JP6703953B2 - 容量性タッチスクリーンフィルムを試験する方法および装置 - Google Patents

容量性タッチスクリーンフィルムを試験する方法および装置 Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本願は、米国非仮特許出願第14/134,663号(2013年12月19日出願)の優先権の利益を主張し、上記出願は、その全体が参照により本明細書に引用される。
(発明の分野)
本発明は、概して、タッチスクリーンセンサ製造に関し、より具体的には、限定ではないが、完成したタッチスクリーンセンサへの統合の前にタッチスクリーン材料の層を試験することに関する。
タッチセンサ式入力は、ユーザが、キーボードまたはマウス等の従来の入力デバイスを通して間接的に相互作用することとは対照的に、入力デバイスと直接相互作用することを可能にする。直感的ユーザ体験、または追加の入力周辺機器の必要性がないことによって提供されるより小さい形状因子により、ますます多くのデバイスがタッチセンサ式入力を採用している。工業デバイスから娯楽デバイスまで、タッチスクリーンは、偏在的になっている。技術が拡張するにつれて、タッチセンサ式入力を採用するデバイスの分野が同様に増大するであろう。
タッチスクリーンセンサは、略透明であり、ディスプレイデバイス(LEDディスプレイ等)の前面に搭載される。一般に、ユーザは、ディスプレイ上の物体に触れようとする。タッチセンサは、タッチの場所を登録し、アクション、例えば、アプリケーションを起動すること、リンクを辿ること、または特定の機能を果たすことを行うためにデバイスと通信する。このようにして、複雑な計算タスクでさえも、単一の指のタッチのみによって行われることができる。現在のタッチスクリーンセンサは、種々の電気的および機械的性質を使用することによって機能する。2つの主要なタイプのタッチスクリーンセンサは、抵抗性および容量性タッチスクリーンである。両方のタイプのセンサの構造は、概して、特定の電気的性質を有する、薄いまたは透明材料で印刷される透明絶縁シートに依っている。例えば、抵抗性タッチスクリーンは、概して、抵抗性材料で印刷された少なくとも2枚の薄いシートから構築される。2枚のシートは、小さい実質的に中空の空隙によって分離され、動作中、1つの層が電圧を提供される。ユーザまたは物体が層のうちの1つを圧迫すると、層は、機械的に変形し、ある場所において接続し、それは、プロセッサによって決定されることができる。そのようなセンサは、必然的に機械的変形に頼るので、抵抗性タッチセンサは、摩滅する傾向があるか、または鋭い物体からの損傷を受けやすい。一方で、容量性タッチスクリーンは、タッチスクリーンセンサの大部分であり、機械的変形に頼らない。これらのセンサは、概して、薄い半透明または透明電極でコーティングされた(一緒に接着された2枚以上のシートであり得る)絶縁材料の薄いシートから構築される。電極は、概して、行および列が互に交差する、接合部を画定するように、シートの片側では行に、反対側では列に印刷される。これらは、概して、投影容量式タッチスクリーンセンサとして公知である。人間の指等の導電性物体が表面に近づくか、または触れると、静電場の歪が近くの接合部におけるシステムの容量の変化を生成し、それは、タッチ場所を決定するためにプロセッサによって監視されることができる。容量性タッチスクリーンセンサは、概して、2つのタイプ、すなわち、自己容量および相互容量がある。自己容量センサは、動作時、各列および行電極を通る電流を測定することによって、各列および行電極上の容量性負荷を監視する。代替として、相互容量センサは、動作時、概して、各接合部における容量を測定することによって、センサ上の各点における容量を監視することが可能である。相互容量センサは、自己容量センサよりも弱い信号を生成するが、複数のタッチ入力を正確に追跡することが可能である。
上で説明されるように、抵抗性、自己容量性、および相互容量性センサを含むタッチスクリーンセンサの大部分は、特定の電気的または機械的性質(タッチスクリーン回路パターン)を伴う印刷された半透明または透明特徴を有する(薄いシートから構築される)層を採用する。これらの層は、多くの場合、(タッチスクリーン回路パターンがすでに印刷された)ロールでタッチスクリーンセンサ製造業者に提供される。次いで、層は、例えば、層を一片のガラスに接着し、層をプロセッサに結合することによって、完成したタッチスクリーンセンサに組み込まれることができる。(下層のディスプレイからの画像がユーザに到達することを可能にするように)タッチスクリーン材料の層が半透明でなければならないので、層構築は、繊細なプロセスである。例えば、典型的な相互容量性タッチセンサにおける電極は、概して、イリジウムスズ酸化物(ITO)または銀を使用して、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の絶縁材料の薄いシート上に印刷される。これらの電極は、非常に小型であるので、通常、裸眼では見えない。したがって、そのような層の構築は、特に製造欠陥の影響を受けやすい。典型的には、タッチスクリーンセンサは、完成すると試験される。一般的アプローチは、オペレータが、設定されたパターンにおいて完成したタッチスクリーンセンサの周囲で指を移動させることを伴う。何らかの欠陥がある層特徴が存在する場合、タッチ入力が無視され得るか、または誤ったタッチ入力が受信され得る。このアプローチは、オペレータエラーを受けやすく、時間がかかるだけでなく、タッチセンサが完成されていることも要求する。タッチスクリーン材料の層自体に欠陥がある場合、センサを組み立てるために必要とされる材料および時間が無駄になるであろう。
したがって、タッチスクリーン材料の層を試験するための試験固定具を提供することが有利である。そのような特徴を通して、タッチスクリーンセンサが完成し、材料が無駄にされる前に、タッチスクリーン材料の欠陥がある層が検出されることができる。加えて、タッチスクリーンセンサ試験時間が、有意に短縮されることができる。現在利用可能である多種多様なタッチスクリーンセンサにより、迅速かつモジュール式の試験固定具構成変化を通して、(例えば、種々のタッチスクリーン回路パターンを伴う)種々のタイプのタッチスクリーン材料を試験することが可能である、試験固定具を提供することも有利である。
容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験固定具が開示され、試験固定具は、互に対して移動可能である第1および第2の試験台であって、少なくとも1つの試験台は、少なくとも1つの電気コネクタに結合されているインピーダンス測定回路を含む、試験台と、少なくとも1つの試験台を他方の試験台に対して移動させ、容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を第1の試験台と第2の試験台との間に固定するように、および少なくとも1つの電気コネクタを端子と電気的に接触させるように構成されている少なくとも1つの締め付けアクチュエータと、層が試験台の間に固定されているときに、層の少なくとも1つの接合部の電気インピーダンスを試験するように動作可能である、インピーダンス測定回路とを備えている。インピーダンス測定回路は、インピーダンスを決定するようにプログラムされているプロセッサを含み得る。
試験固定具はさらに、層に対する横断または回転自由度のうちの少なくとも1つにおいて少なくとも1つの試験台を移動させるように構成されている少なくとも1つの配向アクチュエータを備え得、少なくとも1つの試験台は、層が試験台の間に固定されているときに、層の接合部との接触を防止するように構成されているスペーサを含み得、スペーサは、層が試験台の間に固定されているときに、電気コネクタを固定し、電気コネクタが横方向に変位することを実質的に抑えるように構成されている開口を有する。電気コネクタは、エラストマー電気コネクタであり得る。固定具はさらに、試験固定具に対する層の向きを示すデータを捕捉するように、および配向アクチュエータを制御して試験固定具を層と整列させるように構成される、センサ、例えば、カメラを含み得る。
試験台のうちの1つは、層が試験台の間に固定されているときに、層の接合部に接触するように構成される、伝導性材料のスペーサを含み得る。さらに、固定具は、少なくとも1つの試験台の除去および交換を可能にするように構成されている装置と、試験固定具内に少なくとも1つの試験台を解放可能に固定するように構成されている少なくとも1つのラッチとを含むように構成され得る。
本開示の他の実施形態は、第1の試験台と第2の試験台との間に層を固定することであって、少なくとも1つの試験台は、インピーダンス測定回路と、電気コネクタとを有し、端子は、少なくとも1つの試験台の電気コネクタと電気的に接触する、ことと、層の少なくとも1つの接合部の電気インピーダンスを計算することと、試験台から層を解放することとを含む、容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験する方法を含む。本方法はさらに、少なくとも1つの試験台の電気コネクタに対する層の向きを監視することを含み得、監視することは、層上に配置されている第1の基準の位置を特定することと、試験固定具上に配置されている第2の基準の位置を特定することと、第1の基準と第2の基準との位置を比較することと、次いで、第1の基準と第2の基準との位置の比較に基づいて、層に対する少なくとも1つの試験台の向きを調節することとを含む。さらに、層の前進が、第1の基準と第2の基準との位置の比較に基づいて制御され得る。
