JP6709327B6 - 鞍乗り型車両 - Google Patents
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Description
本願は、2017年3月27日に出願された日本国特願2017−061872号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
また、この対策として、吸気ダクトや走行風案内通路の断面積を拡大することが考えられるが、吸気ダクトや走行風案内通路の断面積を単純に拡大すると、吸気ダクトや走行風案内通路の外側を覆うサイドカバーの本体部が大型化し、運転者の乗車感や見栄えに影響が及ぶことが懸念される。
(1)本発明の一態様に係る鞍乗り型車両は、内燃機関と、車両の側部を覆うサイドカバーを備え、前記サイドカバーは、車両前方から走行風を取り入れる走行風取入口と、前記走行風取入口から取り入れた走行風を前記内燃機関の吸気部に案内する走行風案内通路と、前記走行風案内通路内の前記吸気部側が負圧になったときに、前記走行風取入口とは別に前記走行風案内通路に外気を取り込む導入空気調整部と、を備えている。
上記(2)の構成により、急激なスロットルの開操作等によってエアクリーナの吸気口が負圧になると、その吸気口に近い位置に設けられた導入空気調整部によって速やかな外気の補給が行われる。したがって、この構成を採用した場合、スロットルの開操作に応じた内燃機関の出力のより速やかな立ち上がりを得ることができる。
上記(3)の構成により、車両の通常走行時には、走行風案内通路の案内壁の内面に沿って走行風が内燃機関の吸気部方向に流れる。このとき、案内壁の内面に沿う走行風の流れにより、網目構造部を通した案内壁の外側への走行風の漏れが抑制される。一方、急激なスロットルの開操作によって内燃機関の吸気部側が負圧になると、網目構造部を通して案内壁の外面側からも外気が補給されるようになる。したがって、この構成を採用した場合には、簡単な構造によって導入空気調整部を形成することができる。
上記(4)の構成により、走行風取入口を前方から覗き込んだときに、網目構造部が走行風取入口から見え難くなる。これにより、車両の意匠性が高まる。また、車幅方向外側に膨出した膨出部に網目構造部が設けられているため、走行風取入口から取り入れた走行風が網目構造部を通して漏れるのをより一層抑制できる。
上記(5)の構成により、網目構造部が、案内壁の車幅方向内側に傾斜する傾斜部に設けられているため、車両の通常走行時には、走行風が案内壁の網目構造部から外部に排出されずに傾斜部の内面に沿って内燃機関の吸気部側にスムーズに流れるようになる。また、洗車時等に水流が車両後方側から案内壁の傾斜部の外面に当たると、その水流が案内壁の傾斜部の外面に沿って車幅方向外側へ向かって流れる。このため、洗車時等に網目構造部を通して水流が車両内側の吸気部方向に進入し難くなる。
上記(6)の構成により、導入空気調整部を通して走行風案内通路内に水滴が進入することがあっても、エアクリーナの吸気口が導入空気調整部と逆側を向いているため、水滴がエアクリーナの吸気口から直接吸い込まれ難くなる。
また、本発明の態様の場合、走行風案内通路自体の断面積を拡大するのではなく、走行風案内通路の吸気部側が負圧になったときにだけ、導入空気調整部からも外気を取り込む構造であるため、サイドカバーの大型化も回避することができる。
したがって、本発明を採用した場合には、サイドカバーの大型化を抑制しつつ、スロットルの開操作に応じた内燃機関の出力のスムーズな立ち上がりを実現することができる。
本実施形態に係る鞍乗り型車両は、エンジン2(内燃機関)によって後輪Wrが駆動されるオフロードタイプの自動二輪車である。以下、本実施形態の鞍乗り型車両については、「自動二輪車1」と呼ぶものとする。
なお、上記の部材のうち紙面前後で重なって隠れている部材(例えば、センターパイプ14L)は、図示都合上括弧書きで符号を付している。以下の説明では、紙面前後で重なって隠れている部材については同様に扱っている。
ステアリングステムの上下の各端部には、トップブリッジ9とボトムブリッジ10が固定されている。トップブリッジ9とボトムブリッジ10には、サスペンション部材である左右のフロントフォーク22L,22Rが支持されている。フロントフォーク22L,22Rの下端部には、前輪Wfが回転自在に軸支されている。トップブリッジ9の上部には操向ハンドル4が取り付けられている。また、ボトムブリッジ10には、前輪Wfの上方を覆うフロントフェンダ18が取り付けられている。
吸気管8には内部に図示しないスロットルバルブを内蔵するスロットルボディ6が接続されている。
また、排気管7は、シリンダ部2aの前方から車体の右側方に引き回された後に車体の後部斜め上方に延出している。排気管7の後部にはマフラー5が接続されている。
なお、スイングアーム34は、図示しないクッションユニットを介しても車体フレームFに支持されている。
前部サイドカバー24は、下方側に配置される前部カバーインナ24Aと、前部カバーインナ24Aと上下方向で一部重なった状態で上方側に配置される前部カバーアウタ24Bと、を備えている。
