JP6714961B2 - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ保持部材に設けられたコイルと、コイルに対向する磁石とで、レンズ保持部材をレンズ体の光軸方向へ移動させるレンズ駆動装置に関する。
特許文献1に、フォーカシングアクチュエータに関する発明が記載されている。
このアクチュエータは、レンズ保持筒の筒体の外面に、レンズの光軸方向に延びる突条のスライド部が形成されている。固定フレームの内面には、光軸方向に延びる凹状のスライド部が形成されており、突条のスライド部が凹状のスライド部内を移動することで、固定フレームに対してレンズ保持筒が光軸方向へ移動自在に支持されている。
前記レンズ保持筒の筒体の外面では、前記スライド部が形成されていない部分に、一対のコイルが、互いに対向する位置に固定されている。固定フレームには、個々のコイルに対向する磁石が固定されている。
コイルに通電すると、コイルに流れる電流と磁石の磁界とによる電磁力で、レンズ保持筒がレンズの光軸方向へ駆動される。
実用新案登録第3120599号公報
特許文献1に記載されたアクチュエータでは、前記固定フレームが収納される保護キャップの外面に導接端子が設けられ、この導接端子からコイルに通電される、と説明されている。
しかし、一対のコイルは通常直列に接続されることが必要であるが、特許文献1には、コイルどうしがどのようにして接続されるかが記載されていない。従来例として、レンズ保持筒を移動自在に保持する板ばねを介して一対のコイルを接続しているものがあるが、この構造では、それぞれのコイルを構成する導線を板ばねに半田付けする工程が必要になり、生産性が悪く、製造コストも高くなる。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、レンズ保持部材にコイルを効率よく装着することができるレンズ駆動装置を提供することを目的としている。
本発明は、レンズ体を保持可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を前記レンズ体の光軸方向へ移動自在に支持する支持部材と、前記レンズ保持部材に設けられたコイルと、前記コイルに離間して対向する磁石と、が設けられたレンズ駆動装置において、
前記レンズ保持部材の、光軸を挟んで対向する2つの外面の一方が第1コイル配置面で、他方が第2コイル配置面とされ、前記第1コイル配置面に第1支持突部が、前記第2コイル配置面に第2支持突部がそれぞれ形成されて、前記第1支持突部の周囲に導線が巻かれて第1コイルが装着され、前記第2支持突部の周囲に導線が巻かれて第2コイルが装着されており、
前記第1コイルが、巻き始端および巻き終端を有し、前記第2コイルが、巻き始端および巻き終端を有し、前記第1コイルの巻き終端と前記第2コイルの巻き始端との間に中継部が位置して、前記第1コイルと前記第2コイル、および前記中継部が、連続する導線で形成され、第1コイルと前記第2コイルとが直列に接続され、
前記中継部が、前記レンズ保持部材において前記第1コイル配置面と前記第2コイル配置面との間に位置する中継側面に沿うように延在し、前記中継側面に、前記中継部が掛る案内掛止部が設けられて、前記導線が前記中継部を経て前記第2支持突部に当たる位置が前記第2コイルの巻き始端となっており、
前記レンズ保持部材は、前記光軸に沿う方向において、前記第2支持突部を基準として前記第2コイルの巻き始端が位置する方向が第1の方向で、前記第1の方向と逆向きが第2の方向であり、
前記案内掛止部は、前記第2コイルの巻き始端よりも第2の方向に位置し、前記第2コイル配置面には、前記中継部から前記第2コイルへと延びる前記導線を通す案内凹部が、前記第2コイルの巻き始端まで延びており、前記案内凹部は前記第2コイル配置面から窪んで形成されていることを特徴とするものである。
本発明のレンズ駆動装置は、前記中継側面に、前記導線が内部を通る溝部が形成され、前記溝部の内壁の少なくとも一部に前記案内掛止部が設けられていることが好ましい。
本発明のレンズ駆動装置は、前記案内凹部が、前記第2コイル配置面と前記中継側面との境界角部から前記第2コイルの巻き始端まで延びていることが好ましい。
