JP6715253B2 - 自己清掃光学センサ組立体 - Google Patents

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Description

本開示は、電気光学センサ(electro-optical sensor)、光電センサ(photoelectric sensor)、イメージセンサ、光センサ(light sensor)、カメラ、光学エミッタ、光学検出器等の光学デバイスを、汚れやすい環境下で自己清掃する組立体又はシステムに関する。
重工業の分野において、視覚に基づく感知(vision-based sensing)を行うことについての要求が高まっている。これらの環境では、使用中に視覚センサ(vision-based sensor)を保護するために、通常、透明カバー又は光学窓が使用される。信頼できる性能を維持するためには、光学窓の外表面が清浄であり、汚れ、デブリ又は他の汚染がないことが重要である。しかしながら、これらのセンサは、製油、原材料処理、鉱業、建設、林業等の汚れやすい環境で採用されているため、汚染やこれによる汚れの影響を受けやすくなっている。幾つかの例では、汚染によって、例えば、汚れやシミが光学窓に蓄積するために経時的な性能の低下が生じることがある。設置場所が汚れやすい環境であって、しかもアクセスが困難であると、状況は更に悪化し、動作を停止する必要が生じることもある。
本開示の実施形態は、自己清掃のための技術及び機能を光学装置に提供することによって、汚れ及びデブリ等の汚染物質によってもたらされる問題を解決する。これに関して、本開示の実施形態は、光デバイスを遮蔽及び保護する光学体の光学窓上に非粘着性液体等の非常に薄い(例えば、数ミクロンの厚さの)液体層を維持するための技術及び手法を採用する。一実施形態では、液体の層は、光学体の表面粗さよりも薄く、低い蒸気圧を有し、これにより、蒸発速度が遅くなり、自己清掃サイクル間に表面上で確実に持続することが保証される。
使用中、汚染物質は、光学体の光学窓を覆う薄い液体の層又は膜に付着する。所定の時間、外部コマンド、又は汚れ/デブリセンサの出力に応答して、清掃サイクルが開始されると、光学窓が清掃される。清掃サイクルは、一実施形態では、光学体の回転往復運動又は直線往復運動を含み、この結果、流体塗布器によって光学窓上に薄膜が形成される。一実施形態では、清掃サイクルは、以下に説明するように、光学体の回転往復運動又は直線往復運動を含み、これによって、光学体は、流体塗布器を出入りし、流体に接触する。
幾つかの実施形態では、流体塗布器は、液体を保持する流体チャンバを含み、これにより、一時的又は永久的な流体リザーバを形成する。ワイパーは、例えば、流体チャンバの開口部に設けられる。ワイパーは、例えば、使用中に光学面上に付着した汚染物質を擦り取り又は拭き取ることによって光学窓を清掃するように構成される。幾つかの実施形態では、流体チャンバ内に液体を収容し、流体の漏れを防止するために、移動する光学窓に対してシール等が採用される。幾つかの実施形態では、流体チャンバと共にシール等が流体塗布器を形成する。これに関して、シールは、光学体の少なくとも光学窓上に薄い液体層を形成又は維持することを補助するように機能することもできる。
光学窓を清掃するために、光学体は、第1の位置、すなわち定位置(home position)から、第2の位置へ、流体塗布器に対して第1の方向に動かされる。一実施形態では、光学窓を含む光学体の少なくとも一部が流体チャンバ内に移動する。幾つかの実施形態では、非粘着性膜等の液体が光学窓の外表面への汚染物質の付着を防いでいるため、光学体が第1の方向に移動すると、ワイパーは、汚染物質を容易に除去することができる。清掃された光学窓を第1の方向に連続的に移動させることにより、光学窓は、流体チャンバに収容された液体に晒され、接触する。
次に、光学窓は、第1の方向とは反対の第2の方向に、第2の位置から定位置まで移動される。光学窓が定位置に移動すると、薄い液体の膜又は層が光学窓の外表面に残る。
このような手法は、拭き取りが困難で、厚いグリース及び油をベースとする汚染物質、並びに汚れ、埃及びデブリを除去するのに有効である。薄い液体の層又は膜と専用のワイパーとの組み合わせは、光学窓からの外部物質の確実な擦り取りを保証する。また、幾つかの実施形態では、このような組み合わせは、流体チャンバに収容された液体が汚染されることを防止する。
本開示の一側面によれば、光学組立体(optical assembly)が提供される。光学組立体は、光学窓を有する光学体と、光学体によって保護された光学デバイスとを含む。光学デバイスは、光学窓に対応する視線を有するように構成されている。また、光学組立体は、光学体に関連付けられた流体塗布器を含む。流体塗布器は、光学体の少なくとも光学窓の上に液体層を塗布するように構成される。また、光学組立体は、光学体に関連付けられたワイパーを含む。ワイパーは、液体層上に付着した汚染物質を光学窓から除去するように構成される。光学組立体は、更に、ワイパーが光学体の光学窓から液体層上の汚染物質の少なくとも一部を除去する第1の段階と、流体塗布器が少なくとも光学窓上に液体の層を塗布する後続する第2の段階とを含む清掃サイクルに亘って、(1)光学体と、(2)流体塗布器及びワイパーの少なくとも1つを移動させる少なくとも1つのアクチュエータを含む。
幾つかの実施形態では、光学体は光学シリンダである。他の実施形態では、光学体は光学プレートである。これらの実施形態の幾つかでは、光学プレートは、ディスク形状である。更に他の実施形態では、光学プレートは、長方形である。光学プレートは、それぞれ、光学平面を含む。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのアクチュエータは、(1)光学体並びに(2)流体塗布器及びワイパーのうちの一方を直線往復運動させるように構成されている。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのアクチュエータは、(1)光学体並びに(2)流体塗布器及びワイパーの一方を回転往復運動させるように構成されている。
幾つかの実施形態では、少なくとも1つのアクチュエータは、(1)光学体並びに(2)流体塗布器及びワイパーの一方を直線往復運動、回転往復運動、及び連続回転運動の何れかによって移動させる。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに加えて又はこれに代えて、少なくとも1つのアクチュエータを制御するように構成された1つ以上のコントローラを含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに加えて又はこれに代えて、1つ以上のコントローラと通信可能に接続された1つ以上のセンサを含む。
これらの実施形態の幾つかでは、1つ以上のセンサは、光学窓上の汚染物質の存在を検出するように構成された汚染物質存在検出センサを含む。
これらの実施形態の幾つかでは、1つ以上のセンサは、光学体の位置を示す信号を生成するように構成された位置センサを含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに加えて又はこれに代えて、液体を貯蔵するように構成された液体貯蔵源を含む。
これらの実施形態の幾つかでは、1つ以上のセンサは、液体貯蔵源に含まれる液体のレベルを検出するように構成された液体レベルセンサを含む。
幾つかの実施形態では、液体貯蔵源は取り外し可能な流体カートリッジを含む。
幾つかの実施形態では、流体塗布器は、所定量の液体を保持するように構成された流体チャンバを含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、液体を貯蔵するように構成された液体貯蔵源を含む。流体塗布器は、液体貯蔵源と流体連通するように連結された流体チャンバを含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、流体チャンバを液体貯蔵源に接続する第1の流体ラインと、流体チャンバを液体貯蔵源に接続する第2の流体ラインと、第1の流体ラインに接続され、流体チャンバから液体貯蔵源への液体の流れを可能にし、液体貯蔵源から流体チャンバへの液体の流れを防止するように構成された第1の逆止弁と、第2の流体ラインに接続され、液体貯蔵源から流体チャンバへの液体の流れを可能にし、流体チャンバから液体貯蔵源への液体の流れを防止するように構成された第2の逆止弁とを更に含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、第1の逆止弁と液体貯蔵源との間の第1の流体ラインと流体連通し、第1の逆止弁を通過する液体が液体貯蔵源に入る前に通過するように連結されたフィルタを更に含む。
幾つかの実施形態では、アクチュエータは、光学体を直線往復運動させるように構成されている。他の実施形態では、アクチュエータは、流体塗布器及びワイパーを直線往復運動させるように構成されている。
幾つかの実施形態では、アクチュエータは、それぞれ電動モータと、送りねじと、送りねじナットとからなる少なくとも1つの送りねじ機構を含む。
幾つかの実施形態では、各送りねじナットは、回転に抗して固定されている。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、流体シリンダを含み、光学体は、流体シリンダの少なくとも一部内で往復運動するように構成される。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、流体シリンダに関連して密封可能なピストンを含む。
幾つかの実施形態では、ピストンは、アクチュエータの少なくとも一部に連結されており、アクチュエータと共に移動する。
幾つかの実施形態では、流体塗布器は、流体シリンダの内表面と光学体の外表面との間に配置され、これにより流体チャンバを形成する一次シールを更に含む。
幾つかの実施形態では、ワイパーは、一次シールに隣接して配置される。
幾つかの実施形態では、液体は、非粘着性液体を含む。
本開示の他の側面によれば、光学組立体が提供される。光学組立体は、光学窓を有する光学体と、光学体によって保護された光学デバイスと、光学体の外表面を清掃する光学体清掃機構と、光学体を光学体清掃機構に対して第1の位置と第2の位置との間で移動させる駆動機構と、光学体上に非粘着性液体層又は膜を塗布するように構成された流体供給機構とを含む。光学体清掃機構は、光学体の外表面を清掃し、清掃用流体供給機構は、駆動機構が光学体を第1の位置から第2の位置を経て第1の位置に戻すサイクルを行う間に、光学体に非粘着性液体層を塗布する。
幾つかの実施形態では、駆動機構は、光学体を直線往復運動させるように構成されている。他の実施形態では、駆動機構は、光学体を回転往復運動させるように構成されている。更に他の実施形態では、駆動機構は、光学体を回転運動させるように構成されている。
幾つかの実施形態では、光学体清掃機構は、駆動機構が光学体を第1の位置から第2の位置へ移動させるとき、光学体の外表面を清掃し、清掃用流体供給機構は、駆動機構が光学体を第2の位置から第1の位置に移動させるとき、光学体上に非粘着性液体層を形成する。
