JP6709875B1 - 成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の簡略化された成形機を提供する。【解決手段】成形機は、ベースと、ベースの上に固定された固定ダイプレートと、ベースの上に可動可能に設けられた可動ダイプレート14と、トグル機構と、ベースの上に型開閉方向に移動可能に設けられたリンクハウジング16と、トグル機構を駆動する第1のモータと、可動ダイプレート及びリンクハウジングを移動する第2のモータと、可動金型に出没可能に設けられた押出ピンが固定された押出板56と、リンクハウジング及び可動ダイプレートのいずれか一方に固定され、押出板を貫通し、押出板を摺動可能に保持するガイドバー58と、リンクハウジングに相対的に固定された押出板の位置決め部材68と、リンクハウジング及び固定ダイプレートに固定可能で、型開閉方向に延びるタイバーと、溶湯を固定金型と可動金型とで形成される空洞内に充填する射出装置、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、電動式のトグル機構と成形品を押し出す押出機構を備えた成形機に関する。
成形機の一例であるダイカストマシンでは、例えば、トグル機構を用いて型締めされた金型内の空洞に、射出装置を用いて溶湯を充填することで、成形品(ダイカスト品)を製造する。製造された成形品は、押出ピン等の押出機構を用いて金型から分離される。成形品の製造コストを低減させるために、成形機の構造の簡略化、省エネルギー化、成形のサイクルタイムの短縮等が望まれる。
特許第5803939号公報
本発明が解決しようとする課題は、構造の簡略化された成形機を提供することである。
本発明の一態様の成形機は、ベースと、前記ベースの上に固定され、固定金型を保持する固定ダイプレートと、前記ベースの上に型開閉方向に移動可能に設けられ、可動金型を前記固定金型に対向して保持する可動ダイプレートと、前記固定金型と前記可動金型の型締めが可能なトグル機構と、前記ベースの上に前記型開閉方向に移動可能に設けられ、前記トグル機構のリンクの一端が固定されるリンクハウジングと、前記トグル機構を駆動する第1のモータと、前記可動ダイプレート及び前記リンクハウジングを移動させる第2のモータと、押出ピンを前記可動金型に出没させる押出板と、前記リンクハウジング及び前記可動ダイプレートのいずれか一方に固定され、前記押出板を貫通し、前記押出板を摺動可能に保持するガイドバーと、前記押出板の位置決めを行う位置決め部材と、前記リンクハウジング及び前記固定ダイプレートに固定可能で、前記型開閉方向に延びるタイバーと、溶湯を前記固定金型と前記可動金型とで形成される空洞内に充填する射出装置と、
を備える。
上記態様の成形機において、前記ガイドバーは、前記リンクハウジングに固定されることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記位置決め部材は、前記ガイドバーに固定されることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記位置決め部材は、前記押出板を間に挟んで設けられた1対の環状部材であることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記1対の環状部材の間隔は、前記押出板の厚さよりも大きいことが好ましい。
上記態様の成形機において、前記1対の環状部材の間隔と、前記押出板の厚さとの差は10mm以下であることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記ガイドバーは、前記可動ダイプレートに固定されることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記リンクハウジングと前記可動ダイプレートとの間隔の変位量は、210mm以下であることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記タイバーは、前記リンクハウジング及び前記固定ダイプレートのいずれか一方に固定され、他方に対して摺動可能であることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記他方に前記タイバーを所望の位置で固定する固定機構を、更に備えることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記タイバーは、前記リンクハウジングに固定され、前記リンクハウジングと前記固定ダイプレートが最も離間した位置において、前記タイバーの前記固定ダイプレートの側の端部は、前記固定ダイプレートよりも前記可動ダイプレートの側に位置することが好ましい。
上記態様の成形機において、前記第2のモータによって、前記リンクハウジングの側が駆動されることが好ましい。
上記態様の成形機において、前記可動ダイプレートの側が駆動されることが好ましい。
本発明によれば、構造の簡略化された成形機を提供することができる。
第1の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第1の実施形態の成形機の押出機構の拡大模式図。 第1の実施形態の成形機の成形動作のフロー図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図。 第2の実施形態の成形機の押出機構の拡大模式図。 第3の実施形態の成形機の押出機構の拡大模式図。 第4の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第4の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第5の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第6の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第7の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第7の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。 