JP6707283B2 - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は皮膚洗浄剤組成物に関する。
バイオフィルムは生物膜やスライムとも言われ、一般に水系で微生物が物質の表面に付着・増殖することによって微生物細胞内から多糖やタンパク質、核酸などの高分子物質を産生して、微生物の生体及び死骸をもその構造の一部とする高分子フィルム状の構造体を形成したものを指す。バイオフィルムが形成されると、微生物を原因とする危害が発生して人体に様々な影響を及ぼす。バイオフィルムを形成した微生物集合体に対しては、水系に分散浮遊状態にある微生物に対する場合と比較して、殺菌剤・静菌剤のような微生物制御薬剤の効果が十分に出ないことも多い。
皮膚洗浄剤には、皮膚に対する刺激性が低いこと、バイオフィルムなどの汚れの除去効果に優れること、防腐性が担保されていること、などが望まれる。
特許文献1にはアニオン活性剤としてN−ラウロイル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン塩と脂肪酸塩、ポリオールとしてジプロピレングリコールや1,3−ブチレングリコール、防腐剤としてフェノキシエタノールを含有する皮膚洗浄剤組成物に関する技術が提案されている。
特許文献2にはアニオン活性剤としてココイルグリシン塩と脂肪酸塩、ポリオールとしてジプロピレングリコールや1,3−ブチレングリコール、エチルジグリコール、イソプレングリコールを含有するバイオフィルム除去性と低皮膚刺激性を両立した皮膚洗浄剤組成物に関する技術が開示されている。
特許文献3にはアニオン活性剤としてアシルアミノ酸系アニオン界面活性剤、アシルタウリン塩、脂肪酸塩、ポリオールとして1,3−ブチレングリコール、防腐剤としてフェノキシエタノールを含有する、高温、低温保存安定性に優れた皮膚洗浄剤組成物に関する技術が開示されている。
特開2012−97009号公報 特開2013−124229号公報 特開2015−105262号公報
バイオフィルムは、微生物細胞内から多糖やタンパク質、核酸などの高分子物質を産生して、微生物の生体及び死骸をもその構造の一部とする高分子フィルム状の構造体を形成したもので作られていることから、これらを様々な表面から簡便に除去することは難しい。また、皮膚洗浄剤の分野では、洗浄剤に防腐性が担保されていないと、洗浄剤中の微生物が増殖し、例えば微生物が産生する物質が悪臭を放つなど、人に不快な影響や危害を与える可能性がある。
本発明の課題は、バイオフィルムを効率的に除去することができ、かつ、長期的に防腐性を担保できる皮膚洗浄剤組成物を提供することである。
本発明は、(A)(A1)アシル基の炭素数が8以上22以下であるアミノ酸系アニオン界面活性剤〔以下、(A1)成分という〕、(A2)アシル基の炭素数が8以上22以下である不飽和脂肪酸又はその塩〔以下、(A2)成分という〕、及び(A3)アシル基の炭素数が8以上22以下である飽和和脂肪酸又はその塩〔以下、(A3)成分という〕からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤〔以下、(A)成分という〕、(B)炭素数4以上6以下の脂肪族グリコール〔以下、(B)成分という〕、(C)防腐剤〔以下、(C)成分という〕、並びに水を含有する皮膚洗浄剤組成物であって、
該組成物中、(A1)成分及び(A2)成分からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤を合計で1質量%以上含み、
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の質量比〔(B)成分の含有量/(A)成分の含有量〕が、0.7以上であり、
該組成物中、(A)成分と(B)成分の合計含有量が、20質量%を超える、
皮膚洗浄剤組成物に関する。
本発明によると、バイオフィルムを効率的に除去することができ、かつ、長期的に防腐性を担保できる皮膚洗浄剤組成物が提供される。
<(A)成分>
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(A)成分として、(A1)アシル基の炭素数が8以上22以下であるアミノ酸系アニオン界面活性剤〔以下、(A1)成分という〕、(A2)アシル基の炭素数が8以上22以下である不飽和脂肪酸又はその塩〔以下、(A2)成分という〕、及び(A3)アシル基の炭素数が8以上22以下である飽和和脂肪酸又はその塩〔以下、(A3)成分という〕から選ばれる1種以上の界面活性剤を含有する。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(A)成分のうち、(A1)成分及び(A2)成分から選ばれる1種以上の界面活性剤を合計で1質量%以上含む。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、バイオフィルム除去性能、起泡性能、低皮膚刺激性の両立の面から、(A1)成分と、(A2)成分及び/又は(A3)成分とを含有するのが好ましい。
