JP6710582B2 - 基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ドライエッチング後の基板に付着しているポリマー残渣を除去する技術に関する。
半導体装置の製造において、レジストマスクまたはハードマスクをエッチングマスクとして用いたドライエッチングにより、半導体ウエハ等の基板上に回路パターンが形成される。ドライエッチングにより生じたポリマー残渣の除去のために、ドライエッチング後の基板に薬液を供給する液処理(ウエット処理)が行われる。ポリマー残渣の除去効率を向上させるため、液処理に先立ち、基板に紫外線を照射して、ポリマー残渣を液処理により除去し易い状態に変化させることが行われる。
ドライエッチングのような荷電粒子を用いるプロセスにより基板は帯電する。帯電したウエハに液処理を行うと、薬液が基板に着液したときに生じる電荷移動により、デバイスに悪影響が生じるおそれがある。ドライエッチング後に、基板に紫外線を照射して、除電を行うことも知られている。
特開2003−332313号 特開平10−116820号
本発明は、液処理前の紫外線を照射する時間を延ばすことなく、ポリマー残渣の除去促進効果と基板の除電効果とを効率良く得ることができる技術を提供するものである。
本発明の一実施形態によれば、基板液処理方法において、ドライエッチングが施されることによって表面にポリマー残渣が付着した基板に、第1のピーク波長を有する紫外線を照射することと、その後に、前記基板にポリマー除去能力を有する洗浄液を供給することと、を備え、前記基板に紫外線を照射するために、第1のピーク波長を有する紫外線を照射する第1の紫外線ランプと、前記第1のピーク波長よりも短い第2のピーク波長を有する紫外線を照射する第2の紫外線ランプとが準備され、前記第1のピーク波長の紫外線は前記第2のピーク波長の紫外線と比較してポリマー残渣除去促進効果に優れ、前記第2のピーク波長の紫外線は前記第1のピーク波長の紫外線と比較して除電効果に優れており、ドライエッチングが施された後の前記基板の帯電量を元に第2の紫外線ランプ前記基板に紫外線が照射するかしないかを選択する、基板液処理方法が提供される。
本発明の他の実施形態によれば、基板処理システムの動作を制御するためのコンピュータにより実行されたときに、前記コンピュータが前記基板処理システムを制御して上記基板液処理方法を実行させるプログラムが記録された記憶媒体が提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、第1のピーク波長を有する紫外線を基板に照射する第1の紫外線ランプと、前記第1のピーク波長よりも短い第2のピーク波長を有する紫外線を基板に照射する第2の紫外線ランプと、基板にポリマー除去能力を有する洗浄液を供給することにより、ドライエッチングが施されることによって基板の表面に付着したポリマー残渣を除去するための液処理を行う液処理装置と、を備え、前記第1のピーク波長の紫外線は第2のピーク波長の紫外線と比較してポリマー残渣除去促進効果に優れ、前記第2のピーク波長の紫外線は第1のピーク波長の紫外線と比較して除電効果に優れている、基板処理システムが提供される。
上記本発明の実施形態によれば、液処理前の紫外線を照射する時間を延ばすことなく効率良く基板を液処理に適した状態にすることができる。
基板処理システムの概略構成を示すブロック図である。 第2処理装置の構成を示す概略図である。 処理ユニットの構成を示す概略図である。 UV処理室の構成を示す概略図である。 基板処理方法を示すフローチャートである。 基板処理システムの他の構成例を示す概略図である。 基板処理システムのさらに他の構成例を示す概略図である。 基板処理システムのさらにまた他の構成例を示す概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、基板処理システムの構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る基板処理システム60は、前処理装置としての第1処理装置(第1基板処理装置)70と、後処理装置としての第2処理装置(第2基板処理装置)10とを備えている。また、基板処理システム60は、第1処理装置70を制御する第1制御装置61と、第2処理装置10を制御する第2制御装置4とを備えている。
第1処理装置70はドライエッチング処理装置からなり、ウエハWに対してドライエッチングを施すドライエッチングユニット71を含む。ドライエッチングユニット71は、例えば、Cガス又はCガス等のフッ化炭素系のガスをエッチングガスとして用い、ウエハW上に形成されたエッチング対象膜例えば層間絶縁膜をレジストマスクあるいはハードマスクをエッチマスクとしてドライエッチングすることができるように構成されている。ドライエッチングユニット71では、エッチマスクとして用いられたレジスト膜を除去するためのアッシング処理が行われる場合がある。第1処理装置70は、ウエハWを収容したキャリアCが搬出入される図示しない搬出入ステーションと、キャリアCとドライエッチングユニット71との間でウエハWを搬送する図示しない搬送機構を有している。