第8の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の成形機は、ベースと、ベースの上に固定され、固定金型を保持する固定ダイプレートと、ベースの上に型開閉方向に移動可能に設けられ、可動金型を固定金型に対向して保持する可動ダイプレートと、固定金型と可動金型の型締めが可能なトグル機構と、ベースの上に型開閉方向に移動可能に設けられ、トグル機構のリンクの一端が固定されるリンクハウジングと、トグル機構を駆動する第1のモータと、可動ダイプレート及びリンクハウジングを移動させる第2のモータと、可動金型に出没可能に設けられた押出ピンが相対的に固定された押出板と、リンクハウジング及び可動ダイプレートのいずれか一方に固定され、押出板を貫通し、押出板を摺動可能に保持するガイドバーと、リンクハウジングに相対的に固定され、押出板の位置決めを行う位置決め部材と、リンクハウジング及び固定ダイプレートに固定可能で、型開閉方向に延びるタイバーと、溶湯を固定金型と可動金型とで形成される空洞内に充填する射出装置と、を備える。
図1は、第1の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図1は、一部に断面図を含む側面図である。図2は、第1の実施形態の成形機の押出機構の拡大模式図である。図2は、一部に断面図を含む上面図である。
第1の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第1の実施形態のダイカストマシン100は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図1及び図2は、ダイカストマシン100の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。
ダイカストマシン100は、金型の内部(図1中の空洞Ca)に液状金属(溶湯)を射出し、その液状金属を金型内で凝固させることにより、ダイカスト品を製造する機械である。金属は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、亜鉛合金、又は、マグネシウム合金である。
ダイカストマシン100は、ベース10、固定ダイプレート12、可動ダイプレート14、リンクハウジング16、タイバー18、タイバーナット19、固定金型20、可動金型22、トグル機構24、トグル移動機構26、押出機構28、タイバー固定機構30、射出装置32、入力表示装置34を備える。
トグル機構24は、型締モータ40(第1のモータ)、第1のねじ軸42、クロスヘッド44、複数のリンク46を備える。型締モータ40は電動モータである。
トグル移動機構26は、トグル移動モータ50(第2のモータ)、第2のねじ軸52、ナット部54、ガイドレール55を備える。トグル移動モータ50は電動モータである。
押出機構28は、押出板56、ガイドバー58、押出軸60、ピン支持板62、押出ピン64、位置決め部材68を備える。
タイバー固定機構30は、ハーフナット70、タイバー固定モータ72を備える。
射出装置32は、スリーブ74、プランジャ76、射出駆動部78、位置センサ80を有する。プランジャ76は、プランジャチップ76aとプランジャロッド76bを含む。スリーブ74には、開口部82が設けられる。
固定ダイプレート12はベース10の上に固定される。固定ダイプレート12には固定金型20を取り付けることが可能である。
可動ダイプレート14は、ベース10の上に型開閉方向に移動可能に設けられる。型開閉方向とは、図1等に示す型開方向及び型閉方向の両方向を意味する。可動ダイプレート14は、ベース10の上に設けられたガイドレール55の上を型開閉方向に移動する。可動ダイプレート14には、可動金型22を取り付けることが可能である。
リンクハウジング16は、ベース10の上に型開閉方向に移動可能に設けられる。リンクハウジング16は、ベース10の上に設けられたガイドレール55の上を型開閉方向に移動する。リンクハウジング16には、複数のリンク46の一部の一端が固定される。
トグル機構24は、リンクハウジング16と可動ダイプレート14との間に設けられる。複数のリンク46の一部の一端がリンクハウジング16に固定される。また、複数のリンク46の別の一部の一端が可動ダイプレート14に固定される。
トグル機構24により、リンクハウジング16と可動ダイプレート14との間の距離が変化する。リンクハウジング16と可動ダイプレート14との間隔の変位量は、例えば、50mm以上210mm以下である
トグル機構24により、固定金型20と可動金型22の型締めが可能となる。また、トグル機構24と押出機構28とが連動することにより、製造されたダイカスト品の金型からの押し出しが可能となる。
トグル機構24は、型締モータ40を用いて駆動される。型締モータ40により、第1のねじ軸42が回転することにより、クロスヘッド44が型開閉方向に移動する。クロスヘッド44の型開閉方向の移動に伴い、複数のリンク46が動作し、可動ダイプレート14がリンクハウジング16に対して相対的に型開閉方向に移動する。
タイバー18は、型開閉方向に延びる。タイバー18は、例えば、4本設けられる。
タイバー18は、リンクハウジング16及び固定ダイプレート12に固定可能である。タイバー18はタイバーナット19によりリンクハウジング16に固定される。タイバー18は、可動ダイプレート14を貫通する。タイバー18は固定ダイプレート12に対しては、摺動可能である。
固定ダイプレート12には、タイバー固定機構30が設けられる。タイバー18は固定ダイプレート12に対し、タイバー固定機構30を用いて固定又は非固定(解放)の状態にすることが可能である。タイバー固定機構30は、タイバー18を所望の位置で固定する。
