JP2020084696A - 浸水防止用の止水板の取付構造 - Google Patents

浸水防止用の止水板の取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 反りや表面に凹凸がある止水板を使用しても、積み上げられる第1の止水板と地面などの接地面との隙間や第1の止水板と第2の止水板との隙間を個別に調節することで水の侵入を防止する。【解決手段】 下段に配されて接地面と接触する第1の止水板11と、第1の止水板11の上に配置される第2の止水板12とを少なくとも備え、これら第1と第2の止水板11,12には可撓性部材C1が配され、第1の止水板11は、前記可撓性部材C1を介して接地面Gとの隙間をなくすように締め付ける第1の締め付け手段が取り付けられ、及び/又は、前記可撓性部材C2を介して第1の止水板11と第2の止水板12との隙間をなくすように締め付ける第2の締め付け手段N2,L2が取付られている。【選択図】 図1

Description

本発明は、洪水や豪雨などによる浸水を防止する浸水防止用の止水板の取付構造に関する。
大雨や洪水時においては、建造物の玄関口やドア付近や外壁、ブロックなどの隙間から水が建物内に浸入する事態を生じる。また、ガレージやシャッター構造の建物においては、地面等の接地面にコンクリートが施されていることが通常であるが、そこに単に止水板を配置しても、地面等の接地面の凹凸による隙間から水が浸入してしまう事態を生じる。このため、建物の入口や通路、ガレージなどのコンクリート接地面などを止水するための止水板の取付構造が開発されている(例えば特許文献1、2、3等)。
特許文献1には、課題として、「浸入しようとする水の高さに応じて、止水する高さを簡易に変更できる止水装置を提供する。」として、解決手段として、「出入口の両側に設けられる一対の止水扉支持部と、一端側が一方の止水扉支持部に設けられた支軸を中心に回動可能に支持されるとともに、他端側が他方の止水扉支持部に係止することによって、出入口を止水する各々独立した上下多段の止水扉と、を備えた止水装置である。この止水装置では、一方の止水扉支持部は、上下多段の止水扉の各々を下方から支持する支持部を有する。」ものが開示されている。しかし、地面等の接着面との隙間の密着性を考慮したものや、上下段の隙間の密着性を考慮したものではない。
特許文献2には、「開口部11aを形成する固定枠10と、固定枠10に沿って昇降する扉体21と、扉体21を昇降駆動する駆動部22と、全閉位置に停止している扉体21を押圧し、シール材14を介して開口部11aを水密に封止する押圧部材31、31とを設ける。」ものが開示されており、一枚の扉体21を昇降動作させるものである。
特許文献3には、「建物内への浸水防止装置は、建物の通路の両側壁面に設けられた断面コ字状の縦溝1aを有する支柱材1、1と、両側端部を支柱材1、1の縦溝1aの内面に圧着させて建物の通路を閉鎖する止水パネル2と、通路の床面上に設置されて止水パネル2の下端面を受止するパネル受止桁部材3と、止水パネル2の下端面をパネル受止桁部材3上に圧着させる第一圧着手段4と、パネル受止桁部材3を床面上に圧着、固定さる第二圧着手段5と、止水パネル2の両側端部を支柱材1、1の縦溝1aの内面に圧着、固定させるパネル固定手段6とを備えている。」ものであり、 一枚の止水パネル2を第1と第2の圧着手段で密着性を高める構造である。
特開2014―47502号公報 特開2018−96114号公報 特開2014−114612号公報
ところで、多段式の止水板は、発生する浸水の高さに応じて高く積み重ねられるが、一段で対応可能である場合もあれば、二段三段と積み重ねなければならない場合もあり、その浸水の状況に応じて積み重ねられる。しかし、止水板を継ぎ足すと、その隙間から浸水する恐れが高くなり、内部に水が入り込む。このため、鋼鉄製や合成樹脂などの板の精度を高めて隙間が生じないようにしたり、凹凸を施して連結させたりして、内部に水が入り込まないようにする工夫がなされる。
しかしながら、これらの加工を施すと、精度の高さの追求が求められたり構造が複雑になったり、費用が高くなったりする問題を有する。特に、一段での止水板で対応が可能な場合には、すべての止水板を高精度にしたり、凹凸などの複雑な構造にする必要はない(特許文献1では、常に多段積で使用される。)。
また、止水板の幅(厚さ)は、洪水などの水害の程度に応じて厚さの厚いものを使用することになるが、厚さが厚ければ厚いほど、高精度が要求される一方、浸水(漏水)が生じる可能性が高くなる。
