JP6707753B2 - 小口配送システムにおける配送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、集配センターを中心に構築される配送システムに関する。
大量の貨物を扱う集配センターなどでは、配送先別に仕分けされた貨物をトラックの荷台(バン)内部へ人手により荷積みしているが、多大な時間と労力を要している。
荷積み・荷降ろしの労力と時間を軽減するために種々の工夫がなされている。
特許文献1に記載の「荷役装置・方法」では、方形の台座2にあらかじめトラック1台分の荷物を積みつけておき、フォーク移動式荷役装置(フォーク3など)により、積み付けたそのままの状態でトラックの荷台20へ一度に積み込むシステムが記載されている。
特許文献2に記載の「商品の保管に関する改良」では、トラックのバン内部側壁に水平レール(第2の案内手段56)を取付け、水平レールに垂直レール(第1の案内レール10)を横移動可能に取付け、垂直レールにフレームによる物資支持装置52を上下移動可能に取付けている。そして、この装置により貨物をバンの奥から順次、無駄な空間を作らないように積み込んでいくという装置(システム)である。
特許文献3の荷役システムは、貨物センターSに横移動機構200bとこれに沿って移動する搬送台200aを配置し、基台200dにおいて貨物を積み込み、積み込んだ貨物を搬送台200a(縦移動機構)に移動させ、搬送台200aをトラックヤードに後ろ着けしたトラックの荷台位置に横移動させ、その位置から車両用荷役装置400と共にバン内部へ搬送台200aを用いて押し込む構造である。
特許文献4の「荷物の積み降ろし装置と方法」には、車両側に積み込みウィンチを、プラットホーム側に引き出しウィンチを設け、両ウィンチ間にシート板を配置し、シートを引き込み、引き出すことで、シート板に積み付けた貨物をそのまま車両に積み込んだり、積み降ろしたりする方法と装置が記載されている。
一般に、広い荷捌きヤードを有している集配センターではプラットホームにおいて貨物を行き先別に積み上げたり、かご台車に載せてまとめておいたりするが、それでもトラックのバン内へ貨物を積み込みのための労力と必要な時間は大きい。
荷降ろしに関しても同様である。しかも、これらの作業はトラックの運転手が行なうことが多く、運転者の超過勤務を招いている。
そして、トラックへの荷積みや荷降ろしに時間を要していると、次々と到着するトラックのために付近の道路が渋滞して、近隣の交通を混乱させることもある。
特開平11−130268号公報 特表平8−500789号公報 特開2010−215354号公報 特開平4−159926号公報
特許文献1に記載の荷役方法を達成するには、積みつけた貨物がフォーク車によって移動される際に荷崩れを起こさないことが重要である。このため、この荷役方法で搬送できる貨物は、一定規格のダンボールなどに梱包されモジュール化されたものに限定され、小口搬送のような種々雑多な大きさの貨物を集めた搬送には適していない。
特許文献2の搬送に関する改良方法は、種々な形態、大きさの貨物をバン(箱型の貨物室)の奥から空間の無駄なく積み込むことができるが、多大な労働と時間の問題が解決されていない。
特許文献3の荷役システムは、労働と時間の問題を解決できるかも知れない。しかし、前記同様、利点が発揮できるのは、モジュール化された貨物の場合であり、例えば、小型のバン型トラックを用いて種々な形態と大きさの貨物を扱う小口搬送のシステムには向かない。
特許文献4の「荷物の積み降ろし方法及び装置」では、シート上に積み付けた貨物をシートごと移動させるので、荷崩れが発生し易い。前記同様、モジュール化され安定して積み付けることができる貨物の搬送に適したものといえる。
なお、特許文献4には、実施例の一つとしてボックス型パレット(図4B)が記載されているが、これは、シート板3Aの前縁、左右側縁に壁体14を着脱可能に取り付けたものであり、しかも貨物を積み込むときは壁体14を取り外している。
つまり、この実施例は、ボックス型とはいえ、また、比較的不定形荷物の運搬に適しているとの記載があるものの、基本的に平らなシート板3Aであって、積み込み後荷崩れ防止のために三方に壁体14を立ち上げる構成としたものである。
そこで、この発明は、種々な形態と大きさの貨物を扱う小口配送の業界において採用が可能であり、多大な労力と時間を縮小し、また、効率よく積み込み、積み降ろしが可能な配送システムの提供を課題とする。