また、バイオフィルム除去性能、低皮膚刺激性の観点から、(A)成分が(A2)成分の不飽和脂肪酸又はその塩を含むことがより好ましい。
(A1)成分は、アシル基の炭素数が8以上22以下であるアシルアミノ酸系アニオン界面活性剤である。(A1)成分は、アミノ酸のアミノ基にアシル基が置換したN−アシルアミノ酸系アニオン界面活性剤である。(A1)成分のアシル基は、バイオフィルム除去性の観点から、炭素数が8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、そして、22以下、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である。好ましいアシル基としては、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基が挙げられる。
(A1)成分のアシルアミノ酸系アニオン界面活性剤としては、下記一般式(A−1)で表される化合物〔以下、化合物(A1)という〕が好ましい。
R−CONH−X−COOM (A−1)
[一般式(A−1)において、Rは炭素数7以上21以下の炭化水素基を示し、該炭化水素基はヒドロキシ基で置換されていてもよい。Xはアミノ酸から一つのNHと一つのCOOH基を除いたものである。Mはアルカリ金属イオン、アルカノールアンモニウムイオン、又は、正に帯電した塩基性アミノ酸を示す。]
一般式(A−1)中、Rは、ヒドロキシ基で置換されていてもよい炭素数7以上21以下の炭化水素基である。Rは、ヒドロキシ基で置換されていてもよい直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。Rの炭素数は、バイオフィルム除去性の観点から、7以上、好ましくは9以上、より好ましくは11以上、そして、21以下、好ましくは17以下、より好ましくは13以下である。また、Rは単一組成の炭化水素基であっても混合組成の炭化水素基であってもよく、天然由来(例えば、ヤシ油、パーム核油、大豆、菜種由来)の様々な鎖長のアルキル基(混合アルキル基)を有する混合組成の炭化水素基も好適に用いることができる。
好ましいRとしては、ヘプチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基が挙げられる。
Xとしては、バイオフィルム除去性の観点から、−CH−、−CH(CH)−、及び−CHCH−から選ばれる1種以上の基が好ましく、−CH−がより好ましい。
即ち、(A−1)成分の原料となるアミノ酸は、バイオフィルム除去性の観点から、グリシン、アラニンが好ましく、グリシンがより好ましい。
一般式(A−1)において、Mは、バイオフィルム除去効果の点から、水素原子、アルカリ金属イオン、アルカノールアンモニウムイオン、アンモニウムイオン又は正に帯電した塩基性アミノ酸であり、アルカリ金属イオンが好ましい。アルカリ金属イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオンが好ましく、カリウムイオンがより好ましい。アルカノールアンモニウムイオンとしては、トリエタノールアンモニウムイオン、メチルプロパノールアンモニウムイオンが好ましい。正に帯電した塩基性アミノ酸としては、正に帯電したアルギニン、正に帯電したヒスチジン、正に帯電したリジンが好ましい。
(A1)成分、例えば、化合物(A1)は、脂肪酸とアミノ酸を反応させることにより得られるが、製造方法は特に限定されるものではない。また、(A1)成分、例えば、化合物(A1)は、バイオフィルム除去効果を阻害しない範囲で未反応物、副生成物を含んでいてもよい。
(A2)成分は、アシル基の炭素数が8以上22以下である不飽和脂肪酸又はその塩である。
(A2)成分のアシル基の炭素数は、バイオフィルム除去性の観点から、8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは16以上、そして、22以下、好ましくは18以下、より好ましくは18である。
(A2)成分は、不飽和結合を1つ以上3つ以下有するものが好ましく、1つ又は2つ有するものがより好ましく、安定性の観点から、1つ有するものが更に好ましい。
前記不飽和脂肪酸の塩としては、アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩、アンモニウム塩又は塩基性アミノ酸塩が挙げられる。塩は、アルカリ金属塩が好ましい。更にカリウム塩が、高いバイオフィルム除去性能、低刺激性を示すため好ましい。