前部カバーアウタ24Bは、前部カバーインナ24Aの一部に車幅方向外側から重ね合せられている。前部カバーインナ24Aと前部カバーアウタ24Bは、燃料タンク50の側部に締結固定されるともに、車体フレームFの適所に図示しないステー等を介して取り付けられている。
本実施形態においては、前部サイドカバー24と後部サイドカバー25が自動二輪車1のサイドカバーを構成している。
図2に示すように、メインフレームパイプ12の後方側において、センターパイプ14L,14Rと、シートレール16L,16Rと、サポートパイプ17L,17Rに囲まれた空間部には、エンジン2に導入する外気を浄化するためのエアクリーナ27が配置されている。エアクリーナ27は吸気ダクト26を介してスロットルボディ6に接続されている。エアクリーナ27は、車体フレームFにステー等を介して取り付けられている。後部サイドカバー25は、エアクリーナ27の左右の側方を覆うように車体に取り付けられている。
図6、7にも示すように、後部カバーインナ25Aは、車両側面視が下向きの歪な略三角形状の本体部25Aaと、その本体部25Aaの後上がりの後部斜辺の下端から車体の後部下方に向かって突出する延長片25Abと、を有している。
なお、後部カバーインナ25Aの本体部25Aaの下端は、前部カバーインナ24Aの延長片24Abの下端に重ねられ、その状態でエアクリーナ27に突設されたステー20(図2参照)に締結固定される。
導入空気調整部を成す網目構造部41は、前部側の走行風取入口32よりもエアクリーナ27の吸気口31(内燃機関の吸気部)に近い位置に配置されている。
スロットル操作の比較的緩やかな車両の通常走行時には、図5中の実線矢印で示すように、車体右側の前部サイドカバー24と後部サイドカバー25の間に形成された走行風取入口32に走行風が流入し、その走行風が後部サイドカバー25の内側に設けられた走行風案内通路39を通ってエアクリーナ27に流入する。このとき、走行風は、走行風案内通路39の後部領域の膨出部40で車幅方向内側に向かって向きを変え、エアクリーナ27の吸気口31の臨む空間部Sに導入される。そして、吸気口31に導入された走行風は、エアクリーナ27で浄化されてエンジン2の吸入部に流入する。
よって、本実施形態に係る自動二輪車1を採用した場合には、後部サイドカバー25の大型化を抑制しつつ、スロットルの開操作に応じたエンジン2の出力のスムーズな立ち上がりを実現することができる。
2…エンジン(内燃機関)
24…前部サイドカバー(サイドカバー)
25…後部サイドカバー(サイドカバー)
27…エアクリーナ
31…吸気口
32…走行風取入口
39…走行風案内通路
40…膨出部
40R…後傾斜部(傾斜部)
41…網目構造部(導入空気調整部)
Claims (5)
- 内燃機関(2)と、車両の側部を覆うサイドカバー(24,25)を備え、
前記サイドカバー(24,25)は、
車両前方から走行風を取り入れる走行風取入口(32)と、
前記走行風取入口(32)から取り入れた走行風を前記内燃機関(2)の吸気部に案内する走行風案内通路(39)と、
前記走行風案内通路(39)内の前記吸気部側が負圧になったときに、前記走行風取入口(32)とは別に前記走行風案内通路(39)に外気を取り込む導入空気調整部(41)と、を備え、
前記導入空気調整部(41)の車体前方位置において、前記走行風案内通路(39)の一部が、車幅方向内側の面が凹状に窪み、車幅方向外側の面が凸状に膨出する凹形状部(42)として形成されており、
前記凹形状部(42)の内面側の後壁(42r)は、車体後方側に向かって車幅方向内側に傾斜してしており、
前記導入空気調整部(41)は、車両の一側方に設けられ、前記内燃機関(2)の吸気側に設けられる前記車両のエアクリーナ(27)の吸気口(31)は、車両の他側方を向いて設けられている、
鞍乗り型車両。 - 前記導入空気調整部(41)は、前記走行風取入口(32)と比べて、前記内燃機関(2)の吸気側に設けられている前記車両のエアクリーナ(27)の吸気口(31)により近い位置に配置されている
請求項1に記載の鞍乗り型車両。 - 前記走行風案内通路(39)は、車幅方向外側に配置されるとともに、前記走行風が内面に沿って流れる案内壁(40)を有し、
前記案内壁(40)の少なくとも一部に網目構造部(41)が設けられ、
前記導入空気調整部が前記網目構造部(41)によって構成されている
請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。 - 前記網目構造部(41)は、前記走行風案内通路(39)の後部領域に車幅方向外側に膨出して設けられている
請求項3に記載の鞍乗り型車両。 - 前記網目構造部(41)は、前記案内壁(40)のうちの、前記走行風取入口(32)から車両後方側に向かって延出する前記走行風案内通路(39)の上流部に対して、車幅方向内側に傾斜する傾斜部(40R)に設けられている
請求項4に記載の鞍乗り型車両。
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