層の接合部が複数の細長い駆動電極と感知電極とによって画定されている場合、電気インピーダンスの計算ステップは、層の第1の駆動電極を選択することと、交流電流信号を第1の駆動電極に印加することと、第1の感知電極を選択することと、第1の駆動電極および第1の感知電極によって画定される接合部に対応する応答信号を測定することと、応答信号に基づいて、接合部の電気インピーダンスを計算することと、各駆動および感知電極が選択されるまで、駆動および感知電極を選択することを繰り返すこととを含み得る。
本方法はさらに、層の少なくとも1つの接合部の電気インピーダンスに基づいて、層にマークすることを含み得、層の少なくとも1つの接合部の電気インピーダンスを示すデータをメモリに記憶することを含み得る。
本開示の別の実施形態は、測定回路およびコネクタであって、測定回路は、コネクタを介して容量性タッチスクリーン材料の層と電気的に接触するように構成され、層は、容量性接合部に結合されている端子を有する、測定回路およびコネクタと、測定回路が層と電気的に接触しているときに、試験台が層の容量性接合部に接触しないように、試験台と層との間に配置されるように構成されるスペーサとを含む、容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験台である。スペーサは、コネクタがスペーサを通過するように構成され得、コネクタは、スペーサによって固定され、圧縮下で横方向に変位することを実質的に抑えられる。
用語「結合される」は、必ずしも直接および必ずしも機械的にではないが、接続されるものとして定義され、「結合される」2つのアイテムは、互に一体であり得る。用語「a」および「an」は、本開示が別様に明示的に要求しない限り、1つ以上のものとして定義される。用語「実質的に」は、当業者によって理解されるように、規定されるものの必ずしも全体的にではなく、大部分として定義される(かつ、規定されるものを含む。例えば、実質的に90度とは、90度を含み、実質的に平行とは、平行を含む)。任意の開示される実施形態では、用語「実質的に」、「およそ」、および「約」は、規定されるものの「ある[パーセンテージ]以内」によって言い換えられ得、パーセンテージは、0.1、1、5、10、および20パーセントを含む。
さらに、ある方法で構成されるデバイスまたはシステムは、少なくともその方法で構成されるが、また、それらの具体的に説明されるもの以外の方法で構成されることもできる。
用語「comprise(〜を備えている)」(ならびに「comprises」および「comprising」等の任意の形態のcomprise)、「have(〜を有する)」(ならびに「has」および「having」等の)任意の形態のhave、「include(〜を含む)」(ならびに「includes」および「including」等の任意の形態のinclude)、ならびに「contain(〜を含む)」(ならびにcontains)および「containing」等の任意の形態のcontain)は、制限のない連結動詞である。結果として、1つ以上の要素を「備えている」、「有する」、「含む」、または「含む」装置は、それらの要素のみを所有することに限定されず、それらの1つ以上の要素を所有する。同様に、1つ以上のステップを「備えている」、「有する」、「含む」、または「含む」方法は、それらの1つ以上のステップのみを所有することに限定されず、それらの1つ以上のステップを所有する。
一実施形態の特徴または複数の特徴は、本開示または実施形態の性質によって明示的に禁止されない限り、説明または例証されない場合であっても、他の実施形態に適用され得る。実施形態に関連付けられる、いくつかの詳細が、上で説明され、他の詳細が、以下で説明される。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験固定具であって、前記試験固定具は、
互に対して移動可能である第1および第2の試験台であって、少なくとも1つの試験台は、少なくとも1つの電気コネクタに結合されているインピーダンス測定回路を含む、試験台と、
少なくとも1つの試験台を他方の試験台に対して移動させ、容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を前記第1の試験台と第2の試験台との間に固定し、前記少なくとも1つの電気コネクタを前記端子と電気的に接触させるように構成されている少なくとも1つの締め付けアクチュエータと、
前記層が前記試験台の間に固定されているときに、前記層の少なくとも1つの接合部の電気インピーダンスを試験するように動作可能である前記インピーダンス測定回路と
を備えている、試験固定具。
(項目2)
前記インピーダンス測定回路は、インピーダンスを決定するようにプログラムされているプロセッサを備えている、項目1に記載の試験固定具。
(項目3)
前記層に対して横断または回転自由度のうちの少なくとも1つにおいて少なくとも1つの試験台を移動させるように構成されている少なくとも1つの配向アクチュエータをさらに備えている、項目1に記載の試験固定具。
(項目4)
少なくとも1つの試験台は、前記層が前記試験台の間に固定されているとき、前記層の前記接合部との接触を防止するように構成されているスペーサを備えている、項目1に記載の試験固定具。
(項目5)
前記スペーサは、前記層が前記試験台の間に固定されているとき、電気コネクタを固定し、前記電気コネクタが横方向に変位することを実質的に抑えるように構成されている開口をさらに備えている、項目4に記載の試験固定具。
(項目6)
少なくとも1つの試験台は、伝導性材料を含むスペーサを備え、前記スペーサは、前記層が前記試験台の間に固定されているとき、前記層の前記接合部に接触するように構成されている、項目1に記載の試験固定具。
(項目7)
前記少なくとも1つの電気コネクタは、エラストマー電気コネクタを備えている、項目1に記載の試験固定具。
(項目8)
前記試験固定具に対する前記層の向きを示すデータを捕捉することと、前記少なくとも1つの配向アクチュエータを制御して前記試験固定具を前記層と整列させることとを行うように構成されている少なくとも1つのセンサをさらに備えている、項目3に記載の試験固定具。
(項目9)
前記少なくとも1つのセンサは、カメラを備えている、項目8に記載の試験固定具。
(項目10)
少なくとも1つの試験台の除去および交換を可能にするように構成されている装置と、
前記試験固定具内に前記少なくとも1つの試験台を解放可能に固定するように構成されている少なくとも1つのラッチと
を備えている、項目1に記載の試験固定具。
(項目11)
容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験する方法であって、
第1の試験台と第2の試験台との間に前記層を固定することであって、少なくとも1つの試験台は、インピーダンス測定回路と電気コネクタとを備え、前記端子は、前記少なくとも1つの試験台の前記電気コネクタと電気的に接触する、ことと、
プロセッサを用いて、前記層の少なくとも1つの接合部の電気インピーダンスを計算することと、
前記試験台から前記層を解放することと
を含む、方法。
(項目12)
前記少なくとも1つの試験台の前記電気コネクタに対する前記層の向きを監視することをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記監視するステップは、
前記層上に配置されている第1の基準の位置を特定することと、
前記試験固定具上に配置されている第2の基準の位置を特定することと、
前記第1の基準と第2の基準との前記位置を比較することと
を含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記第1の基準と第2の基準との前記位置の比較に基づいて、前記層に対する少なくとも1つの試験台の向きを調節することをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記第1の基準と第2の基準との前記位置の比較に基づいて、前記層の前進を制御することをさらに含む、項目13に記載の方法。
(項目16)
前記層の前記少なくとも1つの接合部の前記電気インピーダンスに基づいて、前記層にマークすることをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目17)
前記層の前記少なくとも1つの接合部の前記電気インピーダンスを示すデータをメモリに記憶することをさらに含む、項目11に記載の方法。
(項目18)
前記層の前記接合部は、複数の細長い駆動電極と感知電極とによって画定され、
前記計算するステップは、
(a)前記層の第1の駆動電極を選択することと、
(b)交流電流信号を前記第1の駆動電極に印加することと、
(c)第1の感知電極を選択することと、
(d)前記第1の駆動電極と前記第1の感知電極とによって画定される前記接合部に対応する応答信号を測定することと、
(e)前記応答信号に基づいて、前記接合部の電気インピーダンスを計算することと、
(f)各感知電極が選択されるまで、ステップ(c)から(e)を繰り返すことと、
(g)各駆動電極が選択されるまで、ステップ(a)から(f)を繰り返すことと
を含む、項目11に記載の方法。
(項目19)
容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験台であって、
測定回路およびコネクタであって、前記測定回路は、前記コネクタを介して容量性タッチスクリーン材料の層と電気的に接触するように構成され、前記層は、容量性接合部に結合されている端子を有する、測定回路およびコネクタと、
前記測定回路が前記層と電気的に接触しているとき、前記試験台が前記層の前記容量性接合部に接触しないように、前記試験台と前記層との間に配置されるように構成されているスペーサと
を備えている、試験台。
(項目20)
前記スペーサは、前記コネクタが前記スペーサを通過するように構成されており、前記コネクタは、前記スペーサによって固定され、圧縮下で横方向に変位することを実質的に抑えられている、項目19に記載の試験台。