本開示の他の側面によれば、光学組立体のための流体回路が提供される。光学組立体は、流体チャンバと、液体源と、流体チャンバを液体源に接続する第1の流体ラインと、流体チャンバを液体源に接続する第2の流体ラインと、第1の流体ラインに接続され、流体チャンバから液体源への液体の流れを可能にし、液体源から流体チャンバへの液体の流れを防止するように構成された第1の逆止弁と、第2の流体ラインに接続され、液体源から流体チャンバへの液体の流れを可能にし、流体チャンバから液体源への液体の流れを防止するように構成された第2の逆止弁とを含む。
幾つかの実施形態では、流体回路は、これに代えて又はこれに加えて、第1の逆止弁と液体源との間の第1の流体ラインと流体連通し、第1の逆止弁を通過する液体が液体源に入る前に通過するように連結されたフィルタを含む。
幾つかの実施形態では、流体回路は、これに代えて又はこれに加えて、第2の流体チャンバと、第2の流体チャンバを液体源に接続する第3の流体ラインとを含む。
幾つかの実施形態では、第3の流体ラインは、第2の逆止弁と液体源との間の第2の流体ラインと流体連通するように連結されている。
本開示の他の側面によれば、光学組立体の光学窓を清掃する方法が提供される。この方法は、光学体上に光学デバイスを保護する液体層を塗布することであって、光学体の少なくとも一部が光学窓を構成することと、光学体の少なくとも光学窓を汚れ又はデブリを含む環境に晒すことと、光学窓を含む光学体を内部チャンバに対して第1の方向に移動させることと、光学体の移動中であって、光学体が内部チャンバに入る前に、光学窓を含む光学体を清掃することと、清掃された光学窓を含む光学体を内部チャンバに収容された液体の層でコーティングすることと、第1の方向とは反対の第2の方向に液体の層を有する光学体を移動させて、光学体の少なくとも光学窓を環境に再び露出させることとを含む。
幾つかの実施形態では、光学窓を含む光学体を第1の方向に移動させることは、汚染センサの出力に応答して行われる。
幾つかの実施形態では、光学窓を含む光学体を第1の方向に移動させることは、所定時間の経過に応答して行われる。
本開示の他の側面によれば、光学組立体が提供される。光学組立体は、光学窓を有する光学体と、光学体によって保護された光学デバイスであって、光学窓に対応する視線を有するように構成された光学デバイスと、少なくとも光学窓に液体を塗布する手段と、液体層上に付着した汚染物質を除去する手段と、汚染物質を除去する手段が液体層上に付着した任意の汚染物質を液体層の少なくとも一部と共に除去する第1の段階と、液体を塗布する手段が液体の層を光学窓に塗布する第2の段階とを含むサイクルを行う間に、1つ以上の光学体及び液体を塗布する手段を、1つ以上の光学体及び液体を塗布する手段の一方に対して移動させる手段とを含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、光学窓上の汚染物質を検出する手段を含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、清掃サイクルに亘って光学体を移動させることを決定する手段を含む。
本開示の他の側面によれば、光学デバイスに関連する光学窓を自己清掃するように構成された光学組立体が提供される。
本開示の他の側面によれば、光学組立体が提供される。光学組立体は、光学窓を有する光学体と、光学体によって保護された光学デバイスと、光学体の外表面を清掃する光学体清掃機構と、光学体清掃機構に隣接して配置され、光学体上に非粘着性液体層又は膜を塗布するように構成された流体塗布器と、光学体清掃機構が液体層上に付着した汚染物質の少なくとも一部を液体層の少なくとも一部と共に除去する第1の段階と、流体塗布器が液体層を光学窓に塗布する第2の段階とを含む清掃サイクルに亘って、光学体と、光学体清掃機構及び流体塗布器の両方とを相対的に移動させる駆動機構とを含む。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、光学窓上に存在する汚染物質を検出するように構成された汚染センサを含む。
幾つかの実施形態では、汚染センサは、少なくとも1つのエミッタと、少なくとも1つの検出器とを含む。
幾つかの実施形態では、汚染センサは、一対の検出器を備え、一対の検出器の各検出器は、互いに異なる向きを有する。一実施形態では、1つの検出器が他の検出器に対して約45度から135度の間で配向される。他の実施形態では、角度は、60度から120度の間である。更に他の実施形態では、角度は、75度から105度の間である。更に他の実施形態では、角度は、約90度である。
幾つかの実施形態では、駆動機構は、センサの出力に基づいて移動を行うように構成されている。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、1つ以上のコントローラを更に備え、少なくとも1つのコントローラは、センサと通信し、少なくとも1つのコントローラは、駆動機構と通信し、1つ以上のコントローラの少なくとも1つは、センサから受信した信号に応答して、駆動機構に制御信号を送るように構成されている。
幾つかの実施形態では、1つ以上のコントローラの少なくとも1つは、少なくとも1つのエミッタがオフのときであって、エミッタの少なくとも1つがオンであるときに、検出器の少なくとも1つの出力を比較し、1つ以上のコントローラの少なくとも1つは、比較との差が所定の閾値よりも大きい場合、駆動機構に信号を送るように構成され、閾値は、光学窓が除去を必要とする量の汚染物質を有することを示す。
幾つかの実施形態では、流体塗布器は、所定量の液体を保持するように構成された流体チャンバを含む。
幾つかの実施形態では、所定量の液体は、複数の清掃サイクルを提供するのに十分である。
幾つかの実施形態では、光学体清掃機構はワイピング要素を含む。
幾つかの実施形態では、光学体清掃機構は、光学体の外表面を拭き取り又は擦り取るように構成される。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、流体チャンバと流体連通する可撓性ベローズを含む。
幾つかの実施形態では、可撓性ベローズは、光学体を取り囲む上部グランドに設けられたチャネルを介して流体チャンバと流体連通するように接続される。
幾つかの実施形態では、光学組立体は、これに代えて又はこれに加えて、流体チャンバと流体連通するように接続された流体ブラダを含む。
幾つかの実施形態では、可撓性ベローズは、清掃サイクルの第2の段階中に収縮する。
幾つかの実施形態では、光学体は、球体である。
幾つかの実施形態では、駆動機構は、光学体を直線往復式、回転往復式、及び連続回転式のうちの1つの方式で移動させるように構成されている。
幾つかの実施形態では、光学体は光学シリンダであり、駆動機構は、光学シリンダをその長手方向軸を中心に回転させるように構成されている。
この要約は、以下の詳細な説明で更に説明する概念の選択を簡略化した形式で紹介するために提供するものである。この要約は、特許請求される主題の主要な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲を決定するための補助として使用されることも意図していない。
開示された主題の前述の側面及び付随する利点の多くは、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を参照することにより明瞭となる。
本開示の一側面に基づいて形成された光学組立体の一実施形態の機能的ブロック図である。 図1のブロック図に示す光学組立体の1つの代表的な実施形態の斜視図である。 第1の位置又は定位置にある図2の光学組立体の断面図である。 第2の位置又は退避位置にある図2の光学組立体の断面図である。 本開示の一側面に基づいて形成された液体回路の概略図である。 駆動機構と光学シリンダとの間のインタフェースの一実施形態の部分斜視図である。 光学シリンダの拡大部分断面図である。 流体カートリッジを備えていない図1の光学組立体の斜視図である。 図1の光学組立体の構成要素の断面図である。 本開示の一側面に基づく流体カートリッジの1つの構成要素の断面図である。 図11は、本開示の一側面に基づく流体カートリッジの1つの代表的な実施形態の斜視図である。 図1の光学組立体の構成要素の部分斜視図である。 図12の線13−13に沿った光学組立体の構成要素の断面図である。 本開示の一側面に基づく汚れ/デブリセンサの一実施形態の概略図である。 本開示の一側面に基づく汚れ/デブリセンサの一実施形態の概略図である。 本開示の一側面に基づく汚れ/デブリセンサの他の実施形態の概略図である。 本開示の一側面に基づく汚れ/デブリセンサの他の実施形態の概略図である。 本開示の側面に基づく汚れ/デブリセンサの1つの代表的な実施形態の斜視図である。 本開示の一側面に基づく光学組立体の他の実施形態の斜視図である。 本開示の一側面に基づく光学組立体の他の実施形態の断面図である。 本開示の一側面に基づいて形成された液体回路の概略図である。 本開示の一側面に基づく光学組立体の他の代表的な実施形態の斜視図である。 定位置における図20の光学組立体の断面図である。 退避位置にある図20の光学組立体の断面図である。 本開示の一側面に基づいて形成された他の流体回路の概略図である。 本開示の一側面に基づく光学組立体の他の実施形態の斜視図である。 図24の光学組立体の断面図である。 本開示の一側面に基づく光学組立体の更に他の実施形態の斜視図である。 図26の光学組立体の断面図である。 本開示の一側面に基づく光学組立体の更に他の実施形態の斜視図である。 図28の光学組立体の平面図である。 図29の光学組立体の断面図である。 本開示の側面に基づく一体型流体塗布器及びワイパーの実施形態を示す図である。
添付の図面では、同様の要素に同様の参照符合を付しており、これらの図面を参照する以下の詳細な説明は、ここに開示する主題の様々な実施形態の説明を意図するものであり、唯一の実施形態を表すことを意図するものではない。本開示に記載する各実施形態は、単なる例示又は例証であり、他の実施形態よりも好ましい又は有利であるものと解釈されるべきではない。本明細書に開示する具体例は、排他的であることを意図するものではなく、特許請求の範囲に記載の主題は、ここに開示された詳細な形態に限定されるわけではない。
以下の説明は、1つ以上の関連する光学デバイスを湿気、天候及び環境条件から保護するデバイス、システム及び/又は組立体の例を提供する。ここに記載する例では、装置、システム及び/又は組立体は、自己清掃機能を提供するための技術及び機能を含み、これによって、例えば、汚れやすい環境においても、1つ以上の光学デバイスが、許容可能な結果(例えば、光信号、例えば、光、電磁エネルギ等の受信又は送信)を継続的に提供することができる。後により詳細に説明するように、自己清掃機構の幾つかの例は、1つ以上の光学デバイスに関連する自己清掃/ワイピング機構を含む。
以下の説明では、本開示の例示的な実施形態を明瞭にするために、多数の特定の詳細を示す。しかしながら、本開示の多くの実施形態が特定の詳細の一部又は全部なしで実施できることは、当業者にとっては明らかである。幾つかの例では、本開示の様々な側面を不必要に不明瞭にしないために、周知のプロセスステップの詳細を省略している。更に、本開示の実施形態は、本明細書に記載された特徴を任意に組合せて採用できることは明らかである。