さらに、地面などの接地面は、コンクリート施工されていたとしても、その表面には凹凸があり、止水板を単に配置したとしても、隙間が生じて、水の侵入を完全に防止することは難しい。言い換えると、反りや表面に凹凸があるような止水板であっても、隙間を生じないようにできれば、浸水(漏水)が防止できるとともに安価な製造コストにすることができ、理想的である。
なお、上記従来の特許文献2と3によれば、一枚の止水板を一つの締め付け部材で締め付けるものがあるが、一つの締め付け手段で締め付けると、止水板のどこかにひずみが生じてしまい(無理な力が働き)、止水板の強度を弱くする問題を有する。
そこで本発明の目的は、反りや表面に凹凸がある止水板を使用しても、積み上げられる第1の止水板と地面などの接地面との隙間や第1の止水板と第2の止水板との隙間を個別に調節することで水の侵入を防止することができる浸水防止用の止水板の取付構造を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、洪水や豪雨などによる浸水があったときに建物の外壁、ブロック、ガレージ、シャッター、柱、ドア・扉や玄関などの建物の浸水領域に所定の高さに止水板を取り付けて洪水や豪雨などによる浸水を防止する浸水防止用の止水板の取り付け構造において、最下段に配されて接地面と接触する第1の止水板、及び/又は、第1の止水板の上に配置される第2の止水板とを備え、これら第1と第2の止水板には可撓性部材が配され、第1の止水板は、前記可撓性部材を介して接地面との隙間をなくすように締め付ける第1の締め付け手段が取り付けられ、及び/又は、前記可撓性部材を介して第1の止水板と第2の止水板との隙間をなくすように締め付ける第2の締め付け手段が取り付けられていることを特徴とする。ここで、上記可撓性部材は、第1と第2の止水板の上面側でも下面側でもよく上面と下面の両方に取り付けられているものでもよい。
本発明によれば、積み上げられる第1の止水板と地面などの接地面との隙間や、第1の止水板と第2の止水板との隙間を上記可撓性部材(スポンジなど)を介して個別に調節することができるので、浸水状況に応じて、第1の止水板で対応できるときは、第1の止水板のみ取り付けて地面などの接地面との隙間を締め付け手段により締め付ければ良い。そして、浸水状況に応じて、第2の止水板が必要になった場合には、第1の止水板と第2の止水板との隙間を締め付け手段により締め付けて調節することができる。
すなわち、地面等の接地面と第1の止水板との隙間は、接地面にコンクリートなどが施されていたとしても、その表面の凹凸は比較的大きく、これに対して、第1の止水板と第2の止水板との隙間はそれほど大きくないものであり、このように隙間の大きさは一定ではない。
これに対して、本発明によれば、上記可撓性部材を介して、地面などの接地面と第1の止水板との隙間の締め付けは第1の締め付け手段により締め付け、第1の止水板と第2の止水板との隙間は第2の締め付け手段により締め付けるので、各々の隙間に適した締め付け力が得られて、可撓性部材を介してその隙間を埋めつつ浸水を防止することができる。上記可撓性部材(スポンジなど)は、締め付けた状態では防水・止水の役割を果たすが、締め付け前の状態では、止水板の表面の凹凸や反りを吸収する役を果たす。したがって、鋼鉄製や合成樹脂製などや特殊形状に加工した止水板を使防止することなくとも、安価な四角形状の木製板などの止水板を使用して浸水(漏水)を確実に防止することができる。
また、本発明は、洪水や豪雨などによる浸水があったときに建物の外壁、ブロック、窓、ガレージ、シャッター、柱、ドア・扉や玄関などの建物の浸水領域に所定の高さに止水板を取り付けて洪水や豪雨などによる浸水を防止する浸水防止用の止水板の取り付け構造において、前記止水板の正面側、背面側或いは側面側の所定箇所に可撓性部材が配されるか、又は、前記止水板を取り付ける取付用具などとの接触面に可撓性部材が配されるとともに、前記可撓性部材を介して前記各面や取付用具との接触面との隙間をなくすように締め付け手段により締め付けることを特徴とする。前記可撓性部材は、止水板の正面側、背面側或いは側面側の少なくとも一面に配されるものであれば良いが、二面や三面に配されるものでもよい。
本発明によれば、前記可撓性部材を介して前記各面や取付用具との接触面との隙間をなくすように締め付け手段により締め付けることにより、止水板の厚みが必ずしも一定でなくても(止水板に反りがあっても)、また、止水板の表面(正面側、背面側或いは側面側)に凹凸などがあっても(或いは止水板に多少の反りがあっても)、その厚さの違いや凹凸などを、上記可撓性部材を締め付けて調整することができるので、止水板として厚みが正確でなかったとしても、浸水(漏水)を防止することができる。