以下の図面は、限定ではなく、実施例として例証するものである。簡潔性および明確性のために、所与の構造の全ての特徴は、常時、その構造が現れる全ての図において標識されるわけではない。同じ参照番号は、必ずしも、同じ構造を示すわけではない。むしろ、同一参照番号は、同じではない参照番号であり得るものと類似する特徴または類似する機能性を伴う特徴を示すために使用され得る。図は、正確な縮尺で描かれており(別様に注記されない限り)、描写される要素のサイズが、少なくとも図に描写される実施形態のために、互に対して正確であることを意味する。
図1は、本試験固定具の一実施形態の概念的ブロック図である。 図2Aは、層の片側に印刷されたタッチスクリーン材料の片面相互容量性層のタッチスクリーン回路パターンである。図2Bは、層の両側に印刷されたタッチスクリーン材料の両面相互容量性層のタッチスクリーン回路パターンである。 図3は、図2Aおよび2Bのタッチスクリーン材料の相互容量性層を試験するように構成される、本試験固定具の実施形態のインピーダンス測定回路の実施例である。 図4は、タッチスクリーン材料の抵抗性層のタッチスクリーン回路パターンである。 図5は、図4のタッチスクリーン材料の抵抗性層を試験するように構成される、本試験固定具の一実施形態のインピーダンス測定回路の実施例である。 図6は、タッチスクリーン材料の自己容量性層のタッチスクリーン回路パターンである。 図7は、図6のタッチスクリーン材料の自己容量性層を試験するように構成される、本試験固定具の一実施形態のインピーダンス測定回路の実施例である。 図8は、本試験固定具で使用するための試験台の一実施形態の分解図である。 図9Aは、試験台交換を可能にしてタッチスクリーン材料の種々の層を試験するように構成される、本試験固定具の一実施形態である。図9Bは、図9Aの実施形態の底面斜視図である。 図10Aは、流体駆動型締め付けアクチュエータを備えている、本試験固定具の一実施形態である。図10Bは、ねじ型締め付けアクチュエータを備えている、本試験固定具の一実施形態である。 図11Aは、配向アクチュエータを備えている、本試験固定具の一実施形態である。図11Bは、図11Aの実施形態の配向アクチュエータの実施例である。 図12Aおよび12Bは、本試験固定具の一実施形態内でタッチスクリーン材料の層を整列させる1つの方法である。 図13−15は、タッチスクリーン材料の層を試験する本方法のいくつかの実施形態のフローチャートである。 図13−15は、タッチスクリーン材料の層を試験する本方法のいくつかの実施形態のフローチャートである。 図13−15は、タッチスクリーン材料の層を試験する本方法のいくつかの実施形態のフローチャートである。
図1は、本試験固定具の実施形態100の概念的ブロック図である。示される実施形態では、試験固定具100は、タッチスクリーン回路パターン102を伴うタッチスクリーン材料101の相互容量性層を試験するように構成され、回路パターン102は、容量性接合部に結合されている端子を有する。示される実施形態では、試験固定具100は、例えば、矢印106によって示される方向へ、互に対して移動可能である、第1および第2の試験台103、104を備えている。示される実施形態では、少なくとも1つの試験台103、104は、少なくとも1つの電気コネクタ108に結合される(以下でさらに詳細に説明される)インピーダンス測定回路107を備えている。試験固定具100はさらに、少なくとも1つの試験台103、104を他方に対して移動させ、タッチスクリーン材料101の層を固定するように構成されている少なくとも1つの締め付けアクチュエータ109を備えている。示される実施形態では、タッチスクリーン材料101の層は、容量性接合部に結合されている端子を有するタッチスクリーン回路パターン102を備え、試験台103、104は、少なくとも1つの電気コネクタ108が端子と電気的に接触するように、層を固定するように構成される。したがって、インピーダンス測定回路107は、(以下でさらに詳細に説明される)第1の試験台と第2の試験台との間に固定される、タッチスクリーン材料の層の少なくとも1つの容量性接合部の電気インピーダンスを試験するように動作可能である。示される実施形態では、試験固定具100はさらに、電気インピーダンスを計算するようにプログラムされているプロセッサ111を備えている。いくつかの実施形態では、プロセッサ111は、インピーダンス測定回路107内に位置し得るか、またはプロセッサ111は、インピーダンス測定回路の外側にあり、試験固定具100上または内に配置され、例えば、試験台103および/または試験台104上もしくは内に配置され得る。さらに他の実施形態では、プロセッサ111は、本試験固定具を供給されるか、または本試験固定具上に搭載される構成要素ではないが、別個の構成要素である。その使用の文脈によって別様に示されない限り、「プロセッサ」または「該プロセッサ」という用語は、1つ以上のプロセッサを意味し、協働して機能を果たすように構成される、複数のプロセッサを含み得る。示される実施形態では、試験固定具100はさらに、メモリ112を備え、メモリ112は、プロセッサ111および/またはインピーダンス測定回路107から、(例えば、層の容量性接合部が短絡または破損しているかどうかを検出するように)タッチスクリーン材料の層の少なくとも1つの容量性接合部のインピーダンスを示すデータを受信するように構成され得る。メモリ112はまた、タッチスクリーン材料の層上の任意のシリアル番号および/または試験日等の他の情報、ならびに試験固定具に関する情報(例えば、試験実行回数、エラー、および/または同等物)を記憶するように構成され得る。そのような特徴を通して、メモリ112に記憶されたデータは、加えて、(例えば、メモリ112に記憶された任意のエラーコードを読み取ることによって)トラブルシューティングに使用され得る。示される実施形態では、試験固定具100はさらに、例えば、プロセッサ111および/またはインピーダンス測定回路107に結合されるコンピュータならびに/もしくはタッチスクリーンモニタを含み得るユーザインターフェース113を備え得る。ユーザインターフェース113は、試験固定具100のユーザ制御(例えば、試験固定具を起動および停止すること、タッチスクリーン材料101の層の手動試験、および/または同等物)を可能にするとともに、情報(例えば、試験日、層および/または回路パターンシリアル番号、合格、不合格、ならびに/もしくは同等物を含むが、それらに限定されない、タッチスクリーン材料の層に関する試験情報、ならびにハードウェア故障、ソフトウェア故障、および/または同等物等の試験固定具自体の動作に関する情報)をユーザに表示するように構成され得る。ユーザインターフェース113のそのような構成は、試験台および/または試験固定具に接続され、ならびに/もしくはそれを制御し得る(例えば、任意の配向アクチュエータ116(以下で紹介される)、締め付けアクチュエータ109、プロセッサ111、インピーダンス測定回路107等を制御し得る)コンピュータ上の(例えば、ソフトウェアによって提供される)グラフィカルユーザインターフェース(GUI)を通して達成され得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ111は、(例えば、別個のコンピュータを使用することとは対照的に)制御機能のうちの多くまたは全てを果たし、情報をユーザインターフェース113に中継し得る。
また、図1には、出力ローラ114および取り込みローラ115も示されている。試験固定具100は、本試験固定具の多くの実施形態と同様に、出力ローラ114からタッチスクリーン材料101の層を受け取るように構成される。そのような特徴を通して、試験固定具100は、タッチスクリーン材料の層の巻きを解かれた部分を受け取り、層101のタッチスクリーン回路パターン102を試験し、取り込みローラ115に層を渡し、そして、取り込みローラ115は、容易な貯蔵、輸送のために、および/またはタッチスクリーンセンサの以降の製造のためにタッチスクリーン材料の層を再び巻くことができる。これらの実施形態のうちのいくつかでは、プロセッサ111はさらに、ローラ114、115と通信して、試験固定具100を通したタッチスクリーン材料101の層の前進速度を制御するように構成され得る。
ローラ114、115が図1に示されているが、他のタイプの材料取り扱い装置も使用され得ることに留意されたい。例えば、タッチスクリーン材料101は、1つ以上のタッチスクリーン回路パターン102が各シート上に印刷された複数のシートの形態で供給され得、その場合、出力ローラ114は、シート送給装置と置換され、取り込みローラ115は、シート積み重ね装置と置換されるであろう。試験されたタッチスクリーン材料101を取り込みローラ115上に貯蔵するよりもむしろ、試験された材料101は、別のタッチスクリーンアセンブリ装置、例えば、カッタまたはラミネータに供給され得る。
示される実施形態では、試験固定具100はさらに、少なくとも1つの配向アクチュエータ116(以下でさらに詳細に説明される構造および動作)を備え、配向アクチュエータ116は、例えば、試験台103および104が試験のために締め付けアクチュエータ109によって一緒に締め付けられる前に、試験固定具100とタッチスクリーン材料101の層との間の適切な整列を確実にするために、層101に対する横断または回転自由度のうちの少なくとも1つにおいて少なくとも1つの試験台103、104を移動させるように構成される。
