JPH05127807A - タツチ座標入力装置 - Google Patents
タツチ座標入力装置Info
- Publication number
- JPH05127807A JPH05127807A JP28696991A JP28696991A JPH05127807A JP H05127807 A JPH05127807 A JP H05127807A JP 28696991 A JP28696991 A JP 28696991A JP 28696991 A JP28696991 A JP 28696991A JP H05127807 A JPH05127807 A JP H05127807A
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- JP
- Japan
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- touch panel
- touch
- input device
- impedance
- coordinate input
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 静電容量方式のタッチ座標入力装置におい
て、タッチパネルの導電層に損傷がある場合、これを検
出して、もし損傷があるときは、それ以後の走査は停止
し、座標の演算・入力をなさず、誤入力の虞をなくする
改良に関する。 【構成】 長方形状のタッチパネル素子を相互に絶縁し
て並置したタッチパネルと、このタッチパネル素子のそ
れぞれを順次導通状態にするタッチパネル走査手段と、
タッチパネル素子のそれぞれの導通期間に測定方向を切
り替える測定方向切替手段と、この測定方向切替手段が
測定方向を切り替える度にタッチパネル素子のそれぞれ
のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段
と、このインピーダンス測定手段が動作する度にタッチ
パネル素子に損傷があるか否かを判定するタッチパネル
損傷有無判定手段とを含むタッチ座標入力装置である。
て、タッチパネルの導電層に損傷がある場合、これを検
出して、もし損傷があるときは、それ以後の走査は停止
し、座標の演算・入力をなさず、誤入力の虞をなくする
改良に関する。 【構成】 長方形状のタッチパネル素子を相互に絶縁し
て並置したタッチパネルと、このタッチパネル素子のそ
れぞれを順次導通状態にするタッチパネル走査手段と、
タッチパネル素子のそれぞれの導通期間に測定方向を切
り替える測定方向切替手段と、この測定方向切替手段が
測定方向を切り替える度にタッチパネル素子のそれぞれ
のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段
と、このインピーダンス測定手段が動作する度にタッチ
パネル素子に損傷があるか否かを判定するタッチパネル
損傷有無判定手段とを含むタッチ座標入力装置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチ座標入力装置の
改良に関する。特に、静電容量方式のタッチ座標入力装
置において、タッチパネルの導電層に損傷がある場合、
これを検出することを可能にする改良に関する。
改良に関する。特に、静電容量方式のタッチ座標入力装
置において、タッチパネルの導電層に損傷がある場合、
これを検出することを可能にする改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】静電容量方式のタッチ座標入力装置の従
来技術に係る１例を、図面を参照して略述する。
来技術に係る１例を、図面を参照して略述する。
【０００３】図５参照 図において、１はタッチパネルであり、ガラス基板上に
透明抵抗膜と絶縁層とが積層されており、上下左右の各
辺にそって座標検出電極群 211・ 221・ 231・241が並
置されており、各群に含まれる電極は、それぞれ、アナ
ログスイッチ21・22・23・24によって、並列接続されて
いる。そして、各アナログスイッチ21・22・23・24は、
測定方向切替回路３を介して、インピーダンス測定回路
４と座標演算回路５とに接続されている。
透明抵抗膜と絶縁層とが積層されており、上下左右の各
辺にそって座標検出電極群 211・ 221・ 231・241が並
置されており、各群に含まれる電極は、それぞれ、アナ
ログスイッチ21・22・23・24によって、並列接続されて
