JP6712014B2 - 水溶性エラスチン - Google Patents

水溶性エラスチン Download PDF

Info

Publication number
JP6712014B2
JP6712014B2 JP2017247823A JP2017247823A JP6712014B2 JP 6712014 B2 JP6712014 B2 JP 6712014B2 JP 2017247823 A JP2017247823 A JP 2017247823A JP 2017247823 A JP2017247823 A JP 2017247823A JP 6712014 B2 JP6712014 B2 JP 6712014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
elastin
less
soluble elastin
molecular weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017247823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019112357A (ja
Inventor
衣織 前田
衣織 前田
照男 鎌田
照男 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
E&C HEALTH CARE INC.
Kyushu Institute of Technology NUC
Original Assignee
E&C HEALTH CARE INC.
Kyushu Institute of Technology NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by E&C HEALTH CARE INC., Kyushu Institute of Technology NUC filed Critical E&C HEALTH CARE INC.
Priority to JP2017247823A priority Critical patent/JP6712014B2/ja
Priority to CN201811517049.9A priority patent/CN109957004A/zh
Publication of JP2019112357A publication Critical patent/JP2019112357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6712014B2 publication Critical patent/JP6712014B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/78Connective tissue peptides, e.g. collagen, elastin, laminin, fibronectin, vitronectin, cold insoluble globulin [CIG]