第2処理装置10はウエット処理装置(液処理装置)からなり、第1処理装置70でドライエッチングが施されたウエハWに対して紫外線を照射するUV処理室(UV処理ユニット)22と、UV処理室22で紫外線が照射されたウエハWに対して洗浄処理を行う処理ユニット16とを備えている。
第1制御装置61は、たとえばコンピュータであり、制御部62と記憶部63とを有している。このうち記憶部63は、たとえばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスクといった記憶デバイスで構成されており、第1処理装置70において実行される各種の処理を制御するプログラムを記憶する。制御部62は、たとえばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部63に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって第1処理装置70の動作を制御する。
第2制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを有している。このうち記憶部19は、たとえばRAM、ROM、ハードディスクといった記憶デバイスで構成されており、第2処理装置10において実行される各種の処理を制御するプログラムを記憶する。制御部18は、たとえばCPUであり、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって第2処理装置10の動作を制御する。
なお、これらのプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から第1制御装置61の記憶部63や第2制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。
第1制御装置61および第2処理装置10は、それぞれホスト制御装置67に接続されている。ホスト制御装置67は、たとえばコンピュータであり、第1制御装置61および第2処理装置10を含む基板処理システム60全体を制御する。
基板処理システムは、ドライエッチング処理装置からなる第1処理装置70によりドライエッチングされた後のウエハWの帯電量を測定する測定器90を備えている。この測定器90は、表面電位測定装置とすることができる。
<第2処理装置の構成>
次に、図1に示された第2処理装置の具体的な構成について、図2を参照して説明する。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図2に示すように、第2処理装置10は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウエハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16と、UV処理室(基板処理室)22とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。UV処理室22は、搬送部15の一方の側に配置されている。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。UV処理室22は、後述するように、複数のピーク波長をもつ紫外線を選択的に照射可能なUV照射部23を備えている。UV照射部23は、互いに異なるピーク波長をもつ紫外線を照射することができる第1のUVランプ23A及び第2のUVランプ23Bを含む。
また、第2処理装置10は、上述したように第2制御装置4を備える。第2制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、第2処理装置10において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって第2処理装置10の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から第2制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された第2処理装置10では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、UV処理室22へ搬入される。
