JP6711096B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、およびこれらの装置の機能を備えたデジタル複合機等の画像形成装置に関する。
電子複写機装置やレーザプリンタ装置等の画像形成装置においては、帯電装置、転写装置、現像装置等が内蔵されている。これらの装置を動作させる際には、高圧電源装置の出力が用いられている。画像形成装置の制御装置では、この高圧電源装置の出力電圧を調整しながら画像形成処理を行っている。また、複数色で構成されたカラー画像を形成するためのカラー画像形成装置においては、各色、すなわちC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)のそれぞれの画像を形成するために、各色に対応した複数の帯電装置、転写装置、現像装置等が設けられている。
安全上、高圧電源装置には異常時に出力を停止させる保護回路を設けており、負荷である帯電装置、現像装置、転写装置等の異常状態を検出すると、異常検出信号を出力する構成になっている(特許文献1)。そして、カラー画像形成装置の高圧電源装置は各色に対応した複数の出力を有するので各出力に対し、それぞれ異常検出回路を設け保護動作を作動させる構成となっている。
しかし、このような各色に対応した複数の異常検出回路を有する高圧電源装置では、部品数が多く、基板サイズが大きいため、コストが高いという問題がある。そこで、この問題を解決するため、複数の負荷20,30に対してそれぞれ高電圧を印加する複数の高圧出力部(電圧変換部22+昇圧部23、電圧変換部32+昇圧部33)と、高圧出力部毎に設けられたエラー検出電圧発生部(ダイオード24、ダイオード34、ツェナーダイオード25)と、前記エラー検出電圧発生部からの電圧に基づき、前記複数の高圧出力部の出力を停止させる単一の保護回路50(異常検出部51)とを有する高圧電源装置が提案された(特許文献2)。
この高圧電源装置によれば、複数の高圧出力部のどれか1つの出力電圧が異常(所定の閾値以上)になったことに伴い、高圧出力部毎に設けられたエラー検出電圧発生部がエラー検出電圧を出力し、このエラー検出電圧に基づいて、保護回路(異常検出部)が全ての高圧出力部の動作を停止させる。
しかし、特許文献2に記載された高圧電源装置では、どれか1つの高圧出力部の出力電圧の異常により、どれか1つのエラー検出電圧発生部から出力されるエラー検出電圧に基づいて、全ての高圧出力部の出力を停止させるため、どの負荷にエラー(異常)が発生したのかを特定できないという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数の負荷と、前記複数の負荷に対してそれぞれ高電圧を印加する複数の高圧出力部と、前記高圧出力部毎の出力電圧の異常により前記高圧出力部毎に出力されるエラー検出信号に基づいてエラー信号を出力する、前記高圧出力部の数より少ない数のエラー検出部とを有する画像形成装置において、どの負荷にエラーが発生したかを特定できるようにすることである。
本発明に係る画像形成装置は、複数の負荷と、前記複数の負荷に対してそれぞれ高電圧を印加する複数の高圧出力部と、前記高圧出力部毎の出力電圧の異常により前記高圧出力部毎に出力されるエラー検出信号に基づいてエラー信号を出力する、前記高圧出力部の数より少ない数のエラー検出部と、前記複数の高圧出力部を順番に動作させる出力制御部と、前記エラー信号が出力されているときに動作している高圧出力部に対応する負荷にエラーが発生したと判断するエラー箇所特定部と、各負荷の走行距離を保存する走行距離保存部と、各負荷のエラーの発生回数を保存するエラー情報保存部と、前記エラー箇所特定部により特定された負荷のエラー処理を実行するエラー処理部と、を有し、前記エラー処理部は、前記エラー箇所特定部が負荷のエラーを特定したとき、エラー処理を実行し、前記出力制御部は、走行距離の長い負荷に対応する高圧出力部から順に動作させる第1の機能、及びエラーの発生回数の多い負荷に対応する高圧出力部から順に動作させる第2の機能を有し、上記第1の機能と前記第2の機能により最初に動作させる高圧出力部が異なる場合、予め定められた前記第1の機能又は前記第2の機能の優先順位に従って最初に動作させる高圧出力部を決定する画像形成装置である。