図1は、本開示の側面に基づいて形成された自己清掃光学組立体(self-cleaning optical assembly)20の一例の機能的ブロック図である。組立体20は、光学体24、駆動機構30、光学体清掃機構32、本明細書では流体塗布器(fluid applicator)とも呼ぶ流体供給機構36、及び1つ以上のコントローラ40を備える。透明板、円筒、球状板等の光学体24は、その内部に配設されている1つの光学デバイス26がその外部環境によって損傷されることを防止し、光が光学デバイスへの経路を通過するための光学窓28を提供する。最初の設置時及びその後の清掃サイクル中に、流体供給機構36は、清浄な光学体24の少なくとも光学窓28上に非粘着性液体(non-stick liquid)の層又は膜を塗布する。光学組立体を定期的に使用した後、1つ以上のコントローラ40によって清掃サイクルが開始される。清掃サイクルが開始されると、駆動機構30が光学体清掃機構32に対して光学体24を移動させ、又は逆に光学体24に対して光学体清掃機構32を移動させ、光学体清掃機構32を用いて、少なくとも光学窓28が清掃される。後により詳細に説明するように、光学体清掃機構32は、非粘着性膜が汚染物質の外表面への付着を妨げているので、光学体24の光学窓28から汚染物質を迅速かつ容易に除去することができる。1つ以上のコントローラ40の制御下で清掃サイクルを完了するために、流体供給機構36は、光学体32の新たに清掃された光学窓上に液体の層又は膜を再び塗布し、光学体は、その第1の位置又は定位置に戻される。
本明細書に開示される代表的な実施形態においては、流体塗布器とも呼ばれる流体供給機構36は、任意の断面形状を有する流体チャンバを有する塗布器本体を含む。オプションとして、塗布器本体には、ローカル又はリモートの供給源から液体を受け取るための少なくとも1つの入口が設けられる。結果を向上させるためには、塗布器本体の流体チャンバを液体で完全に満たすべきであるが、流体チャンバを完全に満たさなくても、許容される結果を得ることができる。幾つかの実施形態では、塗布器本体は、液体の再循環、濾過又は供給を容易にする1つ以上の出口を含む。様々な実施形態では、時間が経過しても、流体塗布器に入る(可能性がある)小さな粒子が塗布側の近くに蓄積されず、任意の濾過又は塗布器から離れた場所での蓄積のために、粒子が出口を通って出るように、出口の形状及び位置を選択することができる。
上述したように、流体チャンバは、如何なる形状を有していてもよい。幾つかの実施形態では、流体チャンバの形状は、完全な充填を確実にするために、気体のトラップを防止するように構成することが好ましい。このような構成の一例は、入口又は任意の出口、及び塗布器の外部に気泡を案内するために流体チャンバの内部上面に角度を導入することを含む。幾つか実施形態では、流体塗布器の形状を設計する際、使用される光学組立体の設置角度を考慮に入れて、流体チャンバ内で光学体に近接又は接触する任意のスポットで流体がなくならないようにすることができる。
本明細書で開示する代表的な実施形態における流体塗布器は、塗布器要素を含む。幾つかの実施形態では、塗布器要素はダイナミックロッドシール(dynamic rod seal)の形態である。他の実施形態では、塗布器要素は、面シール(face seal)等の形態である。面シール又はロッドシールは、Oリング、内部潤滑式Oリング、Oリング付勢Uカップ又はリップシール、金属バネ付勢Uカップ又はリップシール、又はダイナミック面シール又はロッドシール構成に適した他の市販のシール要素等であってもよい。ダイナミックロッドシールの例は、Parker Hannifinによって販売されているStandard PolyPakシリーズのシールである。付勢要素あり又はなしのUカップのシールの例は、Parker Hannifinによって販売されているFlexiSealシリーズのシールである。また、フェース面シールの代わりに、流体塗布器は、ナノチューブ又は多孔質エラストマを有する媒体のような流体透過性媒体を含むことができる。
組み立てられると、面シールは、光学体と塗布器本体との間で正方向に圧縮(positively compressed)される。圧縮の量は、例えば、ねじ又は機械加工公差を調整することにより、又は例えば、関連するバネの圧縮を調整することによって圧縮力を制御することにより、塗布器と光学体との間のギャップを制御することによって制御することができる。
本明細書に開示する代表的な実施形態における光学体清掃機構32は、光学体24の光学窓を清掃するための拭き取り(wiping)又は擦り取り(scrapping)動作を行うワイパー又はワイピング要素を含む。これらの実施形態では、ワイパーは、光学体と完全に接触し、好ましくは光学体に対して正方向に圧縮されるエッジを含む。ワイパー圧縮量は、光学体に対するワイパーの相対位置を制御することによって、又は例えばバネ等を介して印加される力の量によって制御することができる。
ワイパーは、汚れ物質によってワイパーエッジに一時的な係合解除が生じないように十分な圧縮で光学面と完全に接触する限り、直線状、角度付き、又は湾曲した形状を有することができる。ワイパーは、光学体とワイパーとの間の相対移動の結果として、捕集された汚れ物質を光学体から引き離すように案内するように成形することができる。例えば、回転する光学面の場合、動き半径に対してワイパーエッジに角度を設けることにより、光学面の外周に汚れ物質を移動させる効果を生じさせることができる。ワイパーの長さは、典型的には、移動方向(回転面の場合、半径方向)に対して垂直な写像が、流体塗布器によって効果的に濡らされる表面の幅と等しいか又は僅かに大きくなるように形成する。更に、幾つかの実施形態では、ワイパーの経路は、流体塗布器の経路に対して中心合わせする必要がある。
以下の開示において、非粘着性液体は、以下の特性を有する任意の液体として定義することができる。
・光学表面によって弾かれないため、少量では、重力の影響を受けて滴になり又は容易に垂れ落ちることはない。
・光学表面上に存在することにより、汚れ物質と光学表面との間の結合を弱め、又はこのような結合を生じさせない。
・摩擦及び機械的磨耗を低下させる傾向があり、拭き取り動作中に汚れ物質が光学表面を引っ掻く可能性を低減する。
・予想される現場の温度範囲及び条件全体に亘って(状態、粘度及び化学組成が)安定している。
・水、グリース、その他の特定の汚染物質等の汚染物質の存在下で、化学的に安定している。
本明細書に開示される幾つか実施形態に採用することができる非粘着性液体の例としては、耐磨耗特性を有し、発泡に抵抗し、空気を放出し、現場温度範囲内で比較的安定した粘度を維持し、濾過に適し、低い揮発性及び加水分解安定性を示す非粘着性液体が含まれる。このような作動油の例は、Shell、Mobil、Chevron及び他の主要メーカーによって製造されている「All Weather Hydraulic 68」である。一部の作動油は、静電気/耐磁特性を有し、これにより、粉塵の吸引力が更に向上する。このような油の例は、Omega CorporationのOmega612である。使用することができる幾つかの油は、水滴を速やかに弾く疎水性を有する。このような油の一例は、DOT5であり、DOT5は、シリコンベースの作動油である。
図2及び図3は、それぞれ、自己清掃光学組立体120の1つの代表的な実施形態の斜視図及び断面図である。図2に示すように、光学組立体120は、組立体の残りの部品を保護するハウジング122を含む。図3に示すように、ハウジング122内に配置された部品の幾つかは、この実施形態ではシリンダ(「光学シリンダ124」)の形態の光学体124を含む。一実施形態では、光学シリンダ124は光学グレードの基板である。幾つかの実施形態では、光学シリンダ124は、スクラッチ耐性を有する光学的に透明なポリカーボネート、光学アクリル、及び異なるタイプのガラス等の複数の異なる材料から構成される。光学デバイスが熱カメラである場合には、ゲルマニウムのような他の材料を用いて光学シリンダを構成することもできる。
光学シリンダ124内に配置され、又はこれによって保護されるのは、少なくとも1つの光学デバイス126である。光学デバイス126は、当分野において電気光学センサ、光電センサ、イメージセンサ、光センサ、カメラ、光エミッタ、光検出器等と呼ばれるデバイスを含むことができるが、これらに限定されない。定位置又は光学的動作状態の光学デバイスを示す図3の実施形態では、光学デバイス126は、保持部146の内部に取り付けられたカメラを含む。図3に示すように、カメラは、保持部146内に長手方向に配置され、保持部146は、光学シリンダ124に沿って長手方向に設置される。光学デバイス126は、45度ミラー148又は他の反射媒体を介して光学シリンダ124の半径方向に視線を有し、この視線は、保持部146の径方向開口部150と、光学窓128と呼ばれる光学シリンダ124の透明壁部を通過している。本明細書で使用する「透明」という用語の意味は、可視光スペクトルを超えて拡大され、物質が人間の視覚に対して透明であるか否かに関わらず、光学デバイスによって使用される特定の波長を透過することを意味する。使用時には、光学シリンダ124が図3の定位置にあるとき、光学窓128は、ハウジング122内の開口152(図1)と位置合わせされる。幾つかの実施形態では、半径方向開口部150の上下に加熱要素が取り付けられる。加熱要素は、光学シリンダを加熱することによってカメラの前の凝縮を除去することを補助するように構成され、配置される。
図3の実施形態では、光学デバイス126は、ハウジング122の長手方向軸に平行な光軸を有しているが、他の構成も本開示の範囲内である。例えば、他の実施形態では、光学デバイス126は(軸方向ではなく)半径方向に取り付けてもよく、この場合、ミラー148を不要にすることができる。図2及び図3に示す実施形態では、光学デバイス及び関連するミラーは光学シリンダ内に固定的に取り付けられている。しかしながら、幾つかの実施形態では、光学組立体が光学シリンダの中心を軸に回転し、ミラーが傾斜運動を行うようにしてもよい。これに代えて、光学組立体の他の部分を静止させて、ミラーが傾斜及び回転の両方の動きを行うようにしてもよい。他の実施形態では、光学組立体を走査デバイスとして使用することができる。この実施形態では、ミラー及びミラーに関連する検出器は、光学シリンダの中心軸を中心に回転する。更に他の実施形態では、光学組立体及び/又は光学デバイスの何れかが必要に応じて回転するように構成してもよい。
光学シリンダ124は、組み立てられると、駆動機構30によって、流体シリンダ158の一部に対して可動であり、一実施形態では、流体シリンダ158の一部内で可動である。図3に示すように、一実施形態の駆動機構30は、例えばステッパモータ等の電動モータ166によって回転される送りねじ164によって構成されるリニアアクチュエータである。一実施形態では、モータシャフトとして送りねじが一体化されたステッパモータが使用される。図示された実施形態では、モータ166は、Oリング、熱結合、化学結合等の適切な封止手段を用いて流体シリンダ158の一端を封止するキャップ168によって支持されている。送りねじ164は、流体シリンダ158の内部に同軸的に延びている。送りねじの端部を検出するためのオプションのセンサ160を設けてもよい。一実施形態では、センサ160の出力は、光学シリンダ124を作動させるときの1つ以上のコントローラ40の少なくとも1つによって位置基準として使用される。
