JP6779099B2 - 止水パネルの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、止水パネルの取付構造に係り、詳しくは、建物開口部の下方部位に取り付けて防水構造を構成する止水パネルの取付構造に関するものである。
建物開口部を開閉する扉装置は、室内への雨水の浸入を防止する機能を備えているが、台風等による集中豪雨や局所的な豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)が発生した場合の増水時には、建物開口部と、閉鎖姿勢の扉体と、の隙間から建物内への浸水のおそれがある。
本出願人は、建物開口部の下方部位に取り付けて防水構造を構成する止水パネルを提案している(特許文献1)。このものでは、既設開口寸法を実測してパネルを用意することで既設の建物開口部に対応する止水パネルを提供するものであるが、実測寸法に誤差が生じている場合には、現場設置時に適切な止水パネルの取り付けができないおそれがある。特に、止水パネルは、掛止部を建物開口部両側の縦枠に掛止させることで取り付けられることから、適切な掛止状態が得られない場合には、十分な防水性能が得られないおそれがあり、極端な場合には用意した止水パネルを交換する必要がある。
特開2016−28182号
本発明は、現場の開口寸法に合わせて設置位置を可変調整することができる止水パネルの取付構造を提供することを目的とする。
本発明が採用した技術手段は、
第1面部と、第2面部と、上面と、下面と、左右の側面と、を備えたパネル本体と、
前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端部位に高さ方向に亘って設けた左右の側方水密部材と、前記下面に幅方向に亘って設けた下方水密部材と、
前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端にそれぞれ設けられ、可撓性長尺部と可撓性長尺部の一端側に掛止部を設けた固定手段と、
を備えた止水パネルの取付構造であって、
前記止水パネルは、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠に掛止させ、前記側方水密部材を前記縦枠の室外側見付面に圧接した状態で、前記可撓性長尺部の張力によって建物開口部の室外側下方部位に取り付けられ、
前記パネル本体の前記第2面部には、前記側方水密部材の内側に近接して、前記可撓性長尺部の向きを変えるガイド部が設けてあり、
前記ガイド部は、前記パネル本体の幅方向に位置調整可能に設けられている、
止水パネルの取付構造、である。
1つの態様では、前記可撓性長尺部は、止水パネルの取付状態において、前記ガイド部によって、前記第2面部に沿ってパネル本体の幅方向に延びる第1部分と、前記第2面部から離間する方向に延びる第2部分と、に折り曲げられており、
建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される角部に掛止された前記掛止部が先端に連結された前記第2部分の基端の位置(引き出し位置)が、前記ガイド部を前記パネル本体の幅方向に位置調整することで前記パネル本体の幅方向に調整可能となっている。
1つの態様では、前記固定手段は、可撓性長尺部と、可撓性長尺部の一端側の掛止部と、可撓性長尺部の他端側の締め具と、からなり、
前記止水パネルは、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される室内側角部に掛止させ、前記下方水密部材を前記床面に圧接し、前記側方水密部材を前記縦枠の室外側見付面に圧接した状態で、締め具によって建物開口部の室外側下方部位に取り付けられ、
前記可撓性長尺部は、前記締め具と前記ガイド部間で前記第2面部に沿ってパネル本体の幅方向に延びる第1部分と、前記ガイド部と前記縦枠に掛止された前記掛止部間で前記第2面部から離間する方向に延びる第2部分と、からなる。
1つの態様では、前記第2面部には、横長の開口が形成されており、
前記開口を跨ぐようにガイドプレートが設けられており、
前記ガイド部は、前記ガイドプレートの側方水密部材に近い側(締め具を備える場合には、当該締め具から離間した側)に形成されており、
前記可撓性長尺部の前記第1部分は、前記ガイドプレートの裏側を通り、前記ガイド部に案内されて前記第2部分として引き出され、
前記ガイドプレートはパネル本体の幅方向に位置調整可能に設けられている。
1つの態様では、前記横長の開口の上下に位置してパネル本体の幅方向に延びる上下の垂直片が形成されており、