本発明によれば、複数の負荷と、前記複数の負荷に対してそれぞれ高電圧を印加する複数の高圧出力部と、前記高圧出力部毎の出力電圧の異常により前記高圧出力部毎に出力されるエラー検出信号に基づいてエラー信号を出力する、前記高圧出力部の数より少ない数のエラー検出部とを有する画像形成装置において、どの負荷にエラーが発生したかを特定できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を正面左側から見た様子を示す概要図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る高圧電源ユニットにおける従来のエラー処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る高圧電源ユニットにおける新規なエラー処理の第1の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る高圧電源ユニットにおける新規なエラー処理の第2の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る高圧電源ユニットにおける新規なエラー処理の第7の例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
〈画像形成装置の全体構成〉
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を正面左側から見た様子を示す概要図である。まず、図1を用いて、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100の全体構成について説明する。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置100は、給紙カセット101と、給紙ローラ102と、搬送路103と、中間転写ベルト104と、現像ユニット105K、105M、105C、105Yと、1次転写ローラ109と、テンションローラ110と、駆動ローラ111と、2次転写ローラ112と、定着器113と、レーザーユニット114と、制御部115と、演算処理部(CPU)116と、電源117と、温度・湿度検知部118と、高圧電源ユニット119を備えている。
給紙カセット101は、印刷する前の用紙を積載する。給紙ローラ102は、給紙カセット101に積載された用紙を最も上にあるものから順に搬送路103へ給紙する。一枚ずつ分離されて給紙された用紙は、中間転写ベルト104上の画像が転写されるタイミングに合わせて2次転写ローラ112に搬送される。中間転写ベルト104は、駆動ローラ111と、テンションローラ110とに巻回されたベルトである。中間転写ベルト104は、駆動ローラ111によって駆動され、テンションローラ110によってたるみが防止される。
画像形成装置100は、中間転写ベルト104に沿って補色関係にある各色の現像ユニット105K、105M、105C、105Yが並べられた構成を備える、いわゆる、タンデムタイプといわれるものである。Kはブラック、Mはマゼンタ、Cはシアン、Yはイエローを示し、各現像ユニット105K、105M、105C、105Yは、それぞれの色のトナーによるトナー画像を担持可能な感光体106K、106M、106C、106Y、感光体を帯電させるための帯電ローラ107K、107M、107C、107Y、感光体にトナーを移動させるための現像ローラ108K、108M、108C、108Yを備えている。
中間転写ベルト104は反時計回りに回転し、回転方向の上流側から順に、複数の現像ユニット105K、105M、105C、105Yが配列されている。これら複数の現像ユニット105K、105M、105C、105Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。以下の説明では、全ての現像ユニット、または、全ての感光体、帯電ローラ、現像ローラに共通する内容の場合には現像ユニット105、または、感光体106、帯電ローラ107、現像ローラ108と表す。
感光体106、帯電ローラ107、現像ローラ108を含む現像ユニット105は、画像形成装置100において図示しない現像ユニット収容部に対して着脱可能に構成されている。
高圧電源ユニット119は、制御部115から送信される信号に基づき、帯電ローラ107、現像ローラ108、1次転写ローラ109、2次転写ローラ112に画像形成に必要なタイミングで高電圧を印加する。
画像形成に際し、感光体106の外周面は暗中にて一様に帯電される。その後、レーザーユニット114がそれぞれの色の画像に対応したレーザー光を照射して一様に帯電した感光体106の外周面を露光する。これによって静電潜像が形成される。この静電潜像を可視像化することによって感光体106上にそれぞれの色のトナー画像が形成される。本実施形態ではレーザーユニット114を搭載しているが、固体走査ヘッドであるLEDヘッドまたは有機ELヘッドでもよい。
このトナー画像は、感光体106と中間転写ベルト104とが接する位置(1次転写位置)で、1次転写ローラ(109K、109M、109C、109Y)により中間転写ベルト104上に転写される。この転写により、中間転写ベルト104上にトナーによる画像が形成される。