本発明のレンズ駆動装置は、前記レンズ保持部材に、前記導線が巻かれる巻き突部が設けられており、前記第1コイル配置面には、前記巻き突部から延びる前記導線を、前記第1支持突部に当たる前記第1コイルの巻き始端まで導く他の案内凹部が形成されているものとして構成できる。
本発明のレンズ駆動装置は、前記案内掛止部は、前記第1コイルの巻き終端よりも第2の方向に位置していることが好ましい。
本発明のレンズ駆動装置は、前記第1コイル配置面と前記中継側面との境界角部に、前記第1コイルの巻き終端から延びる前記導線を第1の方向側から支持する掛止突部が形成されていることがさらに好ましい。
本発明のレンズ駆動装置は、前記第1コイルと前記第2コイルの巻き方向が同じである場合に、特に有効である。
本発明は、レンズ保持部材に装着される第1コイルと第2コイルおよび中継部を同じ導線で連続して形成し、中継部を中継側面に延在させているので、第1コイルと第2コイルを直列に接続させるために、中継のための別部材を設ける必要がなく、さらにこの別部材に導線を半田付けする作業も不要になる。そのため、少ない工程で、第1コイルと第2コイルをレンズ保持部材に装着することができる。
また、レンズ保持部材の中継側面に案内掛止部を設け、この案内掛止部を、第2コイルの巻き始端や第1コイルの巻き終端よりも、第2の方向側に位置させることで、第2コイルの巻き始めを常に正確な位置から開始させることができ、また第1コイルの巻き終端の弛みの発生も防止できるようになる。
さらに、コイル配置面に第1案内凹部や第2案内凹部を形成しておくと、第1コイルの巻き始端を第1コイル配置面の表面から開始させることができ、第2コイルの巻き始端も第2コイル配置面の表面から開始させることができる。
本発明の実施の形態のレンズ駆動装置の外観を示す斜視図、 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図、 レンズ駆動装置に設けられたレンズ保持部材と一対のコイルを示す斜視図、 レンズ保持部材の第1コイル配置面の第1支持突部に、第1コイルを巻き始める工程を示す部分斜視図、 レンズ保持部材の第1コイル配置面の第1支持突部に、第1コイルを巻き終わった状態を示す部分斜視図、 導線の中継部の配置を示す、レンズ保持部材の側面図、 レンズ保持部材の第2コイル配置面の第2支持突部に、第2コイルを巻き始める工程を示す部分斜視図、 レンズ保持部材の第2コイル配置面の第2支持突部に、第2コイルを巻き始める工程を示す正面、 レンズ保持部材の第2コイル配置面の第2支持突部に、第2コイルを巻き終わった状態を示す正面図、 複数のレンズ駆動装置の配置例を示す平面図、
図1と図2に、本発明の実施の形態のレンズ駆動装置1の全体構造が示されている。
レンズ駆動装置1のレンズ保持部材10には、1枚のレンズまたは複数枚の組み合わせレンズと、前記レンズを保持したレンズホルダとから成るレンズ体が接着剤やねじ止め等によって装着される。Z1−Z2方向は、上下方向であり、レンズ体の光軸Oと平行な方向である。レンズ駆動装置1は、携帯電話などの携帯用電子機器に搭載される。レンズ駆動装置1よりもZ1側に、撮像素子が配置される。レンズ駆動装置1によって前記レンズ体が光軸方向へ移動させられ、これにより、撮像素子に対する自動焦点合わせが行われる。
図1と図2に示すように、レンズ駆動装置1に、支持基台2とカバー3とが設けられている。支持基台2とカバー3とを組み合わせることにより、内部に収納空間を有するケース(ハウジング)が構成される。支持基台2とカバー3は、共に非磁性材料で形成されている。支持基台2は合成樹脂材料で形成され、カバー3は非磁性のステンレス鋼板や合成樹脂材料で形成される。支持基台2に光透過穴2bが開口しており、カバー3の天井部3aにも光透過穴3bが開口している。
支持基台2のX1側の側部上面に第1磁石M1が固定され、支持基台2のX2側の側部上面に第2磁石M2が固定されている。第1磁石M1と第2磁石M2の上に、上部板ばね6および上部枠体4が固定されている。上部枠体4は合成樹脂材料で形成されている。支持基台2の上に磁石M1,M2が固定され、磁石M1,M2の上に上部板ばね6を介して上部枠体4が固定されることで、支持基台2と上部枠体4との間に上下方向(Z1−Z2方向)の空間が形成され、この空間内にレンズ保持部材10が配置される。