UV処理室22へ搬入されたウエハWは、ドライエッチング後のウエハの帯電状況に応じて、第1のUVランプ23Aのみにより、或いは第1のUVランプ23A及び第のUVランプ23Bの両方によってUV(紫外線)照射される(詳細後述)。UV処理室22内で紫外線照射が行われた後、ウエハWは、基板搬送装置17によってUV処理室22から搬出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
<処理ユニットの構成>
次に、第2処理装置10の処理ユニット16の概略構成について図3を参照して説明する。
図3に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源80に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
<UV処理室の構成>
次に、第2処理装置10のUV処理室(基板処理室)22の概略構成について図4を参照して説明する。
図4に示すように、UV処理室22は、減圧可能なチャンバ24と、チャンバ24内に配置され、ウエハWを保持する基板保持部25と、チャンバ24内であってチャンバ24の上部に配置され、鉛直方向下向きに紫外線を照射するUV照射部23とを備えている。チャンバ24には、酸素ガスなどのプロセスガスを供給するガス導入部26と、ガスを排気する排気口27とが接続されている。
UV照射部23は、互いに異なる複数のピーク波長をもつ紫外線を選択的に照射可能となっている。図4に示した実施形態の場合、UV照射部23は、互いに異なるピーク波長をもつ紫外線を照射することができる複数ここでは2つのUVランプ(第1のUVランプ23A及び第2のUVランプ23B)を具備する。
本実施形態において、第1のUVランプ23Aは、ポリマー残渣の除去促進効果を有する200nm〜350nmの範囲内の第1のピーク波長を有する。第2のUVランプ23BはウエハWの帯電除去効果がある200nm〜300nmの範囲内であってかつ第1のピーク波長より短い第2のピーク波長を有する。UVランプ23A、23Bとしては、例えば、Xe2充填ガスのエキシマバリアランプを用いることができる。
UV処理室22は、上述した第2処理装置10の第2制御装置4に接続されており、第2制御装置4によりその動作が制御される。
<基板処理システムの具体的動作>
次に、基板処理システム60の具体的動作について図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る基板処理方法を示すフローチャートである。なお、図5に示す各処理工程は、第1制御装置61または第2制御装置4の制御の下で自動的に行うことができる。
本実施形態に係る基板処理システム60では、図5に示すドライエッチング処理工程(ステップS11)が第1処理装置70において行われ、収容工程(ステップS12)から乾燥処理工程(ステップS17)までの工程が第2処理装置10において行われる。
図5に示すように、まず、ドライエッチングユニット71においてドライエッチング処理が行われる(ドライエッチング処理工程、ステップS11)。かかるドライエッチング処理工程では、ドライエッチングユニット71がウエハWに対してドライエッチングを行う。ドライエッチング処理により、ウエハWの内部に設けられたCu配線が露出する。
つづいて、ドライエッチング処理された後のウエハWは、第1処理装置70から第2処理装置10のキャリア載置部11へ搬送される。その後、ウエハWは、第2処理装置10の基板搬送装置13(図2参照)によってキャリアCから取り出され、受渡部14および基板搬送装置17を順次経由してUV処理室22に収容される(収容工程、ステップS12)。
UV処理室22において、ドライエッチング処理された後のウエハWは、チャンバ24内に収容され、基板保持部25に保持される(図4参照)。チャンバ24内は減圧状態に保持され、ガス導入部26からチャンバ24内にプロセスガスが導入される。
次に、ポリマー残渣Pの除去促進及びウエハWの除電が効率的に達成されるように、UV照射部23の第1及び第2のUVランプ23A、23Bから紫外線照射に使用するランプを決定する。ここでは、第1のUVランプ23Aのみを使用するか、第1及び第2のUVランプ23A、23Bの両方を使用するかが決定される。(使用ランプ決定工程、ステップS13)。続いて、使用すると決定されたUVランプから紫外線がウエハWに照射される(紫外線照射工程、ステップS14)。第1のUVランプ23A及び第2のUVランプ23Bの両方から紫外線が照射される場合には、トータル照射時間を短くするために、第1のUVランプ23及び第2のUVランプ23Bのうちの一方の照射時間に他方の照射時間が完全に含まれていること(両ランプの照射時間が同じならば両ランプが完全に同じタイミングで紫外線を照射すること)が好ましい。
