JP2000118652A - 荷物移送装置 - Google Patents

荷物移送装置

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JP2000118652A
JP2000118652A JP10285566A JP28556698A JP2000118652A JP 2000118652 A JP2000118652 A JP 2000118652A JP 10285566 A JP10285566 A JP 10285566A JP 28556698 A JP28556698 A JP 28556698A JP 2000118652 A JP2000118652 A JP 2000118652A
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JP
Japan
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hanger
rail
luggage
transfer device
building
Prior art date
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JP10285566A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Arai
井 信 之 荒
Shigeru Kimura
村 茂 木
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NIPPON CONTEC KK
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NIPPON CONTEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない作業者により軽作業によって高能率に
荷物の移動ができ、荷物の搬送順も狂うことのない荷物
移送装置を提供する。 【解決手段】 建屋に架設されたレール1と、このレー
ル1に懸吊支持されて走行自在な車輪2を有するハンガ
ー3と、このハンガー3に自重により鉛直姿勢に垂下す
るよう連結され荷物7を載荷する荷台6とを具有するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種商品の配送セ
ンター等において用いるに適する荷物移送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】食品、雑貨、薬品等の業界においては物
流の合理化が積極的に行われており、それに伴う搬送機
器等に関しても種々開発改良がなされている。
【0003】一方、上記商品は、建屋の各階層の棚に商
品別に分類収納するようにし、出荷時にはその棚から該
当商品が詰納されているコンテナを下ろし、建屋の配送
口へ搬送するようになされている。
【0004】従来、上記コンテナの商品棚への搬入また
は搬出には、コンテナを台車に載せてエレベータにより
各階層へ搬送する方式、コンベアによる搬送方式、バー
チレータ(ベルト間に挟んで搬送)による搬送方式が多
く用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして上記エレベー
タによる方式では、荷物(コンテナ)をエレベータに乗
せる箇所とエレベータから下ろす箇所には必ず作業者が
常時待機していなければならないか、あるいは荷物と一
緒にエレベータに乗らなければならず、そのため作業者
の配置数が多くなって省力化のうえで問題があった。
【0006】またエレベータによる搬送の場合は、エレ
ベータの昇降に時間が掛るため、時間当りの作業量を増
やすためにはエレベータの容積を大きくしなければなら
ないという問題がある。
【0007】一方、コンベアにより階層間に荷物を搬送
する方式では、コンベア上に荷物であるコンテナを1個
ずつ積み下ろしする作業が必要であり、重労働が強いら
れることになる。またコンベアにより階層間で荷物を搬
送するにはその傾斜角度が最大で20°弱しかとれない
ため長大な傾斜コンベアの設置が必要となり、建屋内に
傾斜コンベアの設置スペースが広く必要となるという問
題がある。
【0008】これらの問題点はバーチレータ方式におい
ても同様に有するものである。
【0009】本発明は、少ない作業者により軽作業によ
って高能率に荷物の移送ができ、荷物の搬送順も狂うこ
とのない荷物移送装置を提供することを課題としてなさ
れたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、建屋に架設されたレールと、このレー
ルに懸吊支持されて走行自在な車輪を有するハンガー
と、このハンガーに自重により鉛直姿勢に垂下するよう
連結され荷物を載荷する荷台とを具有することを特徴と
する。
【0011】前記建屋が複数階である場合には、前記レ
ールは建屋の上下階層間を傾斜レールで構成し、この傾
斜レールの上部側にそって無端回動自在な無端帯を配設
し、この無端帯には前記ハンガーに係合してこれを傾斜
レールにそって移動させるフックを所定の間隔をおいて
配設することにより荷台を上下階層間へ人力によらずに
移動させることができる。