例えば、タイバー18の固定ダイプレート12の側の先端部に、鋸状の溝が設けられる。タイバー固定機構30は、例えば、タイバー固定モータ72によりハーフナット70の開閉を制御する。例えば、ハーフナット70が閉じられることにより、タイバー18の先端部の溝にハーフナット70がはめ込まれ、タイバー18が固定ダイプレート12に対して固定される。
タイバー18は、固定金型20と可動金型22に型締力が加えられている間は、型締力を支える。
タイバー18は、リンクハウジング16に固定され、リンクハウジング16と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18の固定ダイプレート12の側の端部は、固定ダイプレート12よりも可動ダイプレート14の側に位置する。リンクハウジング16と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18の固定ダイプレート12の側の端部は、固定ダイプレート12と可動ダイプレート14の間に位置する。
また、タイバー18は、可動ダイプレート14と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18の固定ダイプレート12の側の端部は、固定ダイプレート12よりも可動ダイプレート14の側に位置する。可動ダイプレート14と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18の固定ダイプレート12の側の端部は、固定ダイプレート12と可動ダイプレート14の間に位置する。
トグル移動機構26は、可動ダイプレート14及びリンクハウジング16を移動する。トグル移動機構26は、トグル移動モータ50を用いて可動ダイプレート14及びリンクハウジング16を移動させる。
ナット部54は、リンクハウジング16に固定される。トグル移動モータ50により、第2のねじ軸52が回転することにより、ナット部54が型開閉方向に移動する。ナット部54が型開閉方向に移動することにより、ナット部54に固定されたリンクハウジング16及び複数のリンク46によりリンクハウジング16に接続された可動ダイプレート14が型開閉方向に移動する。リンクハウジング16及び可動ダイプレート14は、ガイドレール55上を移動する。トグル移動モータ50によって、第2のねじ軸52とナット部54を介して、可動ダイプレート14の側ではなく、リンクハウジング16の側が駆動される。
押出機構28は、図2に示すように、押出板56、ガイドバー58、押出軸60、ピン支持板62、押出ピン64、位置決め部材68を備える。押出機構28は、製造されたダイカスト品を金型から押し出して分離する機能を有する。
押出板56は、クロスヘッド44と可動ダイプレート14との間に設けられる。押出板56には、型閉方向に延びる押出軸60の一端が固定される。押出軸60は、可動ダイプレート14を貫通する。押出軸60は、可動ダイプレート14に対して摺動可能である。
押出軸60の他端は、ピン支持板62に固定される。ピン支持板62には、押出ピン64が固定される。押出ピン64は、相対的に押出板56に固定される。
押出ピン64は、可動金型22に出没可能に設けられる。押出ピン64は、型閉方向に延びる。押出ピン64は、例えば、複数本設けられる。
ガイドバー58は、リンクハウジング16に固定される。ガイドバー58は、型閉方向に延びる。ガイドバー58は、クロスヘッド44及び押出板56を貫通する。クロスヘッド44及び押出板56は、ガイドバー58に対して摺動可能に設けられる。ガイドバー58は、押出板56を摺動可能に保持する。
位置決め部材68は、ガイドバー58に固定される。位置決め部材68は、相対的にリンクハウジング16に固定される。
位置決め部材68は、第1の部材68aと第2の部材68bとを有する。第1の部材68aと第2の部材68bにより、押出板56の位置決めを行う。
第1の部材68aと第2の部材68bは、いずれもガイドバー58に固定される。第1の部材68aと第2の部材68bは、例えば、押出板56を間に挟んで設けられた1対の環状部材である。例えば、ガイドバー58は第1の部材68aと第2の部材68bとを貫通する。
第1の部材68aと第2の部材68bの間隔は、押出板56の型開閉方向の厚さよりも大きい。第1の部材68aと第2の部材68bの間隔と、押出板56の型開閉方向の厚さとの差は、例えば、数mmである。第1の部材68aと第2の部材68bの間隔と、押出板56の型開閉方向の厚さとの差は、例えば、1mm以上10mm以下である。
射出装置32は、金型の内部の空洞Caに液状金属を射出する機能を有する。射出装置32は、スリーブ74、プランジャ76、射出駆動部78、位置センサ80を有する。プランジャ76は、プランジャチップ76aとプランジャロッド76bを含む。スリーブ74には、開口部82が設けられる。
スリーブ74は、固定金型20の中に通じる。スリーブ74は、例えば、固定金型20に連結された筒状の部材である。スリーブ74は、例えば、円筒形状である。
プランジャ76は、スリーブ74の中を摺動する。プランジャロッド76bの先端に固定されたプランジャチップ76aが、スリーブ74の中を前後方向に摺動する。スリーブ74の中をプランジャチップ76aが前方へ摺動することにより、スリーブ74の中の溶湯が固定金型20と可動金型22とで形成される空洞Ca内に充填される。
射出駆動部78は、プランジャ76を前後方向に駆動させる機能を備える。射出駆動部78は、例えば、液圧式、電動式、又は液圧式と電動式とを組み合わせたハイブリッド式である。
位置センサ80は、プランジャ76の位置を検出する機能を有する。位置センサ80は、例えば、光学式又は磁気式のリニアエンコーダである。位置センサ80で検出されるプランジャ76の位置を微分することで、プランジャ76の速度を検出することが可能である。