図2Aは、タッチスクリーン材料101の片面相互容量性層を形成するように材料のシート上に配置され得る、片面相互容量回路パターン102aである。概して、タッチスクリーン材料のそのような容量性層は、透明な絶縁材料、例えば、PETのシートから成り、シートは、印刷された駆動電極201および感知電極202の行および列を有し、それぞれ、対応する印刷された端子203および204に接続される。容量性接合部206は、行および列電極が互に交差する場所によって画定される。動作中、交流電流(AC)信号が、駆動電極201の各々に反復的に印加される。容量結合により、応答信号が感知電極202内で生成され、それは、例えば、感知端子204から測定され、所与の接合部における容量を決定することができる。物体が相互容量性タッチスクリーンセンサに近づくか、または触れると、物体の近傍の静電場が歪まされ、これは、近くの接合部(例えば、206)における容量の変化として測定され、タッチ場所を決定することができる。図2Bは、タッチスクリーン材料101の両面相互容量性層を形成するように材料のシート上に配置され得る両面相互容量回路パターン102bである。タッチスクリーン回路パターン102bは、電極の一方の組、例えば、駆動電極201aまたは感知電極202aと、対応する端子、例えば、駆動端子203aまたは感知端子204aとが、電極および端子の他方の組から層の反対側に配置されることを主に除いて、102aに実質的に類似する。タッチスクリーン材料のそのような相互容量性層の両面性質により、そのような層は、概して、2枚のシートから構築され、例えば、一方のシートは、駆動電極201aおよび駆動端子203aを含み、他方のシートは、感知電極202aおよび感知端子204aを含み、シートは、(例えば、両面相互容量性タッチスクリーン回路パターン102bを備えている)タッチスクリーン材料の両面相互容量性層を形成するように一緒に接着される。タッチスクリーン材料のそのような相互容量性層に欠陥がある場合、例えば、電極および/または接合部が短絡した場合、破損した場合、ならびに/もしくは過剰に薄く印刷された場合、完成したセンサは、誤ったおよび/または無視されたタッチ入力に悩まされ得る。
図3は、タッチスクリーン回路パターン102を含む、タッチスクリーン材料101の片面相互容量性層を試験するように構成される、本試験固定具の一実施形態のインピーダンス測定回路である。以下でさらに詳細に説明されるように、本試験固定具の実施形態は、種々のタッチスクリーン回路パターン102を備えている、タッチスクリーン材料101の種々のタイプの層を測定するように構成される。したがって、試験台103、104の構成、インピーダンス測定回路107の構成および数、ならびに/または電気コネクタ108の構成および数は、例えば、以下でさらに詳細に説明される、試験固定具のモジュール式試験台103および/または104の除去ならびに交換を通して、タッチスクリーン材料の種々の層の種々のタッチスクリーン回路パターンに適応するように変動し得る。例えば、示される実施形態では、インピーダンス測定回路107aは、タッチスクリーン材料101の相互容量性層の相互容量性タッチスクリーン回路パターン102a内の少なくとも1つの容量性接合部(例えば、接合部206)の電気インピーダンスを試験するように構成され得る。本実施形態では、インピーダンス測定回路107aは、それぞれ、電気コネクタ108a、108bと電気的に通信している回路300a、300bを備えている。しかしながら、タッチスクリーン材料の同一の片面相互容量性層を試験するように構成される、他の実施形態では、電気コネクタ108a、108bは、単一の電気コネクタであり得る。示される実施形態では、回路300aは、例えば、試験台103が層101を固定するために試験台104に対して移動させられるときに、第1のマルチプレクサ301aを、コネクタ108a、したがって、選択的に駆動端子203および対応する駆動電極201と電気的に通信させるように構成される。マルチプレクサ301aは、交流電流(AC)信号発生器303が交流電流信号を個々のアドレス可能な駆動端子203、したがって、駆動電極201に供給するように、例えば、制御ユニット302との電気通信を通して、個々の駆動端子203および層101の対応する駆動電極201を選択するように構成され得る。容量結合を通して、応答信号が、層101の感知電極202内で生成されることができる。示される実施形態では、回路300bは、例えば、試験台103が層を固定するために試験台104に対して移動させられるときに、第2のマルチプレクサ301bを、電気コネクタ108b、したがって、感知端子204およびタッチスクリーン材料の片面相互容量性層の対応する感知電極202と電気的に通信させるように構成される。マルチプレクサ301bは、例えば、制御ユニット302との電気通信を通して、個々の感知端子204および層101の対応する感知電極202を選択するように構成され得る。AC信号を受信する各駆動電極201のための各感知電極202からの応答信号は、アナログ・デジタル変換器(ADC)304を通過させられ、デジタル形態に変換され得、これは、インピーダンス測定回路107a内に示されるプロセッサ111によって受信され得る。他の実施形態では、試験固定具100について上で説明されるように、プロセッサ111は、インピーダンス測定回路の外側に位置し得、さらに他の実施形態では、プロセッサ111は、例えば、制御ユニット302内に位置する、制御ユニット302の一体部分であり得る。示される実施形態では、プロセッサ111は、制御ユニット302と通信して、個々にアドレス可能な駆動および感知電極201、202を選択するように、およびタッチスクリーン材料101の片面相互容量性層の容量性接合部206のうちの少なくとも1つの電気インピーダンスを測定するようにプログラムされる。示される実施形態では、プロセッサ111はさらに、容量性接合部のうちの少なくとも1つの測定された電気インピーダンスに基づいて、インジケータ306を起動するように構成される。インジケータ306は、例えば、ディスプレイ、ライト、および/またはスピーカ、ならびに/もしくは同等物を備え得る。例えば、プロセッサ111は、容量性接合部206のうちの少なくとも1つのインピーダンスが、不具合、例えば、規格外の容量、短絡、破損、および/または同等物を示す場合に、インジケータ306を起動し得る。他の類似実施形態におけるインピーダンス測定回路107は、回路300bおよび/または300aを備え得、他の構成要素、例えば、第1のマルチプレクサ301a、第2のマルチプレクサ301b、AC信号発生器303、ADC304、制御ユニット302、プロセッサ111、および/またはインジケータ306は、インピーダンス測定回路の外側または試験固定具の外側に位置し得る。例えば、片面相互容量性タッチスクリーン回路パターン102bを備えている、タッチスクリーン材料の片面相互容量性層を試験するように構成される試験固定具は、そのような実施形態が2つの試験台(例えば、103および104)を備え、試験固定具が層101の反対側に配置される駆動端子203aおよび感知端子204aの両方と通信し得るように、各試験台が、コネクタ108と、インピーダンス測定回路107とを備えていることを主に除いて、実質的に類似し得る。そのようなインピーダンス測定回路内の構成要素は、上で説明されるインピーダンス測定回路107aと実質的に同じであり得る。
図4は、タッチスクリーン材料101の抵抗性層を備えているように材料のシート上に配置され得る、抵抗性タッチスクリーン回路パターン102cである。概して、タッチスクリーン材料のそのような抵抗性層は、2枚のシートが、小さい実質的に中空の空隙によって分離され、例えば、絶縁材料を含む複数のマイクロドットにおいて一緒に接着されるように、一緒に接着される、例えば、ITOでコーティングされた2枚の実質的に透明な抵抗性シートから構築される。その場合、実質的に中空の空隙は、タッチ入力表面401の境界内に位置する。抵抗性タッチスクリーン回路パターン102cは、例えば、銀インクを使用して印刷される、印刷されたバスバー、すなわち、2本の下部シートバスバー402と、2本の上部シートバスバー403とを備えている、4本ワイヤ設計である。例えば、ITOを使用して印刷されるトレース407を通して、下部シートバスバー402は、下部シート端子404と電気的に通信し、上部シートバスバー403は、上部シート端子406と電気的に通信している。そのような抵抗性タッチスクリーン材料が動作させられるとき、一方向性電圧勾配が、シートのうちの1枚、例えば、下部シート端子404を通して下部シートに印加される。タッチスクリーン材料の抵抗性層が接触されると、シート間の実質的に中空の空隙が閉鎖し、シートが互に接触する。この接触は、第1の座標を決定するための、一方のシートのバスバー、例えば、下部シートバスバー402に沿った電圧、および第2の座標を決定するための、他方のシートのバスバー、例えば、上部シートバスバー403に沿った電圧として測定されることができる。第1および第2の座標は、タッチスクリーン材料の層上のタッチ入力の場所を決定するために使用され得る。層に欠陥がある場合、例えば、タッチスクリーンセンサ製造前に上部および下部シートが電気的に短絡するように製造される場合、誤ったタッチ入力が検出され得る。