本発明としては、前記止水板及び前記第1の止水板と第2の止水板は木製の四角形状の板であることを特徴とする。
地面などの接地面との間の隙間は、前記第1の止水板の形状やこれに配される防水用シールを厳重にするなどの工夫や表面を平滑化にする工夫などがなされることが一般的であるが、本発明によれば、個別の止水板ごとに上記可撓性部材を締め付け調整することができるので、表面を平滑化する加工が施されていない四角形の木製の止水板であっても、第1の止水板と第2の止水板との隙間などを上記可撓性部材の弾性力を利用して締め付け調整することができる。
本発明としては、前記建物の浸水領域に止水板を配するためのコ字状の取付用具が立設されるとともに、当該コ字状の内側面に前記止水板の可撓性部材が配されることを特徴とする。
本発明によれば、前記コ字状の取付具に止水板を配するが、当該コ字状の内側面に前記止水板の可撓性部材が配されることから、止水板に反りや凹凸などがあっても、これらを可撓性部材が吸収して、浸水(漏水)を防止する。
本発明としては、前記可撓性部材がスポンジ、ゴムスポンジ、ウレタンスポンジ、粘着付きのスポンジシート、粘着剤付きのスポンジテープ、又は、スポンジにゴムやウレタンを接合したものであることを特徴とする。市販のスポンジシートやスポンジテープ(片面に接着剤が塗布されており、止水板に接着剤を介して添着される)を使用して、所定長さに切断して使用することが好ましい。スポンジの種類としては、合成スポンジ、ウレタンスポンジ、ゴムスポンジ、シリコンスポンジ、フッ素系樹脂スポンジ、加硫スポンジなどが使用に適する。また、スポンジにゴムやウレタンを接合したもので、スポンジの伸縮力を阻害しないものが好ましい。粘着付きのスポンジシート、粘着剤付きのスポンジテープは、独立気泡で、吸水性がほとんどなく、少ない圧縮率で止水が可能である。
本発明によれば、前記各種のスポンジを可撓性部材として、第1と第2の止水板の大きさ・厚みの違いや表面に凹凸があるものでも、これらの障害を前記各種スポンジが効果的に吸収することとなる。スポンジは、一般には水を吸収するものであるとの認識があるが、締め付けた状態では防水・止水の役割を果たす(合成樹脂の塊に変化する)。すなわち、締め付け前の状態では、止水板の表面の凹凸や反りを吸収する役を果たす。例えば、釘や画鋲があったとしても、これらの障害物を包囲して、締め付けられると、防水・止水効果を発揮する。
本発明としては、前記止水板の外周に防水用シールが配されているか、又は、前記止水板に防水用シールを介して前記可撓性部材が取り付けられていることを特徴とする。ここで、防水用シールは、その弾性力や伸縮力にもよるが、前記可撓性部材の伸縮力の発揮が阻害されないように、前記可撓性部材の厚さ(高さ)よりも低いことが好ましく、また、その弾性力や伸縮力は前記可撓性部材よりも小さいことが好ましい。
本発明によれば、前記止水板の外周に防水用シールが配されていることから、前記可撓性部材の防水・止水防止が発揮されずに、仮に浸水(漏水)が生じたとしても、水の侵入(漏水)を防止することができる。また、前記締め付け手段により防水用シールを締め付け調整することで、地面などの接地面と第1の止水板との隙間や第1の止水板と第2の止水板との隙間を上記可撓性部材の弾性力・伸縮力を利用して締め付け調整することができる。
本発明としては、前記締め付け手段が前記可撓性部材の近くに配されているか、または、前記可撓性部材を貫通するように配されていることを特徴とする。締め付け手段としては、ネジやボルト(或いはナット)を使用すれば足りるが、ばねなどを使用してハンドル操作で締め付けるものを使用しても良い。また、前記可撓性部材に対応する同じ大きさの板材(固定用板)を使用して、これらで止水板を挟持して締め付けるものでもよい。
本発明によれば、前記締め付け手段が前記可撓性部材の近くに配されていることにより、前記可撓性部材を効果的に締め付けることができ、または、前記可撓性部材を貫通するように配されていることにより、前記可撓性部材の伸縮力を必ず発揮させるようにして締め付けることができる。前記締め付け手段が前記可撓性部材に接触しても、可撓性部材が収縮して締め付けに影響はない。
本発明としては、前記止水板に固定用板を取り付けて、この固定用板と前記可撓性部材を介して前記締め付け手段により締め付けることを特徴とする。
本発明によれば、前記止水板に金属製などの固定用板を介して締め付け手段により締め付けると、締め付け効果が強く発揮されるが、このような固定用板を介在させると、木製の四角形状の板の形状変化を生じさせる。しかし、本発明の可撓性部材があるために、このような形状変化を生じさせずに、前記可撓性部材がこのような形状変化を吸収して元の四角形状を維持しようとする。したがって、固定用板やナットや金具を使用しても、止水効果が図られる。