ただし、上部枠体4の4つの角部に、下向きの脚部が一体に形成され、それぞれの脚部の下端が、支持基台2の上に固定されている構造であってもよい。支持基台2と上部枠体4とで磁石M1,M2を固定する固定部が構成されている。なお、磁石M1,M2は、カバー3の内面に固定されていてもよく、この場合には、カバー3も固定部を構成する。磁石M1,M2は接着剤によって固定部に固定される。
図2に示すように、支持基台2の4箇所の角部の上に、ばね固定部2aが形成されている。支持基台2の上には、互いに分離された一対の下部板ばね5が取り付けられている。それぞれの下部板ばね5は、固定側支持部5aと、その内側の可動側支持部5b、および固定側支持部5aと可動側支持部5bとを繋ぐ弾性腕部5cとが、板ばね金属材料で一体に形成されている。それぞれの下部板ばね5の固定側支持部5aは、支持基台2のばね固定部2aに、かしめ構造や接着構造により固定されている。可動側支持部5bは、レンズ保持部材10の下面10aに、かしめ構造や接着構造により固定されている。
図2に示すように、レンズ保持部材10と上部枠体4との間に、上部板ばね6が設けられている。上部板ばね6は、4箇所の固定側支持部6aと、その内側の可動側支持部6b、および固定側支持部6aと可動側支持部6bとを繋ぐ弾性腕部6cとが、板ばね金属材料で一体に形成されている。上部板ばね6の固定側支持部6aが、上部枠体4の4箇所の角部の下面に、かしめ構造や接着構造により固定されている。可動側支持部6bは、レンズ保持部材10の上面に形成されたばね固定部10bに、かしめ構造や接着構造により固定されている。なお、上部板ばね6の固定側支持部6aは、磁石M1,M2がカバー3の内面に接着固定される場合には、上部枠体4と磁石M1,M2とによって挟持されていてもよい。
下部板ばね5と上部板ばね6とで弾性を有する支持部材が構成されており、支持部材の前記弾性腕部5cと弾性腕部6cの弾性変形により、支持基台2と上部枠体4との間で、レンズ保持部材10が光軸方向であるZ1−Z2方向へ移動自在に支持される。
図3にレンズ保持部材10が拡大されて示されている。
レンズ保持部材10は合成樹脂材料で形成されている。レンズ保持部材10の中心に保持穴11がZ1−Z2方向に貫通して形成されている。図示省略されているが、保持穴11の内壁に雌ねじ溝が形成されており、レンズ体を構成するレンズホルダの外周に雄ねじ部が形成され、レンズを保持したレンズホルダが保持穴11の内部に螺着される。保持穴11の中心線は、レンズの光軸Oに一致している。保持穴11は、支持基台2の光透過穴2bと、カバー3の光透過穴3bの双方に対向している。なお、レンズ保持部材10の外形形状は、概略矩形状に形成されている。
図3と図4に示すように、レンズ保持部材10のX1方向に向く外面が第1コイル配置面12である。第1コイル配置面12は、光軸Oと平行でY−Z平面と平行な平面である。第1コイル配置面12から外方(X1方向)へ第1支持突部13a,13b,13cが一体に突出している。第1支持突部13aはY1−Y2方向の中間に位置し、第1支持突部13bはY2側に位置し、第1支持突部13cはY1側に位置している。
図7と図8に示すように、レンズ保持部材10のX2方向に向く外面が第2コイル配置面14である。第2コイル配置面14は、光軸Oと平行でY−Z平面と平行な平面である。第2コイル配置面14から外方(X2方向)へ第2支持突部15a,15b,15cが一体に突出している。第2支持突部15aはY1−Y2方向の中間に位置し、第2支持突部15bはY2側に位置し、第2支持突部15cはY1側に位置している。なお、第1支持突部13a,13b,13cと第2支持突部15a,15b,15cとは、光軸方向(Z方向)において、同じ位置に設けられている。
第1コイル配置面12と第2コイル配置面14は、光軸Oを挟んで180度の角度配置で対向しており、両コイル配置面12,14は互いに平行である。
図3に示すように、第1コイル配置面12と第2コイル配置面14との間に位置するレンズ保持部材10の外周には、Y2方向に向く中継側面17が設けられている。