Description

本発明は、動物性生体組織由来のエラスチンに関する。
エラスチンは、動物、例えば哺乳動物の靭帯や血管壁等の組織中に存在するタンパク質であり、皮膚に弾力を与える効果や、保水効果を有することから、健康食品や、化粧品での利用が進んでいる。特許文献1には、動物性生体組織から水溶性エラスチンを得る具体例が記載されている。
特許第4078431号公報
エラスチンには、アンジオテンシン変換酵素(以下、「ACE」とも言う)の活性を阻害する作用がある。ACEとは、血圧の上昇に寄与する酵素であり、ACEの活性を阻害できれば、血圧の上昇を抑制可能である。また、エラスチンは、コアセルベーション能を有し、自己集合によって物質を包含することができることから、ドラッグデリバリーシステム等への利用が期待される。そして、ACEの活性の阻害作用は低分子のエラスチンで高く、コアセルベーション能は高分子のエラスチンで高くなることが知られている。
ここで、動物性生体組織から得られた水溶性エラスチンは、それを得る際になされた処理に応じて、分子量の範囲が決定される。例えば、特許文献1に記載の水溶性エラスチンの製造方法では、得られる水溶性エラスチンの分子量が1〜3万である。そのため、一の水溶性エラスチンは、高分子のエラスチン特有の性質及び低分子のエラスチン特有の性質を併せ持つことはできないと考えられていた。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、ACEの活性を安定的に阻害すると共に、高いコアセルベーション能を有する水溶性エラスチンを提供することを目的とする。
前記目的に沿う発明に係る水溶性エラスチンは、動物性生体組織由来の水溶性エラスチンにおいて、質量比で、分子量が1万以下の割合が40%以上70%以下であり、分子量が1万を超え3万以下の割合が10%以上30%以下であり、分子量が3万を超え30万以下の割合が10%以上40%以下である。
発明に係る水溶性エラスチンは、デスモシン及びイソデスモシンのモル比が0.4%を超え0.8%以下であるのが好ましい。
発明に係る水溶性エラスチンは、該水溶性エラスチンを、カットオフ値が30,000の30kフィルタで遠心分離して得た濃縮液、及び、該30kフィルタを透過した濾液を、カットオフ値が10,000の10kフィルタで遠心分離して得た濃縮液それぞれのデスモシン及びイソデスモシンのモル比は、遠心分離を行っていない該水溶性エラスチンのデスモシン及びイソデスモシンのモル比より大きいのが好ましい。
発明に係る水溶性エラスチンは、該水溶性エラスチンを、カットオフ値が30,000の30kフィルタで遠心分離して得た濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比は、該30kフィルタを透過した濾液を、カットオフ値が10,000の10kフィルタで遠心分離して得た濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比より小さいのが好ましい。
発明に係る水溶性エラスチンの製造方法は、動物性生体組織をアルカリ性溶液で溶解してエラスチン溶解溶液を得る溶解工程と、前記エラスチン溶解溶液を中和する中和工程と、中和された前記エラスチン溶解溶液を精密濾過膜(MF膜)、限外濾過膜(UF膜)及びナノ濾過膜(NF膜)のいずれか1で濾過する脱塩工程とを有し、前記エラスチン溶解溶液を、中和処理の前から脱塩処理が完了するまでコアセルベーションを抑制する温度に保つ。
発明に係る水溶性エラスチンは、分子量分布がブロードである(広い)ため、ACEの活性を安定的に阻害すると共に、高いコアセルベーション能を有する
(A)、(B)は、それぞれ試料No.1及び試料No.11の分子量分布を示すグラフである。 水溶性エラスチンにおけるACEの活性阻害率の計測結果を示すグラフである。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
本発明の一実施の形態に係る水溶性エラスチンの製造方法は、動物性生体組織(本実施の形態では豚の大動脈血管)をアルカリ性溶液で溶解してエラスチン溶解溶液を得る溶解工程と、エラスチン溶解溶液を中和する中和工程と、中和されたエラスチン溶解溶液を精密濾過膜(MF膜)、限外濾過膜(UF膜)及びナノ濾過膜(NF膜)の少なくとも1で濾過して脱塩する脱塩工程とを有して、水溶性エラスチンを製造する。
動物性生体組織としては、例えば、豚の大動脈血管以外に、豚の項靭帯、牛の項靭帯、牛の大動脈血管、もしくは、魚の動脈球を用いることができるが、これに限定されない。
動物性生体組織は、エラスチンの含有率が低い脂肪部分等が取り除かれた後、希アルカリによりエラスチン以外の成分を除去する除去工程を経た後、溶解工程で、アルカリ性溶液に浸漬される。本実施の形態では、アルカリ性溶液として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、及び、水酸化バリウムの少なくとも1を含有し、アルカリ化合物の濃度が0.05〜0.5N(好ましくは、0.1〜0.3N)の溶液を採用している。除去工程は、コラーゲン等を除去して、最終的に得る水溶性エラスチンにおけるエラスチン(デスモシン/イソデスモシン)の純度を高めるための工程であるが、この工程を省略することも可能である。
動物性生体組織が浸漬されたアルカリ性溶液は、加熱され、動物性生体組織が溶解するまで、80〜105℃、好ましくは、90〜100℃の範囲で温度が保たれる。
そして、動物性生体組織の全てが、溶解することによって、エラスチンを含有するエラスチン溶解溶液(動物性生体組織が溶解した溶液)が得られる。
次に、エラスチン溶解溶液に塩酸等を投入してエラスチン溶解溶液を中和し(中和工程)、その後、ナノ濾過膜(NF膜)による濾過によって脱塩し(脱塩工程)、水溶性エラスチンを得る。
本実施の形態では、中和処理を行う前から脱塩処理が完了するまで、エラスチン溶解溶液を冷却し35℃以下(好ましくは30℃以下、より好ましくは20℃以下)の温度に保つ。エラスチンは高温(例えば、40℃以上)でコアセルベーションが促進されるため、エラスチン溶解溶液を30℃以下に保つことで、コアセルベーションを抑制することができる。コアセルベーションが生じると、エラスチンが固形物となり、水溶性エラスチンを得るまでの種々の処理で取り除かれるため、冷却は収率の向上のために有効である。
上述した製造方法によって得られた水溶性エラスチン(本発明の一実施の形態に係る動物性生体組織由来の水溶性エラスチン)について、ゲル濾過クロマトグラフィーによる分子量分布の計測を行ったところ、質量比で、分子量が1万以下の割合が40%以上70%以下であり、分子量が1万を超え3万以下の割合が10%以上30%以下であり、分子量が3万を超え30万以下の割合が10%以上40%以下であった。そして、当該水溶性エラスチンは、ACEの活性を安定的に阻害可能で、高いコアセルベーション能を有することが確認された。
また、アミノ酸分析によって、当該水溶性エラスチンは、デスモシン及びイソデスモシンのモル比が0.4%を超え0.8%以下であり、エラスチンの含有量が多いことが確認された。更に、当該水溶性エラスチンを、カットオフ値が30,000のフィルタ(以下、「30kフィルタ」とも言う)で遠心分離して得た濃縮液、及び、30kフィルタを透過した濾液を、カットオフ値が10,000のフィルタ(以下、「10kフィルタ」とも言う)で遠心分離して得た濃縮液それぞれのデスモシン及びイソデスモシンのモル比は、遠心分離を行っていない(遠心分離不実施)の当該水溶性エラスチンのデスモシン及びイソデスモシンのモル比より大きいこと、並びに、30kフィルタで遠心分離して得た濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比は、30kフィルタを透過した濾液を、10kフィルタで遠心分離して得た濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比より小さいことが確認された。