紫外線が照射されたウエハWは、基板搬送装置17によって処理ユニット16へ搬入される。この処理ユニット16では、洗浄処理が行われる(洗浄処理工程、ステップS15)。かかる洗浄処理工程では、ウエハWが基板保持機構30に保持され、基板保持機構30がウエハWを鉛直方向軸線周りに回転させる。次に、処理流体供給部40(図3参照)がウエハWの中央上方に位置する。その後、処理流体供給部40からウエハWに対して、制御された温度および流量で洗浄液(ポリマー除去液)が供給される。ウエハWに供給された洗浄液は、ウエハWの回転に伴う遠心力によってウエハWの主面に広がる。洗浄液は遠心力によりウエハWから振り切られ、回収カップ50に受け止められる。その後、洗浄液は回収カップ50から排液口51を介して処理ユニット16の外部へ排出される。なお、洗浄液は、たとえばDHF(希フッ酸)、フッ化アンモニウム、塩酸、硫酸、過酸化水素水、リン酸、酢酸、硝酸、水酸化アンモニウム、有機酸または有機アルカリであっても良い。
上述したように、特定のピーク波長をもつ紫外線が照射されたウエハWに対して洗浄処理工程を行うことにより、ポリマー残渣Pを効果的に除去することができる。
次に、処理ユニット16では、引き続きウエハWを回転させたまま、処理流体供給部40からウエハWへDIW等のリンス液を供給し、ウエハWの主面をすすぐリンス処理が行われる(リンス処理工程、ステップS16)。これにより、ウエハWの表面に残留した洗浄液や洗浄液中に浮遊するポリマー残渣Pが、リンス液とともにウエハWから除去される。
また、リンス処理を終えると、処理ユニット16では、処理流体供給部40からのリンス液の供給を停止し、ウエハWを乾燥させる乾燥処理が行われる(乾燥処理工程、ステップS17)。この際、ウエハWの回転速度が所定時間増加されることによってウエハWの主面に残存するリンス液を遠心力で振り切る。その後、ウエハWの回転が停止する。
その後、ウエハWは、基板搬送装置17(図2参照)によって処理ユニット16から取り出され、受渡部14および基板搬送装置13を順次経由して、キャリア載置部11に載置されたキャリアCに収容される。このようにして、ウエハWについての一連の基板処理が完了する。
次に、使用ランプ決定工程について詳述する。紫外線照射の目的は、ドライエッチングにより生じたポリマー残渣Pをポリマー除去能力を有する洗浄液により除去し易い状態に変質させること(ポリマー残渣除去促進)と、ドライエッチングにより帯電したウエハの除電を行うことにある。
紫外線はポリマー残渣Pを構成する有機物の結合を開裂させる(開裂作用)。また、紫外線が酸素に照射されることにより生成されたオゾンおよび酸素ラジカルがポリマー残渣Pを酸化して分解し(酸化作用)、これによりポリマー残渣Pの一部を揮発させ、また、ポリマー残渣Pをカルボニル基やカルボキシル基などの有機化合物の親水基に変化させてポリマー除去液に対する反応性を向上させる。この開裂作用と酸化作用により、上述したポリマー残渣除去促進効果が得られる。また、紫外線を照射することによりウエハ近傍にある気体分子がイオン化し、このイオンによりウエハの電荷を除去することができる(除電作用)。
紫外線によるポリマー残渣除去促進効果、特に開裂作用を効果的に発揮させるためには、ポリマー残渣Pを構成する物質の吸収極大波長またはそれに近い波長の紫外線を照射するのがよい。吸収極大波長は、ポリマー残渣Pの構造によっても異なるが、例えば200nm〜350nmの範囲内にある。一例として、Cガスをエッチングガスとして用いたドライエッチングによって生成するポリマーは、波長250nm〜270nm付近に光の吸収極大を持つ。他の例として、Cガスをエッチングガスとして用いたドライエッチングによって生成するポリマー膜は、波長290nm〜320nm付近に光の吸収極大をもつ。上記のことを考慮して、主にポリマー残渣Pの分解を目的として紫外線を照射する第1のUVランプ23Aのピーク波長(第1のピーク波長)は、ドライエッチング装置におけるドライエッチングによりウエハWに付着することが予想されるポリマー残渣Pの構造に応じて、200nm〜350nmの範囲から適宜選択すればよい。そして、ウエハWの表面構造毎に、かつ、ドライエッチング条件毎に、ドライエッチングにより形成されたポリマー残渣に対して必要なポリマー残渣除去促進効果を得るために必要な第1のUVランプ23Aからの照射時間T1A(例えば10秒程度である)を予め実験により求めておき、実際の処理時間として設定する。
一方、ドライエッチング後のウエハWは帯電しているため、少なくとも洗浄処理工程の開始前に、ウエハWの帯電量をデバイスに悪影響を及ぼさないレベルまで低下させておく必要がある。第1のUVランプ23Aから照射される紫外線も除電効果を有するが、ウエハWの帯電量によっては、第1のUVランプ23Aから照射される紫外線により当該ウエハの帯電量をデバイスに悪影響を及ぼさないレベルまで低下させるために必要な照射時間が、ポリマー残渣除去促進効果を得るために必要な上記照射時間T1Aよりも長くなることがある。この場合、紫外線照射工程の所要時間が長くなってしまう。この問題を解決するため、ドライエッチング後のウエハWの帯電量に基づいて、必要に応じて第1のUVランプ23Aによる照射に加えて第2のUVランプからの照射も行う。