前記ガイドプレートを前記上下の垂直片の後面に位置させ、取付プレートを前記上下の垂直片の前面に位置させ、前記ガイドプレートと前記取付プレートで前記上下の垂直片を前後で挟んだ状態で、前記取付プレートと前記ガイドプレートを螺子で固定してなり、
前記螺子を緩めることで、前記ガイドプレートがパネル本体の幅方向に移動可能となっている。
1つの態様では、前記ガイドプレートには前記螺子の螺子孔が形成されており、前記取付プレートには螺子の挿通孔が形成されており、前記螺子は上側垂直片の下方かつ下側垂直片の上方に位置して設けてある。
1つの態様では、前記ガイドプレートは、螺子を用いて上下の垂直片に固定されており、前記ガイドプレートあるいは/および前記上下の垂直片に横長孔を形成することで、前記横長孔の範囲で前記ガイドプレートの取付位置がパネル本体の幅方向に位置調整可能となっている。
本発明では、現場において、固定手段の可撓性長尺部の第2部分の引き出し位置を可変調整できるようにしたので、止水パネルを設置する建物開口部の実測誤り等に対して、実際の開口寸法に合わせて設置位置を現場で可変調整することができる。また、建物開口部の実測誤りに限らず、現場の建物開口部の開口寸法状況に応じて、良好な防水性能を発揮するように、固定手段による止水パネルの設置位置を調整することができる。
建物開口部の室外側の下方部位に取り付けられた止水パネルを示す正面図である。 建物開口部の室外側の下方部位に取り付けられた止水パネルを示す側面図である。 (A)は、建物開口部の室外側の下方部位に取り付けられた止水パネルを示す平面図である。(B)は、建物開口部の室外側の下方部位に止水パネルを取り付ける前段階(固定具によりパネル本体を固定する前)を示す平面図である。 本実施形態に係る止水パネルの正面図(室内側面部)である。正面図において、固定手段の掛止部は省略されている。 図4の部分拡大図である。 図5に対応する平面図である。 止水パネルの固定手段を示す図である。 (A)は、止水パネルの側面図である。(B)は、図8(A)において固定具を除いた図である。(C)は、側方水密部材が設けた部位における縦断面図である。(D)は、ガイドプレート及び取付プレートが設けた部位における縦断面図である。図8における下方の水平線は実際の床面ではなく、止水パネルが下方に押し込まれた時の仮想床面を示している。 パネル本体を構成するパネルの側面図である。 図9において、固定手段のベルトが引き出された状態を示す図である。 ガイドプレートを示す図である。 取付プレートを示す図である。 (A)、(B)は、それぞれガイドプレートの他の取付態様を示す図である。 (A)は、パネル本体が垂直方向に下方に押圧された状態(下方水密部材の圧縮)を示す側面図である。(B)は、パネル本体が垂直方向に下方に押圧される前の状態を示す側面図である。 建物開口部左右端部の縦枠に取り付けられた止水パネルを示す部分平面図であり、側方水密部材は圧縮状態にある。 建物開口部左右端部の縦枠に取り付けられた止水パネルを示す部分平面図であり、側方水密部材は圧縮状態にある。ベルトの第2部分の基端(ガイド部)が、掛止部よりも内側に位置している。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る止水パネルが設置された建物開口部の正面図である。図示の態様では、止水パネルは、2枚のスライド扉体1からなる自動ドアによって開閉される建物開口部の下方部位の室外側に設置される。建物開口部は、左右の壁ないし固定パネル2の端部に設けた左右の縦枠(方立て)3間に形成されている(図3(B)参照)。縦枠3は、断面視方形状を有しており、室外側の第1見付面30、室内側の第2見付面31、建物開口部に面する第1見込面32、第1見込面32と反対側の第2見込面33を備えている(図14、図15参照)。
図1、図3、図4に示すように、止水パネルは、開口幅方向に横長の長方形のパネル本体4を備えている。パネル本体4は、建物開口部に設置した時に室外側に面する第1面部40と、第1面部40の反対側の第2面部41と、上面42と、下面43と、左右の側面44と、を備えており、第2面部41を室内側に向けて、建物開口部の下方部位の室外側に取り付けられる。パネルの側面44は密閉されている。パネル本体4の上面42には取手45が設けてある。本明細書において、パネル本体4の幅方向とは、左右方向、すなわち横幅方向を意味する。幅方向外側は、パネル本体4の左右の端部に近い側を意味し、幅方向内側は、パネル本体4の幅方向中央に近い側を意味する。