送りねじ164には、送りねじナット170が係合している。送りねじナット170は、光学シリンダ124の端部に固定的に取り付けられたピストン172に回転可能に固定されている。動作中、電動モータ166によって送りねじ164が時計回り及び反時計回りの両方向に回転すると、送りねじナット170及びその結果として光学シリンダ124は、流体シリンダ158内で、図3及び図4に示す位置間を往復運動する。電動モータ166は、光学シリンダ124を1つの完全サイクル(すなわち、図3の第1の位置又は定位置から図4の退避位置を経由して図3の第1の位置又は定位置に戻るサイクル)に亘って動かすために、適切な駆動信号によって制御されることは明らかである。図に示す実施形態における駆動機構30は、光学シリンダを動かすが、これに代えて、駆動機構30は、流体シリンダ158を動かすように構成してもよい。
幾つかの実施形態では、送りねじナット170は、図6に示すように、可撓性継手174を介してピストン172に接続されている。一実施形態では、可撓性継手174は、ピストン172の両側に配置され、送りねじナット170とプレート180との間に挟み込まれたエラストマワッシャ176等によって形成される。エラストマの締め付け量は、締結具、例えば、ショルダーボルトの長さ、及びエラストマの厚さを選択することによって制御される。このように、可撓性継手174は、ピストン172に対する送りねじ164の何らかの角度のずれ又は中心外れを補償するように構成される。
1つの代表的な実施形態では、リニアアクチュエータを送りねじ機構として示しているが、本開示の実施形態では他のタイプのリニアアクチュエータを採用してもよい。例えば、リニアアクチュエータは、ラックアンドピニオン型、空気圧シリンダ又は油圧シリンダ、プーリ/ケーブル構成、リニアモータ等であってもよい光学シリンダが回転往復運動する実施形態では、駆動機構は、電動モータ及び歯車構成、リニアアクチュエータ及び直線−回転往復運動機構、例えば、スコッチヨーク、クランク等、又は光学シリンダに回転往復運動を与えることができる、現在知られており又は将来開発される他の機構であってもよい。あるいは、光学シリンダは、適切なステッパ又はサーボモータの回転出力シャフトを介して直接的又は間接的に回転させてもよい。
再び、図3及び図4に戻って説明すると、ピストン172は、流体シリンダ158の内壁に対して液密封止を形成するように構成される。一実施形態では、シールは、Xリング(すなわち、「X」に類似する断面を有するOリング)によって形成される。Xリングは、幾つかの実施形態では、他の何らかのシールタイプと比べて、ピストンと流体シリンダとの間の摩擦を低減できるために採用されるが、他のピストンシールを利用することもできる。したがって、流体シリンダ160の密封された端部とピストン172との間の流体シリンダの壁内に第1の密封流体チャンバ184が形成される。
図に示す実施形態では、送りねじ164及び送りねじナット170は、任意の不透過性ベローズ186内に配置される。ベローズ186の一端は、ピストン172に対して密封され、他端はキャップ168に対して密封されている。これらの実施形態では、第1の流体チャンバ184は、流体シリンダ158の壁とベローズ186との間に形成される。
グランド(gland)188は、キャップ168とは反対側の流体シリンダ158の端部に密封可能に取り付けられている。グランド188は、光学シリンダ124を取り囲み、光学シリンダ124を往復運動させる。図7に示す実施形態では、グランド188は、光学シリンダ124が往復運動する内孔200を画定する。幾つかの実施形態では、内孔200は、光学シリンダ124が内孔200を通って動く際に、内孔面が光学シリンダ124の外表面を案内するように支持するように構成される。他の実施形態では、内孔200は、内孔面が光学シリンダ30の外表面に当接して線形軸受を形成するような寸法及び構成とされている。光学シリンダ124、流体シリンダ158、ピストン172、及びグランド188は、組み立てられると、協働して、図3及び図4に示すように、第2の流体チャンバ208を画定する。具体的には、第2の流体チャンバ208は、流体シリンダ158のグランド端とピストン172との間、及び光学シリンダ124の外表面と流体シリンダ158の内表面との間に形成される。後により詳細に説明するように、第2の流体チャンバは、流体塗布器又は供給機構36の一部を形成する。
図7に示す実施形態では、安定化リンケージ212が設けられている。安定化リンケージ212の一端は、グランド188に固定され、他端は光学シリンダ端部キャップ214に接続されている。したがって、これらの実施形態では、安定化リンケージ212は、光学シリンダ124の回転を防止し、これにより、送りねじナット170の回転を防止する。光学シリンダ124の回転を防止するために光学シリンダ/グランドの他の機構又は構成を使用してもよいことは明らかである。
ここで、図3、図4及び図7を参照して説明すると、グランド188は、第2の流体チャンバ208を密閉するように構成及び配置された第1のシール216を含む。図示する実施形態では、光学シリンダ124の外表面とグランド188の内孔面との間に密閉作用が生じる。幾つかの実施形態では、一次シールは、光学シリンダ124の外表面とグランド188の内孔面との間で圧縮される。したがって、一次シール216は光学シリンダ124の外表面に対して圧力を加える。一実施形態では、第1及び第2の流体チャンバ184、208が共に単一の流体リザーバを形成するように、ピストンシールを省略することができる。
使用時には、第2の流体チャンバ208は一定量の非粘着性液体を貯蔵する。幾つかの実施形態では、第2の流体チャンバ208は、複数回(例えば、2回以上、5回以上、10回以上、20回以上、50回以上等)の清掃サイクルに十分な液体を貯蔵する。また、一次シール216が第2の流体チャンバ208を密封する間に、一次シールは、光学シリンダ124上に薄い(例えば、数ミクロンの)層の液体を塗布又は維持するのに役立つ。このように、光学シリンダ124が流体シリンダ158に対して往復運動すると、光学シリンダ124の少なくとも光学窓128が、流体シリンダ158に配置された液体と流体接触する。光学窓128が反対方向に往復運動すると、光学窓は、第2の流体チャンバ208内の流体接触から解除され、光学シリンダ124がその定位置に戻る際、一次シール200が光学窓128上に残る非粘着性液体の薄層の形成を補助する。したがって、少なくとも第2の流体チャンバ208及び第1のシール216は、流体供給機構36の一実施形態を構成する。一次シール216のサイズ及び/又は圧縮を用いて、液体層の厚さを制御できることは明らかである。
グランド188は、更に、光学シリンダ124の外表面とグランド188の内孔面との間に配置された二次シール218を含む。二次シール208は、(例えば、一次シール216の外側に配置された)一次シール200よりも光学シリンダ124の自由端により近くに配置される。二次シール218は、幾つかの実施形態では、鋭いエッジを有し、光学シリンダ124の外表面に向かって内側方向に鋭角に先細になるように構成される。二次シール218は、更に、その最も外側のエッジが光学シリンダ124の外表面に対して同一平面になり、光学シリンダ124の外表面に対して正の圧力を加えるように構成及び配置される。このように、二次シール218は、流体を封止するのではなく、汚染物質を擦り取る又は拭き取るように構成されているので、ここでは、ワイピング要素若しくはワイパー(「ワイパー218」)、又は光学体清掃機構32の一実施形態の少なくとも一部とみなすことができる。幾つかの実施形態では、ワイパー218は、一次シール216と同様の硬度値を有するエラストマから製造される。他の実施形態では、ワイパー218は、一次シール216よりも高い硬度値を有するエラストマから製造される。一実施形態では、ワイパー218は、約85〜95の範囲のショアA硬度を有する。ワイパー218のために選択される材料は、非粘着性液体と化学的に適合性があり、またこの逆の関係も成り立つべきであることは明らかである。
一実施形態では、装置の設置方向により一次シールの流体の流出が防止されている場合、非密封ピストンを使用することができる。非密封ピストンは、上述と同様に可撓性シールを利用することができるが、第1及び第2の流体チャンバの間の流体の流れを可能にするチャネルを設けてもよい。このようなピストンは、同様に、減衰、自己センタリング特性及び支持を提供するが、光学シリンダを移動させるのに必要な作動力の量が低減される。
一実施形態では、一次シール216及び二次シール218は一体的に形成される。この例では、シール本体は、上述の一次シール及びワイパーの機能を果たす2つのリップを含む。
上述のように、第2の流体チャンバ208は、光学シリンダ124の光学窓の外表面に非粘着性液体を供給するための流体リザーバを画定する。一実施形態では、第2の流体チャンバ208は、別個の独立型の流体リザーバである。他の実施形態では、流体リザーバは、適切に配置された流体ライン、通路、コネクタ等を介して、流体カートリッジ236等のローカル液体源又はリモート液体源の何れかを介して流体を補充することができる。
図10は、本開示の実施形態で採用することができる、液体リザーバ(例えば、第2の流体チャンバ208、又は第1及び第2の流体チャンバ184、208の組み合わされた空間)に非粘着性液体を供給するための任意の流体カートリッジ236の一実施形態を示す。図10及び図11の実施形態に示すように、流体カートリッジ236は、密封された拡張可能なベローズ240によって形成された流体リザーバを収容するエンクロージャ238を含む。他の実施形態では、流体カートリッジ236は、剛性を有する液体貯蔵タンクと、ブリーザ通気口を含み、ブリーザ通気口は、液体が使用されて減ることによる圧力降下を回避すると共に、伸長及び収縮サイクルの間、第1及び第2のチャンバ184及び208の間の容積の差に起因する圧力変化を中和するように機能する。
何れの場合も、第1及び第2の圧接流体継手(press-to-connect fluid fitting)242、244は、流体カートリッジ236に取り付けられ、ハウジング122内の対応する継手と協働するように構成される。幾つかの実施形態では、流体カートリッジ236は、更に、以下により詳細に説明するように、流体カートリッジに戻された非粘着性液体を濾過するためのオプションのフィルタ260を含む。一実施形態では、図1〜図3に示すように、流体カートリッジ236及びハウジング122は、流体カートリッジ236がハウジング122に取り外し可能に取り付けられるように協働的に構成されている。したがって、流体カートリッジ内の液体が使い尽くされると、流体カートリッジ236を交換することができる。
一実施形態では、流体カートリッジ交換通知機能を光学組立体20に提供するために流体カートリッジ236内部の液体レベルが監視される。例えば、流体カートリッジ内の液体のレベルは、図3に示すように、光近接センサ264によって間接的に測定することができる。使用時には、近接センサ264は、ベローズ240の高さを測定し、このような測定値を1つ以上のコントローラ40に送信するように構成される。1つ以上のコントローラ40が、ベローズ240の高さが交換閾値を下回っていると判断した場合、コントローラ240は、中央モニタリングステーションに送信される電気信号によって、例えば、LED等である視覚インジケータをアクティブ化することにより、ユーザにアラートを出力する。