入力表示装置34は、例えば、固定ダイプレート12に設けられる。入力表示装置34は、例えば、オペレータの入力操作を受け付ける。オペレータは、入力表示装置34を用いて、ダイカストマシン100の成形条件等の設定が可能となる。また、入力表示装置34は、例えば、ダイカストマシン100の成形条件、動作状況等を画面に表示する。入力表示装置34は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。
次に、第1の実施形態の成形機を用いた成形動作について、図1ないし図15を用いて説明する。図3は、第1の実施形態の成形機の成形動作のフロー図である。図4ないし図15は、第1の実施形態の成形機を用いた成形動作の説明図である。
第1の実施形態のダイカストマシン100の成形動作は、図3に示すように、初期状態ステップ(S01)、可動ダイプレート前進ステップ(S02)、タイバー固定ステップ(S03)、型締めステップ(S04)、射出動作ステップ(S05)、型開きステップ(S06)、タイバー解放ステップ(S07)、可動ダイプレート後退ステップ(S08)、押し出しステップ(S09)、押し出し戻しステップ(S10)を備える。
最初に、ダイカストマシン100は、初期状態ステップ(S01)にある(図1、図2)。初期状態は、いわゆる、型開限の状態である。この時、図2に示すように、押出板56と位置決め部材68の第2の部材68bの間には、型締ストロークに相当する隙間(図2中のs)が設けられる。
型締ストロークに相当する隙間sは、例えば、数mmである。隙間sは、例えば、1mm以上10mm以下である。
次に、可動ダイプレート前進ステップ(S02)でリンクハウジング16及び可動ダイプレート14を型閉方向に前進させる。リンクハウジング16及び可動ダイプレート14は、トグル移動機構26を用いて移動される。リンクハウジング16及び可動ダイプレート14は、固定金型20に可動金型22が接触するまで前進する。
次に、タイバー固定ステップ(S03)で、固定ダイプレート12を貫通したタイバー18を、タイバー固定機構30を用いて固定ダイプレート12に固定する(図4)。具体的には、タイバー固定モータ72によりハーフナット70を閉めることにより、タイバー18先端部の溝にハーフナット70がはめ込まれ、タイバー18が固定ダイプレート12に対して固定される。
固定金型20に可動金型22が接触した状態では、図5に示すように、押出板56と第2の部材68bの間には、型締ストロークに相当する隙間(図5中のs)が設けられた状態が保たれる。
次に、型締めステップ(S04)で、トグル機構24を用いて型締めを行う(図6)。固定金型20に可動金型22との間に型締力が加えられる。型締ストロークは、例えば、数mmである。隙間sは、例えば、1mm以上10mm以下である。型締ストロークに相当する距離だけ、リンクハウジング16と可動ダイプレート14との間の距離が広がる。図6では、リンクハウジング16等が型開方向に移動する状態を示す。リンクハウジング16等のタイバー固定ステップ(S03)での位置を破線で示している。
トグル機構24を用いて型締めを行った際、図6に示すように、押出板56は型締ストロークの距離だけ、ガイドバー58に対し型閉方向に移動し、押出板56は第2の部材68bに接する。
次に、射出動作ステップ(S05)で、射出装置32を用いて射出動作が行われる(図7)。具体的には、例えば、図示しないホッパー等を用いて、開口部82からスリーブ74の中へ溶湯が供給される。そして、スリーブ74内でプランジャチップ76aを前進させて溶湯を金型内の空洞Caへ充填する。金型内の空洞Caへ充填された溶湯が型締めされることで、ダイカスト品90が製造される。
次に、型開きステップ(S06)で、プランジャチップ76aを後退させた後に、トグル機構24を用いて型開きを行う(図8)。型開ストロークは、例えば、数mmである。型締ストロークに対応する距離だけ、リンクハウジング16と可動ダイプレート14との間の距離が狭まる。
図9では、リンクハウジング16等が型閉方向に移動する状態を示す。リンクハウジング16等の射出動作ステップ(S05)での位置を破線で示している。トグル機構24を用いて型開きを行った際、図9に示すように、押出板56はガイドバー58に対し、型締ストロークに対応する距離だけ、型開方向に移動し、例えば、押出板56は第1の部材68aに接する。
射出動作の際には、図6に示すように、押出板56と第1の部材68aとの間に型締ストロークに対応する隙間(図6中のs)が設けられている。このため、型開きステップ(S06)で押出板56は第1の部材68aの方向に移動することが可能となる。例えば、押出板56が第1の部材68aの方向に移動することで、型開きステップ(S06)において押出ピン64に押されたダイカスト品90が損傷することが抑制される。
次に、タイバー解放ステップ(S07)で、タイバー固定機構30を用いて固定ダイプレート12に固定されていたタイバー18を開放する。具体的には、タイバー固定モータ72によりハーフナット70を開くことにより、タイバー18を固定ダイプレート12に対して非固定とする。
次に、可動ダイプレート後退ステップ(S08)で、リンクハウジング16及び可動ダイプレート14を型開方向に後退させる(図10、図11)。リンクハウジング16及び可動ダイプレート14は、トグル移動機構26を用いて移動される。タイバー18は、固定ダイプレート12から引き抜かれる。
図11に示すように、リンクハウジング16及び可動ダイプレート14を型開方向に型開限の位置まで後退させた際、押出板56が第1の部材68aに接した状態が保たれている。
次に、押し出しステップ(S09)で、トグル機構24を用いてダイカスト品90の押し出しを行う(図12、図13)。具体的には、トグル機構24を用いて可動ダイプレート14を型開方向に移動させる。可動ダイプレート14の移動距離は、例えば、200mm以下である。可動金型22から押し出されたダイカスト品90は、例えば、図示しないロボットアームを用いてピックアップされる。
押し出しステップ(S09)では、押出板56は第1の部材68aに接した状態にある。このため、押出板56は型開方向に移動することはない。したがって、図13に示すように、押出ピン64が可動金型22に対して相対的に型閉方向に移動し、ダイカスト品90が可動金型22から押し出される。