止水パネルは、さらに、パネル本体4の第2面部41の幅方向両端部位に設けた左右の側方水密部材5と、パネル本体4の下面43に設けた下方水密部材6と、左右の側方水密部材5にそれぞれ隣接してパネル本体4の第2面部41に設けた左右の当接部材7と、パネル本体4の第2面部41の幅方向両端にそれぞれ設けた固定手段8と、パネル本体4の第2面部41の幅方向両端にそれぞれ設けた垂直押し込み量判定手段9と、を備えている。
図7に示すように、固定手段8は、帯状のベルト80と、ベルト80の第1端部800に設けた掛止部81と、ベルト80の第2端部801に設けた締め具82と、からなる。止水パネルは、下方水密部材6を床面FLに圧接し、固定手段8の掛止部81を建物開口部両端の縦枠3の室内側角部に掛止させた状態で、固定手段8の締め具82によってベルト80を引張することで、下方水密部材6を床面FLに圧接させ、かつ、側方水密部材5を縦枠3の第1見付面30に圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられる。固定手段8の締め具82を締めた後で、さらに、パネル本体4を上から下方向に押し付けて下方水密部材6を床面FLに圧接することで、良好な水密性能が得られる。
開口部全閉時(図3(A)参照)において、扉体1の戸尻側縦框1aと縦枠3との間には隙間が存在しており、また、開口部全開時(図3(B)参照)において、扉体1の戸先側縦枠1bと縦枠3との間には隙間が存在しており、この隙間を利用して固定手段8の掛止部81を縦枠3の室内側角部に掛止させることができ、また、止水パネルを取り付けた状態において、掛止状態にある掛止部81が妨げとなることなく、扉体1の開閉が可能であり、建物開口部を開放して止水パネルを跨いで出入りすることができる。なお、止水パネルの設置対象は、スライド式のドアに限定されるものではなく、2枚の扉体からなる両開きドアによって開閉される建物開口部の下方部位の室外側に設置されてもよい。この場合、側方水密部材5、当接部材7を、パネル本体4の第2面部41に固定したスペーサ(特許文献1参照)に設けてもよい。
パネル本体4の幅寸法は、止水パネルが設置される開口幅寸法(左右の縦枠3の第1見込面32間の距離)よりも幾分(例えば+100mm)大きい寸法を備えており、パネル本体4の第2面部41の幅方向両端部位が左右の縦枠3の第1見付面30に対向するようになっている。パネル本体4は、想定水位(例えば、床面から400mm)よりも大きい高さ寸法(例えば、500mm)を備えている。図示の態様では、パネル本体4は、低背の2枚のパネル4A、4Bを高さ方向に重ねて連結することで構成されている。パネル4Aの下端とパネル4Bの上端との間には全幅に亘って防水テープ(図示せず)が設けてあり、パネル本体4の正面(高さ方向中央部位)からの水の浸入が防止されている。図示の態様では、パネル4A、4Bの2部材を高さ方向に連結してパネル本体4を形成しているが、パネル本体4を一部材から一体的に形成してもよい。
図4、図5に示すように、パネル本体4の第2面部41は、高さ方向の2箇所(各パネル4A、4Bの高さ方向中間部位)において幅方向に亘って切り欠かれており横長の開口410が形成されている。開口410は上側垂直片411と下側垂直片412との間に形成されている。図9、図10に示すように、パネル4A、4Bの内部には、2つの水平状の中間壁46、47が高さ方向に間隔を存して形成されており、上下の中間壁46、47間に開口410が形成されている。上側垂直片411は上側の中間壁46の第2面41寄りの部位から垂下しており、下側垂直片412は下側の中間壁47の第2面41寄りの部位から立ち上がり形成されている。上側垂直片411及び下側垂直片412は、第2面部41に対してパネル4A、4Bの内方に位置している。なお、図示の態様では、パネル本体4の第2面部41に開口410を形成しているが、第2面部41は必ずしも開口を備えていなくてもよい。
パネル本体4の第2面部41の幅方向両端部には、全高に亘って側方水密部材5が突設されており、側方水密部材5の下端面は、パネル本体4の下面43を超えて下方に突出している。パネル本体4の下面43には、全幅に亘って下方水密部材6が設けてある。側方水密部材5の下端面と下方水密部材6の下端部は略同一水平面上にある。パネル本体4には、幅方向両端の側方水密部材5及び下端の下方水密部材6の三方において水密部材が連続状に設けられている。側方水密部材5及び下方水密部材6は、弾性部材であり、止水パネルの取付時の押圧力である程度圧縮され、圧縮状態で縦枠3の第1見付面30、床面FLに密着して三方連続状の水密構造を提供する。本実施形態では、側方水密部材5、下方水密部材6は、シリコーンスポンジから形成されているが、その他、クロロプレンゴム、EPDM等から形成してもよい。