第2の流体チャンバ208にアクセスするために、少なくとも1つのポート232が設けられる。図9に示す実施形態では、少なくとも1つのポート232は、グランド188に配設された2つのポートを含む。この実施形態では、グランド188は、図8に示すように、ポート232と流体連通する適切な接続インタフェースを含む。接続インタフェースは、1つ以上の流体ラインを形成する流体導管、配管、ホース等との接続のための簡単なインタフェースを提供する。流体ラインは、従来の方法で、流体カートリッジ236のようなオンボード又はローカル液体源、及び/又は遠隔に配置された液体源に接続することができる。
図5は、本開示の一側面に基づいて形成された流体回路の概略図である。流体回路は、光学組立体20の実施形態に採用することができる。先に簡単に説明したように、第2の流体チャンバ208は、一実施形態では、ポート232を介して、非粘着性液体源268と流体連通して接続される。同様に、一実施形態における第1の流体チャンバ184は、液体源268と流体連通して接続される。これに関して、第1の流体チャンバ184へのアクセスは、ポート270によって提供される(図3及び図8も参照)。図に示す実施形態では、ポート270はキャップ168内に配設されている。この実施形態では、1つ以上の流体ラインを形成する流体導管、配管、ホース等との接続のための簡単なインタフェースを提供するために、適切な流体継手を使用することができる。
図5に示すように、第1の流体チャンバ184は、流体ライン284を介して非粘着性液体源268に接続されている。第2の流体チャンバ208は、逆止弁286、288並びに流体ライン290、292を介して液体源268に流体連通するように接続されている。一実施形態では、流体ライン292は、流体ライン284と流体連通し、液体源268に接続されている。図示された実施形態では、逆止弁286は、流体ライン290に関連付けられ、第2の流体チャンバ208から液体源268への流体の流れを可能にするが、液体源268から第2の流体チャンバ208への逆流は防止している。逆止弁288は、ライン284、292を介する液体源268から第2の流体チャンバ208への流体の流れを可能にするが、第2の流体チャンバ208から液体源268への流体の流れを防止するように構成されている。一実施形態では、逆止弁286と液体源268との間の流体ライン290のライン内にオプションのフィルタ260が配置される。オプションのフィルタ246は、汚染粒子の大きさが光学シリンダの表面粗さに近づくような状況等において、必要に応じて使用することができる。液体源268が流体カートリッジを含む一実施形態では、フィルタ246は、流体カートリッジ内に組み込まれる。
清掃サイクルの間に光学組立体20を動作させる代表的な1つの方法を、図2〜図10を参照して説明する。先に簡単に説明したように、光学組立体は、図3に示すように、伸長された状態の光学シリンダ124を用いて、その環境内で動作する。例えば、1つ以上のコントローラ40の少なくとも1つによって決定された所定の時間の経過後、又は光学窓が汚れたことを示す信号によって、光学シリンダ124は、1つ以上のコントローラ40の制御下で清掃サイクルを開始するように作動される。上に簡潔に記載し、後により詳細に説明するように、清掃サイクルは、例えば2つの段階を含む。
ここでは、1つ以上のコントローラ40が光学組立体20の「オンボード」に配置されているように示しているが、1つ以上のコントローラ40の少なくとも1つは、リモート位置に「オフボード」で配置してもよいことは明らかである。一実施形態では、「オンボード」コントローラは、「オフボード」コントローラから制御信号及び他の信号を受信するように構成されている。1つ以上のコントローラ40は、駆動機構30、1つ以上のセンサ、例えば、センサ160、光近接センサ264及び/又は汚れ/デブリセンサ300等と電気的に接続される。1つ以上のコントローラ40は、光学シリンダ124の動きを制御するロジックを含む。このロジックは、ハードウェア、ソフトウェア、及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない様々な構成で実現できることは、当業者にとっては明らかである。幾つかの実施形態では、コントローラ36は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、例えば、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及びキープアライブメモリ(KAM)の形態の任意の揮発性及び不揮発性記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、PROM(プログラマブルリードオンリーメモリ)、EPROM(電気PROM)、EEPROM(電気消去可能PROM)、フラッシュメモリ、又はデータを記憶することができる他の任意の電気、磁気、光学、又はこれらの組み合わせの周知のメモリデバイスの何れによって実現してもよい。データは、少なくとも駆動機構30の動作を制御する際にプロセッサによって使用される実行可能命令を含む。
本明細書で使用されるプロセッサという用語は、当技術分野でコンピュータと呼ばれる集積回路に限定されず、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、マイクロプロセッサ、プログラマブルロジックコントローラ、特定用途向け集積回路、他のプログラマブル回路及びこれらの組み合わせ等を広範囲に意味する。一実施形態では、プロセッサは、メモリに格納された命令を実行して、駆動機構等に適切な制御信号を提供する。
一実施形態では、上述した液体として使用される液体の「乾燥」期間に基づいて、所定の時間が選択され、1つ以上のコントローラ40にプログラムされる。これに関して、「乾燥」期間は、流体の蒸気圧、周囲温度、及び光学シリンダの露出部分が受ける対流の程度に部分的に依存する。したがって、一実施形態では、所定の時間は、光学シリンダ上の液膜が乾燥又は蒸発するのに要する時間よりも短くなるように選択される。
清掃サイクルの第1段階は、流体シリンダ158に対する光学シリンダ124の第1の方向への移動を含む。これに関して、送りねじ164等のリニアアクチュエータは、1つ以上のコントローラ40からの適切な信号によって制御され、光学シリンダ124を図3に示す第1の位置又は定位置から図4に示す退避位置に退避させる。光学シリンダ124が流体シリンダ158内に退避すると、光学シリンダ124上に存在する汚染物質は、ワイパー218によって光学シリンダ124に対して下方に押され、そこから除去される。一実施形態では、汚染物質が十分に蓄積されると、汚染物質は、ハウジング22の開放底部を通って光学シリンダ124から(重力によって)落下する。このようにして、ワイパー218は、光学窓128を含む光学シリンダ124の外表面を清掃する。光学シリンダが地面に対して鋭角に配置される幾つかの実施形態では、光学シリンダは、その自由端をシールするキャップを更に含むことができる。この実施形態及び他の実施形態では、キャップは、液体を地面に案内するのを容易にするように円錐形に形成される。
ワイパー218が移動光学シリンダ124の外表面を清掃すると、光学シリンダ124と共に移動するピストン172は、第1の流体チャンバ184内に存在する非粘着性液体をポート270から押し出し、流体ライン284を介して液体源268に戻す。同時に、非粘着性液体は、逆止弁286、288の動作のために、流体ライン292のみを通って第2の流体チャンバ208に引き込まれる。具体的には、逆止弁286は、フィルタ260及び流体ライン290を通る液体の流れを防止し、一方、逆止弁288は、流体を流体リザーバから第2の流体チャンバ208への方向に流れるようにする。これにより、流体は、一方向のみでフィルタ260を通過する。このようにして、フィルタに含まれる任意の粒子の再循環が防止される。流体が第2の流体チャンバ208を満たすと、光学シリンダ124の外部が非粘着性液体に浸漬される。
第2の段階は、光学シリンダ124を第1の方向とは反対の第2の方向に移動させて、光学シリンダ124を第1の位置又は定位置に戻すことを含む。これに関し、送りねじ164等のリニアアクチュエータは、1つ以上のコントローラ40から供給される適切な信号によって制御され、光学シリンダ124を伸長させて、図4に示す第2の位置、すなわち退避位置から、図3に示す第1位置、すなわち定位置に移動させる。この段階の間、光学シリンダ124は、流体シリンダ158から延び出しているので、光学窓128を含む光学シリンダの外表面には、非粘着性液体の新鮮な層が付着し、これによりコーティングされる。流体層の厚さは、光学シリンダの表面粗さ、一次シールの粗さ、一次シールの硬度、一次シール上に塗布されたスクイーズの量、及び光学シリンダの相対移動速度等の様々な要因に依存する。
また、光学シリンダ124の伸長により、第1の流体チャンバ184は、流体カートリッジ236等の液体源からライン284及びポート270を通って供給される流体で満たされる。ピストン172の吸引作用により第1の流体チャンバ184の圧力が低下すると、液体は第1の流体チャンバ184を満たす。同時に、第2の流体チャンバ208内の流体は、ポート232からライン290、292を通って、逆止弁286、288に押し出される。ここで、逆止弁286のみが流体を通過させ、流体は、引き続きオプションであるフィルタ260を通って流体カートリッジ236等の液体源に流れ込む。一方、逆止弁288は、流体ライン292を通る流体の更なる流れを阻止する。
先に簡単に説明したように、清掃サイクルは、所定の時間の経過、光学窓が汚れたことを示す信号等の何れかによって開始することができる。様々な手法によって、清掃サイクルの開始が望ましいことを感知することができる。例えば、光学デバイスがカメラである場合、カメラ画像自体を使用して、シミ/汚れを検出でき、又は画像に影響を与える雨滴を検出することができる。他の実施形態では、汚れ/デブリ検出センサによって信号を生成する。
図12及び図13は、本開示の実施形態で採用することができる汚れ/デブリ検出センサ300の一実施形態を示す。図12に示すように、センサ300は、光学シリンダの明瞭度の状態を測定及び/又は検出する。図12に示す実施形態では、センサ300は、エミッタ304及び検出器308を含む。一実施形態では、センサ300は、レーザ等の単一周波数エミッタと、エミッタによって生成された波長を検出するのに適した狭帯域幅検出器とを含む。一実施形態では、エミッタ304及び検出器308は、図13に示すように、保持部146内に取り付けることができる。エミッタ及び検出器が開口部150に近ければ近いほど、光学デバイスの視野の清浄度に対する感受性が向上することは明らかである。
図13は、エミッタ304及び検出器308が取り付けられている光学シリンダの断面を示す。図14A及び図14Bの概略図に示すように、エミッタ304の角度は、光学シリンダ124の臨界屈折角よりも小さく、この結果、光学シリンダ内で屈折した後の光線310は、再び屈折して戻ることなく、環境に出射される。更に、エミッタ304は、光学シリンダ124の外側の光線310の出口点314が検出器308の直前に位置するように配置される。反射光の捕捉を最大にするために、他の実施形態の検出器308は、図15A〜図15Bに示すように、エミッタ304と同じ円の半径に対してエミッタ304と同じ角度を形成するように配置することができる。光学シリンダ124が清浄であるとき、光線310は、図14に示すように、検出器308に影響を与えることなく環境に出る。一方、汚染物等の障害物318が存在する場合、光線310は、図15に示すように、入射点において様々な方向に反射して戻る。