次に、押し出し戻しステップ(S10)で、トグル機構24を用いてダイカスト品90を押し出した状態から、可動ダイプレート14を初期状態の位置に戻す(図14、図15)。具体的には、トグル機構24を用いて可動ダイプレート14を型閉方向に移動させる。
図15に示すように、押し出し戻しステップ(S10)では、押出ピン64が可動金型22に対して相対的に型開方向に移動し、押出ピン64が可動金型22の中に納まる。押出板56と位置決め部材68の第2の部材68bの間には、型締ストロークに対応する隙間(図15中のs)が残る。
以上の成形動作により、ダイカスト品90が製造される。次のダイカスト品を製造する場合には、上記成形動作を繰り返せば良い。
なお、可動ダイプレート後退ステップ(S08)と、押し出しステップ(S09)及び押し出し戻しステップ(S10)を並行して実行し、成形のサイクルタイムを短縮しても構わない。可動ダイプレート後退ステップ(S08)はトグル移動機構26を用い、押し出しステップ(S09)及び押し出し戻しステップ(S10)は、トグル移動機構26とは別のトグル機構24を用いる。トグル移動機構26はトグル移動モータ50、トグル機構24はトグル移動モータ50と異なる型締モータ40を動力源として使用する。したがって、可動ダイプレート後退ステップ(S08)と、押し出しステップ(S09)及び押し出し戻しステップ(S10)を並行して実行することが可能である。
次に、第1の実施形態の成形機の作用及び効果について説明する。
ダイカストマシンでは、ダイカスト品の製造コストを低減させるために、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、成形のサイクルタイムの短縮等が望まれる。
第1の実施形態のダイカストマシン100は、金型の型締めを行うトグル機構24を利用して、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う。したがって、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しのために、モータや油圧装置等の付加的な動力源を必要としない。したがって、ダイカストマシン100の構造の簡略化、及び、省エネルギー化が実現できる。
また、ダイカストマシン100のトグル機構24を利用した押出機構28は、リンクハウジング16に対して相対的に固定された位置決め部材68を用いる。そして、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な機構となっている。したがって、ダイカストマシン100の構造の簡略化が実現できる。
また、ダイカストマシン100は、トグル移動機構26を用いて、可動ダイプレート14及びリンクハウジング16を移動して、可動金型22を固定金型20に接触させる。したがって、トグル機構24のストロークは、型締めのためのストロークとダイカスト品90の押し出しのためのストロークが確保できれば十分である。型締めのためのストロークは、例えば、10mm以下であり、ダイカスト品90の押し出しのためのストロークは、例えば、200mm以下である。したがって、トグル機構24を小型化し、トグル機構24のストロークを小さく抑えることができる。よって、ダイカストマシン100の構造の簡略化が実現できる。
また、ダイカストマシン100は、トグル機構24及びトグル移動機構26のいずれにも電動モータを使用する。電動モータを用いることで、例えば、油圧装置を用いる場合に必要な大容量のオイルタンクを設けることが不要となる。したがって、ダイカストマシン100の構造の簡略化が実現できる。
また、ダイカストマシン100は、トグル機構24及びトグル移動機構26のいずれにも電動モータを使用することで、油圧装置を用いる場合に比べ動作速度が向上する。したがって、ダイカストマシン100の成形のサイクルタイムの短縮が実現される。
また、トグル移動機構26によりリンクハウジング16を移動可能とすることで、タイバー18の長さを短くすることが可能となる。したがって、ダイカストマシン100の構造の簡略化が実現できる。
なお、タイバー18の長さを短くすることで、金型が開ききった初期状態で、タイバー18の固定ダイプレート12の側の端部と固定ダイプレート12との間に空間が確保できる。この空間を利用して金型の脱着を行うことが可能となり、例えば、金型の脱着のためのタイバー引き抜き装置の設置が不要となる。したがって、ダイカストマシン100の構造の簡略化が実現できる。
以上、第1の実施形態によれば、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の成形機は、位置決め部材が棒状の部材である点で、第1の実施形態の成形機と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図16は、第2の実施形態の成形機の押出機構の拡大模式図である。図16は、一部に断面図を含む上面図である。
第2の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第2の実施形態のダイカストマシン200は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図16は、ダイカストマシン200の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。
図16に示すように、位置決め部材68は、リンクハウジング16に固定される。位置決め部材68は、棒状の部材である。棒状の部材の可動ダイプレート14の側の端部には、押出板56の位置決めを行うための1対の突起が設けられる。
1対の突起の間隔は、押出板56の型開閉方向の厚さよりも大きい。