(A2)成分は、下記一般式(A−2)で表される化合物〔以下、化合物(A2)という〕が好ましい。
R’−COOM’ (A−2)
[一般式(A−2)において、R’は炭素数7以上21以下の不飽和の炭化水素基である。M’は水素原子、アルカリ金属イオン、アルカノールアンモニウムイオン、又は、正に帯電した塩基性アミノ酸を示す。]
一般式(A−2)において、R’の炭化水素基としては、ヒドロキシ基を有していてもよい、直鎖又は分岐鎖の不飽和の炭化水素基が好ましく、直鎖又は分岐鎖の不飽和の炭化水素基が更に好ましい。
R’の炭素数は、バイオフィルム除去性の観点から、7以上、好ましくは9以上、より好ましくは11以上、そして、21以下、好ましくは17以下、より好ましくは17である。R’としては、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基等が挙げられる。
一般式(A−2)において、M’の具体例及び好ましい例は、一般式(A−1)中のMと同じである。
(A2)成分としては、具体的には、オレイン酸、パルミトレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びリシノール酸から選ばれる不飽和脂肪酸又はこれら塩が挙げられる。
(A2)成分は、オレイン酸又はその塩が好ましく、オレイン酸塩がより好ましく、オレイン酸アルカリ金属塩が更に好ましい。更に、オレイン酸のナトリウム塩、オレイン酸のカリウム塩が好ましく、オレイン酸のカリウム塩がより好ましい。
(A3)成分は、アシル基の炭素数が8以上22以下である飽和脂肪酸又はその塩である。
(A3)成分のアシル基の炭素数は、バイオフィルム除去性の観点から、8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、そして、22以下、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、さらに好ましくは14以下であり、よりさらに好ましくは12である。
前記飽和脂肪酸の塩としては、アルカリ金属塩、アルカノールアミン塩、アンモニウム塩又は塩基性アミノ酸塩が挙げられる。塩は、アルカリ金属塩が好ましい。更にカリウム塩が、高いバイオフィルム除去性能、低刺激性を示すため好ましい。
(A3)成分は、下記一般式(A−3)で表される化合物〔以下、化合物(A3)という〕が好ましい。
R”−COOM” (A−3)
[一般式(A−3)において、R”は炭素数7以上21以下の飽和の炭化水素基である。M”は水素原子、アルカリ金属イオン、アルカノールアンモニウムイオン、アンモニウムイオン又は、正に帯電した塩基性アミノ酸を示す。]
一般式(A−3)において、R”の炭化水素基としては、ヒドロキシ基を有していてもよい、直鎖又は分岐鎖の飽和の炭化水素基が好ましく、直鎖又は分岐鎖の飽和の炭化水素基が更に好ましい。
R”の炭素数は、バイオフィルム除去性の観点から、7以上、好ましくは9以上、より好ましくは11以上、そして、21以下、好ましくは17以下、より好ましくは15以下、さらに好ましくは13以下であり、さらに好ましくは11である。R”としては、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基等が挙げられる。
一般式(A−3)において、M”の具体例及び好ましい例は、一般式(A−1)中のMと同じである。
(A3)成分としては、具体的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、及びステアリン酸から選ばれる脂肪酸又はこれら塩が挙げられる。
(A2)成分の含有量と(A3)成分の含有量の合計中、(A2)成分の含有量は、バイオフィルム除去性能、低皮膚刺激性の両立の面から、好ましくは50質量%以上、より好ましくは70質量%以上、更に好ましくは80質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、更に好ましくは95質量%以上、更に好ましくは99質量%以上であり、好ましくは100質量%以下であり、より好ましくは100質量%である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、バイオフィルム除去性能、起泡性能、低皮膚刺激性の両立の面から、(A1)成分と、(A2)成分及び/又は(A3)成分とを含有することが好ましい。