幾つかの実施形態では、検出器308で検出された光が太陽に由来するかエミッタ304に由来するかを区別するために、エミッタ304は、1つ以上のコントローラ40によって1秒に数回定期的にパルスされる。一実施形態では、1つ以上のコントローラ40は、エミッタ304がオンであるときの検出器308の出力と、エミッタ304がオフである時間とを比較する。差が一貫して一定の閾値よりも大きい場合、そのような差は、光学シリンダが物体によって遮られていることを示す。一実施形態におけるこの分析は、1つ以上のコントローラ40の少なくとも1つによって搭載される。結果は、遠隔システムに伝達することもできる。
幾つかの実施形態では、検出器が太陽光に直接面している場合、センサが飽和することがあることが観察されている。任意の可能な飽和に対処するために、以下の解決策の任意の組み合わせを実施することができる。
第1に、(センサの帯域幅内の)センサへの入射光をフィルタリング及び減衰させることにより、検出器を飽和させる前に十分なマージンを生成することができる。これにより、エミッタによって放射される光も減衰する。したがって、エミッタのパワーは、その動作時に検出値の適切な変化を生成するように、この減衰に応じて調整することができる。
第2に、エミッタ及び検出器の波長は、大気の要素のために著しく減衰される大気吸収帯内に含まれるように選択してもよい。これにより、検出器の飽和を考慮する必要性が低下する。
第3に、図16に示すように、一対のエミッタと一対の検出器とを有するセンサ300の他の実施形態を採用することができる。図16に示すように、検出器308は、一方の検出器が太陽に面しているときに、他方の検出器が太陽に面さないような向きになるように配置することができる。このような設計により、全ての検出器が同時に飽和することが防止される。この場合、全てのセンサの出力が読み出され、1つ以上のコントローラ40によって分析される。この実施形態では、飽和と判定された検出器の出力は省略される。
図示された実施形態では、検出器308は矩形のトランスデューサとして示されており、両方とも互いに非常に異なる角度を向いており、このため、同じ光源について同時に飽和しないことが保証される。センサの湾曲した表面は外側に面し、幾つかの実施形態では、光学体の内側の湾曲と一致する。光学体と完全に接触するようにセンサ300’を配置することによって、エミッタ304から検出器308に漏れる光の量を最小化することができる。幾つかの実施形態では、エミッタ304は、約940nmの波長で光を出射する。
上述の技術及び方法は、様々なデバイス、システム、及び組立体で使用することができる。更に、上述の技術及び方法は、光学組立体の他の構成で使用することができる。例えば、幾つかの用途では、一対の光学デバイスを有することが有益又は有利である。このようなアプリケーションの例は、カメラの視野に加えて奥行情報の計算を可能にするステレオカメラである。この例は、多くの異なる構成で実現することができる。例えば、他の実施形態に基づく光学組立体は、2つの光学デバイスを1つのより長い光学シリンダに統合する。この実施形態では、各光学デバイスがシリンダの両端部に配置され、光学シリンダの中央にピストンが取り付けられる。後により詳細に説明するように、他の構成も可能である。
光学組立体の一実施形態は、通常、2つの光学組立体20の動作部品を背中合わせに配置することによって形成される。この実施形態では、各々が液密ピストンに取り付けられた2つの別個の光学シリンダが使用される。この実施形態では、各光学シリンダは同じ流体シリンダを共有する。動作中、光学シリンダを清掃するためのワイピング動作は、個々の光学シリンダの伸長及び収縮を含む。完全に収縮した状態では、2つのピストンは互いに最も近接し、伸長した状態では、2つのピストンは、互いに最も離れる。
この構成は、単に2つの光学デバイスを1つのデバイスにパッケージングすることが望まれる場合に有用である。但し、幾つかの用途では、ステレオカメラ等の光学デバイスは、それらの較正を維持するために、互いに対して固定することが好ましい。1つのサイクルから他のサイクルへのカメラ間の僅かな位置変動でさえ、ステレオカメラ対の性能に悪影響が及ぶ可能性がある。
図17は、光学デバイスが互いに固定されている、本開示の一側面に基づいて形成された光学組立体420の他の実施形態を示す。光学組立体420は、後により詳細に説明する相違点を除いて、上述した光学組立体20と実質的に同様の構成を有し、同様に動作する。図17及び図18に示すように、光学組立体420は、中間のピストン172によって接合され、同じ流体シリンダ158内に封入された2つの光学シリンダを含む。このように、流体シリンダに対する2つの接合された光学シリンダの相対的な動きは、ワイピング作用を生じさせる。
図17及び図18に示す実施形態では、2つの支持アーム440、442が中央でピストン172に取り付けられ、支持アームの他端は端部キャップ214に取り付けられている。支持アーム、ピストン及び端部キャップ間の接続は固定的な接続である。各側において、光学シリンダ124は、端部キャップ214とピストン172との間に軸方向に挟まれている。光学シリンダの各端部において、可撓性のガスケットが、光学シリンダと端部キャップとの間の界面を形成する。支持アームの長さ、光学シリンダの長さ、及びガスケットの厚さを選択することによって、ガスケットのスクイーズ量を調整することができる。更に、光学シリンダは、各端部でOリングシールによって半径方向に規制されている。また、Oリングシールは、光学シリンダの各端部に液密シールを形成する
光学デバイス126は、支持アーム440、442上に直接取り付けられる。このような配置は、2つの光学デバイスの互いに対する固定的な位置決めを確実にする。更に、光学シリンダ124は、全ての非固定的接続によって支持されているので、使用中の動的力によって生じる曲げ荷重から分離されている。このような荷重は、支持アームの固定的な接続を介して伝達される。
この実施形態の清掃サイクルは、流体シリンダ158に対する光学シリンダ組立体の相対的な動きを含む。このような移動の間、液密ピストン172は、流体をそれぞれのポートに出入りさせる。この流れは、図5の流体回路で説明したものと同様の手法で使用することができる。但し、この実施形態では、図19の流体回路500に示すように、2つの逆止弁を追加して用いることができる。
図20は、本開示の一側面に基づいて形成された光学組立体520の他の実施形態を示す。光学組立体520は、後により詳細に説明する相違点を除いて、上述した光学組立体120と実質的に同様の構成を有し、同様に動作する。図20〜図22に示すように、光学組立体520は、外部流体シリンダ558に対して光学シリンダ524を往復運動させる二重送りねじの形態の駆動機構530を含む。
光学シリンダ524内に配置され、或いは光学シリンダ524によって保護されるものは、少なくとも1つの光学デバイス126である。光学デバイス126は、45度ミラー148又は他の反射媒体を介して、光学シリンダ524の半径方向に視線を有し、この視線は、光学窓128を通過している。使用時には、光学シリンダ524が図20及び図21の定位置にあるとき、光学窓128は、オプションのハウジング(図示せず)の開口に揃う。
図21に示すように、第1の光学シリンダ端部キャップ568は、Oリング、熱接着、化学結合等の適切な封止手段を用いて光学シリンダ524の一端を封止する。テーパ状の端部を有する第2の光学シリンダ端部キャップは、Oリング、熱接着、化学結合等の適切な封止手段を用いて、光学シリンダ524の他端を封止する。幾つかの実施形態では、第1及び第2の端部キャップは、支持アーム組立体に固定されている。これらの実施形態の幾つかでは、端部キャップと光学シリンダとの間に挟まれた可撓性のガスケットは、必要に応じて、減衰及び熱歪緩和を提供することができる。送りねじ564は、光学シリンダ524の側面の内方に延びている。送りねじの端部を検出するためのオプションのセンサ(図示せず)を設けてもよい。一実施形態では、センサの出力は、光学シリンダ524を作動させるときの1つ以上のコントローラ40の少なくとも1つによって位置基準として使用される。これに代えて、送りねじが完全に後退したことは、モータ取付プレートに固定されたオプションのセンサによって検出してもよい。送りねじ564には、送りねじナット570が係合している。送りねじナット570は、取付ブラケット572に回転可能に固定されており、取付ブラケット572は、フレキシブルカップリングを介して、光学シリンダ端部キャップ568に取り付けられている。
動作中、電動モータ566によって送りねじ564を時計回り及び反時計回りの両方向に回転させると、送りねじナット570、そしてこれにより、光学シリンダ524が、流体シリンダ558内で、例えば図21及び図22に示す位置の間を往復する。光学組立体120と同様に、電動モータ566は、適切な駆動信号によって制御され、光学シリンダ524を1つの完全なサイクル(すなわち、図21の第1の位置又は定位置から図22の退避位置又は清掃位置を経て図21の第1の位置又は定位置に戻るサイクル)に亘って移動させることができる。図に示す実施形態における駆動機構530は、光学シリンダ524を移動させるが、駆動機構530は、これに代えて、流体シリンダ558を移動させるように構成することもできる。
再び図20〜図22を参照すると、光学シリンダ524の少なくとも一部が流体シリンダ558内を往復運動する。図20〜図22に示すように、上側及び下側のグランド588、590は、流体シリンダ558の端部に密封可能に取り付けられている。各グランド588、590は光学シリンダ524を取り囲み、光学シリンダ524がそこを通過して往復することを可能にする。図21及び図22に示す実施形態では、グランド588、590は、光学シリンダ524が案内されて往復運動する内孔を画定する。光学シリンダ524、流体シリンダ558、及びグランド588、590は、組み立てられると、協働して流体チャンバ608を画定する。具体的には、流体チャンバ608は、光学シリンダ524の外表面と流体シリンダ558の内表面との間に形成される。幾つかの実施形態では、下部グランド590は、流体チャンバ608にアクセスするための入口(図21〜図22には図示せず)を含む。
更に図21及び図22を参照して説明すると、上側及び下側のグランド588、590は、それぞれ、流体チャンバ608を密封するように構成及び配置された一次シール216を含む。図に示す実施形態では、光学シリンダ524の外表面とグランド588、590の内孔面との間に密閉作用が生じる。幾つかの実施形態では、一次シール216は、光学シリンダ524の外表面とグランド588、590の内孔面との間で圧縮される。一次シール216は、異なる構成を有していてもよことは明らかである。例えば、下部一次シールは、その流体膜塗布特性を有するように構成され、上部一次シールは往復運動時の摩擦を低減するように構成してもよい。