本発明としては、箱型のボックスの正面側を開口して請求項1ないし7のいずれか1項記載の浸水防止用の止水板の取付構造を配置するとともに、箱型のボックスに取っ手をつけて搬送可能にしたことを特徴とすることができる。
本発明によれば、本発明の浸水防止用の止水板の取付構造をボックスに配置した状態で、取っ手を握って搬送することができる。したがって、本願発明の内容を見本サンプルとして説明するときに役立たせることができる。
本発明によれば、浸水(漏水)する箇所(隙間)を可撓性部材を介して締め付けるので、止水板に反りや表面に凹凸があっても、また、上記隙間に釘や画鋲などを誤って挟んだとしても、これらの障害物を可撓性部材が包囲して伸縮して、防水・止水することができる。前記可撓性部材にスポンジを使用することで、止水板に金属製の固定用板やナットなどの金具を取り付けても、その固定用板の形状をスポンジが吸収して四角形状を維持するとともに、スポンジを締め付けると、柔軟な合成樹脂の塊として浸水(漏水)を防止する効果を発揮することとなる。
また、洪水や豪雨の状況に応じて、第1の止水板で対応できるときは、第1の止水板のみ取り付けて締め付け調整すればよく、また、第2の止水板が必要な時には、その止水板の大きさなどを考慮した締め付けにより、可撓性部材を介して締め付ければ良いので、個別調整が可能である。
本発明の第1の実施形態の止水板の取付構造を説明する斜視図である。 上記第1の実施形態の止水板の取付構造を上方側から説明する斜視図である。 上記第1の実施形態の止水板の取付構造をガレージに取り付けて水を供給して実験した例を示す断面図である。 上記第1の実施形態の止水板の左右端側の取付構造を説明する斜視図である。 上記第1の実施形態の止水板を締め付け手段により締め付けた状態を説明する断面図である。 上記第1の実施形態の止水板と防水用シールとの位置関係を説明する図である。 上記第1の実施形態の止水板と可撓性部材との位置関係を説明する図である。 本発明の第2の実施形態の止水板の取付構造を説明する斜視図である。 上記第2の実施形態で使用する取付用具を説明する斜視図である。 本発明の第3の実施の形態の箱型のボックスに止水板の取付構造を配した例を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を引用しながら説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態の止水板の取り付け構造1は、図1ないし図4(a)(b)に示すように、倉庫や工場の出入り口のガレージの内側において浸水を防止する例であり、地面Gなどの接地面と接触する第1の止水板11と、第1の止水板11の上に配置される第2の止水板12と、これらを固定する左右の取付用具10a,10bと、これらの連結箇所に配される可撓性部材C1などを備えて、倉庫などの建物の中に洪水や豪雨の雨水が浸入することを防止する。なお、本明細書において「建物」とは、住居防止用の一般建物のほかに、集合住宅、車庫、倉庫、蔵、工場、店舗、その他、浸水被害から保護する価値を有する建造物を含むものである。住居等に使用する建物(家屋)は勿論、ブロック、ガレージ、の基礎の上にトタンや外壁構造を有する家屋において完全に水の侵入(漏水)を防止する。
前記第1の止水板と第2の止水板は木製の四角形状の板であり、互いの接合面には加圧変形可能な可撓性部材C1が配されているとともに、この可撓性部材C1を締め付ける締め付け手段N,N1が配されており、上記可撓性部材C1を締め付け調整する。前記第1の止水板11と第2の止水板12は木製の四角形状の板であり、表面にペンキが塗布されており、色分けにより、第1の止水板11と第2の止水板12とが使い誤らないようにしている。
第1の締め付け手段N,L1は、地面Gなどの接地面と第1の止水板11との隙間をなくすように可撓性部材C1を締め付け、第2の締め付け手段N,L2が第1と第2の止水板との隙間をなくすように可撓性部材C2を締め付け調節する。
前記加圧変形可能な可撓性部材C1としては、スポンジが使用可能である。スポンジは、ゴムなどよりも、地面などの接地面の凹凸や第1と第2の止水板の大きさ・厚みを効率的に吸収して、ボルト係止手段による係止により、水が建物内部に入り込まないようにする。すなわち、スポンジは、一般には水を吸収するものであるとの認識があるが、組み立ての際に締め付けておけば、合成樹脂の塊のようになり(多孔質が塞がれる)、浸水(漏水)を防止する作用を発揮する。そして、ボルトとボルト係止手段との簡単な連結係止により、止水板と止水板の隙間などの必要な個所の部分的な締め付け調整が可能であり、例えば、異物を挟んだとしても、その挟んだままの状態で締め付けると、挟んだままの状態で浸水(漏水)を防止することができる。