その場合、組成物中の(A1)成分の含有量と、(A2)成分の含有量及び(A3)成分の含有量の合計との質量比〔(A1)成分の含有量〕/〔(A2)成分の含有量+(A3)成分の含有量〕は、バイオフィルム除去性能、起泡性能、低皮膚刺激性の両立の面から、好ましくは10/90以上、より好ましくは20/80以上、更に好ましくは30/70以上、同様の観点から、好ましくは90/10以下、より好ましくは80/20以下、更に好ましくは70/30以下である。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、バイオフィルム除去性能、起泡性能、低皮膚刺激性の両立の面から、(A1)成分と(A2)成分とを含有することが好ましい。
その場合、組成物中の(A1)成分の含有量と(A2)成分の含有量との質量比〔(A1)成分の含有量〕/〔(A2)成分の含有量〕は、バイオフィルム除去性能、起泡性能、低皮膚刺激性の両立の面から、好ましくは10/90以上、より好ましくは20/80以上、更に好ましくは30/70以上、同様の観点から、好ましくは90/10以下、より好ましくは80/20以下、更に好ましくは70/30以下である。
尚、(A1)〜(A3)成分の質量比、及び組成物中の含有量は、カリウム塩換算値を用いる。
<(B)成分>
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(B)成分として、バイオフィルム除去性能、防腐性の面から、炭素数4以上6以下の脂肪族グリコールを含有する。
(B)成分としては、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(B)成分として、ブチレングリコール及びジプロピレングリコールの両方を含有することが好ましい。更にバイオフィルム除去性能、防腐性の面から、ジプロピレングリコールの含有量とブチレングリコールの含有量の質量比〔ジプロピレングリコールの含有量/ブチレングリコールの含有量〕は、好ましくは10/90以上、より好ましくは20/80以上であり、好ましくは80/20以下、より好ましくは45/55以下、更に好ましくは40/60以下である。
(B)成分中、ブチレングリコール及びジプロピレングリコールの合計含有量は、バイオフィルム除去性、長期の防腐性の観点から、好ましくは40質量%以上、より好ましくは60質量%以上であり、さらに好ましくは80質量%以上であり、好ましくは100質量%以下であり、より好ましくは100質量%である。
<(C)成分>
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(C)成分として、防腐剤を含有する。
(C)成分としては、例えば(C1)安息香酸、デヒドロ酢酸、ソルビン酸などの有機酸及びそれらの塩、(C2)パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのオキシ安息香酸アルキルエステル(パラベン類)、(C3)トリクロサン、(C4)トリクロロカルバニリド、(C5)オルトフェニルフェノール、(C6)イソプロピルメチルフェノール、(C7)フェノキシエタノールなどが挙げられる。本発明においては、これらを1種又は2種以上を選択して用いることができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、長期保存時の防腐性の観点から(C)成分として、フェノキシエタノールを含有することが好ましい。
<皮膚洗浄剤組成物>
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、組成物中の(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の質量比〔(B)成分の含有量/(A)成分の含有量〕が、防腐性の観点から、0.7以上、好ましくは0.8以上、より好ましくは0.9以上、更に好ましくは1.0以上、更に好ましくは1.1以上、そして、バイオフィルム除去性の観点から、好ましくは3.2以下、より好ましくは3以下、更に好ましくは2.5以下、更に好ましくは2以下、更に好ましくは1.5以下である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、該組成物中の(A)成分と(B)成分の合計含有量が、防腐性の観点から、20質量%を超え、好ましくは22質量%以上、より好ましくは23質量%以上、更に好ましくは25質量%以上、そして、保存安定性及び低コストの観点から、好ましくは50質量%以下、より好ましくは45質量%以下、更に好ましくは40質量%以下、更に好ましくは35質量%以下、更に好ましくは33質量%以下、更に好ましくは30質量%以下である。