以上のように、現像ユニット105Kでブラックのトナー画像を転写された中間転写ベルト104は、カラー印刷要求がされた場合などは、つぎの現像ユニット105Mに搬送される。現像ユニット105Mでは、現像ユニット105Kでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体106M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が中間転写ベルト104上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
中間転写ベルト104は、さらに次の現像ユニット105C、105Yに搬送され、同様の動作により、感光体106C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体106Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、中間転写ベルト104上に重畳されて転写される。こうして、中間転写ベルト104上にフルカラーの画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された中間転写ベルト104は、2次転写ローラ112の位置まで搬送され、中間転写ベルト104上のフルカラーの画像は、用紙に転写される。
定着器113は、用紙に転写されたトナー画像を熱融着し、トナー画像を用紙に固着させる。
なお画像形成に際して、ブラックのみの印刷(モノクロ印刷)の場合は感光体106M、感光体106C、感光体106Yは、中間転写ベルト104から離間された位置に退避し、前述の画像形成プロセスをブラックの場合のみ行う。
〈画像形成装置の機能構成〉
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。図2を用いて、高圧電源ユニット119と制御部115の入出力関係について説明する。
図示のように、画像形成装置100は、制御部115と、制御部115に接続された高圧電源ユニット119、操作パネル130、およびネットワークI/F(インタフェース)131を備えている。
制御部115に実装されているCPU116は、高圧電源ユニット119にPWM(Pulse Width Modulation)信号である第1〜第4の制御信号を出力する。
高圧電源ユニット119では、第1〜第4の入力処理部121〜124は、CPU116から入力された制御信号を平滑化などの高圧出力部用の信号に処理する。
第1〜第4の高圧出力部125〜128は、第1〜第4の制御信号1〜4のPWMデューティに応じて負荷K、負荷C、負荷M、負荷Yに高電圧を出力(印加)する。負荷とは図1で説明した帯電ローラ107や現像ローラ108のことであり、図2では1種類の負荷(例えば帯電ローラ)のみ図示しており、他の種類の負荷(例えば現像ローラ)についても、制御信号、入力処理部、高圧出力部、エラー検出部を備えている。
ERR1〜4は、負荷にエラー状態(異常状態)が発生した場合、第1〜第4の高圧出力部125〜128から高圧出力部毎に出力される信号である。負荷のエラー状態とは、高圧出力部125〜128から出力された高電圧(出力電圧)が短絡状態や開放状態などになった場合である。ERR1〜4は、本発明に係るエラー検出信号に対応する。
エラー検出部129にはERR1〜4信号が入力される。エラー検出部129ではERR1〜4の論理和演算を行い、演算結果をエラー信号として出力する。すなわち、負荷K、負荷C、負荷M、負荷Yのいずれかがエラー状態(異常状態)であった場合、エラー信号が出力される。
CPU116は、エラー信号を監視しており一定期間エラー状態が継続するとエラー処理を行う。すなわち、例えば、20ms毎にエラー信号をチェックし、10回連続でエラー状態であった場合、画像形成装置の動作を停止するなどのエラー処理を行う。
メモリ120内の走行距離保存部120aは、負荷K、負荷C、負荷M、負荷Yである帯電ローラ、現像ローラなどの回転オン/オフ時間から算出される回転距離、すなわち走行距離を負荷毎に記憶する。走行距離は、負荷の動作に伴い増加する量の1つであり、それを表す情報を保存する走行距離保存部120aは本発明に係る情報保存部の1つである。
メモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bは、高圧電源ユニット119で発生したエラーについて、後述する図4のフローで検出する発生箇所(どの負荷で発生したのか)、発生回数(何回発生したのか)を記憶する。エラー箇所/回数保存部120bは、本発明に係るエラー情報保存部およびエラー状態情報保存部に対応する。エラー発生回数は、負荷の動作に伴い増加する量の1つであり、それを表す情報を保存するエラー箇所/回数保存部120bは本発明に係る情報保存部の1つである。