図4に示すように、レンズ保持部材10の下面10aには、前記第1支持突部13bの下方において、Z1方向に突出する第1巻き突部16が一体に形成されている。図7に示すように、前記下面10aでは、前記第2支持突部15cの下方において、Z1方向に突出する第2巻き突部18が一体に形成されている。
図4に示すように、第1コイル配置面12には、下面10aに開放されて上方(Z2方向)に延びる第1案内凹部21が形成されている。第1案内凹部21は、第1巻き突部16のY2側の側部から第1支持突部13bのY2側の側部まで連続している。なお、第1コイル配置面12から窪んで形成された第1案内凹部21の深さは、被覆導線30の太さ(直径)と同等である。
図4と図5に示すように、第1コイル配置面12と中継側面17との境界角部、すなわち第1コイル配置面12のY2側の端部に、掛止凹部22が形成されており、掛止凹部22のZ1側の端部に、掛止突部23が形成されている。掛止突部23は、レンズ保持部材10の側方(外方)へ突出して形成されている。
図7と図8に示すように、中継側面17と第2コイル配置面14との境界角部に、第2案内凹部24が形成されている。第2案内凹部24は、第2コイル配置面14のY2側の端部から、Y2側に位置している第2支持突部15bのZ1側の下面の位置まで連続して形成されている。なお、第2コイル配置面14から窪んで形成された第2案内凹部24の深さは、被覆導線30の太さ(直径)と同等である。
図5と図6および図7に示すように、レンズ保持部材10のY2方向に向く中継側面17に溝部25が形成されている。溝部25は、中継側面17においてX1−X2方向に連続して形成されている。図5に示すように、溝部25の底面では、X1側の端部が、第1コイル配置面12に向かって湾曲する湾曲面25aとなっている。図7に示すように、溝部25の底面では、X2側の端部が、第2コイル配置面14に向かって湾曲する湾曲面25bとなっている。
図5と図6および図7に示すように、溝部25のZ1側の内壁面26の中央部が案内掛止部26aとなっている。図6では、案内掛止部26aのX1−X2の長さ寸法がLで示されている。内壁面26には、案内掛止部26aよりもX1側で、Z1方向に向けて徐々に下がる傾斜面26b,26cが形成されている。内壁面26には、案内掛止部26aよりもX2側で、Z1方向に向けて徐々に下がる傾斜面26d,26eが形成されている。
図2と図3に示すように、レンズ保持部材10の第1コイル配置面12に第1コイルC1が装着され、第2コイル配置面14に第2コイルC2が装着されている。第1コイルC1と第2コイルC2は、単一で連続する被覆導線30で多重巻きに成形されている。第1コイルC1と第2コイルC2との間は、前記被覆導線30による中継部Rである。第1コイルC1と第2コイルC2は、中継部Rによって直列に接続されている。図6に示すように、中継部Rは、レンズ保持部材10の中継側面17に沿うようにX1−X2方向に延在して設けられている。
以下、被覆導線30で第1コイルC1と中継部Rと第2コイルC2とを形成する工程を説明する。
レンズ保持部材10の光軸Oに沿う方向での向きは、第1支持突部13a,13b,13cと第2支持突部15a,15b,15cの光軸方向における中心位置を基準として、第1コイルC1の巻き終端C1bと第2コイルC2の巻き始端C2aに向かう方向であるZ1方向が第1の方向で、これと逆のZ2方向が第2の方向である。
図4に示すように、レンズ保持部材10の下面10aに設けられた第1巻き突部16に被覆導線30が巻かれて、巻き端部31が形成される。巻き端部31から延びた被覆導線30の引出し部32は、第1コイル配置面12に形成された第1案内凹部21の内部を通るようにして第2の方向(Z2方向)へ延ばされ、Y2側に位置する第1支持突部13bのY2方向とZ2方向の角部13dに掛けられる。被覆導線30が角部13dに掛けられる部分が第1コイルC1の巻き始端C1aである。
レンズ保持部材10の下面10aに位置する巻き端部31から延びる被覆導線30の引出し部32が、第1コイル配置面12から窪んだ第1案内凹部21の内部を通って巻き始端C1aに至るため、巻き始端C1aでは、被覆導線30を第1コイル配置面12に密着させることができる。被覆導線30は、巻き始端C1aを起点として、第1支持突部13b,13a,13cの外周を通って時計方向に巻かれ、第1周回部33を形成する。巻き始端C1aが第1コイル配置面12に密着しているため、被覆導線30を第1コイル配置面12に密着させたまま第1周回部33を形成することができる。