上記に記した〔(B)成分の含有量/(A)成分の含有量〕、(A)成分と(B)成分の合計含有量の範囲内であれば、長期の防腐性に優れる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物中、(A)成分の含有量は、バイオフィルム除去性の観点から、好ましくは5質量%以上、より好ましくは6質量%以上、更に好ましくは8質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは11質量%以上であり、防腐性、低コストの観点から、好ましくは22質量%以下、より好ましくは18質量%以下、更に好ましくは15質量%以下、更に好ましくは14質量%以下である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、(A)成分のうち、(A1)成分及び(A2)成分からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤を、バイオフィルム除去性、低刺激性及び製品の保存安定性の観点から、合計で、該組成物中、1質量%以上、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは6質量%以上、更に好ましくは8質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、更に好ましくは11質量%以上、そして、好ましくは22質量%以下、より好ましくは18質量%以下、更に好ましくは15質量%以下、更に好ましくは14質量%以下含む。
本発明の皮膚洗浄剤組成物中、(B)成分の含有量は、防腐性の観点から、好ましくは12質量%以上、より好ましくは14質量%以上、更に好ましくは15質量%以上、バイオフィルム除去性の観点から、好ましくは38質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは30質量%以下、更に好ましくは25質量%以下、更に好ましくは23質量%以下、更に好ましくは20質量以下である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物中、(C)成分の含有量は、防腐性の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.3質量%以上、更に好ましくは0.5質量%以上、製品の保存安定性の観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、水を含有することが好ましい。組成物中の水の含有量は、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上、更に好ましくは60質量%以上であり、好ましくは79質量%以下、より好ましくは75質量%以下、更に好ましくは70質量%以下である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物のpH(25℃)は、バイオフィルムの除去性の観点から、好ましくは7以上、より好ましくは7.5以上、更に好ましくは8以上、更に好ましくは8.5以上、そして、皮膚に対する刺激性を低下する観点、及び長期保存時の外観を維持する観点から、好ましくは11以下、より好ましくは10.5以下、更に好ましくは10以下である。pHは、25℃の皮膚洗浄剤組成物について測定されたものであり、電極を用いたpHメーター、例えば、HORIBApH Meter F-21((株)堀場製作所製)を用いて測定することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物の粘度(25℃)は、バイオフィルム除去性の観点から、好ましくは2mPa・s以上、より好ましくは4mPa・s以上、更に好ましくは6mPa・s以上、そして、ポンプフォーマーからの吐出性の観点から、好ましくは50mPa・s以下、より好ましくは30mPa・s以下、更に好ましくは20mPa・s以下である。粘度は、25℃の皮膚洗浄剤組成物について測定されたものであり、B型粘度計「ViscometerTVB-10」((株)東機産業社製)を用いてNo.1スピンドルで60rpmの速度で60秒間撹拌した後の値である。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、バイオフィルム除去性能、皮膚に対する低刺激性の面で阻害しない限り、(A)成分、(B)成分、(C)成分以外の成分を含有することができる。
