JP6710330B2 - 通信制御システム及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の機器の各々に設定されたアドレスを用いて一意のネットワークアドレスを生成することができる通信制御システム及び通信制御方法に関し、特に、空調システムに適した通信制御システム及び通信制御方法に関する。
1台の室外機に複数台の室内機が接続され、複数台の室内機が1台のリモコンで制御される通信制御システムとしての空調システムが普及している。一般に、空調システムでは、室外機と室内機との間の通信である内外通信における通信方式は、室内機とリモコンとの間の通信であるリモコン通信における通信方式と異なる。このため、室外機と室内機には内外通信用のアドレスが手動又は自動で設定され、室内機とリモコンにはリモコン通信用のアドレスが手動又は自動で設定される。このような空調システムでは、内外通信のアドレス体系とリモコン通信のアドレス体系とが異なるため、通常、リモコンから室外機にコマンドを送信したり、室外機がリモコンにデータを送信したりすることはできない。
特許文献1は、互いに異なる通信方式を採用する上位空調システムと下位空調システムを含み、上位空調システム(上位ネットワーク)及び下位空調システム(下位ネットワーク)において空気調和機(空調機)に個別にアドレスが設定されている空調システムを提案している。この空調システムでは、上位ネットワークと下位ネットワークが探索され、下位ネットワークの空調機に上位ネットワークにおける空きアドレスが割り当てられ、上位アドレスと下位アドレスの変換テーブルが生成される。
特許文献2は、互いに異なる通信プロトコルを用いる2つのネットワークの間に介在し、2つのネットワークの通信プロトコルに準拠した複数の異なるアドレスを用いて、2つのネットワークの間の通信を中継する中継装置を提案している。この中継装置は、一方のネットワークを構成する複数台の機器のアドレスを取得し、取得したアドレスに基づき他方のネットワークの通信プロトコルに準拠したアドレスを生成し、その後、取得したアドレスと生成したアドレスとを用いて2つのネットワークの間の通信を中継する。
例えば、1つの空調システムが2台のリモコンと64台の室内機(冷媒系統)と16台の室外機(1台の室外機が4台の室内機と接続される)とを含む場合、リモコン通信では18台の機器(2台のリモコンと16台の室内機)を識別できればよいので、リモコン通信におけるアドレスには5ビットを割り当てれば十分である。また、内外通信では5台の機器(1台の室外機と4台の室内機)を識別できればよいので、内外通信におけるアドレスには3ビットを割り当てれば十分である。
仮に、リモコン通信のアドレスに内外通信の機器のアドレスを割り当てる場合には、機器台数の最大値である82台を識別する必要があり、リモコン通信におけるアドレス用として、7ビットを割り当てる必要がある。
国際公開第2014/128891号(図1) 特開2005−286872号公報 特許第3379357号公報
しかしながら、上記技術はいずれも、一方のネットワークに他方のネットワークにおけるアドレスを割り当てる技術である。この場合、アドレスを割り当てられる側のネットワークのアドレス空間には十分な空きが必要であり、十分なアドレス空間を確保するためには、アドレスを表現するために大きなビット数が必要となる。空調システムにおける内外通信及びリモコン通信では、コスト抑制のために処理速度が非常に遅い処理装置が使用されており、アドレスのサイズを大きくした場合には、スループットが低下する。
さらに、このような空調システムは、室外機及び室内機にアダプタが接続され、他のネットワークに接続される場合も多い。このようなアダプタにもアドレスを割り当てる場合があるので、既存の通信方式(リモコン通信、内外通信など)にシステムの最大構成を想定したアドレス空間を設けることは、アドレスのビット数の増大を招き、スループットがさらに低下する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の機器の各々に設定されたアドレスを用いて一意のネットワークアドレスを生成し、ネットワーク内の通信に使用することで、機器間の通信を可能にするとともに、スループットの低下を抑制することができる通信制御システム及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る通信制御システムは、第1の通信方式に基づくアドレスである第1アドレスを持つ第1の通信部を有する第1の機器と、前記第1の通信方式に基づくアドレスである第2アドレスを持つ第2の通信部と第2の通信方式に基づくアドレスである第3アドレスを持つ第3の通信部とを有し、前記第1の通信部と前記第2の通信部とが第1の通信方式で通信可能である第2の機器と、前記第2の通信方式に基づくアドレスである第4アドレスを持つ第4の通信部を有し、前記第3の通信部と前記第4の通信部とが前記第2の通信方式で通信可能である第3の機器とを備えたシステムであって、前記第1の機器は、前記第1アドレスと予め決められた値とから、一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第1のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定し、 前記第2の機器は、前記第2の機器の起動時に、前記第2アドレスと前記第3アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意アドレスである第2のネットワークアドレスを生成し、前記第2の機器のアドレスとして前記第2のネットワークアドレスを設定し、前記第3の機器は、前記第2アドレスと前記第4アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第3のネットワークアドレスを生成し、前記第3の機器のアドレスとして前記第3のネットワークアドレスを設定し、前記第2の機器は、前記第3の機器から前記第1のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第1の機器に転送し、又は前記第1の機器から前記第3のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第3の機器に転送するものである。