箱型貨物室を備えたトラックと中間コンテナを備え、中間コンテナをトラックの箱型貨物室の内形に対してほとんど隙間なくはまり込む外形とし、荷捌きされた貨物を中間コンテナにあらかじめ積み込んで既積み中間コンテナとして保管しておき、前記既積み中間コンテナを順次、そのままトラックの箱型貨物室の内部に積み込み、配送先にて既積み中間コンテナのまま積み降ろしてそのまま保管する、小口配送システムとする。
なお、本願において、前記の「ほとんど隙間なくはまり込む外形」は「出し入れに支障がない程度にピッタリとはまり込む外形」を意味する。
中間コンテナは、既積み状態で内部の積み込み情況を外部から目視できる構造とすることがある。
中間コンテナは、内部に通路とラックを備え、ラックは貨物収納用に区分けされると共に、各収納箇所に貨物を検出する検出器と検出器からの信号に基づき貨物の積み込み状況を表示する手段を備えたものとすることがある。
貨物の積み込み状況を表示する手段は、トラックの運転席に配置されていることが好ましい。
中間コンテナへ積み付ける貨物の形態として、複数の分別収納庫を利用することがある。各分別収納庫は冷凍庫、冷蔵庫、常温庫のように、収納貨物の特性に応じた必要な環境で内部に貨物を収納できるものである。
分別収納庫は、中間コンテナ内へ複数をほとんど隙間なくはめ込まれた状態に収納できる規格化されて外形とする。
そして、この小口配送システムでは、貨物は、集配センターにおいてまず分別収納庫に納められる。
ついで、積み付けの済んだ分別収納庫(既積み分別収納庫)を中間コンテナに積み込み、既積み中間コンテナとして保管しておく。
既積み中間コンテナは、前記の場合と同様に、集配センターのトラックヤードに待機している配送当番トラックの箱型貨物室に、そのまま積み込み、配送先にてそのまま積み降ろす。複数の分別収納庫についても必要があれば、そのまま保管される。
荷捌きされた貨物は集配センターにおいてまず中間コンテナに積み込んで保管されるので、貨物を集配センターのトラックヤードに荷積みしたり、かご台車に積んで保管したりするなどの手間が省かれる。
また、既積み中間コンテナは、配送担当トラックへの荷積みまでそのままにしておき、トラックの到着と同時にそのまま積み込めばよいので、トラックヤードに荷積みしておいた貨物を当番トラックの到着にあわせてトラックまで運んだり、荷積みされたかご台車をトラックまで運んだりする手間が省ける。
また、配送先では既積み中間コンテナをトラックの箱型貨物室からそのまま引き出して積み降ろし、そのまま集配センターのトラックヤードに保管すればよいので荷降ろしの手間も省ける。
小口配送では荷積み、荷降ろしの作業は通常、トラックの運転者が行っていたので、中間コンテナを利用することで積み込みの作業手数が少なくなり、トラック運転者の過重労働を解決することができる。
トラックへの積み込みに際して貨物は既に中間コンテナに積み付けられているので、配送当番トラックの到着にあわせてすばやい積み込みと配送先での積み降ろしが可能なので、待機トラックの列で周辺道路を占拠することもない。
〔イ〕、〔ロ〕、〔ハ〕は、小口配送システムの進行状況を説明するための図である。 実施例1を概略で示す平面図。 実施例1を概略で示す正面図。 ウインチによる中間コンテナの積み込み〔イ〕と積み降ろし〔ロ〕を説明するための正面図。 実施例2を概略で示す斜視図。
[実施例1]
図1は、実施例1としてこの発明の最も基本的な例を示すものであり、小口配送システム1は、配送当番トラック2と中間コンテナ3で構成されている。
トラック2はバントラックで荷台として箱型貨物室4を備えている。箱型貨物室4は、この実施例において、後端に両開き扉を有する後端出入り型である。
中間コンテナ3は直方体でその外形をトラック2の箱型貨物室4の内形に対してほとんど隙間なくはまり込む外形としてある。
中間コンテナ3はいわゆる鉄道コンテナや海運コンテナのように頑丈に作る必要はなく、せいぜい床板を頑丈なパネルで構成する以外は軽量なアルミ合金形材のパネルを直方体に組み付ける程度でよい。
要するに配送車の箱型貨物室4に収納されて運ばれるものであるから、外力に対する強度はさほど必要がない。
ただ、床板6は貨物7の荷重を支えまた中間コンテナ3を移動させる際に外部から移動のための力を加える部分なので、10〜20kN程度の荷重に耐えるものとする。
また、中間コンテナ3はトラックヤード8での移動やトラック2の箱型貨物室4の内部での移動に便利なように、床板6の底面を滑り面に構成したり、コロや小さな車輪を設けたりすることがある。