操作パネル130は、ユーザーが操作するハードキーや、画面表示および操作入力受付のための液晶タッチパネルなどを備えたユーザーI/Fである。ネットワークI/F131は、LANやインターネットなどと接続するための通信手段である。
〈従来のエラー処理〉
図3を用いて、CPU116が実行する従来のエラー処理のフローについて説明する。
この図に示すフローは作像動作中に常に実行するものである。
まず、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Y、負荷M、負荷C、負荷Kへの高電圧の出力を開始させる(ステップS1)。すなわち、CPU116は、第4〜第1の制御信号を負荷Y、負荷M、負荷C、負荷Kに出力したい電圧値に応じたデューティに設定し、高圧電源ユニット119内の第4〜第1の入力処理部124〜121へ出力する。
次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2における判断の結果がYesであった場合、すなわちエラー状態が所定時間継続していた場合、印刷を停止し、ユーザーにエラー状態を通知するエラー処理を行う(ステップS3)。このエラー状態の通知は操作パネル130により行われる。
ステップS2における判断の結果がNoであった場合、すなわちエラー状態が所定時間継続していない場合は、印刷を継続する継続処理を行う(ステップS4)。
〈新規なエラー処理の第1の例〉
図4を用いて、CPU116が実行する新規なエラー処理の第1の例について説明する。
まず、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Yへの高電圧の出力を開始させる(ステップS11)。すなわち、CPU116は、第4の制御信号を負荷Yへ出力したい電圧値に応じたデューティに設定し、高圧電源ユニット119内の第4の入力処理部124へ出力する。このとき、CPU116は、本発明に係る出力制御部として機能する。
次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12における判断の結果がYesであった場合、ユーザーに負荷Yの異常状態を通知するエラー処理を行う(ステップS13)。このとき、CPU116は、本発明に係るエラー箇所特定部およびエラー処理部として機能する。
ステップS12における判断の結果がNoであった場合、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Mへの高電圧の出力を開始させる(ステップS14)。すなわち、CPU116は、第3の制御信号を出力したい負荷Mへ出力したい電圧値に応じたデューティに設定し、高圧電源ユニット119内の第3の入力処理部123へ出力する。
次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS15)。
ステップS15における判断の結果がYesであった場合、印刷を停止し、ユーザーに負荷Mの異常状態を通知するエラー処理を行う(ステップS16)。
ステップS15における判断の結果がNoであった場合、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Cへの高電圧の出力を開始させる(ステップS17)。すなわち、CPU116は、第2の制御信号を負荷Cへ出力したい電圧値に応じたデューティに設定し、高圧電源ユニット119内の第2の入力処理部122へ出力する。
次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS18)。
ステップS18における判断の結果がYesであった場合、印刷を停止し、ユーザーに負荷Cの異常状態を通知するエラー処理を行う(ステップS19)。
ステップS18における判断の結果がNoであった場合、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Kへの高電圧の出力を開始させる(ステップS20)。すなわち、CPU116は、第1の制御信号を負荷Kへ出力したい電圧値に応じたデューティに設定し、高圧電源ユニット119内の第1の入力処理部121へ出力する。
次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS21)。
ステップ21における判断の結果がYesであった場合、印刷を停止し、ユーザーに負荷Kの異常状態を通知するエラー処理を行う(ステップS22)。
ステップS21における判断の結果がNoであった場合、CPU116は、どの負荷もエラー状態ではないことをユーザーに通知する、非エラー処理を行う(ステップS23)。
以上の処理を実行することにより、どの負荷でエラーが発生したかを特定することができる。