例えば、(A)成分及び(B)成分以外の界面活性剤〔以下、その他の界面活性剤という〕を含有することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物中のその他の界面活性剤の含有量は、バイオフィルム除去性能の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは5質量%以下、更に好ましくは3質量%以下、更に好ましくは1質量%以下、更に好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0質量%、つまり、本発明の皮膚洗浄剤組成物がその他の界面活性剤を含有しないことである。
その他の界面活性剤としては、(A)成分及び(B)成分以外のアニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、及びノニオン界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
(A)成分及び(B)成分以外のアニオン界面活性剤としては、(1)(B)成分以外の脂肪酸塩、(2)アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩等の硫酸塩、(3)アルキルスルホン酸塩、アルキルアミドスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩等のスルホン酸塩、(4)アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸塩等のリン酸塩、(5)アルキルスルホコハク酸塩、(6)アルキルエーテルスルホコハク酸塩、(7)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、(8)アルキルアミドスルホコハク酸塩、(9)アルキルサクシンアミド塩、(10)アルキルスルホ酢酸塩、(11)アルケニルコハク酸塩、(12)アルキルエーテル酢酸塩、(13)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル酢酸塩、等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、ジアルキル(炭素数10以上24以下)−ジメチル−アンモニウム・塩化物又は臭化物、アルキル(炭素数10以上24以下)−ジメチル−エチル−アンモニウム・塩化物又は臭化物、トリアルキル(炭素数10以上24以下)−トリメチル−アンモニウム・塩化物又は臭化物、アルキル(炭素数10以上24以下)−ジメチル−ベンジルアンモニウム・塩化物又は臭化物などの第4級アンモニウム塩、好ましくは炭素数10以上24以下のアルキル基を1個以上3個以下有する第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
ノニオン界面活性剤としては、脂肪アルコールエトキシレート(アルキル−ポリエチレングリコール)、アルキルフェノール−ポリエチレングリコール、脂肪アミンエトキシレート(アルキルアミノポリエチレングリコール)、脂肪酸エトキシレート(アシルポリエチレングリコール)、ポリプロピレングリコールエトキシレート、脂肪酸アルキルアミド(脂肪酸アミノポリエチレングリコール)、サッカロースエステル、ソルビトールエステル、及びポリグリコールエーテル、アルキルポリグルコシド等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、イミダゾリン(アミドアミン)、アミドアミノ酸塩、カルボベタイン(アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン)、スルホベタイン(アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン)、ホスホベタイン、アシル第3級アミンオキサイド、アシル第3級ホスフォンオキシド等が挙げられる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、ジブチルヒドロキシトルエンなどの酸化防止剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール等の殺菌剤、グリチルリチン酸ジカリウムなどの抗炎症剤、紫外線防御剤、EDTA等のキレート剤、グリセリン、プロピレングリコール等の保湿剤などを含有することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、例えば、チューブタイプ、スプレータイプ、ポンプタイプ、ジャータイプ等の容器に封入して使用される。本発明の皮膚洗浄剤組成物の使用の簡便性の観点から、ポンプタイプの容器を用いることが好ましく、更に、ポンプタイプの容器の中でもフォーマー容器に封入して用いる方法が好ましい。よって、本発明では、本発明の皮膚洗浄剤組成物を、泡吐出機構を備えた容器に充填してなる皮膚洗浄剤物品を提供することができる。