第2の実施形態のダイカストマシン200においても、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の成形機は、ガイドバーが可動ダイプレートに固定される点で、第2の実施形態の成形機と異なっている。以下、第2の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図17は、第3の実施形態の成形機の押出機構の拡大模式図である。図17は、一部に断面図を含む上面図である。
第3の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第3の実施形態のダイカストマシン300は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図17は、ダイカストマシン300の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。
図17に示すように、ガイドバー58は、可動ダイプレート14に固定される。位置決め部材68は、リンクハウジング16に固定される。位置決め部材68は、棒状の部材である。棒状の部材の可動ダイプレート14の側の端部には、押出板56の位置決めを行うための1対の突起が設けられる。
第3の実施形態のダイカストマシン300においても、第1の実施形態のダイカストマシン100、第2の実施形態のダイカストマシン200と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100、第2の実施形態のダイカストマシン200と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第3の実施形態によれば、第1及び第2の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態の成形機は、タイバーが固定ダイプレートに固定され、リンクハウジングに対して摺動可能である点で、第1の実施形態の成形機と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図18、図19は、第4の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図18、図19は、一部に断面図を含む側面図である。
第4の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第4の実施形態のダイカストマシン400は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図18は、ダイカストマシン400の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。図19は、ダイカストマシン400のタイバー固定ステップ(S03)の状態を示す図である。
図18に示すように、タイバー18は固定ダイプレート12に固定され、リンクハウジング16に対して摺動可能である。
タイバー18は、型開閉方向に延びる。タイバー18は、例えば、4本設けられる。
タイバー18は、リンクハウジング16及び固定ダイプレート12に固定可能である。タイバー18はタイバーナット19により固定ダイプレート12に固定される。タイバー18は、可動ダイプレート14を貫通する。タイバー18はリンクハウジング16に対しては、摺動可能である。
リンクハウジング16には、タイバー固定機構30が設けられる。タイバー18はリンクハウジング16に対し、タイバー固定機構30を用いて固定又は非固定の状態にすることが可能である。
タイバー18は、例えば、リンクハウジング16の側の先端部に、鋸状の溝が設けられる。タイバー固定機構30は、例えば、タイバー固定モータ72によりハーフナット70の開閉を制御する。例えば、ハーフナット70が閉じられることにより、タイバー18先端部の溝にハーフナット70がはめ込まれ、タイバー18がリンクハウジング16に対して固定される。タイバー固定機構30は、タイバー18を所望の位置で固定する(図19)。
タイバー18は、固定金型20と可動金型22に型締力が加えられている間は、型締力を支える。
タイバー18は、固定ダイプレート12に固定され、リンクハウジング16と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18のリンクハウジング16の側の端部は、リンクハウジング16よりも可動ダイプレート14の側に位置する。リンクハウジング16と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18のリンクハウジング16の側の端部は、リンクハウジング16と可動ダイプレート14の間に位置する。
タイバー18は、固定ダイプレート12に固定され、可動ダイプレート14と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18のリンクハウジング16の側の端部は、リンクハウジング16よりも可動ダイプレート14の側に位置する。可動ダイプレート14と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18のリンクハウジング16の側の端部は、リンクハウジング16と可動ダイプレート14の間に位置する。
第4の実施形態のダイカストマシン400においても、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態の成形機は、固定ハウジングに固定されたタイバーのガイドを備える点で、第1の実施形態の成形機と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図20は、第5の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図20は、一部に断面図を含む側面図である。
第5の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第5の実施形態のダイカストマシン500は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図20は、ダイカストマシン500の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。