また、上記スポンジである可撓性部材C1,C2を使用すると、図6(a)(b)に示すように、四角形状ではあるが、各角部Rがアール形状であったり、多少欠けて変形しているような場合でも、締め付け手段N,L1により締め付けると、各角部R1を塞ぐように盛り上げる部分が出来上がる(図6(c))。したがって、可撓性部材C1,C2を使用することにより、角部にR形状などがあっても、正確な四角形状に調整することが可能である。
ここで、可撓性部材C1としては、スポンジの他、ウレタンやゴムを使用することが可能であるが、合成スポンジ、ゴムスポンジ、ウレタンスポンジなどのスポンジ類が好ましい。市販のスポンジテープで、片面スポンジテープ(片面スポンジテープはシーリング用の粘着性製品で、スポンジを圧縮するため独立気泡構造となっている。)であり、スポンジの片面に粘着剤が付いており簡単に剥がせるもので、取り付け中の伸縮を防止する。独立発泡スポンジテープを所定長さに切断して、水密的に止水板に密着させて貼り付けた状態で固定するが、四角形状の板の各辺よりもやや広幅にして角部にまで及ぶ幅で使用することが好ましい。また、ゴムスポンジとは、原料ゴム(天然ゴム、合成ゴム)に有機発泡剤、架橋剤、軟化剤、補強剤を練り込み、密閉された型内で加硫を行いながら発泡剤の分解により独立した気泡ゴムスポンジであり、形状復元可能で、耐熱、伸縮素材として好ましい。ゴムに発泡剤、軟化剤などを練り込み加硫して作られる。ゴムの素材や発泡剤などの配合の組み合わせで、硬さの調整幅が大きく変化させることが可能で、緩衝材やパッキン、防音材、断熱材など幅広い工業製品に利用されている。ウレタン製のウレタンスポンジでもよく、また、上記スポンジである可撓性部材C1,C2の外周にシール材Sが添着されているものでもよい(図6(a)(b))。前記可撓性部材C1とシール材(パッキン)との関係としては、前記可撓性部材の方が収縮率の高いものが好ましい。
そして、前記可撓性部材C1と後述する第1の締め付け手段N,L1と第2の締め付け手段N,L2とが接触するような位置で使用されても、前記可撓性部材C1,C2の方が収縮して、締め付け作用に影響はない。
第1の締め付け手段N,L1と第2の締め付け手段N,L2は、ボルトNとナット金具Lから構成されており、前記ボルト4には、他の止水板の締め付けに使用するボルト係止手段との連結をする螺合部4aが設けられている。そして、これらを使用して前記可撓性部材C1を締め付ける。第1の締め付け手段は、第1の止水板のみ取り付けて地面などの接地面Gとの隙間を締め付け、第2の締め付け手段は、第1の止水板と第2の止水板との間の止水板C2を締め付ける。ネジ部材やボルトは、止水板11,12の背面側に取り付けられているもので、正面と背面の両方に取り付けられているものでもよい。上記締め付け手段Nは、積み上げられる第1の止水板と地面などの接地面との隙間や、第1の止水板と第2の止水板との隙間を個別に調節することができるので、浸水の状況に応じて、第1の止水板で対応できるときは、第1の止水板のみ取り付けて地面などの接地面Gとの隙間を締め付ければ良い。
上記締め付け手段N,L1やN,L2を使用して第1と第2の止水板の正面側に取り付けられるボルトの螺合部Naにネジ着されることにより、第1の止水板11における接地面と接触する面G及び/又は前記第2の止水板12における第1の止水板との隙間を可撓性部材を介して、或いは、防水用シールSを介して締め付ける。個別の止水板ごとに締め付け調節できることで、地面などの接地面と第1の止水板との隙間や第1の止水板と第2の止水板との隙間を上記可撓性部材の弾性力を利用して締め付け調整することにより、水の侵入を防止する。
本実施の形態は、このようなコンクリートの地面のガレージにおいて、第1の止水板11と、その上に配置される第2の止水板12とを備えて、これらの上にも、雨量や洪水や豪雨などによる浸水の量に応じて多段積される。第1の止水板11と第2の止水板12は、木製のものであり、表面加工はなされえいないが、茶色のペンキが塗布されている。そして、四角形状の下辺側に可撓性部材が取り付けられている。
可撓性部材は、地面など接地面や第1の止水板の上に第2の止水板を配するときに、その配置表面に凹凸E4などがあってもこれを吸収するものであり、ネジなどの係止部材により締め付けられると(押圧されると)、平坦形状に変化する。
上記四角形状の角部のアールRを埋めるように埋めるように作用する。可撓性部材の厚みが締め付け手段による締め付けにより薄くなるが(図5(a)(b)中のZ1からZ2へ)、左右端部側では上記アールRの部分を埋めるようになる。したがって、四角形状の止水板11,12の長さよりもやや長い各種スポンジ(スポンジテープ)を四角形状の辺に貼り付けて使用することが好ましい。