本発明の他の態様に係る通信制御方法は、第1の通信方式に基づくアドレスである第1アドレスを持つ第1の通信部を有する第1の機器と、前記第1の通信方式に基づくアドレスである第2アドレスを持つ第2の通信部と第2の通信方式に基づくアドレスである第3アドレスを持つ第3の通信部とを有し、前記第1の通信部と前記第2の通信部とが第1の通信方式で通信可能である第2の機器と、前記第2の通信方式に基づくアドレスである第4アドレスを持つ第4の通信部を有し、前記第3の通信部と前記第4の通信部とが前記第2の通信方式で通信可能である第3の機器とを備えた通信制御システムにおける通信制御方法であって、前記第1アドレスと予め決められた値とから、一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第1のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定するステップと、前記第2の機器の起動時に、前記第2アドレスと前記第3アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第2のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定するステップと、前記第2アドレスと前記第4アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第3のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定するステップと、前記第2の機器が、前記第3の機器から前記第1のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第1の機器に転送し、又は前記第1の機器から前記第3のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第3の機器に転送するステップとを有するものである。
本発明によれば、複数の機器の各々に設定されたアドレスを用いて一意のネットワークアドレスを生成し、ネットワーク内の通信に使用するので、複数の機器が互いに異なる通信方式を採用している場合であっても、機器間の通信が可能であり、また、スループットの低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る通信制御システムとしての空調システムの構成例を概略的に示す図である。 図1の空調システムの一部の機器の内部構成を概略的に示す図である。 実施の形態に係る空調システムの機器のアドレスの例を示す図である。 実施の形態に係る空調システムのネットワークアドレスの設定例を示す図である。 実施の形態におけるネットワークアドレスの一例を示す図である。 実施の形態におけるネットワークアドレスの他の例を示す図である。 実施の形態に係る空調システムの変形例の構成を概略的に示す図である。 実施の形態に係る空調システムの他の変形例の構成を概略的に示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る通信制御システム及び通信制御方法を、添付図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
《1》実施の形態の構成
図1は、本発明の実施の形態に係る通信制御システムとしての空調システムの構成例を概略的に示す図である。図1に示される空調システムは、本実施の形態に係る通信制御方法を実施することができるシステムである。
図1に示されるように、実施の形態に係る空調システムは、第1の機器としての2台のリモコン100,101と、第2の機器としての4台の室内機(冷媒系統)200,201,210,211と、第3の機器としての2台の室外機300,310と、第4の機器としての2台のアダプタ400,401とを備えている。ただし、リモコンの台数は、2台に限定されず、1台又は3台以上であってもよい。また、室内機の台数は、4台に限定されず、1〜3台又は5台以上であってもよい。さらに、室外機の台数は、2台に限定されず、1台又は3台以上であってもよい。さらにまた、アダプタの台数は、2台に限定されず、1台若しくは3台以上であってもよく又はアダプタを備えなくてもよい。
室内機200,210は、第1の通信方式としてのリモコン通信で通信可能に接続されている。室内機200は、室外機300及び室内機201と第2の通信方式としての内外通信で通信可能に接続されている。室内機200は、アダプタ400と第3の通信方式としてのアダプタ通信で通信可能に接続されている。室外機300は、アダプタ401と第3の通信方式としてのアダプタ通信で通信可能に接続されている。室内機210は、室外機310及び室内機211と第2の通信方式としての内外通信で通信可能に接続されている。図1には、3種類の通信方式を含む空調システムが示されているが、通信方式の数は3種類に限定されない。また、リモコン通信と内外通信とアダプタ通信とは、互いに異なる通信方式(物理層、プロトコルなど)であるが、同じ通信方式が含まれてもよい。
図1では、リモコン100と、室内機200,201と、室外機300と、アダプタ400,401とが、ツリー構造に接続されており、リモコン101と、室内機210,211と、室外機310とが、ツリー構造に接続されている。本実施の形態では、リモコンをツリー構造の最上位の構成とし、以下室内機、室外機、アダプタの順にツリー構造の下位の構成とする。
リモコン通信は、例えば、2線式電源重畳による通信方式を採用する。内外通信は、例えば、送信回路と受信回路が直列に接続されたカレントループにより電流信号を送受信する通信方式を採用する。外部ネットワークと通信するためのアダプタ通信は、例えば、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などのシリアル通信方式を採用する。