実施例1〜4及び比較例1〜2
表1に示す成分を用い、以下に示す方法で表に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を調製した。下記方法により、黄色ブドウ球菌の形成するバイオフォルム(BF)の除去性能、及び、防腐性の評価を行った。また、組成物のpH及び粘度を以下の方法で測定した。
《皮膚洗浄剤組成物の調製》
300mlのガラスビーカー(I)に、スターラーピース(直径8mm、長さ30mm、増田理化工業製)を挿入し、皮膚洗浄剤組成物の出来上がり質量が300gとなるように、(A1)成分、(B)成分又は(B’)成分、エデト酸塩、水、及び水酸化カリウムを表1に示す質量比率となるように投入した。水酸化カリウムは、最終的な組成物のpHが表1の値となるような量で用いた。また、水酸化カリウムは、48質量%水溶液(旭硝子株式会社)を用いた。100mlのガラスビーカー(II)に、スターラーピース(直径8mm、長さ30mm、増田理化工業製)を挿入し、(A2)成分、(A3)成分を構成する酸型の脂肪酸、ジブチルヒドロキシトルエン、(C)成分を加えた。どちらのビーカーもウォーターバスにて60℃まで昇温し、100rpmで20分間撹拌した。どちらのビーカーの成分も外観が均一になったことを確認し、ガラスビーカー(II)の内容物をガラスビーカー(I)に加えて中和し、更に20分撹拌した。ビーカー内の外観が均一になったことを確認し、室温(25℃)まで冷却した後、プラスチック容器に100g封入した。
《pH(25℃)の測定》
皮膚洗浄剤組成物のpH(25℃)は、HORIBA pH Meter F-21((株)堀場製作所製)を用いて原液で測定した。
《粘度(25℃)の測定》
皮膚洗浄剤組成物の粘度(25℃)は、Viscometer TVB-10 B型粘度計((株)東機産業社製)を用いてNo.1スピンドルで60rpmの速度で60秒間、原液を撹拌した後の値を採用した。
《バイオフィルム除去性能の評価》
黄色ブドウ球菌(NBRC13276)1株を、25mlのTBS No.2培地(シグマ社製)で37℃、22時間振盪培養した(得られた液を「菌液」とよぶ)。波長600nmの光により菌液の濁度を測定し(濁度計 HITACHI社製 U-2800)、濁度が0.1となるようにTBS No.2培地で菌液を希釈した(得られた液を「希釈した菌液」と呼ぶ)後、底面が平面である滅菌96ウェルプレート(ファルコン社製)の各ウェルに希釈した菌液を0.15ml添加して、37℃、24時間あるいは48時間静置培養した。また、ポジティブコントロールとして、同じプレートの異なるウェルに菌を含まないTSB No.2培地を0.15ml加えたサンプルも調製した。上澄みを廃棄後、各ウェルに0.2mlの滅菌生理食塩水(以下、生食という)を添加し、上澄みを廃棄する操作(以下、washという)を1回行った。次いで、各ウェルに0.2mlの生食を添加し、表1に示す各皮膚洗浄剤組成物を添加する直前まで保持した。
上澄みの廃棄直後、特に記載がない限り、室温(25℃)で保存した表1に示す各皮膚洗浄剤組成物を各ウェルに添加し、室温(25℃)で1分放置した。その後上澄みを廃棄し、2回washした。また、皮膚洗浄剤組成物の代わりに生食を用いて同様の操作を行ったものをネガティブコントロールとし、ポジティブコントロールは生食で同様の操作を実施した。
その後、各ウェルに、クリスタルバイオレット(和光純薬工業(株)製)の0.1%水溶液0.2mlを添加し、室温で1時間放置した。生食で1回washした後、エタノール(シグマ社製)0.2mlを各ウェルに添加し、4℃で一晩放置した。次いで、各ウェルに関し、570nmの吸光度を測定した。得られた吸光度値を下記の式に代入し、バイオフィルム除去率を算出した。
なお、上記全ての工程は無菌状態にて実施した。
バイオフィルム除去率(%)=100×[(An−Ap)−(As−Ap)]/(An−Ap)
式中、
As:サンプル吸光度
An:ネガティブコントロール吸光度
Ap:ポジティブコントロール吸光度
《防腐性の評価》
表1の皮膚洗浄剤組成物について、調製直後、又は50℃で4週間保存した後の組成物を用いて、以下の方法で防腐性の評価を行った。尚、50℃での4週間の保存は、常温でのより長期の保存に相当する加速試験である。
2種類のカビとして、アスペルギウス ブラジリエンシス(Aspergillus brasiliensis)、ペニシリウムシトリナム(Penicillium citrinum)を用いた。それぞれのカビを、10CFU/ml(胞子数)となるように0.05%ポリソルベート80に懸濁した菌液0.2mlを、それぞれ、10CFU/gとなるように、調製直後又は保存後の表1の皮膚洗浄剤組成物20gに接種後、25℃で4週間保管した際の菌数の経時的な変化により防腐性を判定した。防腐性の評価は、下記判定基準により行った。