ここで図5を参照すると、タッチスクリーン材料のそのような抵抗性層の2枚シート両面構造により、抵抗性タッチスクリーン回路パターン102cを備えているタッチスクリーン材料の抵抗性層を試験するように設計される、本試験固定具の実施形態は、第1および第2の試験台103、104を備え、各試験台は、それぞれ、電気コネクタ108c、108dと、インピーダンス測定回路107b1、107b2とを有する。インピーダンス測定回路107b1は、下部シート端子404または上部シート端子406のいずれか一方と通信するように構成され得、次いで、インピーダンス測定回路107b2は、インピーダンス測定回路107b1と通信していない端子(下部シート端子404または上部シート端子406)と通信するように構成され得る。一例として、インピーダンス測定回路107b1が上部シート端子406と通信するように構成される、インピーダンス測定回路107b1および107b2の詳細な説明が続く。示される実施形態では、インピーダンス測定回路107b1は、電圧源501を、コネクタ108c、したがって、タッチスクリーン回路パターン102cの上部シート端子406と電気的に通信させるように構成される、回路300cを備えている。示される実施形態では、電圧源501は、例えば、制御ユニット302aとの電気通信を通して、電圧を、上部シート端子406を通して上部シートに、トレース407を通して、および上部シートバスバー403に印加するように構成され得る。示される実施形態では、インピーダンス測定回路107b1はさらに、上部シートバスバー403を通した電圧を測定するように構成される、電圧計502aを備え得る。加えて、示される実施形態では、インピーダンス測定回路107b1はさらに、制御ユニット302aおよび電圧計502aと電気的に通信しているプロセッサ111aを備え得、プロセッサ111aは、上部シートバスバー403を通した電気インピーダンスを測定するように構成される。インピーダンス測定回路107b2は、インピーダンス測定回路107b2が、下部シート端子404、したがって、下部シートバスバー402と電気的に通信するように構成され、電圧源を含まないことを主に除いて、構造および動作がインピーダンス測定回路107b1に実質的に類似し得る。タッチスクリーン材料の抵抗性層を試験するように構成される本試験固定具の他の実施形態では、インピーダンス測定回路は、回路、例えば、回路300c、300dのみを備え得、他の構成要素、例えば、電圧源501、電圧計502aおよび502b、制御ユニット302aおよび302b、ならびに/またはプロセッサ111aおよび111bは、例えば、試験台103、104上に配置されるインピーダンス測定回路の外側に位置し、および/または試験固定具の外側に位置し得る。そのような他の実施形態では、制御ユニット302aおよび302bは、1つの制御ユニットを備え得、プロセッサ111aおよび111bは、1つのプロセッサを備え得、プロセッサ111aおよび111bは、制御ユニット302aおよび302bの一体部分を形成し得る。
図6は、タッチスクリーン材料の自己容量性層を備えているように材料101のシート上に配置されることができる、自己容量性タッチスクリーン回路パターン102dである。自己容量性タッチ材料は、図2Bで描写されるものに類似するタッチスクリーン材料の両面自己容量性層を形成するように、2枚の別個のシートを一緒に接着することによって構築されることができ、一方のシートは、印刷された端子と、トレースと、細長い電極の行とを備え、他方のシートは、印刷された端子と、トレースと、細長い電極の列とを備えている。しかしながら、示されるように、自己容量性タッチスクリーン材料はまた、タッチスクリーン材料101の片面自己容量性層を形成するように、例えば、ITOを使用して、シート上に端子601、トレース603、および電極パッド602を印刷することによって、絶縁材料、例えば、PETの単一のシートから構築され得る。動作中、定常状態AC信号が、(その対応する端子601を通して)各電極パッド602に印加される。物体がタッチスクリーン材料に近づけられるか、またはそれに触れると、近くの電極パッド上の容量性負荷が変化する。これらの変化は、これらの電極パッドに印加される電流の変化としてプロセッサによって検出され得、したがって、タッチの場所を示す。タッチスクリーン材料の両面および片面自己容量性層の動作原理は、タッチ材料の両面自己容量性層のタッチ場所が、図6について説明されるように、パッド電極(単一モード方法)よりもむしろ、層の反対側に配置される行および列電極(2モード方法)を通して電流を監視して決定されることを主に除いて、実質的に類似する。タッチスクリーン材料の層に欠陥がある場合(例えば、電極が接地に短絡した場合、破損した場合、および/または同様の場合)、誤ったタッチ入力が検出され得、および/または有効なタッチ入力が無視され得る。
ここで図7を参照すると、回路パターン102dを備えているタッチスクリーン材料の片面自己容量性層を試験するように設計される、本試験固定具の実施形態は、第1および第2の試験台103、104を備え、少なくとも1つの試験台は、電気コネクタ108eと、インピーダンス測定回路107cとを備えている。測定回路107cは、試験台が回路パターン102dを含むタッチスクリーン材料101の片面自己容量性層を固定するために互に対して移動させられるときに、回路300eを通して端子601と通信するように構成される。示される実施形態では、インピーダンス測定回路107cはさらに、AC信号発生器303が各電極パッドを通してAC信号を送信することができるように、例えば、制御ユニット302との電気通信を通して、個々の電極パッド602を選択するように構成されるマルチプレクサ301cを備えている。示される実施形態では、次いで、電流計701が、各電極パッドを通過する電流を測定し得る。加えて、示される実施形態では、測定回路107cはさらに、制御ユニット302および電流計701と電気的に通信しているプロセッサ111を備え、プロセッサ111は、電極パッドの少なくとも1つのインピーダンスを測定するように構成される。回路パターン102bを備えているタッチスクリーン材料の片面自己容量性層を試験するように構成される、他の実施形態では、インピーダンス測定回路は、回路、例えば、300eを備え得、他の構成要素、例えば、マルチプレクサ301c、電流計701、AC信号発生器303、制御ユニット302、および/またはプロセッサ111は、例えば、試験台103ならびに/もしくは104上に配置されるインピーダンス測定回路の外側に、もしくは試験固定具の外側に位置し得る。加えて、他の実施形態では、プロセッサ111は、制御ユニット302の一体部分を形成し得る。(上記で簡潔に説明される)タッチ材料の両面自己容量性層を試験するように構成される本試験固定具の実施形態は、そのような実施形態が、2つの試験台103、104を備え、試験固定具が、タッチ材料101の両面自己容量性層の両側と電気的に通信し得るように、各試験台が、電気コネクタ、例えば、108eと、インピーダンス測定回路、例えば、107cとを有することを主に除いて、図7を参照して説明される実施形態と実質的に類似し得る。
図8は、試験台103または104として使用するために好適な本試験固定具の試験台801である。試験台801は、接触プリント回路基板(PCB)802上に配置される、インピーダンス測定回路、例えば、107a、107b1、107b2、または107cと、タッチスクリーン回路パターン102a、102b、102c、または102dを含む、タッチスクリーン材料101の層と電気的に接触するように構成される電気コネクタ108f(例えば、108a、108b、108c、108d、または108e)とを備えている。示される実施形態では、試験台801はさらに、層101が試験中に試験台の間に固定されているときに、試験台がタッチ入力表面(例えば、回路パターン102aおよび102bの接合部206ならびに206a、回路パターン102cのタッチ入力表面401、または回路パターン102dの電極パッド602)に接触しないように、試験台801と層101との間に配置されるスペーサ803を備えている。試験台、例えば、試験台801が、タッチスクリーン材料101の層と接触させられるとき、本試験固定具の全ての実施形態において要求されるわけではないが、層101のタッチスクリーン回路パターン102との接触を防止することが望ましくあり得る。これは、インピーダンス測定回路が、2つの試験台の間の圧縮によっていくつかのタッチスクリーン回路パターン(例えば、102c)において引き起こされ得る、タッチ入力を測定することを防止することができ、タッチスクリーン回路パターン102への任意の損傷を防止し得る。しかしながら、他の実施形態、具体的には、自己容量性タッチスクリーン回路パターン(例えば、102d)を有するタッチスクリーン材料の自己容量性層を試験するように構成される試験固定具では、試験台のスペーサ(例えば、803)は、層101のタッチスクリーン回路パターン102に接触するように構成される、伝導性材料の平坦なシートを備え得る。そのような特徴を通して、試験中に、タッチスクリーン回路パターン内で生成される信号、例えば、自己容量性信号が、増幅され得、タッチスクリーン材料のそのような自己容量性層の機能試験を促進する。示される実施形態では、試験台801のスペーサ803はさらに、電気コネクタ108fが、例えば、開口804を通して、スペーサを通過するように構成され得、それによって、コネクタ108fが、スペーサによって固定され、開口804の側壁による圧縮下で横方向に変位することを実質的に抑えられる。そのような特徴を通して、スペーサ(例えば、801)を備えている試験台がタッチスクリーン材料の層と接触させられているとき、試験台の電気コネクタは、タッチスクリーン材料の層上の任意のタッチスクリーン回路パターンと通信することができる。加えて、示される実施形態では、電気コネクタ108fは、例えば、Fujipolyから入手可能なSeries 5002 Zebra High Performance Silver Connector、またはZ−Axis Connector Companyから入手可能なZ−Silver Connector等の接触方向に垂直に向けられた伝導性層と非伝導性層との薄い交互エラストマー層から構築される、エラストマーコネクタを備え得る。そのような電気コネクタは、コネクタとタッチスクリーン回路パターンの任意の端子との間の正しい接触場所を必要とすることなく、タッチスクリーン材料101の層上でインピーダンス測定回路(107、107a、107b1、107b2、または107c)とタッチスクリーン回路パターン(102、102a、102b、102c、または102d)との間に所望の接続を行うことが可能であり、例えば、たとえ電気コネクタがわずかにシフトさせられたとしても、薄い伝導性層が回路パターンの任意の端子を試験台のインピーダンス測定回路の任意の回路と正しく接続するであろう。しかしながら、例えば、試験台がタッチスクリーン材料の層と接触させられるときに、電気コネクタ108fの任意の横方向変位を抑えることによって、電気コネクタが試験状態中に実質的に固定されたままであることを確実にするように、そのようなエラストマー電気コネクタを固定することが有利であり得る。示される実施形態では、インピーダンス測定回路を含む、スペーサ803および接点PCB802は、別個の構成要素であり、整列穴806の中のピンの挿入を通して、互に対して整列させられ得る。ねじおよび/または整列穴806とピンとの間の摩擦嵌めは、スペーサ803および接点PCB802が試験中に互に対して移動しないことを確実にし得る。しかしながら、他の実施形態では、接点PCB802は、接点プリント回路基板802とスペーサ803とが試験中に互に対する整列を維持するように、(例えば、留め具、連結特徴、および/または同等物を通して)本開示に説明される機能性を可能にする任意の方法でスペーサ803に結合され得る。加えて、他の実施形態では、スペーサ803は、試験台の一体部分を形成し得る。例えば、接点PCB802およびスペーサ803は、単一の材料片から構築され得る。