【0012】前記荷台は、前記ハンガーに揺動自在に連
結される上部枠と、この上部枠に上端が枢支され下端が
左右に拡開自在とされた左右の可動枠とで構成するよう
にし、これら可動枠の下端には荷物を積載する台車の両
側部に係合して台車を吊持する係合部を設けておくこと
により荷物を積載して運搬する台車ごと荷台に保持して
移動させ、所定の位置で保持を解くことにより再び台車
により荷物を運搬することができる。
【0013】前記各可動枠の対向側上方位置に該可動枠
に平行する方向の長孔を有する部片をそれぞれ固着し、
前記上部枠の中央下部に前記部片に直交する方向にハン
ドル杆を水平面内で旋回操作自在に枢支し、このハンド
ル杆に突設された突部を前記部片の長孔にそれぞれ嵌合
されていて、ハンドル杆を旋回させることにより前記突
部が前記長孔内をスライドして左右の可動枠が離接方向
に開閉するようにすれば、ハンドル杆の旋回操作だけで
台車の保持および解放ができ、作業性を高めることがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施形態を示す側面図
で、建屋の天井部から懸吊支持して架設されるレール1
と、このレール1に前後の車輪2,2が係合して走行自
在に支持されたハンガー3と、このハンガー3の中央の
軸受部4にピン5により枢支され自重により鉛直姿勢に
垂下される荷台6とからなっている。
【0016】この荷台6に直接荷物7(図4示)を積載
するようにしてもよいが、図示の実施形態では荷物7を
積載する台車8を荷物7を積んだまま保持するようにし
た場合を示している。
【0017】すなわち荷台6はアングル材等の型材によ
り角枠状に構成される平面視略正方形状の上部枠9と、
この上部枠9に上端がピン10,10により枢支され下
端が左右(図2の矢印方向)に拡開自在とされた可動枠
11,11とで構成され、これら可動枠11,11の下
端には台車8の両側部に係合してこれを吊持する係合部
12,12が設けられている。
【0018】前記可動枠11,11の対向側の上方位置
にはアーム13,13が水平方向に突設され、このアー
ム13,13間には可動枠11と平行する方向の長孔1
4を有する部片15,15が固着されている。
【0019】また前記上部枠9の中央に垂設された支持
部16には前記部片15,15に対し直交する方向にハ
ンドル杆17が軸18により水平面内で旋回操作自在に
設けられ、このハンドル杆17に前記長孔14,14に
対応して突設されたピン状の突部19,19(ローラで
もよい)が前記各部片15,15の長孔14,14に摺
動自在に嵌合され、図3に示すようにハンドル杆17を
実線図示(イ位置)へ位置させたとき左右の可動枠1
1,11の部片15,15間の距離が最大となり、鎖線
図示(ロまたはロ′位置)へ位置させたとき部片15,
15間の距離が最小となるように構成されている。
【0020】したがってハンドル杆17をイ位置に旋回
させると、可動枠11,11の下端の係合部12,12
は図2に鎖線で示すように台車8の両側を受入れ得る間
隔に開き、ハンドル杆17をロ位置に戻せば可動枠1
1,11の係合部12,12が台車8の両側部に係合す
る位置へ閉じられる。なお上記ハンドル杆17をロ位置
(台車係合位置)へ旋回させたとき乱りに戻らないよう
適宜なロック手段を付設することが好ましい。
【0021】前記レール1が建屋の1階から2階にわた
って配設される場合は、上下階層間は図5に示すように
傾斜レール1Aにより構成される。
【0022】この傾斜レール1Aが配設される区間にお
いては、傾斜レール1Aおよびその上下の水平レール
1,1の一部を含みこれらの上部にそってチエン等から
なる無端帯20が回転駆動自在に配設され、この無端帯
20には前記ハンガー3の車輪2,2の外側部に位置し
て設けられた車輪ガード21に当接してこれを押送する
フック22,22…が所定の間隔をおいて突設されてお
り、ハンガー3が傾斜レール1Aにさしかかるとフック
22の一つがハンガー3の車輪ガード21に当ってこれ
を介しハンガー3を押動するようになっている。
【0023】図6〜図8は台車8の一例を示すもので、
台板23の下面4隅に走行車輪24,24…を有する4
輪台車の場合を示しており、その台車8の長手方向両側
部には前記可動枠11,11の係合部12,12が係合
して吊持する際の強度を保つため9φ程度の丸鋼棒25
が設けられている。
【0024】図9は建屋26の一例を示すもので、床面
には荷物を収納する多数のラック27が列設され、建屋
26の内部周囲にレール1が配設され、配送口28の部
分で1階から2階へ、また2階から1階への傾斜レール
1A,1Aが配設される。
【0025】したがって出荷の場合は、空の台車8を出
荷すべき荷物が収納されているラック27の場所へ移動
させ、台車8上に荷物7を移載する。その後台車8を押
して荷台6の近くに移動させ、その荷台6のハンドル杆
17を図3のイ位置へ旋回操作して左右の可動枠11,
11を開き、その間に台車8を位置させる。次いでハン
ドル杆17を図3のロ位置へ旋回操作して左右の可動枠
11,11を閉じれば、各可動枠11,11の下端の係
合部12,12は台車8の左右両側部下面に係合し、そ
のままハンガー3を移動させることによりレール1にそ
って配送口28へ運ぶことができる。
【0026】2階から1階に下りる場合は、傾斜レール