第2面部41の幅方向両端部には、側方水密部材5の内側(開口幅方向端部から離間する側)に隣接して、側方水密部材5よりも低い突出寸法の当接部材7が突設されている。当接部材7は、前面、後面、左右の側面を備え、後面が第2面部41に固定されたベース70と、ベース70の前面に設けたズレ止め部材(本実施形態では、ズレ止め緩衝ゴム)71からなる。ズレ止め部材71は、縦枠3の第1見付面30に圧接ないし密着した時に、密着力ないし摩擦力によって、縦枠3の第1見付面30に対する止水パネルの持ち上がりを防止する。ズレ止め部材71は典型的には弾性を備えているが、当接部材7のベース70は非弾性部材であり、止水パネルの取り付け時の押圧力によって圧縮されない。なお、当接部材7は、ベース70の側面が側方水密部材5の隣接する立ち上がり面に接触することで、側方水密部材5の倒れ防止の役割も有する。当接部材7のベース70は、例えば、螺子によってパネル本体4の第2面部41に固定される。
止水パネルは、下方水密部材6を床面FLに押し込んで圧接した状態で、建物開口部の室外側下方部位に取り付けられるが、下方への適切な押し込み量が必ずしも明確ではなく、下方水密部材6の押し込み量が不十分であると良好な防水性能が得られないおそれがある。本実施形態では、垂直押し込み量判定手段9によって、下方水密部材6の適切な圧縮程度を検知する。
図5に示すように、垂直押し込み量判定手段9は、垂直ロッド(中実でも中空でもよい)90と、パネル本体4の第2面部41の上下に設けられた上側ガイド部91と、下側ガイド部92と、を有する。上側ガイド部91は左右の固定片910、911と、中央の中空状の凸部912と、から断面視ハット形状を有し、凸部912の中空部に垂直ロッド90の上方部位を移動可能に受け入れるようになっている。下側ガイド部92は左右の固定片920、921と、中央の中空状の凸部922と、から断面視ハット形状を有し、凸部922の中空部に垂直ロッド90の下方部位を移動可能に受け入れるようになっている。
上側ガイド部91の凸部912には縦長のガイド孔913が形成されており、垂直ロッド90の上方部位の所定位置から水平方向に突設した突起(一つの態様では、螺子頭部から形成される)900がガイド孔913の下縁に当接することで、垂直ロッド90は上側ガイド部91から上動可能に吊持されている。この状態から垂直ロッド90が上動し、また、上動した状態から下動する時には、突起900がガイド孔913に沿って案内されて上下動する。
図5、図14(B)に示すように、下方水密部材6が押圧される前の状態では、垂直ロッド90はガイド孔913の下縁から吊持されており、垂直ロッド90の下端は、下方水密部材6の下端(パネル本体4の下端に設けた下方水密部材6を床面FLに接地した場合には床面FL)から所定量だけ上方に離間した位置にあり、垂直ロッド90の上端は、パネル本体4の上面42と略同じ高さ位置にある。止水パネルの設置時に、パネル本体4を下方に押し付けて下方水密部材6を圧縮していくと、垂直ロッド90の下端が床面FLに当接して、垂直ロッド90の上端部位がパネル本体4の上面42よりも上方に突出する。下方水密部材6の適切な最低圧縮量(垂直距離)に基づいて、図14(B)における垂直ロッド90の下端と下方水密部材6の下端との距離を設定しておくことで、垂直ロッド90の上端が不動部材として例示するパネル本体4の上面42(側方水密部材5の上端、当接部材7の上端、上側ガイド部91の上端)から突出したことを目視して下方水密部材6の押し込み量が十分であると判断する。あるいは、下方水密部材6の垂直方向の必要な圧縮量に対応して視認可能なマークを予め垂直ロッド90の上端部位に設けておくことで、設置者はマークによって下方への押し込み量が十分であることを目視で認識することができる。
止水パネルは、パネル本体4に設けた固定手段8によって、建物開口部の下方部位に室外側から取り付けられる。図6、図7に示すように、固定手段8は、帯状のベルト80と、ベルト80の第1端部800に設けた掛止部81と、ベルト80の第2端部801に設けた締め具82と、からなる。本実施形態では、図4に示すように、止水パネルは、各左右端部に上下に離間して合計4つの固定手段8を備えている。なお、固定手段8は、少なくとも左右に1つずつあればよく、その数は4つに限定されない。
本実施形態では、固定手段8は、第2面部41の横長の開口410に位置して設けてある。より具体的には、締め具82の取付ベース820は、パネル本体4の幅方向端部から内側に離間した位置で開口410を跨ぐように第2面部41に取り付けられており、第2端部が締め具82に連結されたベルト80は、締め具82から開口410に沿ってパネル本体4の幅方向端部に向かって延びている。第2面部41の幅方向端部に近い部位には、ベルト80のガイド部(後述するガイドプレート10のガイド片100)が設けてある。締め具82から開口410に沿って水平方向にパネル本体4の幅方向端部に向かって延びるベルト80は、ベルトのガイド部によって折り曲げられて変向して第2面部41から離間するように室内側に延びるようになっている。