次に、豚の大動脈血管を基にして得た水溶性エラスチンの分子量分布を質量比で示す。
Figure 0006712014
表1において、試料No.1〜10は、上述した本特許の製造方法によって得られた水溶性エラスチン(本発明に係る水溶性エラスチン)であり、アルカリ性溶液に水酸化ナトリウムを使用し、NTR−7410(ナノ濾過膜)を用いた濾過によって脱塩を行った。これに対し、試料No.11の水溶性エラスチンは、アルカリ性溶液に水酸化ナトリウムを用いた点で試料No.1〜10と共通するが、透析膜Spectra/Por(登録商標)3,500cutによる透析によって脱塩した点で試料No.1〜10の水溶性エラスチンとは相違する。
なお、表1の分子量分布において、「〜1万」は1万以下を意味し、「1万〜3万」は1万を超え3万以下を意味し、「3万〜30万」は3万を超え30万以下を意味する。
試料No.1〜10は全て、1万以下の分子量の割合が40%以上70%以下、1万を超え3万以下の分子量の割合が10%以上30%以下、3万を超え30万以下の分子量の割合が10%以上40%以下であった。これに対し、試料No.11は、1万以下の分子量の割合が40%未満であり、試料No.1〜10に比べ、分子量1万未満の低分子の含有率が少なかった。
試料No.1及びNo.11の分子量分布を図1(A)、(B)にそれぞれグラフで示す。
分子量分布を計測したゲル濾過クロマトグラフィーの実験条件を以下に示す。
カラム:TSKgel(登録商標) G2000SWXL
流速:0.2ml/min
溶離液:50mM リン酸緩衝液 + 0.3M NaCl
波長:220nm
注入量:60μL
また、試料No.1〜10と同じ製造方法によって豚の大動脈血管から得た水溶性エラスチン(以下、「試料No.12」とも言う)をカットオフ値が30,000の30kフィルタ及びカットオフ値が10,000の10kフィルタで順に分画した各サンプルに対しアミノ酸分析を計測した実験について記載する。
試料No.12の分画のために用いたユニット及びフィルタを以下に示す。
遠心式フィルタユニット:Centricon(登録商標) Plus−70
30kフィルタ:Centricon(登録商標)30k
10kフィルタ:Centricon(登録商標)10k
本実験では、まず、30kフィルタを装着した遠心式フィルタユニットで試料No.12を遠心分離して濃縮液(以下、「30k濃縮液」とも言う)及び濾液を得、次に、その濾液を、10kフィルタを装着した遠心式フィルタユニットで遠心分離して濃縮液(以下、「10k濃縮液」とも言う)及び濾液(以下、「10k濾液」とも言う)を得た。なお、30kフィルタ及び10kフィルタは使用前に超純水による洗浄を行った。そして、30k濃縮液、10k濃縮液及び10k濾液それぞれを、高速アミノ酸分析計(L−8900)によってアミノ酸分析した。アミノ酸分析結果を表2に示す。
Figure 0006712014
表2において、Desはデスモシン、Ideはイソデシモシン、Glyはグリシン、Alaはアラニン、Valはバリン、Proはプロリン、Aspはアスパラギン酸、Asnはアスパラギン、Gluはグルタミン酸、Glnはグルタミン、Lysはリシン、Hisはヒスチジン、Argはアルギニンをそれぞれ意味し、「全体」は遠心分離を行っていない試料No.12を意味する。
表2に示す結果より、全体に対するデスモシン及びイソデスモシンのモル比が0.404%、即ち、0.4%を超え0.8%以下であること、10k濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.683%)及び30k濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.643%)が共に、全体に対するデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.404%)より大きいことが確認できる。
そして、10k濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.683%)及び30k濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.643%)が共に、遠心分離不実施の試料No.12のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.404%)より大きいこと、並びに、30k濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.643%)が10k濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比(0.683%)より小さいことが確認できる。
また、水溶性エラスチンについて、ACEの活性阻害率を実験により計測した。
計測対象物は、1)試料No.11と同じ製造方法によって豚の大動脈血管から得た水溶性エラスチン(以下、「比較例1」と言う)、2)比較例1をエラスターゼによる酵素分解で低分子化した水溶性エラスチン(以下、「比較例2」と言う)、3)試料No.1〜10と同じ製造方法によって豚の大動脈血管から得た水溶性エラスチン(以下、「実施例」)である。計測結果を、図2に示す。
比較例1、2及び実施例のACEの活性阻害率はそれぞれ、8.4%、48.0%、41.5%であった。なお、ACEの活性阻害率は次のようにして求めた。即ち、エラスチンを加えなかった状態でのACEの活性を100として、比較例1、2又は実施例をACEに加えた際のACEの活性がXであれば、ACEの活性阻害率=100−X%、とした。
比較例1、2のACEの活性阻害率の計測結果より、エラスチンを低分子化することによって、ACEの活性阻害率が高くなることが確認された。この点、エラスチンは人体に取り込まれると時間の経過により分解されて低分子化されることが知られており、実施例に含まれる高分子のエラスチンは時間の経過によって低分子となり、ACEの活性を安定的に阻害できるようになると考えられる。
比較例1、2及び実施例の計測結果より、ACEの活性阻害率の差は、比較例1と比較例2の差が39.6%(=48.0−8.4%)と大きかったのに対し、実施例と比較例2との差は6.5%(=48.0−41.5%)と小さかった。よって、実施例は低分子化せず、上述した高分子量の分布の割合(即ち、分子量が1万以下の割合が40%以上70%以下であり、分子量が1万を超え3万以下の割合が10%以上30%以下であり、分子量が3万を超え30万以下の割合が10%以上40%以下である割合)を確保しながらACEの活性を安定的に阻害できることが確認できた。これは、実施例に含まれる、特に、分子量が1万以下の低分子のエラスチンが作用しているためであると考察される。
そして、高分子のエラスチンが体内で時間の経過により低分子となってACEの活性阻害能が高くなることを考慮すると、実施例は高分子のエラスチンとの相乗効果が有効に発揮され、人体に摂取されることで、ACEの活性を安定的に阻害する作用を継続可能であると考えられる。よって、実施例は血圧の上昇抑制剤として有効である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、動物性生体組織をアルカリ性溶液ではなく、酸性溶液や分解酵素によって溶解して、発明に係る水溶性エラスチンを得るようにしてもよい。