室外機300と室内機200,201で冷房運転する場合には、室外機300から管路(図示せず)を通して送られた冷媒(液体の状態)が、室内機200,201の熱交換器(図示せず)で蒸発(気化)することで冷媒が室内で熱を奪い、室内の空気中の熱が冷媒によって管路を通して室外機300に運ばれ、室外で放熱される。
室外機300と室内機200,201で暖房運転する場合には、室外機300の熱交換器(図示せず)で冷媒が外気から熱(熱エネルギー)を奪い、その冷媒を圧縮機で圧縮して高温高圧にし、冷媒を管路(図示せず)を通して室内機200,201に運び、熱交換器(図示せず)で冷媒ガスを凝縮(液化)することで、室内で熱を放出させる。
なお、室外機300とアダプタ401との間のアダプタ通信と、室内機200とアダプタ400との間のアダプタ通信とは、互いに同じ通信方式であってもよいが、異なる通信方式であってもよい。同様に、複数のリモコン通信は、互いに同じ通信方式であってもよいが、異なる通信方式であってもよい。また、複数の内外通信は、互いに同じ通信方式であってもよいが、異なる通信方式であってもよい。
図2は、図1の空調システムの一部の機器の内部構成を概略的に示す図である。図2に示されるように、表示及びユーザ操作部としてのリモコン100は、リモコン通信に基づくアドレス(第1アドレス)“0”を持つ通信部(第1の通信部)100aと、リモコン100の動作を制御する制御部100bとを有している。また、リモコン室外機101は、リモコン100と同様の構成を有し、リモコン通信に基づくアドレス“1”を持つ通信部を有している。
室内機200は、リモコン通信に基づくアドレス(第2アドレス)“10”を持つ通信部(第2の通信部)200aと内外通信に基づくアドレス(第3アドレス)“1”を持つ通信部(第3の通信部)200bと、アダプタ通信に基づくアドレス(第6アドレス)200dと、室内機200の動作を制御する制御部200cとを有している。また、室内機201,210,211は、室内機200と同様の構成を有している。
室外機300は、内外通信に基づくアドレス(第4アドレス)“0”を持つ通信部(第4の通信部)300aと、アダプタ通信に基づくアドレス(第7の通信部)300bと、室外機300の動作を制御する制御部300cとを有している。また、室外機301は、室外機300と同様の構成を有している。
アダプタ400は、アダプタ通信に基づくアドレス(第5アドレス)“1”を持つ通信部(第5の通信部)400aと、アダプタ400の動作を制御する制御部(図示せず)とを有している。
例えば、リモコン100の制御部100bは、設定されている第1アドレス“0”と予め決められた値である第1の値“0”と第2の値“0”とから、予め決められた一定の規則に従って、第1アドレスと、第1の値と、第2の値とを連結することで、一意のネットワークアドレス“0.0.0”を生成する。ここで、一定の規則とは、上位の通信方式のアドレスと、中位の通信方式のアドレス、下位の通信方式のアドレスと、をこの順に連結するものである。
例えば、室内機200の制御部200cは、第2アドレス“10”と第3アドレス“1”と第6アドレス“0”とから、前記一定の規則に従って、第2アドレスと、第3アドレスと、第6アドレスとを連結することで、一意のネットワークアドレス“10.1.0”を生成する。
例えば、室外機300の制御部300cは、第2アドレス“10”と、第4アドレス“0”と、第6アドレス“0”とから、前記一定の規則に従って、第2アドレスと、第4アドレスと、第7アドレスとを連結することで、一意のネットワークアドレス“10.0.0”を生成する。
例えば、アダプタ400の制御部は、第2アドレス“10”と、第3アドレス“1”と、第5アドレス“1”とから、前記一定の規則に従って、第2アドレスと、第3アドレスと、第5アドレスとを連結することで、一意のネットワークアドレス“10.1.1”を生成する。
図3は、本実施の形態に係る空調システムの機器のアドレスの例を示す図である。空調システムは、電源が投入されたタイミングなどで立ち上げ処理を実施する。立ち上げ処理では、リモコン通信、内外通信、アダプタ通信のそれぞれが、個別に立ち上げ処理を実施し、アドレスの設定、必要な機器の情報の取得等が行われる。機器に設定されるアドレスは、機器に搭載されているDIPスイッチなどで予め設定されるものであってもよい。
本実施の形態では、リモコン通信におけるアドレスが5ビット(0〜31)であり、内外通信におけるアドレスが3ビット(0〜7)であり、アダプタ通信におけるアドレスが1ビット(0又は1)で表される場合を説明する。
図3には、リモコン通信、内外通信、アダプタ通信の各機器が立ち上がり、各機器にアドレスが設定された状態が示されている。例えば、リモコン通信上で、リモコン100にはアドレス“0”、リモコン101にはアドレス“1”、室内機200にはアドレス“10”、室内機210にはアドレス“11”が設定されている。このように、同じ通信方式で直接接続されている機器におけるアドレスは、同じ通信方式で直接接続されている範囲内で、互いに重複しない、一意のアドレスである。これは、他の通信方式の接続についても同様である。
また、例えば、内外通信上では、室外機300にはアドレス“0”、室内機200にはアドレス“1”、室内機201にはアドレス“2”が設定されている。また、内外通信上では、室外機310にはアドレス“0”、室内機210にはアドレス“1”、室内機211にはアドレス“2”が設定されている。
また、例えば、アダプタ通信上では、室内機200にはアドレス“0”、アダプタ400にはアドレス“1”が設定されている。また、アダプタ通信上では、室外機300にはアドレス“0”、アダプタ401にはアドレス“1”が設定されている。
図4は、本実施の形態に係る空調システムのネットワークアドレスの設定例を示す図である。なお、図2には、図4の一部が示されている。