上記止水板11,12は、木製の四角形状であるが、表面加工がされておらず、正確な四角形状ではないが、可撓性部材C1が配置されているので、多少の傾きや凹凸があっても可撓性部材C1がこれを吸収する。また、止水板11,12としては、四角形状の板をポリエチレン樹脂やビニール製等の合成樹脂製シートなどで覆ったものを使用することができ、これらを使用すると、一部にしわが寄ったり凹凸ができる場合があるが、可撓性部材C1がこれを吸収する。また、合成樹脂シートに皺が寄ったりすると、その隙間部分から水が進入することがあり、また、サッシ窓やシャッターのある家屋では、レール等が敷き設されているものもあるが、このようなレール等があっても可撓性部材C1がこれを吸収する。
取付用具L1,L2は、第1と第2の止水板11,12の正面側の下方側に配置されている。したがって、ボルト係止手段N,N1の位置により、止水板の正面位置や上下を誤らずに取付が可能な目印になる。また、L字状取付用具L1,L2は、十字状の穴が形成されており、止水板11,12の特徴に応じて、止水板との距離を離したり近づけたりすることができる。
前記締め付け手段N,N1は、第1と第2の止水板11,12に設けられたボルト係止手段(ボルトNと螺合部Naを備える)により構成されている。すなわち、一方の第1の止水板11に使用されるボルトNの上方端部に、他の止水板12の締め付けに使用するボルトNとの連結をする螺合部Naが設けられている。したがって、各各可撓性部材を締め付ける各々の締め付け手段N2が使用されるとともに、全体とて1本の締め付け手段Nとなり、複数段の止水板11,12を同時に締め付けるようにすることもできる。
ガレージの入り口の左右には、取付用具10(10a,10b)が立設されている(図4(a)(b))。本実施の形態では、この取付用具10a,10bが組み合わされて、止水板11,12の左右端側を嵌合する。本実施の形態では、止水板11の方に可撓性部材C1が配されるもので説明するが、取付用具10(10a,10b)の内側(コ字状の取付用具10bの内側の少なくとも一辺側)に、可撓性部材C1が取り付けられていても良い。すなわち、第1の実施の形態1では、取付用具10(10a,10b)がL字状の取付用具とコ字状の取付用具10とを組み合わせて構成され、L字状の取付用具の一側部には、コ字型の収納部が設けられ、このコ字型の収納部と前記コ字状の取付用具とを重ね合わせるようにして連結されている。左右の各取付用具10a,10bは、止水板11,12の長さや厚さを考慮して、嵌合できる厚さや配置位置を調節可能である。そなお、コ字状の取付用具10bの内側には、二枚以上の厚さの止水板を嵌合することも可能である。そして、ネジN3を貫通させて固定板を介して可撓性部材C1を固定する。したがって、取付用具10(10a,10b)の表面に凹凸や異物が挟まれたとしても、その誤差を前記可撓性部材C1,C2が吸収して、誤差を修正することになる。
止水板11の地面Gなどの接地面には締め付け手段N,L1により前記可撓性部材C1が締め付けられる。また、第1の止水板11と第2の止水板12との間では、その間に位置する可撓性部材C1を第2の締め付け手段N2がこれを締め付ける。本実施の形態では、このように各可撓性部材C1を締め付ける各々の締め付け手段N1,N2が使用される。
(止水板の施工方法)
本実施の形態の止水板の施工方法は、図3に示すように、まず、地面などの接地面Gのコンクリート面に穴D1を開口するとともに、ガレージの左右の柱2に取付用具10(10a,10b)を取り付ける。そして、この取付用具10を介して第1の止水板11を取り付け、豪雨や洪水などによる水量に応じて第2の止水板12を多段積する段数を設定する。
すなわち、ガレージの左右の柱などに取付用具10a10bを取り付けてから、止水板C1の左右両側を仮止めした後に、締め付け手段Nにより可撓性部材C1を各々締め付ける。締め付け手段N1,L12による締め付けは、地面に直接穴D1を形成したり、固定用板(図示せず)を介して取り付けたりする。地面などの接地面においては、上記防水用シールSのみを使用しても良いが、コンクリート面では、その表面の凹凸が大きくまた凹凸が多数形成されている場合があるので、可撓性部材C1を使用するが、本実施の形態では、更に防水用シールSを使用した。しかし、地面などの接地面の表面加工の程度においては、この防水用シールSを使用しないことも可能である。