ここで、紫外線による除電効果は、照射する紫外線の波長が短い方が高くなる。このため、主にウエハWの除電を目的として紫外線を照射する第2のUVランプ23Bのピーク波長(第2のピーク波長)は、上記第1のピーク波長よりも短い値に設定される。その結果として、第1のUVランプ23Aから照射される紫外線は、第2のUVランプ23Bから照射される紫外線と比較してポリマー残渣除去促進効果に優れ、その一方で、第2のUVランプ23Bから照射される紫外線は、第1のUVランプ23Aから照射される紫外線と比較して除電効果が優れるということになる。
紫外線の照射条件の決定に先立ち、UV処理室22で処理が予定されているウエハWについて、ドライエッチングにより形成されたポリマー残渣に対して必要なポリマー残渣除去促進効果を得るために必要な第1のUVランプ23Aからの紫外線の照射時間T1A(例えば10秒程度である)を予め実験により求めておく。また、UV処理室22で処理が予定されているウエハWについて、第1のUVランプ23Aからの紫外線の照射時間T1Bと帯電量の減少量の関係を予め実験により求めておく。これらのデータをまとめてデータベース化して、第2制御装置4の記憶部19に格納しておく。
あるウエハWが第1処理装置70のドライエッチングユニット71で処理された後に、第2処理装置10のUV処理室22で紫外線照射処理が施されようとしているときに、第2制御装置4は、当該ウエハWの構造(膜構成)とドライエッチング処理条件を特定することができる情報をホスト制御装置67から取得し、当該ウエハWに対して必要なポリマー残渣除去促進効果を得るために必要な第1のUVランプ23Aからの紫外線の照射時間T1A(a)を記憶部19のデータベースから引き出す。
次に、第2制御装置4は、当該ウエハの帯電量情報をホスト制御装置67から取得し、第1のUVランプ23Aからの照射時間T1A(a)の紫外線の照射により、デバイスに悪影響が生じない帯電量以下まで下げることができるか否かを判断する。判断結果が「YES」の場合には、第2のUVランプ23Bからの紫外線の照射を行わないことが決定される。判断結果が「NO」の場合は、第2のUVランプ23Bからも紫外線の照射を行うことが決定される。第2のUVランプ23Bからの紫外線の照射時間T2(a)は、必要な除電効果が得られる任意の時間とすることができる。
UV処理室22におけるウエハ処理のスループットを考慮するなら、第2のUVランプ23Bからの紫外線の照射時間T2(a)を上記照射時間T1A(a)以下となっていることが好ましい。もし、第2のUVランプ23Bからの紫外線の照射時間T2を第1のUVランプ23Aからの紫外線の照射時間T1Aよりも長くしなければならないのであれば、照射時間T1A(a)を照射時間T2(a)を上限として延長してもよい。
第2のUVランプ23Bを使用するか否かの判断(選択)の基準となるウエハWの帯電量は、そのウエハWの帯電量を実際に測定することにより行うことができる。帯電量は、例えば公知の表面電位測定装置(図1に概略的に示した測定器90)により測定することができる。このような表面電位測定装置は、基板処理システム60の第1処理装置70または第2処理装置10内に、1つの測定ユニットとして組み込むことができる。これに代えて、表面電位測定装置は、第1処理装置70及び第2処理装置10が設置される工場内に、第1処理装置70及び第2処理装置10と別の場所にスタンドアローンの装置として設けることができる。
上記に代えて、第2のUVランプ23Bを使用するか否かの判断の基準となるウエハW(第1ウエハW)の帯電量を、当該第1ウエハWと同じ構成(ウエハ表面に形成された膜、デバイス積層構造等)を有しかつ同じプロセス条件でドライエッチングが施された他のウエハW(第2ウエハW)において過去に測定された帯電量と同じであるとみなしてもよい。つまり、このような「みなし帯電量」を第2のUVランプ23Bを使用するか否かの判断の基準としてもよい。この場合、第2ウエハWは、第1ウエハWと同じまたは別の処理ロットに属しかつ第1ウエハWよりも先に処理されたものであってもよく、或いは、例えばプロセスレシピの決定時に試験的に処理されたものであってもよい。上記のようにあるウエハWの帯電量を別のウエハWの帯電量と同一とみなして判断を行う場合には、エッチング装置間の機差を考慮して、第1ウエハWと第2ウエハWは同じエッチング装置で処理されたものであることが好ましいが、機差が無視できる程度であれば、第1ウエハWと第2ウエハWは同一仕様の別のエッチング装置で処理されたものであってもよい。