空調システムでは、通常、機器間の通信が定常的に行われている。例えば、室内機200で計測された室内温度は、内外通信で定期的に室外機300に送られ、リモコン通信で定期的にリモコン100に送られる。
本実施の形態では、立ち上げ時に、図3に示されるように、各通信方式における各機器のアドレスの設定が終了した後、各通信方式におけるアドレスを元にして、空調システム内で一意(固有)となるネットワークアドレスを新たに生成する。新たなネットワークアドレスの設定例は、図4に示される。図4の例では、空調システムを、リモコン通信、内外通信、及びアダプタ通信のツリー構造と考え、リモコン通信(上位の機器)のアドレス、内外通信(中位の機器)のアドレス、アダプタ通信(下位の機器)のアドレスを、この順に連結したものが一意のネットワークアドレスとなるようにしている。
例えば、リモコン100では、リモコン通信アドレスは“0”であり、内外通信に相当する部分はないので予め決められた第1の値“0”とし、アダプタ通信に相当する部分はないので予め決められた第2の値“0”とし、ネットワークアドレスは“0.0.0”としている。
室内機200では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“1”であり、アダプタ通信アドレスは“0”であるため、ネットワークアドレスは“10.1.0”としている。
室外機300では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“0”であり、アダプタ通信アドレスが“0”であるため、ネットワークアドレスは“10.0.0”としている。
室内機200が自身のリモコン通信アドレス(図4において“10”)を決定する方法として、例えば、以下の第1の方法又は第2の方法を採用可能である。
第1の方法では、室内機200は、起動時に、リモコン100とリモコン通信で乱数を使った通信を行い、自動で室内機200のリモコン通信アドレスを決定し、これをリモコン100に通知する。このような室内機200のリモコン通信アドレスの自動設定動作は、例えば、特許文献3(特許第3379357号公報)に記載の内外通信におけるネットワークアドレスの自動設定動作と同様の方法で、行うことが可能である。第1の方法の場合には、室外機300は、室内機200から内外通信によって、室内機200のリモコン通信アドレスを取得する。
また、第2の方法では、室外機300又は室内機200に設けられたDIPスイッチなどの設定手段によって、作業者が手動で室内機200のリモコン通信アドレスを設定する。室外機300のDIPスイッチで室内機200のリモコン通信アドレスを設定した場合には、室外機300は、室内機200のリモコン通信アドレスを、内外通信の立ち上げ時に、内外通信によって室内機200に通知する。室内機200のDIPスイッチで室内機200のリモコン通信アドレスを設定した場合には、室内機200は、室内機200のリモコン通信アドレスを、内外通信の立ち上げ時に、内外通信によって室外機300に通知する。
アダプタ401では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“0”であり、アダプタ通信アドレスが“1”であるため、ネットワークアドレスは“10.0.1”としている。
アダプタ401は、アダプタ通信により、アダプタ401が接続されている室外機300のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを取得する。なお、室外機300が、アダプタ通信により、室外機300が接続されているアダプタ401に、室外機300のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを通知するように、室外機300を構成してもよい。
アダプタ400では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“1”であり、アダプタ通信アドレスが“1”であるため、ネットワークアドレスは“10.1.1”としている。
アダプタ400は、アダプタ通信により、アダプタ400が接続されている室内機200のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを取得する。なお、室内機200が、アダプタ通信により、室内機200が接続されているアダプタ400に、室内機200のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを通知するように、室内機200を構成してもよい。
室内機201では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“2”であり、アダプタ通信アドレスが“0”であるため、ネットワークアドレスは“10.2.0”としている。
室内機201は、内外通信により、室内機201が接続されている室内機200のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを取得する。なお、室内機200が、内外通信により、室内機200が接続されている室内機201にリモコンアドレス及び内外通信アドレスを通知するように、室内機200を構成してもよい。
同様の規則にしたがって、室内機210のネットワークアドレスは“11.1.0”であり、室内機211のネットワークアドレスは“11.2.0”であり、室外機310のネットワークアドレスは“11.0.0”である。
図5は、本実施の形態に係る空調システムにおけるネットワークアドレスの一例を示す図である。各通信方式のアドレスをビットレベルで連結している。リモコン通信アドレスが5ビットであり、内外通信アドレスが3ビットであり、アダプタ通信アドレスが1ビットである場合、ネットワークアドレスは9ビット(=5+3+1)となり、上位ビットから順に各通信方式のアドレスを並べる。図5の例では、リモコン通信アドレス“01010”が10進数で“10”であり、内外通信アドレス“000”が10進数で“0”であり、アダプタ通信アドレス“1”が10進数で“1”であるから、ネットワークアドレスは、これらを連結した値“1001”であり、10進数で“161”であることを示している。