使用中、流体チャンバ608は、一定量の非粘着性液体を貯蔵する。下部一次シール216は、流体チャンバ608を密封しながら、少なくとも光学窓528を覆う流体の層の塗布又は維持を補助する。これにより、光学シリンダ524が流体シリンダ558に対して往復移動すると、光学シリンダ524の少なくとも光学窓が、そこに配置された液体と流体接触する。光学窓が反対方向に往復運動して、光学窓が流体チャンバ608内の流体接触から解除されると、下部一次シール216は、光学シリンダ524が図20及び図21の定位置に戻るときに、光学窓上に残る非粘着性液体の薄層の形成を補助する。このようにして、少なくとも流体チャンバ608及び下部一次シール216は、協働して、流体供給機構36の実施形態を構成する。
更に図21〜図22を参照すると、下部グランド590は更に、光学シリンダ524の外表面とグランド590の内孔面との間に配置された二次シール218を含む。二次シール218は、一次シール216よりも光学シリンダ524の自由端により近くに配置される。幾つかの実施形態では、二次シール218も鋭利な端部を有し、光学シリンダ524に向かって内側方向に鋭角に先細になるように構成される。二次シール218は、更に、その最も外側のエッジが光学シリンダ524に対して同一平面になり、光学シリンダ524に対して正の圧力を加えるように構成及び配置される。このように、二次シール218は、流体を封止するのではなく、汚染物を擦り取る及び/又は拭き取るように構成されるので、ワイピング要素又はワイパー(「ワイパー218」)と呼ぶこともできる。また、ワイパー218は、光学体清掃機構32の実施形態を構成する。
図に示す実施形態では、流体チャンバ608は、任意の不透過性ベローズ612によって形成された内部空洞610に接続することができる。図に示す実施形態では、一端のベローズ612は、上部グランド588に対してシールされ、他端はキャップ568に対してシールされる。この構成により、流体チャンバ608に対する光学シリンダ524の移動時、又はこの逆の関係の移動時に、ベローズ512の伸長及び圧縮が可能になる。この実施形態では、上部グランド588には、流体がベローズ612の内部空洞610と流体チャンバ608との間を流れることを可能にするように構成された複数のチャネル614が形成されている。もちろん、チャネル614は、ベローズ612のない実施形態では省略される。この実施形態及び他の実施形態の下部グランド590は、図23の流体回路に示すように、入口662を介して流体ブラダ656に接続される。流体ブラダ656又は他の流体リザーバは、余分な流体を貯蔵し、必要に応じて、オプションのフィルタ媒体及び1つ以上の方向性バルブ(例えば、傘形弁、逆止弁等)を介して入口662に接続される。
動作中、光学シリンダが図21の位置から図22の位置に移動すると、ベローズ612が伸長し、内部空洞610及び流体チャンバ608内の圧力が低下し、流体ブラダ656から排出された液体が流体チャンバ608に引き込まれる。光学シリンダ524が図22の位置から図21の位置に移動すると、ベローズ612が圧縮され、内部空洞610及び流体チャンバ608内の圧力が上昇し、流体チャンバ608内の流体は、入口662を介し、オプションのフィルタを通って、ブラダ656に流れ込む。このように、ベローズ612及び流体ブラダ656を追加することにより、液密ピストンの実施形態に比べて、必要な作動力が小さくなり、より小さい又は同様のパッケージで、より速い清掃サイクルが実現される。
なお、この設計は、一次シール216の周りに流体の流れを提供し、これにより、以下のような2つの異なる利点が生じる。(1)デバイスが非通常の向きで使用されている場合でも一次シール上の流体が枯渇することが防止される。(2)一次シール上に沈殿する可能性がある汚染物が攪拌される。これにより、濾過の動作中に、汚染物質が浮遊し、濾過媒体を通って圧送されることが保証される。
幾つかの実施形態では、液体をポンピングするために使用されるストロークから、光学窓を清掃するためのストロークの量を切り離すことが望ましい場合がある。これらの実施形態では、ベローズの光学シリンダ端部キャップへの接続を解除することができる。これに代えて、ベローズは、より小さな直径の他の内部ベローズによって補完してもよい。この実施形態では、2つのベローズは上部がシールされ、下部は上部の1次シールグランドに接続され、流体チャネルはその間に位置する。内部の圧縮バネは、2つの接続されたベローズを直立させることができる。伸長時に、光学シリンダの端部キャップは、この折り畳み可能なタンクを押圧及び圧縮し、液体をポンピングし、収縮の間、内部圧縮バネは2つのベローズを再び直立させ、これによって、液体を引き戻す。この実施形態では、ポンピングのためのストロークは、清掃動作のストロークよりも小さくすることができる。
上述したように、幾つかの用途では、一対の光学デバイスを有することが有益又は有利である。このようなアプリケーションの例は、カメラの視野に加えて奥行情報の計算を可能にするステレオカメラである。この例は、多くの異なる構成で実現することができる。例えば、他の実施形態に基づく光学組立体は、光学組立体520等の2つの光学デバイスを1つのより長い光学シリンダに統合する。他の実施形態では、2つのベローズは、共有されたベローズ又は2つの接続されたベローズに置き換えることができる。この実施形態では、流体ポートは、ベローズ内又は何れかのグランドに埋め込まれるように選択することができる。
図24及び図25は、本開示の一側面に基づいて形成された光学組立体720の他の実施形態を示す。図24は、光学組立体720の斜視図である。図25は、図24の光学組立体720の断面図である。図24及び図25に示すように、光学組立体720は、光学体724、流体塗布器736、及び光学体清掃機構732を含む。図に示す実施形態では、光学体724は、その中に1つ以上の光学デバイス126を収容する光学シリンダとして形成される。この実施形態では、光学シリンダ724は、中心軸Aの周りに適切に構成され、配置された駆動機構(図示せず)によって回転され、これによって、流体塗布器736及び光学体清掃機構732の両方に対して光学窓が移動する。幾つかの実施形態では、回転は一方向のみであり、他の実施形態では回転は往復回転又は角振動を含む。
この実施形態の流体塗布器736は、端部が開放されたハウジング738を含む。ハウジング738は、ハウジング738によって画定される開口と流体連通する流体チャンバ740を含む。ハウジング738の開放端は、光学体724と同一平面になるように構成され、開口の周囲に配置された溝を含む。溝は、一次シール216を受け入れるように構成されている。流体チャンバ740にアクセスするために、ハウジング738には、オプションの入口742が設けられている。
光学体清掃機構732は、ワイパーとして形成されており、ワイパーは、鋭いエッジを有し、光学シリンダ724の外表面に向かって内側方向に鋭角に先細になるように構成される。ワイパーは、更に、その最も外側のエッジが光学シリンダ724の外表面と同一平面になり、光学シリンダ724の外表面に対して正の圧力を加えるように構成及び配置される。幾つかの実施形態では、ワイパーは、一次シール216と同様の硬度値を有するエラストマから製造される。他の実施形態では、ワイパーは、一次シール216よりも大きな硬度値を有するエラストマから製造される。一実施形態では、ワイパーは、約85〜95の範囲のショアA硬度を有する
図24及び図25に示す実施形態では、ワイパーは、流体塗布器を囲んでいないので、ワイパーと流体塗布器との間の空間に汚染物が入り、ワイパーをバイパスして、流体塗布器に接触する可能性がある。このような状況を防止するために、オプションとして、ワイパーと流体塗布器との間の空間を封止してもよく、幾つかの実施形態では、完全に封止してもよい。これに関して、光学組立体720は、オプションのエンクロージャ744を含む。図に示す実施形態では、ワイパーは、異物のスクレーパとしても機能するように構成されたエンクロージャ744に取り付けられている。
幾つかの実施形態では、エンクロージャ744と光学体724との間には、部分的又は完全に円形のシールプレート746が設けられる。この場合、第1及び第2のシールプレート746は、ワイパーの両側に配置される。幾つかの実施形態では、第1及び第2のシールプレート746は、光学体724に固定される。これらの実施形態では、接着剤、1つ以上のOリング等を介して固定を実現することができる。シールプレート746とエンクロージャ744との間の界面は、ブッシングで用いられているものと同様の2つの剛性材料間の界面であってもよい。幾つかの実施形態では、エンクロージャ及び封止プレートの材料は、低摩擦界面が実現されるように選択することができる。
他の実施形態では、第1及び第2のシールプレート746は、エンクロージャ744に固定される。これらの実施形態では、シールプレート746と光学シリンダ724との間の界面は、回転シールと同様に振る舞う。これに関して、シャフトオイルシールやベアリングアイソレータ等の回転式動的シーリングに使用される適切なシールを使用することができる。このようなシールの例としては、Parker Hannifin Corp.の「FlexiCase(商標)CEE」、「FlexiSeal FF」、及び「FlexiLip Rotary」等がある。更に他の実施形態では、各シールプレートは、2つのインターリーブプレート、すなわち、外側シールプレート及び内側シールプレートから構成してもよい。これらの実施形態では、外側プレートは、エンクロージャ744に固定され、内側プレートは、光学体724に固定される。また、これらの実施形態においては、ベアリングアイソレータとして使用されるような他のラビリンス型のシール形状も有効である。本開示の実施形態では、ProTech(商標)ベアリングアイソレータのParkerシリーズを採用することができる。
図26及び図27は、本開示の一側面に基づいて形成された光学組立体820の他の実施形態を示す。図26は、光学組立体820の斜視図である。図27は、図26の光学組立体820の断面図である。光学組立体820は、以下に説明する相違点を除いて、構成及び動作において光学組立体720と実質的に同一である。図26及び図27に示すように、光学組立体820は、光学体824、流体塗布器836、及び光学体清掃機構832を含む。図に示す実施形態では、光学体824は、光学平面を有する光学プレートとして形成される。光学体は、1つ以上の光学デバイス126を保護する。この実施形態では、適切に構成され配置された駆動機構(図示せず)によって光学プレートが直線的に往復運動され、これによって、光学窓828が流体塗布器836及び光学体清掃機構832の両方に対して移動される。
また、この実施形態の流体塗布器836は、端部が開放されたハウジング838を含む。ハウジング838は、ハウジング838によって画定される開口と流体連通する流体チャンバ840を含む。ハウジングの開放端は、光学体824と同一平面になるように構成され、開口の周囲に配置され、一次シール216を受け入れるように構成された溝を含む。流体チャンバ840にアクセスするために、ハウジング838には、オプションの入口842が設けられている。
光学体清掃機構832は、ワイパー又はスクレーパとして形成されており、鋭いエッジを有し、光学シリンダ824の外表面に向かって内側方向に鋭角に先細になるように構成される。ここでも、ワイパーは、その最も外側のエッジが光学シリンダ824の外表面と同一表面になり、光学シリンダ824の外表面に対して正の圧力を加えるように構成及び配置される。