いる。そして、各アナログスイッチ21・22・23・24は、
測定方向切替回路３を介して、インピーダンス測定回路
４と座標演算回路５とに接続されている。
【０００４】次に、静電容量方式のタッチ座標入力装置
の動作原理について、図面を参照して略述する。 図６参照 タッチパネル１は、上記のとおり、単一の抵抗であり、
座標検出電極群 211・221・ 231・ 241の各群は並列接
続されているから、タッチパネル１の任意の点に指を接
触させてＸ軸方向のアナログスイッチ21・22またはＹ軸
方向のアナログスイッチ23・24を投入すると、等価回路
は図６に示すとおりとなる。図において、Ｒs1は一方の
アナログスイッチを含む回路の抵抗であり、Ｒ1 は一方
のアナログスイッチからタッチ点までの抵抗であり、
（Ｒ−Ｒ1 ）はタッチ点から他方のアナログスイッチま
での抵抗（Ｒはタッチパネルの抵抗）であり、Ｒs2は他
方のアナログスイッチを含む回路の抵抗であり、Ｃは人
体の静電容量である。タッチする点が変化すると、上記
の抵抗Ｒ1 と（Ｒ−Ｒ1 ）とが変化するから、このイン
ピーダンスの変化を利用して、タッチされている点の位
置の座標を演算することができる。
の動作原理について、図面を参照して略述する。 図６参照 タッチパネル１は、上記のとおり、単一の抵抗であり、
座標検出電極群 211・221・ 231・ 241の各群は並列接
続されているから、タッチパネル１の任意の点に指を接
触させてＸ軸方向のアナログスイッチ21・22またはＹ軸
方向のアナログスイッチ23・24を投入すると、等価回路
は図６に示すとおりとなる。図において、Ｒs1は一方の
アナログスイッチを含む回路の抵抗であり、Ｒ1 は一方
のアナログスイッチからタッチ点までの抵抗であり、
（Ｒ−Ｒ1 ）はタッチ点から他方のアナログスイッチま
での抵抗（Ｒはタッチパネルの抵抗）であり、Ｒs2は他
方のアナログスイッチを含む回路の抵抗であり、Ｃは人
体の静電容量である。タッチする点が変化すると、上記
の抵抗Ｒ1 と（Ｒ−Ｒ1 ）とが変化するから、このイン
ピーダンスの変化を利用して、タッチされている点の位
置の座標を演算することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、タッチパネ
ルの表面に損傷があってその点の抵抗が通常の値より大
きくなっていると、座標検出用の電流経路はこの損傷部
を迂回して形成されるのでこの損傷近辺の抵抗が過大に
なり座標演算手段が誤った演算をし、種々な不具合を発
生する。例えばタッチ座標入力装置が乗車券発券機等に
使用されていれば、乗車区間や乗車期間の誤った乗車券
が発行されることになり、また、タッチ座標入力装置が
キャッシュディスペンサに使用されていると、誤った暗
証番号等が入力されることになり、誤った入力が繰り返
されると、安全保持上の目的をもってキャッシュカード
を破壊方式とされている場合は、正当な理由なくキャッ
シュカードが破壊される結果になり、看過できない欠点
となる。
ルの表面に損傷があってその点の抵抗が通常の値より大
きくなっていると、座標検出用の電流経路はこの損傷部
を迂回して形成されるのでこの損傷近辺の抵抗が過大に
なり座標演算手段が誤った演算をし、種々な不具合を発
生する。例えばタッチ座標入力装置が乗車券発券機等に
使用されていれば、乗車区間や乗車期間の誤った乗車券
が発行されることになり、また、タッチ座標入力装置が
キャッシュディスペンサに使用されていると、誤った暗
証番号等が入力されることになり、誤った入力が繰り返
されると、安全保持上の目的をもってキャッシュカード
を破壊方式とされている場合は、正当な理由なくキャッ
シュカードが破壊される結果になり、看過できない欠点
となる。
【０００６】本発明の目的は、このような欠点を解消す
ることにあり、タッチパネルの表面に損傷がある場合、
これを自動的に検知しうるタッチ座標入力装置を提供す
ることにある。
ることにあり、タッチパネルの表面に損傷がある場合、
これを自動的に検知しうるタッチ座標入力装置を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、長方形状
をなし両端に電極（11ａ）（11ｂ）を有するタッチパネ
ル素子（11）が相互に絶縁して並置されているタッチパ
ネル（１）と、前記のタッチパネル素子（11）のそれぞ
れを順次導通状態にするタッチパネル走査手段（６ａ）
（６ｂ）と、前記のタッチパネル素子（11）のそれぞれ
