JP5817561B2 - 空調機システム - Google Patents
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Description
各室内機は、機器に供給する電源電圧が出力される電源回路59と、電源回路59から出力される電源電圧と通信データとを重畳するための通信重畳回路55と、同通信重畳回路へ電源回路59からの電源電圧の供給をオン・オフ制御するトランジスタ54と、通信重畳回路55の出力を受け通信線40に出力するとともに、外部からの電源電圧を無極性化する極性一致回路63Aとを備え、電源供給源となっている室内機が電源供給不能となった場合に、他の室内機を電源供給源としてランダムに自動選択して、電源供給不能となった室内機の代わりにこの選択された室内機が電源供給を自動的に行う(例えば、特許文献1参照。)。このような構成は通信線40に接続されている電源供給源が1つだけの場合は問題ない。
前記室内機は、前記リモコンに供給する電圧を出力する電源と、前記通信線に対して前記電圧の供給/遮断を切り換えるスイッチと、前記通信線に印加された前記電圧を検出する電圧検出部と、前記電源の電流供給能力値を記憶した記憶部と、これらを制御する制御部とを備え、
室内機の前記電流供給能力値の項目と、前記区間内に存在する前記室内機のアドレスの項目とを前記室内機の全ての前記アドレスの項目毎に対応させる管理テーブルが前記記憶部に予め記憶されており、
複数の前記室内機の中から予め指定された特定の室内機は、前記アドレスと前記電流供給能力値とを他の室内機から受信し、自身の前記アドレスと前記電流供給能力値とを含めて、前記アドレスを前記アドレスの項目に、前記電流供給能力値を室内機の前記電流供給能力値の項目と対応する前記管理テーブルにそれぞれ記憶し、
前記管理テーブルに記憶した前記アドレス項目内の前記アドレスと対応する全ての室内機に対して、1台ずつ指定した指定室内機に対して前記通信線に前記電圧を一定時間だけ印加させ、
全ての前記室内機は、前記電圧が印加されている間に、前記検出部を介して前記通信線の前記電圧の有無を検出し、前記電圧を検出した前記室内機は自身の前記アドレスを前記特定の室内機へ通知し、
特定の前記室内機は、前記管理テーブルにおける前記指定室内機と対応させて、前記区間内に存在する前記室内機のアドレスの項目に通知された前記アドレスを記憶し、
記憶された前記区間内のアドレスの中で前記管理テーブルに記憶された前記電流供給能力が一番大きな値となる前記アドレスを選択し、同選択されたアドレスと対応する前記室内機に対して前記電圧を印加させることを特徴とする。
特定の前記室内機は、前記通信線に前記電圧が一定時間だけ印加されている時、前記リモコンから送信された前記消費電流値を、前記指定室内機と対応させて前記管理テーブルにおける前記リモコンからの応答欄に記憶し、
前記管理テーブルにおける選択された前記アドレスと対応する前記電流供給能力値と前記リモコンからの応答欄に記憶されている消費電流値の合計とを比較し、前記電流供給能力値よりも前記消費電流値の合計が大きい場合、電流供給不足エラーとすることを特徴とする。
請求項1に係わる発明は、特定の室内機が通信線における直流的に分離した区間内で最大の電流供給能力を備えた室内機を自動的に選択し、この室内機からリモコン用の電源を供給させるため、不慣れな作業者でも電源供給の室内機を選択する作業を簡単に行うことができる。
一方、各リモコンはタイプによって消費電流が異なっており、リモコン11とリモコン12とは消費電流:1A、リモコン13は消費電流:3Aとなっている。なお、実際の通信線の工事開始までに、これらの需給関係を考慮してコンデンサ8の挿入箇所を予め決定しておく。
図3は管理テーブルを説明する説明図であり、項1〜3で示される室内機ごとに自身の室内機も含むデータが収集されて記憶される。
このため、マスター室内機は、図3(1)の管理テーブルに示すように一定時間内にリモコンから何も応答がなければ、接続されているリモコンがない、もしくは電源供給不足によりリモコンが動作しないものと判断する。
つまり、リモコン通信アドレス:#R1から順に指定室内機電源供給開始指示(設定用)を室内機へ送信する。通信形式としては、宛先アドレス:同報、送信元アドレス:#R1、コマンド:電源供給開始、対象室内機:指定した室内機のリモコン通信アドレスである。
なお、応答を返信する室内機やリモコンは前述のように自身のリモコン通信アドレスの値と対応する時間だけ待機して返信するため、応答データが衝突することがない。
そしてマスター室内機は、順次、個別室内機のリモコン通信アドレスを更新しながら、全ての室内機の処理が完了するまで図4(2)個別データ収集の処理を繰り返す。