そして、本実施の形態の止水板11,12を可撓性部材C1,C2を介して上記取付用具10を取り付けてから、締め付け手段N,L1とN,L2により、可撓性部材C1,C2を締め付け調節する。
ここで、第1の実施の形態の止水板の取り付け構造1は、図5(a)(b)と図2に示すように、ガレージ式の倉庫の出入り口に本発明を適用したものであり、地面Gは、コンクリートではあるが、その表面に凹凸E1や障害物(釘や画鋲等)E4が誤って紛れ込んだとしても、可撓性部材であるスポンジC1がこれを吸収するとともに、締め付けられて止水する。すなわち、締め付け手段N,L1やN,L2により可撓性部を締め付けると、スポンジが圧接状態になって(合成樹脂の板のようになって)止水する。なお、圧接しない通常の状態では多孔質状態であり、釘や画鋲などが誤って介在しても、その障害物を吸収したり、止水板に反りや表面に凹凸E1があっても、これらを吸収して、そして圧接すると合成樹脂の板のようになる(Z1の厚さよりもZ2の厚さに圧接することにより)防水・止水することができる。また、図6(a)(b)に示すように、四角形状ではあるが、各角部Rがアール形状であったり、多少欠けて変形しているような場合でも、角部R1を塞ぐように盛り上げる部分が出来上がるので(図6(c))、正確な四角形状に調整することが可能である。
止水板
ここで、第1の止水板の下面側に防水用シールが配され、その下に可撓性部材C1が配されている。そして、その幅(高さ幅)は、防水用シールSの幅(3mm〜10mm)よりも可撓性部材C1の厚さ(高さ)が高く(5mm〜20mm)なるようにしている。これにより、止水板C1の大きさ・厚みや凹凸が表面にあってもこれらの相違を吸収しつつ水の侵入を防止する。本実施の形態では、ゴム製のシールSの下にスポンジC1である可撓性部材が配置されているが、ゴム製のシールSをスポンジC1である可撓性部材の外周に配置するものでも良い。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、第1の実施の形態が締め付け手段N,Lが螺合部を有するものであり、上下方向に連結して延長可能なものであったが、本実施の形態では、これを分断して、L状取付用具N1により、第1の止水板11と第2の止水板12との間の可撓性部材C1,C2を締め付け、又、地面などの接地面と第1の止水板との間の可撓性部材C2を第2の締め付け具N2,L2により締め付ける。これにより、第1と第2の止水板の間や地面などの接地面と第1の止水板との間の締め付けを各々別個に調整することができる。なお、締め付け用具N1には螺合部Naが設けられているので、他の締め付けぐ(ボルト)を連結させることも可能である。
また、本実施の形態では、止水板11,12の左右端側に固定用板8,8が取り付けられており、この固定用板8の反対側(背面側)には、可撓性部材C2が取り付けられている。固定用板8と可撓性部材C2とは、同じ大きさで同じ形状であるが、固定用板8は金属製又は合成樹脂製の板であり、可撓性部材C2は、前記可撓性部材C1と同様にスポンジ等が使用されている。止水板11,12の左右端側からの浸水を防止するためである。そして、ネジ部材N3を使用して固定用板8と可撓性部材C2と止水板C1,C2を介して貫通させて固定する。このように固定しても、取付用具10(10a,10b)の表面に凹凸や異物が挟まれたとしても、その誤差を前記可撓性部材C1,C2が吸収して、誤差を修正することになる。
また、ガレージの柱などに取り付けられる取付用具10は、第1の実施の形態の場合とは異なり、コ字状の取付用具10bは使用されずに、L字状の取付用具10aのみからなっている。しかし、上記可撓性部材C2と固定用板8とを使用することで、止水する効果を高めている。また、止水板11の左右端をコ字状の各面に可撓性部材C1を配置したり、可撓性部材C1をコ字状にしてL字状の取付用具10aのコ字状部分に配置しても良い。なお、止水板11と12の長さ方向の違いが生じるときには、コ字状の取付用具10bの内側に可撓性部材C2を配置することで、その長さに差異があっても、また、厚さに差があっても、その違いを吸収することができる。
実際にガレージ式建物の内側において、本実施の形態の止水板の取付構造による実験を行なった。地面Gはコンクリートであるが凹凸があり、平坦ではない部分E1や、釘や画鋲などの障害物E4がある場合がある。このような場合でも、スポンジである可撓性部材がその違い(段差)を吸収することができる。したがって、止水板10の下方側10bからの雨水の浸入を確実にすることができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、箱型のボックスBに取っ手Hをつけてあり、このボックスBには、その直方体の箱型のボックスの正面側を開口して上述した浸水防止用の止水板の取付構造1が配されている。箱型のボックスBには、取っ手Hをつけて搬送可能にしたものである。すなわち、ボックスBに第1や第2の実施の形態の浸水防止用の止水板の取付構造1を配置され、その内部を利用して水Wを供給できるものである。止水板11,12を使用する以外は、第1や第2の実施の形態のものと同じ構造である。実際に水も入れて持ち運ぶこともできる。したがって、本発明のサンプル品として簡易に持ち運べて、各実施形態の構造1を説明することができる。