本実施形態では、締め具82は、いわゆるキャッチクリップであり、第2面部41に固定された取付ベース820と、支軸を介して取付ベース820に回動可能に連結された回動操作レバー821と、一端が回動操作レバー821に連結され、他端がベルト80の第2端部801に連結されたアーム822と、アーム822に外装したコイルスプリング823と、を備えており、回動操作レバー821は、第2面部41に近接対向した第1姿勢と、第2面部41に対して垂直状の第2姿勢との間で回動可能である。このようなキャッチクリップ自体は公知であるので、さらなる詳細な説明は省略する。回動操作レバー821を第2姿勢から第1姿勢とすることで、ベルト80を引っ張って緊張状態で締め付けるようになっている。
本実施形態では、ガイド部は、当接部材7に隣接して、開口410を跨ぐように固定されたガイドプレート10からなる。図11に示すように、ガイドプレート10は、第1面と第2面を有する方形状のプレートであり、第1面を室内側に向けて開口410を跨ぐように設けられ、締め具82から離間する側(幅方向外側)の縁部には第2面部41から離間するようにプレートから湾曲状に立ち上がるガイド片100が形成されている。プレートには4つの螺子12の螺子孔(雌螺子)101が形成されている。
ガイドプレート10は取付プレート11、取付用の螺子12を用いて、パネル本体4の第2面41の幅方向の所定位置に固定される。図12に示すように、取付プレート11は、第1面と第2面を有する方形状のプレートである。プレートには4つの螺子12の挿通孔110が形成されている。ガイドプレート10と取付プレート11を対向させた時には、取付プレート11の螺子孔101と取付プレート11の挿通孔110が一致するようになっている。
ガイドプレート10の高さ寸法は、開口410の縦幅寸法よりも大きく、上側の中間壁46の下面と下側の中間壁47の上面間の高さ寸法と略同じである。ガイドプレート10は、開口410を跨ぐようにして、ガイドプレート10の第1面の上側部位(上側の螺子孔101より上側の部位)、下側部位(下側の螺子孔101より下側の部位)を、上側垂直片411、下側垂直片412の後面(パネル本体4の第2面41から遠い側の面)4111、4121に当接させて仮配置される。この時、ガイドプレート10は下側の中間壁47に載置した状態で仮配置されている。
取付プレート11の高さ寸法は、開口410の縦幅寸法よりも大きく、上側の中間壁46の下面と下側の中間壁47の上面間の高さ寸法と略同じである。また、取付プレート11の厚さは、第2面41と上側垂直片411、下側垂直片412との段差に対応している。取付プレート11は、第1面を室内側に向けて開口410を跨ぐようにして、取付プレート11の第2面の上側部位(上側の挿通孔110よりも上側の部位)、下側部位(下側の挿通孔110よりも下側の部位)を、上側垂直片411、下側垂直片412の前面(パネル本体4の第2面41に近い側の面)前面4110、4120に当接させて仮配置される。この時、ガイドプレート10は下側の中間壁47に載置した状態で仮配置されている。取付プレート11の第1面とパネル本体4の第2面41とは面一となっている。
ガイドプレート10及び取付プレート11の仮配置状態において、ガイドプレート10の上側の2つの螺子孔101と取付プレート11の上側の2つの挿通孔110は、上側垂直片411の下方、すなわち、開口410に位置して対向一致しており、ガイドプレート10の下側の2つの螺子孔101と取付プレート11の下側の2つの挿通孔110は、下側垂直片412の上方、すなわち、開口410に位置して対向一致している。
4本の螺子12を取付プレート11の挿通孔110からガイドプレート10の螺子孔101に締め込むことで、ガイドプレート10の上側部位と取付プレート11の上側部位で上側垂直片411を前後から挟持し、ガイドプレート10の下側部位と取付プレート11の下側部位で下側垂直片412を前後から挟持し、螺子12を締めることで、ガイドプレート10がパネル本体4の第2面41の幅方向の所定位置に固定される。
第2面部41の幅方向の所定位置にガイドプレート10が固定された状態において、第2面部41の幅方向において、ガイド部(ガイドプレート10のガイド片100)の位置を変更したい場合には、螺子12を緩めることで、ガイドプレート10、取付プレート11を上側垂直片411、下側垂直片412に沿って第2面部41の幅方向に移動させることができ、所望の位置にガイドプレート10、取付プレート11を移動させた状態で螺子12を締めることで、ガイドプレート10を固定することができる。