《2》実施の形態の動作
リモコン100が室外機300のデータを取得する場合を説明する。リモコン100が室外機300に関するデータを取得する場合は、例えば、リモコン100が室外機300の運転データ(圧縮機回転数等)を取得したい場合である。この場合には、室内機200を介して通信を行う必要がある。
図1から図4に示される空調システムにおいて、リモコン100が室内機200を介して室外機300のデータを取得する場合を説明する。リモコン100は、リモコン通信で、送信元である室内機200に、リモコン100自身のネットワークアドレス“0.0.0”と室外機300の運転データの取得を要求するコマンドとを送信し、室外機300のネットワークアドレス“10.0.0”を宛先として、室外機300に、室外機300の運転データの取得を要求するコマンドを送信する。
リモコン100からコマンドを受信した室内機200は、宛先のネットワークアドレスを参照し、宛先のネットワークアドレスのリモコン通信部分が、自身と一致し、かつ、宛先のネットワークアドレスの内外通信部分が室外機であるため、内外通信で、室外機300に当該コマンドを転送(ルーティング)する。
リモコン100からコマンドを受信した他の室内機210は、宛先のネットワークアドレスを参照し、宛先のネットワークアドレスのリモコン通信部分が、自身と一致しないため、当該コマンドを破棄する。
室内機200から転送されたコマンドを受信した室外機300は、宛先のネットワークアドレスのリモコン通信部分、内外通信部分、アダプタ通信部分が、自身のアドレスと一致するため、自分宛のコマンドであると認識し、運転データをリモコン100に送信(応答)するための処理を行う。このとき、送信元に、室外機300のネットワークアドレス“10.0.0”、宛先に、リモコン100のネットワークアドレス“0.0.0”を設定する。
室外機300から応答を受信した室内機200は、宛先のネットワークアドレスを参照し、ネットワークアドレスのリモコン通信部分が“0”であり、自身と一致しないため、ツリー構造の上位側であるリモコン通信に転送する。
室内機200が転送した応答を受信したリモコン100は、宛先が自身のネットワークアドレスと一致するため、応答を処理する。
以上に説明した通信制御方法の場合、リモコン100と室外機300との間に存在する室内機200は、コマンドを解釈せずに、ネットワークアドレスだけに基づいて、転送を行うため、リモコン100と室外機300との間でやりとりされているコマンドを知る必要がない。
また、本実施の形態の場合、従来のリモコン通信アドレス、内外通信アドレス、アダプタ通信アドレスはそのまま維持しているため、ネットワークアドレスが不要な場合は、従来のように各通信のアドレスを使用して通信することも可能である。例えば、室外機300と室内機200の間で通信を行いたい場合、ネットワークアドレスを使用せずに、従来の内外通信アドレスを用いて通信してもよい。
ネットワークアドレスが必要となる場合は、複数の通信方式を跨いだ通信の場合である。通信において、ネットワークアドレスを使用するか、従来の通信方式の機器に付与されたアドレスを使用するかは、例えば、通信フレームのヘッダの特定のビットで判別する方法を採用してもよい。
《3》実施の形態の効果
以上に説明したように、本実施の形態に係る通信制御システムとしての空調システム及び通信制御方法おいては、空調システムを構成する複数の機器(すなわち、リモコン、室内機、室外機、アダプタ)に付与されているアドレスから、一定のルールに従って、空調システムを構成する機器に一意のネットワークアドレスを生成し、これらのネットワークアドレスを用いて機器間の通信を行う。このため、空調システムが複数の異なる通信方式の通信系統を含む場合であっても、予め付与されているアドレスとネットワークアドレスとの変換テーブルを用意することなく、異なる通信系統に属する機器間の通信、すなわち空調システム内でエンドツーエンドの通信を行うことができる。
また、本実施の形態に係る空調システムが複数の異なる通信方式の通信系統を含む場合には、既存の通信方式のアドレスを使用することも可能であり、ネットワークアドレスが不要な通信の場合にアドレスサイズが大きくなることで通信のスループットを圧迫しない。
また、本実施の形態に係る空調システムを構成する機器は、ネットワークアドレスと自身の各通信方式のアドレスとを比較し、自身宛のコマンド又はデータか、転送用のコマンド又はデータか、破棄すべきコマンド又はデータかを容易に判定することができる。
また、本実施の形態に係る通信制御システム、空調システム及び通信制御方法においては従来のように変換テーブルのようなものを生成する必要がないため、メモリ容量を節約することができる。
また、オフィス用の空調システムなどのように導入時には全ての空調機が同じバージョンであっても、年数が経ち、一部のみ機器を交換する場合であっても、古いバージョンの機器と新しいバージョンの機器が混在するシステムとなることがある。本実施の形態に係る通信制御システム及び通信制御方法では、ネットワークアドレスを生成する方式を採用しているため、古いバージョンの機器が混在するシステムにも適用可能である。
《4》変形例1
図6は、本実施の形態に係る空調システムにおけるネットワークアドレスの他の生成方法を示す図である。図5では、5ビットのリモコン通信アドレスと、3ビットの内外通信アドレスと、1ビットのアダプタ通信アドレスとを、連結することでネットワークアドレスを生成する例を示したが、リモコン通信アドレス、内外通信アドレス、アダプタ通信アドレスをそれぞれ、1バイトに拡張して連結、又は、1バイトに拡張した後、下位4ビットを連結することでネットワークアドレス“101000000001”(2進数)を生成してもよい。この値は10進数で“2561”である。
《5》変形例2