みなし帯電量に基づいて第2のUVランプ23Bを使用するか否かの判断を行う場合には、みなし帯電量それ自体に代えて、みなし帯電量を特定することが可能な処理情報、例えば、ウエハWのエッチングに用いられたプロセス条件(レシピ)、ウエハWが所属する処理ロット、ウエハWが処理されたエッチング装置のID(装置番号)等に基づいて判断を行うこともできる。
好適な一実施形態においては、表面電位測定装置が1つの処理ロットの先頭のウエハWの帯電量を測定し、その処理ロットに属する全てのウエハWがその測定された帯電量と同じ帯電量を有しているものとみなされる。
第2のUVランプ23Bを使用するか否かの判断は、上記の手順に従い第2制御装置4により自動的に行ってもよい。これに代えて、例えば第2制御装置4の図示しないユーザーインターフェース(例えばディスプレイ)に表示されたウエハWの帯電量若しくはみなし帯電量、またはみなし帯電量を特定することが可能な処理情報に基づいてオペレータが判断を行い、その後オペレータが例えば第2制御装置4の図示しないユーザーインターフェース(例えばキーボード、仮想キーボード、タッチパネル等)を介してUV照射部23に指令を与えてもよい。
上記実施形態によれば、紫外線照射によりポリマー残渣が洗浄液による除去に適した状態に変化しているため、ポリマー残渣を確実に除去することができる。また、紫外線照射によりウエハWの表面が問題ないレベルまで除電されているため、洗浄液をウエハWに供給するときにウエハW上に形成されたデバイスに悪影響が生じることはない。
また、本実施形態によれば、主としてポリマー残渣除去促進効果を意図した第1のUVランプ23Aからの紫外線照射により必要な除電が行える場合には第2のUVランプ23Bからの紫外線照射は行われないため、第2のUVランプ23Bの消耗を抑制することができる。このため、高価なUVランプの寿命を延ばすことができ、装置のランニングコストを低減することができる。
上記実施形態においては、紫外線の照射は第2処理装置10内に設けられたUV処理室22で行ったが、これに限定されるものではなく、受渡部14にUV照射部23を設けてもよい。この場合、基板搬送装置13,17の受渡部14に対するアクセス性を低下させないために、受渡部14は開放されていることが好ましい。そうすると受渡部14は大気雰囲気になるが、酸素含有雰囲気ならば紫外線照射によるポリマー残渣除去促進効果を得ることができるので、問題はない。なお、酸素含有雰囲気下で除電のための短波長(例えば200nm未満)の紫外線を照射するとオゾンが過剰に発生するおそれがあるので、第2のUVランプ23Bのピーク波長は200nm以上とすることが好ましい。
上記実施形態においては、第1のUVランプ23A及び第2のUVランプ23Bは単一の共通のUV処理室22に設けられていた、つまり単一の処理ユニットに第1のUVランプ23A及び第2のUVランプ23Bの両方が設けられていたが、これに限定されるものではなく、第1のUVランプ23Aを収容する処理ユニット(第1UV処理室22A)と、第2のUVランプ23Bを収容する処理ユニット(第2UV処理室22B)とを別々に設けてもよい。このような2つのUV処理室22A、22Bは、受渡部14が設けられていた位置に設けてもよい。
UVランプを別々の処理ユニットに設けると第1のUVランプ23A及び第2のUVランプ23BをウエハWに同時に照射することができなくなるので、UV照射に費やされるトータル時間が長くなってしまう。
しかしながら、
− 第1のUVランプ23Aのみによる照射により所望のポリマー残渣除去促進効果及び所望の除電効果の両方を達成するために必要なUV照射時間と、
− 第1のUVランプ23Aによって所望のポリマー残渣除去促進効果を達成するために必要なUV照射時間と、第1のUVランプ23AによるUV照射の後に第2のUVランプ23Aによって所望のレベルまで帯電を低下させるために必要なUV照射時間の和と、
を比較すると、後者の方が短い。
このため、第1のUVランプ23Aと第2のUVランプ23Bとを別々の処理ユニットに設けたとしても、第1のUVランプ23Aのみを用いる場合よりも有利である。
このように第1UV処理室22A及び第2UV処理室22Bを別々に設ける場合には、図6に示すように、第1UV処理室22Aをドライエッチング装置である第1処理装置70内に設けてもよい。この場合、主として除電効果を意図して紫外線が照射される第2UV処理室22Bは、液処理装置である第2処理装置10内に設ける方が好ましい。除電されたウエハWは時間経過とともに再度帯電する可能性があるからである。