本試験固定具の実施例は、上で説明されるタッチスクリーン回路パターンおよび/またはタッチスクリーン材料の層に限定されない。ここで図9Aおよび9Bを参照すると、試験されることができるタッチスクリーン材料の種々の層(タッチスクリーン回路パターン102a、102b、102c、102d、および以降に開発され得るものを含むが、それらに限定されない)を考慮すると、本試験固定具900のいくつかの実施形態は、本質的にモジュール式であるように設計される。示される実施形態では、試験台103aおよび/または104aが試験固定具900から迅速に除去され、かつそれに挿入され得るように、試験台103aおよび104aは、レール901によって試験固定具900にスライド可能かつ解放可能に結合される。他の実施形態では、試験台103a、104aは、連結特徴、スライダ、および/または同等物を含むが、それらに限定されない、本開示で説明される機能性を可能にする任意の手段を通して、試験固定具に解放可能に結合され得る。加えて、解放可能動作が、潤滑、ブッシング、玉軸受、および/または同等物を通して促進され得る。そのような特徴を通して、本試験固定具のこれらの実施形態は、上で説明されるように、対応する電気コネクタおよび/またはインピーダンス測定回路を伴う適切な試験台を挿入することによって、任意のタッチスクリーン回路パターン(例えば、102)を試験するように構成され得る。示される実施形態では、図9Bを参照すると、試験固定具900はさらに、試験固定具に挿入された試験台をしっかりと解放可能に掛止し、試験固定具内の試験台の適切な整列を確実にするように構成される、ラッチ機構902を備えている。示される実施形態では、ラッチ機構902は、試験固定具の中へ試験台を解放可能に固定するように構成される、ばね負荷迅速解放ピンを備えている。例えば、試験台が試験固定具に挿入されるとき、迅速解放ピンは、タッチスクリーン材料101の層を試験するために好適な場所で試験固定具に対して試験台を保持するように、戻り止め906(例えば、陥凹領域、穴、および/または同等物)の中へ前方に移動し得る。さらなる実施例に関して、試験台が交換されるか、または別様に試験固定具から除去されるとき、迅速解放ピンは、試験固定具からの試験台の除去を可能にするように(例えば、それぞれの戻り止め906からピンを後退させるように、迅速解放ピンのばね張力に対して引くことによって)解放され得る。他の実施形態では、試験台は、試験台および/または試験固定具上に配置されることができる、留め具(例えば、つまみねじ904)、連結特徴、ラッチ、および/または同等物等の異なるならびに/もしくは追加のラッチ機構によって、解放可能に固定され、および/またはさらに固定され得る。加えて、示されるように、取り外し可能な試験台(例えば、103aおよび/または104a)は、試験台の除去および試験固定具の中への挿入をさらに促進するように、ハンドル903を含み得る。そのような特徴を通して、ユーザは、例えば、任意のラッチ機構902を解放し、ハンドル903を引っ張り、レール901によって試験固定具から試験台をスライドさせることによって、試験固定具から試験台を除去し、レール901によって試験固定具に異なる試験台を挿入し、(例えば、ラッチ機構902を通して)試験固定具の中へ試験台を解放可能に固定し、さらに、例えば、つまみねじ904を用いて、試験台を試験固定具に固定することができる。いくつかの実施形態では、レール901、ラッチ機構902、ハンドル903、つまみねじ904、および/または同等物は、試験固定具の構成要素であり、試験台は、例えば、接点PCBおよび任意のスペーサを備えている試験台を試験固定具上に配置されるスライドアウトトレイに留めることによって、それぞれ、試験台の設置および除去中に、そのような構成要素に搭載されるか、または取り外され得る。
概して、図1を参照して上で説明されるように、本試験固定具のいくつかの実施形態は、他方の試験台に対して少なくとも1つの試験台103、104を移動させ、第1および第2の試験台103、104の間でタッチスクリーン材料101の層(例えば、回路パターン102aを備えている相互容量性層タッチスクリーン材料)を固定し、および試験台103、104の少なくとも1つの電気コネクタ108を層の任意の端子と電気的に接触させるように構成される少なくとも1つの締め付けアクチュエータ109を備えている。図10Aおよび10Bは、好適な締め付けアクチュエータの非限定的実施例を提供する。図10Aは、流体駆動型締め付けアクチュエータ109aを伴う本試験固定具の実施形態1000である。示される実施形態では、流体駆動型締め付けアクチュエータ109aは、流体ライン1001によって供給される流体圧力を通して、試験台104bに対して試験台103bを移動させ、作業流体として液体を用いて液圧式、または作業流体として空気を用いて空気圧式であり得る。示される実施形態では、流体駆動型締め付けアクチュエータ109aはさらに、試験台の電気コネクタとタッチスクリーン材料の層の任意の端子との間の十分な接触を確実にしながら、試験中にタッチスクリーン材料101の層に過度の圧力をかけることを回避するために、試験台移動を制御するためにプロセッサ(例えば、111)と通信するように構成される。図10Bは、ねじ型締め付けアクチュエータ109bを備えている本試験固定具の別の実施形態1007を描写する。示される実施形態では、ねじ型締め付けアクチュエータ109bは、矢印1002によって示される方向へのねじ1003の回転を通して、試験台104cに対して試験台103cを移動させる。回転は、ハンドル1004の回転を通して手動で、またはねじ1003に結合された、例えば、従来の歯車、ウォーム歯車、もしくは同等物を通して結合されたモータ(図示せず)の作動を通して達成され得る。示される実施形態では、試験固定具1007はさらに、試験台103cと104cとの間で達成可能な最小距離を設定するように構成される、深度停止部1006を備えている。深度停止部1006は、ねじ1003がある調節可能点を過ぎて旋回することを防止し得る。他の実施形態では、そのような深度制御は、試験固定具内の試験台場所を示すデータを捕捉するように構成される、試験台および/または試験固定具上に配置される位置センサを用いた、締め付けアクチュエータ109、109a、109bのプロセッサ(例えば、111)制御を通して行われ得る。さらに他の実施形態では、アクチュエータ109は、試験台の間でタッチスクリーン材料の層を固定するために、互に対して少なくとも1つの試験台を移動させることが可能である、本開示で説明される機能性を可能にする任意のアクチュエータ、例えば、ばねアクチュエータ、電気アクチュエータ、磁気アクチュエータ等を備え得る。
図11Aは、タッチスクリーン材料101の層に対する横断(実質的に垂直な軸1102および/または1103)または(回転軸1104の周囲の)回転自由度のうちの少なくとも1つにおいて、試験台のうちの少なくとも1つ、例えば、試験台104dを移動させるように構成される少なくとも1つの配向アクチュエータ116を備えている本試験固定具の実施形態1100である。図11Bは、好適な配向アクチュエータ116aの実施例を描写する。示される実施形態では、配向アクチュエータ116aは、所望の変位(例えば、軸1102、1103に沿った方向に、および/または回転軸1104の周囲の回転)を得るように、単独で、ならびに/もしくは一緒に作用し得る複数の線形アクチュエータ(116a1、116a2、および116a3)を備えている。例えば、軸1102に沿った純粋な平行移動変位は、線形アクチュエータ116a1および116a2の同時かつ同等の変位によって達成され得、軸1103に沿った純粋な平行移動は、線形アクチュエータ116a3のみの変位を通して達成され得、回転軸1104の周囲の純粋な回転変位は、線形アクチュエータ116a1および116a2の同時かつ同等の反対変位を通して達成され得る。任意の他の所望の変位が、単独で、または任意の組み合わせで、上記の線形アクチュエータ変位を通して達成され得る。示される実施形態では、試験固定具1100は、例えば、ねじおよび/または他の留め具を用いて、配向アクチュエータ116aのベースプレート1105に搭載され、ベースプレート1105が移動すると、試験固定具1100の試験台が対応する様式で移動する。示される実施形態では、試験固定具1100はさらに、試験固定具1100に対するタッチスクリーン材料101の層の向きを示すデータを捕捉するように構成されている少なくとも1つのセンサ1106を備えている。示される実施形態では、向きデータは、タッチスクリーン材料101の層上に配置される少なくとも1つの基準、および試験固定具上に配置される少なくとも1つの基準、例えば、印刷されたマーク、くぼみ等の場所を捕捉するセンサ1106、例えば、カメラまたは複数のカメラによって撮影された画像を含む。示される実施形態では、センサ1106は、試験台が層と接触させられているときに、層が、層上に配置される任意のタッチスクリーン回路パターン上の任意の端子が試験台の電気コネクタと接触させられるような場所にあるように、配向アクチュエータ116aを制御し、タッチスクリーン材料の層が向けられることを確実にするために、プロセッサ(例えば、111)と通信し得る。試験固定具のための基準は、仮想基準であり得、撮像デバイス(例えば、カメラ)が試験固定具に対して実質的に固定された位置を有することにも留意されたい。次いで、プロセッサ111は、配向アクチュエータ116を制御するために、層101から撮像される基準の位置を、その基準の所望の仮想位置と比較するであろう。