このような、小口配送システム1は次のように稼動する。
集配センター5に集められた貨物7は、トラックヤード8の作業員によって中間コンテナ3の内部に積み付け、積み付けの完了した既積み中間コンテナ3aとする。ついで、トラック2の箱型貨物室4に既積み中間コンテナ3aを積み込む(図1イ)。既積み中間コンテナ3aは配送当番のトラック2が到着していない場合は、待機のためにトラックヤード8に保管されることがある。
中間コンテナ3への積み付けはトラックヤード8の作業員が行い、既積み中間コンテナ3aをトラック2へ積み込む作業はトラックの運転者が行なう。
トラック2への積み込みは、すでに積み付けが完了している既積み中間コンテナ3aを、集配センター5が備えた荷積み・荷降ろし装置を用いて行なうだけなので、運転者の労力と時間はさほど大きくない。
配送先では、トラック2の箱型貨物室4から既積み中間コンテナ3aを、そのままトラックヤード8に引き出し、そのまま保管する。引き出し保管する作業はトラック2の運転者が行なうが、前記と同様、集配センター5が備えた荷積み・荷降ろし装置を用いて行なうだけなので、運転者の労力と時間はさほど大きくない。
保管された既積み中間コンテナ3aの開梱はトラックヤード8の作業員が行い、さらに各貨物7のあて先に配送されることとなる(図1ロ)。
あるいは、配送当番トラック2の運転者が箱型貨物室4に積載している既積み中間コンテナ3aを積載のまま開梱して、内部の貨物7をそれぞれのあて先へ直接に配送することもある(図1ハ)。
[実施例2]
図2、図3は、トラックヤード8に荷捌き装置9を備えた集配センター5に前記の基本的な例を適用した例である。
トラックヤード8は、一側にトラック2(配送当番トラック2)が後着けされるブース10を備え、ブース10に対し屋内側に荷捌き装置9が配置されている。ブース10は複数構成されている。
荷捌き装置9は、屋内側からブース10側への方向(横方向)で、メイン搬送コンベア11と荷受台12、中間コンテナ供給トロリー13が配置されている。また、ウインチ装置14を備えている(図4)。
メイン搬送コンベア11は前記の横方向に対してトラックヤード8の平面上、縦方向に配置されたコンベア装置である。メイン搬送コンベア11に沿って荷受台12が縦方向の所定間隔に配置されている。
メイン搬送コンベア11はまた、前記荷受台12が配置された箇所に仕分け装置15を備えている。仕分け装置15は、メイン搬送コンベア11に載って縦方向に運ばれてくる貨物7を指定された位置で横方向に移動させて荷受台12上に移転させる。どの荷受台12へ移転させるかは、この実施例において貨物7に貼られた識別ラベルを仕分け装置15のセンサーで識別している。
中間コンテナ供給トロリー13(図2,3)は、中間コンテナ3を吊り上げて縦方向へ移動し、所定の位置、すなわち、前記荷受台12とこれに横方向で対応したブース10との中間位置(積み付け箇所)に移動させ、その位置に中間コンテナ3を配置する。また、前記積み付け箇所における既積み中間コンテナ3aを吊り上げて保管位置まで縦方向に移動させる機能を有する。なお、この実施例では中間コンテナ3の床板6の下面に小さなコロないし車輪6aが定位置の縦方向の軸で回転するように設けられており、これらでトラックヤード8の上面を移動する。
ウインチ装置14(図4)は、この実施例において、トラック側ウインチ装置14aとトラックヤード側ウインチ装置14bとで構成される。ウインチ装置14は、巻き取ることができるワイヤ16(16a,16b)とその先端に取り付けられたフック(17a,17b)を備える。なお、図4において符号18は渡り板装置であり、ブース10に後着けされたトラック2の箱型貨物室4の後端とトラックヤード8の側端との隙間を橋渡しするもので、この実施例では油圧によって上下移動される。
集荷された貨物7は、メイン搬送コンベア11に載せられてトラックヤード8に送られ、仕分け装置15で目的の荷受台12に移転される。
各ブース10には中間コンテナ3が配置された状態となっている(図2)。
荷受台12に仕分けされた貨物7は、トラックヤードの作業員がこの実施例では手作業で中間コンテナ3の内部に積み付けいく。
積み付けが完了し、既積みとなった中間コンテナ3aは、配送当番のトラック2がブース10に到着しているときは、トラック側ウインチ装置14aのワイヤ16aを引き出して先端のフック17aを既積み中間コンテナ3aの前端に係合し、ワイヤ16aを巻き上げる。これにより既積み中間コンテナ3aは、トラック2の箱型貨物室4に引き込まれ、積み込まれる。この作業は配送当番の運転手が行なう。