図20に示すように、ダイカストマシン500は、タイバー18のガイド92を備える。ガイド92は、固定ダイプレート12に固定される。ガイド92は、例えば、円筒形状である。
タイバー18は、ガイド92内を貫通することが可能である。ガイド92を設けることにより、タイバー18の固定ダイプレート12に対する挿入動作及び抜去動作が安定する。
第5の実施形態のダイカストマシン500においても、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。また、ガイド92を設けることにより、タイバー18の固定ダイプレート12に対する挿入動作及び抜去動作が安定する。
(第6の実施形態)
第6の実施形態の成形機は、リンクハウジングと固定ダイプレートが最も離間した位置において、タイバーの固定ダイプレートの側の端部は、固定ダイプレートの可動ダイプレートと反対の側に位置する点で、第1の実施形態の成形機と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図21は、第6の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図21は、一部に断面図を含む側面図である。
第6の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第6の実施形態のダイカストマシン600は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図21は、ダイカストマシン600の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。
図21に示すように、リンクハウジング16と固定ダイプレート12が最も離間した位置において、タイバー18の固定ダイプレート12の側の端部は、固定ダイプレート12の可動ダイプレート14と反対の側に位置する。タイバー18は、ダイカストマシン600の成形動作中は、常に固定ダイプレート12を貫通した状態にある。
第6の実施形態のダイカストマシン600においても、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
(第7の実施形態)
第7の実施形態の成形機は、タイバーを所望の位置で固定する固定機構が、係止板を含む点で、第1の実施形態の成形機と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図22、図23は、第7の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図22、図23は、一部に断面図を含む側面図である。
第7の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第7の実施形態のダイカストマシン700は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図22は、ダイカストマシン700の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。図23は、ダイカストマシン700のタイバー固定ステップ(S03)の状態を示す図である。
固定ダイプレート12には、タイバー固定機構30が設けられる。タイバー18は固定ダイプレート12に対し、タイバー固定機構30を用いて固定又は非固定の状態にすることが可能である。
タイバー固定機構30は、係止板94(ロックプレート)、係止板回転モータ96を備える。係止板94は係止板回転モータ96によって回転可能に設けられる。
図23に示すように、係止板94を回転させて、タイバー18に設けられたナット98と固定ダイプレート12との間に挿入することで、タイバー18を固定ダイプレート12に固定することが可能である。
第7の実施形態のダイカストマシン700においても、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第7の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
(第8の実施形態)
第8の実施形態の成形機は、第2のモータによって、可動ハウジングの側が駆動される点で、第1の実施形態の成形機と異なっている。以下、第1の実施形態と重複する内容については、一部記述を省略する。
図24は、第8の実施形態の成形機の全体構成を示す模式図である。図24は、一部に断面図を含む側面図である。
第8の実施形態の成形機はダイカストマシンである。第8の実施形態のダイカストマシン800は、コールドチャンバ式のダイカストマシンである。
図24は、ダイカストマシン800の動作開始前の初期状態を示す。この場合の初期状態とは、金型が開ききった状態、いわゆる型開限の状態である。
トグル移動機構26のナット部54は、可動ダイプレート14に固定される。トグル移動モータ50により、第2のねじ軸52が回転することにより、ナット部54が型開閉方向に移動する。ナット部54が型開閉方向に移動することにより、ナット部54に固定された可動ダイプレート14及び複数のリンク46により可動ダイプレート14に接続されたリンクハウジング16が型開閉方向に移動する。リンクハウジング16及び可動ダイプレート14は、ガイドレール55上を移動する。トグル移動モータ50によって、第2のねじ軸52とナット部54を介して、リンクハウジング16の側ではなく、可動ダイプレート14の側が駆動される。
第8の実施形態のダイカストマシン800においても、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様、位置決め部材68はリンクハウジング16に相対的に固定されることになる。したがって、第1の実施形態のダイカストマシン100と同様の作用により、位置決め部材68によって押出板56の位置を制御することで、ダイカスト品90の可動金型22からの押し出しを行う簡便な押出機構28が実現される。