1Aにさしかかるとき無端帯20のフック22によりハ
ンガー3の移動が規制され、無端帯20の回動速度にし
たがって1階へ移動する。
【0027】配送口28に至ったときハンドル杆17を
イ位置へ戻せば、可動枠11,11の下端が開いてその
係合部12,12が台車8の側部から外れ、台車8が解
放されて所望の場所へ押して移動させることができる。
【0028】配送口28から2階のラック27に荷物を
収納する場合には、その配送口28において台車8を荷
物ごと荷台6の可動枠11,11に保持させ、次いで傾
斜レール1Aの位置にさしかかると無端帯20のフック
22がハンガー3の車輪ガード21に当ってこれを押し
上げ、2階へ移動させる。所望の箇所に至ったとき台車
8の保持を解き、台車8で所定のラック27の箇所へ移
送してそのラックへ荷物を収納する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ールにそってハンガーを移動させることにより荷物を搬
送することができるので、エレベータ方式によるものの
ように荷物の積み下ろしの各箇所に作業者を立ち会わせ
る必要がなく、これにより大幅な省力化を図ることがで
き、低コストで多くの荷物の搬送を行うことができる。
【0030】また請求項2によれば、異なる階層への搬
送も手押しによることなく移動させることができ、特に
傾斜レールは最大35°までの急傾斜を与えることがで
きるので建屋内で傾斜レールが占めるスペースも少なく
てすみ、多層階にわたって本発明を配置する場合には特
に有効である。
【0031】請求項3によれば、台車ごと荷物を移動さ
せることができるので、目的箇所への移動後直ちに台車
でそのまま搬送することができ、台車への積み替え等の
手数が掛らず、作業能率を著しく高めることができると
ともにピッキングの順番も狂うことがない。
【0032】さらに請求項4によれば、ハンドル杆の操
作だけで台車の受入れおよび解放ができるので、一層作
業能率の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図。
【図2】荷台の一例の作動状態を示す正面図。
【図3】図2のA−A視拡大図。
【図4】荷物ごと台車を保持した状態の側面図。
【図5】傾斜レール部分の側面図。
【図6】台車の半部を上面、他の半部を裏面で示す説明
図。
【図7】同、半部を断面とした側面図。
【図8】同、正面図。
【図9】建屋の一例を示す内部の平面図。
【符号の説明】
1 レール 1A 傾斜レール 3 ハンガー 6 荷台 7 荷物(コンテナ) 8 台車 9 上部枠 11 可動枠 12 係合部 14 長孔 15 部片 17 ハンドル杆 19 突部 20 無端帯 21 車輪ガード 26 建屋 27 ラック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建屋に架設されたレールと、このレールに
    懸吊支持されて走行自在な車輪を有するハンガーと、こ
    のハンガーに自重により鉛直姿勢に垂下するよう連結さ
    れ荷物を載荷する荷台とを具有することを特徴とする荷
    物移送装置。
  2. 【請求項2】前記レールは建屋の上下階層間が傾斜レー
    ルで構成され、この傾斜レールの上部側にそって無端回
    動自在な無端帯が配設され、この無端帯には前記ハンガ
    ーに係合してこれを傾斜レールにそって移動させるフッ
    クが所定の間隔をおいて配設されている請求項1記載の
    荷物移送装置。
  3. 【請求項3】前記荷台は、前記ハンガーに揺動自在に連
    結される上部枠と、この上部枠に上端が枢支され下端が
    左右に拡開自在とされた左右の可動枠とで構成され、こ
    れら可動枠の下端には荷物を積載する台車の両側部に係
    合して台車を吊持する係合部を有している請求項1また
    は2記載の荷物移送装置。
  4. 【請求項4】前記各可動枠の対向側上方位置に該可動枠
    に平行する方向の長孔を有する部片がそれぞれ固着さ
    れ、前記上部枠の中央下部に前記部片に対し直交する方
    向にハンドル杆が水平面内で旋回操作自在に枢支され、
    このハンドル杆に突設された突部が前記部片の長孔にそ
    れぞれ嵌合されていて、ハンドル杆を旋回させることに
    より前記突部が前記長孔内をスライドして左右の可動枠
    が離接方向に開閉するようにされている請求項3記載の
    荷物移送装置。
JP10285566A 1998-10-07 1998-10-07 荷物移送装置 Pending JP2000118652A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103203745A (zh) * 2013-04-27 2013-07-17 青岛智能机器人工程技术中心有限公司 一种机器人机械手前臂
CN111543836A (zh) * 2020-05-14 2020-08-18 广东智源机器人科技有限公司 智能送餐车
CN113086532A (zh) * 2021-04-07 2021-07-09 浙江工业大学 一种餐厅内自动送菜设备

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