なお、前提条件としてマスター室内機か否かのデータは、集中リモコン5から各室内機へ指示を出し、これを受けた室内機が記憶部1eに予め記憶しているものとする。
室内機3の場合は『区間内の室内機リモコン通信アドレス』欄には#R3しか記憶されていないため、区間B内の最大供給室内機のリモコン通信アドレスは#R3となる。これらの選択されたアドレスは記憶部1eに記憶される。
受信データが有る場合(ST21−Y)、受信データは能力要求データか確認する(ST22)。受信データが能力要求データの場合(ST22−Y)、記憶部1eから供給能力を読み出して能力応答データを返信する(ST27)。なお、返信については、前述したように自身のリモコン通信アドレスに1秒を乗じた時間だけ待機してからデータを送信する。そして、ST21へジャンプする。
1a リモコン電源部
1b 通信部
1c 表示部
1d 通信部
1e 記憶部
1f 電圧検出部
1g 制御部
1h 供給スイッチ
4 室外機
5 集中リモコン
6 通信線
7 リモコン通信線
8 コンデンサ
11、12、13 リモコン
Claims (2)
- 複数のリモコンと、同リモコンに供給する電圧を出力すると共に、ユニークなアドレスが予め設定された複数の室内機と、前記電圧が印加される通信線と、同通信線に直列に接続され、前記通信線を直流的に分離した複数の区間として区切るコンデンサとを備え、前記リモコンと前記室内機とが無極2線方式により前記通信線で通信接続され、
前記室内機は、前記リモコンに供給する電圧を出力する電源と、前記通信線に対して前記電圧の供給/遮断を切り換えるスイッチと、前記通信線に印加された前記電圧を検出する電圧検出部と、前記電源の電流供給能力値を記憶した記憶部と、これらを制御する制御部とを備え、
室内機の前記電流供給能力値の項目と、前記区間内に存在する前記室内機のアドレスの項目とを前記室内機の全ての前記アドレスの項目毎に対応させる管理テーブルが前記記憶部に予め記憶されており、
複数の前記室内機の中から予め指定された特定の室内機は、前記アドレスと前記電流供給能力値とを他の室内機から受信し、自身の前記アドレスと前記電流供給能力値とを含めて、前記アドレスを前記アドレス項目に、前記電流供給能力値を室内機の前記電流供給能力値の項目と対応する前記管理テーブルにそれぞれ記憶し、
前記管理テーブルに記憶した前記アドレスの項目内の前記アドレスと対応する全ての室内機に対して、1台ずつ指定した指定室内機に対して前記通信線に前記電圧を一定時間だけ印加させ、
全ての前記室内機は、前記電圧が印加されている間に、前記検出部を介して前記通信線の前記電圧の有無を検出し、前記電圧を検出した前記室内機は自身の前記アドレスを前記特定の室内機へ通知し、
特定の前記室内機は、前記管理テーブルにおける前記指定室内機と対応させて、前記区間内に存在する前記室内機のアドレスの項目に通知された前記アドレスを記憶し、
記憶された前記区間内のアドレスの中で前記管理テーブルに記憶された前記電流供給能力が一番大きな値となる前記アドレスを選択し、同選択されたアドレスと対応する前記室内機に対して前記電圧を印加させることを特徴とする空調機システム。 - 前記リモコンは前記電圧が印加されて動作を開始した時、予め記憶している自身の消費電流値を送信する機能を備え、前記前記管理テーブルには前記リモコンからの応答欄が予め追加されており、
特定の前記室内機は、前記通信線に前記電圧が一定時間だけ印加されている時、前記リモコンから送信された前記消費電流値を、前記指定室内機と対応させて前記管理テーブルにおける前記リモコンからの応答欄に記憶し、
前記管理テーブルにおける選択された前記アドレスと対応する前記電流供給能力値と前記リモコンからの応答欄に記憶されている消費電流値の合計とを比較し、前記電流供給能力値よりも前記消費電流値の合計が大きい場合、電流供給不足エラーとすることを特徴とする請求項1記載の空調機システム。
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JP2012017113A JP5817561B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 空調機システム |
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JP2012017113A JP5817561B2 (ja) | 2012-01-30 | 2012-01-30 | 空調機システム |
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Family Applications (1)
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