図12Aおよび12Bは、そのような特徴の動作の例を提供する。1201は、試験固定具上の電気コネクタ108およびスペーサ803に対する、タッチスクリーン回路パターン、例えば、示されるような自己容量性タッチスクリーン回路パターン102dを備えている、タッチスクリーン材料101の層の向きを示す、少なくとも1つのセンサ1106によって捕捉されるデータの視覚表現である。例えば、電気コネクタ108およびスペーサ803に対するデータ1201およびデータ1202の向きによって示されるような、試験固定具に対する少なくとも1つのセンサ1106の場所が、試験固定具の較正を通してメモリ112に記憶され得るか、もしくは、向きが、試験台および/または試験固定具上に配置される基準の位置付けを通して決定され得る。タッチスクリーン材料101の層はさらに、層上に配置される少なくとも1つの基準1203を備えている。任意の端子601または他のタッチスクリーン回路パターン特徴(例えば、電極パッド602)に対する基準1203の場所は、試験に先立ってメモリ112に記憶されることができる。例えば、そのような情報は、層から測定され、層の製造業者によって提供され、および/または製造設定において回路パターンプリンタから試験固定具に渡され得る。プロセッサ111は、データ1201を受信し、例えば、タッチスクリーン回路パターン102dの特徴に対する基準1203の相対的場所、およびデータ1201に対する試験固定具の相対的場所を通して、試験台を試験中のタッチスクリーン回路パターンと整列させるために必要とされる変位を決定し得る。
限定ではなく一例として提供される、好適な基準位置付けアルゴリズムの場所の説明が続く。本試験固定具および/または方法のいくつかの実施形態では、データ1201は、例えば、カメラによって得られる画像を含み得る。いくつかの視覚ベースの基準位置付けアルゴリズムは、画像内の高コントラストの領域を特定することによって稼働する。基準を特定するためのそのような視覚ベースのアルゴリズムを使用する実施形態では、プロセッサ111は、例えば、実質的により明るい、または実質的により暗い、周囲ピクセルと実質的に異なるコントラストを有する選択されたピクセルを特定するために、データ1201内のピクセルを反復的にスキャンし得る。これらの実施形態では、プロセッサ111は、第1に、および/または加えて、画像内の変化するコントラストの領域を強めるように、画像をグレースケールおよび/または白黒に変換し得る。次いで、プロセッサ111は、画像内の選択されたピクセルの場所を決定し、例えば、選択されたピクセルによって画定される形状を、試験に先立ってメモリに記憶され得る、予期される基準の形状と比較することによって、選択されたピクセルが基準を示すデータを画定するかどうかを決定し得る。これらの実施形態では、試験固定具はさらに、タッチスクリーン材料の層を照射して、層上の任意の基準の輝度を増加させるように構成される光源を備え得る。試験固定具および/または試験台は、基準位置付けをさらに促進するように、光吸収材料で塗装され、コーティングされ、またはそれから構築され得る。しかしながら、本試験固定具は、試験台および/または試験固定具に対するタッチスクリーン材料の層の場所を決定する能力を有する限り、本開示で説明される機能性を可能にする、任意の基準位置付けハードウェア、ソフトウェア、方法、および/またはアルゴリズムを備え得る。加えて、本試験固定具は、任意の数、配置、サイズ、形状の基準、例えば、十字、三角形、正方形、多角形、円形等の基準を用いて、タッチスクリーン材料101の層を試験するように構成されることができる。
図12Aおよび12Bで描写される例では、必要変位は、軸1102および1103に沿った負の方向にあり、かつ回転軸1104の周囲の正の回転である。次いで、プロセッサ111は、これらの必要変位を、変位を達成することができる配向アクチュエータ116に伝達することができる。1202は、是正変位後の層の向きを示す、少なくとも1つのセンサ1106によって捕捉されるデータの視覚表現である。示されるように、電気コネクタ108およびスペーサ803は、試験のために端子601および電極パッド602と適切に整列している。整列が初期調節後に適切ではない場合、プロセッサ111は、適切な整列が得られるまで上記のステップを繰り返し、および/または、例えば、ユーザインターフェース113にエラーコードを報告することができる。他の実施形態では、タッチスクリーン回路パターンの任意の端子は、プロセッサ111が(例えば、少なくとも1つのセンサによって捕捉されるデータ内で)端子を直接認識し、したがって、基準1203の必要性を除去することができるように、(例えば、反射材料から、および/または認識可能形状を伴って)印刷され得る。
図13−15は、タッチスクリーン材料の層を試験する本方法のいくつかの実施形態1300のフローチャートである。ステップ1301は、本方法のいくつかの実施形態に存在するステップを説明する。図14で詳細に示されるステップ1301では、試験台の電気コネクタに対するタッチスクリーン材料の層の向きが、例えば、センサ1106を用いて監視され得る。一実施形態では、ステップ1302において、タッチスクリーン材料101の層は、層101内のタッチスクリーン回路パターン(例えば、102a、102b、102c、または102d)の端子が試験台の電気コネクタ(例えば、108a、108b、108c、108d、108e、108f)と接触するように、アクチュエータ109を用いて互に対して試験台103および/または104を移動させることによって、試験台103、104の間に固定される。ステップ1303において、タッチスクリーン回路パターンの特徴の電気インピーダンスが、上で説明されるように、プロセッサ111および測定回路107a、107b1、107b2、または107cの使用を通して計算され得る。本方法のいくつかの実施形態では、(図15でさらに詳細に示される)ステップ1303においてタッチスクリーン回路パターン特徴の電気インピーダンスを決定した後、次いで、タッチスクリーン材料101の層は、測定されたインピーダンスに対応してマークされ得る1304。いくつかの実施形態では、このマークすることは、層を物理的にマークすること(例えば、レーザでエッチングすること、またはプリンタで印刷すること)を含む。他の実施形態では、マークすることは、仮想であり得(例えば、タッチスクリーン回路パターン特徴の測定されたインピーダンスを示すデータが、メモリ112に記憶され、インジケータ(例えば、306)を通して通信され、またはユーザインターフェース(例えば、113)上に表示される)、製造設定におけるさらなる構成要素に通信され得る。例えば、データは、欠陥があるタッチスクリーン回路パターンを伴うタッチスクリーン材料の層の区分を廃棄するように構成される、カッタに渡され得る。しかしながら、他の実施形態では、マークすることは、本開示で説明される機能性を可能にする任意の方法で達成され得る。ステップ1305において、次いで、タッチスクリーン材料の層は、(例えば、互に対して試験台103および/または104を移動させ、層を試験固定具に供給する任意のローラを起動することによって)試験固定具から解放される。
図14は、例えば、電気コネクタ、試験台、および/または試験固定具に対するタッチスクリーン材料101の層の向きを監視するように、本試験固定具の一実施形態内のタッチスクリーン材料の層を整列させる本方法の一実施形態を示すステップ1301のより詳細なフローチャートである。示される実施形態では、監視することは、層上の任意の基準および試験固定具上の任意の基準を特定すること(1301a)と、例えば、センサ1106と通信しているプロセッサ111を用いて、基準の場所を比較すること(1301b)と、(例えば、ローラ上に配置される場合)層の前進および/または配向アクチュエータ116の制御を通して、層に対して試験台を整列させること(1301c)とを含み得る。
図15は、タッチスクリーン材料の層の回路パターン特徴のインピーダンスを試験する本方法の一実施形態を示すステップ1301のより詳細なフローチャーである。方法1303は、容量性接合部に結合された端子を伴うタッチスクリーン回路パターン102を有するタッチスクリーン材料101の層を試験する本方法の非限定的実施例を表す。第1の駆動電極が、(例えば、制御ユニット302と通信しているマルチプレクサ301aを用いて)選択され得る(1303a)。次に、AC信号が、(例えば、AC信号発生器303を通して)第1の駆動電極に印加され得る(1303b)。1303cにおいて、第1の感知電極が、(例えば、制御ユニット302と通信しているマルチプレクサ301bを用いて)選択され得る。次いで、感知電極と駆動電極とによって画定される接合部に対応する、容量結合を通して生成される、各感知電極を用いた応答信号が、(例えば、プロセッサ111および/または制御ユニット302と通信しているADC304を用いて)測定され得る(1303d)。応答信号を用いて、接合部のインピーダンスが、(例えば、プロセッサ111によって)計算され得る(1303e)。次いで、ステップ1303cから1303eは、マルチプレクサ301bを用いて個々にアドレス可能な感知電極を選択することによって、各感知電極1303fに対して繰り返される。最終的に、ステップ1303aから1303fは、各駆動電極に対して繰り返され得(1303g)、したがって、タッチスクリーン材料の相互容量性層の相互容量性タッチスクリーン回路パターン(例えば、102aまたは102b)における各容量性接合部のインピーダンスを決定する。