ベルト80は、締め具82からパネル本体4の幅方向端部に向かって、横長の開口410に沿ってパネル本体4の幅方向に延び(第1部分80A)、ガイドプレート10の裏側を通って、ガイド片100に掛け回され、ガイド片100によって、パネル本体4の第2面部41から離れる方向に引き出されて延びる(第2部分80B)。なお、ベルト80の長さは現場において調整可能となっている。
ベルト80の第1端部800に連結された掛止部81は、基端がベルト80の第1端部800に連結された第1片810と、第1片810の延びる方向に対して垂直状に延びる第2片811と、を備え、略L形状に形成されており、いわば引掛金具を構成している。第1片810、第2片811は共に所定幅を備えた板状体であり、第2片811の内面には、滑り止め要素(本実施形態では、滑り止めゴム)812が設けてある。図示の態様では、第1片810の傾斜状の先端部と第2片811の基端部からV形状の突出部Vが突成されており、掛止部81の角部の内側には空間Sが形成されている。より具体的には、第2片811は、第1片810を通る面に対して第1側に延びており、第1片810の先端部は、前記面に対して第2側に傾斜しており、第2片811の基端部は、前記面を越えて第2側に延びており、第1片810の先端部と第2片811の基端部が接続されている。
図15に示すように、止水パネルが取り付けられた状態において、掛止部81の第2片811が滑り止め要素812を介して縦枠3の第2見付面31に当接しており、縦枠3の第2見付面31と第1見込面32で形成される角部は空間Sに対向している。出願人が鋭意研究したところ、掛止部81の角部の内側には空間Sを形成する形状の掛止部81を採用することで、掛止部81が縦枠3からより外れ難いことがわかった。また、角が出ているような縦枠(方立て)に対しても、空間Sによって掛止部81と角との干渉を防止して良好に掛止することができる。なお、空間Sを備えた図示の掛止部81は掛止部の例示態様であって、空間Sを備えないL形状の掛止部であってもよく、あるいは、第1片810と第2片811の角度を90度よりも僅かに鋭角にして、第1片810が第1見込面32に対してより密着するようにしてもよい。
本実施形態に係る止水パネルの取付について説明する。止水パネルのパネル本体4は、建物開口部の開口幅寸法よりもやや大きい幅寸法を備えており、建物開口部の室外側に位置して、左右の縦枠3間に当該縦枠3を跨ぐように左右の縦枠3間に取り付けられる。止水パネルは、下面43の下方水密部材6を床面FLに圧接した状態で、第2面部41の幅方向両端部に設けた側方水密部材5を、建物開口部左右の縦枠3の第1見付面30に当接させ(この状態では、当接部材7と第1見付面30は離間している)、固定手段8の掛止部81の第1片810を縦枠3の第1見込面32に当接ないし近接させると共に、第2片811を縦枠3の第2見付面31に当接させることで、当該掛止部81を縦枠3の室内側の角部に掛止させた状態(この時、ベルト80は緩んでいる)とし、その状態から、締め具82の回動操作レバー821を回動して、ベルト80を引っ張って緊張状態に締め付けて固定する。
掛止部81が縦枠3の室内側の角部(第2見付面31と見込面32)に掛止した状態で、ベルト80を引っ張ることで、縦枠3に対してパネル本体4が押圧され、側方水密部材5は縦枠3の第1見付面30に圧接され、側方水密部材5が圧縮されることで、第2面部41に側方水密部材5に隣接して設けた当接部材7のズレ止め部材71が縦枠3の第1見付面30に圧接される(図15参照)。
固定手段8の締め具82を締めた後で、さらに、パネル本体4を上から下方向に押し付けて下方水密部材6を圧縮することで、良好な水密性能が得られる。この時の下方水密部材6の適切な圧縮の程度は、垂直ロッド90の上端部位に設けたマークで判断することができる。止水パネルを取り付けた状態において、当接部材7のズレ止め部材71が縦枠3の第1見付面30に圧接されることで、止水パネルの持ち上がりを可及的に防止し、止水パネルの下方水密部材5と床面FLとの水密状態を維持する。
止水パネルを取り付けた状態において、ベルト80は、ガイド部(ガイドプレート10のガイド片100)によって折り曲げられた状態(第2面部41に沿って幅方向に延びる第1部分80Aと第2面部41から離間するように室内側へ向かって延びる第2部分80B)で緊張状態にあり、掛止部81の第1片810は、第2部分80Bと略直線状にある。