第1周回部33の巻き付けが完了したら、第1周回部33の被覆導線30とX1方向に隣接するように、第1支持突部13b,13a,13cの外周に被覆導線30を巻いて、第2周回部、第3周回部、・・・を順に形成していく。周回部が第1支持突部13b,13a,13cのX1側の先部に至ったら、次は、既に巻かれた周回部の上に被覆導線30が重なるようにして、X2方向へ向けてさらに巻いていく。これを複数回繰り返すことで、図5に示すように、第1支持突部13b,13a,13cの外周に多重巻き構造の第1コイルC1が形成される。図5に示すように、被覆導線30が最外周を周回して第1コイル配置面12に密着するに至ったときに、第1コイルC1の巻き終端C1bとなる。
図5と図6に示すように、第1コイルC1の巻き終端C1bから、第2コイルC2の巻き始端C2aまでの被覆導線30が、第1コイルC1と第2コイルC2とを直列に接続する中継部Rである。したがって、中継部Rは、第1コイルC1の巻き終端C1bと第2コイルC2の巻き始端C2aとの間に位置するものとなる。
図5に示すように、中継部Rの始端R1を形成する被覆導線30の掛り部34は、掛止凹部22を通過し、掛止凹部22の下部に一体に形成された掛止突部23の上側(Z2側)に掛止される。すなわち、掛止突部23は、掛り部34を第1の方向(Z1方向)側から支持している。掛り部34は掛止凹部22を通過することで、掛止突部23の上に確実に掛けられるようになる。
レンズ保持部材10から突出する掛止突部23の上に被覆導線30の掛り部34が掛けられることで、第1コイルC1の第1の方向(Z1方向)の下面に位置する巻き終端C1bから引き出される被覆導線30が、レンズ保持部材10からZ1方向へはみ出すのを規制することができ、被覆導線30が下部板ばね5に触れるのを防止して、下部板ばね5の弾性支持機能に支障を来すのを防止できるようなる。
図5に示すように、掛り部34から中継側面17に向けて延びる被覆導線30の第1角通過部35は、中継側面17に形成された湾曲面25aに当たって溝部25に入る。第1角通過部35が湾曲面25aに当たるため、被覆導線30の張力が大きくても、第1角通過部35の部分での断線を防止できるようになる。
図6に示すように、掛止突部23に掛けられた掛り部34から延びる被覆導線30で構成される中継部Rは、中継側面17に形成された溝部25の内部を通る。中継部Rを形成する被覆導線30は、溝部25の内壁面26の傾斜面26c,26bを通過して案内掛止部26aに掛けられる。案内掛止部26aは、X1−X2方向に向けて所定の長さLで平面的に延びているため、案内掛止部26aのZ2側(第2の方向側)を向く面で、被覆導線30が安定して保持される。
図5に示すように、案内掛止部26aは、第1コイルC1の巻き終端C1bよりも、第2の方向(Z2方向)側に位置しているため、巻き終端C1bで被覆導線30を第1コイルC1に密着し続けるようにしっかりと巻くことができ、巻き終端C1bで弛みが生じるのを防止できる。
図6と図7に示すように、案内掛止部26aから出た被覆導線30の第2角通過部36は、溝部25の底面の湾曲面25bに当たってから、中継側面17と第2コイル配置面14との境界角部を通過する。被覆導線30が、湾曲面25bに当たるため、被覆導線30の張力が大きくても境界角部で断線が生じる危険性が低くなる。第2角通過部36となる被覆導線30は、内壁面26の傾斜面26d,26eを通過して、X2方向に向く第2コイル配置面14に至る。
図7と図8に示すように、中継側面17と第2コイル配置面14との境界角部で、第2コイル配置面14のY2側の始端に第2案内凹部24が形成されている。そのため、被覆導線30の第2角通過部36は、第2案内凹部24の内部を通って、第2支持突部15bのY2側とZ1側に向く角部15dに当接する。被覆導線30が前記角部15dに当たる部分が、第2コイルC2の巻き始端C2aである。またこの巻き始端C2aは中継部Rの終端でもある。