上記実施形態においては、UV処理室22は液処理装置である第2処理装置10内に設けられていたが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、ドライエッチング装置である第1処理装置70内に設けられていてもよい。また、図8に示すように、UV処理室22は、第1処理装置70及び第2処理装置10が設置される工場(半導体装置製造工場)内に、第1処理装置70及び第2処理装置10と別の場所にスタンドアローンの装置として設けてもよい。
処理対象の基板は、半導体ウエハに限定されるものではなく、LCD用のガラス基板、セラミック基板等の他の材質の基板であってもよい。
4 制御部(制御装置)
10 液処理装置(第2処理装置)
23A 第1の紫外線(UV)ランプ
23B 第2の紫外線(UV)ランプ

Claims (7)

  1. 基板液処理方法において、
    ドライエッチングが施されることによって表面にポリマー残渣が付着した基板に、第1の紫外線ランプから第1のピーク波長を有する紫外線を照射することと、
    その後に、前記基板にポリマー除去能力を有する洗浄液を供給することと、
    を備え、
    前記基板に紫外線を照射するために、前記第1のピーク波長を有する紫外線を照射する前記第1の紫外線ランプと、前記第1のピーク波長よりも短い第2のピーク波長を有する紫外線を照射する第2の紫外線ランプとが同じチャンバ内に準備され、前記第1のピーク波長の紫外線は前記第2のピーク波長の紫外線と比較してポリマー残渣除去促進効果に優れ、前記第2のピーク波長の紫外線は前記第1のピーク波長の紫外線と比較して除電効果に優れており、
    前記基板液処理方法は、さらに、
    ドライエッチングが施された後の前記基板の帯電量に基づいて前記第2の紫外線ランプから前記基板に紫外線照射すべきか否かを判断することと、
    前記第2の紫外線ランプから前記基板に紫外線を照射すべきと判断されたときに、前記第1の紫外線ランプからの紫外線の照射と同時に、前記第2の紫外線ランプから前記基板に紫外線を照射することと
    を備えたことを特徴とする、基板液処理方法。
  2. 前記基板の帯電量が、前記第1の紫外線ランプからの紫外線の照射によって除電可能な帯電量を上回っているときに、前記基板に前記第2の紫外線ランプから紫外線を照射すべきと判断される、請求項記載の基板液処理方法。
  3. 前記基板に前記第2の紫外線ランプから紫外線を照射するかしないかを判断することは、その基板においてドライエッチングが施された後に測定された帯電量に基づいて行われる、請求項記載の基板液処理方法。
  4. 前記第2の紫外線ランプからの紫外線の照射時間は、前記第1の紫外線ランプからの紫外線の照射時間以下の範囲で設定される、請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の基板液処理方法。
  5. 前記基板に前記第2の紫外線ランプから紫外線を照射するかしないかを判断することは、当該基板の帯電量が当該基板と同じ構成を有しかつ同じ条件でドライエッチングが施された他の基板において予め測定された帯電量と同じであるとみなして、前記他の基板において予め測定された帯電量に基づいて行われる、請求項記載の基板液処理方法。
  6. 前記第1のピーク波長は200nm〜350nmの範囲内であり、
    前記第2のピーク波長は200nm〜300nmの範囲内である、
    請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の基板液処理方法。
  7. 第1のピーク波長を有する紫外線を基板に照射する第1の紫外線ランプと、
    前記第1のピーク波長よりも短い第2のピーク波長を有する紫外線を基板に照射する第2の紫外線ランプと、
    前記第1の紫外線ランプおよび前記第2の紫外線ランプを収容する単一のチャンバと、
    基板にポリマー除去液を供給することにより、基板の表面に付着したポリマー残渣を除去するための液処理を行う液処理装置と、
    ドライエッチング後の前記基板の帯電量または当該帯電量に対応する情報に基づいて前記基板に前記第2の紫外線ランプから紫外線を照射すべきか否かを判断し、その判断結果に基づいて、前記基板に前記第1の紫外線ランプから紫外線を照射すること、または前記第1の紫外線ランプ及び前記第2の紫外線ランプの両方から紫外線を照射することのいずれかを行わせる制御部と、
    前記制御部は、前記第1の紫外線ランプ及び前記第2の紫外線ランプの両方から紫外線を照射する場合には、前記第2の紫外線ランプからの紫外線の照射を前記第1の紫外線ランプからの紫外線の照射と同時に行わせ、
    前記第1のピーク波長の紫外線は前記第2のピーク波長の紫外線と比較してポリマー残渣除去促進効果に優れ、前記第2のピーク波長の紫外線は前記第1のピーク波長の紫外線と比較して除電効果に優れている、基板処理システム。
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