図15に示すように、止水パネルが取り付けられた状態において、ベルト80の第2部分80B(第2面部41から離間するように室内側へ向かって延びる)と掛止部81の第1片810は直線状にあり、かつ、縦枠3の第1見込面32に沿って延びている。より安定した掛止状態を得るためには、このように、第2部分80Bと第1片810が縦枠3の第1見込面32に沿って延びることが望ましいが、そのためには、ガイドプレート10のガイド片100と縦枠3の第1見込面32との位置関係が重要である。
実際の現場では寸法誤差もあり、掛止部81は左右両側に存在することから、そのためには、ガイドプレート10のガイド片100と縦枠3の第1見込面32との位置関係が設計通りではない場合もある。例えば、図16に示す態様では、ガイドプレート10のガイド片100の位置が、掛止部81が掛止する縦枠3の室内側角部よりも所定量内側に位置しており、ベルト80の第2部分80Bは平面視において傾斜状に延びている。掛止部81の第2片811と縦枠3の第2見付面31が十分に密着していないことから、この掛止状態は不安定であり、場合によっては、掛止部81と縦枠3との掛止状態が外れてしまうおそれがある。
この場合、ベルト80の第2部分80B及び掛止部81の第1片810を、縦枠3の第1見込面32に沿って延びるように配置するためには、縦枠3の第1見込面32を延長した仮想面とパネル本体4の第2面部41が交わる位置にベルト80の第2部分80Bの基端800Bを位置させる必要がある。また、図示の例では、止水パネルの取付状態において、パネル本体4の第2面部41と縦枠3の第1見込面32は垂直状に延びているが、実際の現場では、図16のように、縦枠3の第1見込面32が第2面部41に対して僅かに斜めに延びることも起こり得る。この場合も、ベルト80の第2部分80B及び掛止部81の第1片810を、縦枠3の第1見込面32に沿って延びるように配置するためには、縦枠3の第1見込面32を延長した仮想面とパネル本体4の第2面部41が交わる位置にベルト80の第2部分80Bの基端800Bを位置させる必要がある。なお、ベルト80の第2部分80Bの基端800Bが縦枠3の第1見込面32よりも幅方向外側(当接部材7側)に寄っていてもよい(この場合は、掛止部81と縦枠3との掛止状態が維持される)。
本発明では、ガイドプレート10のガイド片100の位置を、パネル本体4の幅方向において調節可能とすることで、固定手段8のベルト80の第2部分80Bの基端800Bの位置を、パネル本体4の幅方向に調整可能となっており、現場における位置調整を可能としている。図16に示す態様において、現場において、螺子12を緩めて、ガイドプレート10と取付プレート11による上側垂直片411、下側垂直片412の挟持状態を解除し、ガイドプレート10、取付プレート11、螺子12をセットで矢印方向に所定位置まで移動させ、螺子12を締めることによって、ガイドプレート10のガイド片100の位置をパネル本体4の幅方向の端部側に位置調整し、図15に示す態様を得ることができる。このように、固定手段8のベルト80の第2部分80Bの基端800Bの位置を、パネル本体4の幅方向に調整可能とすることで、ベルト80の第2部分80Bの第1部分80Aに対する引き出し方向(第1部分80Aないし第2面部41に対する第2部分80Bの角度)が調整可能となっている。
ガイドプレート10のガイド片100の位置を調整する構成はこのものには限定されない。図13にガイドプレートの他の取付態様を示す。図13(A)では、ガイドプレート10´の上側部位、下側部位は、それぞれ、上側垂直片411、下側垂直片412の後面4111、4121(図9参照)に当接させて螺子12´で固定されている。図13(B)では、ガイドプレート10´´の上側部位、下側部位は、それぞれ、上側垂直片411、下側垂直片412の前面4110、4120(図9参照)に当接させて螺子12´´で固定されている。すなわち、開口410を跨ぐようにガイドプレート10´、10´´が設けられており、ガイド部100´、100´´は、ガイドプレート10´、10´´の側方水密部材に近い側に形成されており、ベルト80の第1部分80Aはガイドプレート10´、10´´の裏側を通り、ガイド部100´、100´´に案内されて第2部分80Bとして引き出される。上側垂直片411、下側垂直片412あるいは/およびガイドプレート10´あるいは10´´に横長孔(図示せず)を形成することで、横長孔の範囲内でガイドプレート10´、10´´(ガイド片100´、100´´)の取付位置を可変とすることができる。また、図13(B)に示すものにおいて、上側垂直片411、下側垂直片412の後面4111、4121に取付プレート(図示せず)を配置し、ガイドプレート10´´と取付プレート(図示せず)で上側垂直片411、下側垂直片412を挟んで固定し(図9の実施形態の取付構造参照)、開口410に位置して前側のガイドプレート10´´と取付プレート(図示せず)の間でベルト80の第1部分80Aが延びるようにしてもよい。