なお、20ms×10回の20ms、10回は一例であり、Mms×N回として可変制御することもできる。また、高圧電源ユニット119が高電圧を出力する負荷の順序であるY、M、C、Kも一例であり、任意の順番でよい。この順番は、ユーザーが操作パネルに表示される画面上で選択し、メモリ120に格納することができる。
図4に示すフローの実行タイミングには以下の4つのパターンがある。
(1)図3に示すフローにてエラー処理で終了した場合に自動的に実行する。
(2)ユーザーが画像形成装置100の操作パネル130で実行操作をした場合に実行する。
(3)ユーザーがネットワークI/F131を介して接続されたパソコンのプリンタドライバで実行操作をした場合に実行する。
(4)ユーザーがネットワークI/F131に接続された電話回線やインターネット回線を通じて遠隔操作をした場合に実行する。
〈新規なエラー処理の第2の例〉
図5を用いて、CPU116が実行する新規なエラー処理の第2の例について説明する。
まず、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Yへの高電圧の出力を開始させる(ステップS31)。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32における判断の結果がYesであった場合、負荷Yがエラーであることをメモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bに格納し(ステップS33)、ステップS34に進む。このとき、CPU116は、本発明に係るエラー箇所特定部として機能する。ステップS32における判断の結果がNoであった場合、そのままステップS34に進む。
ステップS34では、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Mへの高電圧の出力を開始させる。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS35)。
ステップS35における判断の結果がYesであった場合、負荷Mがエラーであることをメモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bに格納し(ステップS36)、ステップS37に進む。また、ステップS35における判断の結果がNoであった場合、そのままステップS37に進む。
ステップS37では、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Cへの高電圧の出力を開始させる。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS38)。
ステップS38における判断の結果がYesであった場合、負荷Cがエラーであることをメモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bに格納し(ステップS39)、ステップS40に進む。また、ステップS38における判断の結果がNoであった場合、そのままステップS40に進む。
ステップS40では、CPU116は、高圧電源ユニット119に対して負荷Kへの高電圧の出力を開始させる。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS41)。
ステップS41における判断の結果がYesであった場合、負荷Kがエラーであることをメモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bに格納し(ステップS42)、ステップS43に進む。また、ステップS41における判断の結果がNoであった場合、そのままステップS43に進む。
ステップS43では、エラー記憶があるか否か、すなわち、メモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bにエラー情報が保存されているか否かを判断する。そして、保存されていた場合は、保存されているエラー情報を基に、どの負荷でエラーが発生したのかをユーザーに通知するエラー処理を行う(ステップS44)。また、保存されていなかった場合は、どの負荷もエラー状態ではないことをユーザーに通知する、非エラー処理を行う(ステップS45)。
以上の処理を実行することにより、複数のどの負荷でエラーが発生したかを特定することができる。以上の処理の実行タイミングにも図4に示すフローの実行タイミングと同じ4つのパターンがある。
〈新規なエラー処理の第3の例〉
このエラー処理は、図4に示すフローにおいて、高電圧を印加して、エラー状態の発生の有無を判断する負荷の順序(図4ではY→M→C→K)について、処理を加えるものである。
加える処理としては、各負荷の走行距離に応じて実行する順序を制御するものであり、走行距離の長い負荷から順に実行するものである。
走行距離が長いと、エラーが発生する可能性が高くなる。よって、先にエラー判断をすることで、図4に示すフロー全体の所要時間を短縮することができる。