中継側面17に形成された案内掛止部26aは、前記角部15dおよび巻き始端C2aよりも、第2の方向(Z2方向)側に位置しているため、巻き始端C2aで、被覆導線30を角部15dに確実に密着させることができる。また、角部15dに至る被覆導線30が、第2コイル配置面14から窪んだ第2案内凹部24を通るため、巻き始端C2aで、被覆導線30を第2コイル配置面14に密着させることができる。
図8に示すように、第2コイル配置面14では、巻き始端C2aを起点として、被覆導線30が、第2支持突部15b,15a,15cの下面を通り、時計方向へ巻かれて第1周回部39が形成される。巻き始端C2aで、被覆導線30が、第2支持突部15bの角部15dと第2コイル配置面14に密着しているため、第1周回部39で、被覆導線30を第2コイル配置面14に密着させて巻くことができる。
第2コイルC2の多重巻き構造の巻き工程は、第1コイルC1と同様である。図9に示すように、多重巻き構造の第2コイルC2が巻かれた後に、巻き終端C2bから延びる被覆導線30の終端延長部37が、レンズ保持部材10の下面10aに設けられた第2巻き突部18に巻かれて、巻き端部38が形成される。
実施の形態では、連続する単一の被覆導線30で、第1コイルC1と中継部Rと第2コイルC2を連続して形成することができるため、第1コイルと第2コイルを中継する別の導体を設けることが不要であり、また被覆導線と中継用の導体との半田付け作業も不要である。
中継部Rを構成する被覆導線30は、中継側面17の溝部25の内部に収められているため、中継部Rがレンズ保持部材10の中継側面17から外側へ露出することがなく、組立作業中などに被覆導線30が損傷を受けにくい。
レンズ保持部材10の外側から見たときに、第1コイルC1と第2コイルC2が、共に時計方向に巻かれているため、自動線巻き装置を使用して、レンズ保持部材10の姿勢を上下に入れ代えることなく、第1コイルC1と第2コイルC2を、同じ時計方向の巻き工程で形成することができる。
第1コイルC1と第2コイルC2とが、共に時計方向巻きで巻かれる結果、第1コイルC1の巻き終端C1bと第2コイルC2の巻き始端C2aが、第1支持突部13a,13b,13cと第2支持突部15a,15b,15cの光軸方向における中央部を基準として同じ第1の方向(Z1方向)側に位置することになる。
そこで、案内掛止部26aを、第1コイルC1の巻き終端C1bよりも第2の方向(Z2方向)側に配置することで、第1コイルC1を弛みなく巻くことができる。同様に、案内掛止部26aを、第2コイルC2の巻き始端C2aよりも第2の方向(Z2方向)側に配置することで、第2コイルC2を巻くときに、被覆導線30を第2支持突部15a,15b,15cの周囲に密着させて巻くことができる。
また、第1コイル配置面12に第1案内凹部21が形成され、第2コイル配置面14に第2案内凹部24が形成されているため、第1コイルC1の第1周回部33を第1コイル配置面12に密着させることができ、第2コイルC2の第1周回部39を第2コイル配置面14に密着させることができる。
図2に示すように、第1コイルC1と第2コイルC2が装着されたレンズ保持部材10は、下部板ばね5と上部板ばね6とで上下から支持される。このとき、図4に示す第1巻き突部16に巻かれた被覆導線30の巻き端部31が、2つに分割されている下部板ばね5の一方に半田付けされ、図9に示す第2巻き突部18に巻かれた被覆導線30の巻き端部38が、他方の下部板ばね5に半田付けされる。したがって、巻き端部31および巻き端部38において、被覆導線30の表面に施されている絶縁性の被覆は剥がされている。
図2に示すように、支持基台2には複数の接地用端子部8と図示しない一対の給電用端子部が埋設されており、それぞれの給電用端子部が、下部板ばね5に個別に導通している。給電用端子部と下部板ばね5を介して、第1コイルC1と第2コイルC2に通電することができる。なお、図1に示すように、接地用端子部8にカバー3が溶接等によって固定されている。
図6に示すように、レンズ駆動装置1では、第1コイルC1に第1磁石M1が離間して対向し、第2コイルC2に第2磁石M2が離間して対向する。
第1磁石M1と第2磁石M2は、コイルとの対向面においてZ1側とZ2側で磁極が相違している。そして、第1磁石M1と第2磁石M2とでは、コイル対向面においてZ1側が同じ磁極(例えばN極)に着磁され、Z2側が同じ磁極(例えばS極)に着磁されている。