の導通期間に測定方向を切り替える測定方向切替手段
（３）と、この測定方向切替手段（３）が測定方向を切
り替える度に前記のタッチパネル素子（11）のそれぞれ
のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段
（４）と、このインピーダンス測定手段（４）が動作す
る度にタッチパネル素子（11）に損傷があるか否かを判
定するタッチパネル損傷有無判定手段（７）とを含むタ
ッチ座標入力装置によって達成される。
をなし両端に電極（11ａ）（11ｂ）を有するタッチパネ
ル素子（11）が相互に絶縁して並置されているタッチパ
ネル（１）と、前記のタッチパネル素子（11）のそれぞ
れを順次導通状態にするタッチパネル走査手段（６ａ）
（６ｂ）と、前記のタッチパネル素子（11）のそれぞれ
の導通期間に測定方向を切り替える測定方向切替手段
（３）と、この測定方向切替手段（３）が測定方向を切
り替える度に前記のタッチパネル素子（11）のそれぞれ
のインピーダンスを測定するインピーダンス測定手段
（４）と、このインピーダンス測定手段（４）が動作す
る度にタッチパネル素子（11）に損傷があるか否かを判
定するタッチパネル損傷有無判定手段（７）とを含むタ
ッチ座標入力装置によって達成される。
【０００８】
【作用】本発明に係るタッチ座標入力装置は、タッチパ
ネル１が、相互に絶縁して並置される長方形状のタッチ
パネル素子11の集合体をもって構成されており、これら
のタッチパネル素子11のそれぞれについて順次インピー
ダンス測定をすることにされているので、タッチパネル
素子11の損傷は容易に発見され、そのときは座標の演算
・入力を停止することゝされており、誤入力のおそれは
ない。
ネル１が、相互に絶縁して並置される長方形状のタッチ
パネル素子11の集合体をもって構成されており、これら
のタッチパネル素子11のそれぞれについて順次インピー
ダンス測定をすることにされているので、タッチパネル
素子11の損傷は容易に発見され、そのときは座標の演算
・入力を停止することゝされており、誤入力のおそれは
ない。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の１実施例に
係るタッチ座標入力装置について、さらに説明する。
係るタッチ座標入力装置について、さらに説明する。
【００１０】図１参照 図において、１はタッチパネルであり、ガラス基板上に
透明抵抗膜と絶縁層とが積層されている長方形板状体の
両端に電極11ａ・11ｂが設けられているタッチパネル素
子11の複数を相互に絶縁して並置して構成される。
透明抵抗膜と絶縁層とが積層されている長方形板状体の
両端に電極11ａ・11ｂが設けられているタッチパネル素
子11の複数を相互に絶縁して並置して構成される。
【００１１】６ａ・６ｂはタッチパネル走査手段であ
り、一般にマルチプレクサよりなり、タッチパネル素子
11のそれぞれを順次導通状態にする。３は、タッチパネ
ル素子11のそれぞれの導通期間に、測定方向を、左から
右に向かう方向と右から左に向かう方向とに切り替える
測定方向切替手段である。
り、一般にマルチプレクサよりなり、タッチパネル素子
11のそれぞれを順次導通状態にする。３は、タッチパネ
ル素子11のそれぞれの導通期間に、測定方向を、左から
右に向かう方向と右から左に向かう方向とに切り替える
測定方向切替手段である。
【００１２】４は、タッチパネル素子11のそれぞれの導
通期間に、それぞれの測定方向に対し、そのタッチパネ
ル素子11のインピーダンスを測定するインピーダンス測
定手段である。
通期間に、それぞれの測定方向に対し、そのタッチパネ
ル素子11のインピーダンスを測定するインピーダンス測
定手段である。
【００１３】71は、タッチパネル素子11のインピーダン
スがこの値以上であるとき、タッチパネル損傷有無判定
手段７が損傷と判定する損傷判定しきい値設定手段であ
り、72は、タッチパネル損傷有無判定手段７が、タッチ
パネル素子11が損傷していると判定したとき、警報を発
生し、それ以後の走査を停止する警報発生手段である。
スがこの値以上であるとき、タッチパネル損傷有無判定
手段７が損傷と判定する損傷判定しきい値設定手段であ
り、72は、タッチパネル損傷有無判定手段７が、タッチ
パネル素子11が損傷していると判定したとき、警報を発
生し、それ以後の走査を停止する警報発生手段である。
【００１４】73は、タッチパネル素子11のインピーダン
スがこの値以下であるとき、使用者の指がタッチパネル