Claims (4)

  1. 動物性生体組織由来の水溶性エラスチンにおいて、質量比で、分子量が1万以下の割合が40%以上70%以下であり、分子量が1万を超え3万以下の割合が10%以上30%以下であり、分子量が3万を超え30万以下の割合が10%以上40%以下であることを特徴とする水溶性エラスチン。
  2. 請求項1記載の水溶性エラスチンにおいて、デスモシン及びイソデスモシンのモル比が0.4%を超え0.8%以下であることを特徴とする水溶性エラスチン。
  3. 請求項1又は2記載の水溶性エラスチンにおいて、該水溶性エラスチンを、カットオフ値が30,000の30kフィルタで遠心分離して得た濃縮液、及び、該30kフィルタを透過した濾液を、カットオフ値が10,000の10kフィルタで遠心分離して得た濃縮液それぞれのデスモシン及びイソデスモシンのモル比は、遠心分離を行っていない該水溶性エラスチンのデスモシン及びイソデスモシンのモル比より大きいことを特徴とする水溶性エラスチン。
  4. 請求項1又は2記載の水溶性エラスチンにおいて、該水溶性エラスチンを、カットオフ値が30,000の30kフィルタで遠心分離して得た濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比は、該30kフィルタを透過した濾液を、カットオフ値が10,000の10kフィルタで遠心分離して得た濃縮液のデスモシン及びイソデスモシンのモル比より小さいことを特徴とする水溶性エラスチン。
JP2017247823A 2017-12-25 2017-12-25 水溶性エラスチン Active JP6712014B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247823A JP6712014B2 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 水溶性エラスチン
CN201811517049.9A CN109957004A (zh) 2017-12-25 2018-12-12 水溶性弹性蛋白及其制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017247823A JP6712014B2 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 水溶性エラスチン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019112357A JP2019112357A (ja) 2019-07-11
JP6712014B2 true JP6712014B2 (ja) 2020-06-17