前述の明細書および実施例は、例証的実施形態の構造ならびに使用の完全な説明を提供する。ある実施形態が、ある程度詳細に、または1つ以上の個々の実施形態を参照して、前述されたが、当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、開示される実施形態に多数の改変を行い得る。したがって、本方法およびシステムの種々の例証的実施形態は、開示される特定の形態に限定されることを意図するものではない。むしろ、それらは、請求項の範囲内にある全ての修正および代替を含み、示されるもの以外の実施形態は、描写される実施形態の特徴の一部または全部を含み得る。例えば、要素は、省略される、または一体型構造として組み合わせられ得、および/または接続は、代用され得る。さらに、必要に応じて、前述される実施例のいずれかの側面は、説明される他の実施例のいずれかの側面と組み合わせられ、同等または異なる特性および/または機能を有し、同一または異なる問題に対処する、さらなる実施例を形成し得る。同様に、前述の利益および利点は、一実施形態に関し得る、またはいくつかの実施形態に関し得ることを理解されたい。
手段を加えた、またはステップを加えた機能制限が、それぞれ、「〜する手段」または「〜するステップ」という語句を使用する所与の請求項において明示的に記載されない限り、請求項は、そのような制限を含むことを意図しておらず、かつ含むと解釈されるべきではない。

Claims (16)

  1. 複数の容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験固定具であって、前記試験固定具は、
    互いに対して移動可能である第1の試験台および第2の試験台であって、少なくとも1つの試験台は、少なくとも1つの電気コネクタに結合されているインピーダンス測定回路を含む、第1の試験台および第2の試験台と、
    少なくとも1つの試験台を他方の試験台に対して移動させ、容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を前記第1の試験台と前記第2の試験台との間に固定し、前記少なくとも1つの電気コネクタを前記端子と電気的に接触させるように構成されている少なくとも1つの締め付けアクチュエータと
    を備え、
    前記インピーダンス測定回路は、前記層が前記試験台の間に固定されているとき、前記複数の容量性接合部のうちの少なくとも1つの容量性接合部の電気インピーダンスを試験するように動作可能であり、
    前記第1の試験台および前記第2の試験台のうちの少なくとも1つの試験台は、前記層が前記第1の試験台と前記第2の試験台との間に固定されているとき、前記複数の容量性接合部との接触を防止するように構成されているスペーサを備えている、試験固定具。
  2. 前記インピーダンス測定回路は、インピーダンスを決定するようにプログラムされているプロセッサを備えている、請求項1に記載の試験固定具。
  3. 前記層に対して横断自由度または回転自由度のうちの少なくとも1つにおいて少なくとも1つの試験台を移動させるように構成されている少なくとも1つの配向アクチュエータをさらに備えている、請求項1に記載の試験固定具。
  4. 前記スペーサは、開口をさらに備え、前記開口は、前記層が前記試験台の間に固定されているとき、電気コネクタを固定し、前記電気コネクタが横方向に変位することを実質的に抑えるように構成されている、請求項1に記載の試験固定具。
  5. 複数の容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験固定具であって、前記試験固定具は、
    互いに対して移動可能である第1の試験台および第2の試験台であって、少なくとも1つの試験台は、少なくとも1つの電気コネクタに結合されているインピーダンス測定回路を含む、第1の試験台および第2の試験台と、
    少なくとも1つの試験台を他方の試験台に対して移動させ、容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を前記第1の試験台と前記第2の試験台との間に固定し、前記少なくとも1つの電気コネクタを前記端子と電気的に接触させるように構成されている少なくとも1つの締め付けアクチュエータと
    を備え、
    前記インピーダンス測定回路は、前記層が前記試験台の間に固定されているとき、前記複数の容量性接合部のうちの少なくとも1つの容量性接合部の電気インピーダンスを試験するように動作可能であり、
    前記第1の試験台および前記第2の試験台のうちの少なくとも1つの試験台は、伝導性材料を含むスペーサを備え、前記スペーサは、前記層が前記第1の試験台と前記第2の試験台との間に固定されているとき、前記複数の容量性接合部に接触するように構成されている、試験固定具。
  6. 前記少なくとも1つの電気コネクタは、エラストマー電気コネクタを備えている、請求項1に記載の試験固定具。
  7. 前記試験固定具に対する前記層の向きを示すデータを捕捉することと、前記少なくとも1つの配向アクチュエータを制御して前記試験固定具を前記層と整列させることとを行うように構成されている少なくとも1つのセンサをさらに備えている、請求項3に記載の試験固定具。
  8. 前記少なくとも1つのセンサは、カメラを備えている、請求項7に記載の試験固定具。
  9. 少なくとも1つの試験台の除去および交換を可能にするように構成されている装置と、
    前記試験固定具内に前記少なくとも1つの試験台を解放可能に固定するように構成されている少なくとも1つのラッチと
    を備えている、請求項1に記載の試験固定具。
  10. 複数の容量性接合部に結合されている端子を有する容量性タッチスクリーン材料の層を試験する方法であって、
    第1の試験台と第2の試験台との間に前記層を固定することであって、少なくとも1つの試験台は、インピーダンス測定回路と電気コネクタとを備え、前記端子は、前記少なくとも1つの試験台の前記電気コネクタと電気的に接触し、前記第1の試験台および前記第2の試験台のうちの少なくとも1つの試験台は、前記層が前記第1の試験台と前記第2の試験台との間に固定されているとき、前記複数の容量性接合部との接触を防止するように構成されているスペーサを備えている、ことと、
    プロセッサを用いて、前記複数の容量性接合部のうちの少なくとも1つの容量性接合部の電気インピーダンスを計算することと、
    前記試験台から前記層を解放することと
    を含む、方法。
  11. 前記少なくとも1つの試験台の前記電気コネクタに対する前記層の向きを監視することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記複数の容量性接合部のうちの前記少なくとも1つの容量性接合部の前記電気インピーダンスに基づいて、前記層にマークすることをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記複数の容量性接合部のうちの前記少なくとも1つの容量性接合部の前記電気インピーダンスを示すデータをメモリに記憶することをさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 前記複数の容量性接合部は、複数の細長い駆動電極と感知電極とによって画定され、
    前記計算するステップは、
    (a)前記層の第1の駆動電極を選択することと、
    (b)交流電流信号を前記第1の駆動電極に印加することと、
    (c)第1の感知電極を選択することと、
    (d)前記複数の容量性接合部のうちの前記少なくとも1つの容量性接合部に対応する応答信号を測定することであって、前記複数の容量性接合部のうちの前記少なくとも1つの容量性接合部は、前記第1の駆動電極と前記第1の感知電極とによって画定される、ことと、
    (e)前記応答信号に基づいて、前記複数の容量性接合部のうちの前記少なくとも1つの容量性接合部の電気インピーダンスを計算することと、
    (f)各感知電極が選択されるまで、ステップ(c)から(e)を繰り返すことと、
    (g)各駆動電極が選択されるまで、ステップ(a)から(f)を繰り返すことと
    を含む、請求項10に記載の方法。
  15. 容量性タッチスクリーン材料の層を試験するための試験台であって、
    測定回路およびコネクタであって、前記測定回路は、前記コネクタを介して容量性タッチスクリーン材料の層と電気的に接触するように構成され、前記層は、容量性接合部に結合されている端子を有する、測定回路およびコネクタと、
    前記測定回路が前記層と電気的に接触しているとき、前記試験台が前記層の前記容量性接合部に接触しないように、前記試験台と前記層との間に配置されるように構成されているスペーサと
    を備えている、試験台。
  16. 前記スペーサは、前記コネクタが前記スペーサを通過するように構成されており、前記コネクタは、前記スペーサによって固定され、圧縮下で横方向に変位することを実質的に抑えられている、請求項15に記載の試験台。
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