中間コンテナ3に積み付けが完了しても配送当番のトラック2がブース10に到着していないときは、既積み中間コンテナ3aをその位置に待機させ、次の中間コンテナ3への積み付けを行なう。なお、待機させた既積み中間コンテナ3aをトラック2へ積み込むのは前記の通りであり、簡単に行なえる。そして、積み込まれた後の積み付け箇所には新たな中間コンテナ3が中間コンテナ供給トロリー13によって運び込まれる。
一方、既積み中間コンテナ3aは配送先で、トラックヤード8側のウインチ装置14bのワイヤ16b先端のフック17bを既積み中間コンテナ3aの後端に係合し、ワイヤ16bを巻き込むことで、箱型貨物室4から、そのままトラックヤード8上に引き出され、積み降ろしが終了する。この作業は、トラックヤード側の作業員が行なうが、運転手が行なっても簡単に行なえる。
積み降ろされた既積み中間コンテナ3aの開梱は、前記のように、トラックヤード8の作業員が行い、さらに各貨物7のあて先に配達されることとなる(図1ロ)。
あるいは、配送当番トラック2の運転者が箱型貨物室4に積載している既積み中間コンテナ3aを積載のまま開梱して、内部の貨物7をそれぞれのあて先へ直接に配達することもある(図1ハ)。
配送当番トラック2は、配送先で既積み中間コンテナ3aを積み降ろした後、配送先で準備されていた既積み中間コンテナ3aを積み込んで集配センター5に戻ってもよいし、既に空となっている別の中間コンテナ3を積み込んで戻ってもよい。このように中間コンテナ3は集配センター5と配送先(複数のこともある)及び配送当番トラック2間を流通する(通う)ものとなる。
[実施例3]
この小口配送システム1は、給食センターの配送システムとして大きな効果を発揮する。
例えば、給食センターでは、給食先に常温品、冷蔵品及び冷凍品を同時に配送する必要が生じる。
これら3種の品は一体梱包が不可であるから、従来、それぞれ専用のトラックで配送している。
また、これらを定刻に配達する必要がある。
このため、トラックの台数や配送のための人員が増大し、また、積み込み、積み降ろしなど、配送に必要な時間が増大している。
図5は実施例3の概要を示したものであり、基本的に実施例1の場合と同様であるが、トラック2と中間コンテナ3の他に分別収納庫19を備える。
トラック2は箱型貨物室4を有し、中間コンテナ3は前記実施例1,2の場合と同様である。
分別収納庫19は、この実施例において冷凍食品用収納庫19a、冷蔵食品用収納庫19b及び常温食品用収納庫19cとなっている。すなわち、分別収納庫19は収納する貨物(食品)の特性に応じて必要な環境を整えることができる収納庫を意味する。
中間コンテナ3は、前記のとおり、トラック2の箱型貨物室4の内形に対してほとんど隙間なくはまり込む外形であり、さらに、3個(基本的に複数)の分別収納庫19は、前記中間コンテナ3の内形に対してほとんど隙間なくはめ込んで収納できる外形としてある。
そして、荷捌きされた食品をまず分別収納庫19へその特性に応じて納める(既積み分別収納庫20)。ついで、既積み分別収納庫20を中間コンテナに積み込んで既積み中間コンテナ3aとする。そして、配送当番のトラック2が到着しておれば、そのまま積み込み、到着していない場合はその状態で待機する。
トラック2への積み込みは、既積み中間コンテナ3aとして積み付けが完了しているので、トラック2の運転者が行なっても少ない労力と時間とで行なえる。
配達先では、トラック2から既積み中間コンテナ3aを引きだすことで積み降ろしが完成する。内部の食品はそれぞれに環境の整った分別収納庫19に納められているので、劣化してしまうことがない。しかも、給食に際しては食品を分別収納庫19のまま配膳室に運びこむことができ衛生的にすぐれている。
分別収納庫19は、それぞれの環境が異なるにも係わらず、外形が似てしまうので、保証できる環境に応じて外観の色を変えたり、大きな表示をしたりしておくことが好ましい。
また、中間コンテナ3に積み付けてしまうと、外部から積み付けた既積み分別収納庫20を見分けることができないので、中間コンテナ3を床板6以外を格子で構成するとか中を見通せる窓を設けておくことも好ましい。
実施例3によれば、中間コンテナ3を用いる前記の基本構造が発揮する効果に加え、下記の作用効果が発揮される。