また、ネットワークアドレスは、リモコン通信アドレス、内外通信アドレス、アダプタ通信アドレスのそれぞれから一定のルールに基づく計算式で算出してもよい。例えば、リモコン通信アドレスをA1、内外通信アドレスをA2、アダプタ通信アドレスをA3としたとき、ネットワークアドレスNを、例えば、以下のような換算式で算出する。
N=a*A1+b*A2+c*A3
ここで、a,b,cは任意の整数であるが、ネットワークアドレスNが、空調システム内で一意となるように適切に設定する必要がある。
《6》変形例3
図7は、本実施の形態に係る空調システムの変形例の構成を概略的に示す図である。図7は、空調システムが、1台のリモコン100と、1台の室内機200と、1台の室外機300とから構成される場合を示している。また、図7において、対応する箇所には図2と同じ符号が付される。この場合には、図2の場合と同様に、空調システムを、リモコン通信及び内外通信のツリー構造と考え、リモコン通信(上位の機器)のアドレス、内外通信(中位の機器)のアドレスを、この順に連結したものが一意のネットワークアドレスとなるようにしている。
例えば、リモコン100では、リモコン通信アドレスは“0”であり、内外通信に相当する部分はないので予め決められた第1の値“0”とし、ネットワークアドレスは“0.0”としている。室内機200では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“1”であるため、ネットワークアドレスは“10.1”としている。室外機300では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“0”であるため、ネットワークアドレスは“10.0”としている。なお、室内機200が、室内機200のリモコン通信アドレス(図7において“10”)を決定する方法として、例えば、上記第1の方法又は第2の方法を採用可能である。また、室外機300が、室内機200のリモコン通信アドレスを知る方法として、上記第1の方法又は第2の方法を採用可能である。このように、空調システムを構成する機器が3台の機器であり、通信方式が2種類の場合にも、本実施の形態の通信制御方法が適用でき、図2の場合と同様の効果を得ることができる。
《7》変形例4
図8は、本実施の形態に係る空調システムの他の変形例の構成を概略的に示す図である。図8は、空調システムが、1台のリモコン100と、1台の室内機200と、1台の室外機300と、室外機300に接続された1台のアダプタ401とから構成される場合を示している。また、図8において、対応する箇所には図2と同じ符号が付される。この場合には、図2の場合と同様に、空調システムを、リモコン通信及び内外通信のツリー構造と考え、リモコン通信(上位の機器)のアドレス、内外通信(中位の機器)のアドレス、及びアダプタ(下位の機器)のアドレスを、この順に連結したものが一意のネットワークアドレスとなるようにしている。
例えば、リモコン100では、リモコン通信アドレスは“0”であり、内外通信に相当する部分はないので予め決められた第1の値“0”とし、アダプタ通信に相当する部分はないので予め決められた第2の値“0”として、ネットワークアドレスは“0.0.0”としている。
室内機200では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“1”であり、アダプタ通信に相当する部分はないので予め決められた第2の値“0”とするため、ネットワークアドレスは“10.1.0”としている。なお、室内機200が、室内機200のリモコン通信アドレス(図8において“10”)を決定する方法として、例えば、上記第1の方法又は第2の方法を採用可能である。
室外機300では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“0”であり、アダプタ通信アドレスは“0”であるため、ネットワークアドレスは“10.0.0”としている。また、室外機300が、室内機200のリモコン通信アドレスを知る方法として、上記第1の方法又は第2の方法を採用可能である。
アダプタ401では、リモコン通信アドレスは“10”であり、内外通信アドレスは“0”であり、アダプタ通信アドレスは“1”であるため、ネットワークアドレスは“10.0.1”としている。アダプタ401は、アダプタ通信により、アダプタ401が接続されている室外機300のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを取得する。なお、室外機300が、アダプタ通信により、室外機300が接続されているアダプタ401に、室外機300のリモコンアドレス及び内外通信アドレスを通知するように、室外機300を構成してもよい。
このように、空調システムを構成する機器が4台の機器であり、通信方式が3種類の場合にも、本実施の形態の通信制御方法が適用でき、図2の場合と同様の効果を得ることができる。
本発明は、リモコン、室内機、室外機、及びアダプタ接続機器を有する空調システムに適用可能であり、特に、店舗用、事務所用、ビル用などの空調システムに適用可能である。ただし、本発明は、空調システム以外のシステムにも適用可能である。
100,101 リモコン(第1の機器)、 100a 通信部(第1の通信部)、 200,201,210,211 室内機(第2の機器)、 200a 通信部(第2の通信部)、 200b 通信部(第3の通信部)、 200d 通信部(第6の通信部)、 300,310 室外機(第3の機器)、 300a 通信部(第4の通信部)、 300b 通信部(第8の通信部)、 400,401 アダプタ(第4の機器)、 400a 通信部(第5の通信部)、 401a 通信部(第7の通信部)。

Claims (13)

  1. 第1の通信方式に基づくアドレスである第1アドレスを持つ第1の通信部を有する第1の機器と、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスである第2アドレスを持つ第2の通信部と第2の通信方式に基づくアドレスである第3アドレスを持つ第3の通信部とを有し、前記第1の通信部と前記第2の通信部とが第1の通信方式で通信可能である第2の機器と、