また、光学組立体820は、オプションのエンクロージャ844を含む。図に示す実施形態では、ワイパーは、エンクロージャ844に取り付けられている。幾つかの実施形態では、エンクロージャ844と光学体824との間のワイパーの両側に平行に延びるシールプレート846が設けられる。各シールプレート844の端部には、光学体824とインタフェースするためのリップタイプのシールが設けられている。これらの実施形態においても、ラビリンス型のシール形状が有効である。
図28〜図30は、本開示の一側面に基づいて形成された光学組立体920の他の実施形態を示す。図28は、光学組立体920の斜視図である。図29は、図28の光学組立体の平面図である。図30は、図29の光学組立体920の断面図である。光学組立体920は、以下に説明する相違点を除いて、構成及び動作において光学組立体720、820と実質的に同一である。図28〜図30に示すように、光学組立体820は、光学体924、流体塗布器936、及び光学体清掃機構932を含む。図に示す実施形態では、光学体924は、光学平面を有する光ディスクプレートとして形成される。光学体は、1つ以上の光学デバイス126を遮蔽又は保護する。この実施形態では、光ディスクプレートは、適切に構成され、配置された駆動機構(図示せず)によって軸Aを中心に回転され、光学窓928が流体塗布器936及び光学体清掃機構932の両方に対して移動される幾つかの実施形態では、回転は一方向のみであり、他の実施形態では回転は往復回転又は角振動を含む。
また、この実施形態の流体塗布器936は、端部が開放されたハウジング938を含む。ハウジング938は、ハウジング938によって画定される開口と流体連通する流体チャンバ940を含む。ハウジング938の開放端は、光学体924と同一平面になるように構成され、開口の周囲に配置され、一次シール216を受け入れるように構成された溝を含む。流体チャンバ940にアクセスするために、ハウジング938には、オプションの入口942が設けられている。
光学体清掃機構932は、ワイパー又はスクレーパとして形成されており、鋭いエッジを有し、光学体924の外表面に向かって内側方向に鋭角に先細になるように構成される。ここでも、ワイパーは、その最も外側のエッジが光学体924の外表面と同一表面になり、光学体924の外表面に対して正の圧力を加えるように構成及び配置される。
また、幾つかの実施形態では、光学組立体920は、オプションのエンクロージャ944を含む。図に示す実施形態では、ワイパーは、エンクロージャ944に取り付けられている。幾つかの実施形態では、エンクロージャ944は、リップタイプのシール等を介して、光学体924との間に密封界面を形成する。他の実施形態では、一体化された流体塗布器及びワイパー(図31参照)を使用することができる。図31の一体化された流体塗布器及びワイパーは、上述した光学組立体の他の実施形態でも使用することができる。
本開示で使用する用語「上」、「下」、「垂直」、「水平」、「前方」、「後方」、「内側」、「外側」、「前」、「後」等の用語は、説明を明瞭にするためのものであり、特許請求の範囲を限定するものではないことは明らかである。更に、本明細書で使用する「含む」、「備える」又は「有する」及びその変形は、その後に列挙される項目及びその均等物、並びに更なる項目を含むことを意味する。特段の指定がない限り、本明細書における「接続された」、「連結された」及び「取り付けられた」という用語及びその変形は、広範囲に解釈され、直接的及び間接的な接続、連結及び取付を含む。
以上、本開示の原理、代表的な実施形態、及び動作様式を説明した。しかしながら、保護されることが意図される本開示の側面は、ここに開示した特定の実施形態に限定さない。更に、本明細書に記載した実施形態は、限定的ではなく例示的なものと解釈される。本開示の思想から逸脱することなく、他の実施形態による変形及び変更が想到され、均等物を採用することもできる。したがって、特許請求の範囲に記載の本開示の思想及び範囲内には、そのような変形、変更、及び均等物の全てが含まれることは明らかである。
排他的な特徴又は権利が主張される本発明の実施形態は、以下のように定義される。

Claims (22)

  1. 光学デバイスを収容する光学体の光学窓を清掃するための清掃装置であって、前記光学デバイスは、前記光学窓を通る視線を有し、
    前記清掃装置は、
    前記光学窓の少なくとも視線部分を覆うように液体層を塗布するように構成された流体塗布器と、
    ワイパーと、
    前記光学体と前記ワイパーとの間の相対移動を生じさせて、その間に、前記ワイパーによって前記光学窓の少なくとも1つの視線部分が清掃される清掃サイクルの第1の段階を開始させ、且つ、前記清掃サイクルの前記第1の段階が完了した後に、前記光学体と前記流体塗布器との間の相対移動を生じさせて、前記流体塗布器によって少なくとも前記光学窓の前記視線部分を覆うように液体膜が塗布される前記清掃サイクルの第2の段階を開始させ、その間に、前記液体膜を前記光学窓の前記視線部分の線を含む前記光学窓の領域に残存させるとともに、前記液体膜の下にある前記光学窓への汚染物質の付着を抑制しながら前記光学デバイスの光学的動作を可能にするよう構成されたアクチュエータと
    を備える清掃装置。
  2. 前記流体塗布器は、前記液体膜を塗布するための液体の量を保持するように構成された流体チャンバを備え、
    前記流体塗布器は、前記流体チャンバと前記光学体との間に一次シールを備え、前記一次シールは、前記流体塗布器と前記光学体との間の相対移動中に前記流体チャンバから前記光学窓に前記液体膜を塗布する、請求項1に記載の清掃装置。
  3. 前記一次シールは、前記流体塗布器と前記光学体との間の相対移動中に前記光学窓に塗布される前記液体膜の厚さを制御するように動作可能に構成される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ワイパーは、前記一次シールに隣接して配置され、清掃サイクルの第一段階の間に前記光学窓から汚染物質を除去するように動作可能である、請求項2〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記ワイパーと前記一次シールは一体的に形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  6. 前記ワイパーは、前記清掃サイクルの前記第2の段階の間に前記流体塗布器によって前記液体膜が塗布される幅に対応する前記光学窓の一部を清掃するように寸法決めされ配置される、請求項1から5までのいずれか1項に記載の清掃装置。
  7. 前記流体塗布器は、前記液体膜を塗布するための液体の量を保持するように構成された流体チャンバを含む、請求項1に記載の清掃装置。
  8. 前記液体膜を塗布するための液体を貯蔵するように構成された液体貯蔵源をさらに備え、前記液体貯蔵源は、前記流体チャンバの液体量を補充するために前記流体チャンバと液体連通している、請求項7に記載の装置。
  9. 前記液体貯蔵源と前記流体チャンバとの間で前記流体をポンピングする手段をさらに備える、請求項8に記載の装置。
  10. 前記ポンピングする手段は、前記アクチュエータによって生成された相対移動を含む、請求項9に記載の装置。
  11. 前記液体貯蔵源は、フィルタを介して前記流体チャンバと液体連通し、前記フィルタは前記液体から汚染物質を除去するように動作可能である、請求項8に記載の装置。
  12. 前記光学体は、光学シリンダー、光学プレート、平面光学面、及び球体の1つを備える、請求項1〜11のいずれか1項に記載の清掃装置。
  13. 前記アクチュエータは、
    前記光学体と前記流体塗布器との間の直線往復相対移動、
    前記光学体と前記流体塗布器との間の往復回転相対運動、
    前記光学体と前記流体塗布器との間の一方向の相対回転運動、及び
    前記光学体と前記流体塗布器との間の一方向であって連続的な回転相対移動
    の1つを生じさせるよう動作可能に構成される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の清掃装置。
  14. 前記光学窓上の汚染物質の存在を検出するように構成されたセンサをさらに備える、請求項1〜13のいずれか一項に記載の清掃装置。
  15. 前記液体は、前記液体膜が汚染物質と前記光学窓との間の結合を弱め、清掃サイクルの前記第1の段階の間において前記汚染物質を除去することを容易にするように選択される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の清掃装置。
    を備える清掃装置。
  16. 光学デバイスを収容する光学体の光学窓を清掃する方法であって、
    前記光学デバイスは前記光学窓を通る視線を有し、
    前記方法は、
    前記光学体とワイパーとの間に相対移動を生じさせて、その間に、前記ワイパーによって前記光学窓の少なくとも1つの視線部分が清掃される清掃サイクルの第1の段階を開始させるステップと、
    前記清掃サイクルの前記第1の段階が完了した後に、前記光学体と流体塗布器との間の相対移動を生じさせて、前記流体塗布器によって少なくとも前記光学窓の前記視線部分を覆うように液体膜が塗布される清掃サイクルの第2段階を開始させるステップと
    を含み、
    その間に、前記液体膜を前記光学窓の前記視線部分の線を含む前記光学窓の領域上に残存させる、前記液体膜の下にある前記光学窓への汚染物質の付着を抑制しながら、前記光学デバイスの光学動作を可能にする、光学デバイスを収容する光学体の光学窓を清掃する方法。
  17. 前記流体塗布器は、前記液体膜を塗布するための液体の量を保持するように構成された流体チャンバを備え、
    前記流体塗布器は、前記流体チャンバと前記光学体との間に、一次シールを備え、
    1、請求項16に記載の方法。
  18. 相対移動を引き起こすことは、
    前記光学体と前記流体塗布器との間の直線往復相対移動、
    前記光学体と前記流体塗布器との間の往復回転相対運動、
    前記光学体と前記流体塗布器との間の一方向の相対回転運動、及び
    前記光学体と前記流体塗布器との間の一方向であって連続的な回転相対移動
    の1つを生じさせる、請求項16〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記光学窓上の汚染物質の存在をさらに検出する、請求項16から18までのいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記流体チャンバと液体連通され前記液体チャンバの液体量を補充するために液体貯蔵源を更に備えた、請求項17から19までのいずれか一項に記載の方法。
  21. 汚染物質を除去するために前記液体を濾過するステップをさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記液体は、前記液体膜が汚染物質と前記光学窓との間の結合を弱め、清掃サイクルの第1の段階中に前記汚染物質の除去を容易にするように選択される、請求項16から21までのいずれか1項に記載の方法。
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