルの取付構造を備えた建物開口部の水密構造であって、
    前記建物開口部は、両開き戸を構成する2枚の扉体によって開閉され、
    各扉体は、開口幅方向に延び、戸尻側見込面が建物開口部の左右の縦枠の見込面に近接対向した閉鎖姿勢と、扉体の戸先側部位が開口幅方向に対して垂直状に室内側に向かって延びる開放姿勢と、の間で回動可能となっており、
    前記縦枠の前記見込面に当接した前記掛止部の第1片と、閉鎖姿勢にある前記扉体の戸尻側見込面と、の間には隙間が存在しており、
    前記側方水密部材を、パネル本体の前記第2面部に設けたスペーサを介して室内側に持ち出し状に設けることで、前記第2面部と前記建物開口部との間には、前記扉体の戸尻側部位の回動スペースが形成されており、
    前記スペーサの下面には、前記側方水密部材の下端部と前記下方水密部材の長さ方向端部との間の空間を塞ぐように中間下方水密部材が設けてあり、
    止水パネルを取り付けた状態で、扉体が開閉可能である、
    水密構造
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