    前記第2の通信方式に基づくアドレスである第4アドレスを持つ第4の通信部を有し、前記第3の通信部と前記第4の通信部とが前記第2の通信方式で通信可能である第3の機器と
    を備えた通信制御システムであって、
    前記第1の機器は、前記第1アドレスと予め決められた値とから、一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第1のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定し、
    前記第2の機器は、前記第2の機器の起動時に、前記第2アドレスと前記第3アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意アドレスである第2のネットワークアドレスを生成し、前記第2の機器のアドレスとして前記第2のネットワークアドレスを設定し、
    前記第3の機器は、前記第2アドレスと前記第4アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第3のネットワークアドレスを生成し、前記第3の機器のアドレスとして前記第3のネットワークアドレスを設定し、
    前記第2の機器は、前記第3の機器から前記第1のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第1の機器に転送し、又は前記第1の機器から前記第3のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第3の機器に転送する
    通信制御システム。
  2. 前記一定の規則は、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスと、前記第2の通信方式に基づくアドレス又は前記予め決められた値とを並べることによって、前記通信制御システム内において一意のアドレスを生成する処理、又は、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスと、前記第2の通信方式に基づくアドレス又は前記予め決められた値とを用いた予め決められた計算式による計算によって、前記通信制御システム内において一意のアドレスを生成する処理
    を規定する請求項1に記載の通信制御システム。
  3. 前記通信制御システムは、空調システムであり、
    前記第1の機器は、リモコンであり、
    前記第2の機器は、室内機であり、
    前記第3の機器は、室外機である
    請求項1又は2に記載の通信制御システム。
  4. 前記第1の機器は、前記第1の通信部で使用される前記第1アドレスと、前記第1のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第2の機器は、前記第2の通信部で使用される前記第2アドレスと、前記第3の通信部で使用される前記第3アドレスと、前記第2の通信部及び前記第3の通信部で使用される前記第2のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第3の機器は、前記第4の通信部で使用される前記第4アドレスと、前記第3のネットワークアドレスとを保持する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の通信制御システム。
  5. 第3の通信方式に基づく第5アドレスを持つ第5の通信部を有する第4の機器をさらに備え、
    前記第2の機器は、前記第3の通信方式に基づく第6アドレスを持つ第6の通信部を有し、
    前記第1の機器は、前記第1アドレスと前記予め決められた値である第1の値と第2の値とから、前記一定の規則に従って、前記第1のネットワークアドレスを生成し、
    前記第2の機器は、前記第2アドレスと前記第3アドレスと前記第6アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記第2のネットワークアドレスを生成し、
    前記第3の機器は、前記第2アドレスと前記第4アドレスと前記第6アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記第3のネットワークアドレスを生成し、
    前記第4の機器は、前記第2アドレスと前記第3アドレスと前記第5アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意の第4のネットワークアドレスを生成する
    請求項1に記載の通信制御システム。
  6. 前記一定の規則は、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスと、前記第2の通信方式に基づくアドレス又は前記第1の値と、前記第3の通信方式に基づくアドレス又は前記第2の値とを並べることによって、前記通信制御システム内において一意のアドレスを生成する処理、又は、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスと、前記第2の通信方式に基づくアドレス又は前記第1の値と、前記第3の通信方式に基づくアドレス又は前記第2の値とを用いた予め決められた計算式による計算によって、前記通信制御システム内において一意のアドレスを生成する処理
    を規定する請求項に記載の通信制御システム。
  7. 前記通信制御システムは、空調システムであり、
    前記第1の機器は、リモコンであり、
    前記第2の機器は、室内機であり、
    前記第3の機器は、室外機であり、
    前記第4の機器は、第1のアダプタである
    請求項又はに記載の通信制御システム。