素子11にタッチしたと判定するタッチ判定しきい値設定
手段である。
スがこの値以下であるとき、使用者の指がタッチパネル
素子11にタッチしたと判定するタッチ判定しきい値設定
手段である。
【００１５】５は、タッチ判定しきい値設定手段73が、
使用者の指がタッチパネル素子11にタッチしていると判
定している期間に、上記のインピーダンス測定手段４が
測定したインピーダンスにもとづいて、使用者の指がタ
ッチパネル素子11にタッチしている位置（タッチパネル
素子11上の位置）の座標を演算する座標演算手段であ
り、10は、座標演算手段５が演算した座標を出力する座
標出力手段である。
使用者の指がタッチパネル素子11にタッチしていると判
定している期間に、上記のインピーダンス測定手段４が
測定したインピーダンスにもとづいて、使用者の指がタ
ッチパネル素子11にタッチしている位置（タッチパネル
素子11上の位置）の座標を演算する座標演算手段であ
り、10は、座標演算手段５が演算した座標を出力する座
標出力手段である。
【００１６】８は、上記の制御動作を実行する制御手段
であり、一般にマイクロコンピュータであり、９は、各
種データを記憶する記憶手段である。
であり、一般にマイクロコンピュータであり、９は、各
種データを記憶する記憶手段である。
【００１７】なお、タッチパネル素子11が健全であると
き、使用者がタッチパネル素子11にタッチしていない状
態におけるインピーダンスは、図２にＡをもって示す値
であり、タッチパネル素子11が健全であるとき、使用者
がタッチパネル素子11にタッチしている状態におけるイ
ンピーダンスは、図２にＢをもって示す値であり、タッ
チパネル素子11の導電層が損傷している等、タッチパネ
ル素子11の抵抗が予期しない程増大している状態におけ
るインピーダンスは、図２にＣをもって示す値であり、
損傷判定しきい値を図２にＤをもって示す値としてお
き、タッチ判定しきい値を図２にＥをもって示す値とし
ておけば、上記のタッチパネル損傷有無判定手段７をも
って、タッチパネル素子11の損傷（導電層の損傷等抵抗
の増大）を容易に判定することができ、また、上記の座
標演算手段５をもって、使用者がタッチパネル素子11に
タッチしているか否かを容易に判定することができる。
き、使用者がタッチパネル素子11にタッチしていない状
態におけるインピーダンスは、図２にＡをもって示す値
であり、タッチパネル素子11が健全であるとき、使用者
がタッチパネル素子11にタッチしている状態におけるイ
ンピーダンスは、図２にＢをもって示す値であり、タッ
チパネル素子11の導電層が損傷している等、タッチパネ
ル素子11の抵抗が予期しない程増大している状態におけ
るインピーダンスは、図２にＣをもって示す値であり、
損傷判定しきい値を図２にＤをもって示す値としてお
き、タッチ判定しきい値を図２にＥをもって示す値とし
ておけば、上記のタッチパネル損傷有無判定手段７をも
って、タッチパネル素子11の損傷（導電層の損傷等抵抗
の増大）を容易に判定することができ、また、上記の座
標演算手段５をもって、使用者がタッチパネル素子11に
タッチしているか否かを容易に判定することができる。
【００１８】次に、上記したタッチパネル損傷有無判定
工程を、フローチャートを参照して説明する。 図３〜図４参照 ａ．タッチパネル走査手段６ａ・６ｂを第１行のタッチ
パネル素子11に設定する。
工程を、フローチャートを参照して説明する。 図３〜図４参照 ａ．タッチパネル走査手段６ａ・６ｂを第１行のタッチ
パネル素子11に設定する。
【００１９】ｂ．測定方向切替手段３を左から右に向か
う方向に選択する。 ｃ．インピーダンス測定工程を実行する。 ｄ．測定されたデータ（第１行のタッチパネル素子11の
左から右に向かう方向のインピーダンス）を記憶手段９
に記憶する。
う方向に選択する。 ｃ．インピーダンス測定工程を実行する。 ｄ．測定されたデータ（第１行のタッチパネル素子11の
左から右に向かう方向のインピーダンス）を記憶手段９
に記憶する。
【００２０】ｅ．測定方向切替手段３を右から左に向か
う方向に選択する。 ｆ．インピーダンス測定工程を実行する。 ｇ．測定されたデータ（第１行のタッチパネル素子11の
右から左に向かう方向のインピーダンス）を記憶手段９
に記憶する。
う方向に選択する。 ｆ．インピーダンス測定工程を実行する。 ｇ．測定されたデータ（第１行のタッチパネル素子11の
右から左に向かう方向のインピーダンス）を記憶手段９
に記憶する。