各負荷の走行距離については、図2に示したメモリ120内の走行距離保存部120aに保存されており、その数値を使用して処理する。
〈新規なエラー処理の第4の例〉
このエラー処理も、第3の例と同様、図4に示すフローにおいて、高電圧を印加して、エラー状態の発生の有無を判断する負荷の順序について、処理を加えるものである。
加える処理としては、これまでに発生したエラー箇所とその回数に応じて実行する順序を制御するものであり、発生回数の多い負荷から順に実行するものである(回数とは20ms×10回で1回とカウントする)。
エラー回数が多いと、次からもエラーが発生する可能性が高くなる。よって、先にエラー判断をすることで、図4に示すフロー全体の所要時間を短縮することができる。
各負荷エラー箇所と回数については、図2で示したメモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bに保存されており、その数値を使用して処理する。
〈新規なエラー処理の第5例〉
このエラー処理も、第3の例および第4の例と同様、図4に示すフローにおいて、高電圧を印加して、エラー状態の発生の有無を判断する負荷の順序について、処理を加えるものである。
図4で示したステップS12、S15、S18、S21において、20ms×10回でエラーにはならなかったが、20ms×9回以下のエラー状態(異常状態)をカウントしておき、メモリ120内のエラー箇所/回数保存部120bに積算して保存しておく。この処理(図4フローを実行して回数を積算しておく)は、ジョブ実行後やジョブ開始前、1日に所定回数行うなどする。
そして、これまでのエラー状態のカウントに応じて実行する順序を制御するものであり、発生回数の多い負荷から順に実行するものである。
エラー状態のカウント数が多いと、次からもエラーが発生する可能性が高くなる。よって、先にエラー判断をすることで図4フロー全体の所要時間を短縮することができる。
〈新規なエラー処理の第6の例〉
このエラー処理では、高電圧を印加して、エラー状態の発生の有無を判断する負荷の順序を、第3〜第5の例の2つまたは3つの条件を組み合わせることで決定する。
例えば、第3の例、第4の例、第5の例に優先順位を付けておき、各例において最初に高電圧を印加する負荷が異なる場合、優先順位に従って決定する。これによって、図4フロー全体の所要時間を短縮することができる。また、第3〜第5の例の条件の1つをユーザーが選択できるように構成してもよい。
〈新規なエラー処理の第7の例〉
図6を用いて、CPU116が実行する新規なエラー処理の第7の例について説明する。
まずCPU116は、本フロー開始後に負荷Yでエラーが発生したか否か(エラー発生履歴の有無)を判断する(ステップS51)。エラー発生履歴がなければ(ステップS51:No)、CPU116は高圧電源ユニット119に対して負荷Yへの高電圧の出力を開始させる(ステップS52)。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS53)。
ステップS53における判断の結果がYesであった場合、すなわち負荷Yがエラー状態の場合、エラー処理として、印刷(機械動作)の即停止(即断)、負荷Yでエラーが発生したことの記憶、およびシステムの再起動処理を行う(ステップS54)。ここで、即断する理由は、エラー状態のままマシンを動作させ続けると故障につながるためである。負荷Yにエラー発生履歴があれば(ステップS51:Yes)、ステップS52(負荷Yへの高電圧出力制御)及びステップS53(負荷Yのエラー判定処理)は行わない(スキップする)。
負荷Yがエラー状態でなかった場合(ステップS53:No)、および負荷Yにエラー発生履歴があった場合(ステップS51:Yes)は、CPU116は、本フロー開始後に負荷Mでエラーが発生したか否かを判断する(ステップS55)。
負荷Mにエラー発生履歴がなければ(ステップS55:No)、CPU116は高圧電源ユニット119に対して負荷Mへの高電圧の出力を開始させる(ステップS56)。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS57)。
ステップS57における判断の結果がYesであった場合、すなわち負荷Mがエラー状態の場合、エラー処理として、印刷の即停止(即断)、負荷Mでエラーが発生したことの記憶、およびシステムの再起動処理を行う(ステップS58)。負荷Mにエラー発生履歴があれば(ステップS55:Yes)、ステップS56(負荷Mへの高電圧出力制御)及びステップS57(負荷Mのエラー判定処理)は行わない。
負荷Mがエラー状態でなかった場合(ステップS57:No)、および負荷Mにエラー発生履歴があった場合(ステップS55:Yes)は、CPU116は、本フロー開始後に負荷Cでエラーが発生したか否かを判断する(ステップS59)。