以上、第8の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、ダイカストマシンの構造の簡略化、省エネルギー化、サイクルタイムの短縮が実現できる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。実施形態においては、成形機などで、本発明の説明に直接必要としない部分については記載を省略したが、必要とされる、成形機などに関わる要素を適宜選択して用いることができる。
第1ないし第8の実施形態においては、ダイカストマシンを成形機の例として説明したが、本発明を射出成形機等に適用することも可能である。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての給湯装置及び成形機は、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその均等物の範囲によって定義されるものである。
10 ベース
12 固定ダイプレート
14 可動ダイプレート
16 リンクハウジング
18 タイバー
19 タイバーナット
20 固定金型
22 可動金型
24 トグル機構
26 トグル移動機構
28 押出機構
30 タイバー固定機構
32 射出装置
34 入力表示装置
40 型締モータ(第1のモータ)
42 第1のねじ軸
44 クロスヘッド
46 リンク
50 トグル移動モータ(第2のモータ)
52 第2のねじ軸
54 ナット部
55 ガイドレール
56 押出板
58 ガイドバー
60 押出軸
62 ピン支持板
64 押出ピン
68 位置決め部材
70 ハーフナット
72 タイバー固定モータ
74 スリーブ
76 プランジャ
76a プランジャチップ
76b プランジャロッド
78 射出駆動部
80 位置センサ
82 開口部
90 ダイカスト品
92 ガイド
94 係止板(ロックプレート)
96 係止板回転モータ
98 ナット
100 ダイカストマシン(成形機)
200 ダイカストマシン(成形機)
300 ダイカストマシン(成形機)
400 ダイカストマシン(成形機)
500 ダイカストマシン(成形機)
600 ダイカストマシン(成形機)
700 ダイカストマシン(成形機)
800 ダイカストマシン(成形機)
Ca 空洞

Claims (13)

  1. ベースと、
    前記ベースの上に固定され、固定金型を保持する固定ダイプレートと、
    前記ベースの上に型開閉方向に移動可能に設けられ、可動金型を前記固定金型に対向して保持する可動ダイプレートと、
    前記固定金型と前記可動金型の型締めが可能なトグル機構と、
    前記ベースの上に前記型開閉方向に移動可能に設けられ、前記トグル機構のリンクの一端が固定されるリンクハウジングと、
    前記トグル機構を駆動する第1のモータと、
    前記可動ダイプレート及び前記リンクハウジングを移動させる第2のモータと、
    押出ピンを前記可動金型に出没させる押出板と、
    前記リンクハウジング及び前記可動ダイプレートのいずれか一方に固定され、前記押出板を貫通し、前記押出板を摺動可能に保持するガイドバーと、
    記押出板の位置決めを行う位置決め部材と、
    前記リンクハウジング及び前記固定ダイプレートに固定可能で、前記型開閉方向に延びるタイバーと、
    溶湯を前記固定金型と前記可動金型とで形成される空洞内に充填する射出装置と、
    を備えることを特徴とする成形機。
  2. 前記ガイドバーは、前記リンクハウジングに固定されることを特徴とする請求項1記載の成形機。
  3. 前記位置決め部材は、前記ガイドバーに固定されることを特徴とする請求項2記載の成形機。
  4. 前記位置決め部材は、前記押出板を間に挟んで設けられた1対の環状部材であることを特徴とする請求項3記載の成形機。
  5. 前記1対の環状部材の間隔は、前記押出板の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項4記載の成形機。
  6. 前記1対の環状部材の間隔と、前記押出板の厚さとの差は10mm以下であることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の成形機。
  7. 前記ガイドバーは、前記可動ダイプレートに固定されることを特徴とする請求項1記載の成形機。
  8. 前記リンクハウジングと前記可動ダイプレートとの間隔の変位量は、210mm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項7いずれか一項記載の成形機。
  9. 前記タイバーは、前記リンクハウジング及び前記固定ダイプレートのいずれか一方に固定され、他方に対して摺動可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項8いずれか一項記載の成形機。
  10. 前記他方に前記タイバーを所望の位置で固定する固定機構を、更に備えることを特徴とする請求項9記載の成形機。
  11. 前記タイバーは、前記リンクハウジングに固定され、前記リンクハウジングと前記固定ダイプレートが最も離間した位置において、前記タイバーの前記固定ダイプレートの側の端部は、前記固定ダイプレートよりも前記可動ダイプレートの側に位置することを特徴とする請求項1ないし請求項8いずれか一項記載の成形機。
  12. 前記第2のモータによって、前記リンクハウジングの側が駆動されることを特徴とする請求項1ないし請求項11いずれか一項記載の成形機。
  13. 前記第2のモータによって、前記可動ダイプレートの側が駆動されることを特徴とする請求項1ないし請求項11いずれか一項記載の成形機。
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