冷凍、冷蔵、常温保存など保存条件の異なる食品を一挙に配送でき、手間と時間を短縮できる。これにより、トラックの数、運転者の数を削減できる。
要冷蔵、冷凍品を前の日から分別収納庫19に準備しておける。給食して完成した段階で順次、分別収納庫19に入れて保管できる。すなわち、分別収納庫19a、19bを冷凍庫、冷蔵庫として利用できる。
分別収納庫19を翌日回収するのであれば、配送先でこれらを冷蔵庫、冷凍庫として利用できる。ただし、分別収納庫19を回収する必要がある。
以上、いくつかの実施例について説明した。
基本的な技術思想を変えることなく種々の変更と付加が可能である。
例えば、前記中間コンテナ3の中央部に通路を設け、両側をラックに構成してラックの各区画に貨物7を収納する構造とすることもできる。このときは、各区画にセンサーを配置して収納された貨物7の位置と品目、配送先などを検出し、これを運転席に配置した端末装置で判別できるようにすることもできる。品目と配送先などは貨物7に付したQRコード(登録商標)などから読み取る。配送担当の運転者は、これらのデータを見ながら配送の能率を上げることができる。
分別収納庫19の利用は食品に限らず、分別保管が必要な物品の同時配送に用いることができる。
また、集配センター5における中間コンテナ3を移動させる手段として、ウインチ装置14を例に取り上げたが、滑走させるためのそり、帯状のフイルムに載せて移動させるものやトラックヤード8の床面から中間コンテナ3(既積み中間コンテナ3a)を持ち上げスライドさせる装置等を用いることができる。
1 小口配送システム
2 トラック
3 中間コンテナ
4 箱型貨物室
5 集配センター
6 床板
7 貨物
8 トラックヤード
9 荷捌き装置
10 ブース
11 メイン搬送コンベア
12 荷受台
13 中間コンテナ供給トロリー
14 ウインチ装置
15 仕分け装置
16(16a,16b)ワイヤ
17(17a,17b)フック
18 渡り板装置
19 分別収納庫
20 既積み分別収納庫

Claims (5)

  1. あらかじめ箱型貨物室を備えたトラックと、あらかじめ箱状に形成され、内部の積み込み状況を外部から目視できる中間コンテナを備え、
    前記中間コンテナを前記トラックの箱型貨物室の内形に対してほとんど隙間なくはまり込む外形とした小口配送システムにおける配送方法において
    荷捌きされた貨物を前記中間コンテナにあらかじめ積み込んで既積み中間コンテナとして保管する第1の手順と
    前記既積み中間コンテナをそのまま前記トラックの前記箱型貨物室に積み込む第2の手順と
    配送先にて前記既積み中間コンテナをそのまま積み降ろす第3の手順とを有することを特徴とした小口配送システムにおける配送方法
  2. 前記中間コンテナは、内部に通路とラックを備え、ラックは貨物収納用に区分けされると共に、各収納箇所に貨物を検出する検出器と検出器からの信号に基づき貨物の積み込み状況を表示する手段を備えていることを特徴とした請求項1に記載の小口配送システムにおける配送方法
  3. あらかじめ箱型貨物室を備えたトラック、内部の積み込み状況を外部から目視できる中間コンテナおよび複数の分別収納庫を備え、
    前記中間コンテナをトラックの箱型貨物室の内形に対してほとんど隙間なくはまり込む外形とし、
    前記複数の分別収納庫は中間コンテナ内形に対してほとんど隙間なくはめ込んで収納できる外形とし、前記分別収納庫は収納物品の特性に応じた必要な環境で内部に貨物を収納できるものである小口配送システムにおける配送方法において
    荷捌きされた貨物を分別収納庫に納めて既積み分別収納庫とする第1の手順と
    前記既積み分別収納庫を前記中間コンテナに積み込んで既積み中間コンテナとして保管する第2の手順と
    前記既積み中間コンテナをそのまま前記トラックの前記箱型貨物室へ積み込む第3の手順と
    配送先にて前記既積み中間コンテナをそのまま積み降ろす第4の手順とを有することを特徴とした小口配送システムにおける配送方法
  4. 前記分別収納庫は、収納物品の特性に応じて準備された環境に応じて外観が色分けされていることを特徴とした請求項3に記載の小口配送システムにおける配送方法
  5. 前記複数の分別収納庫がそれぞれ冷凍庫、冷蔵庫、常温庫であり、給食配送を行うことを特徴とした請求項3に記載の小口配送システムにおける配送方法
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