【００２１】ｈ．タッチパネル損傷有無判定手段７を動
作させて、第１行のタッチパネル素子11に損傷があるか
ないかを判定する。 ｉ．もし、損傷があったら、警報発生手段72を動作させ
て、警報を発生させ、それ以後の走査を停止し、座標演
算・出力動作は実行しない。
作させて、第１行のタッチパネル素子11に損傷があるか
ないかを判定する。 ｉ．もし、損傷があったら、警報発生手段72を動作させ
て、警報を発生させ、それ以後の走査を停止し、座標演
算・出力動作は実行しない。
【００２２】ｊ．もし、損傷がなく、第１行のタッチパ
ネル素子11が健全であれば、座標演算手段５が、使用者
の指が第１行のタッチパネル素子11にタッチしているか
否かを判定し、タッチしていれば、座標演算を実行し、
その結果を、座標出力手段10をもって出力し、タッチパ
ネル走査手段６ａ・６ｂを第２行のタッチパネル素子11
に移動する。
ネル素子11が健全であれば、座標演算手段５が、使用者
の指が第１行のタッチパネル素子11にタッチしているか
否かを判定し、タッチしていれば、座標演算を実行し、
その結果を、座標出力手段10をもって出力し、タッチパ
ネル走査手段６ａ・６ｂを第２行のタッチパネル素子11
に移動する。
【００２３】ｋ．第１行のタッチパネル素子11が健全で
あっても、座標演算手段５が、使用者の指が第１行のタ
ッチパネル素子11にタッチしていないと判定したとき
は、タッチパネル走査手段６ａ・６ｂを第２行のタッチ
パネル素子11に移動する。
あっても、座標演算手段５が、使用者の指が第１行のタ
ッチパネル素子11にタッチしていないと判定したとき
は、タッチパネル走査手段６ａ・６ｂを第２行のタッチ
パネル素子11に移動する。
【００２４】ｌ．このようにして、すべてのタッチパネ
ル素子11を走査する。
ル素子11を走査する。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るタッ
チ座標入力装置においては、タッチパネルが相互に絶縁
して並置される長方形状のタッチパネル素子の集合体を
もって構成されており、これらのタッチパネル素子のそ
れぞれについて順次インピーダンス測定をすることにさ
れているので、タッチパネル素子の損傷（抵抗の増大）
は容易に発見される。そして、もし、タッチパネル素子
のいづれかに損傷があるときは、それ以後の走査は停止
され、座標の演算・入力はなされないことゝされている
ので、誤入力のおそれはない。
チ座標入力装置においては、タッチパネルが相互に絶縁
して並置される長方形状のタッチパネル素子の集合体を
もって構成されており、これらのタッチパネル素子のそ
れぞれについて順次インピーダンス測定をすることにさ
れているので、タッチパネル素子の損傷（抵抗の増大）
は容易に発見される。そして、もし、タッチパネル素子
のいづれかに損傷があるときは、それ以後の走査は停止
され、座標の演算・入力はなされないことゝされている
ので、誤入力のおそれはない。
【図１】本発明の１実施例に係るタッチ座標入力装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図２】タッチパネル素子が健全であり、使用者がタッ
チしていないときのインピーダンスと、タッチパネル素
子が健全であり、使用者がタッチしているときのインピ
ーダンスと、タッチパネル素子が損傷しているときのイ
ンピーダンスと、損傷判定しきい値を示すインピーダン
スと、タッチ判定しきい値を示すインピーダンスとを示
すグラフである。
チしていないときのインピーダンスと、タッチパネル素
子が健全であり、使用者がタッチしているときのインピ
ーダンスと、タッチパネル素子が損傷しているときのイ
ンピーダンスと、損傷判定しきい値を示すインピーダン
スと、タッチ判定しきい値を示すインピーダンスとを示
すグラフである。
【図３】本発明の１実施例に係るタッチ座標入力装置の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図４】本発明の１実施例に係るタッチ座標入力装置の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図５】静電容量方式のタッチ座標入力装置の基本構成
図である。
図である。
【図６】静電容量方式のタッチ座標入力装置のタッチパ
ネルの等価回路である。
ネルの等価回路である。
１ タッチパネル 11 タッチパネル素子 11ａ・11ｂ 電極 21・22・23・24 座標検出用アナログスイッチ（従来