前述のように、第1コイルC1と第2コイルC2は、レンズ保持部材10の外側から見たときに共に時計方向に巻かれている。そのため、第1コイルC1と第2コイルC2に与える駆動電流と、磁石M1,M2の磁力とで、X1側とX2側でレンズ保持部材10にZ1方向とZ2方向において、同じ向きの駆動力を発生させることができる。レンズ駆動装置1では、レンズ保持部材10をZ1−Z2方向へ動作させることで、Z1側に位置する撮像素子に与えられる光学像を合焦させることができる。
図6に示すように、第1磁石M1と第2磁石M2とで、コイル対向面においてZ1側が同じ磁極(例えばN極)に着磁され、Z2側が同じ磁極(例えばS極)に着磁されている。そのため、対向する磁石M1,M2どうしで、Z1側とZ2側で磁力が反発することになり、第1磁石M1で形成される磁束経路F1と第2磁石M2で形成される磁束経路F2を独立させやすくなる。また、第1磁石M1と第2磁石M2との間での磁束の吸引による、磁石どうしの干渉を低減できるようになる。
実施の形態のレンズ駆動装置1では、コイルC1、C2と、磁石M1,M2がX1−X2方向に対向しているため、図10に示すように、複数のレンズ駆動装置1を並べて同じ基板に実装して使用することに適している。
複数のレンズ駆動装置1において、磁石M1,M2をX方向に対向させることで、Y方向に並んでいる隣りのレンズ駆動装置1に磁石M1,M2の磁力の影響が及ぶのを防止できる。
また、図10に示すように、被覆導線30の中継部Rを、隣りのレンズ駆動装置1から離れる側に配置することで、中継部Rを構成する被覆導線30が隣りのレンズ駆動装置1の磁石M1,M2からの影響を受けることを避けることができる。
また、実施の形態のレンズ駆動装置1の隣に、レンズ保持部材を光軸方向と交差する方向へ駆動可能な振れ補正機能を備えた別のレンズ駆動装置がY方向に並んで設けられていてもよい。この場合においても、レンズ駆動装置1の被覆導線30からなる中継部Rは、隣の振れ補正機能付きのレンズ駆動装置から離れた側に配置することが好ましい。このように配置することで、中継部Rを構成する被覆導線30が、隣に位置する別のレンズ駆動装置に設けられた磁石などからの影響を受けにくいものとすることができる。
なお、前述した本発明の実施の形態においては、中継部Rが接して掛け止めされる案内掛止部26aを、長さ寸法Lを有してX1−X2方向に長く延在するものとしたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、中継部Rと点接触するような円柱状の突起が、中継側面17から外側(Y2方向)に突出して形成され、この突起を案内掛止部としてもよい。この場合において、突起の数は、中継側面17のX1−X2方向における中央部に一つとしてもよいが、第1コイル配置面12寄り(X1側)に位置する突起と第2コイル配置面14寄り(X2側)に位置する突起とを含む複数とするのが好ましい。このように、案内掛止部26aを中継側面17に突出させた突起によって構成する場合には、中継側面17に溝部25を形成しなくてもよい。
また、前述した本発明の実施の形態においては、案内掛止部26aを光軸方向(Z1−Z2方向)と直交する平面で構成されるものとしたが、本発明はこれに限られず、X−Y平面に対して傾斜する面で構成されていてもよい。
さらに、溝部25の内壁面26を光軸方向に上下するような波状の曲面で形成し、この曲面の一部(山部)を、中継部Rが接して掛る案内掛止部としてもよい。
また、前述した本発明の実施の形態では、第1コイルC1と第2コイルC2とが、いずれも被覆導線30を時計方向巻きで巻いたものとしたが、第1コイルC1と第2コイルC2とを、共に反時計方向巻きで被覆導線30が巻かれたものとしてもよい。なお、この場合には、第1支持突部13a,13b,13cと第2支持突部15a,15b,15cの光軸方向における中央部を基準として、Z2方向が第1の方向で、これとは逆のZ1方向が第2の方向となる。
C1 第1コイル
C1a 巻き始端
C1b 巻き終端
C2 第2コイル
C2a 巻き始端
C2b 巻き終端
M1 第1磁石
M2 第2磁石
O 光軸
R 中継部
1 レンズ駆動装置