  8. 前記第1の機器は、前記第1の通信部で使用される前記第1アドレスと、前記第1のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第2の機器は、前記第2の通信部で使用される前記第2アドレスと、前記第3の通信部で使用される前記第3アドレスと、前記第6の通信部で使用される前記第6アドレスと、前記第2の通信部及び前記第3の通信部及び前記第6の通信部で使用される前記第2のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第3の機器は、前記第4の通信部で使用される前記第4アドレスと、前記第3のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第4の機器は、前記第5の通信部で使用される前記第5アドレスと、前記第4のネットワークアドレスとを保持する
    請求項5から7のいずれか1項に記載の通信制御システム。
  9. 第4の通信方式に基づく第7アドレスを持つ第7の通信部を有する第5の機器をさらに備え、
    前記第3の機器は、前記第4の通信方式に基づく第8アドレスを持つ第8の通信部を有し、
    前記第1の機器は、前記第1アドレスと前記予め決められた値である第1の値及び第2の値とから、前記一定の規則に従って、前記第1のネットワークアドレスを生成し、
    前記第2の機器は、前記第2アドレスと前記第3アドレスと前記第8アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記第2のネットワークアドレスを生成し、
    前記第3の機器は、前記第2アドレスと前記第4アドレスと前記第8アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記第3のネットワークアドレスを生成し、
    前記第5の機器は、前記第2アドレスと前記第4アドレスと前記第7アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意の第5のネットワークアドレスを生成する
    請求項1に記載の通信制御システム。
  10. 前記一定の規則は、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスと、前記第2の通信方式に基づくアドレス又は前記第1の値と、前記第4の通信方式に基づくアドレス又は前記第2の値とを並べることによって、前記通信制御システム内において一意のアドレスを生成する処理、又は、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスと、前記第2の通信方式に基づくアドレス又は前記第1の値と、前記第4の通信方式に基づくアドレス又は前記第2の値とを用いた予め決められた計算式による計算によって、前記通信制御システム内において一意のアドレスを生成する処理
    を規定する請求項に記載の通信制御システム。
  11. 前記通信制御システムは、空調システムであり、
    前記第1の機器は、リモコンであり、
    前記第2の機器は、室内機であり、
    前記第3の機器は、室外機であり、
    前記第5の機器は、第2のアダプタである
    請求項又は10に記載の通信制御システム。
  12. 前記第1の機器は、前記第1の通信部で使用される前記第1アドレスと、前記第1のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第2の機器は、前記第2の通信部で使用される前記第2アドレスと、前記第3の通信部で使用される前記第3アドレスと、前記第2の通信部及び前記第3の通信部で使用される前記第2のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第3の機器は、前記第4の通信部で使用される前記第4アドレスと、前記第8の通信部で使用される前記第8アドレスと、前記第3のネットワークアドレスとを保持し、
    前記第5の機器は、前記第7の通信部で使用される前記第7アドレスと、前記第5のネットワークアドレスとを保持する
    請求項9から11のいずれか1項に記載の通信制御システム。
  13. 第1の通信方式に基づくアドレスである第1アドレスを持つ第1の通信部を有する第1の機器と、
    前記第1の通信方式に基づくアドレスである第2アドレスを持つ第2の通信部と第2の通信方式に基づくアドレスである第3アドレスを持つ第3の通信部とを有し、前記第1の通信部と前記第2の通信部とが第1の通信方式で通信可能である第2の機器と、
    前記第2の通信方式に基づくアドレスである第4アドレスを持つ第4の通信部を有し、前記第3の通信部と前記第4の通信部とが前記第2の通信方式で通信可能である第3の機器と
    を備えた通信制御システムにおける通信制御方法であって、
    前記第1アドレスと予め決められた値とから、一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第1のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定するステップと、
    前記第2の機器の起動時に、前記第2アドレスと前記第3アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第2のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定するステップと、
    前記第2アドレスと前記第4アドレスとから、前記一定の規則に従って、前記通信制御システム内における通信に使用される一意のアドレスである第3のネットワークアドレスを生成し、前記第1の機器のアドレスとして前記第1のネットワークアドレスを設定するステップと
    前記第2の機器が、前記第3の機器から前記第1のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第1の機器に転送し、又は前記第1の機器から前記第3のネットワークアドレスを送信先として送信されたコマンドを前記第3の機器に転送するステップと
    を有する通信制御方法。
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