A:防腐性が非常に強い(菌数変化;10以上の減少率)
B:防腐性が強い(菌数変化;10オーダーの減少率)
C:防腐性がない(菌数変化;ほとんど変化なし)
Figure 0006707283
以下に表1に記載した化合物の説明をする。なお、表中の含有量は有効分に基づく質量%である。
(A)成分:
・ココイルグリシンカリウム塩:アミライトGCK-12K(味の素株式会社製)有効分30%(残部は水)、表には有効分のアシルグリシン塩を(A)成分として記載した。〔ココイル基の脂肪酸組成はC12:44%、C14:16%、C18:10%(飽和3%、不飽和7%の合計)、C16:8%、C8:8%、C10:6%、出典 稲葉恵一、平野二郎著 脂肪酸化学(昭和56年初版)〕
・オレイン酸カリウム塩:ルナックO−V(花王株式会社製)を水酸化カリウムで中和したもの
・ラウリン酸カリウム塩:ルナックL−98(花王株式会社製)を水酸化カリウムで中和したもの
(B)成分:
・ブチレングリコール:1,3−ブチレングリコール−P(KHネオケム株式会社)
・ジプロピレングリコール:DPG−RF(株式会社ADEKA)
(C)成分:
・フェノキシエタノール:ハイソルブ EPH(東邦化学工業株式会社)
その他の成分:
・プロピレングリコール:化粧用プロピレングリコール(株式会社ADEKA製)
・エデト酸塩:クレワット N(ナガセケムテックス株式会社)
・ジブチルヒドロキシトルエン:BHT(日揮ユニバーサル株式会社)
(考察)
実施例1、2、4を比較すると、(B)成分/(A)成分の質量比が大きくなると防腐性がより向上することがわかる。
実施例1、2を比較すると、(B)成分/(A)成分の質量比が小さくなるとバイオフィルム除去性がより向上することがわかる。
実施例1、3を比較すると、実施例1は(A)成分の合計含有量が多く、また、(B)成分/(A)成分の質量比が小さいため、バイオフィルム除去性がより高くなっていることがわかる。
比較例1、比較例2は、(A)成分と(B)成分の合計含有量が16質量%、18質量%と少ないため、防腐性が低い。

Claims (7)

  1. (A)(A1)アシル基の炭素数が8以上22以下であるアミノ酸系アニオン界面活性剤〔以下、(A1)成分という〕、(A2)アシル基の炭素数が8以上22以下である不飽和脂肪酸又はその塩〔以下、(A2)成分という〕、及び(A3)アシル基の炭素数が8以上22以下である飽和脂肪酸又はその塩からなる群より選ばれる1種以上の界面活性剤〔以下、(A)成分という〕、(B)炭素数4以上6以下の脂肪族グリコール〔以下、(B)成分という〕、(C)防腐剤〔以下、(C)成分という〕、並びに水を含有する皮膚洗浄剤組成物であって、
    (A)成分として、(A1)成分及び(A2)成分を含有し、
    該組成物中、(A1)成分及び(A2)成分を合計で1質量%以上含み、
    (A)成分の含有量と(B)成分の含有量の質量比〔(B)成分の含有量/(A)成分の含有量〕が、0.7以上であり、
    該組成物中、(A)成分と(B)成分の合計含有量が、20質量%を超え50質量%以下であり、
    該組成物中、水の含有量が、40質量%以上79質量%以下である、
    皮膚洗浄剤組成物。
  2. (A)成分の含有量が、5質量%以上である、請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. (B)成分の含有量が、12質量%以上である、請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
  4. (C)成分がフェノキシエタノールである、請求項1〜3の何れか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
  5. (A1)成分が、アシル基の炭素数が8以上22以下であるアシルグリシン塩である、請求項1〜4の何れか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
  6. (B)成分が、ジプロピレングリコール及びブチレングリコールから選ばれる1種以上の化合物である、請求項1〜5の何れか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
  7. (A1)成分の含有量と(A2)成分の含有量との質量比〔(A1)成分の含有量/(A2)成分の含有量〕が、10/90以上90/10以下である、請求項1〜6の何れか1項記載の皮膚洗浄剤組成物。
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