Family

ID=67023292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017247823A Active JP6712014B2 (ja) 2017-12-25 2017-12-25 水溶性エラスチン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6712014B2 (ja)
CN (1) CN109957004A (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630616B2 (ja) * 1988-08-24 1994-04-27 株式会社ニッピ 水溶性エラスチンの製法及びコラーゲンとエラスチンを含む成型用組成物
WO2006046626A1 (ja) * 2004-10-29 2006-05-04 Kyushu Institute Of Technology 水溶性エラスチンとその製造方法及びそれを含む食品と医薬
JP2007045722A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Kyushu Institute Of Technology 水溶性エラスチンとそれを含む食品及び医薬
JP2009219422A (ja) * 2008-03-15 2009-10-01 Torigoe Flour Milling Co Ltd 水溶性エラスチン混合物とその製造方法並びにそれを含む機能性食品
CN102906109B (zh) * 2010-02-19 2014-09-24 国立大学法人九州工业大学 化学修饰水溶性弹性蛋白、化学修饰水溶性弹性蛋白与胶原的混合凝胶以及它们的制造方法
JP6083085B2 (ja) * 2010-09-08 2017-02-22 国立大学法人九州工業大学 アンジオテンシン変換酵素阻害剤およびその用途
JP6251862B2 (ja) * 2013-03-19 2017-12-27 国立大学法人高知大学 Ace阻害剤

Also Published As

Publication number Publication date
CN109957004A (zh) 2019-07-02
JP2019112357A (ja) 2019-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Iber et al. The plasma amino acids in patients with liver failure
FR2715405A1 (fr) Procédé pour l'élimination des prions dans des collagènes et collagènes ainsi obtenus.
US7851441B2 (en) Water-soluble elastin, process for producing same, and food and medicine containing same
CN104710511B (zh) 一种源于带鱼鱼肉蛋白的铁螯合肽及其制备方法和用途
JP6650861B2 (ja) 傷口の癒合、コラーゲン増殖、血管新生、免疫細胞の活性化を促進し、また傷口の感染を減少させることができるペプチド及びその応用
FR2501692A1 (fr) Nouveau produit d'erythropoietine et procede pour sa preparation
EP3412683B1 (en) Methods for extracting keratin proteins
CN1749275A (zh) 水解鱼皮胶原蛋白的加工方法
JP2018502203A (ja) キチン、加水分解物、及び昆虫を酵素加水分解して1つ以上の所望の産物を生産する方法
US10995124B2 (en) Chitin, hydrolysate and production of at least one desired product from insects by means of enzymatic hydrolysis, comprising a combination of steps performed prior to the enzymatic hydrolysis
JP2015042688A (ja) 血管改善剤
JP2007151453A (ja) エラスチン高含有可溶性ペプチドおよびその製造方法
KR100679712B1 (ko) 불가사리로부터 콜라겐을 제조하는 방법
JP6712014B2 (ja) 水溶性エラスチン
RU2366294C1 (ru) Способ получения биологически активной добавки "мобелиз" и полученная этим способом бад "мобелиз"
CN102516358A (zh) 源于鱼鳞胶原蛋白的血管紧张素ⅰ转换酶抑制剂及其应用
CN104945501A (zh) 一种带鱼鱼骨铁螯合胶原肽
JP2005343851A (ja) 魚類由来のペプチド及びその製造方法
JP2009219422A (ja) 水溶性エラスチン混合物とその製造方法並びにそれを含む機能性食品
JP2007045722A (ja) 水溶性エラスチンとそれを含む食品及び医薬
JP5872763B2 (ja) 白内障予防食品
TWI617315B (zh) 具有護骨功效之鱸魚萃取物
KR20190142826A (ko) 뱀독의 독성 성분이 분리된 분리정제뱀독의 제조방법
JP3418278B2 (ja) 低芳香族アミノ酸含量のペプチド混合物の製造法
JP2006160647A (ja) 平膜孔拡散法による分離で作製されたウナギ由来のアミノ酸及びペプチド含有化粧品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190925

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190925

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20191010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6712014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250