2 支持基台
3 カバー
4 上部枠体
5 下部板ばね(支持部材)
6 上部板ばね(支持部材)
10 レンズ保持部材
12 第1コイル配置面
13a,13b,13c 第1支持突部
14 第2コイル配置面
15a,15b,15c 第2支持突部
16 第1巻き突部(巻き突部)
17 中継側面
18 第2巻き突部
21 第1案内凹部
22 掛止凹部
23 掛止突部
24 第2案内凹部
25 溝部
26a 案内掛止部
30 被覆導線

Claims (7)

  1. レンズ体を保持可能なレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を前記レンズ体の光軸方向へ移動自在に支持する支持部材と、前記レンズ保持部材に設けられたコイルと、前記コイルに離間して対向する磁石と、が設けられたレンズ駆動装置において、
    前記レンズ保持部材の、光軸を挟んで対向する2つの外面の一方が第1コイル配置面で、他方が第2コイル配置面とされ、前記第1コイル配置面に第1支持突部が、前記第2コイル配置面に第2支持突部がそれぞれ形成されて、前記第1支持突部の周囲に導線が巻かれて第1コイルが装着され、前記第2支持突部の周囲に導線が巻かれて第2コイルが装着されており、
    前記第1コイルが、巻き始端および巻き終端を有し、前記第2コイルが、巻き始端および巻き終端を有し、前記第1コイルの巻き終端と前記第2コイルの巻き始端との間に中継部が位置して、前記第1コイルと前記第2コイル、および前記中継部が、連続する導線で形成され、第1コイルと前記第2コイルとが直列に接続され、
    前記中継部が、前記レンズ保持部材において前記第1コイル配置面と前記第2コイル配置面との間に位置する中継側面に沿うように延在し、前記中継側面に、前記中継部が掛る案内掛止部が設けられて、前記導線が前記中継部を経て前記第2支持突部に当たる位置が前記第2コイルの巻き始端となっており、
    前記レンズ保持部材は、前記光軸に沿う方向において、前記第2支持突部を基準として前記第2コイルの巻き始端が位置する方向が第1の方向で、前記第1の方向と逆向きが第2の方向であり、
    前記案内掛止部は、前記第2コイルの巻き始端よりも第2の方向に位置し、前記第2コイル配置面には、前記中継部から前記第2コイルへと延びる前記導線を通す案内凹部が、前記第2コイルの巻き始端まで延びており、前記案内凹部は前記第2コイル配置面から窪んで形成されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記中継側面に、前記導線が内部を通る溝部が形成され、前記溝部の内壁の少なくとも一部に前記案内掛止部が設けられている請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記案内凹部は、前記第2コイル配置面と前記中継側面との境界角部から前記第2コイルの巻き始端まで延びている請求項1または2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記レンズ保持部材に、前記導線が巻かれる巻き突部が設けられており、前記第1コイル配置面には、前記巻き突部から延びる前記導線を、前記第1支持突部に当たる前記第1コイルの巻き始端まで導く他の案内凹部が形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記案内掛止部は、前記第1コイルの巻き終端よりも第2の方向に位置している請求項1ないし4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記第1コイル配置面と前記中継側面との境界角部に、前記第1コイルの巻き終端から延びる前記導線を第1の方向側から支持する掛止突部が形成されている請求項5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記第1コイルと前記第2コイルの巻き方向が同じである請求項1ないし6のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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