負荷Cにエラー発生履歴がなければ(ステップS59:No)、CPU116は高圧電源ユニット119に対して負荷Cへの高電圧の出力を開始させる(ステップS60)。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS61)。
ステップS61における判断の結果がYesであった場合、すなわち負荷Cがエラー状態の場合、エラー処理として、印刷の即停止(即断)、負荷Cでエラーが発生したことの記憶、およびシステムの再起動処理を行う(ステップS62)。負荷Cにエラー発生履歴があれば(ステップS59:Yes)、ステップS60(負荷Cへの高電圧出力制御)及びステップS61(負荷Cのエラー判定処理)は行わない。
負荷Cがエラー状態でなかった場合(ステップS61:No)、および負荷Cにエラー発生履歴があった場合(ステップS59:Yes)は、CPU116は、本フロー開始後に負荷Kでエラーが発生したか否かを判断する(ステップS63)。
負荷Kにエラー発生履歴がなければ(ステップS63:No)、CPU116は高圧電源ユニット119に対して負荷Kへの高電圧の出力を開始させる(ステップS64)。次に、CPU116は、エラー検出部129からのエラー信号を20ms間隔で監視し、10回連続でエラー状態であるか否かを判断する(ステップS65)。
ステップS65における判断の結果がYesであった場合、すなわち負荷Kがエラー状態の場合、エラー処理として、印刷の即停止(即断)、負荷Kでエラーが発生したことの記憶、およびシステムの再起動処理を行う(ステップS66)。負荷Kにエラー発生履歴があれば(ステップS63:Yes)、ステップS64(負荷Kへの高電圧出力制御)及びステップS65(負荷Kのエラー判定処理)は行わない。
ステップS67では、ステップS54、S58、S62、S66で記憶しておいたエラー発生箇所をユーザーに通知する。
以上の処理を実行することにより、どの負荷でエラーが発生したか複数のエラー箇所を特定することができる。また、エラーが見つかった負荷については、エラー判定処理を飛ばすので、マシンへのダメージを軽減することができる。以上の処理の実行タイミングにも図4に示すフローの実行タイミングと同じ4つのパターンがある。
なお、20ms×10回の20ms、10回は一例であり、Mms×N回として可変制御することもできる。また、高圧電源ユニット119が高電圧を出力する負荷の順序であるY、M、C、Kも一例であり、任意の順番でよい。
100…画像形成装置、115…制御部、119…高圧電源ユニット、120…メモリ、120a…走行距離保存部、120b…エラー箇所/回数保存部、125〜128…第1〜第4の高圧出力部、129…エラー検出部。
特許第2945710号公報 特開2008−172998号公報

Claims (3)

  1. 複数の負荷と、
    前記複数の負荷に対してそれぞれ高電圧を印加する複数の高圧出力部と、
    前記高圧出力部毎の出力電圧の異常により前記高圧出力部毎に出力されるエラー検出信号に基づいてエラー信号を出力する、前記高圧出力部の数より少ない数のエラー検出部と、
    前記複数の高圧出力部を順番に動作させる出力制御部と、
    前記エラー信号が出力されているときに動作している高圧出力部に対応する負荷にエラーが発生したと判断するエラー箇所特定部と、
    各負荷の走行距離を保存する走行距離保存部と、
    各負荷のエラーの発生回数を保存するエラー情報保存部と、
    前記エラー箇所特定部により特定された負荷のエラー処理を実行するエラー処理部と、
    を有し、
    前記エラー処理部は、前記エラー箇所特定部が負荷のエラーを特定したとき、エラー処理を実行し、
    前記出力制御部は、走行距離の長い負荷に対応する高圧出力部から順に動作させる第1の機能、及びエラーの発生回数の多い負荷に対応する高圧出力部から順に動作させる第2の機能を有し、上記第1の機能と前記第2の機能により最初に動作させる高圧出力部が異なる場合、予め定められた前記第1の機能又は前記第2の機能の優先順位に従って最初に動作させる高圧出力部を決定する画像形成装置。
  2. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記エラー箇所特定部は、所定時間内に所定数のエラー信号が前記エラー検出部から出力されたとき、負荷にエラーが発生したと判断する画像形成装置。
  3. 請求項1に記載された画像形成装置において、
    前記エラー処理部は、エラー処理として印刷停止を実行し、
    前記出力制御部は、前記エラー処理の後、前記特定された負荷に対応する高圧出力部以外の高圧出力部を動作させる画像形成装置。
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