3 縦枠
30 第1見付面(室外側見付面)
31 第2見付面(室内側見付面)
32 第1見込面(見込面)
4 パネル本体
40 第1面部
41 第2面部
42 上面
43 下面
44 側面
410 開口
411 上側垂直片
4110 前面
4111 後面
412 下側垂直片
4120 前面
4121 後面
5 側方水密部材
6 下方水密部材
8 固定手段
80 ベルト(可撓性長尺部)
80A 第1部分
80B 第2部分
800B 基端
81 掛止部
810 第1片
811 第2片
82 締め具
10 ガイドプレート
100 ガイド片(ガイド部)
11 取付プレート
FL 床面

Claims (3)

  1. 第1面部と、第2面部と、上面と、下面と、左右の側面と、を備えたパネル本体と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端部位に高さ方向に亘って設けた左右の側方水密部材と、前記下面に幅方向に亘って設けた下方水密部材と、
    前記パネル本体の前記第2面部の幅方向両端にそれぞれ設けられ固定手段と、
    を備えた止水パネルの取付構造であって、
    固定手段は、可撓性長尺部と、該可撓性長尺部の一端側に設けた掛止部と、該可撓性長尺部の他端側に設けられ、前記パネル本体の前記第2面部に取り付けられている締め具と、を備え、
    前記パネル本体の前記第2面部には、前記側方水密部材の内側に近接して、前記可撓性長尺部の向きを変えるガイド部が設けてあり、
    前記可撓性長尺部は、前記ガイド部によって、前記第2面部に沿ってパネル本体の幅方向に延びる第1部分と、前記第2面部から離間する方向に延びる第2部分と、に折り曲げられており、
    前記掛止部は、第1片と、当該第1片に対して略直角に延びる第2片と、から略L形状に形成されおり、前記第1片の基端部と前記可撓性長尺部の前記第2部分の先端が接続されており、前記第1片は主面部と主面部の先端の傾斜部とから一体形成されており、前記第1片の前記傾斜部と前記第2片の基端部からV形状の突出部からなる角部が形成されており、前記角部の内側には、前記突出部と前記第1片の前記主面部を延長した仮想面とで囲まれた空間が形成されており、
    前記止水パネルは、前記掛止部を建物開口部両端の縦枠の室内側見付面と見込面とで形成される角部に掛止させ、前記側方水密部材を前記縦枠の室外側見付面に圧接した状態で、前記締め具で前記可撓性長尺部を緊張状態とした時の当該可撓性長尺部の張力によって建物開口部の室外側下方部位に取り付けられ、
    前記ガイド部は、前記パネル本体の幅方向に位置調整可能に設けられており前記パネル本体の幅方向における前記ガイド部の位置の調整により、前記可撓性長尺部の前記第2部分の基端が、前記縦枠の前記見込面を延長した仮想面と前記パネル本体の前記第2面部が交わる位置にくるように調整することで、前記可撓性長尺部の前記第2部分と前記掛止部の前記第1片が、前記縦枠の前記見込面に沿って直線状に延びた状態で、前記掛止部の第2片が前記縦枠の前記室内側見付面に当接しており、
    止水パネルが取り付けられた状態において、前記縦枠の前記角部は前記掛止部の内側の前記空間に対向している、
    止水パネルの取付構造。
  2. 前記第2面部には、横長の開口が形成されており、
    前記開口を跨ぐようにガイドプレートが設けられており、
    前記ガイド部は、前記ガイドプレートの側方水密部材に近い側に形成されており、
    前記可撓性長尺部の前記第1部分は、前記ガイドプレートの裏側を通り、前記ガイド部に案内されて前記第2部分として引き出され、
    前記ガイドプレートはパネル本体の幅方向に位置調整可能に設けられている、
    請求項に記載の止水パネルの取付構造。
  3. 前記横長の開口の上下に位置してパネル本体の幅方向に延びる上下の垂直片が形成されており、
    前記ガイドプレートを前記上下の垂直片の後面に位置させ、取付プレートを前記上下の垂直片の前面に位置させ、前記ガイドプレートと前記取付プレートで前記上下の垂直片を前後で挟んだ状態で、前記取付プレートと前記ガイドプレートを螺子で固定してなり、
    前記螺子を緩めることで、前記ガイドプレートがパネル本体の幅方向に移動可能となっている、
    請求項に記載の止水パネルの取付構造。
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