以上、第1の実施の形態では、取付用具10は、金属製であるが、木製のものを使用することも可能である。また、コ字状の取付用具の内側に可撓性部材を取り付けることにより、誤差を吸収したり凹凸を吸収したり、多少の大きさ・厚みの差を吸収させたい位置であれば、その他の位置に配置することができる。このように本発明は、実施形態に限らず適用可能なものである。
1 浸水防止用の止水板の取り付け具、
2 建物の基礎(ブロック、ガレージ、、コンクリート)、
8 固定用板、
10,10a,10b 取付用具(L字状の取付用具)、
10a L字状の取付用具)、10b コ字状の取付用具、
11 第1の止水板、
12 第2の止水板、
L1,L2 L字状の取付用具、
NとL1,NとL2,N1とL1,N2とL2 締め付け手段、
B ボックス、
C1,C2 可撓性部材(スポンジ等)、
G 地面、
H ハンドル(取っ手)、
W 水

Claims (8)

  1. 洪水や豪雨などによる浸水があったときに建物の外壁、ブロック、ガレージ、シャッター、柱、ドア・扉や玄関などの建物の浸水領域に所定の高さに止水板を取り付けて洪水や豪雨などによる浸水を防止する浸水防止用の止水板の取り付け構造において、最下段に配されて接地面と接触する第1の止水板、及び/又は、第1の止水板の上に配置される第2の止水板とを備え、これら第1と第2の止水板には可撓性部材が配され、第1の止水板は、前記可撓性部材を介して接地面との隙間をなくすように締め付ける第1の締め付け手段が取り付けられ、及び/又は、前記可撓性部材を介して第1の止水板と第2の止水板との隙間をなくすように締め付ける第2の締め付け手段が取り付けられていることを特徴とする浸水防止用の止水板の取付構造。
  2. 洪水や豪雨などによる浸水があったときに建物の外壁、ブロック、窓、ガレージ、シャッター柱、ドア・扉や玄関などの建物の浸水領域に所定の高さに止水板を取り付けて洪水や豪雨などによる浸水を防止する浸水防止用の止水板の取り付け構造において、前記止水板の正面側、背面側或いは側面側の所定箇所に可撓性部材が配されるか、又は、前記止水板を取り付ける取付用具などとの接触面に可撓性部材が配されるとともに、前記可撓性部材を介して前記各面や取付用具との接触面との隙間をなくすように締め付け手段により締め付けることを特徴とする浸水防止用の止水板の取付構造。
  3. 前記止水板及び前記第1の止水板と第2の止水板は、木製の四角形状の板であることを特徴とする請求項1又は2記載の浸水防止用の止水板の取付構造。
  4. 前記建物の浸水領域に止水板を配するためのコ字状の取付用具が立設されるとともに、当該コ字状の内側面に前記止水板の可撓性部材が配されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の浸水防止用の止水板の取付構造。
  5. 前記可撓性部材がスポンジ、ゴムスポンジ、ウレタンスポンジ、粘着付きのスポンジシート、粘着剤付きのスポンジテープ、又は、スポンジにゴムやウレタンを接合したものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の浸水防止用の止水板の取付構造。
  6. 前記可撓性部材の外周に防水用シールが配されているか、又は、前記止水板に防水用シールを介して前記可撓性部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項記載の浸水防止用の止水板の取付構造。
  7. 前記締め付け手段が前記可撓性部材の近くに配されているか、または、前記可撓性部材を貫通するように配されていることを特徴とする請求項1ないし6記載の浸水防止用の止水板の取付構造。
  8. 前記止水板に固定用板を取り付けて、この固定用板と前記可撓性部材を介して前記締め付け手段により締め付けることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載の浸水防止用の止水板の取付構造。

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