技術） 211 ・221 ・231 ・241 座標検出電極（従来技術） ３ 測定方向切替手段 ４ インピーダンス測定手段 ５ 座標演算手段 ６ａ・６ｂ タッチパネル走査手段（マルチプレク
サ） ７ タッチパネル損傷有無判定手段 71 損傷判定しきい値設定手段 72 警報発生手段 73 タッチ判定しきい値設定手段 ８ 制御手段（マイクロコンピュータ） ９ 記憶手段 10 座標出力手段
技術） 211 ・221 ・231 ・241 座標検出電極（従来技術） ３ 測定方向切替手段 ４ インピーダンス測定手段 ５ 座標演算手段 ６ａ・６ｂ タッチパネル走査手段（マルチプレク
サ） ７ タッチパネル損傷有無判定手段 71 損傷判定しきい値設定手段 72 警報発生手段 73 タッチ判定しきい値設定手段 ８ 制御手段（マイクロコンピュータ） ９ 記憶手段 10 座標出力手段
Claims (1)
- 【請求項１】 長方形状をなし両端に電極（11ａ）（11
ｂ）を有するタッチパネル素子（11）の複数が相互に絶
縁して並置されてなるタッチパネル（１）と、 前記タッチパネル素子（11）のそれぞれを順次導通状態
にするタッチパネル走査手段（６ａ）（６ｂ）と、 前記タッチパネル素子（11）のそれぞれの導通期間に測
定方向を切り替える測定方向切替手段（３）と、 該測定方向切替手段（３）が測定方向を切り替える度に
前記タッチパネル素子（11）のそれぞれのインピーダン
スを測定するインピーダンス測定手段（４）と、 該インピーダンス測定手段（４）が動作する度に前記タ
ッチパネル素子（11）に損傷があるか否かを判定するタ
ッチパネル損傷有無判定手段（７）とを含むことを特徴
とするタッチ座標入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28696991A JPH05127807A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | タツチ座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28696991A JPH05127807A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | タツチ座標入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05127807A true JPH05127807A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17711305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28696991A Withdrawn JPH05127807A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | タツチ座標入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05127807A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9410907B2 (en) * | 2013-12-19 | 2016-08-09 | Clarus Vision, Inc. | Methods and apparatuses for testing capacitive touch screen films |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP28696991A patent/JPH05127807A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9410907B2 (en) * | 2013-12-19 | 2016-08-09 | Clarus Vision, Inc. | Methods and apparatuses for testing capacitive touch screen films |
| JP2017503186A (ja) * | 2013-12-19 | 2017-01-26 | クラルス ビジョン， インコーポレイテッド | 容量性タッチスクリーンフィルムを試験する方法および装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |